JP2000033199A - 衣料品の仕上げ装置 - Google Patents

衣料品の仕上げ装置

Info

Publication number
JP2000033199A
JP2000033199A JP10203570A JP20357098A JP2000033199A JP 2000033199 A JP2000033199 A JP 2000033199A JP 10203570 A JP10203570 A JP 10203570A JP 20357098 A JP20357098 A JP 20357098A JP 2000033199 A JP2000033199 A JP 2000033199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
carry
clothing
clothes
steam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10203570A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kato
博司 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10203570A priority Critical patent/JP2000033199A/ja
Publication of JP2000033199A publication Critical patent/JP2000033199A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気室を形成するハウジングの容積を少なく
して、蒸気使用量を低減することができるとともに仕上
げむらを無くすことができる衣料品の仕上げ装置を提供
する。 【解決手段】 フレーム11の中間部横枠17の上面に
ハウジング22を設置する。このハウジング22の下面
に衣服の搬入口23を設け、上面に搬出口24を形成す
る。前記ハウジング22の内部の底面側に一対の蒸気噴
射パイプ25,26を設け、衣服搬入出機構41を構成
するチェーン50に取り付けたフック51に対し衣服5
2を掛けたハンガー53を係止し、チェーン50を周回
させて衣服52を前記ハウジング22の蒸気室R内に導
き上方へ引き上げる。この衣服52の引き上げ途中にお
いて前記両噴射パイプ25,26から衣服52に対し蒸
気を噴射し皺等の除去を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は洋服や和服、ある
いは帯等の衣料品の仕上げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の衣料品の仕上げ装置として、例え
ば特公平8−22360号公報に示すトンネル型仕上げ
機が提案されている。この仕上げ機はハウジングの搬入
口側と搬出口側にそれぞれ一対の空圧ローラを配設し、
ハウジングの上部を走行するチェーンにフックを介して
掛け止めされた衣服吊下用のハンガーを前記空圧ローラ
の間からハウジング室内に導き入れ、ハウジング内を通
過する間に蒸気を衣服に噴射して皺伸ばしなどの処理を
行い、ハウジングの搬出口から衣服を外部に搬出するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
トンネル型仕上げ機は、前後一対の空圧ローラがハウジ
ングの内部に収容され、衣服が上下方向に吊り下げられ
た状態で、垂直平面内を水平に移動し、衣服全体に蒸気
を噴射するように構成されている。このため、ハウジン
グの内部の蒸気室の容積を増大しなければならず、使用
蒸気量が多くなるという問題がある。
【0004】又、蒸気室への蒸気の供給は蒸気室の下部
から行われるが、蒸気は下方から上方に向けて素早く移
動し、衣服の下部に対する蒸気の供給が不足して仕上げ
むらが生じるという問題もあった。
【0005】さらに、上記従来の仕上げ機はハウジング
の内部の中間位置にも空圧ローラが垂直軸線の回りで回
転可能に設けられ、衣服を圧着するようになっている。
しかし、この中間部に位置する空圧ローラは、衣服を挟
着して下流側に搬送するので、衣服をプレスすることは
可能であるが、皺伸ばしを効果的に行うことはできな
い。即ち、衣服に対しその押圧方向にしか力を掛けるこ
とができないので、皺の生じている衣服に対し皺を伸ば
す方向に空圧ローラが作用することはなく、皺伸ばしが
実質的に行えないという問題があった。
【0006】この発明の第1の目的は、上記従来の技術
に存する問題点を解消して、ハウジングの蒸気室の容積
を小さくして使用蒸気量を低減することができるととも
に、衣料品の仕上げむらを抑制することができる衣料品
の仕上げ装置を提供することにある。
