JP2000033348A - 部品洗浄装置 - Google Patents

部品洗浄装置

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JP2000033348A
JP2000033348A JP10203671A JP20367198A JP2000033348A JP 2000033348 A JP2000033348 A JP 2000033348A JP 10203671 A JP10203671 A JP 10203671A JP 20367198 A JP20367198 A JP 20367198A JP 2000033348 A JP2000033348 A JP 2000033348A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気洗浄と溶剤再生を簡単な構造で効率良く
行う。 【解決手段】 洗浄溶剤を加熱・蒸発させる蒸留釜2
と、蒸留釜に第1連通管15を介して連通接続された洗
浄槽4と、使用済み洗浄溶剤を蒸留釜に供給する供給手
段と、洗浄槽に第2連通管27を介して連通接続された
エゼクタ23と、溶剤蒸気を凝縮液化する凝縮液化装置
13,20,22,21とを備え、エゼクタにより洗浄
槽内を減圧するとともに、洗浄槽を経由して蒸留釜内を
減圧して、蒸留釜内を減圧した状態で洗浄溶剤を加熱・
蒸発させ、蒸留釜内と洗浄槽内との間で発生する圧力差
により、洗浄溶剤の蒸気を洗浄槽内に供給して被洗浄物
を蒸気洗浄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油脂系の汚れ等が
付着した機械部品やメッキ部品等を洗浄する部品洗浄装
置に係り、詳しくは、部品を洗浄した後の洗浄溶剤を再
生使用する機能を備えた部品洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属製機械部品、メッキ部品、電子部品
等の各種部品には、その製造工程や組立工程等におい
て、切削油等の工作油脂、フラックス、塵埃等をはじめ
として様々な汚れが付着する。このような汚れを付着し
た機械部品や電子部品を清浄するには、従来、例えば炭
化水素系、塩素系等の金属洗浄溶剤を使用して、被洗浄
物を洗浄溶剤に浸漬して超音波による振動を与えて洗浄
する浸漬洗浄工程を行ない、次に、被洗浄物に洗浄溶剤
を噴射して洗浄するシャワー洗浄工程を行なって、最後
に、洗浄溶剤の蒸気を噴霧して洗浄を行う蒸気洗浄工程
を行なうことにより除去している。
【0003】そして、洗浄に使用した洗浄溶剤には被洗
浄物に付着していた各種汚れが混入するが、これらの汚
れ成分は洗浄装置に設けてあるフィルタ等を通しただけ
では除去しきない。このため、従来は、汚れた洗浄溶剤
はそのまま廃棄することも少なくなかったが、省資源お
よび環境保護の観点から洗浄溶剤の使用量の低減および
再生利用が求められており、実際、再生装置により再生
して使用することも行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、洗浄の
最終工程である蒸気洗浄においては、洗浄溶剤を蒸留釜
で加熱・蒸発し、発生した蒸気を連通管等で洗浄槽内に
供給して蒸気洗浄を行っていたため、洗浄溶剤の蒸気を
洗浄槽内に無駄なく拡散できず、効率よく蒸気を被洗浄
物の表面に付着させられないという問題点があった。そ
して、洗浄槽内を減圧して洗浄溶剤の上記を導入しよと
すると、真空ポンプが別途必要になるので、洗浄装置全
体の構造が複雑になり、また、大型化してしまうという
新たな問題が生じる。
【0005】また、機械部品や電子部品の洗浄は、比較
的多量の洗浄溶剤を使用するため効率よく再生すること
ができないという問題が生じている。このため、洗浄具
合の向上や洗浄コストの低減を図る上で、使用した溶剤
を高い精度でかつ効率よく再生することができる部品洗
浄装置の開発が望まれていた。
【0006】そこで、本発明は、蒸気洗浄における洗浄
