JP2000032042A - データ多重化装置、データ多重化方法、及びデータ多重化方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ多重化装置、データ多重化方法、及びデータ多重化方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JP2000032042A
JP2000032042A JP19288998A JP19288998A JP2000032042A JP 2000032042 A JP2000032042 A JP 2000032042A JP 19288998 A JP19288998 A JP 19288998A JP 19288998 A JP19288998 A JP 19288998A JP 2000032042 A JP2000032042 A JP 2000032042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet sequence
multiplex
length packet
output
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19288998A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Tomota
政明 友田
Kensuke Sato
健輔 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP19288998A priority Critical patent/JP2000032042A/ja
Publication of JP2000032042A publication Critical patent/JP2000032042A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の入力固定長パケット列を効率よくイン
タリーブすること。 【解決手段】 多重要求生成部101〜103は、出力
固定長パケット列の出力レートと入力固定長パケット列
の入力レートとから、パケット列を多重するタイミング
を計算し、出力基準時刻管理部107の出力基準時刻に
達した時点で多重要求を出力する。キュー部104〜1
06は、多重要求生成部により出力された夫々の多重要
求を一時記憶する。選択信号生成部110は、キュー部
からの多重要求を入力し、所定の検索順序に従って多重
要求の内容を検索し、選択信号を出力する。インタリー
ブ部109は選択信号に従ってパケット列のインタリー
ブを行う。こうすると、無効パケット削除部で検出した
無効パケットを削除でき、他の入力パケット列のインタ
リーブが可能となり、パケット列の充填率が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のディジタル
データを多重化するデータ多重化装置、データ多重化方
法、及びデータ多重化方法を記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多重化の国際標準規格にISO/IEC13818-1
(以下、MPEG2-TSという) がある。MPEG2-TSは、映像エ
レメンタリストリーム(以下、映像ESという) 、音声エ
レメンタリストリーム(以下、音声ESという) 、セクシ
ョン形式ストリーム(以下、セクションデータという)
等をトランスポートストリームパケット(以下、TSパケ
ットという) 化して、これらをインタリーブしたストリ
ームである。このMPEG2-TSストリームを生成するために
は、MPEG2-TSに準拠したデータ多重化装置が必要とな
る。
【0003】従来のデータ多重化装置について、図面を
参照しつつ説明する。図12は従来のデータ多重化装置
900の構成を示すブロック図であり、図13は図12
におけるキュー部104〜106の動作状態を示す説明
図である。図12に示すようにデータ多重化装置900
は、多重要求生成部101、102、103、キュー部
104、105、106、出力基準時刻管理部107、
選択信号生成部108、インタリーブ部109を含んで
構成される。
【0004】図12において、データ多重化装置900
は、N本の入力TSパケット列(入力固定長パケット列)
を入力し、出力TSパケット列(出力固定長パケット列)
を出力するものである。出力基準時刻管理部107は、
出力TSパケット列の先頭を基準とした出力基準時刻を管
理するものであり、例えば、出力TSパケットを1TS パケ
ット出力する度に時計を進める。多重要求生成部101
〜103は、出力TSパケット列の出力レートと、夫々の
入力TSパケット列の入力レートとから、出力TSパケット
列の先頭を基準時刻とするとき、夫々の入力TSパケット
列を多重するタイミングを計算し、出力基準時刻管理部
107により管理される出力基準時刻に達した時点で、
多重要求を生成して出力するものである。
【0005】キュー部104〜106は、多重要求生成
部101〜103により夫々生成された多重要求を格納
するものである。選択信号生成部108は、キュー部1
04〜106からの多重要求を入力し、所定の検索順序
に従って多重要求の有無を検索し、多重要求が格納され
ていることを検出した場合に、多重すへき入力TSパケッ
ト列を選択するための選択信号を生成するものである。
インタリーブ部109は、選択信号生成部108から与
えられた選択信号に従って、入力TSパケット列を選択
し、インタリーブを行うものである。
【0006】次に、データ多重化装置900の動作につ
いて図13を用いて説明する。図13は、現在時刻であ
る0TS からnTS までの各時刻に、映像TSパケット列、デ
ータTSパケット列、音声TSパケット列において、どのよ
うな順序で多重要求が入力されるか、及び出力されるか
(読み出されるか)を示したタイムチャートである。尚
アミ線で示す丸印を新たにキュー部に挿入された多重要
求とし、無地の丸印を既にキュー部に格納されている多
重要求を表す記号とする。
【0007】ここでは、データ多重化装置900は、映
像ESから生成した映像TSパケット列と、データから生成
したデータTSパケット列と、音声ESから生成した音声TS
パケット列とを入力し、これらをインタリーブしてTSパ
ケット列を出力するものとする。このとき、映像TSパケ
ット列の入力レートは7Mbps とし、データTSパケット列
の入力レートは2Mbps とし、音声TSパケット列の入力レ
ートは1Mbps とし、出力TSパケット列の出力レートは10
Mbpsとする。先ず、これらの入力レート及び出力レート
から、夫々の多重要求生成部101〜103において、
以下のような多重化の計算を行う。即ち、映像TSパケッ
ト列については、出力する10TSパケットのうち7TS パケ
ットを多重する。また、データTSパケット列について
は、出力する10TSパケットのうち2TS パケットを多重す
る。更に、音声TSパケット列については、出力する10TS
パケットのうち1TS パケットを多重する。
【0008】夫々の多重要求生成部101〜103にお
いて、出力基準時刻管理部107が管理している現在時
刻を出力1TS パケット単位で取得する。そして、映像TS
パケット列については、その現在時刻が「0 ,1 ,2 ,
4 ,5 ,7 ,8TS パケット目」のときに多重要求が出力
される。またデータTSパケット列については、その現在
時刻が「0 ,5TS パケット目」のときに多重要求が出力
される。更に、音声TSパケット列については、その現在
時刻が「0TS パケット目」のときに多重要求が出力され
る。これらの多重要求はキュー部104〜106に夫々
格納される。
【0009】以降、現在時刻を進めながら動作説明をす
る。 [現在時刻=0TS 目]映像TSパケット列に関して、キュ
ー部104には多重要求が1個挿入されて計1個存在す
る。データTSパケット列に関して、キュー部105には
多重要求が1個挿入されて計1個存在する。音声TSパケ
ット列に関して、キュー部106には多重要求が1個挿
入されて計1個存在する。選択信号生成部108は、3
箇所のキュー部において多重要求の存在を検出し、予め
定められた順序で多重要求の有無の検索を行う。即ち、
最初に映像TSパケット列の多重要求を検出し、これを取
得して、選択信号として「映像TSパケット列」を出力す
る。
【0010】[現在時刻=1TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求が1個存在する。音声TSパケット
列に関して、キュー部106には多重要求が1個存在す
る。選択信号生成部108は、3箇所のキュー部におい
て多重要求の存在を検出するが、先ず最初に映像TSパケ
ットの多重要求を検出し、これを取得して、選択信号と
して「映像TSパケット列」を出力する。
【0011】[現在時刻=2TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求が1個存在する。音声TSパケット
列に関して、キュー部106には多重要求が1個存在す
る。選択信号生成部108は、3箇所のキュー部におい
て多重要求の存在を検出するが、最初に映像TSパケット
の多重要求を検出し、これを取得して、選択信号として
「映像TSパケット列」を出力する。
【0012】[現在時刻=3TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求は存在しない。デ
ータTSパケット列に関して、キュー部105には多重要
求が1個存在する。音声TSパケット列に関して、キュー
部106には多重要求が1個存在する。選択信号生成部
108は、2箇所のキュー部において多重要求の存在を
検出するが、最初にデータTSパケットの多重要求を検出
し、これを取得して、選択信号として「データTSパケッ
ト列」を出力する。
【0013】[現在時刻=4TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求は存在しない。音声TSパケット列
に関して、キュー部106には多重要求が1個存在す
る。選択信号生成部108は、2箇所のキュー部におい
て多重要求の存在を検出するが、最初に映像TSパケット
の多重要求を検出し、これを取得して、選択信号として
「映像TSパケット列」を出力する。
【0014】[現在時刻=5TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求が1個挿入されて計1個存在す
る。音声TSパケット列に関して、キュー部106には多
重要求が1個存在する。選択信号生成部108は、3箇
所のキュー部において多重要求の存在を検出するが、最
初に映像TSパケットの多重要求を検出し、これを取得し
て、選択信号として「映像TSパケット列」を出力する。
【0015】[現在時刻=6TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求は存在しない。デ
ータTSパケット列に関して、キュー部105には多重要
求が1個存在する。音声TSパケット列に関して、キュー
部106には多重要求が1個存在する。選択信号生成部
108は、2箇所のキュー部において多重要求の存在を
検出するが、最初にデータTSパケットの多重要求を検出
し、これを取得して選択信号として、「データTSパケッ
ト列」を出力する。このような動作を繰り返すことによ
り、インタリーブ部109は各入力TSパケットのインタ
リーブを行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ多重化方法では、 1)入力固定長パケット列中に無効パケットが存在して
も、そのまま出力固定長パケットとして出力されるた
め、帯域の無駄使いが生じる。 2)データ多重化装置における入力固定長パケット列の
入力箇所に依存して、多重要求の有無を検索する順序が
あらかじめ固定されているため、上記従来例における音
声TSパケット列のように検索順序が遅いものについて
は、なかなかインタリーブされず、遅延を引き起こすと
共に、ジッタの原因にもなる。 3)入力固定長パケット列の多重要求を、複数個格納す
るだけの十分なキュー部(バッファメモリ等) を具備す
る必要があり、装置規模の拡大や、コストの増大の原因
となるという課題を有していた。
【0017】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、複数の入力固定長パケット列
をインタリーブする際に、帯域使用効率を高めることの
できるデータ多重化装置、データ多重化方法、及びデー
タ多重化方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を実現することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、N本の入力固定長パケット列を入力とし、それらを
インタリーブして出力固定長パケット列を出力するデー
タ多重化装置であって、前記出力固定長パケット列の先
頭を基準とした出力基準時刻を出力する出力基準時刻管
理手段と、前記出力固定長パケット列の出力レートと夫
々の入力固定長パケット列の入力レートとから、前記出
力固定長パケット列の先頭を基準とした夫々の入力固定
長パケット列を多重するタイミングを計算し、前記出力
基準時刻管理手段により管理される出力基準時刻に達し
た時点で多重要求を生成するN個の多重要求生成手段
と、前記N個の多重要求生成手段により生成された多重