【0007】この発明の第2の目的は、上記第1の目的
に加えて、衣料品の皺伸ばしを確実に行うことができる
衣料品の仕上げ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明では、フレームに対し
蒸気室を形成するハウジングを装着し、該ハウジングに
衣料品をその長手方向に搬入する搬入口と、同じく長手
方向に搬出する搬出口を設け、前記フレームに対し前記
ハウジングの搬入口と搬出口を貫通して走行し、衣料品
を前記搬入口からハウジング内に搬入し、かつ搬出口か
ら搬出する搬入出機構を設け、前記搬入出機構は、衣料
品を掛止したハンガーを係止する係止部を備え、前記ハ
ウジングには該ハウジング内の蒸気室に蒸気を供給して
通過する衣料品に蒸気を供給する蒸気供給手段を設けて
いる。
【0009】請求項2に記載の発明では、前述した第2
の目的を達成するため、請求項1において、前記ハウジ
ング内には、該ハウジング内を通過中の衣料品に対し機
械的に皺取りを行う皺取り機構が設けられている。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記ハウジングの底面に前記搬入口が、上面に搬
出口が設けられ、前記搬入出機構は衣料品をハウジング
内にて上方向に移動するように構成されている。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1,2
又は3において、前記搬入出機構の搬出側にはには、ハ
ウジングから取り出された衣料品を該搬入出機構から自
動的に取り外すための取り外し手段が設けられている。
【0012】請求項5に記載の発明では、請求項1,
2,3又は4において、前記ハウジングの搬出口側に
は、衣料品を加熱する機構が設けられている。請求項6
に記載の発明では、請求項1,2,3又は4において、
前記搬入出機構は、無端状のチェーンあるいはベルト等
の搬入出索であって、該搬入出索には衣料品を係止する
係止部が複数箇所に設けられている。
【0013】請求項7に記載の発明では、請求項2にお
いて、前記皺取り機構はモータにより回転される回転軸
に取着されたブラシである。請求項8に記載の発明で
は、請求項6において、前記搬入出索から衣料品を自動
的に取り外す手段は、搬入出索に設けた係止部としての
フックに掛ける衣料品用ハンガーを該フックから取り外
す器具である。
【0014】請求項9に記載の発明では、請求項1〜8
のいずれかにおいて、前記蒸気を供給する手段は、ハウ
ジングの搬入口側に近接して配設され、噴射孔を多数箇
所に直列状に形成した噴射パイプである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の衣料品の仕上げ
装置を具体化した一実施形態を図1〜図3に基づいて説
明する。
【0016】図2に示すように縦長四角枠状のフレーム
11は、4本の角パイプよりなる縦枠12,13,1
4,15と、前記各縦枠12〜15の上端部間に架設連
結した上部横枠16〜16と、各縦枠12〜15の中間
部に水平に架設連結した中間部横枠17と、各縦枠12
〜15の下端部間に連結した下部横枠18〜18とによ
り構成されている。
【0017】前記フレーム11の中間部横枠17の上部
には、皺伸ばし装置21が装着されている。この皺伸ば
し装置21は横長四角箱状のハウジング22を有し、該
ハウジング22の底壁には、長手方向に衣服の搬入口2
3が形成され、上壁には衣服の搬出口24が前記搬入口
23と対向して長手方向に形成されている。前記ハウジ
ング22内の内部には底壁に近接して前記搬入口23を
挟むように一対の蒸気噴射パイプ25,26が水平に、
かつ互いに平行に配設されている。なお、図1ではハウ
ジング22とパイプ25,26は一体的に図示されてい
るが、別体となっている。両噴射パイプ25,26の対
向面には、噴射孔25a,26aが水平方向に所定の等
ピッチで多数透設されている。前記両蒸気噴射パイプ2
5,26の背面側には蒸気供給パイプ27が接続され、
蒸気供給源28から該パイプ27を介して前記噴射パイ
プ25,26内に蒸気を供給可能となっている。
【0018】前記ハウジング22内には該ハウジング2
2内を下方から上方に移動する衣服に対し機械的に皺取
りを行う皺取り装置29が内装されている。この皺取り
装置29は一対の互いに平行な水平方向に伸びる回転軸
30,31と、一方の回転軸30の外端部に連結した駆
動モータ32と、前記両回転軸30,31の外周に多数
放射状に止着した弾性を有するブラシ33,33とから
構成されている。そして、前記モータ32により一方の
回転軸30及びブラシ33が図1において時計まわり方
向に回転されると、他方の回転軸31及びブラシ33が
反時計回り方向に回転され、ハウジング22内の蒸気室
