JP2000031921A - 放送局システム及び受信機 - Google Patents

放送局システム及び受信機

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JP2000031921A JP10195093A JP19509398A JP2000031921A JP 2000031921 A JP2000031921 A JP 2000031921A JP 10195093 A JP10195093 A JP 10195093A JP 19509398 A JP19509398 A JP 19509398A JP 2000031921 A JP2000031921 A JP 2000031921A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーサリングツールに依存しないコンテンツ
の配信方式を確立する。 【解決手段】 コンテンツを格納するコンテンツDB10
2と、コンテンツDB102に登録されたコンテンツを伝
送フォーマットに変換するコンテンツ伝送プロトコル生
成部106と、生成した情報を送出する送出装置108
から構成され、コンテンツを構成するデータを配信する
放送局システムと、放送局より放送されるデータを受信
する受信部と放送されているデータのうち、受信機に取
り込むものだけを選択して取り込むフィルタリング機能
と伝送フォーマットで送られたファイルを伝送フォーマ
ットから元のファイルフォーマットに変換し、これを蓄
積装置または記憶装置に蓄積するファイル蓄積管理機能
から構成される受信機より、コンテンツを構成するモノ
メディアデータをファイルとして扱うことにより、オー
サリングツール101に依存しない配信方式を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明はデジタル放送における
データ放送に関するもので、コンテンツを構成するモノ
メディアデータをファイルとして統一的に扱うことによ
り、オーサリングツールに依存しないモノメディアデー
タの配信や、受信機に蓄えられたモノメディアデータを
自動更新を可能とした放送局システム及び受信機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ放送分野におけるサービ
ス、伝送プロトコルについて説明する。データ放送は、
放送番組以外のコンテンツを放送を使って受信機に配信
するものであり、サービス例としてはホームページ配信
や電子新聞などが挙げられる。アナログ放送では既にい
くつかの放送局でホームページ配信サービスや、専用受
信機を使った情報提供サービスが始まっている。また、
データ放送で配信されるマルチメディアアプリケーショ
ン(以下MMアプリケーションと略記)の制作方法はJav
a、HTML、MHEGなど選択肢が多いのが現状である。
【0003】また、デジタル放送におけるデータ伝送プ
ロトコルの従来の技術としては、ISO13818-6で規定され
たDSM-CCデータカルーセル(以下、データカルーセルと
略記)がある。データカルーセルはデータをモジュール
という論理的な単位でグループ化し、それをブロックと
いう物理的な伝送単位で繰り返し伝送する。受信側では
ブロック単位で受信し、これを組み立てモジュールを再
構築する。データカルーセルではこのような伝送方式を
実現するためにDownloadDataIndication(以下DIIと略
記), DownloadDataBlock(以下DDBと略記)の2つのテ
ーブルを定義しており、DIIではモジュールIDとモジュ
ールの実体を運ぶDDBへのポインタを持つ。伝送される
モジュールは一定サイズ(ブロックサイズ)で分割さ
れ、DDBに詰め込まれ伝送される。DDBは何度も繰り返し
送出される。図25にISO13818-6で規定されたDII,DDB
のテーブル間の関係を示す。DDBのtable_id_extensio
nとしてモジュールを識別するmoduleIDが使われるの
で、データカルーセルでは、受信機がmoduleIDでフィル
タリングすることにより、モジュール単位でデータを受
信することが容易に可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ放送方式ではプラットフォームが共通化されてい
ないため、受信機側で、それぞれ専用の受信機を用意し
なければならなかった。
【0005】また、従来のホームページ配信のような方
式ではMMアプリケーションと放送番組をリンク付ける方
式がないため、放送番組とリンクしたMMアプリケーショ
ンを作成できないという課題があった。
【0006】また、データカルーセル方式だけでは受信
機に対し、どのモジュールを取ればいいかをセンターか
ら指示することができないので、受信機が配信されるデ
ータの中から必要なデータだけを受信するという効率的
なコンテンツの差分配信を行うことが困難であるという
課題があった。
【0007】また、受信機のフィルタリングの単位がモ
ジュールであるため、受信機が、モジュールの中の特定
のデータだけを効率良く取得することができないという
課題があった。実際、DIIは1セクションで送られるた
め、最大100個くらいのモジュールしか送ることがで
きない。これは将来のデータ放送を考慮すると転送する
データサイズに比べて小さすぎる。しかしながら1モジ
ュールの最大サイズは256Mバイトであり、これは将
来的にもデータ放送では十分な大きさである。従って、
モジュールより小さい単位でのフィルタリングが可能と
なれば伝送プロトコルとしてDII、DDBだけでも十分実用
的なデータ放送が実現可能である。
【0008】
【課題を解決するための手段】オーサリングツールによ
り作成されたコンテンツを格納するコンテンツDBと、コ
ンテンツを配信するスケジュールを策定する配信スケジ
ュール作成部と、放送番組の放送時間を管理する番組編
成管理部とコンテンツ配信サービスに関する番組付加情
報(SI情報)を生成するSI生成部とコンテンツ伝送プロ
トコル生成部と受信機がコンテンツの取得および自動更
新を行なう際に利用するコンテンツ配信に関する情報を
生成するコンテンツ配信情報生成部と、生成した情報を
送出する送出装置から構成されるセンターシステム(放
送局)と、放送局より放送されるデータを受信する受信
部と放送されているデータのうち、受信機に取り込むも
のだけを選択して取り込むフィルタリング機能でとコン
テンツの自動更新処理を実行するファイル更新管理機能
と、指定された時間になったことを知らせるタイマー予
約機能と、伝送フォーマットで送られたファイルを伝送
フォーマットから元のファイルフォーマットに変換し、
これを蓄積装置に蓄積するファイル蓄積管理機能と、フ
ァイル名とファイルの所在の関係を管理し、上位アプリ
ケーションに汎用的なインタフェースを提供するファイ
ル名称管理機能から構成される受信機により、コンテン
ツを構成するデータをファイル単位で伝送し、受信機側
ではファイルとしてモノメディアデータにアクセスする
インタフェースを設けることによりオーサリングツール
に依存しないコンテンツ配信方式を可能としたものであ
る。
【0009】さらに、コンテンツ配信情報テーブルによ
り、コンテンツを更新する時刻を受信機に事前に知らせ
ることにより、コンテンツの自動更新を可能とした。こ
の方式は省電力に対応可能である。
【0010】さらに、放送番組とリンクするために必要
な情報をファイルとして定義することにより、受信機上
のMMアプリケーションから放送番組を簡単にリンクする
ことが可能である。
【0011】さらに、データカルーセルプロトコルをコ
ンテンツの伝送プロトコルとして使う場合、コンテンツ
配信情報テーブルでモジュール単位の更新かファイル単
位の更新かを事前に受信機に知らせ、モジュール単位の
更新の場合は更新するモジュールIDをコンテンツ配信情
報テーブルに付加し、ファイル単位の更新の場合はDII
にファイル更新情報を付加することにより、受信機は必
要なモジュールだけを受信したり、必要なファイルだけ
を受信したりすることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、コンテンツを格納するコンテンツDBと、コンテンツ
DBに登録されたコンテンツを伝送フォーマットに変換す
るコンテンツ伝送プロトコル生成部と、生成した情報を
送出する送出装置から構成される放送局システムであ
り、コンテンツを構成するデータのリストを伝送プロト
コルで送出して配信することにより、コンテンツの種類
(HTML、MHEGなど)に依存することなく、受信機でコン
テンツ単位でデータを再構成することが可能となるとい
う作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の放送局システムにおいて、コンテンツDBに格納