要求を夫々格納するN個のキュー手段と、前記N本の入
力固定長パケット列において、無効パケットを検出した
際に無効パケットを削除し、無効パケット検出信号を生
成するN個の無効パケット削除手段と、前記キュー手段
において多重要求が存在し、かつ前記無効パケット削除
手段により無効パケット検出信号が入力された場合、前
記入力固定長パケット列の多重要求を削除し、前記キュ
ー手段の多重要求を更新する多重要求削除手段と、更新
された前記N個のキュー手段の多重要求を、所定の検索
順序に従って検索し、多重要求が格納されていることを
検出した場合には、多重要求のある入力固定長パケット
列を選択するための選択信号を生成する選択信号生成手
段と、前記選択信号生成手段で生成された選択信号に従
って前記入力固定長パケット列のインタリーブを行うイ
ンタリーブ手段と、を具備することを特徴とするもので
ある。
【0019】本願の請求項2の発明は、N本の入力固定
長パケット列を入力とし、それらをインタリーブして出
力固定長パケット列を出力するデータ多重化装置であっ
て、前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力
基準時刻を出力する出力基準時刻管理手段と、前記出力
固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固定長パケ
ット列の入力レートとから前記出力固定長パケット列の
先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット列を多重す
るタイミングを計算し、前記出力基準時刻管理手段によ
り管理される出力基準時刻に達した時点で多重要求を生
成するN個の多重要求生成手段と、前記N個の多重要求
生成手段により生成された多重要求を夫々格納するN個
のキュー手段と、前記N個のキュー手段からの多重要求
を入力とし、所定の検索順序に従って多重要求の有無を
検索し、多重要求が格納されていることを検出した場合
には、多重要求のある入力固定長パケット列を順次に選
択するための選択信号を生成し、再検索要求が入力され
たとき、無効パケットの選択信号と同一出力基準時刻に
他の入力固定長パケット列を選択する選択信号を生成す
る適応型選択信号生成手段と、前記適応型選択信号生成
手段で生成された選択信号に従って前記入力固定長パケ
ット列のインタリーブを適応的に行い、前記選択信号に
より選択した前記入力固定長パケット列が無効パケット
である場合には、前記無効パケットを削除して前記適応
型選択信号生成手段に対して前記再検索要求を出力する
適応型インタリーブ手段と、を具備することを特徴とす
るものである。
【0020】本願の請求項3の発明は、送信優先度が付
加されたN本の入力固定長パケット列を入力とし、それ
らをインタリーブして出力固定長パケット列を出力する
データ多重化装置であって、前記出力固定長パケット列
の先頭を基準とした出力基準時刻を出力する出力基準時
刻管理手段と、前記出力固定長パケット列の出力レート
と夫々の入力固定長パケット列の入力レートとから、前
記出力固定長パケット列の先頭を基準とした夫々の入力
固定長パケット列を多重するタイミングを計算し、前記
出力基準時刻管理手段により管理される出力基準時刻に
達した時点で多重要求を生成するN個の多重要求生成手
段と、前記N個の多重要求生成手段により生成された多
重要求を夫々格納するN個のキュー手段と、前記N個の
キュー手段により格納された夫々の多重要求を入力し、
N本の入力固定長パケット列に対応した夫々の送信優先
度を比較し、比較結果から送信優先順位を決定し、前記
N個のキュー手段からの多重要求の出力順序を変更する
優先順位管理手段と、前記優先順位管理手段で設定され
た検索順序に従って、前記N個のキュー手段の多重要求
を検索し、多重要求が格納されていることを検出した場
合には、多重要求のある入力固定長パケット列を選択す
るための選択信号を生成する選択信号生成手段と、前記
選択信号生成手段で生成された選択信号に従って前記入
力固定長パケット列のインタリーブを行うインタリーブ
手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0021】本願の請求項4の発明は、送信優先度と送
信許容遅延時間とが付加されたN本の入力固定長パケッ
ト列を入力とし、それらをインタリーブして出力固定長
パケット列を出力するデータ多重化装置であって、前記
出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準時刻
を出力する出力基準時刻管理手段と、前記出力固定長パ
ケット列の出力レートと夫々の入力固定長パケット列の
入力レートとから、前記出力固定長パケット列の先頭を
基準とした夫々の入力固定長パケット列を多重するタイ
ミングを計算し、前記出力基準時刻管理手段により管理
される出力基準時刻に達した時点で多重要求を生成する
N個の多重要求生成手段と、前記N個の多重要求生成手
段により生成された多重要求を夫々格納するN個のキュ
ー手段と、前記N個のキュー手段により格納された夫々
の多重要求を入力し、N本の入力固定長パケット列に対
応した夫々の送信優先度と送信許容遅延時間とを比較
し、その比較結果から送信優先順位を決定し、前記N個
のキュー手段からの多重要求の出力順序を変更する許容
遅延制御優先順位管理手段と、前記許容遅延制御優先順
位管理手段で設定された検索順序に従って、前記N個の
キュー手段の多重要求を検索し、多重要求が格納されて
いることを検出した場合には、多重要求のある入力固定
長パケット列を選択するための選択信号を生成する選択
信号生成手段と、前記選択信号生成手段で生成された選
択信号に従って前記入力固定長パケット列のインタリー
ブを行うインタリーブ手段と、を具備し、前記許容遅延
制御優先順位管理手段は、前記N個のキュー手段におい
て、いずれかの多重要求が夫々の入力固定長パケット列
に対応した許容遅延時間以上になった場合には、一時的
にその入力固定長パケット列の多重要求の優先順位を上
げることを特徴とするものである。
【0022】本願の請求項5の発明は、N本の入力固定
長パケット列を入力とし、それらをインタリーブして出
力固定長パケット列を出力するデータ多重化方法であっ
て、前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力
基準時刻を出力する出力基準時刻管理ステップと、前記
出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固定長
パケット列の入力レートとから、前記出力固定長パケッ
ト列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット列を
多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管理ス
テップにより管理される出力基準時刻に達した時点でN
組の多重要求を生成する多重要求生成ステップと、前記
多重要求生成ステップにより生成されたN組の多重要求
を格納するキューステップと、前記N本の入力固定長パ
ケット列において、無効パケットを検出した際に無効パ
ケットを削除し、N組の無効パケット検出信号を生成す
る無効パケット削除ステップと、前記キューステップに
おいて多重要求が存在し、かつ前記無効パケット削除ス
テップにより無効パケット検出信号が入力された場合、
前記入力固定長パケット列の多重要求を削除し、前記キ
ューステップの多重要求を更新する多重要求削除ステッ
プと、更新された前記キューステップのN組の多重要求
を、所定の検索順序に従って検索し、多重要求が格納さ
れていることを検出した場合には、多重要求のある入力
固定長パケット列を選択するための選択信号を生成する
選択信号生成ステップと、前記選択信号生成ステップで
生成された選択信号に従って前記入力固定長パケット列
のインタリーブを行うインタリーブステップと、を具備
することを特徴とするものである。
【0023】本願の請求項6の発明は、N本の入力固定
長パケット列を入力とし、それらをインタリーブして出
力固定長パケット列を出力するデータ多重化方法であっ
て、前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力
基準時刻を出力する出力基準時刻管理ステップと、前記
出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固定長
パケット列の入力レートとから前記出力固定長パケット
列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット列を多
重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管理ステ
ップにより管理される出力基準時刻に達した時点でN組
の多重要求を生成する多重要求生成ステップと、前記多
重要求生成ステップにより生成されたN組の多重要求を
格納するキューステップと、前記キューステップからの
N組の多重要求を入力とし、所定の検索順序に従って多
重要求の有無を検索し、多重要求が格納されていること
を検出した場合には、多重要求のある入力固定長パケッ
ト列を順次に選択するための選択信号を生成し、再検索
要求が入力されたとき、無効パケットの選択信号と同一
出力基準時刻に他の入力固定長パケット列を選択する選
択信号を生成する適応型選択信号生成ステップと、前記
適応型選択信号生成ステップで生成された選択信号に従
って前記入力固定長パケット列のインタリーブを適応的
に行い、前記選択信号により選択した前記入力固定長パ
ケット列が無効パケットである場合には、前記無効パケ
ットを削除して前記適応型選択信号生成ステップに対し
て前記再検索要求を出力する適応型インタリーブステッ
プと、を具備することを特徴とするものである。
【0024】本願の請求項7の発明は、送信優先度が付
加されたN本の入力固定長パケット列を入力とし、それ
らをインタリーブして出力固定長パケット列を出力する
データ多重化方法であって、前記出力固定長パケット列
の先頭を基準とした出力基準時刻を出力する出力基準時
刻管理ステップと、前記出力固定長パケット列の出力レ
ートと夫々の入力固定長パケット列の入力レートとか
ら、前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした夫々
の入力固定長パケット列を多重するタイミングを計算
し、前記出力基準時刻管理ステップにより管理される出
力基準時刻に達した時点でN組の多重要求を生成する多
重要求生成ステップと、前記多重要求生成ステップによ
り生成されたN組の多重要求を格納するキューステップ
と、前記キューステップにより格納されたN組の多重要
求を入力し、N本の入力固定長パケット列に対応した夫
々の送信優先度を比較し、比較結果から送信優先順位を
決定し、前記キューステップからのN組の多重要求の出
力順序を変更する優先順位管理ステップと、前記優先順
位管理ステップで設定された検索順序に従って、前記キ
ューステップのN組の多重要求を検索し、多重要求が格
納されていることを検出した場合には、多重要求のある
入力固定長パケット列を選択するための選択信号を生成
する選択信号生成ステップと、前記選択信号生成ステッ
プで生成された選択信号に従って前記入力固定長パケッ
ト列のインタリーブを行うインタリーブステップと、を
具備することを特徴とするものである。
【0025】本願の請求項8の発明は、送信優先度と送
信許容遅延時間とが付加されたN本の入力固定長パケッ
ト列を入力とし、それらをインタリーブして出力固定長
パケット列を出力するデータ多重化方法であって、前記
出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準時刻
を出力する出力基準時刻管理ステップと、前記出力固定
長パケット列の出力レートと夫々の入力固定長パケット
列の入力レートとから、前記出力固定長パケット列の先
頭を基準とした夫々の入力固定長パケット列を多重する
タイミングを計算し、前記出力基準時刻管理ステップに
より管理される出力基準時刻に達した時点でN組の多重
要求を生成する多重要求生成ステップと、前記多重要求
生成ステップにより生成されたN組の多重要求を格納す
るキューステップと、前記キューステップにより格納さ
れたN組の多重要求を入力し、N本の入力固定長パケッ
ト列に対応した夫々の送信優先度と送信許容遅延時間と
を比較し、その比較結果から送信優先順位を決定し、前
記N個のキューステップからの多重要求の出力順序を変
更する許容遅延制御優先順位管理ステップと、前記許容
遅延制御優先順位管理ステップで設定された検索順序に
従って、前記キューステップのN組の多重要求を検索
し、多重要求が格納されていることを検出した場合に
は、多重要求のある入力固定長パケット列を選択するた
めの選択信号を生成する選択信号生成ステップと、前記
選択信号生成ステップで生成された選択信号に従って前
記入力固定長パケット列のインタリーブを行うインタリ
ーブステップと、を具備し、前記許容遅延制御優先順位
管理ステップは、前記キューステップにおいて、N組の
うちいずれかの多重要求が夫々の入力固定長パケット列
に対応した許容遅延時間以上になった場合には、一時的
にその入力固定長パケット列の多重要求の優先順位を上
げることを特徴とするものである。
【0026】本願の請求項9の発明は、N本の入力固定
長パケット列を入力とし、それらをインタリーブして出
力固定長パケット列を出力するデータ多重化方法のプロ
