JP2000033300A - 噴射容器用チューブ - Google Patents

噴射容器用チューブ

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JP2000033300A
JP2000033300A JP10200746A JP20074698A JP2000033300A JP 2000033300 A JP2000033300 A JP 2000033300A JP 10200746 A JP10200746 A JP 10200746A JP 20074698 A JP20074698 A JP 20074698A JP 2000033300 A JP2000033300 A JP 2000033300A
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suction hole
ball
valve
content liquid
suction
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JP10200746A
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Hiroyuki Hayashi
博幸 林
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Original Assignee
Lion Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1052Actuation means
    • B05B11/1056Actuation means comprising rotatable or articulated levers
    • B05B11/1057Triggers, i.e. actuation means consisting of a single lever having one end rotating or pivoting around an axis or a hinge fixedly attached to the container, and another end directly actuated by the user

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容液の粘性が大きく流動性が低い場合に、
噴射容器を正立状態で使用しても、倒立状態で使用して
も、内容液を噴射部に確実に供給する噴射容器用チュー
ブを提供する。 【解決手段】 チューブ本体20の頂部側に、頂部吸入
バルブ21を装着し、内容液Lを吸入する吸入孔24b
を設け、重力により移動するボール24cを、倒立状態
では吸入孔24bを開放し、かつ、正立状態では吸入孔
24bを閉鎖するように設ける。チューブ本体20の底
部側には、底部吸入バルブ26を装着し、内容液Lを吸
入する吸入孔29bを設け、重力により移動するボール
29cを、正立状態では吸入孔29bを開放し、かつ、
倒立状態では吸入孔29bを閉鎖するように設ける。頂
部吸入バルブ21は、エアゾール容器1の頂部に装着さ
れる噴射バルブ3に接続し、底部吸入バルブ26は、エ
アゾール容器1の底部に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容液と噴射ガス
とを加圧状態で収容するエアゾール容器、内容液と空気
とを収容するポンプ容器等の噴射容器の内部に配置され
る筒状のチューブ本体が備えられ、チューブ本体の一端
側は噴射容器の頂部に装着される噴射バルブ、ポンプ本
体等の噴射部に接続され、チューブ本体の他端側は噴射
容器の底部に配置され、噴射容器の底部又は頂部から内
容液を吸入して噴射部に供給する噴射容器用チューブに
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のエアゾール容器用チュー
ブの第1例であって正立状態の縦断面図(a)及び倒立
状態の縦断面図(b)である。このエアゾール容器用チ
ューブには、直線形筒状のチューブ本体10が備えられ
ている。そして、チューブ本体10の一方の端部には、
吸入バルブ11が装着され、吸入バルブ11は、エアゾ
ール容器1の頂部の噴射バルブ3に接続されており、チ
ューブ本体10の他方の端部10eは、開口され、エア
ゾール容器1の底部に配置されている。
【0003】そして、吸入バルブ11には、吸入孔11
bが、噴射バルブ3側に連通して設けられており、ボー
ル11cが、吸入孔11bを開閉するように重力により
縦方向に移動自在に設けられている。そして、図4
(a)に示すように、エアゾール容器1を正立状態にす
ると、吸入孔11bはボール11cにより閉鎖され、図
4(b)に示すように、エアゾール容器1を倒立状態に
すると、吸入孔11bは開放されるように構成されてい
る。
【0004】従って、図4(a)に示すように、エアゾ
ール容器1を正立状態で使用すると、エアゾール容器1
の底部側の内容液Lがチューブ本体10の端部10eか