するコンテンツを識別するコンテンツ識別子、コンテン
ツを構成するデータの識別子のうち少なくとも1つ以上
の識別情報をデータと共に格納するようにした放送局シ
ステムで、放送局は識別子を用いて登録されたコンテン
ツやデータにアクセスし、これを利用することを可能に
するという作用を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2記載の放送局システムにおいて、コンテンツ識別子と
して、受信機上でコンテンツを起動するアプリケーショ
ンが利用するコンテンツのタイトル名を用い、データ識
別子としては受信機上でデータにアクセスするアプリケ
ーションが使用するデータ名を用いるようにしたもので
あり、オーサリング時にコンテンツに付けたタイトル名
とデータに付けたデータ名を使ってコンテンツを登録す
ればよいため、オーサリングツールからコンテンツ配信
は隠蔽され、したがってオーサリングツールの変更がコ
ンテンツ配信システム構成に影響を与えなくするという
作用を有する。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の放送局システムにお
いて、コンテンツのバージョンとコンテンツを構成する
データのバージョンを管理するコンテンツDBを備えたも
のであり、コンテンツ制作者がコンテンツのバージョン
を気にすることなく、コンテンツ更新を行うことを可能
にするという作用を有する。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載の放送局システムにお
いて、コンテンツを配信するスケジュールを策定する配
信スケジュール作成部を備えた放送局システムで、コン
テンツ単位の送出スケジュールを作成することが可能で
あり、伝送効率を高めるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
5記載の放送局システムにおいて、受信機がコンテンツ
の取得および自動更新を行なう際に利用するコンテンツ
配信スケジュールの伝送フォーマットを生成するコンテ
ンツ配信情報生成部を備え、コンテンツ配信スケジュー
ル情報も送出するようにした放送局システムで、受信機
が事前にコンテンツごとの配信スケジュールを知ること
を可能にするという作用を有する。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
4記載の放送局システムにおいて、受信機がコンテンツ
の取得および自動更新を行なう際に利用するコンテンツ
のバージョン情報伝送フォーマットを生成するコンテン
ツ配信情報生成部を備え、コンテンツバージョン情報も
送出するようにした放送局システムで、受信機が現在の
コンテンツのバージョンを知ることを可能にするという
作用を有する。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1乃至請求項7のいずれかに記載の放送局システムにお
いて、放送番組情報を管理する番組編成管理部と放送番
組情報を用いて番組付加情報を生成するSI生成部を備
え、番組編成管理部がコンテンツ配信時間帯を放送番組
として管理し、コンテンツ配信番組情報をSI生成部が生
成し、その番組付加情報も送出するようにした放送局シ
ステムで、受信機上の番組付加情報を利用するEPGアプ
リケーションなどからコンテンツの受信を実行すること
を可能にするという作用を有する。
【0020】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
2または3に記載の放送局システムにおいて、コンテン
ツを構成するデータをデータ識別子とデータ実体のリス
トにし、それを伝送形式に変換するコンテンツ伝送プロ
トコル生成部を備えた放送局システムで 受信機はこの
リストを受信するとデータ識別子とデータの関係を保持
することが可能となるので、受信機上のアプリケーショ
ンはデータ識別子を用いることでコンテンツを構成する
データを利用することができるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1乃至請求項9のいずれかに記載の放送局システムに
おいて、配信スケジュール作成部とコンテンツ配信情報
生成部を備え、配信スケジュール作成部で、配信種別と
してコンテンツを構成するファイル全部を配信するか差
分だけを配信するかを決定し、コンテンツ配信情報生成
部がコンテンツの配信種別情報も生成し、送出する放送
局システムで、差分配信を行うことで伝送効率を高める
ことができる。また、受信機に事前に配信の種類(全部
配信か差分配信か)を放送することで、受信機に差分配
信または全部の配信のどちらを受信するかを選択させる
ことを可能にするという作用を有する。
【0022】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1乃至請求項10のいずれかに記載の放送局システム
において、コンテンツまたはコンテンツを構成するデー
タの受信機内での有効期限情報を生成するコンテンツ配
信情報生成部を備え、有効期限情報も送出する放送局シ
ステムで、受信機内に蓄積されたコンテンツまたはコン
テンツを構成するデータのライフタイムを放送局側で設
定することを可能にするという作用を有する。
【0023】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項1乃至請求項11のいずれかに記載の放送局システム
において、コンテンツの次回更新予定情報を生成するコ
ンテンツ配信情報生成部を備え、コンテンツ次回更新予
定情報も放送する放送局システムで、受信機に対し、事
前に次の更新予定を通知することを可能にするという作
用を有する。
【0024】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
項1乃至請求項12のいずれかに記載の放送局システム
において、放送番組の番組付加情報を入力すると、番組
付加情報に含まれる番組識別子、チャンネル識別子、番
組開始時間、番組継続時間を含む放送番組へのリンクデ
ータをコンテンツDBが生成し、コンテンツDBは放送番組
もコンテンツを構成するデータの一種として、リンクデ
ータを管理し、リンクデータをコンテンツを構成するデ
ータとして放送する放送局システムで、これにより、コ
ンテンツを構成するデータとして放送番組を扱うことが
可能となり、放送番組とリンクしたMMアプリケーション
を作成することを可能にするという作用を有する。
【0025】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
項1乃至請求項13のいずれかに記載の放送局システム
において、コンテンツ伝送プロトコル生成部として、DS
M-CCデータカルーセルプロトコルを生成するデータカル
ーセル生成装置を用い、データカルーセルプロトコルの
フィルタリング方式を制御するフィルタリング情報付加
部を備えた放送局システムで、データカルーセルのフィ
ルタリングを利用した効率良いコンテンツ配信を実現す
ることを可能にするという作用を有する。
【0026】本発明の請求項15に記載の発明は、請求
項14記載の放送局システムにおいて、更新データをす
べて特定のモジュールに入れる制御を行うフィルタリン
グ情報付加機能と、そのモジュール情報を受信機に放送
するために更新モジュール情報を生成するコンテンツ配
信情報生成部を備えた放送局システムで、更新ファイル
をすべて特定のモジュールに入れ、そのモジュール情報
を事前に放送することにより、受信機はそのモジュール
を受信するだけで更新ファイルをすべて取得することを
可能にするという作用を有する。
【0027】本発明の請求項16に記載の発明は、請求
項14または請求項15記載の放送局システムにおい
て、特定データだけを受信機がフィルタリングできるよ
うに、そのデータがDSM-CCデータカルーセルフォーマッ
トのどこに格納されたかというデータ位置情報を取得す
るフィルタリング情報付加機能と、そのデータ位置情報
を受信機に放送するために更新データ情報を生成するコ
ンテンツ配信情報生成部を備えた放送局システムで、デ
ータの伝送フォーマットにおける所在情報を事前に放送
することにより、データカルーセルで規定しているモジ
ュール単位のフィルタリングよりも細かいデータ単位の
フィルタリングを受信機で実現することを可能にすると
いう作用を有する。
【0028】本発明の請求項17に記載の発明は、請求
項1乃至請求項16のいずれかに記載の放送局システム
において、更新ファイルの配信タイミングを送出装置が
管理するようにしたものであり、ファイル更新方式を意
識せずに、従来のパッケージ作成用のオーサリングツー
ルを使っても、定期的にデータの内容が書き換わる放送