グラムを記載した記録媒体であって、前記出力固定長パ
ケット列の先頭を基準とした出力基準時刻を出力する出
力基準時刻管理ステップと、前記出力固定長パケット列
の出力レートと夫々の入力固定長パケット列の入力レー
トとから、前記出力固定長パケット列の先頭を基準とし
た夫々の入力固定長パケット列を多重するタイミングを
計算し、前記出力基準時刻管理ステップにより管理され
る出力基準時刻に達した時点でN組の多重要求を生成す
る多重要求生成ステップと、前記多重要求生成ステップ
により生成されたN組の多重要求を格納するキューステ
ップと、前記N本の入力固定長パケット列において、無
効パケットを検出した際に無効パケットを削除し、N組
の無効パケット検出信号を生成する無効パケット削除ス
テップと、前記キューステップにおいて多重要求が存在
し、かつ前記無効パケット削除ステップにより無効パケ
ット検出信号が入力された場合、前記入力固定長パケッ
ト列の多重要求を削除し、前記キューステップの多重要
求を更新する多重要求削除ステップと、更新された前記
キューステップのN組の多重要求を、所定の検索順序に
従って検索し、多重要求が格納されていることを検出し
た場合には、多重要求のある入力固定長パケット列を選
択するための選択信号を生成する選択信号生成ステップ
と、前記選択信号生成ステップで生成された選択信号に
従って前記入力固定長パケット列のインタリーブを行う
インタリーブステップと、を具備するデータ多重化方法
を含んだプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体である。
【0027】本願の請求項10の発明は、N本の入力固
定長パケット列を入力とし、それらをインタリーブして
出力固定長パケット列を出力するデータ多重化方法のプ
ログラムを記載した記録媒体であって、前記出力固定長
パケット列の先頭を基準とした出力基準時刻を出力する
出力基準時刻管理ステップと、前記出力固定長パケット
列の出力レートと夫々の入力固定長パケット列の入力レ
ートとから前記出力固定長パケット列の先頭を基準とし
た夫々の入力固定長パケット列を多重するタイミングを
計算し、前記出力基準時刻管理ステップにより管理され
る出力基準時刻に達した時点でN組の多重要求を生成す
る多重要求生成ステップと、前記多重要求生成ステップ
により生成されたN組の多重要求を格納するキューステ
ップと、前記キューステップからのN組の多重要求を入
力とし、所定の検索順序に従って多重要求の有無を検索
し、多重要求が格納されていることを検出した場合に
は、多重要求のある入力固定長パケット列を順次に選択
するための選択信号を生成し、再検索要求が入力された
とき、無効パケットの選択信号と同一出力基準時刻に他
の入力固定長パケット列を選択する選択信号を生成する
適応型選択信号生成ステップと、前記適応型選択信号生
成ステップで生成された選択信号に従って前記入力固定
長パケット列のインタリーブを適応的に行い、前記選択
信号により選択した前記入力固定長パケット列が無効パ
ケットである場合には、前記無効パケットを削除して前
記適応型選択信号生成ステップに対して前記再検索要求
を出力する適応型インタリーブステップと、を具備する
データ多重化方法を含んだプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0028】本願の請求項11の発明は、送信優先度が
付加されたN本の入力固定長パケット列を入力とし、そ
れらをインタリーブして出力固定長パケット列を出力す
るデータ多重化方法のプログラムを記載した記録媒体で
あって、前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした
出力基準時刻を出力する出力基準時刻管理ステップと、
前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
定長パケット列の入力レートとから、前記出力固定長パ
ケット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット
列を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管
理ステップにより管理される出力基準時刻に達した時点
でN組の多重要求を生成する多重要求生成ステップと、
前記多重要求生成ステップにより生成されたN組の多重
要求を格納するキューステップと、前記キューステップ
により格納されたN組の多重要求を入力し、N本の入力
固定長パケット列に対応した夫々の送信優先度を比較
し、比較結果から送信優先順位を決定し、前記キュース
テップからのN組の多重要求の出力順序を変更する優先
順位管理ステップと、前記優先順位管理ステップで設定
された検索順序に従って、前記キューステップのN組の
多重要求を検索し、多重要求が格納されていることを検
出した場合には、多重要求のある入力固定長パケット列
を選択するための選択信号を生成する選択信号生成ステ
ップと、前記選択信号生成ステップで生成された選択信
号に従って前記入力固定長パケット列のインタリーブを
行うインタリーブステップと、を具備するデータ多重化
方法を含んだプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体である。
【0029】本願の請求項12の発明は、送信優先度と
送信許容遅延時間とが付加されたN本の入力固定長パケ
ット列を入力とし、それらをインタリーブして出力固定
長パケット列を出力するデータ多重化方法のプログラム
を記載した記録媒体であって、前記出力固定長パケット
列の先頭を基準とした出力基準時刻を出力する出力基準
時刻管理ステップと、前記出力固定長パケット列の出力
レートと夫々の入力固定長パケット列の入力レートとか
ら、前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした夫々
の入力固定長パケット列を多重するタイミングを計算
し、前記出力基準時刻管理ステップにより管理される出
力基準時刻に達した時点でN組の多重要求を生成する多
重要求生成ステップと、前記多重要求生成ステップによ
り生成されたN組の多重要求を格納するキューステップ
と、前記キューステップにより格納されたN組の多重要
求を入力し、N本の入力固定長パケット列に対応した夫
々の送信優先度と送信許容遅延時間とを比較し、その比
較結果から送信優先順位を決定し、前記N個のキュース
テップからの多重要求の出力順序を変更する許容遅延制
御優先順位管理ステップと、前記許容遅延制御優先順位
管理ステップで設定された検索順序に従って、前記キュ
ーステップのN組の多重要求を検索し、多重要求が格納
されていることを検出した場合には、多重要求のある入
力固定長パケット列を選択するための選択信号を生成す
る選択信号生成ステップと、前記選択信号生成ステップ
で生成された選択信号に従って前記入力固定長パケット
列のインタリーブを行うインタリーブステップと、を具
備し、前記許容遅延制御優先順位管理ステップは、前記
キューステップにおいて、N組のうちいずれかの多重要
求が夫々の入力固定長パケット列に対応した許容遅延時
間以上になった場合には、一時的にその入力固定長パケ
ット列の多重要求の優先順位を上げるデータ多重化方法
を含んだプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体である。
【0030】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1におけるデータ多重化装置及びデータ多重化方法
について、図面を参照しつつ説明する。図1は本実施の
形態1のデータ多重化装置100の構成を示すブロック
図であり、図5は図1におけるキュー部104〜106
の動作状態を示す説明図である。図1に示すようにデー
タ多重化装置100は、N個(ここではN=3)の多重
要求生成部101、102、103、N個のキュー部1
04、105、106、出力基準時刻管理部107、イ
ンタリーブ部109、選択信号生成部110に加えて、
多重要求削除部111、N個の無効パケット削除部11
2、113、114を含んで構成される。
【0031】データ多重化装置100は、N(=3) 本
の入力TSパケット列(入力固定長パケット列) を入力と
し、1本の出力TSパケット列(出力固定長パケット列)
を出力するものである。出力基準時刻管理部107は、
出力TSパケット列の先頭を基準とした出力基準時刻を出
力するものであり、例えば、出力TSパケットを1TS パケ
ット出力する度に時計を進める。多重要求生成部101
〜103は、出力TSパケット列の出力レートと、夫々の
入力TSパケット列の入力レートとから、出力TSパケット
列の先頭を基準とした夫々の入力TSパケット列を多重す
るタイミングを計算し、出力基準時刻管理部107によ
り管理される出力基準時刻に達した時点で、多重要求を
生成して出力するものである。
【0032】キュー部104〜106は、多重要求生成
部101〜103により夫々生成された多重要求を格納
するものである。選択信号生成部110は、夫々のキュ
ー部104〜106からの多重要求を入力し、所定の検
索順序に従って多重要求の有無を検索し、多重要求が格
納されていることを検出した場合に、多重要求された入
力TSパケット列を選択するための選択信号を生成するも
のである。インタリーブ部109は、選択信号に従って
選択された入力TSパケット列のインタリーブを行うもの
である。無効パケット削除部112〜114は、夫々の
入力固定長パケット列においてヌルパケットを検出した
際に、ヌルパケットを削除して無効パケット検出信号を
生成するものである。多重要求削除部111は、キュー
部104〜106において多重要求が存在し、かつ無効
パケット削除部111〜114による無効パケット検出
信号を検出した場合、無効パケット列の多重要求をキュ
ー部104〜106から削除し、キュー部104〜10
6の多重要求を更新するものである。
【0033】次に、本実施の形態のデータ多重化装置1
00の動作について、図5を用いて説明する。ここでは
データ多重化装置100が、映像ESから生成した映像TS
パケット列と、データから生成したデータTSパケット列
と、音声ESから生成した音声TSパケット列とを入力し、
これらのパケット列をインタリーブしてTSパケット列を
出力するものとする。このとき、映像TSパケット列の入
力レートは7Mbps とし、データTSパケット列の入力レー
トは2Mbps とする。但しデータTSパケット列は2TS 毎に
ヌルパケットを1TS 含むため、実効レートは1Mbps であ
る。また音声TSパケット列の入力レートは2Mbps とす
る。そして出力TSパケット列の出力レートは10Mbpsとす
る。つまり、入力レートの総和>出力レートとなる。
【0034】先ず、これらの入力レート及び出力レート
から、夫々の多重要求生成部101〜103は以下のよ
うな多重化の計算を行う。即ち、映像TSパケット列につ
いては、出力する10TSパケットのうち7TS パケットを多
重する。データTSパケット列については、出力する10TS
パケットのうち2TS パケットを多重する。そして、音声
TSパケット列については、出力する10TSパケットのうち
2TS パケットを多重する。夫々の多重要求生成部101
〜103は、出力基準時刻管理部107で管理している
現在時刻を出力1TS パケット単位で取得する。そして、
映像TSパケット列については、その現在時刻が「0 ,1
,2 ,4 ,5 ,7 ,8TS パケット目」のときに多重要
求を出力する。データTSパケット列については、その現
在時刻が「0 ,5TS パケット目」のときに多重要求を出
力する。また、音声TSパケット列については、その現在
時刻が「0 ,5TS パケット目」のときに多重要求を出力
する。これらの多重要求はキュー部104〜106に夫
々格納される。
【0035】以降、現在時刻を進めながら説明する。図
5において、尚アミ線で示す丸印を新たにキュー部に挿
入された多重要求とし、無地の丸印を既にキュー部に格
納されている多重要求を表す記号とする。又ベタ黒の丸
印は無効パケットを示し、※は削除することを示す。 [現在時刻=0TS 目]映像TSパケット列に関して、キュ
ー部104には多重要求が1個挿入されて計1個存在す
る。データTSパケット列に関して、キュー部105には
多重要求が1個挿入されて計1個存在する。音声TSパケ
ット列に関して、キュー部106には多重要求が1個挿
入されて計1個存在する。選択信号生成部110は、3
箇所のキュー部において多重要求の存在を検出するが、
最初に映像TSパケット列の多重要求を検出し、これを取
得して、選択信号として「映像TSパケット列」を出力す
る。
【0036】[現在時刻=1TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求が1個存在する。音声TSパケット
列に関して、キュー部106には多重要求が1個存在す
る。選択信号生成部110は、3箇所のキュー部におい
て多重要求の存在を検出するが、最初に映像TSパケット
の多重要求を検出し、これを取得して、選択信号として
「映像TSパケット列」を出力する。
【0037】[現在時刻=2TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求が1個存在する。音声TSパケット
列に関して、キュー部106には多重要求が1個存在す
る。選択信号生成部110は、3箇所のキュー部におい
て多重要求の存在を検出するが、最初に映像TSパケット