ら吸入されて、内容液Lが噴射バルブ3から噴射され
る。また、図4(b)に示すように、エアゾール容器1
を倒立状態で使用すると、エアゾール容器1の頂部側の
内容液Lが吸入バルブ11の吸入孔11bから吸入さ
れ、エアゾール容器1の底部側の噴射ガスGがチューブ
本体10の端部10eから吸入され、内容液Lと噴射ガ
スGとが混合されて噴射バルブ3から噴射される。
【0005】図5は、従来のエアゾール容器用チューブ
の第2例であって正立状態の縦断面図(a)及び倒立状
態の縦断面図(b)である。このエアゾール容器用チュ
ーブには、U字形筒状のチューブ本体15が備えられて
いる。そして、チューブ本体15の一方の端部は、エア
ゾール容器1の頂部の噴射バルブ3に接続されており、
チューブ本体15の他方の端部15eは、開口され、エ
アゾール容器1の頂部に配置されており、チューブ本体
15の屈曲部には、吸入バルブ16が装着され、吸入バ
ルブ16は、エアゾール容器1の底部に配置されてい
る。
【0006】そして、吸入バルブ16には、吸入孔16
bが、チューブ本体15内に連通して設けられており、
ボール16cが、吸入孔16bを開閉するように重力に
より縦方向に移動自在に設けられている。そして、図5
(a)に示すように、エアゾール容器1を正立状態にす
ると、吸入孔16bは開放され、図5(b)に示すよう
に、エアゾール容器1を倒立状態にすると、吸入孔16
bはボール16cにより閉鎖されるように構成されてい
る。
【0007】従って、図5(a)に示すように、エアゾ
ール容器1を正立状態で使用すると、エアゾール容器1
の底部側の内容液Lが吸入バルブ16の吸入孔16bか
ら吸入されて、内容液Lが噴射バルブ3から噴射され
る。また、図5(b)に示すように、エアゾール容器1
を倒立状態で使用すると、エアゾール容器1の頂部側の
内容液Lがチューブ本体15の端部15eから吸入さ
れ、内容液Lが噴射バルブ3から噴射される。
【0008】また、特開平8−332423号公報に開
示されたポンプ容器においては、噴射孔を有するポンプ
本体が、ポンプ容器の頂部に装着されており、ポンプ本
体は、ポンプ容器内の内容液を吸入して噴射するように
構成されている。そして、ポンプ本体には、正立用弁と
倒立用弁とが一体化された兼用バルブが接続されてお
り、正立用弁には、チューブの一端が接続され、チュー
ブの他端は、開口されて、ポンプ容器の底部に配置され
ている。
【0009】そして、正立用弁、倒立用弁は、それぞ
れ、円筒形のハウジング内に円柱形の弁体を移動自在に
収容した形に構成されており、ポンプ容器が正立した状
態では、正立用弁は開き、倒立用弁は閉じ、ポンプ容器
が倒立した状態では、正立用弁は閉じ、倒立用弁は開く
ように構成されている。従って、ポンプ容器を正立状態
で使用すると、ポンプ容器の底部側の内容液が、チュー
ブの開口端から吸入されて正立用弁を介してポンプ本体
に供給され、ポンプ容器を倒立状態で使用すると、ポン
プ容器の頂部側の内容液が、倒立用弁から吸入されてポ
ンプ本体に供給される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1例のエアゾ
ール容器用チューブでは、エアゾール容器1を倒立状態
で使用すると、内容液Lの粘性が小さく流動性が高い場
合には、上述のように内容液Lは噴射ガスGと混合され
て噴射バルブ3から噴射されるが、内容液Lの粘性が大
きく流動性が低い場合には、内容液Lは吸入孔11bか
ら吸入されず、噴射ガスGのみが噴射バルブ3から噴射
されるという問題があった。
【0011】また、上述の第2例のエアゾール容器用チ
ューブでは、エアゾール容器1を倒立状態で使用する
と、チューブ本体15を介しての内容液Lの流路が長く
なり、流動抵抗が大きくなるため、内容液Lの粘性が大
きく流動性が低い場合には、内容液Lの噴射バルブ3か
らの噴射量が低下する等の問題があった。
【0012】また、上述のポンプ容器では、ポンプ本体
とチューブとの間に正立用弁が配置されており、また、
正立用弁及び倒立用弁の円筒形のハウジングと円柱形の
弁体との隙間が小さく、かつ、両者の対向面積が大きい
ため、内容液の粘性の影響を大きく受け、内容液の粘性
が大きい場合には、正立用弁又は倒立用弁が正常に作動
せず、ポンプ本体に内容液が円滑に供給されないという
問題が生じる。
【0013】例えば、ポンプ容器を正立状態で使用する
と、ポンプ容器の底部からチューブにより吸入された内
容液は、正立用弁のハウジングと弁体との隙間を通っ
て、ポンプ本体側に移動するが、内容液の粘性が大きい
場合には、内容液により弁体が押動されて正立用弁が閉
じてしまい、内容液がポンプ本体に供給されなくなる。
また、内容液の粘性が大きい場合には、弁体の移動が緩
慢になり、ポンプ容器の正立、倒立を頻繁に繰り返す
と、弁体が内容液に抱き込まれ、正立用弁又は倒立用弁
が正常に作動しなくなる。
【0014】本発明は、このような問題に鑑み、内容液
の粘性が大きい場合に、エアゾール容器、ポンプ容器等
の噴射容器を正立状態で使用しても、倒立状態で使用し
ても、内容液を噴射バルブ、ポンプ本体等の噴射部に確