型のアプリケーションを構築することを可能にするとい
う作用を有する。
【0029】本発明の請求項18に記載の発明は、放送
局より放送されるデータを受信する受信部と放送されて
いるデータのうち、受信機に取り込むものだけを選択し
て取り込むフィルタリング機能と伝送フォーマットで送
られたファイルを伝送フォーマットから元のファイルフ
ォーマットに変換し、これを蓄積装置または記憶装置に
蓄積するファイル蓄積管理機能から構成される受信機で
あり、受信した伝送フォーマットからデータを再構築
し、蓄積装置または記憶装置に蓄積することを可能にす
るという作用を有する。
【0030】本発明の請求項19に記載の発明は、請求
項18記載の受信機において、受信機内のコンテンツの
バージョンを管理し、放送局からコンテンツバージョン
情報を受信するとコンテンツの自動更新処理を実行する
ファイル更新管理機能を備えた受信機で、自分が保持す
るコンテンツのバージョンと放送される現在のバージョ
ンを比較し、保持するコンテンツのバージョンのほうが
古い場合は、自動的に新しいバージョンのコンテンツ受
信処理を行うことを可能にするという作用を有する。
【0031】本発明の請求項20に記載の発明は、請求
項18または請求項19記載の受信機において、指定さ
れた時間になったことを知らせるタイマー予約機能を備
え、放送局から配信されるコンテンツ配信スケジュール
情報を用いて、コンテンツ受信のためのタイマー予約を
行う受信機であり、省電力により、受信機の電源がOFF
になっても、コンテンツ配信時間になるとタイマーによ
り受信機を起動し、コンテンツ受信処理を実行すること
を可能にするという作用を有する。
【0032】本発明の請求項21に記載の発明は、請求
項18乃至請求項19のいずれかに記載の受信機におい
て、受信したデータを識別する識別子と蓄積したデータ
の所在を管理し、上位アプリケーションがデータの所在
を意識せず、データ識別子を用いるだけでデータを取得
できるファイル名称管理機能を備えた受信機であり、コ
ンテンツを利用するアプリケーションはデータが実際、
蓄積装置に蓄積されているのか、メモリ上に蓄積されて
いるのかを意識することなくデータを取得することを可
能にするという作用を有する。
【0033】本発明の請求項22に記載の発明は、請求
項18乃至請求項21のいずれかに記載の受信機におい
て、有効期限情報を受信し、受信機内に蓄積したコンテ
ンツまたはファイルの有効期限を管理し、期限を過ぎた
ものに関しては自動的に削除する受信機であり、期間限
定のサンプルアプリケーションや、気象情報などの最新
でなければ意味のない情報を用いたアプリケーションを
実現することを可能にするという作用を有する。
【0034】本発明の請求項23に記載の発明は、請求
項20記載の受信機において、コンテンツ次回更新予定
情報を受信し、その予定時間に従い、コンテンツ受信の
ためのタイマー予約を自動的に行う受信機であり、省電
力により、受信機の電源がOFFになっても、コンテンツ
更新時間になるとタイマーにより受信機を起動し、コン
テンツ受信処理を実行するので常に最新のコンテンツを
受信機内に蓄積することを可能にするという作用を有す
る。
【0035】本発明の請求項24に記載の発明は、請求
項18乃至請求項23のいずれかに記載の受信機におい
て、放送局より送出されるリンクデータを受信すると、
その中に記述されている番組識別子、チャンネル識別
子、番組開始時間、番組継続時間を参照し、これを用い
て番組録画予約を実行する受信機であり、コンテンツに
関連する放送番組を視聴者が意識することなく自動的に
録画することを可能にするという作用を有する。
【0036】本発明の請求項25に記載の発明は、請求
項18乃至請求項24のいずれかに記載の受信機におい
て、放送局より受信したリンクデータの識別子と対応す
る放送番組が番組録画装置のどこに格納されているかと
いう対応関係を管理し、アプリケーションから、リンク
データ名でデータ取得を要求されたとき、データを返す
かわりに番組録画装置の中の番組を再生する受信機であ
り、アプリケーションは放送番組もコンテンツを構成す
るデータの1つとして扱うことを可能にするという作用
を有する。
【0037】本発明の請求項26に記載の発明は、請求
項18乃至請求項25のいずれかに記載の受信機におい
て、放送局より受信したリンクデータの識別子と対応す
る放送番組が番組録画装置のどこに格納されているかと
いう対応関係に加え、その番組の番組付加情報も管理す
ることにより、アプリケーションから、リンクデータ識
別子で取得を要求されたときに、ちょうどその放送番組
を録画中の場合、リンクデータ識別子に対応する番組録
画装置の中の番組を再生するかわりに、番組付加情報を
用いてその放送番組を放送中のチャンネルにチューニン
グするようにした受信機であり、アプリケーションはコ
ンテンツを構成するデータの1つである放送番組が既に
録画されているのか、現在放送されているのかを意識す
ることなく、通常のデータと同様に扱うことを可能にす
るという作用を有する。
【0038】本発明の請求項27に記載の発明は、請求
項18乃至請求項26のいずれかに記載の受信機におい
て、更新モジュール情報を受信すると、フィルタリング
機能により、そのモジュールだけを受信し、そのモジュ
ールからデータを取り出し、蓄積するファイル蓄積管理
機能を備えた受信機であり、更新モジュール情報を用い
ることにより更新データ群だけを取得し、コンテンツを
書き換えることを可能にするという作用を有する。
【0039】本発明の請求項28に記載の発明は、請求
項18乃至請求項27のいずれかに記載の受信機におい
て、更新データ情報を受信すると、フィルタリング機能
により、特定モジュールの特定ブロックだけを受信し、
そのブロックを組み立て、データを再構築し、蓄積する
ファイル蓄積管理機能を備えた受信機であり、更新デー
タ情報を用いることにより、更新データだけを取得し、
コンテンツを書き換えることを可能にするという作用を
有する。
【0040】本発明の請求項29に記載の発明は、放送
局システムにおいて、定期的に気象情報データを更新す
ることにより、常に最新の天気予報を視聴者に提供する
放送型マルチメディアアプリケーションを作成するよう
にしたものであり、視聴者はいつでも新しい天気予報を
受けることが可能となるという作用を有する。
【0041】本発明の請求項30に記載の発明は、放送
局システムにおいて、放送番組をリンクデータとして扱
うことにより、視聴者が好みのジャンルを選択すると、
そのジャンルとリンクしたリンクデータの放送番組を自
動的に録画する放送型マルチメディアアプリケーション
を作成するようにしたものであり、視聴者が番組の放送
時間を意識することなく、好みのジャンルの番組を録画
することを可能にするという作用を有する。
【0042】本発明の請求項31に記載の発明は、請求
項10記載の放送局システムにおいて、配信種別として
差分だけを配信する場合、コンテンツ配信情報生成部が
コンテンツ配信種別情報とともに、どのコンテンツバー
ジョンへの差分かを表す差分情報も生成し、送出するよ
うにしたものであり、受信機は差分情報を参照するだけ
で自己機が管理管理しているコンテンツに対する差分情
報であるかどうかを判断でき、処理の簡易化が図れると
いう作用を有する。
【0043】本発明の請求項32に記載の発明は、請求
項31記載の放送局システムにおいて、どのコンテンツ
バージョンへの差分かを表す差分情報に対して、特定の
コンテンツバージョンのみに対するものなのか、複数の
コンテンツバージョンに対するものなのかを示す差分付
加情報も生成し送出するようにしたものであり、受信機
は自己機が管理しているコンテンツに適応できるかどう
か判断できるだけでなく、伝送すべき差分情報を圧縮す
ることができるという作用を有する。
【0044】本発明の請求項33に記載の発明は、請求
項1乃至9のいずれかに記載の放送局システムにおい
て、コンテンツバージョンが有限の場合、コンテンツバ
ージョンの数字が1周したことを示すバージョン付加情
報も生成し送出するようにしたものであり、コンテンツ
バージョンが一定の範囲を越えて、繰り返しのバージョ
ン番号が付加され、先に付加した差分付加情報を受信機
が受信した場合においても、適切な処理を行なうことが
できるという作用を有する。
【0045】本発明の請求項34に記載の発明は、請求
項1乃至10のいずれかに記載の放送局システムにおい
て、コンテンツまたはコンテンツを構成するデータの受
信機での有効期間とは別に、そのコンテンツまたはコン
テンツを構成するデータを利用できる期間の情報を生成
するコンテンツ配信情報生成部を備え、利用有効期間情
報も送出するようにしたものであり、特定の期間のみに
限定して使用が可能なコンテンツを放送局から伝送し得
るという作用を有する。
【0046】本発明の請求項35に記載の発明は、請求