の多重要求を検出し、これを取得して、選択信号として
「映像TSパケット列」を出力する。
【0038】[現在時刻=3TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求は存在しない。デ
ータTSパケット列に関して、キュー部105には多重要
求が1個存在する。音声TSパケット列に関して、キュー
部106には多重要求が1個存在する。選択信号生成部
110は、2箇所のキュー部において多重要求の存在を
検出するが、最初にデータTSパケットの多重要求を検出
し、これを取得して、選択信号として「データTSパケッ
ト列」を出力する。
【0039】[現在時刻=4TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求は存在しない。音声TSパケット列
に関して、キュー部106には多重要求が1個存在す
る。選択信号生成部110は、2箇所のキュー部におい
て多重要求の存在を検出するが、最初に映像TSパケット
の多重要求を検出し、これを取得して、選択信号として
「映像TSパケット列」を出力する。
【0040】[現在時刻=5TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求が1個挿入されて計1個存在す
る。音声TSパケット列に関して、キュー部106には多
重要求が1個挿入されて計2個存在する。選択信号生成
部110は、3箇所のキュー部において多重要求の存在
を検出するが、最初に映像TSパケットの多重要求を検出
し、これを取得して、選択信号として「映像TSパケット
列」を出力する。また同時に、無効パケット削除部11
3は、データTSパケット列中に無効パケットであるヌル
パケットを検出する。無効パケット削除部113はこの
ヌルパケットを削除(空読み)し、多重要求削除部11
1に対して無効パケット検出信号を出力する。多重要求
削除部111は、この無効パケット検出信号が与えられ
ると、キュー部105に格納されている多重要求を1個
削除する。
【0041】[現在時刻=6TS 目]同様に、ここでは、
選択信号として「データTSパケット列」を出力するはず
であるが、現在時刻=5TS 目において、データTSパケッ
ト列の多重要求は削除されているため、結果的に「音声
TSパケット列」が出力される。
【0042】このような動作を繰り返すことにより、イ
ンタリーブ部109は各入力TSパケットのインタリーブ
を行う。なお、本実施の形態では、無効パケットをヌル
パケットとして説明したが、出力固定長パケット列にイ
ンタリーブする必要のないパケット列が含まれる場合
も、同様に動作することができ、これらを発明の範囲か
ら除外されるものではない。
【0043】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2におけるデータ多重化装置及びデータ多重化方法につ
いて、図面を参照しつつ説明する。図2は本実施の形態
のデータ多重化装置200の構成を示すブロック図であ
り、図6は図2におけるキュー部104〜106の動作
状態を示す説明図である。図2に示すように、データ多
重化装置200は、N個の多重要求生成部101、10
2、103、N個のキュー部104、105、106、
出力基準時刻管理部107、適応型選択信号生成部21
5、適応型インタリーブ部216を含んで構成される。
【0044】このデータ多重化装置200は、N(=
3) 本の入力TSパケット列(入力固定長パケット列) を
入力し、出力TSパケット列(出力固定長パケット列) を
出力するものである。出力基準時刻管理部107は、出
力TSパケット列の先頭を基準とした出力基準時刻を管理
するものであり、例えば、出力TSパケットを1TS パケッ
ト出力する度に時計を進める。多重要求生成部101〜
103は、出力TSパケット列の出力レートと、夫々の入
力TSパケット列の入力レートとから、出力TSパケット列
の先頭を基準とした夫々の入力TSパケット列を多重する
タイミングを計算し、出力基準時刻管理部107により
管理される出力基準時刻に達した時点で、多重要求を生
成して出力するものである。
【0045】キュー部104〜106は、多重要求生成
部101〜103により夫々生成された多重要求を格納
するものである。適応型選択信号生成部215は、夫々
のキュー部104〜106からの多重要求を入力し、所
定の検索順序に従って多重要求の有無を検索し、多重要
求が格納されていることを検出した場合に、多重要求を
検出した入力TSパケット列を選択するための選択信号を
生成するものである。適応型選択信号生成部215は、
適応型インタリーブ部216から再検索要求が出力され
た場合には、夫々のキュー部104〜106における多
重要求の有無を再検索し、再度選択信号を生成する。
【0046】適応型インタリーブ部216は、適応型選
択信号生成部215からの選択信号に従って、選択した
入力TSパケット列のインタリーブを行うものであり、選
択信号により選択した入力固定長パケット列がヌルパケ
ットである場合に、そのヌルパケットを削除し、適応型
選択信号生成部215に対して、多重要求の再検索要求
を出力する。
【0047】このように構成されたデータ多重化装置2
00の動作について図6を用いて説明する。尚図6に用
いた各種のマークは、図5の場合と同一の意味を持つ。
データ多重化装置200は、映像ESから生成した映像TS
パケット列と、データから生成したデータTSパケット列
と、音声ESから生成した音声TSパケット列とを入力し、
これらをインタリーブし、TSパケット列を出力するもの
とする。このとき、映像TSパケット列の入力レートは7M
bps とし、データTSパケット列の入力レートは2Mbps と
する。但し、ここではデータTSパケット列は、2TS 毎に
ヌルパケットを1TS 含むため、実効レートは1Mbps とす
る。また音声TSパケット列の入力レートは2Mbps とす
る。そして出力TSパケット列の出力レートは10Mbpsとす
る。つまり入力レートの総和>出力レートとなる。
【0048】先ず、夫々の多重要求生成部101〜10
3は、これらの入力レート及び出力レートから、以下の
ような多重化の計算をする。即ち、映像TSパケット列に
ついては、出力する10TSパケットのうち7TS パケットを
多重する。データTSパケット列については、出力する10
TSパケットのうち2TS パケットを多重する。音声TSパケ
ット列については、出力する10TSパケットのうち2TS パ
ケットを多重する。そして夫々の多重要求生成部101
〜103において、出力基準時刻管理部107で管理し
ている現在時刻を出力1TS パケット単位で取得する。そ
して、映像TSパケット列については、その現在時刻が
「0 ,1 ,2 ,4 ,5 ,7 ,8TS パケット目」のときに
多重要求を出力する。またデータTSパケット列について
は、その現在時刻が「0 ,5TS パケット目」のときに多
重要求を出力する。更に、音声TSパケット列について
は、その現在時刻が「0 ,5TS パケット目」のときに多
重要求を出力する。これらの多重化要求は、キュー部1
04〜106に夫々格納される。
【0049】以降、現在時刻を進めながら説明する。な
お、現在時刻=1TS 目〜4TS 目までは実施の形態1と動
作が同様のため、説明を省略する。 [現在時刻=0TS 目]映像TSパケット列に関して、キュ
ー部104には多重要求が1個挿入されて計1個存在す
る。データTSパケット列に関して、キュー部105には
多重要求が1個挿入されて計1個存在する。音声TSパケ
ット列に関して、キュー部106には多重要求が1個挿
入されて計1個存在する。適応型選択信号生成部215
は、3箇所のキュー部において多重要求の存在を検出す
るが、最初に映像TSパケット列の多重要求を検出し、こ
れを取得して、選択信号として「映像TSパケット列」を
出力する。
【0050】[現在時刻=5TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求が1個挿入されて計1個存在す
る。音声TSパケット列に関して、キュー部106には多
重要求が1個挿入されて計2個存在する。適応型選択信
号生成部215は、3箇所のキュー部において多重要求
の存在を検出するが、最初に映像TSパケットの多重要求
を検出し、これを取得して、選択信号として「映像TSパ
ケット列」を出力する。
【0051】[現在時刻=6TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求は存在しない。デ
ータTSパケット列に関して、キュー部105には多重要
求が1個存在する。音声TSパケット列に関して、キュー
部106には多重要求が1個挿入されて計2個存在す
る。適応型選択信号生成部215は、2箇所のキュー部
において多重要求の存在を検出するが、最初にデータTS
パケットの多重要求を検出し、これを取得して、1回目
の検索時の選択信号として、「データTSパケット列」を
出力する。このとき、適応型インタリーブ部216は、
選択信号を受信すると、この選択信号に従ってデータTS
パケットを多重する前に、このデータTSパケットが無効
パケットであることを検出する。そして適応型インタリ
ーブ部216は、このデータTSパケットを廃棄すると同
時に、適応型選択信号生成部215に対して再検索要求
信号を出力する。適応型選択信号生成部215がこの再
検索要求信号を受信すると、キュー部104〜106に
ける多重要求の有無の検索をその続きから再開する。そ
して、音声TSパケットの多重要求を検出し、これを取得
して、2回目の検索時の選択信号として「音声TSパケッ
ト列」を出力する。
【0052】このような動作を繰り返すことにより、適
応型インタリーブ部216は各入力TSパケットのインタ
リーブを行う。なお、本実施の形態では、無効パケット
をヌルパケットとして説明したが、出力固定長パケット
列にインタリーブする必要のないパケット列が含まれる
場合でも、同様に動作することができ、これらを発明の
範囲から除外するものではない。
【0053】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3におけるデータ多重化装置及びデータ多重化方法につ
いて、図面を参照しつつ説明する。図3は本実施の形態
のデータ多重化装置300の構成を示すブロック図であ
り、図7は図3におけるキュー部104〜106の動作
状態を示す説明図である。図3に示すようにデータ多重
化装置300は、N個の多重要求生成部101、10
2、103、N個のキュー部104、105、106、
出力基準時刻管理部107、選択信号生成部110、イ
ンタリーブ部109に加えて、優先順位管理部310を
含んで構成される。
【0054】図3のデータ多重化装置300は、送信優
先度が付加されたN(=3) 本の入力TSパケット列(入
力固定長パケット列) を入力し、出力TSパケット列(出
力固定長パケット列) を出力するものである。出力基準
時刻管理部107は、出力TSパケット列の先頭を基準と
した出力基準時刻を管理するものであり、例えば、出力
TSパケットを1TS パケット出力する度に時計を進める。
多重要求生成部101〜103は、出力TSパケット列の
出力レートと、夫々の入力TSパケット列の入力レートと
から、出力TSパケット列の先頭を基準とした夫々の入力
TSパケット列を多重するタイミングを計算し、出力基準
時刻管理部107により管理される出力基準時刻に達し
た時点で多重要求を生成して出力するものである。
【0055】キュー部104〜106は、多重要求生成
部101〜103により夫々生成された多重要求を格納
するものである。優先順位管理部310は、N個のキュ
ー部104〜106により格納された夫々の多重要求を
入出力し、N本の入力TSパケット列に対応した夫々の優
先度を比較し、その比較結果から優先順位を決定し、夫
々のキュー部104〜106からの多重要求の出力の順
序を変更するものである。選択信号生成部110は、優
先順位管理部310を経由した夫々のキュー部104〜
106の多重要求を入力し、優先順位管理部310が指
示した検索順序に従って多重要求の有無を検索し、多重
要求が格納されていることを検出した場合に、多重要求
を検出した入力TSパケット列を選択するための選択信号
を生成するものである。インタリーブ部109は、選択
信号に従って選択した入力TSパケット列のインタリーブ
を行うものである。
【0056】次に、データ多重化装置300の動作につ
いて、図7を用いて説明する。尚図7に用いた各種のマ
ークは、図5の場合と同一の意味を持つ。データ多重化
装置300は、映像ESから生成した映像TSパケット列
と、データから生成したデータTSパケット列と、音声ES
から生成した音声TSパケット列とを入力し、これらをイ
ンタリーブし、TSパケット列を出力するものとする。こ
のとき、映像TSパケット列の入力レートは5Mbps とし、
優先度は最低(低) とする。またデータTSパケット列の
入力レートは2Mbps とし、優先度は最高(高) とする。
更に音声TSパケット列の入力レートは1Mbps とし、優先
度は中間(中) とする。そして出力TSパケット列の出力
レートは10Mbpsとする。
【0057】先ず、夫々の多重要求生成部101〜10
3は、これらの入力レート及び出力レートから、以下の
ような多重化の計算を行う。即ち、映像TSパケット列に
ついては、出力する10TSパケットのうち5TS パケットを
多重する。データTSパケット列については、出力する10
TSパケットのうち2TS パケットを多重する。音声TSパケ