R内を引き上げられる衣服52に対しブラッシングして
皺伸ばしするようにしている。
【0019】前記ハウジング22の上面側にはハウジン
グ22から上方に取り出された衣服52を乾燥するため
の乾燥装置34が装設されている。この装置34は左右
一対の熱風又は風を噴射する噴射ノズル35,36を備
え、各ノズル35,36にはパイプ37を介して熱風又
は風の供給源38に接続されている。そして、衣服52
に対し熱風又は風を噴射して乾燥するようにしている。
【0020】次に、前記ハウジング22内に衣服52を
搬入出するための搬入出機構41について説明する。前
記上部横枠16及び中間部横枠17のうち中央部に位置
する上部横枠16aと中間部横枠17の下面には、軸受
42〜42を介して駆動スプロケットホイール43及び
被動スプロケットホイール44,45,46が所定位置
において回転可能に支持されている。なお、図1〜図3
ではホイールとチェーンは、プーリとベルトのように図
示されている。下方に位置する一対のスプロケットホイ
ール44,45は図3に示すように左右一対の軸受4
2,42に支持した軸42aの中央部に嵌合固定されて
いる。各スプロケットホイール43〜46は、同一の垂
直面内に配設されている。前記上部横枠16の最外側の
横枠16bには取付板47が溶着され、該取付板47の
下面には駆動モータ48が取り付けられ、該モータ48
の回転軸49が前記駆動スプロケットホイール43に連
結されている。前記各スプロケットホイール43〜46
には搬入出索としてのチェーン50が無端状に巻装され
ている。該チェーン50の外側部には係止部としてのフ
ック51が複数箇所(この実施形態では2箇所)に設け
られ、該フック51には衣服52を掛けたハンガー53
が係止されるようになっている。
【0021】前記下側に位置する一対の被動スプロケッ
トホイール44,45の下方には、衣服52を前記搬入
口23へ案内するためのガイドプレート54が中間部横
枠17に対し図示しないブラケットを介して装着されて
いる。
【0022】一方、前記被動スプロケットホイール46
の近傍には、前記上部横枠16aを利用して、フック5
1に掛け止められたハンガー53を該フック51から自
動的に外して、搬出レール62に受け渡すためのハンガ
ー取り外し部材61が取り付けられている。この取り外
し部材61は例えば下端ほど小さくなる楔状に形成さ
れ、その中間部には縦方向に前記フック51の通過を許
容するスリット61aが形成されている。そして、前記
スリット61aを前記フック51が通過する間にハンガ
ー53の掛止部53aがフック51から外されて、搬出
レール62に受け渡されるようにしている。
【0023】次に、前記のように構成した衣服の仕上げ
装置について、その動作を説明する。駆動モータ48が
起動されて、該モータ48の回転軸49により、駆動ス
プロケットホイール43が回転されると、チェーン50
が矢印方向に走行され、該チェーン50に設けたフック
51が図1においてガイドプレート54の近傍に差しか
かると、該フック51に衣服52を掛けたハンガー53
のフック部を係止する。その後、衣服52はガイドプレ
ート54の上面を案内されながらハウジング22の搬入
口23へと移送され、該搬入口23からハウジング22
の蒸気室R内部に移送される。
【0024】蒸気供給源28の高温の蒸気は、供給パイ
プ27を介して両蒸気噴射パイプ25,26の噴射孔2
5a,26aから蒸気室R内に噴射され、衣服52に照
射される。このため、ハウジング22内で衣服52は蒸
気により細かい皺などが除去される、又、モータ32に
より回転軸30,31が回転されてブラシ33,33が
回転されているので、ハウジング22内を通過する衣服
52の表裏両面がブラッシングされて、皺取り動作が行
われる。
【0025】次に、前記のように構成した衣服の仕上げ
装置についてその効果を構成とともに列記する。 (1)前記実施形態では、ハウジング22の底壁に衣服
52の搬入口23を形成し、上壁に搬出口24を形成
し、蒸気室R内で衣服52を上方に引き上げる間に蒸気
噴射パイプ25,26の噴射孔25a,26aから蒸気
を衣服52に噴射するようにした。このため、ハウジン
グ22の蒸気室R内の容積を小さくすることができるの
で、使用蒸気量を少なくして仕上げコストを低減するこ
とができる。又、蒸気の量を少なくすることができるの
で、従来の多量に蒸気を使用する装置と比較して、縫い
割りした衣服の縫い代の戻りを少なくすることができ
る。
【0026】(2)前記実施形態では、衣服52の表裏
両面に対し蒸気を噴射するようにし、かつ前述したよう
に狭い蒸気室R内を衣服が通過するようにしたので、衣
服52に蒸気を効率的に噴射して衣服52の仕上げむら
を無くすことができる。
【0027】(3)前記実施形態では、ハウジング22