項18乃至21のいずれかに記載の受信機において、フ
ァイル更新管理機能を備えたものであり、受信したデー
タの配信種別情報を用い、あらかじめ配信されたデータ
に対して、全部を書き換えるか差分を書き換えるかを制
御するという作用を有する。
【0047】本発明の請求項36に記載の発明は、請求
項18乃至21のいずれか、または請求項35に記載の
受信機において、受信したデータの差分付加情報を用
い、あらかじめ配信されたデータを管理しているファイ
ル更新管理機能が、その情報を基にファイルの更新を制
御する機能を備えたものである。
【0048】本発明の請求項37に記載の発明は、請求
項18乃至21のいずれか、或いは請求項35または3
6に記載の受信機において、受信したバージョン付加情
報を用い、あらかじめ配信されたデータを管理している
ファイル更新管理機能が、同じバージョン番号のデータ
に対してもデータの違いを管理する機能を備えたもので
ある。
【0049】本発明の請求項38に記載の発明は、請求
項18乃至21のいずれか、或いは請求項35乃至37
のいずれかに記載の受信機において、受信したコンテン
ツを使用するとき、コンテンツ配信情報テーブルを参照
し、利用有効期間情報の期間そのコンテンツを使用する
ようにしたものである。
【0050】以下、本発明の種々の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0051】(実施の形態1)本発明のコンテンツ配信
システムが扱うコンテンツは特定のオーサリングツール
に依存するものではなく広く一般的なコンテンツを対象
としている。システムの実施の形態について述べる前に
一般的なコンテンツの構造について説明する。
【0052】コンテンツは一般に複数のモノメディアフ
ァイルから構成される。モノメディアファイルとは、コ
ンテンツを構成するテキストデータや、静止画データな
どのモノメディアを、媒体を使って移動可能なようにフ
ァイル化したものであり、オーサリングツールの出力で
ある。コンテンツはマルチメディアプレイヤ(以下MMプ
レイヤと略記)により再生される。その際、MMプレイヤ
はファイルを識別するためにファイル名を用いてファイ
ルにアクセスする。放送の場合、MMプレイヤは受信機上
に存在する。
【0053】ここでは説明の便宜上、配信するコンテン
ツの例として「いつでも天気」というアプリケーション
を配信する場合について述べる。「いつでも天気」は受
信機に蓄積されたコンテンツを利用するアプリケーショ
ンであり、いつでも最新の天気を知ることができるアプ
リケーションである。
【0054】図2は本実施の形態において、「いつでも
天気」のアプリケーションが作動することにより表示さ
れる画面イメージを示す。「いつでも天気」は例えば、
或る特定の地域(例えば、関東地方)を表す地図と気象
情報を表すテキスト、見たい地域を選択するボタンから
構成され、視聴者は見たい地域のボタンを押すと最新の
気象情報を得ることができるというものである(気象情
報は定期的に更新される。ここでは例として30分おき
に書き換わるものとする)。
【0055】図3はコンテンツの一般的な構成を示す例
である。コンテンツは静止画ファイル、テキストファイ
ル、MMプレイヤがコンテンツを再生するために必要なス
クリプトなどのモノメディアファイルから構成される。
図3では「いつでも天気」の例として、気象情報を表す
地図やボタンなどの画像(ビットマップファイル)、気
象情報を表すテキスト(テキストファイル)、視聴者が
画面上のボタンを押したときの処理を記述したスクリプ
トをコンテンツの構成とし、それぞれのファイルは受信
機上のMMプレイヤが再生の際、MMプレイヤがアクセスす
る為に必要なファイル名が付けられている。また、コン
テンツにはそのコンテンツを表すタイトル名が付けられ
る。ファイル名、タイトル名はオーサリングツールを用
いて、コンテンツ作成者、またはオーサリングツールが
自動的に命名する。
【0056】本発明はこのようなタイトル名、ファイル
名を持つ複数のファイルから構成される一般的なコンテ
ンツを対象とした配信システムである。
【0057】図1はコンテンツ配信センターシステムの
一形態を示すブロック図である。図1において、符号1
01はオーサリングツールであり、これは上述のような
一般的なコンテンツを作成するものである。102はオ
ーサリングツールにより作成されたコンテンツを格納す
るコンテンツDB(データベース)である。103はコン
テンツを配信するスケジュールを策定する配信スケジュ
ール作成部である。ここで作成されたスケジュールに従
い、コンテンツはセンターから配信される。104は番
組び編成を管理する番組編成管理部である。コンテンツ
配信は番組の一種として番組編成管理部104に管理さ
れる。番組編成管理部104は105のSI生成部を使っ
て、コンテンツ配信サービスに関する番組付加情報(SI
情報)を生成する。106はコンテンツ伝送プロトコル
生成部であり、コンテンツを配信できるフォーマットに
変換する。107はコンテンツ配信情報生成部であり、
受信機に放送するコンテンツ配信に関する情報を生成す
る。この情報は受信機がコンテンツの取得および自動更
新を行なう際に利用されるものである。108は送出装
置であり、SI生成部105、コンテンツ伝送プロトコル
生成部106、コンテンツ配信情報生成部107が生成
した情報を受信機に対して送出する。
【0058】図4はコンテンツDB102が管理するコン
テンツ管理表の例である。タイトル41は、オーサリン
グツール101が作成したコンテンツを識別するために
付ける名前である。タイトルの例としては「いつでも天
気」がある。コンテンツID42はコンテンツDB102が
コンテンツに対して一意に割り当てる識別子であり、コ
ンテンツ配信システムではこのコンテンツID42により
コンテンツを識別する。コンテンツバージョン43はコ
ンテンツのバージョンであり、コンテンツDB102によ
り管理される。このコンテンツバージョン43はオーサ
リングツール101が同じタイトルのコンテンツを再登
録するたびにコンテンツDB102により更新される。フ
ァイル名44はモノメディアファイルの名前であり、オ
ーサリングツール101により付けられるファイル名で
ある。この名前はMMプレイヤがコンテンツを再生する際
に使われるものである。ファイルバージョン45はファ
イルのバージョンであり、これもコンテンツバージョン
43と同様にコンテンツDB102により管理される。コ
ンテンツDB102はコンテンツID42、ファイル名4
4、ファイルバージョン45をキーとして、ファイル実
体を取得できるように、ファイル実体を格納する。日付
46はファイルが格納または更新された日時である。フ
ァイルサイズ47は格納するファイルの大きさである。
ファイルサイズ47はファイル実体をコンテンツDB10
2が格納する際、コンテンツDB102がサイズを計り登
録する。
【0059】図4の例ではアプリケーション「いつでも
天気」の2つのバージョンが登録されている。コンテン
ツを構成するファイルが1つでも更新されると(「いつ
でも天気」の場合、気象情報は30分ごとに更新され
る)、コンテンツのバージョンもあがる。
【0060】オーサリングツール101はコンテンツの
タイトル名41とコンテンツを構成するファイルとその
ファイル名44のリストをパラメータとしてコンテンツ
DB102にコンテンツの登録を行なう。オーサリングツ
ール101があるコンテンツを初めて登録する場合は、
コンテンツを構成する全てのファイルとファイル名のリ
ストをパラメータとしなければならない。オーサリング
ツール101が既に登録してあるコンテンツを変更する
場合は変更したファイルとファイル名のリストをパラメ
ータとする(変更していないファイルはリストには含ま
ない)。例えば、「いつでも天気」の場合、ボタンなど
の基本的なビットマップ画像ファイルは変更されない
が、最新の気象情報が書かれたテキストファイルは頻繁
に更新される。最初に「いつでも天気」を登録するとき
はビットマップ画像ファイルを含めた全てのファイルを
登録するが、オーサリングツール101はそれ以降の更
新に関しては、気象情報が書かれたテキストファイルの
名前と実体だけをコンテンツDB102に登録すればよ
い。コンテンツDB102はコンテンツを更新する場合、
前に登録したコンテンツの内容と更新内容をマージし、
コンテンツバージョン43と更新したファイルバージョ
ン45を更新し、新バージョンとして登録する。日付4
6はファイルを格納した日付であるので更新したファイ
ルだけが新しい日付となる。図4の例の「いつでも天
気」のバージョン2では、気象情報を表すTokyo.txt, C
hiba.txtは更新されたため、日付が新しくなっているが
Button10.scriptは更新されていないので日付は以前の