効率を向上するとともに、機械部品等の洗浄に使用した
洗浄溶剤を効率よく再生利用できる部品洗浄装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、請求項1記載のものは、加熱機構によ
り洗浄溶剤を加熱・蒸発させる蒸留釜と、この蒸留釜に
第1連通管を介して連通接続され、洗浄溶剤の蒸気によ
り被洗浄物を洗浄する洗浄槽と、この洗浄槽における洗
浄後の汚れ成分を含む洗浄溶剤を前記蒸留釜に供給する
供給手段と、前記洗浄槽に第2連通管を介して連通接続
された真空発生装置と、蒸留釜で蒸発させた洗浄溶剤の
蒸気を凝縮液化する凝縮液化装置と、を備えた部品洗浄
装置であって、前記真空発生装置により洗浄槽内を減圧
するとともに、該洗浄槽を経由して蒸留釜内を減圧し
て、蒸留釜内を減圧した状態で前記汚れ成分を含む洗浄
溶剤を加熱・蒸発させ、蒸留釜内と洗浄槽内との間で発
生する圧力差により、前記洗浄溶剤の蒸気を洗浄槽内に
供給して被洗浄物を蒸気洗浄することを特徴とする部品
洗浄装置である。
【0008】請求項2に記載のものは、蒸留釜からの洗
浄溶剤蒸気を凝縮液化して循環させる循環系の途中に設
けたエゼクタを真空発生装置とし、このエゼクタの吸引
口に第1連通管および第2連通管を連通して減圧系を形
成し、この減圧系を、第2連通管を含んでエゼクタの吸
引口と直接連通して蒸留釜内を減圧する第1減圧路と、
第1連通管を含んで洗浄槽内を経由してから蒸留釜内を
減圧する第2減圧路とに区分し、蒸留釜で発生した洗浄
溶剤の蒸気が通る流路を上記第1減圧路と第2減圧路と
のいずれかに切り換える切換手段を設けたことを特徴と
する請求項1記載の部品洗浄装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係る部品洗浄装
置1の構成を示す図である。
【0010】蒸留釜2は、耐熱・耐圧性を有する概略円
筒形状であり、加熱機構として、本実施形態では蒸留釜
2の下部を収納する状態で、電気ヒータを熱源とする蒸
留釜オイル加熱ユニット3が設けられている。この蒸留
釜オイル加熱ユニット3は、熱源として電気ヒータを備
えており、この電気ヒータにより加熱媒体としての耐熱
オイルを加熱し、この加熱オイルを介して蒸留釜2を加
熱することことにより蒸留釜2内の金属洗浄溶剤(非水
系溶剤)(以下、洗浄溶剤という。)を加熱して蒸発す
る。なお、上記洗浄溶剤として、本実施形態では後述す
る洗浄槽4で使用して各種汚れ成分を含む洗浄溶剤を供
給する。
【0011】洗浄溶剤としては、炭化水素系溶剤(パラ
フィン、ナフテン)、塩素系溶剤(トリクロロエチレ
ン、テトラクロロエチレン)、臭素系溶剤(ノルマルプ
ロピルブロマイド)、フッ素系溶剤(HFC、HFE、
HCFC)等が挙げられるが、環境保護の観点から炭化
水素系が好ましい。なお、沸点を低下させるために蒸留
釜2内を減圧するが、この度合は、処理対象の洗浄溶剤
の蒸気圧曲線に基づいて、適宜設定するものとする。
【0012】上述した蒸留釜2の下方側部には、溶剤注
入口が形成されており、この溶剤注入口には、洗浄槽4
の底部に一端を接続した溶剤パイプ5の他端を接続し、
この溶剤パイプ5を介して洗浄槽4で使用した洗浄溶剤
を蒸留釜2内に供給できるように構成してある。そし
て、上記溶剤パイプ5の途中には、溶剤導出バルブ6、
溶剤供給ポンプ7、レベルレギュレータ8、および溶剤
注入バルブ9を設け、予め設定した所定の時期に適量の
使用済み洗浄溶剤を洗浄槽4内から蒸留釜2内に供給で
きるようにしてある。したがって、本実施形態では、上
記した溶剤パイプ5、溶剤供給ポンプ7、レベルレギュ
レータ8、溶剤注入バルブ9、溶剤導出バルブ6が、洗
浄槽4内の汚れ成分を含む洗浄溶剤を蒸留釜2に供給す
る供給手段を構成し、溶剤導出バルブ6と溶剤注入バル
ブ9を開いた状態でポンプ7を作動すると、洗浄槽4内
の底部に溜っている使用済み洗浄溶剤を蒸留釜2内に供
給することができる。なお、供給手段のバルブおよび溶
剤供給ポンプ7は、制御装置(図示せず。)により制御