ット列については、出力する10TSパケットのうち1TS パ
ケットを多重する。夫々の多重要求生成部101〜10
3は、出力基準時刻管理部107において管理している
現在時刻を、出力1TS パケット単位としてを取得する。
そしてし、映像TSパケット列については、その現在時刻
が「0 ,2 ,4 ,6 ,8TS パケット目」のときに多重要
求を出力する。データTSパケット列については、その現
在時刻が「0 ,5TS パケット目」のときに多重要求を出
力する。音声TSパケット列については、その現在時刻が
「0TS パケット目」のときに多重要求を出力する。これ
らの多重要求はキュー部104〜106に夫々格納され
る。以降、現在時刻を進めながら説明する。
【0058】[現在時刻=0TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求が1個挿入されて計1個存在す
る。音声TSパケット列に関して、キュー部106には多
重要求が1個挿入されて計1個存在する。選択信号生成
部110は、優先順位管理部310を介して3箇所のキ
ュー部において多重要求の存在を検出するが、夫々の優
先度を比較して、入力された多重要求を最も優先度が高
い順に、即ちデータTSパケット列、音声TSパケット列、
映像TSパケット列の順に入れ替え、選択信号生成部11
0に出力する。選択信号生成部110では、この順序で
多重要求の有無の検索を行うため、最初にデータTSパケ
ット列の多重要求を検出し、これを取得して、選択信号
として「データTSパケット列」を出力する。
【0059】[現在時刻=1TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個存在する。
データTSパケット列に関して、キュー部105には多重
要求は存在しない。音声TSパケット列に関して、キュー
部106には多重要求が1個存在する。選択信号生成部
110は、優先順位管理部310を介して2箇所のキュ
ー部において多重要求の存在を検出するが、優先度の関
係から最初に音声TSパケットの多重要求を検出し、これ
を取得して、選択信号として「音声TSパケット列」を出
力する。
【0060】[現在時刻=2TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計2個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求は存在しない。音声TSパケット列
に関して、キュー部106には多重要求は存在しない。
選択信号生成部110は、優先順位管理部310を介し
てキュー部104においてのみ多重要求の存在を検出
し、これを取得して、選択信号として「映像TSパケット
列」を出力する。
【0061】[現在時刻=3TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個存在する。
データTSパケット列に関して、キュー部105には多重
要求は存在しない。音声TSパケット列に関して、キュー
部106には多重要求は存在しない。選択信号生成部1
10は、優先順位管理部310を介してキュー部104
においてのみ多重要求の存在を検出し、これを取得し
て、選択信号として「映像TSパケット列」を出力する。
【0062】[現在時刻=4TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求は存在しない。音声TSパケット列
に関して、キュー部106には多重要求は存在しない。
選択信号生成部110は、優先順位管理部310を介し
てキュー部104においてのみ多重要求の存在を検出
し、これを取得して、選択信号として「映像TSパケット
列」を出力する。
【0063】[現在時刻=5TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求は存在しない。デ
ータTSパケット列に関して、キュー部105には多重要
求が1個挿入されて計1個存在する。音声TSパケット列
に関して、キュー部106には多重要求は存在しない。
選択信号生成部110は、優先順位管理部310を介し
てキュー部105においてのみ多重要求の存在を検出
し、これを取得して、選択信号として「データTSパケッ
ト列」を出力する。
【0064】[現在時刻=6TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求は存在しない。音声TSパケット列
に関して、キュー部106には多重要求は存在しない。
選択信号生成部110は、優先順位管理部310を介し
てキュー部104においてのみ多重要求の存在を検出
し、これを取得して、選択信号として「映像TSパケット
列」を出力する。
【0065】[現在時刻=7TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求は存在しない。デ
ータTSパケット列に関して、キュー部105には多重要
求は存在しない。音声TSパケット列に関して、キュー部
106には多重要求は存在しない。選択信号生成部11
0は、優先順位管理部310を介して全てのキュー部1
04〜106において多重要求の存在を検出しないた
め、選択信号は出力しない。インタリーブ部109は、
選択信号がないため、ヌルパケットを出力する。
【0066】このような動作を繰り返すことにより、イ
ンタリーブ部109は各入力TSパケットのインタリーブ
を行う。なお、本実施の形態では、実施の形態1におけ
る無効パケット削除部、多重要求削除部について触れな
かったが、無効パケット削除部を含み、優先順位管理部
310が無効パケット削除部を含んでも同様に動作する
ことができ、これらを発明の範囲から除外するものでは
ない。更に、本実施の形態では、実施の形態2における
適応型選択信号生成部、適応型インタリーブ部について
触れなかったが、選択信号生成部が110が適応型選択
信号生成部215であり、インタリーブ部109が適応
型インタリーブ部216であっても、同様に動作するこ
とができ、これらを発明の範囲から除外するものではな
い。
【0067】(実施の形態4)次に本発明の実施の形態
4におけるデータ多重化装置及びデータ多重化方法につ
いて、図面を参照しつつ説明する。図4は本実施の形態
のデータ多重化装置400の構成を示すブロック図であ
り、図8は図4におけるキュー部104〜106の動作
状態を示す説明図である。図4に示すようにデータ多重
化装置400は、N個の多重要求生成部101、10
2、103、N個のキュー部104、105、106、
出力基準時刻管理部107、選択信号生成部110、イ
ンタリーブ部109に加えて、許容遅延制御優先順位管
理部410を含んで構成される。
【0068】図4において、データ多重化装置400
は、送信優先度と送信許容遅延時間とが付加されたN
(=3) 本の入力TSパケット列(入力固定長パケット
列) を入力とし、出力TSパケット列(出力固定長パケッ
ト列) を出力するものである。出力基準時刻管理部10
7は、出力TSパケット列の先頭を基準とした出力基準時
刻を管理するものであり、例えば、出力TSパケットを1T
S パケット出力する度に時計を進める。多重要求生成部
101〜103は、出力TSパケット列の出力レートと、
夫々の入力TSパケット列の入力レートとから、出力TSパ
ケット列の先頭を基準とした夫々の入力TSパケット列を
多重するタイミングを計算し、出力基準時刻管理部10
7により管理される出力基準時刻に達した時点で、多重
要求を生成するものである。
【0069】キュー部104〜106は、多重要求生成
部101〜103により夫々生成された多重要求を格納
するものである。許容遅延制御優先順位管理部410
は、N個のキュー部104〜106により格納された多
重要求を入出力し、入力TSパケット列に対応した夫々の
優先度を比較し、比較結果から優先順位を決定し、夫々
のキュー部104〜106からの多重要求の出力の順序
を変更するものである。許容遅延制御優先順位管理部4
10は、夫々のキュー部104〜106において、いず
れかの多重要求が夫々の入力固定長パケット列に対応し
た許容遅延以上になった場合に、一時的にその入力固定
長パケットの多重要求の優先順位を上げる。
【0070】選択信号生成部110は、許容遅延制御優
先順位管理部410を経由したキュー部104〜106
からの多重要求を夫々入力し、許容遅延制御優先順位管
理部410が指示した検索順序に従って多重要求の有無
を検索し、多重要求が格納されていることを検出した場
合に、多重要求を検出した入力TSパケット列を選択する
ための選択信号を生成するものである。インタリーブ部
109は、選択信号に従って選択した入力TSパケット列
のインタリーブを行うものである。
【0071】次に、データ多重化装置400の動作につ
いて、図8を用いて説明する。尚図8に用いた各種のマ
ークは、図5の場合と同一の意味を持つ。データ多重化
装置400は、映像ESから生成した映像TSパケット列
と、データから生成したデータTSパケット列と、音声ES
から生成した音声TSパケット列とを入力とし、これらを
インタリーブし、TSパケット列を出力するものとする。
ここでは、映像TSパケット列の入力レートを7Mbps と
し、優先度は最高(高) とし、許容遅延は多重要求10個
分(10TS)とする。またデータTSパケット列の入力レー
トは2Mbps とし、優先度は最高(高) とし、許容遅延は
10TSとする。更に音声TSパケット列の入力レートは1Mbp
s とし、優先度は最高(高) とし、許容遅延は5TS とす
る。また出力TSパケット列の出力レートは10Mbpsとす
る。
【0072】先ず、夫々の多重要求生成部101〜10
3は、このような入力レート及び出力レートから、以下
のような多重化の計算を行う。即ち、映像TSパケット列
については、出力する10TSパケットのうち7TS パケット
を多重する。データTSパケット列については、出力する
10TSパケットのうち2TS パケットを多重する。音声TSパ
ケット列については、出力する10TSパケットのうち1TS
パケットを多重する。多重要求生成部101〜103
は、出力基準時刻管理部107において管理している現
在時刻を出力1TS パケット単位で取得する。映像TSパケ
ット列については、その現在時刻が「0 ,1 ,2 ,4 ,
5 ,7 ,8TS パケット目」のときに多重要求を出力す
る。データTSパケット列については、その現在時刻が
「0 ,5TS パケット目」のときに多重要求を出力する。
音声TSパケット列については、その現在時刻が「0TS パ
ケット目」のときに多重要求を出力する。これらの多重
要求はキュー部104〜106に夫々格納される。
【0073】以降、現在時刻を進めながら説明する。な
お、現在時刻=1TS 目〜4TS 目までの動作は、実施の形
態1と同様のため、説明を省略する。 [現在時刻=0TS 目]映像TSパケット列に関して、キュ
ー部104には多重要求が1個挿入されて計1個存在す
る。データTSパケット列に関して、キュー部105には
多重要求が1個挿入されて計1個存在する。音声TSパケ
ット列に関して、キュー部106には多重要求が1個挿
入されて計1個存在する。選択信号生成部110は、許
容遅延制御優先順位管理部410を介して3箇所のキュ
ー部において多重要求の存在を検出するが、許容遅延制
御優先順位管理部410において、それぞれの優先度が
等しいため、入力された多重要求の順序を変えずに、映
像TSパケット列、データTSパケット列、音声TSパケット
列の順に出力する。選択信号生成部110では、この順
序で多重要求の有無の検索を行うため、最初に映像TSパ
ケット列の多重要求を検出し、これを取得して、選択信
号として「映像TSパケット列」を出力する。
【0074】[現在時刻=5TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求が1個挿入されて
計1個存在する。データTSパケット列に関して、キュー
部105には多重要求が1個挿入されて計1個存在す
る。音声TSパケット列に関して、キュー部106には多
重要求が1個存在する。選択信号生成部110は、許容
遅延制御優先順位管理部410を介して3箇所のキュー
部において多重要求の存在を検出するが、優先度がいず
れも等しいので、最初に映像TSパケットの多重要求を検
出し、これを取得して、選択信号として「映像TSパケッ
ト列」を出力する。
【0075】[現在時刻=6TS 目]映像TSパケット列に
関して、キュー部104には多重要求は存在しない。デ
ータTSパケット列に関して、キュー部105には多重要
求が1個存在する。音声TSパケット列に関して、キュー
部106には多重要求が1個存在する。選択信号生成部
110は、許容遅延制御優先順位管理部410を介して
2箇所のキュー部において多重要求の存在を検出する
が、優先度がいずれも等しいので、最初にデータTSパケ
ットの多重要求を検出し、同時に音声TSパケットの多重
要求の許容遅延量が超過していることを検出する。この
ためデータTSパケットの多重要求の取り出しを保留し、
音声TSパケット側を優先し、これを取得して、選択信号
として「音声TSパケット列」を出力する。
【0076】このような動作を繰り返すことにより、イ
ンタリーブ部109は各入力TSパケットのインタリーブ
を行う。なお、本実施の形態では、実施の形態1におけ
る無効パケット削除部、多重要求削除部について触れな
かったが、無効パケット削除部を含み、許容遅延制御優
先順位管理部410が無効パケット削除部を含んでも同