内に左右一対のブラシ33,33を設け、衣服52の引
き上げ方向と反対方向にブラシ33,33を回転して衣
服52の皺を除去するようにしたので、効率的な衣服の
皺取りを行うことができる。
【0028】(4)前記実施形態では、ハウジング22
の上面に加熱装置34を装着し、ハウジング22から引
き上げられた衣服52の表裏両面に対し乾燥空気を噴射
するようにした。このため、衣服52の乾燥仕上げ動作
を確実に行うことができるとともに、乾燥装置34を別
途装設した乾燥室内を通す必要がなく、装置を小型化す
ることができる。
【0029】(5)前記実施形態では、衣服の搬入出機
構41を、チェーン50を周回させるようにするととも
に、該チェーン50に複数のフック51を取付け、該フ
ック51に衣服52を装着するハンガー53を掛け止め
るようにした。このため、衣服の搬入出作業を容易に行
うことができる。
【0030】(6)前記実施形態では、ハウジング22
から引き上げられた衣服52が上部の被動スプロケット
ホイール46に近づいた時にフック51からハンガー5
3を取り外すハンガー取り外し部材61を設けたので、
作業者がいちいち手作業により取り外す面倒な作業を省
略し自動的に衣服52を搬出レール62側に移し替える
ことができる。
【0031】なお、前記実施形態は以下のように変更し
て具体化することもできる。 ・図4に示すように、前記搬入出索を形成するチェーン
50を省略し、これに代えて、モータ71、ピニオン7
2及びラック73よりなる直線往復動機構74によりハ
ウジング22内に出入り可能な搬入出ロッド75を装着
し、該ロッド75にフック51を取り付けるようにして
も良い。
【0032】この実施形態では、搬入出機構41の構成
を簡素化することができる。 ・図5に示すように、ハウジング22の左側壁部に搬入
口23を設け、右側壁部に搬出口24を設け、衣服搬入
出機構41のチェーン50を水平方向に配設するように
しても良い。
【0033】この場合にもハウジング22内を衣服52
が通過する間に衣服52が蒸気噴射パイプ25,26に
よって効率的に仕上げられ、又、ブラシ33,33によ
り効率的に皺取り動作され、蒸気の使用量を低減するこ
とができるとともに仕上げ状態を確実にすることができ
る。
【0034】・前記実施形態では衣服搬入出機構41
を、スプロケットホイール43〜46と該ホイールに掛
装されたチェーン50と、モータ48により構成した
が、前記スプロケットホイール43〜46及びチェーン
50に代えて、プーリと該プーリに掛装されるひも状の
ベルトと、該ベルトに係止されたフックとにより構成し
ても良い。
【0035】・前記実施形態ではブラシ33を用いたが
これに代えて一対のローラを用い、両ローラが衣服の移
動方向と反対方向に回動するようにしても良い。上記の
別例において、両ローラに所定の回転抵抗を付与し、衣
服52が通過する際、皺延ばしができるようにしても良
い。
【0036】この発明は請求項1〜9に記載の技術思想
以外に、前記実施形態から次のような技術思想を把握す
ることができる。技術思想1 請求項1,2,3又は4
において、前記搬入出機構は、直線往復動機構とそれに
より作動される搬入出ロッドとにより構成され、ロッド
の端部には衣料品のハンガーを係止する係止部が設けら
れている衣料品の仕上げ装置。
【0037】この仕上げ装置の場合には、搬入出機構を
簡素化することができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明はハウジング内の蒸気室の容積を少なくすることがで
きるとともに、衣服の仕上げむらを抑制することができ
る効果を奏する。
【0039】請求項2記載の発明は、ハウジング内を通
過中の衣服に対し機械的に皺取りを行うことができるの
で、衣服の皺取り動作を確実に行うことができる。請求
項3記載の発明は、ハウジングの底面に衣服の搬入口
が、上面に搬出口が設けられ、搬入出機構は衣服をハウ
ジングの蒸気室内にて上方向に移動するように構成され
ているので、設置スペースが狭くてもスペースを有効に
活用することができる。又、衣服の蒸気の照射を表裏両
面に対しほぼ均等に行うことができ、仕上げむらをさら
に抑制することができる。
【0040】請求項4記載の発明は請求項1〜3のいず
れかの記載の発明の効果に加えて、ハウジング内から取
り出された衣服が自動的に取り外されるので、作業能率
を向上することができる。
【0041】請求項5記載の発明は請求項1〜4のいず
れかに記載の発明の効果に加えて、衣服が加熱装置によ
り加熱されるので、仕上げむらをさらに無くすことがで
きるとともに、加熱する装置を別の位置に設ける場合と
比較して装置をコンパクト化することができる。
【0042】請求項6記載の発明は請求項1,2,3又