ままになっている。
【0061】コンテンツを構成するあるファイルを削除
する場合は、登録パラメータに、削除を表すコマンド名
と削除するファイル名のリストを付加する。コンテンツ
DB102は削除コマンドを受けるとそのファイル名に対
応するファイルを除外し、前に登録したコンテンツの内
容と更新内容をマージする。
【0062】このようにオーサリングツール101とコ
ンテンツDB102とのインタフェースは、タイトル名と
そのコンテンツを構成するファイルとそのファイル名の
リストをパラメータとした汎用的なものであり、オーサ
リングツールに依存しない。「いつでも天気」が30分
ごとに最新の天気を放送する場合、コンテンツ管理表に
は図4に示すように30分おきに新しいコンテンツバー
ジョン43が生成され、最新の気象情報が書かれたテキ
ストファイルのみが更新される。
【0063】番組編成管理部104は、放送番組の編成
情報と物理的な送出情報を管理する。編成情報とは、放
送番組が放送されるスケジュールや放送されるチャンネ
ルに関する情報である。ETS 300 468「Digital Video B
roadcasting(DVB); Specification for Service Inform
ation(SI) in DVB systems」では放送チャンネルはserv
ice_idという識別子で識別する。物理的な送出情報と
は、MPEG2トランスポートストリームで放送する際に必
要なPSIを構成するための情報で、トランスポンダの識
別子(TS_id)、送出ストリームのPIDで構成される。
番組編成管理部104はコンテンツ配信のための放送時
間帯(何時から何時までの時間帯にコンテンツ配信を行
うかという情報)、チャンネル、PIDを割当て、これを
配信スケジュール作成部103に通知する。放送時間帯
の中でどのようなスケジュールでコンテンツの配信を実
行するかは配信スケジュール作成部103が決定する。
【0064】図5は配信スケジュール作成部103が管
理するコンテンツスケジュール表である。51はコンテ
ンツを識別するコンテンツID、52はコンテンツバージ
ョン、53はコンテンツを配信する時間すなわち配信ス
ケジュール、54はコンテンツを放送を用いて配信する
ために必要なPSI(Program Specific Information ISO
13818-1で規定)生成のための情報、55はコンテンツ
を配信する際、コンテンツを構成する全てのファイルを
配信するか、更新されたファイルのみを配信するかを指
し示す更新フラグ、56はコンテンツ配信の伝送速度、
57はコンテンツを放送を使って配信するときのservic
e_id(SI情報:チャンネル識別子)である。運用者は
番組編成管理部104より取得した番組編成情報から、
配信スケジュール53、PSI情報54、伝送速度56、s
ervice_id57を決定する。コンテンツスケジュール表
は図示されない放送局の操作端末により、配信スケジュ
ール作成部103に入力されたデータをもとに作成され
る。
【0065】図5は「いつでも天気」アプリケーション
に関するコンテンツスケジュール表である。ここでは例
として、10分おきにコンテンツ配信を10分間行い、
30分おきに最新の天気に更新するような配信スケジュ
ールとしている。また、配信スケジュールとしては、更
新フラグを使うことにより、X回ごとに全部配信し、そ
の間は差分しか配信しない運用も考えられる。たとえば
「いつでも天気」を1時間に3回配信し、6回ごとに全
部配信するが、後は変更ファイルのみの差分配信とする
ことも可能である。この場合、受信機は「いつでも天
気」アプリケーションを全部取得するのに最悪2時間近
く待たなければならないが、そのかわり、いったん取得
してしまえば、差分ファイル配信により、受信機に蓄積
したファイルを効率的に書き換えることができる。
【0066】図6のフローチャートを用いてコンテンツ
伝送プロトコル生成部106がコンテンツ伝送用データ
フォーマットを作成するときの処理について説明する。
ここではあるコンテンツ(コンテンツID、コンテンツバ
ージョンで識別)を構成するファイル群を伝送フォーマ
ット化するときの処理について述べる。 (ステップ61) コンテンツID、コンテンツバージョ
ンを使って配信スケジュール作成部103のコンテンツ
スケジュール表から配信スケジュール情報を取得する。 (ステップ62) コンテンツDB102が管理するコン
テンツ管理表から、コンテンツID、コンテンツバージョ
ンでコンテンツを構成する配信ファイルリスト(ファイ
ル名、ファイルバージョン、ファイル実体、日付を要素
とするリスト)を取得する。 (ステップ63) コンテンツスケジュール表の 送出
の種類が「全部」か「差分」かをチェックする。「全
部」の場合はステップ65へとぶ。 (ステップ64) 送出の種類が「差分」の場合、ステ
ップ72で取得した配信ファイルリスト内にあるファイ
ルのバージョンと、前バージョン(コンテンツ伝送プロ
トコル生成部106が最近送ったバージョン)のコンテ
ンツを構成するファイルのバージョンを比較し、バージ
ョンが異なるファイルだけを取り出して新たに配信ファ
イルリスト(ファイル名、ファイルバージョン、ファイ
ル実体、日付を要素とするリスト)を生成する。コンテ
ンツ伝送プロトコル生成部106はそれぞれのコンテン
ツの送出ログを持っており、最近送ったバージョンは何
かということを管理している。 (ステップ65) 配信ファイルリストを、コンテンツ
スケジュール表のPSI情報、伝送速度を用いて、伝送フ
ォーマットに変換する。データ伝送用のフォーマットし
てはDVB SI-DATで検討が進められており、DSM-CCデータ
カルーセル(ISO13818ー6)、オブジェクトカル
ーセル(ISO13818ー6)などがある。 (ステップ66)伝送フォーマットに変換した配信ファ
イルリスト(以下、配信ファイルリスト伝送フォーマッ
トとよぶ)と、コンテンツスケジュール表に記述された
対応する配信時間、伝送速度を送出装置108に渡す。
【0067】ステップ66は送出装置108の仕様によ
っては、コンテンツ伝送プロトコル生成部106が配信
時間になるまで配信ファイルリスト伝送フォーマットを
保持し、配信時間になったら送出装置に配信ファイルリ
スト伝送フォーマットを送出装置108に渡す方式もあ
る。また、配信ファイルリスト伝送フォーマットに対応
するPMT(Program Mapping Table)の生成は、ストリー
ムのPID、TS_id、送出スケジュールがわかれば可能で
あり、コンテンツ伝送プロトコル生成部で作成すること
も可能であるし、番組編成管理部104から情報を取得す
る放送局の他のサブシステムで生成することも可能であ
る。
【0068】図7はコンテンツ配信情報生成部107が
生成するコンテンツ配信情報テーブルを構成するコンテ
ンツ配信情報である。コンテンツ配信情報テーブルはコ
ンテンツ配信情報を要素とするリストである。コンテン
ツ配信情報テーブルは受信機にコンテンツ配信またはコ
ンテンツ変更を通知するためのテーブルであり、周期的
に常時放送されるものである。701はコンテンツを識
別する識別子である。702はコンテンツのバージョン
である。703はコンテンツが放送される放送チャンネ
ルを表すservice_idである。704はコンテンツを配
信する時間(スケジュール)である。705はコンテン
ツ配信がコンテンツを構成する全部のファイルを放送す
る配信か(「全部」)、変更されたファイルだけを放送
する差分配信か(「差分」)を表す更新フラグである。
以上の情報は配信スケジュール管理部103が管理する
コンテンツスケジュール表より渡されるのでコンテンツ
配信情報生成部107はこれをもとにコンテンツ配信情
報テーブルを構成する。
【0069】706はコンテンツの種類を表す。コンテ
ンツは大きく2つの種類からなる。1つはパッケージ型
コンテンツであり、これは一度受信機に蓄積されたら更
新されないものである。もう1つは更新型コンテンツで
あり、これは受信機に蓄積された後も放送局からの更新
情報により更新されるものである。以降のコンテンツに
関する属性は更新型コンテンツに関するものであるの
で、パッケージ型コンテンツの場合は以降の内容に関し
ては省略できる。707はコンテンツが次回更新される
(コンテンツのバージョンがあがる)予定時間である。
708はコンテンツの有効期間である。この期間を過ぎ
ると受信機内に蓄積されたコンテンツを構成するすべて
のファイルは受信機により削除される。709はファイ
ル名であり、710はそのファイルの有効期間である。
これは受信機に蓄積されるモノメディアデータ(ファイ
ル)が受信機内にいつまで蓄積されていてよいかを表
す。受信機はこのファイルの有効期間をみて有効期間の
過ぎたファイルを自動的に削除する。これらの情報は運
用者が図示されない操作端末より入力する。