実に供給することができる噴射容器用チューブを提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、内容液と気体とを収容する噴射容器の内部に配置さ
れる筒状のチューブ本体が備えられ、チューブ本体の一
端側は噴射容器の頂部に装着される噴射部に接続され、
チューブ本体の他端側は噴射容器の底部に配置され、内
容液を吸入して噴射部側に供給する噴射容器用チューブ
において、チューブ本体の頂部側には、内容液を吸入す
る頂部吸入孔と頂部吸入孔を重力により開閉する頂部開
閉部材とを有する頂部吸入バルブが、倒立状態では頂部
吸入孔を開放し、かつ、正立状態では頂部吸入孔を閉鎖
するように設けられ、チューブ本体の底部側には、内容
液を吸入する底部吸入孔と底部吸入孔を重力により開閉
する底部開閉部材とを有する底部吸入バルブが、正立状
態では底部吸入孔を開放し、かつ、倒立状態では底部吸
入孔を閉鎖するように設けられている。
【0016】請求項1に記載の発明によれば、噴射容器
を正立状態にすると、気体側に位置する頂部吸入孔が閉
鎖され、かつ、内容液側に位置する底部吸入孔が開放さ
れ、噴射容器を倒立状態にすると、内容液側に位置する
頂部吸入孔が開放され、かつ、気体側に位置する底部吸
入孔が閉鎖される。従って、内容液側に位置する吸入孔
のみが開放され、気体側に位置する吸入孔は閉鎖される
ため、内容液の粘性が大きく流動性が低い場合にも、内
容液を吸入孔から吸入して噴射部側に確実に供給するこ
とができ、噴射部から気体のみが噴射されることを防止
することができる。
【0017】また、請求項2に記載の発明のおいては、
頂部吸入バルブ及び底部吸入バルブに、それぞれ、開閉
部材収容部を有するハウジングが備えられ、頂部開閉部
材又は底部開閉部材は、開閉部材収容部内に重力により
移動自在に収容され、頂部吸入孔又は底部吸入孔は、頂
部開閉部材又は底部開閉部材の移動により開閉されるよ
うに形成されている。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、頂部吸入
バルブの頂部吸入孔又は底部吸入バルブの底部吸入孔の
開閉動作を、頂部開閉部材又は底部開閉部材の移動によ
り比較的大きな操作量で行うことができ、また、頂部吸
入孔又は底部吸入孔の閉鎖を頂部開閉部材又は底部開閉
部材の重量により比較的大きな操作力で行うことができ
る。従って、内容液の粘性が大きい場合にも、頂部吸入
孔又は底部吸入孔の開閉を円滑かつ確実に行うことがで
きる。
【0019】また、請求項3に記載の発明においては、
頂部開閉部材又は底部開閉部材は、開閉部材収容部と比
較して小型の球形に形成されている。請求項3に記載の
発明によれば、内容液の粘性が大きい場合でも、頂部開
閉部材又は底部開閉部材に対する内容液の粘性の影響を
低減して、頂部吸入バルブ又は底部吸入バルブの開閉動
作を円滑に行わせることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
るエアゾール容器用チューブであって正立状態の縦断面
図(a)及び倒立状態の縦断面図(b)である。
【0021】本発明の実施の形態に係るエアゾール容器
用チューブが装着されるエアゾール容器1(噴射容器)
は、図1に示すように、その内部に内容液Lと噴射ガス
G(気体)とを加圧状態で収容するように密閉された円
筒状に形成されており、エアゾール容器1の頂部には、
噴射バルブ3(噴射部)が装着されている。なお、エア
ゾール容器1の材質は、アルミニウム、ブリキ、ステン
レス鋼、ガラス、合成樹脂等のいずれでもよいが、特に
アルミニウムが好ましい。
【0022】そして、本発明の実施の形態に係るエアゾ
ール容器用チューブを構成するチューブ本体20は、円
筒状に形成されており、エアゾール容器1の内部に、エ
アゾール容器1の頂部から底部まで伸延するように配置
されている。なお、チューブ本体20の内径は、0.5
〜8mmが好ましく、2mmがより好ましい。また、チ
ューブ本体20の形態は、直線形でも歪曲形でも特に制
限されるものではないが、内容液Lの粘度が大きい場合
には、直線形のものが好ましい。また、チューブ本体2
0の材質としては、特に限定されるものではないが、ポ
リプロピレン系化合物、ポリエチレン系化合物、塩化ビ
ニール系化合物等が挙げられ、特に、ポリプロピレンが
好ましい。
【0023】そして、チューブ本体20の一方の端部に
は、頂部吸入バルブ21が装着され、チューブ本体20
の他方の端部には、底部吸入バルブ26が装着されてお
り、頂部吸入バルブ21は、エアゾール容器1の頂部の
噴射バルブ3に接続され、底部吸入バルブ26は、エア
ゾール容器1の底部に配置されている。
【0024】頂部吸入バルブ21には、チューブ本体2
0の端部に接続されるチューブ本体接続部22と、噴射
バルブ3に接続される噴射部接続部23と、バルブ本体
を構成するボール収容部24(開閉部材収容部)とが、
一体的に形成されたハウジングが備えられている。即
ち、ハウジングには、図1(a)において、下向に開口
した円筒状のチューブ本体接続部22と上向に開口した
円筒状の噴射部接続部23とが、内部を上下に連通させ