されており、ここからの信号に基づいて作動する。
【0013】また、蒸留釜2の上部には蒸気出口10が
形成されており、この蒸気出口10には、途中から分岐
した蒸気パイプの基端を接続する。蒸気パイプの分岐し
た一方は蒸留溶剤コンデンサ13を介して真空発生装置
に連通接続し、他方は第1〜第4蒸気導入バルブ14a
〜14dを介して洗浄槽4の第1〜第4蒸気導入口に連
通接続し、蒸気出口10と第1〜第4蒸気導入バルブ1
4a〜14dを介して第1〜第4蒸気導入口に連通する
部分が本発明における第1連通管15として機能する。
そして、この蒸気パイプの分岐部分と洗浄槽4との間に
は、蒸留釜2内と洗浄槽4側との間の連通状態を制御す
る第1切換用バルブ16を設け、この第1切換用バルブ
16が本発明の切換バルブの一部を構成する。
【0014】また、分岐部分とコンデンサ13との間に
は、蒸留釜2内と真空発生装置側との間の連通状態を制
御する第2切換用バルブ17を設け、この第2切換用バ
ルブ17よりも真空発生装置側の途中に、蒸気を凝縮液
化する凝縮液化装置として前記蒸留溶剤コンデンサ13
を設け、蒸留溶剤コンデンサ13の内部を蛇行あるいは
螺旋状に通過した出口側の蒸気パイプを真空発生装置に
接続する。
【0015】真空発生装置は、本実施形態では、蒸留釜
2内を減圧して蒸発を促進するとともに、蒸発した洗浄
溶剤の蒸気を蒸留溶剤コンデンサ13に引き込む機能を
果たすばかりでなく、洗浄槽4内を減圧する機能を果た
すものであり、循環タンク20の上部に設けた循環入口
側と下部に設けた循環出口側を接続する溶剤循環路21
の途中に、溶剤循環ポンプ22とエゼクタ23とを設け
ることにより構成されており、エゼクタ23の吸引口2
4が蒸留溶剤コンデンサ13からの前記蒸気パイプに接
続している。
【0016】なお、エゼクタ23は、流路の断面積が次
第に小さくなったノズル部を有し、このノズル部の途中
に吸引口24が開口している。従って、溶剤循環ポンプ
22から圧送された溶剤がエゼクタ23を通過すると、
ノズル部を通過する際に流速が急激に増加するとともに
圧力が低下し、これによりノズル部に負圧が発生し、こ
の負圧により吸引口24に接続した各部を減圧すること
ができる。すなわち、前記第1切換用バルブ16を閉じ
て第2切換用バルブ17を開いた状態で溶剤循環ポンプ
22を作動すると、蒸留釜2内を減圧することができ
る。
【0017】また、エゼクタ23の吸引口24に接続し
た蒸気パイプの途中(本実施形態では蒸留溶剤コンデン
サ13の下流側)に分岐部を設け、この分岐部から分岐
した分岐路の端部を洗浄槽4の減圧口25に連通接続
し、この減圧口25の近くの途中に減圧口開閉バルブ2
6を設け、この分岐路を本発明の第2連通管27として
機能させている。
【0018】したがって、第1切換用バルブ16を閉じ
て第2切換用バルブ17を開くと、蒸留釜2の内部とエ
ゼクタ23の吸引口24とが連通し、この状態で溶剤循
環ポンプ22を作動すると、エゼクタ23内に生じた負
圧により蒸留釜2の内部を減圧して所定の減圧状態とす
ることができる。また、第1切換用バルブ16を開いて
第2切換用バルブ17を閉じるとともに、第1連通管1
5の第1〜第4蒸気導入バルブ14a〜14d及び減圧
口開閉バルブ26を開くと、洗浄槽4の内部を経由して
蒸留釜2の内部とエゼクタ23の吸引口24とが連通
し、これによりエゼクタ23内に生じた負圧により洗浄
槽4の内部を減圧し、この洗浄槽4を経由して蒸留釜2
の内部を減圧することができる。
【0019】この様に、第1切換用バルブ16、第2切
換用バルブ17、第1〜第4蒸気導入バルブ14a〜1
4d及び減圧口開閉バルブ26を途中に設けた蒸気パイ
プに洗浄槽4を介在させて、エゼクタ23(真空発生装
置)により蒸留釜2内を減圧する減圧系が構成される。
そして、直接的にエゼクタ23を蒸留釜2内と連通状態
にする最短の経路、すなわち第2連通管27を含んでエ
ゼクタ23の吸引口24と直接連通して蒸留釜2内を減
圧する流路が第1減圧路として機能し、洗浄槽4内を経