【0070】SI生成部105は番組編成管理部が管理す
る番組編成情報からSI情報を生成する。このとき、ある
サービスまたはイベントがコンテンツ配信である場合、
SIテーブルにコンテンツを識別するコンテンツIDを付加
する。例えばDVBの場合、SDT(あるいはEIT)テーブル
においてサービスID(あるいはEIT)で識別されるサー
ビス(あるいはイベント)にコンテンツIDとコンテンツ
サイズを付加する。コンテンツサイズは配信するファイ
ルの合計サイズであるので、コンテンツDB102のコン
テンツ管理表と配信スケジュール作成部103を参照す
ることにより、配信されるファイルサイズの合計は算出
できる。
【0071】本実施の形態では、便宜上、「いつでも天
気」を番組として定義し、SI情報のうちの番組情報テー
ブル(DVBのEIT)に「いつでも天気」というコンテンツ
のタイトル名のほかにコンテンツIDとコンテンツサイズ
を付加することとする。
【0072】以上のような手順で配信する情報を作成す
ることにより図8に示すように、コンテンツ伝送プロト
コル生成部106、コンテンツ配信情報生成部107、
SI生成部105から送出装置108に渡される情報は参
照関係を持つ。受信機はこの参照関係を使ってコンテン
ツを受信する。
【0073】図9は配信されるコンテンツを受信する受
信機の構成である。901は放送局より放送されるテー
ブルや伝送プロトコルに変換されたコンテンツ(以下、
これらを総称してデータという)を受信する受信部であ
る。902は放送されているデータのうち、受信機に取
り込むものだけを選択して取り込むフィルタリング機能
である。903はコンテンツの自動更新処理を実行する
ファイル更新管理機能である。904は指定された時間
になったことを知らせるタイマー予約機能である。90
5は、伝送フォーマットで送られたファイルを伝送フォ
ーマットから元のファイルフォーマットに変換し、これ
を蓄積装置に蓄積するファイル蓄積管理機能である。9
06はファイル名とファイルの所在の関係を管理し、上
位アプリケーションに汎用的なインタフェースを提供す
るファイル名称管理機能である。907、908は上位
アプリケーションの1種であるMMプレイヤとEPGであ
る。
【0074】図10のフローチャートを用いて受信機が
コンテンツ「いつでも天気」を蓄積するまでの挙動につ
いて説明する。ここでは例としてEPGアプリケーション
が蓄積を要求しているが、EPGアプリケーション以外の
アプリケーションがSI情報を取得して、これを用いて蓄
積を要求することも当然可能である。 (ステップ1001) 図示されていない受信機のSI処
理部がSIテーブルを取得し、これをEPGアプリケーショ
ン908に渡す。 (ステップ1002) EPGアプリケーション908はS
I情報の「いつでも天気」を参照し、そこに記述されて
いるタイトル名「いつでも天気」とコンテンツIDとそれ
を格納する蓄積装置内の場所をパラメータにしてコンテ
ンツ取得をファイル名称管理機能906に要求する。蓄
積装置のどこにコンテンツを格納するかはアプリケーシ
ョンが決定する。 (ステップ1003) ファイル名称管理機能906は
フィルタリング機能902にコンテンツIDを渡し、コン
テンツ配信情報テーブルを取得し、その中のコンテンツ
IDに対応するコンテンツ配信情報だけを返すよう要求す
る。 (ステップ1004) フィルタリング機能902は受
信部901が受信したデータの中からコンテンツ配信情
報テーブルを選択し、さらにコンテンツIDを用いてコン
テンツIDに対応するコンテンツ配信情報を取得し、これ
をファイル名称管理機能906に返す。 (ステップ1005) ファイル名称管理機能906は
取得したコンテンツ配信情報から、現在、コンテンツID
に対応するコンテンツが放送されているかどうかをチェ
ックする。配信されている場合はステップ1008へと
ぶ。 (ステップ1006) コンテンツIDに該当するコンテ
ンツが現在、配信されていない場合はコンテンツ配信情
報に記述されている配信スケジュールから1つ選択し、
その時間になったら知らせるようタイマー予約機能90
4に対しタイマー予約を行う。EPGアプリケーション9
07に予約を行ったことを通知する。EPGアプリケーシ
ョン907のGUIによっては、視聴者にどの時間にコン
テンツを受信するかを選択させることも可能である。 (ステップ1007) 予約時間がくるまで、これに関
する処理は行わず待つ。待ち時間の間、受信機の電源が
OFFになった場合でもタイマーだけは動いており、タイ
マー予約時間になると受信機は起動する。 (ステップ1008) ファイル名称管理機能906は
ファイル蓄積管理機能905に対し、ステップ1001
でEPGアプリケーションから渡された格納する蓄積装置
内の場所を渡し、コンテンツの格納を指示する。 (ステップ1009) ファイル名称管理機能906は
コンテンツ配信情報に記述されたservice_idを使っ
て、該当する配信ファイルリスト伝送フォーマットを取
得するようにフィルタリング機能902に要求する。 (ステップ1010) フィルタリング機能902はse
rvice_idを用いて受信部901から、該当するコンテ
ンツを構成する配信ファイルリスト伝送フォーマットを
取得し、これをファイル蓄積管理機能905に渡す。 (ステップ1011) ファイル蓄積管理機能905は
取得した配信ファイルリスト伝送フォーマットから元の
配信ファイルリストのフォーマットに変換する。配信フ
ァイルリストは、ファイル名、ファイルバージョン、フ
ァイル実体、日付を要素とするリストである。ステップ
1008でファイル名称管理機能906に指定された蓄
積装置内の格納場所に取得したファイルを全て蓄積す
る。蓄積後、配信ファイルリストをファイル名称管理機
能906に渡す。 (ステップ1012) ファイル名称管理機能906
は、ステップ1005で取得したコンテンツ配信情報を
見て、コンテンツの種類が「更新型」コンテンツの場合
はファイル更新管理機能903に対応するコンテンツID
とコンテンツバージョンを渡し、自動更新管理を行うよ
う指示する。コンテンツ配信情報に更新予定時間が記述
されている場合はそれもファイル更新管理機能903に
渡す。 ステップ1001で格納場所としてRAMを指定すると、
ファイルはメモリ上に蓄積される。リアルタイムアクセ
スが要求されるようなアプリケーションの場合、格納場
所としてメモリを指定することで、アプリケーションは
モノメディアデータに速くアクセスすることができる。
【0075】ファイル名称管理機能906はステップ1
010でファイル蓄積管理機能905から渡される配信
ファイルリストを用いて、タイトル名、ファイル名とそ
の受信機内の格納先の対応関係を保持するファイル所在
管理表を管理する。ファイル名称管理機能906はコン
テンツ配信情報で取得したコンテンツ及びファイルの有
効期間の管理も行う。有効期間を過ぎたコンテンツやフ
ァイルはファイル名称管理機能906により受信機内の
蓄積装置から削除される。このようにコンテンツIDを用
いることでコンテンツを構成するファイルを取得するこ
とができ、アプリケーションからは伝送方式は隠蔽され
る。図11のフローを用いてMMプレイヤがコンテンツ
「いつでも天気」を再生するときの挙動について説明す
る。 (ステップ1101) MMプレイヤはタイトル名、ファ
イル名を用いてモノメディアデータ取得をファイル名称
管理機能906に要求する。 (ステップ1102) ファイル名称管理機能906は
タイトル名、ファイル名からファイル所在管理表を用い
てファイル実体の格納場所を検索し、ファイル実体を取
得する。 (ステップ1103) ファイル名称管理機能906は
取得したファイル実体をMMプレイヤに返す。 (ステップ1104) MMプレイヤは取得したモノメデ
ィアデータを再生する。 本実施の形態ではコンテンツの取得とコンテンツの再生
を分けているが、コンテンツ再生時に図10で示した手
順でコンテンツ取得を行うことも可能である。このよう
にMMプレイヤはタイトル名とファイル名によりモノメデ
ィアデータを取得することが可能である。
【0076】図12のフローを用いてコンテンツ「いつ
でも天気」の内容(たとえば気象情報ファイル)が更新
されたときの受信機の挙動について説明する。図10の
説明にあるように、更新型のコンテンツに関してはファ
イル名称管理機能906より、ファイル更新管理機能9
03に対し、コンテンツID、コンテンツバージョンが渡
される。ファイル更新管理機能903はこれらの対応関
係を更新型コンテンツ管理表に保持し、管理する。 (ステップ1201) フィルタリング機能902は定
期的にコンテンツ配信情報テーブルを取得し、これをフ
ァイル更新管理機能903に渡す。 (ステップ1202) ファイル更新管理機能903は
コンテンツ配信情報で送られるコンテンツIDが更新型コ