は4に記載の発明の効果に加えて、衣服の搬入出作業を
能率良く行うことができる。請求項7記載の発明は請求
項2記載の発明の効果に加えて、衣服の皺取り動作を衣
服を損傷することなく確実に行うことができる。
【0043】請求項8記載の発明は請求項6記載の発明
の効果に加えて、フックから衣料品を取り外す機構を簡
素な構造とすることができる。請求項9記載の発明は請
求項1〜8のいずれかの発明の効果に加えて、蒸気を供
給する手段を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した衣料品の仕上げ装置の
縦断面図。
【図2】 同じく衣料品の仕上げ装置の斜視図。
【図3】 衣料品の仕上げ装置の要部を示す断面図。
【図4】 この発明の別の実施形態を示す部分断面図。
【図5】 この発明の別の実施形態を示す正面図。
【符号の説明】
11…フレーム、21…皺伸ばし装置、22…ハウジン
グ、23…搬入口、24…搬出口、25…蒸気噴射パイ
プ、25a…噴射孔、26…蒸気噴射パイプ、26a…
噴射孔、29…機械的皺取り装置、30…回転軸、31
…回転軸、32…モータ、33…ブラシ、34…乾燥装
置、35…乾燥空気噴射ノズル、36…乾燥空気噴射ノ
ズル、41…衣服の搬入出機構、43…駆動スプロケッ
トホイール、44〜46…被動スプロケットホイール、
48…駆動モータ、50…チェーン、51…フック、5
2…衣服、53…ハンガー、61…ハンガー取り外し部
材、62…搬出レール、74…直線往復動機構、75…
搬入出ロッド。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに対し蒸気室を形成するハウジ
    ングを装着し、該ハウジングに衣料品をその長手方向に
    搬入する搬入口と、同じく長手方向に搬出する搬出口を
    設け、前記フレームに対し前記ハウジングの搬入口と搬
    出口を貫通して走行し、衣料品を前記搬入口からハウジ
    ング内に搬入し、かつ搬出口から搬出する搬入出機構を
    設け、前記搬入出機構は、衣料品を掛止したハンガーを
    係止する係止部を備え、前記ハウジングには該ハウジン
    グ内の蒸気室に蒸気を供給して通過する衣料品に蒸気を
    供給する蒸気供給手段を設けた衣料品の仕上げ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ハウジング内に
    は、該ハウジング内を通過中の衣料品に対し機械的に皺
    取りを行う皺取り機構が設けられている衣料品の仕上げ
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ハウジングの底
    面に前記搬入口が、上面に搬出口が設けられ、前記搬入
    出機構は衣料品をハウジング内にて上方向に移動するよ
    うに構成されている衣料品の仕上げ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、前記搬入
    出機構の搬出側にはには、ハウジングから取り出された
    衣料品を該搬入出機構から自動的に取り外すための取り
    外し手段が設けられている衣料品の仕上げ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4において、前記
    ハウジングの搬出口側には、衣料品を加熱する機構が設
    けられている衣料品の仕上げ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3又は4において、前記
    搬入出機構は、無端状のチェーンあるいはベルト等の搬
    入出索であって、該搬入出索には衣料品を係止する係止
    部が複数箇所に設けられている衣料品の仕上げ装置。
  7. 【請求項7】 請求項2において、前記皺取り機構はモ
    ータにより回転される回転軸に取着されたブラシである
    衣料品の仕上げ装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記搬入出索から衣
    料品を自動的に取り外す手段は、搬入出索に設けた係止
    部としてのフックに掛ける衣料品用ハンガーを該フック
    から取り外す器具である衣料品の仕上げ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかにおいて、前記
    蒸気を供給する手段は、ハウジングの搬入口側に近接し
    て配設され、噴射孔を多数箇所に直列状に形成した噴射
    パイプである衣料品の仕上げ装置。