由して間接的にエゼクタ23を蒸留釜2内と連通状態に
する経路、すなわち第1連通管15を含んで洗浄槽4内
を経由してから蒸留釜2内を減圧する流路が第2減圧路
としての機能する。また、第1切換用バルブ16、第2
切換用バルブ17、第1〜第4蒸気導入バルブ14a〜
14d及び減圧口開閉バルブ26が第1減圧路または第
2減圧路に切り換える切換手段として機能する。
【0020】なお、本願明細書におけるエゼクタ23と
は、上記したように流路面積が次第に小さくなるように
設定したノズル部と、流路断面積が次第に大きくなるよ
うに設定したディフューザと、ノズル部の途中に開口し
た吸引口24とから主として構成されるものであり、駆
動流がノズル部を通過する際に発生する負圧により、2
次流を吸引口24から引き込むものである。
【0021】エゼクタ23は、駆動流の圧力よりも低い
圧力にある多量の気体または液体を輸送するものであ
る。この実施の形態では、上述した第1切換用バルブ1
6、第2切換用バルブ17、第1〜第4蒸気導入バルブ
14a〜14d及び減圧口開閉バルブ26からなる切換
手段を選択的に切り換えることにより、2次流として、
直接的に蒸留釜2内の気体を吸引することで、蒸留釜2
の内部を所定の減圧状態とし、あるいは洗浄槽4内を経
由して間接的に蒸留釜2内の気体を吸引することで、洗
浄槽4の内部及び蒸留釜2の内部を減圧状態としてい
る。
【0022】このように、エゼクタ23は、従来の真空
発生装置のように可動部を必要としない。このため、エ
ゼクタ23を用いて蒸留釜2の内部、または、洗浄槽4
の内部及び蒸留釜2の内部を減圧状態とすることによっ
て、従来の真空発生装置のように油脂等が再生溶剤中に
混入することがない。従って、精留度の向上を図ること
が可能となる。また、エゼクタ23は、洗浄溶剤の蒸気
を凝縮液化する凝縮液化装置を構成している循環タンク
20の溶剤循環路21中に設置しているため、別途エゼ
クタ23を作動させるための循環系等を設置する必要も
なく、装置の簡略化及び装置コストの削減等を図ること
ができる。さらにエゼクタ23は機械的な可動部分がな
いので、メンテナンスが簡単であり、摩耗等により吸引
能力が低下するおそれもなく、優れた耐久性が得られ
る。
【0023】上述したような減圧状態の蒸留釜2内で洗
浄溶剤が加熱されるので、洗浄溶剤は沸点が低下し、こ
れにより、汚れ成分を蒸留釜2内に残して、容易に蒸気
化する。蒸留釜2内で加熱されて蒸気化した洗浄溶剤、
すなわち溶剤ガスは、蒸気パイプを通って直接的に、或
は洗浄槽4内を経由して間接的に真空発生装置に吸引さ
れる。
【0024】従って、第1切換用バルブ16を開いて第
2切換用バルブ17を閉じるとともに、第1〜第4蒸気
導入バルブ14a〜14d及び減圧口開閉バルブ26を
開いて、洗浄槽4の内部を経由して蒸留釜2の内部とエ
ゼクタ23の吸引口24とを連通させると、エゼクタ2
3の吸引作用により蒸留釜2内の溶剤ガスが洗浄槽4内
に吸引(供給)され、洗浄槽4内の被洗浄物が蒸気洗浄
される。なお、洗浄槽4内における蒸気洗浄については
後で詳述する。
【0025】また、第1切換用バルブ16を閉じて第2
切換用バルブ17を開いて、蒸留釜2の内部とエゼクタ
23の吸引口24とを連通させると、蒸留溶剤コンデン
サ13で凝縮液化された留出液、すなわち再生溶剤は、
液化しなかった溶剤蒸気と共にエゼクタ23の吸引作用
により吸引され、吸引口24から溶剤循環路21内の循
環溶剤流に合流する。合流した再生溶剤は、エゼクタ2
3の下流側に配設された循環タンク20に流入し、ま
た、溶剤蒸気は循環溶剤流に熱を奪われて液化して循環
タンク20に流入する。この様に、循環タンク20、溶
剤循環路21、溶剤循環ポンプ22は、洗浄溶剤の蒸気
を凝縮液化する凝縮液化装置として機能する。
【0026】なお、蒸留釜2の下部には廃液排出口が形
成され、この廃液排出口は廃液パイプ30を介してドレ
ンタンク31に接続されている。したがって、蒸留釜2
内に汚れ成分等の蒸留残留物(廃液)が溜った場合に