て設けられており、噴射部接続部23の横側には、縦長
箱状のボール収容部24が設けられている。
【0025】そして、ボール収容部24には、横向の外
側吸入孔24aが、ボール収容部24をハウジングの外
部(エアゾール容器1内)に連通させるように設けられ
ており、円形断面の縦向の内側吸入孔24b(頂部吸入
孔)が、ボール収容部24をチューブ本体接続部22又
は噴射部接続部23に連通させるように設けられてい
る。そして、ボール収容部24には、球形のボール24
c(頂部開閉部材)が、重力により縦方向に移動自在に
収容されており、内側吸入孔24bはボール24cの移
動により開閉され、外側吸入孔24aは常時開放される
ように構成されている。
【0026】また、ボール収容部24は、ボール収容部
24の内面とボール24cとの隙間が大きくなるように
ボール24cと比較して大径に形成され、かつ、外側吸
入孔24aに対して内側吸入孔24bの反対側にボール
24cを退避させ得るようにボール24cと比較して長
尺に形成されている。従って、ボール収容部24は、ボ
ール収容部24内でボール24cが移動する際に、内容
液Lの粘性の影響を低減するように構成されている。ま
た、ボール収容部24内の内側吸入孔24bの周囲(弁
座)は、ボール収容部24の中心部に向けて拡開したテ
ーパー状に形成されており、大径のボール収容部24内
で小径のボール24cが移動する際に、ボール24cを
内側吸入孔24bに案内するように構成されている。
【0027】また、底部吸入バルブ26には、チューブ
本体20の端部に接続されるチューブ本体接続部27
と、バルブ本体を構成するボール収容部29(開閉部材
収容部)とが、一体的に形成されたハウジングが備えら
れている。即ち、ハウジングには、図1(a)におい
て、上向に開口した円筒状のチューブ本体接続部27が
設けられており、チューブ本体接続部27の下側には、
縦長箱状のボール収容部29が設けられている。
【0028】そして、ボール収容部29には、横向の外
側吸入孔29aが、ボール収容部29をハウジングの外
部(エアゾール容器1内)に連通させるように設けられ
ており、円形断面の縦向の内側吸入孔29b(底部吸入
孔)が、ボール収容部29をチューブ本体接続部27に
連通させるように設けられている。そして、ボール収容
部29内には、球形のボール29c(底部開閉部材)
が、重力により縦方向に移動自在に収容されており、内
側吸入孔29bはボール29cの移動により開閉され、
外側吸入孔29aは常時開放されるように構成されてい
る。
【0029】また、ボール収容部29は、ボール収容部
29の内面とボール29cとの隙間が大きくなるように
ボール29cと比較して大径に形成され、かつ、外側吸
入孔29aに対して内側吸入孔29bの反対側にボール
29cを退避させ得るようにボール29cと比較して長
尺に形成されている。従って、ボール収容部29は、ボ
ール収容部29内でボール29cが移動する際に、内容
液Lの粘性の影響を低減するように構成されている。ま
た、ボール収容部29内の内側吸入孔29bの周囲(弁
座)は、ボール収容部29の中心部に向けて拡開したテ
ーパー状に形成されており、大径のボール収容部29内
で小径のボール29cが移動する際に、ボール29cを
内側吸入孔29bに案内するように構成されている。
【0030】従って、吸入バルブ21、26の吸入孔2
4b、29bの開閉動作は、比較的大型のボール収容部
24、29内での比較的小型のボール24c、29cの
移動により円滑に行うことができ、また、吸入孔24
b、29bの閉鎖は、ボール24c、29cの重量によ
り確実に行うことができるので、内容液Lの粘性が大き
い場合にも、吸入バルブ21、26の吸入孔24b、2
9bの開閉を円滑かつ確実に行うことができる。
【0031】なお、吸入バルブ21、26の吸入孔24
a、24b、29a、29bの内径は、0.1mm以上
が好ましく、特に1〜3mmが好ましい。また、吸入バ
ルブ21、26の外側吸入孔24a、29aは、複数設
けてもよく、2箇所に設けることが好ましい。また、吸
入バルブ21、26のハウジングの材質としては、特に
限定されるものではないが、ポリエチレン系化合物、ポ
リプロピレン系化合物、塩化ビニール系化合物等が挙げ
られ、特に、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレー
トが好ましい。また、吸入バルブ21、26のボール2
4c、29cの材質としては、ステンレス鋼、ガラス、
シリコン、テフロン等が挙げられる。
【0032】このように構成されるエアゾール容器用チ
ューブが装着されたエアゾール容器1を正立状態、即
ち、噴射バルブ3が上側になる状態にすると、図1
(a)に示すように、内容液Lは、エアゾール容器1の
底部側に収容され、噴射ガスGは、エアゾール容器1の
頂部側に収容される。そして、頂部吸入バルブ21のボ
ール24cが重力によりボール収容部24内を吸入孔2
4b側に移動して、噴射ガスG側に位置する吸入孔24
bがボール24cにより閉鎖される。同時に、底部吸入
バルブ26のボール29cが重力によりボール収容部2