様に動作することができ、これらを発明の範囲から除外
するものではない。
【0077】さらに、本実施の形態では、実施の形態2
における適応型選択信号生成部、適応型インタリーブ部
について触れなかったが、選択信号生成部110が適応
型選択信号生成部215であり、インタリーブ部109
が適応型インタリーブ部216であっても同様に動作す
ることができ、これらを発明の範囲から除外するもので
はない。
【0078】(実施の形態5)次に本発明の実施の形態
5として、前述したデータ多重化方法を記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体について説明する。本実
施の形態は、実施の形態1、2、3、4のデータ多重化
方法の機能をプログラムによって実現し、これをフレキ
シブルディスク(フロッピーディスク)等の記録媒体に
記録して移送することにより、独立した他のコンピュー
タシステムに対して、データ多重化装置の機能を持たせ
るものである。図9、10、11は、データ多重化方法
のプログラムをフレキシブルディスクに保持する場合の
説明図である。
【0079】図9は、記録媒体であるフレキシブルディ
スクの物理フォーマットの例を示す図である。フレキシ
ブルディスク500は、同心円状に外周から内周に向か
って形成されたトラック501を有し、角度方向に16
のセクタ502が存在する。このように割り当てられた
領域にプログラムを記録する。
【0080】図10は、このフレキシブルディスクを収
納するケースを説明する図である。左からフロッピーケ
ースの正面図、断面図、フレキシブルディスクの正面図
である。このようにフレキシブルディスク500をフレ
キシブルディスクケース503に収納することにより、
フレキシブルディスク500を埃や外部からの衝撃から
守り、安全に移送することができる。
【0081】図11は、フレキシブルディスクにプログ
ラムの記録再生を行うシステムの説明図である。図示の
ようにコンピュータシステム510に、フレキシブルデ
ィスクドライブ511を接続することにより、フレキシ
ブルディスク500に対してプログラムを記録再生する
ことが可能となる。フレキシブルディスク500は、フ
レキシブルディスクドライブ511のフレキシブルディ
スク挿入口512を介して取り込み、取り出しがなされ
る。プログラムを記録する場合は、コンピュータシステ
ム510からフレキシブルディスクドライブ511によ
ってフレキシブルディスク500にプログラムを記録す
る。プログラムを再生する場合は、フレキシブルディス
クドライブ511によってフレキシブルディスク500
からプログラムを読み出し、コンピュータシステム51
0に転送する。
【0082】なお、この実施の形態5では、記録媒体と
してフレキシブルディスクを用いて説明したが、光ディ
スクを用いても同様に行うことができる。また記録媒体
はこれらに限るものでなく、例えばICカード、ROM
カセット等でもよい。
【0083】また、本実施の形態は、上記実施の形態
1、2、3、4、5の各ブロックの機能をプログラム化
したものに限定されるものではなく、本発明の主旨に基
づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲
から排除するものではない。例えば、上記実施の形態
1、2、3、4において、多重要求を格納する手段をキ
ューにより説明したが、これらはアップダウンカウンタ
に置き換えても同様に動作することができる。また、本
実施の形態1、2、3、4では、入出力としてMPEG2 の
TSパケットを対象としたが、特にこれに限定するもので
はない。
【0084】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、以下のよ
うな効果が得られる。 (1) 従来は、入力固定長パケット列中に無効パケットが
存在しても、入出力レートに従って出力固定長パケット
として出力されていた(入力レート総和≦出力レート)
。しかし本発明では、入力固定長パケット列中の無効
パケットを検出してその多重要求を削除することで、別
の多重要求が存在した場合にその入力固定長パケット列
をインタリーブする。このため、充填率の高い帯域使用
効率の優れた出力固定長パケット列を生成することがで
きる。
【0085】(2) 従来は、それぞれの入力固定長パケッ
ト列の多重要求の有無を検索する順序があらかじめ固定
されていたために、遅延やジッタを含んだ出力固定長パ
ケット列しか生成できなかった。しかし本発明では、夫
々の入力固定長パケット列に対応した優先度を比較し、
これにより決定した優先順位をもとに多重要求の有無を
検索する順序を変更することで、遅延やジッタを抑制し
た出力固定長パケット列を生成することができる。
【0086】(3) 従来は、入力固定長パケット列の多重
要求を複数個格納するだけの十分なキュー(バッファメ
モリ等)を具備する必要があった。しかし本発明では、
夫々の入力固定長パケット列に対応した許容遅延をもと
に多重要求の有無を検索する順序を変更することで、キ
ュー(バッファメモリ等) の容量を最小限にすることが
できる。また装置規模やコストを抑えたデータ多重化装
置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデータ多重化装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2におけるデータ多重化装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態3におけるデータ多重化装
置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態4におけるデータ多重化装
置の構成を示すブロック図である。
【図5】実施の形態1におけるキュー部の動作状態を示
す説明図である。
【図6】実施の形態2におけるキュー部の動作状態を示
す説明図である。
【図7】実施の形態3におけるキュー部の動作状態を示
す説明図である。
【図8】実施の形態4におけるキュー部の動作状態を示
す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態5における記録媒体の物理
フォーマットを示す説明図である。
【図10】記録媒体本体であるフレキシブルディスクの
ケースの構造図である。
【図11】記録媒体本体であるフレキシブルディスク
に、プログラムの記録再生を行うためのシステム構成図
である。
【図12】従来のデータ多重化装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図13】従来のデータ多重化装置におけるキュー部の
動作状態を示す説明図である。
【符号の説明】
100,200,300,400 データ多重化装置 101〜103 多重要求生成部 104〜106 キュー部 107 出力基準時刻管理部 109 インタリーブ部 110 選択信号生成部 111 多重要求削除部 112〜114 無効パケット削除部 215 適応型選択信号生成部 216 適応型インタリーブ部 310 優先順位管理部 410 許容遅延制御優先順位管理部 500 フレキシブルディスク 501 トラック 502 セクタ 503 フレキシブルディスクケース 510 コンピュータシステム 511 フレキシブルディスクドライブ 512 フレキシブルディスク挿入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA03 AA07 AA11 EE03 EE08 KK32 NN00 SS24 5K030 GA02 GA06 HA08 HB29 JA01 KA03 KX11 KX29 LA03 LA15 LC18 MA13 MB06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N本の入力固定長パケット列を入力と
    し、それらをインタリーブして出力固定長パケット列を
    出力するデータ多重化装置であって、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理手段と、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから、前記出力固定長パ
    ケット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット
    列を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管
    理手段により管理される出力基準時刻に達した時点で多
    重要求を生成するN個の多重要求生成手段と、 前記N個の多重要求生成手段により生成された多重要求
    を夫々格納するN個のキュー手段と、 前記N本の入力固定長パケット列において、無効パケッ
    トを検出した際に無効パケットを削除し、無効パケット
    検出信号を生成するN個の無効パケット削除手段と、 前記キュー手段において多重要求が存在し、かつ前記無
    効パケット削除手段により無効パケット検出信号が入力
    された場合、前記入力固定長パケット列の多重要求を削
    除し、前記キュー手段の多重要求を更新する多重要求削
    除手段と、 更新された前記N個のキュー手段の多重要求を、所定の
    検索順序に従って検索し、多重要求が格納されているこ
    とを検出した場合には、多重要求のある入力固定長パケ
    ット列を選択するための選択信号を生成する選択信号生
    成手段と、 前記選択信号生成手段で生成された選択信号に従って前
    記入力固定長パケット列のインタリーブを行うインタリ
    ーブ手段と、を具備することを特徴とするデータ多重化
    装置。
  2. 【請求項2】 N本の入力固定長パケット列を入力と
    し、それらをインタリーブして出力固定長パケット列を
    出力するデータ多重化装置であって、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理手段と、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから前記出力固定長パケ
    ット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット列
    を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管理
    手段により管理される出力基準時刻に達した時点で多重
    要求を生成するN個の多重要求生成手段と、 前記N個の多重要求生成手段により生成された多重要求
    を夫々格納するN個のキュー手段と、 前記N個のキュー手段からの多重要求を入力とし、所定
    の検索順序に従って多重要求の有無を検索し、多重要求
    が格納されていることを検出した場合には、多重要求の
    ある入力固定長パケット列を順次に選択するための選択
    信号を生成し、再検索要求が入力されたとき、無効パケ
    ットの選択信号と同一出力基準時刻に他の入力固定長パ
    ケット列を選択する選択信号を生成する適応型選択信号
    生成手段と、 前記適応型選択信号生成手段で生成された選択信号に従
    って前記入力固定長パケット列のインタリーブを適応的
    に行い、前記選択信号により選択した前記入力固定長パ
    ケット列が無効パケットである場合には、前記無効パケ
    ットを削除して前記適応型選択信号生成手段に対して前
    記再検索要求を出力する適応型インタリーブ手段と、を
    具備することを特徴とするデータ多重化装置。
  3. 【請求項3】 送信優先度が付加されたN本の入力固定
    長パケット列を入力とし、それらをインタリーブして出
    力固定長パケット列を出力するデータ多重化装置であっ
    て、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理手段と、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから、前記出力固定長パ
    ケット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット
    列を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管
    理手段により管理される出力基準時刻に達した時点で多
    重要求を生成するN個の多重要求生成手段と、 前記N個の多重要求生成手段により生成された多重要求
    を夫々格納するN個のキュー手段と、 前記N個のキュー手段により格納された夫々の多重要求
    を入力し、N本の入力固定長パケット列に対応した夫々
    の送信優先度を比較し、比較結果から送信優先順位を決
    定し、前記N個のキュー手段からの多重要求の出力順序
    を変更する優先順位管理手段と、 前記優先順位管理手段で設定された検索順序に従って、
    前記N個のキュー手段の多重要求を検索し、多重要求が
    格納されていることを検出した場合には、多重要求のあ
    る入力固定長パケット列を選択するための選択信号を生
    成する選択信号生成手段と、 前記選択信号生成手段で生成された選択信号に従って前
    記入力固定長パケット列のインタリーブを行うインタリ
    ーブ手段と、を具備することを特徴とするデータ多重化
    装置。