は、廃液パイプ30の途中に設けた廃液バルブ32を開
いて蒸留釜2内の廃液をドレインタンク31内に排出す
ることができる。
【0027】循環タンク20は、再生された洗浄溶剤を
一時的に貯蔵する貯液タンクの役割も有している。ま
た、循環タンク20は、溶剤ガスコンデンサ33に連通
接続されており、液化されなかった溶剤蒸気や空気ある
いは再生溶剤を、溶剤ガスコンデンサ33に導出する。
溶剤ガスコンデンサ33は、排気バッファタンク34及
び溶剤バッファタンク35と連通接続されており、循環
タンク20から導入した再生溶剤及び溶剤ガス等を冷却
するとともに、液化した再生溶剤を溶剤バッファタンク
35に供給し、また空気や最終的に液化しなかった溶剤
蒸気(排気ガス)を排気バッファタンク34に送出す
る。
【0028】排気バッファタンク34は、容積を変動す
ることにより排気ガスを一時的に貯蔵したり供給するタ
ンクである。本実施形態では、溶剤ガスコンデンサ33
からの排気ガスにより容積を増し、また、洗浄槽4が減
圧された状態でガス吸入バルブ36を開くと、貯蔵して
いた排気ガスを洗浄槽4内に供給することができ、これ
により洗浄槽4内を大気圧に戻すことができる。したが
って、洗浄後の被洗浄物を取り出す際に、外気を導入し
て洗浄槽4内を大気圧に戻す場合に比較して、排気バッ
ファタンク34内に一時的に排気ガスを貯蔵しておき、
この排気ガスを洗浄槽4内に供給すると、外気を導入し
た場合と同様に扉を容易に開閉できるばかりでなく、大
気中に放出する排気ガスの量を大幅に減少することがで
きるので、環境保護を図る上で好ましい。
【0029】一方、溶剤バッファタンク35の下方側部
には再生溶剤導出口が形成されており、この再生溶剤導
出口は、再生溶剤供給パイプ40を介して洗浄槽4に連
通接続されている。そして、再生溶剤供給パイプ40の
途中に、溶剤バッファタンク35に貯蔵されている再生
溶剤を洗浄槽4に供給する再生溶剤供給ポンプ41と、
この再生溶剤供給ポンプ41に再生溶剤を導出する再生
溶剤導出バルブ42とが設けられている。
【0030】次に、洗浄槽4について説明する。洗浄槽
4は、熱容量が大きい肉厚・材質からなる気密性耐圧容
器である。この洗浄槽4内の下部には、コイル状あるい
は蛇行状の熱交換流路が配設され、洗浄槽オイル加熱ユ
ニット43によって加熱された加熱媒体(耐熱オイル)
を、熱交換流路の途中に設けられた加熱媒体循環ポンプ
44によって循環することにより、洗浄槽4内に供給さ
れた洗浄溶剤を加熱するとともに、洗浄槽4自体の温度
を高めて、供給された溶剤蒸気が洗浄槽4の内面に接触
して液化されることを抑制している。
【0031】そして、洗浄槽4の内部には、被洗浄物で
ある部品を入れた洗浄カゴ45を載せる洗浄カゴ載置部
46を設けるとともに、この洗浄カゴ載置部46を昇降
して被洗浄物を洗浄カゴ45ごと洗浄溶剤中に浸漬させ
るために昇降機構(図示せず)を設け、洗浄カゴ45に
向けてノズル47を複数設け、これらのノズル47から
洗浄カゴ45内の被洗浄物に洗浄溶剤を噴射してシャワ
ー洗浄できるように構成してある。
【0032】また、洗浄槽4の上部には、前記第1〜第
4蒸気導入口が形成されており、また一方の側部には、
第1,第2シャワー用溶剤導入口及び浸漬用溶剤導入口
が形成されている。第1〜第4蒸気導入口は、それぞれ
第1〜第4蒸気導入バルブ14a〜14dを途中に設け
た蒸気パイプ(第1連通管15)を介して蒸留釜2と連
通接続されている。また、第1,第2シャワー用溶剤導
入口及び浸漬用溶剤導入口は、第1,第2シャワー用溶
剤導入バルブ及び浸漬用溶剤導入バルブを途中に備えた
再生溶剤供給パイプ40を介して溶剤バッファタンク3
5と連通接続されている。
【0033】洗浄槽4の他方の側部には、ガス吸入口、
減圧口25が形成されている。ガス吸入口は、ガス吸入
バルブ36を有する給気パイプ50を介して排気バッフ
ァタンク34と連通接続されている。また、減圧口25
は、減圧用開閉バルブを有する第2連通管27を介して