9内を吸入孔29bの反対側に移動して、内容液L側に
位置する吸入孔29bが開放される。
【0033】このような正立状態においてエアゾール容
器1の噴射バルブ3を開くと、内容液L側の底部吸入バ
ルブ26の吸入孔29bのみが開放され、噴射ガスG側
の頂部吸入バルブ21の吸入孔24bは閉鎖されている
ため、内容液Lは、底部吸入バルブ26の吸入孔29
a、29bから確実に吸入され、底部吸入バルブ26の
チューブ本体接続部27、チューブ本体20、頂部吸入
バルブ21のチューブ本体接続部22、噴射部接続部2
3からなる比較的短い流路を介して噴射バルブ3側に供
給される。この際、底部吸入バルブ26のボール29c
は、吸入孔29a、29bからなる内容液Lの流路から
外れるため、内容液Lの流れの影響を受けず、吸入孔2
9bは開放状態に保持される。
【0034】一方、エアゾール容器1を倒立状態、即
ち、噴射バルブ3が下側になる状態にすると、図1
(b)に示すように、内容液Lは、エアゾール容器1の
頂部側に移動し、噴射ガスGは、エアゾール容器1の底
部側に移動する。そして、底部吸入バルブ26のボール
29cが重力によりボール収容部29内を吸入孔29b
側に移動して、噴射ガスG側に位置する吸入孔29bが
ボール29cにより閉鎖される。同時に、頂部吸入バル
ブ21のボール24cが重力によりボール収容部24内
を吸入孔24bの反対側に移動して、内容液L側に位置
する吸入孔24bが開放される。
【0035】このような倒立状態においてエアゾール容
器1の噴射バルブ3を開くと、内容液L側の頂部吸入バ
ルブ24の吸入孔24bのみが開放され、噴射ガスG側
の底部吸入バルブ26の吸入孔29bは閉鎖されている
ため、内容液Lは、頂部吸入バルブ21の吸入孔24
a、24bから確実に吸入され、頂部吸入バルブ21の
噴射部接続部23からなる短い流路を介して噴射バルブ
3側に供給される。この際、頂部吸入バルブ21のボー
ル24cは、吸入孔24a、24bからなる内容液Lの
流路から外れるため、内容液Lの流れの影響を受けず、
吸入孔24bは開放状態に保持される。
【0036】従って、内容液Lの粘性が高く流動性が低
い場合であっても、エアゾール容器1の正立状態、倒立
状態に拘わらず、内容液Lを噴射バルブ3から噴射する
ことができ、従来のように内容液が噴射されずに噴射ガ
スのみが噴射されることを防止することができ、また、
噴射量の低下を最小にすることができる。
【0037】なお、上述の粘性が高い内容液Lとして
は、粘性が50cp(センチポアズ)以上、特に100
cp以上のものを対象としている。また、内容液Lの組
成成分としては、特に限定されないが、例えば、グリセ
リン、ポリエチレングリコール等のポリオール類化合
物、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース等のセルロース系化合物、カーボポール、ボ
リアクリル酸ナトリウム等のアクリル酸系化合物、カラ
ギーナン、ゼラチン、ガム、コラーゲン、ヒアルロン酸
等の天然又は合成の高分子化合物が挙げられる。また、
内容液Lとしては、通常の液体の他、乳液、クリーム、
ゲル、軟膏状のものにも適用することができ、更に、噴
射ガスGと内容液Lとがエアゾール容器1中で乳化され
ることによって内容液Lの粘性の上昇する場合にも、適
用することができる。また、噴射ガスGとしては、例え
ば、液化石油ガス、ジメチルエーテル、フロンガス、炭
酸ガス、窒素ガス、空気等が挙げられる。
【0038】図2は、本発明の実施の形態に係るポンプ
容器用チューブであって正立状態の縦断面図、図3は、
その倒立状態の縦断面図である。
【0039】本発明の実施の形態に係るポンプ容器用チ
ューブが装着されるポンプ容器101(噴射容器)は、
図2に示すように、その内部に内容液Lと空気A(気
体)とを収容するように形成されており、ポンプ容器1
01の頂部には、噴射孔を有するポンプ本体103(噴
射部)が着脱可能に装着されている。そして、ポンプ本
体103は、レバー103aを往復移動させることによ
って、ポンプ容器101内の内容液Lを吸入して噴射す
るように構成されている。なお、ポンプ容器101の材
質は、アルミニウム、ブリキ、ステンレス鋼、ガラス、
陶器、磁器、合成樹脂等のいずれでもよいが、特に合成
樹脂が好ましく、合成樹脂の材質としては、ポリプロピ
レン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リスチレン、エバール等が挙げられる。
【0040】そして、本発明の実施の形態に係るポンプ
容器用チューブを構成するチューブ本体20は、円筒状
に形成されており、ポンプ容器101の内部に、ポンプ
容器101の頂部から底部まで伸延するように配置され
ている。なお、チューブ本体20の内径は、0.5〜8
mmが好ましく、2mmがより好ましい。また、チュー
ブ本体20の形態は、直線形でも歪曲形でも特に制限さ
れるものではないが、内容液Lの粘度が高い場合には、
直線形のものが好ましい。また、チューブ本体20の材
質としては、特に限定されるものではないが、ポリプロ