JP10203570A 1998-07-17 1998-07-17 衣料品の仕上げ装置 Pending JP2000033199A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10203570A JP2000033199A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 衣料品の仕上げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10203570A JP2000033199A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 衣料品の仕上げ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000033199A true JP2000033199A (ja) 2000-02-02

Family

ID=16476322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10203570A Pending JP2000033199A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 衣料品の仕上げ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000033199A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017086137A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 三菱電機株式会社 衣類メンテナンス装置
CN111663312A (zh) * 2019-03-06 2020-09-15 青岛海尔智能技术研发有限公司 自动熨烫干衣设备及其控制方法
CN111764069A (zh) * 2020-07-10 2020-10-13 浙江优可思护理用品科技有限公司 一种湿巾传送防褶皱装置
CN113445288A (zh) * 2020-03-24 2021-09-28 青岛海尔洗衣机有限公司 一种熨烫机的控制方法及熨烫机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017086137A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 三菱電機株式会社 衣類メンテナンス装置
CN111663312A (zh) * 2019-03-06 2020-09-15 青岛海尔智能技术研发有限公司 自动熨烫干衣设备及其控制方法
CN113445288A (zh) * 2020-03-24 2021-09-28 青岛海尔洗衣机有限公司 一种熨烫机的控制方法及熨烫机
CN111764069A (zh) * 2020-07-10 2020-10-13 浙江优可思护理用品科技有限公司 一种湿巾传送防褶皱装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05317828A (ja) 帯状物の処理方法とその装置
JPH05179562A (ja) 多段ネット式乾燥装置
JP2000033199A (ja) 衣料品の仕上げ装置
KR100967089B1 (ko) 직물 수축가공장치
US3646784A (en) Dye machine with fabric tension adjustment
KR101021856B1 (ko) 직물 수축가공장치
JPS5855267B2 (ja) チエ−ンレス・マ−セライジング機
KR101108502B1 (ko) 원단 텀블러장치
KR20030017250A (ko) 천연염료를 이용한 염색방법 및 장치
CN207746150U (zh) 矫平辊清洗机
JPH0211031Y2 (ja)
KR101005097B1 (ko) 직물가공 라인용 급속건조장치
KR101048431B1 (ko) 원단 텀블러장치
CN216304180U (zh) 一种服装布料清洗装置
CN221077160U (zh) 一种生产全棉面料高效染色定型装置
CN220846622U (zh) 一种用于普通面料的阻燃处理设备
KR20010084601A (ko) 환편직물의 주름제거기
CN212128536U (zh) 一种织物印染的牵引装置
JP3463258B2 (ja) 帯状物の処理方法とその装置
KR200171988Y1 (ko) 날염포용 증열기
JP3252319B2 (ja) ウエブの熱処理装置
JP2004197285A (ja) 帯状物の処理装置
CN215906406U (zh) 一种具有熨平功能的面料加工纺织机械
JP2516152B2 (ja) 連続布帛の熱風処理装置
KR960004909B1 (ko) 섬유가열처리장치