エゼクタ23の吸引口24に連通接続されている。さら
に、洗浄槽4の下方には、溶剤導出口が形成されてお
り、この溶剤導出口は、上述した溶剤パイプ5を介して
蒸留釜2の溶剤注入口に連通接続されている。
【0034】なお、循環タンク20、蒸留溶剤コンデン
サ13、ドレインタンク31及び溶剤バッファタンク3
5内には冷却チラー51により冷却された冷却媒体が循
環する冷却管が配設されている。
【0035】次に、本発明の部品洗浄装置1の作用を説
明する。まず、被洗浄物の洗浄処理を説明する。なお、
準備段階として、再生溶剤導出バルブ42及び浸漬用溶
剤導出バルブ6を開き、再生溶剤供給ポンプ41を作動
させて、洗浄槽4内に所定量の洗浄溶剤を供給し、この
洗浄溶剤を洗浄槽オイル加熱ユニット43等の作動によ
り予め設定した温度に加熱しておく。
【0036】この様な準備が整ったならば、洗浄槽4の
扉を開いて、機械部品等の被洗浄物を入れた洗浄カゴ4
5を洗浄カゴ載置部46上に載置し、昇降機構の作動に
より洗浄カゴ45を洗浄溶剤に浸漬し、この状態で超音
波発生装置(図示せず)により振動を与えて浸漬洗浄
(超音波洗浄)を行う。
【0037】浸漬洗浄が終了したら、洗浄カゴ45を洗
浄溶剤から引き上げて、洗浄カゴ45をシャワー洗浄位
置に配置する。そして、再生溶剤導出バルブ42及び第
1,第2シャワー用溶剤導入バルブを開き、再生溶剤供
給ポンプ41を作動させて、ノズル47から洗浄溶剤を
噴射させ被洗浄物をシャワー洗浄する。なお、このシャ
ワー洗浄は、被洗浄物を冷えた洗浄溶剤で洗浄すること
により被洗浄物を冷却することも同時に行っている。こ
れは、後の蒸気洗浄において、被洗浄物の温度が高い
と、被洗浄物の表面に溶剤蒸気が接触しても液化し難く
なるので、これを防止するために被洗浄物を冷却してお
き、溶剤蒸気が被洗浄物の表面に接触したときに冷却さ
れて液化し易くするためである。また、シャワー洗浄を
行うと、洗浄槽4の内面も冷却されるので、溶剤蒸気が
洗浄槽4の内面に接触すると、容易に液化し、この液化
が、洗浄槽4内の圧力と蒸留釜2内の圧力との差を生じ
させる一因にもなっている。
【0038】シャワー洗浄が終了すると、減圧用開閉バ
ルブ、第1〜第4蒸気導入バルブ14a〜14d及び第
1切換用バルブ16を開き、第2切換用バルブ17を閉
じることにより、洗浄槽4内を介して真空発生装置(エ
ゼクタ23)を蒸留釜2内と連通させ、この状態で真空
発生装置により洗浄槽4の内部及び蒸留釜2の内部を減
圧する。
【0039】このとき、蒸留釜2内では洗浄溶剤が加熱
されて沸騰しているので溶剤蒸気が充満しており、ま
た、洗浄槽4内を経由して蒸留釜2内が減圧(吸引)さ
れているので、蒸留釜2内の圧力に比べて洗浄槽4内の
圧力が低くなり、蒸留釜2内で発生した洗浄溶剤の蒸気
が第1〜第4蒸気導入口を介して洗浄槽4内に導入され
る。洗浄槽4内に溶剤蒸気が導入されると、この溶剤蒸
気の内、被洗浄物の表面に接触したものは被洗浄物に熱
を奪われて液化し、この液化により被洗浄物の蒸気洗浄
が行われる。また、導入された溶剤蒸気の内、洗浄槽4
の内面に接触したものは、洗浄槽4自体によって熱が奪
われて液化する。この様に、洗浄槽4内に導入された溶
剤蒸気が被洗浄物の表面等で液化すると、この液化が溶
剤蒸気の分圧を低下させることになるので、洗浄槽4内
の圧力を低下させる方向に作用する。したがって、この
洗浄槽4内における液化も、洗浄槽4内の圧力が蒸留釜
2内の圧力に比較して低くなる一因としてなる。なお、
具体的には、洗浄槽4内の圧力は、蒸留釜2内の圧力に
比べて約10〜20mmHg低くなる。
【0040】この様に、本実施形態では、蒸留釜2内で
発生した洗浄溶剤の蒸気が第1〜第4蒸気導入口を介し
て洗浄槽4内に導入され被洗浄物を蒸気洗浄する。すな
わち、洗浄槽4内と蒸留釜2内との減圧差を利用して、
洗浄槽4内に蒸気を導入することができ、この圧力差が
あるので洗浄槽4内に蒸気が拡散し易く、効率よく被洗
浄物の蒸気洗浄が行える。
【0041】また、蒸気洗浄中の過剰な蒸気(蒸留釜2