ンテンツ管理表に登録されていないかをチェックする。
登録されていない場合はステップ1201へとぶ。 (ステップ1203) 次にコンテンツIDのバージョン
を比較し、コンテンツ配信情報で送られるバージョンと
更新型コンテンツ管理表が保持するバージョンとが同じ
かどうかをチェックする。同じ場合はステップ1201
へとぶ。 (ステップ1204) コンテンツ配信情報で送られる
配信スケジュールを参照し、コンテンツ配信情報に記述
されている配信スケジュールから1つ選択し、その時間
になったら知らせるようタイマー予約機能に対しタイマ
ー予約を行う。 (ステップ1205) 予約時間がくるまで、これに関
する処理は行わず待つ。待ち時間の間、受信機の電源が
OFFになった場合でもタイマーだけは動いており、タイ
マー予約時間になると受信機は起動する。 (ステップ1206) ファイル更新管理機能903は
フィルタリング機能902より、コンテンツ配信情報を
再び取得し、そこに記述されたservice_idを使って、
配信ファイルリスト伝送フォーマットを取得するように
フィルタリング機能902に要求する。 (ステップ1207) フィルタリング機能902はse
rvice_idを用いて受信部901から、該当する配信フ
ァイルリスト伝送フォーマットのストリームを選択し、
これをファイル蓄積管理機能905に渡す。 (ステップ1208) ファイル蓄積管理機能905は
取得した伝送フォーマットから元のファイル名とファイ
ル実体の配信ファイルリストのフォーマットに変換し、
蓄積装置内の格納場所に取得したファイルを全て蓄積す
る。蓄積後、配信ファイルリストをファイル名称管理機
能906に渡す。 (ステップ1209) ファイル更新管理機能903は
更新型コンテンツ管理表に書かれたコンテンツのバージ
ョンを1インクリメントする。 コンテンツ配信情報に記述されているコンテンツのバー
ジョンと、ファイル更新管理機能903が保持している
コンテンツのバージョンが1だけ古い場合、コンテンツ
配信情報からダウンロード種別が「差分」になっている
ダウンロードスケジュールを選択すれば効率良いダウン
ロードが実現できる。そうでない場合は、ダウンロード
種別が「全部」になっているダウンロードスケジュール
を選択する。また、ステップ1203でコンテンツバー
ジョンがまだ新しくなっていない場合でも、更新予定時
間が空になっていない場合は、その時間をタイマー予約
機能に予約し、その時間になったら更新処理を再開する
ことも可能である。また、コンテンツ名称管理機能90
6から更新予定時間を取得している場合は、その時間に
タイマー予約を行い、タイマー予約時間になったらステ
ップ1206から処理を続ける。
【0077】この更新機能を用いて、気象情報ファイル
を自動更新することで「いつでも天気」アプリケーショ
ンは実現可能である。「いつでも天気」アプリケーショ
ンを動かすMMプレイヤは、自動更新に関して何も関与せ
ず、気象情報ファイルを読み込み実行するだけである。
コンテンツ配信の上述の更新機能が気象情報ファイルの
内容を書き換えることで常に最新の気象情報を取得する
ことができる。本発明のコンテンツ配信がファイルの更
新などを行うのでアプリケーション制作者は更新型のア
プリケーションを作成する場合でも、通常のパッケージ
型アプリケーションのようにアプリケーションを作成す
ればよい。
【0078】(実施の形態2)図13はコンテンツDB
102が管理するコンテンツ管理表を放送番組もファイ
ルとして扱えるように拡張したものである。1301は
伝送種別である。コンテンツ伝送プロトコル生成部10
6が生成するプロトコルにより伝送されるファイルの伝
送種別は「コンテンツ配信」であり、通常の放送番組と
して送られるストリームは「放送番組」である。図13
では「いつでも天気」のバージョン2から「昼の天気」
という放送番組をファイルとして登録している。
【0079】図14はコンテンツDB102に放送番組を
登録するときの処理フローである。放送番組はSI情報に
より識別される。ここでは例としてDVBに準拠し、放送
番組の識別をサービス(service_id)、番組(event_
id)、番組開始時間(start_time)、番組継続時間(d
uration)で行う場合について説明する。本発明では放
送番組はコンテンツを構成するファイルの一種として扱
う。 (ステップ1401) コンテンツDB102に対し、
タイトル名、ファイル名、service_id,event_id、st
art_time、durationを登録する。タイトル名はこの放
送番組を構成要素とするコンテンツのタイトル名、ファ
イル名は受信機上のMMアプリケーションが放送番組を扱
うときに用いる名前である。図13の例ではタイトル名
は「いつでも天気」、ファイル名は「昼の天気」であ
る。 (ステップ1402) コンテンツDB102はservic
e_id,event_id、start_time、durationを記述した
ファイルを作成する。このファイルは受信機側で放送番
組を自動蓄積(録画)する際利用されるものでストリー
ムリファレンスファイルと呼ぶ。 (ステップ1403) コンテンツDB102はタイト
ル名に対応するコンテンツのエンティティに放送番組の
ファイル名とステップ1402で作成したストリームリ
ファレンスファイルを登録する。伝送種別は「放送番
組」とする。 ストリームリファレンスファイルは通常のファイルと同
様にして、コンテンツ伝送プロトコル生成部106で伝
送フォーマットにされ、放送される。このとき上記実施
の形態1で説明したファイルリストの要素として伝送種
別を追加する。図15は放送されたストリームリファレ
ンスファイルを受信した後、ファイル蓄積管理機能90
5が行う処理に関するフローである。 (ステップ1501) ファイル蓄積管理機能905は
伝送種別を参照し、受信したファイルの中に「放送番
組」はないかをチェックする。存在する場合は以下の処
理を行う。 (ステップ1502) ファイル蓄積管理機能105は
ストリームリファレンスファイルの中を読み、この記述
をもとに番組録画予約を行う。この際、番組蓄積(録
画)装置における番組の格納位置(あるいは番組蓄積装
置が蓄積する番組に対して付けるID)を番組蓄積(録
画)装置から取得する。 (ステップ1503) ファイル蓄積管理機能905は
ファイル名称管理機能906に対し、ファイル名、伝送
種別、ステップ1502で取得した番組格納位置、スト
リームリファレンスファイルの内容を渡す。 (ステップ1504) ファイル名称管理機能905は
ファイル名と番組格納位置の関係を保持する。 ステップ1504で述べたようにファイル名称管理機能
905は放送番組を管理するためにストリームファイル
管理表を持つ。
【0080】図16はファイル名称管理機能905がス
トリームリファレンスファイルを管理するためのストリ
ームファイル管理表である。1601はコンテンツのタ
イトル名、1602はファイル名、1603はSI情報
で、service_id、event_id、start_time、duration
が格納されている。1604は番組格納位置である。MM
プレイヤから放送番組へのアクセス要求がタイトル名、
ファイル名を用いて、ファイル名称管理機能905にき
た場合、ファイル名称管理機能905は番組蓄積装置内
のファイル名に対応する番組格納位置に存在するストリ
ームを再生する。また、放送番組が現在放送されてお
り、蓄積装置に蓄積(録画)中の場合はSI情報を用いて
その番組にチャンネルをチューニングし、蓄積されたス
トリームではなく現在放送されているストリームを再生
する。また、その放送番組の放送開始時間(start_tim
e)前の場合は、再生できないというエラーを返す。こ
れによりMMプレイヤから簡単に放送番組にリンクするこ
とができる。
【0081】本発明ではストリームをファイルとして扱
うことが可能なので「いつでも天気」アプリケーション
が、実際に番組として放送されている「昼の天気予報」
とリンクを張ることが可能である。アプリケーション制
作者は番組にファイル名を付け、そのSI情報をコンテン
ツ管理DBに登録するだけで、受信機側でアプリケーショ
ンと関連する放送番組を自動的に蓄積し、アプリケーシ
ョンと放送番組を連動させたサービスを提供することが
可能である。
【0082】(実施の形態3)図17は本発明の第3の
実施の形態におけるコンテンツ配信センターシステムの
一形態を示すブロック図である。このコンテンツ配信セ
ンターシステムは、基本的には上記実施の形態1におけ
るシステムと同様な構成を有しており、オーサリングツ
ール101と、コンテンツDB102と、配信スケジュー
ル作成部103と、番組編成管理部104と、SI生成部
105と、コンテンツ配信情報生成部107と、送出装
置108とを備えている。また、図17において、17