ピレン系化合物、ポリエチレン系化合物、塩化ビニール
系化合物等が挙げられ、特に、ポリプロピレンが好まし
い。
【0041】そして、チューブ本体20の一方の端部に
は、頂部吸入バルブ21が装着され、チューブ本体20
の他方の端部には、底部吸入バルブ26が装着されてお
り、頂部吸入バルブ21は、ポンプ容器101の頂部の
ポンプ本体103に接続され、底部吸入バルブ26は、
ポンプ容器101の底部に配置されている。
【0042】頂部吸入バルブ21には、チューブ本体2
0の端部に接続されるチューブ本体接続部22と、ポン
プ本体103に接続される噴射部接続部23と、バルブ
本体を構成するボール収容部24とが、一体的に形成さ
れたハウジングが備えられている。即ち、ハウジングに
は、図2において、下向に開口した円筒状のチューブ本
体接続部22と上向に開口した円筒状の噴射部接続部2
3とが、内部を上下に連通させて設けられており、噴射
部接続部23の横側には、縦長箱状のボール収容部24
が設けられている。
【0043】そして、ボール収容部24には、横向の外
側吸入孔24aが、ボール収容部24をハウジングの外
部(ポンプ容器101内)に連通させるように設けられ
ており、円形断面の縦向の内側吸入孔24b(頂部吸入
孔)が、ボール収容部24をチューブ本体接続部22又
は噴射部接続部23に連通させるように設けられてい
る。そして、ボール収容部24には、球形のボール24
cが、重力により縦方向に移動自在に収容されており、
内側吸入孔24bはボール24cの移動により開閉さ
れ、外側吸入孔24aは常時開放されるように構成され
ている。
【0044】また、ボール収容部24は、ボール収容部
24の内面とボール24cとの隙間が大きくなるように
ボール24cと比較して大径に形成され、かつ、外側吸
入孔24aに対して内側吸入孔24bの反対側にボール
24cを退避させ得るようにボール24cと比較して長
尺に形成されている。従って、ボール収容部24は、ボ
ール収容部24内でボール24cが移動する際に、内容
液Lの粘性の影響を低減するように構成されている。ま
た、ボール収容部24内の内側吸入孔24bの周囲(弁
座)は、ボール収容部24の中心部に向けて拡開したテ
ーパー状に形成されており、大径のボール収容部24内
で小径のボール24cが移動する際に、ボール24cを
内側吸入孔24bに案内するように構成されている。
【0045】また、底部吸入バルブ26には、チューブ
本体20の端部に接続されるチューブ本体接続部27
と、バルブ本体を構成するボール収容部29とが、一体
的に形成されたハウジングが備えられている。即ち、ハ
ウジングには、図2において、上向に開口した円筒状の
チューブ本体接続部27が設けられており、チューブ本
体接続部27の下側には、縦長箱状のボール収容部29
が設けられている。
【0046】そして、ボール収容部29には、横向の外
側吸入孔29aが、ボール収容部29をハウジングの外
部(ポンプ容器101内)に連通させるように設けられ
ており、円形断面の縦向の内側吸入孔29b(底部吸入
孔)が、ボール収容部29をチューブ本体接続部27に
連通させるように設けられている。そして、ボール収容
部29内には、球形のボール29cが、重力により縦方
向に移動自在に収容されており、内側吸入孔29bはボ
ール29cの移動により開閉され、外側吸入孔29aは
常時開放されるように構成されている。
【0047】また、ボール収容部29は、ボール収容部
29の内面とボール29cとの隙間が大きくなるように
ボール29cと比較して大径に形成され、かつ、外側吸
入孔29aに対して内側吸入孔29bの反対側にボール
29cを退避させ得るようにボール29cと比較して長
尺に形成されている。従って、ボール収容部29は、ボ
ール収容部29内でボール29cが移動する際に、内容
液Lの粘性の影響を低減するように構成されている。ま
た、ボール収容部29内の内側吸入孔29bの周囲(弁
座)は、ボール収容部29の中心部に向けて拡開したテ
ーパー状に形成されており、大型のボール収容部29内
で小型のボール29cが移動する際に、ボール29cを
内側吸入孔29bに案内するように構成されている。
【0048】従って、吸入バルブ21、26の吸入孔2
4b、29bの開閉動作は、比較的大型のボール収容部
24、29内での比較的小型のボール24c、29cの
移動により円滑に行うことができ、また、吸入孔24
b、29bの閉鎖は、ボール24c、29cの重量によ
り確実に行うことができるので、内容液Lの粘性が大き
い場合にも、吸入バルブ21、26の吸入孔24b、2
9bの開閉を円滑かつ確実に行うことができる。
【0049】なお、吸入バルブ21、26の吸入孔24
a、24b、29a、29bの内径は、0.1mm以上
が好ましく、特に1〜3mmが好ましい。また、吸入バ
ルブ21、26の外側吸入孔24a、29aは、複数設
けてもよく、2箇所に設けることが好ましい。また、吸
入バルブ21、26のハウジングの材質としては、特に
限定されるものではないが、ポリエチレン系化合物、ポ
リプロピレン系化合物、塩化ビニール系化合物等が挙げ