から導入された汚れ成分を含まない蒸気)は、真空発生
装置により吸引されるとともに、真空発生装置の循環タ
ンク20により再生溶剤として回収されて繰り返し使用
される。さらに、蒸気洗浄中に、溶剤導出バルブ6及び
溶剤注入バルブ9を開き、溶剤供給ポンプ7を作動させ
ることにより、浸漬洗浄及びシャワー洗浄で使用した汚
れ成分を含む洗浄溶剤を蒸留釜2に供給し、加熱・蒸発
させて、再度蒸気洗浄に供することができる。すなわ
ち、蒸気洗浄用に新たな洗浄溶剤を必要とせず、浸漬洗
浄工程及びシャワー洗浄工程で使用した洗浄溶剤をリサ
イクルして蒸気洗浄工程に使用できる。
【0042】なお、蒸気洗浄工程においては、洗浄槽4
内に連続して溶剤蒸気を供給してもよいが、洗浄槽4内
に溶剤蒸気が充満した時点で供給を停止し、充満した溶
剤蒸気により被洗浄物を蒸気洗浄を行い、この間、蒸留
釜2から発生する溶剤蒸気を蒸留溶剤コンデンサ13側
に送って再生するようにしてもよい。
【0043】次に、汚れ成分を含む洗浄溶剤の再生処理
について説明する。第1切換用バルブ16及び減圧用開
閉バルブを閉じ、第2切換用バルブ17を開いて蒸留釜
2と蒸留溶剤コンデンサ13とを連通させ、蒸留釜オイ
ル加熱ユニット3及び真空発生装置を作動させる。な
お、蒸留釜2内の洗浄溶剤の量が不足すると、溶剤導出
バルブ6及び溶剤注入バルブ9が開かれ、溶剤供給ポン
プ7が始動して、洗浄槽4内から汚れ成分を含む洗浄溶
剤を供給する。
【0044】蒸留釜2内は、真空発生装置(エゼクタ2
3)により吸引されて減圧されており、また、蒸留釜オ
イル加熱ユニット3により加熱されているので、汚れ成
分を含む洗浄溶剤の蒸発が促進される。そして、発生し
た蒸気は、蒸留溶剤コンデンサ13により凝縮液化され
て、留出液と残りの蒸気が循環タンク20に回収されて
再生溶剤となる。また、循環タンク20から流出した再
生溶剤は、溶剤ガスコンデンサ33を介して溶剤バッフ
ァタンク35内に貯留されて、前記した様に、洗浄槽4
における浸漬洗浄及びシャワー洗浄に再度供される。
【0045】また、汚れ成分を含む洗浄溶剤の溶剤再生
処理中に、洗浄槽4による浸漬洗浄及びシャワー洗浄は
並行して行えるので、洗浄処理及び溶剤再生処理を効率
よく行うことができる。
【0046】従って、浸漬洗浄、シャワー洗浄及び蒸気
洗浄に使用した汚れ成分を含む洗浄溶剤は、蒸留釜2に
より再生されて、蒸気洗浄としての使用、または、浸漬
洗浄及びシャワー洗浄としての使用に再度供することが
できる。さらに、部品洗浄装置1内で洗浄溶剤を循環し
て使用・再生しているので、作業者が洗浄溶剤に接する
ことが少なく作業環境が向上する。
【0047】また、上述した部品洗浄装置1は、各種セ
ンサ等が備えられており、制御装置により、洗浄処理及
び溶剤再生処理が制御されている。
【0048】なお、前記実施形態ではエゼクタ23等に
より真空発生装置を構成したが、本発明における真空発
生装置はこれに限らず、例えば容積変化による真空ポン
プを使用してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下の効果を奏する。請求項1の発明によれ
ば、真空発生装置により洗浄槽内を経由して蒸留釜内を
減圧し、蒸留釜内を減圧した状態で汚れ成分を含む洗浄
溶剤を加熱・蒸発させるとともに、洗浄槽内を減圧状態
にし、蒸留釜内と洗浄槽内との間で発生した減圧差によ
り、洗浄溶剤の蒸気を洗浄槽内に供給して被洗浄物を蒸
気洗浄するので、真空発生装置を溶剤の蒸留再生側と洗
浄槽の減圧とで共用することができ、装置の構造の簡素
化、小型化を図ることができる。しかも、洗浄槽内を減
圧した状態で溶剤の蒸気を供給するので、蒸気が拡散し
易くなり、蒸気洗浄を効率良く行うことができる。
【0050】また、洗浄槽における洗浄後の洗浄溶剤を
蒸留釜に供給する供給手段を備えているので、洗浄溶剤
を再生しながら洗浄処理を行うこともでき、一台当たり
必要とされる洗浄溶剤の量を抑制でき、ひいては洗浄溶
剤の消費量を低減できる。また、減圧によって溶剤沸点