  4. 【請求項4】 送信優先度と送信許容遅延時間とが付加
    されたN本の入力固定長パケット列を入力とし、それら
    をインタリーブして出力固定長パケット列を出力するデ
    ータ多重化装置であって、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理手段と、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから、前記出力固定長パ
    ケット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット
    列を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管
    理手段により管理される出力基準時刻に達した時点で多
    重要求を生成するN個の多重要求生成手段と、 前記N個の多重要求生成手段により生成された多重要求
    を夫々格納するN個のキュー手段と、 前記N個のキュー手段により格納された夫々の多重要求
    を入力し、N本の入力固定長パケット列に対応した夫々
    の送信優先度と送信許容遅延時間とを比較し、その比較
    結果から送信優先順位を決定し、前記N個のキュー手段
    からの多重要求の出力順序を変更する許容遅延制御優先
    順位管理手段と、 前記許容遅延制御優先順位管理手段で設定された検索順
    序に従って、前記N個のキュー手段の多重要求を検索
    し、多重要求が格納されていることを検出した場合に
    は、多重要求のある入力固定長パケット列を選択するた
    めの選択信号を生成する選択信号生成手段と、 前記選択信号生成手段で生成された選択信号に従って前
    記入力固定長パケット列のインタリーブを行うインタリ
    ーブ手段と、を具備し、 前記許容遅延制御優先順位管理手段は、 前記N個のキュー手段において、いずれかの多重要求が
    夫々の入力固定長パケット列に対応した許容遅延時間以
    上になった場合には、一時的にその入力固定長パケット
    列の多重要求の優先順位を上げることを特徴とするデー
    タ多重化装置。
  5. 【請求項5】 N本の入力固定長パケット列を入力と
    し、それらをインタリーブして出力固定長パケット列を
    出力するデータ多重化方法であって、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理ステップと、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから、前記出力固定長パ
    ケット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット
    列を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管
    理ステップにより管理される出力基準時刻に達した時点
    でN組の多重要求を生成する多重要求生成ステップと、 前記多重要求生成ステップにより生成されたN組の多重
    要求を格納するキューステップと、 前記N本の入力固定長パケット列において、無効パケッ
    トを検出した際に無効パケットを削除し、N組の無効パ
    ケット検出信号を生成する無効パケット削除ステップ
    と、 前記キューステップにおいて多重要求が存在し、かつ前
    記無効パケット削除ステップにより無効パケット検出信
    号が入力された場合、前記入力固定長パケット列の多重
    要求を削除し、前記キューステップの多重要求を更新す
    る多重要求削除ステップと、 更新された前記キューステップのN組の多重要求を、所
    定の検索順序に従って検索し、多重要求が格納されてい
    ることを検出した場合には、多重要求のある入力固定長
    パケット列を選択するための選択信号を生成する選択信
    号生成ステップと、 前記選択信号生成ステップで生成された選択信号に従っ
    て前記入力固定長パケット列のインタリーブを行うイン
    タリーブステップと、を具備することを特徴とするデー
    タ多重化方法。
  6. 【請求項6】 N本の入力固定長パケット列を入力と
    し、それらをインタリーブして出力固定長パケット列を
    出力するデータ多重化方法であって、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理ステップと、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから前記出力固定長パケ
    ット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット列
    を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管理
    ステップにより管理される出力基準時刻に達した時点で
    N組の多重要求を生成する多重要求生成ステップと、 前記多重要求生成ステップにより生成されたN組の多重
    要求を格納するキューステップと、 前記キューステップからのN組の多重要求を入力とし、
    所定の検索順序に従って多重要求の有無を検索し、多重
    要求が格納されていることを検出した場合には、多重要
    求のある入力固定長パケット列を順次に選択するための
    選択信号を生成し、再検索要求が入力されたとき、無効
    パケットの選択信号と同一出力基準時刻に他の入力固定
    長パケット列を選択する選択信号を生成する適応型選択
    信号生成ステップと、 前記適応型選択信号生成ステップで生成された選択信号
    に従って前記入力固定長パケット列のインタリーブを適
    応的に行い、前記選択信号により選択した前記入力固定
    長パケット列が無効パケットである場合には、前記無効
    パケットを削除して前記適応型選択信号生成ステップに
    対して前記再検索要求を出力する適応型インタリーブス
    テップと、を具備することを特徴とするデータ多重化方
    法。
  7. 【請求項7】 送信優先度が付加されたN本の入力固定
    長パケット列を入力とし、それらをインタリーブして出
    力固定長パケット列を出力するデータ多重化方法であっ
    て、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理ステップと、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから、前記出力固定長パ
    ケット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット
    列を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管
    理ステップにより管理される出力基準時刻に達した時点
    でN組の多重要求を生成する多重要求生成ステップと、 前記多重要求生成ステップにより生成されたN組の多重
    要求を格納するキューステップと、 前記キューステップにより格納されたN組の多重要求を
    入力し、N本の入力固定長パケット列に対応した夫々の
    送信優先度を比較し、比較結果から送信優先順位を決定
    し、前記キューステップからのN組の多重要求の出力順
    序を変更する優先順位管理ステップと、 前記優先順位管理ステップで設定された検索順序に従っ
    て、前記キューステップのN組の多重要求を検索し、多
    重要求が格納されていることを検出した場合には、多重
    要求のある入力固定長パケット列を選択するための選択
    信号を生成する選択信号生成ステップと、 前記選択信号生成ステップで生成された選択信号に従っ
    て前記入力固定長パケット列のインタリーブを行うイン
    タリーブステップと、を具備することを特徴とするデー
    タ多重化方法。
  8. 【請求項8】 送信優先度と送信許容遅延時間とが付加
    されたN本の入力固定長パケット列を入力とし、それら
    をインタリーブして出力固定長パケット列を出力するデ
    ータ多重化方法であって、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理ステップと、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから、前記出力固定長パ
    ケット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット
    列を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管
    理ステップにより管理される出力基準時刻に達した時点
    でN組の多重要求を生成する多重要求生成ステップと、 前記多重要求生成ステップにより生成されたN組の多重
    要求を格納するキューステップと、 前記キューステップにより格納されたN組の多重要求を
    入力し、N本の入力固定長パケット列に対応した夫々の
    送信優先度と送信許容遅延時間とを比較し、その比較結
    果から送信優先順位を決定し、前記N個のキューステッ
    プからの多重要求の出力順序を変更する許容遅延制御優
    先順位管理ステップと、 前記許容遅延制御優先順位管理ステップで設定された検
    索順序に従って、前記キューステップのN組の多重要求
    を検索し、多重要求が格納されていることを検出した場
    合には、多重要求のある入力固定長パケット列を選択す
    るための選択信号を生成する選択信号生成ステップと、 前記選択信号生成ステップで生成された選択信号に従っ
    て前記入力固定長パケット列のインタリーブを行うイン
    タリーブステップと、を具備し、 前記許容遅延制御優先順位管理ステップは、 前記キューステップにおいて、N組のうちいずれかの多
    重要求が夫々の入力固定長パケット列に対応した許容遅
    延時間以上になった場合には、一時的にその入力固定長
    パケット列の多重要求の優先順位を上げることを特徴と
    するデータ多重化方法。
  9. 【請求項9】 N本の入力固定長パケット列を入力と
    し、それらをインタリーブして出力固定長パケット列を
    出力するデータ多重化方法のプログラムを記載した記録
    媒体であって、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理ステップと、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから、前記出力固定長パ
    ケット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット
    列を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管
    理ステップにより管理される出力基準時刻に達した時点
    でN組の多重要求を生成する多重要求生成ステップと、 前記多重要求生成ステップにより生成されたN組の多重
    要求を格納するキューステップと、 前記N本の入力固定長パケット列において、無効パケッ
    トを検出した際に無効パケットを削除し、N組の無効パ
    ケット検出信号を生成する無効パケット削除ステップ
    と、 前記キューステップにおいて多重要求が存在し、かつ前
    記無効パケット削除ステップにより無効パケット検出信
    号が入力された場合、前記入力固定長パケット列の多重
    要求を削除し、前記キューステップの多重要求を更新す
    る多重要求削除ステップと、 更新された前記キューステップのN組の多重要求を、所
    定の検索順序に従って検索し、多重要求が格納されてい
    ることを検出した場合には、多重要求のある入力固定長
    パケット列を選択するための選択信号を生成する選択信
    号生成ステップと、 前記選択信号生成ステップで生成された選択信号に従っ
    て前記入力固定長パケット列のインタリーブを行うイン
    タリーブステップと、を具備するデータ多重化方法を含
    んだプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  10. 【請求項10】 N本の入力固定長パケット列を入力と
    し、それらをインタリーブして出力固定長パケット列を
    出力するデータ多重化方法のプログラムを記載した記録
    媒体であって、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理ステップと、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから前記出力固定長パケ
    ット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット列
    を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管理
    ステップにより管理される出力基準時刻に達した時点で
    N組の多重要求を生成する多重要求生成ステップと、 前記多重要求生成ステップにより生成されたN組の多重
    要求を格納するキューステップと、 前記キューステップからのN組の多重要求を入力とし、