られ、特に、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレー
トが好ましい。また、吸入バルブ21、26のボール2
4c、29cの材質としては、ステンレス鋼、ガラス、
シリコン、テフロン等が挙げられる。
【0050】このように構成されるポンプ容器用チュー
ブが装着されたポンプ容器101を正立状態、即ち、ポ
ンプ本体103が上側になる状態にすると、図2に示す
ように、内容液Lは、ポンプ容器101の底部側に収容
され、空気Aは、ポンプ容器101の頂部側に収容され
る。そして、頂部吸入バルブ21のボール24cが重力
によりボール収容部24内を吸入孔24b側に移動し
て、空気A側に位置する吸入孔24bがボール24cに
より閉鎖される。同時に、底部吸入バルブ26のボール
29cが重力によりボール収容部29内を吸入孔29b
の反対側に移動して、内容液L側に位置する吸入孔29
bが開放される。
【0051】このような正立状態においてポンプ容器1
01のポンプ本体103のレバー103aを往復移動さ
せると、内容液L側の底部吸入バルブ26の吸入孔29
bのみが開放され、空気A側の頂部吸入バルブ21の吸
入孔24bは閉鎖されているため、内容液Lは、底部吸
入バルブ26の吸入孔29a、29bから確実に吸入さ
れ、底部吸入バルブ26のチューブ本体接続部27、チ
ューブ本体20、頂部吸入バルブ21のチューブ本体接
続部22、噴射部接続部23からなる比較的短い流路を
介してポンプ本体103側に供給される。この際、底部
吸入バルブ26のボール29cは、吸入孔29a、29
bからなる内容液Lの流路から外れるため、内容液Lの
流れの影響を受けず、吸入孔29bは開放状態に保持さ
れる。
【0052】一方、ポンプ容器101を倒立状態、即
ち、ポンプ本体103が下側になる状態にすると、図3
に示すように、内容液Lは、ポンプ容器101の頂部側
に移動し、空気Aは、ポンプ容器101の底部側に移動
する。そして、底部吸入バルブ26のボール29cが重
力によりボール収容部29内を吸入孔29b側に移動し
て、空気A側に位置する吸入孔29bがボール29cに
より閉鎖される。同時に、頂部吸入バルブ21のボール
24cが重力によりボール収容部24内を吸入孔24b
の反対側に移動して、内容液L側に位置する吸入孔24
bが開放される。
【0053】このような倒立状態においてポンプ容器1
01のポンプ本体103のレバー103aを往復移動さ
せると、内容液L側の頂部吸入バルブ24の吸入孔24
bのみが開放され、空気A側の底部吸入バルブ26の吸
入孔29bは閉鎖されているため、内容液Lは、頂部吸
入バルブ21の吸入孔24a、24bから確実に吸入さ
れ、頂部吸入バルブ21の噴射部接続部23からなる短
い流路を介してポンプ本体103側に供給される。この
際、頂部吸入バルブ21のボール24cは、吸入孔24
a、24bからなる内容液Lの流路から外れるため、内
容液Lの流れの影響を受けず、吸入孔24bは開放状態
に保持される。
【0054】従って、内容液Lの粘性が高い場合であっ
ても、内容液Lの流れの影響を低減して、頂部吸入バル
ブ21及び底部吸入バルブ26の開閉動作を円滑に行わ
せることができ、ポンプ容器101の正立状態、倒立状
態に拘わらず、内容液Lを確実にポンプ本体103に供
給することができる。
【0055】なお、上述の粘性が高い内容液Lとして
は、粘性が50cp(センチポアズ)以上、特に100
cp以上のものを対象としている。また、内容液Lの組
成成分としては、特に限定されないが、例えば、グリセ
リン、ポリエチレングリコール等のポリオール類化合
物、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース等のセルロース系化合物、カーボポール、ボ
リアクリル酸ナトリウム等のアクリル酸系化合物、カラ
ギーナン、ゼラチン、ガム、コラーゲン、ヒアルロン酸
等の天然又は合成の高分子化合物が挙げられる。また、
内容液Lとしては、通常の液体の他、乳液、クリーム、
ゲル、軟膏状のものにも適用することができ、更に、空
気Aと内容液Lとがポンプ容器101中で乳化されるこ
とによって内容液Lの粘性の上昇する場合にも、適用す
ることができる。
【0056】以上、本発明の実施の形態について述べた
が、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではな
い。例えば、上述の実施の形態においては、吸入バルブ
21、26のボール収容部24、29の内側吸入孔24
b、29bを縦向に形成して、内側吸入孔24b、29
bがボール24c、29cにより開閉されるように構成
した場合について述べたが、ボール収容部の外側吸入孔
を縦向に形成して、外側吸入孔がボールにより開閉され
るように構成してもよい。
【0057】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、内容液側に位置する吸入孔のみが開放され、気
体側に位置する吸入孔は閉鎖されるため、内容液の粘性
が大きく流動性が低い場合にも、内容液を吸入孔から吸
入して噴射部側に供給することができ、噴射部から気体