を下げ低温下で蒸気再生及び蒸気洗浄を行うので、エネ
ルギー消費を抑制することができる。
【0051】請求項2の発明によれば、蒸留釜から発生
する蒸気を循環タンクを介して循環させる循環系の途中
に設けたエゼクタ23が真空発生装置とし、このエゼク
タにより洗浄槽内を減圧するので、真空発生装置の構造
の簡素化を図ることができ、また、真空発生装置のメン
テナンスが殆ど不要である。また、切換手段を適宜切り
換えることにより、蒸気洗浄を行わない工程における溶
剤再生効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品洗浄装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 部品洗浄装置 2 蒸留釜 3 蒸留釜オイル加熱ユニット 4 洗浄槽 5 溶剤パイプ 6 溶剤導出パイプ 7 溶剤供給ポンプ 8 レベルレギュレータ 9 溶剤注入バルブ 10 蒸気出口 13 蒸留溶剤コンデンサ 14 第1蒸気導入バルブ 15 第1連通管 16 第1切換用バルブ 17 第2切換用バルブ 20 循環タンク 21 溶剤循環路 22 溶剤循環ポンプ 23 エゼクタ 24 吸引口 25 減圧口 26 減圧開閉バルブ 27 第2連通管 30 廃液パイプ 31 ドレインタンク 32 廃液バルブ 33 溶剤ガスコンデンサ 34 排気バッファタンク 35 溶剤バッファタンク 36 ガス吸入バルブ 40 再生溶剤供給パイプ 41 再生溶剤供給ポンプ 42 再生溶剤導出バルブ 43 洗浄槽オイル加熱ユニット 44 加熱媒体循環ポンプ 45 洗浄カゴ 46 洗浄カゴ載置装置 47 ノズル 50 給気パイプ 51 冷却チラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木山 晴之 東京都品川区北品川5−8−6マンション 御殿山802号 株式会社イーエムイー内 Fターム(参考) 3B201 AA46 AB45 BB24 BB92 BB95 CD21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱機構により洗浄溶剤を加熱・蒸発さ
    せる蒸留釜と、 この蒸留釜に第1連通管を介して連通接続され、洗浄溶
    剤の蒸気により被洗浄物を洗浄する洗浄槽と、 この洗浄槽における洗浄後の汚れ成分を含む洗浄溶剤を
    前記蒸留釜に供給する供給手段と、 前記洗浄槽に第2連通管を介して連通接続された真空発
    生装置と、 蒸留釜で蒸発させた洗浄溶剤の蒸気を凝縮液化する凝縮
    液化装置と、 を備えた部品洗浄装置であって、 前記真空発生装置により洗浄槽内を減圧するとともに、
    該洗浄槽を経由して蒸留釜内を減圧して、蒸留釜内を減
    圧した状態で前記汚れ成分を含む洗浄溶剤を加熱・蒸発
    させ、蒸留釜内と洗浄槽内との間で発生する圧力差によ
    り、前記洗浄溶剤の蒸気を洗浄槽内に供給して被洗浄物
    を蒸気洗浄することを特徴とする部品洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記真空発生装置は、蒸留釜からの洗浄
    溶剤蒸気を凝縮液化して循環させる循環系の途中に設け
    たエゼクタにより構成し、 このエゼクタの吸引口に前記第1連通管および第2連通
    管を連通して減圧系を形成し、 この減圧系を、第2連通管を含んでエゼクタの吸引口と
    直接連通して蒸留釜内を減圧する第1減圧路と、第1連
    通管を含んで洗浄槽内を経由してから蒸留釜内を減圧す
    る第2減圧路とに区分し、 蒸留釜で発生した洗浄溶剤の蒸気が通る流路を上記第1
    減圧路と第2減圧路とのいずれかに切り換える切換手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の部品洗浄装
    置。
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