    所定の検索順序に従って多重要求の有無を検索し、多重
    要求が格納されていることを検出した場合には、多重要
    求のある入力固定長パケット列を順次に選択するための
    選択信号を生成し、再検索要求が入力されたとき、無効
    パケットの選択信号と同一出力基準時刻に他の入力固定
    長パケット列を選択する選択信号を生成する適応型選択
    信号生成ステップと、 前記適応型選択信号生成ステップで生成された選択信号
    に従って前記入力固定長パケット列のインタリーブを適
    応的に行い、前記選択信号により選択した前記入力固定
    長パケット列が無効パケットである場合には、前記無効
    パケットを削除して前記適応型選択信号生成ステップに
    対して前記再検索要求を出力する適応型インタリーブス
    テップと、を具備するデータ多重化方法を含んだプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 送信優先度が付加されたN本の入力固
    定長パケット列を入力とし、それらをインタリーブして
    出力固定長パケット列を出力するデータ多重化方法のプ
    ログラムを記載した記録媒体であって、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理ステップと、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから、前記出力固定長パ
    ケット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット
    列を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管
    理ステップにより管理される出力基準時刻に達した時点
    でN組の多重要求を生成する多重要求生成ステップと、 前記多重要求生成ステップにより生成されたN組の多重
    要求を格納するキューステップと、 前記キューステップにより格納されたN組の多重要求を
    入力し、N本の入力固定長パケット列に対応した夫々の
    送信優先度を比較し、比較結果から送信優先順位を決定
    し、前記キューステップからのN組の多重要求の出力順
    序を変更する優先順位管理ステップと、 前記優先順位管理ステップで設定された検索順序に従っ
    て、前記キューステップのN組の多重要求を検索し、多
    重要求が格納されていることを検出した場合には、多重
    要求のある入力固定長パケット列を選択するための選択
    信号を生成する選択信号生成ステップと、 前記選択信号生成ステップで生成された選択信号に従っ
    て前記入力固定長パケット列のインタリーブを行うイン
    タリーブステップと、を具備するデータ多重化方法を含
    んだプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  12. 【請求項12】 送信優先度と送信許容遅延時間とが付
    加されたN本の入力固定長パケット列を入力とし、それ
    らをインタリーブして出力固定長パケット列を出力する
    データ多重化方法のプログラムを記載した記録媒体であ
    って、 前記出力固定長パケット列の先頭を基準とした出力基準
    時刻を出力する出力基準時刻管理ステップと、 前記出力固定長パケット列の出力レートと夫々の入力固
    定長パケット列の入力レートとから、前記出力固定長パ
    ケット列の先頭を基準とした夫々の入力固定長パケット
    列を多重するタイミングを計算し、前記出力基準時刻管
    理ステップにより管理される出力基準時刻に達した時点
    でN組の多重要求を生成する多重要求生成ステップと、 前記多重要求生成ステップにより生成されたN組の多重
    要求を格納するキューステップと、 前記キューステップにより格納されたN組の多重要求を
    入力し、N本の入力固定長パケット列に対応した夫々の
    送信優先度と送信許容遅延時間とを比較し、その比較結
    果から送信優先順位を決定し、前記N個のキューステッ
    プからの多重要求の出力順序を変更する許容遅延制御優
    先順位管理ステップと、 前記許容遅延制御優先順位管理ステップで設定された検
    索順序に従って、前記キューステップのN組の多重要求
    を検索し、多重要求が格納されていることを検出した場
    合には、多重要求のある入力固定長パケット列を選択す
    るための選択信号を生成する選択信号生成ステップと、 前記選択信号生成ステップで生成された選択信号に従っ
    て前記入力固定長パケット列のインタリーブを行うイン
    タリーブステップと、を具備し、 前記許容遅延制御優先順位管理ステップは、 前記キューステップにおいて、N組のうちいずれかの多
    重要求が夫々の入力固定長パケット列に対応した許容遅
    延時間以上になった場合には、一時的にその入力固定長
    パケット列の多重要求の優先順位を上げるデータ多重化
    方法を含んだプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
JP19288998A 1998-07-08 1998-07-08 データ多重化装置、データ多重化方法、及びデータ多重化方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2000032042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19288998A JP2000032042A (ja) 1998-07-08 1998-07-08 データ多重化装置、データ多重化方法、及びデータ多重化方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19288998A JP2000032042A (ja) 1998-07-08 1998-07-08 データ多重化装置、データ多重化方法、及びデータ多重化方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000032042A true JP2000032042A (ja) 2000-01-28

Family

ID=16298671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19288998A Pending JP2000032042A (ja) 1998-07-08 1998-07-08 データ多重化装置、データ多重化方法、及びデータ多重化方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000032042A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006349A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Funai Electric Co Ltd データ伝送システム、送信装置、受信装置、およびデータ伝送方法
JP2008527923A (ja) * 2005-01-11 2008-07-24 ハリス・ストラテックス・ネットワークス・インコーポレーテッド Pdhおよびパケット・データを多重化するためのシステムおよび方法
JP2012231445A (ja) * 2011-04-11 2012-11-22 Toshiba Corp パケット配信装置およびパケット配信方法
KR20210094299A (ko) * 2020-01-21 2021-07-29 주식회사 케이티 양자키 할당 우선 순위를 고려하는 양자 통신 시스템, 장치 및 방법

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527923A (ja) * 2005-01-11 2008-07-24 ハリス・ストラテックス・ネットワークス・インコーポレーテッド Pdhおよびパケット・データを多重化するためのシステムおよび方法
JP4740259B2 (ja) * 2005-01-11 2011-08-03 ハリス・ストラテックス・ネットワークス・インコーポレーテッド Pdhおよびパケット・データを多重化するためのシステムおよび方法
JP2007006349A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Funai Electric Co Ltd データ伝送システム、送信装置、受信装置、およびデータ伝送方法
JP4556785B2 (ja) * 2005-06-27 2010-10-06 船井電機株式会社 データ伝送システム
JP2012231445A (ja) * 2011-04-11 2012-11-22 Toshiba Corp パケット配信装置およびパケット配信方法
US8824291B2 (en) 2011-04-11 2014-09-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Packet distribution apparatus and packet distribution method
KR20210094299A (ko) * 2020-01-21 2021-07-29 주식회사 케이티 양자키 할당 우선 순위를 고려하는 양자 통신 시스템, 장치 및 방법
KR102287186B1 (ko) * 2020-01-21 2021-08-05 주식회사 케이티 양자키 할당 우선 순위를 고려하는 양자 통신 시스템, 장치 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI75072B (fi) Dataoeverfoeringssystem.
CN1073249C (zh) 信息传递***及该***中使用的发信机收信机和记录载体
GB2259229A (en) Multiplexing a plurality of variable rate data
HUT73451A (en) Recording and reproducing an mpeg information signal on/from a record carrier
US5557604A (en) Cell delay absorbing circuit
JP2010238354A (ja) マルチアングルデータを記録した情報記録媒体、その記録方法及び再生装置
US4398290A (en) Process and apparatus for digital data communication using packet switching
US6188685B1 (en) Synchronous digital transmission system
EP1884949A2 (en) Methods for searching data recorded in a storage and recording systems that allow playback utilizing trick-mode operations
JP2000032042A (ja) データ多重化装置、データ多重化方法、及びデータ多重化方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR100534291B1 (ko) 디지털 방송 기록 재생 장치
JP4988340B2 (ja) マルチアングルデータを記録した情報記録媒体、その記録方法及び再生装置
JPH0774722A (ja) 多重化制御方式
AU601574B2 (en) Jitter control in digital communications links
JP3317742B2 (ja) スタッフ同期伝送装置
KR100852679B1 (ko) 레코딩될 비트스트림에 대한 스터핑 데이터의 삽입을 제어하는 방법 및 장치
US6421647B1 (en) Deterministic method and system for verifying synchronization words
JP3317140B2 (ja) データ伝送方式
EP1662807A2 (en) Signal output device and signal output method
US6449277B1 (en) Interleaver for parallel 8 bit cell of ATM systems and a method therefor
US6421646B1 (en) Probabilistic method and system for verifying synchronization words
GB2289194A (en) Multiple data separating
KR20000068786A (ko) 다중레벨의 하우스키핑을 위해 적합한 소프트웨어 관리 기능을 갖는 임시 데이터스트림 신호처리 버퍼 메모리 구조
JP2001057570A (ja) データ多重装置およびプログラムを記録した記録媒体
US6636832B1 (en) Method and system for decoding a compressed data file

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070626