のみが噴射されることを防止することができる。
【0058】また、請求項2に記載の発明によれば、内
容液の粘性が大きくても頂部吸入孔又は底部吸入孔の開
閉を円滑かつ確実に行うことができる。
【0059】また、請求項3に記載の発明によれば、内
容液の粘性が大きい場合でも、頂部開閉部材又は底部開
閉部材に体する内容液の粘性の影響を低減して、頂部吸
入バルブ又は底部吸入バルブの開閉動作を円滑に行わせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るエアゾール容器用チ
ューブであって正立状態の縦断面図(a)及び倒立状態
の縦断面図(b)である。
【図2】本発明の実施の形態に係るポンプ容器用チュー
ブであって正立状態の縦断面図である。
【図3】図2のポンプ容器用チューブの倒立状態の縦断
面図である。
【図4】従来のエアゾール容器用チューブの第1例であ
って正立状態の縦断面図(a)及び倒立状態の縦断面図
(b)である。
【図5】従来のエアゾール容器用チューブの第2例であ
って正立状態の縦断面図(a)及び倒立状態の縦断面図
(b)である。
【符号の説明】 1 エアゾール容器(噴射容器) 3 噴射バルブ(噴射部) 20 チューブ本体 21 頂部吸入バルブ 22 チューブ本体接続部 23 噴射部接続部 24 ボール収容部(開閉部材収容部) 24a 外側吸入孔 24b 内側吸入孔(頂部吸入孔) 24c ボール(頂部開閉部材) 26 底部吸入バルブ 27 チューブ本体接続部 29 ボール収容部(開閉部材収容部) 29a 外側吸入孔 29b 内側吸入孔(底部吸入孔) 29c ボール(底部開閉部材) 101 ポンプ容器(噴射容器) 103 ポンプ本体(噴射部) 103a レバー A 空気(気体) G 噴射ガス(気体) L 内容液

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容液と気体とを収容する噴射容器の内
    部に配置される筒状のチューブ本体が備えられ、前記チ
    ューブ本体の一端側は前記噴射容器の頂部に装着される
    噴射部に接続され、前記チューブ本体の他端側は前記噴
    射容器の底部に配置され、前記内容液を吸入して前記噴
    射部側に供給する噴射容器用チューブにおいて、前記チ
    ューブ本体の頂部側には、前記内容液を吸入する頂部吸
    入孔と前記頂部吸入孔を重力により開閉する頂部開閉部
    材とを有する頂部吸入バルブが、倒立状態では前記頂部
    吸入孔を開放し、かつ、正立状態では前記頂部吸入孔を
    閉鎖するように設けられ、前記チューブ本体の底部側に
    は、前記内容液を吸入する底部吸入孔と前記底部吸入孔
    を重力により開閉する底部開閉部材とを有する底部吸入
    バルブが、正立状態では前記底部吸入孔を開放し、か
    つ、倒立状態では前記底部吸入孔を閉鎖するように設け
    られたことを特徴とする噴射容器用チューブ。
  2. 【請求項2】 頂部吸入バルブ及び底部吸入バルブに
    は、それぞれ、開閉部材収容部を有するハウジングが備
    えられ、頂部開閉部材又は底部開閉部材は、前記開閉部
    材収容部内に重力により移動自在に収容され、頂部吸入
    孔又は底部吸入孔は、前記頂部開閉部材又は前記底部開
    閉部材の移動により開閉されるように形成されたことを
    特徴とする請求項1に記載の噴射容器用チューブ。
  3. 【請求項3】 頂部開閉部材又は底部開閉部材は、開閉
    部材収容部と比較して小型の球形に形成されたことを特
    徴とする請求項2に記載の噴射容器用チューブ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005132466A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Yoshino Kogyosho Co Ltd ポンプディスペンサー
KR100960029B1 (ko) 2008-06-10 2010-05-28 조남월 분무기
KR101593877B1 (ko) * 2015-05-04 2016-02-12 한양대학교 산학협력단 에어로졸 스프레이 기구

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005132466A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Yoshino Kogyosho Co Ltd ポンプディスペンサー
JP4574159B2 (ja) * 2003-10-31 2010-11-04 株式会社吉野工業所 ポンプディスペンサー
KR100960029B1 (ko) 2008-06-10 2010-05-28 조남월 분무기
KR101593877B1 (ko) * 2015-05-04 2016-02-12 한양대학교 산학협력단 에어로졸 스프레이 기구

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