01はデータカルーセル生成装置である。データカルー
セルはISO13818-6で規定された一方向ネットワークにお
けるデータ伝送プロトコルであり、この装置は入力され
たデータをデータカルーセルプロトコルにフォーマット
する。1702はデータカルーセルプロトコルにフィル
タリング情報を付加し、付加した情報の内容をコンテン
ツ配信情報生成部107に渡すフィルタリング情報付加
部である。
【0083】図18はファイルをモジュールに詰め込む
ときのフォーマットを示した図である。データカルーセ
ルのモジュールには複数のファイルを入れる。1801
はファイルの切れ目を表すファイルヘッダ、1802は
ファイル本体である。ファイルヘッダはファイル名、フ
ァイルバージョン、ファイルのモジュールにおける相対
的な開始位置、ファイルサイズである。このフォーマッ
トのことをデータカルーセル用配信ファイルリストとい
う。実施の形態2のように放送番組もファイルとして扱
う場合はファイルヘッダに伝送種別を追加する。
【0084】図19はコンテンツ配信情報テーブルをモ
ジュール単位のフィルタリング、ファイル単位のフィル
タリングを可能とするために拡張したものである。19
01は「モジュール単位の更新」か「ファイル単位の更
新」かを示す更新種別である。普通にデータカルーセル
を利用してコンテンツを配信する場合は更新種別は「通
常」となる。1902は更新情報であり、更新種別が
「モジュール単位の更新」の場合は更新対象となるモジ
ュールIDのリストが入る。「ファイル単位の更新」の場
合、ファイル情報が更新情報として格納される。ファイ
ル情報の内容はファイル名、ファイルバージョン、ファ
イルサイズ、ファイルの格納位置から構成される。ファ
イルの格納位置はデータカルーセルのブロックにおける
ファイルの先頭位置(ブロック番号とブロック先頭から
のオフセット)とブロックにおけるファイル終了位置ブ
ロック番号とブロック先頭からのオフセット)から構成
される。
【0085】次にデータカルーセルのモジュールを利用
したコンテンツ配信における、データカルーセル生成装
置1701とフィルタリング情報付加部1702とコン
テンツ配信情報生成部107の処理について説明する。
ここでは「いつでも天気」アプリケーションを配信する
場合を例として挙げ、更新されたファイルとして、地域
ごとの最新の気象情報テキストファイルtokyo.txt, iba
raki.txt, saitama.txt, chiba.txtを1モジュールにし
て送り、他の更新されないファイル(ビットマップファ
イル、他のテキストファイル、スクリプトファイル)も
別のモジュールとして配信する場合について説明する。 (1)フィルタリング情報付加部1702は更新された
4つのテキストファイルtokyo.txt, ibaraki.txt, sait
ama.txt, chiba.txtをデータカルーセル用配信ファイル
リストにし、これを1つのモジュールとしてデータカル
ーセルのフォーマットにするよう、データカルーセル生
成装置1701に要求する。データカルーセル用配信フ
ァイルリスト作成のために必要な情報(ファイル名、フ
ァイルバージョン、ファイルサイズ)は上記実施の形態
1と同様に、コンテンツDB102のコンテンツ管理表か
ら取得できる。また、どのファイルが更新されたファイ
ルかは実施の形態1と同様にして、フィルタリング情報
付加部1202は知ることができる。 (2) データカルーセル生成装置1701は受け取っ
たデータをモジュール化し、モジュールIDを返す。 (3) フィルタリング情報付加部1702は残りのフ
ァイルに関してもデータカルーセル用配信ファイルリス
ト化し、モジュールとしてデータカルーセルのフォーマ
ットにするよう、データカルーセル生成装置1701に
要求する。もし、ファイル数やファイルサイズが大き
く、モジュールサイズが大きくなる場合は、フィルタリ
ング情報付加部1702はファイルを適当にグループ化
して、それぞれのグループごとにデータカルーセル用配
信ファイルリスト化し、それぞれを別のモジュールに格
納するようにする。 (4) データカルーセル生成装置1701は受け取っ
た残りのデータもモジュール化する。 (5)フィルタリング情報付加部1702は実施の形態
1と同様にして、配信スケジュール作成部103のコン
テンツスケジュール表からデータ伝送に必要なPSI情報
と配信スケジュールを取得し、これをデータカルーセル
生成装置1701に渡す。 (6)データカルーセル生成装置1701はDII、DDB伝
送フォーマットを作成し、これをスケジュールどおりに
放送するように送出装置109に渡す。 (7)フィルタリング情報付加部1702はステップ2
002で取得したmoduleIDをコンテンツ配信情報生成部
107に渡す。 (8)コンテンツ配信情報生成部107は取得したmodu
leIDを用いて図19に示したコンテンツ配信情報テーブ
ルを生成する。この際、更新の種類は「モジュール単位
の更新」となる。生成したンテンツ配信情報テーブルを
周期的に常時放送するように送出装置108に渡す。
【0086】このようにして、更新ファイルをまとめて
モジュール化し、モジュールIDをコンテンツ配信情報に
付加することにより、受信機はコンテンツ配信情報に書
かれたモジュールIDのモジュールだけを取得するだけで
更新ファイルをすべて取得できる。
【0087】次にファイル情報を利用したコンテンツ配
信における、データカルーセル生成装置1201とフィ
ルタリング情報付加部1202とコンテンツ配信情報生
成部107の処理について説明する。ここでは「いつで
も天気」アプリケーションを配信する場合を例として挙
げ、更新ファイルが関東地方の気象情報テキストファイ
ルtokyo.txtしかない場合について説明する。この場
合、上述のモジュールを使う方式も有効であるが(1モ
ジュールにtokyo.txtだけを入れる)、コンテンツを構
成する全ファイル数が多いと、モジュールに複数ファイ
ルを詰め込む必要がある場合がある。このような場合に
ファイル情報を利用したコンテンツ配信が有効になる。
この例では上述の例と同様に、他のファイル(ビットマ
ップファイル、他のテキストファイル、スクリプトファ
イル)も別のモジュールとして配信する。 (1) フィルタリング情報付加部1702は「いつで
も天気」を構成するファイルをデータカルーセル用配信
ファイルリスト化する。もし、ファイル数やファイルサ
イズが大きく、モジュールサイズが大きくなる場合は、
フィルタリング情報付加部1702はファイルを適当に
グループ化して、それぞれのグループごとにデータカル
ーセル用配信ファイルリスト化し、それぞれを別のモジ
ュールに格納するようにする。 (2) データカルーセル生成装置1701は受け取っ
たデータをモジュール化する。 (3)フィルタリング情報付加部1702は、上記実施
の形態1と同様にして、配信スケジュール作成部103
のコンテンツスケジュール表からデータ伝送に必要なPS
I情報と配信スケジュールを取得し、これをデータカル
ーセル生成装置1701に渡す。 (4)データカルーセル生成装置1701はDII、DDB伝
送フォーマットを作成し、これをスケジュールどおりに
放送するように送出装置108に渡す。生成したDII、D
DBのコピーをデータカルーセル生成装置1701内の蓄
積装置に格納する。 (5)フィルタリング情報付加部1702はデータカル
ーセル装置1701内に格納されたDDBを検索し、ファ
イル名tokyo.txtがブロックのどこに(何番目のブロッ
クのどこから、何番目のブロックのどこまで)格納され
ているかを調べ、その結果と、ファイル名(tokyo.tx
t)、バージョン、ファイルサイズをコンテンツ配信情
報生成部107に渡す。 (6)コンテンツ配信情報生成部107は取得したtoky
o.txtのDDBにおける所在情報を用いて図15に示したコ
ンテンツ配信情報テーブルを生成する。この際、更新の
種類は「ファイル単位の更新」となる。生成したンテン
ツ配信情報テーブルを周期的に常時放送するように送出
装置108に渡す。
【0088】なお、この例ではフィルタリング情報付加
部1702がファイルtokyo.txtのDDBにおける所在を知
るために検索したが、データカルーセル生成装置170
1に、あらかじめtokyo.txtというファイルがフィルタ
リング対象であることをフィルタリング情報付加部17
02が知らせておき、データカルーセル生成装置170
1がDDBを作成するときにファイルtokyo.txtの位置(ど
のモジュールの、どのブロックのどの位置から始まり、
どのブロックのどの位置で終わるか)を記憶し、これを
フィルタリング情報付加部1702に知らせるという方
式も考えられる。また、本実施の形態ではファイル情報
はコンテンツ配信情報テーブルに入れて配信するが、DS
M-CCカルーセルのDIIのmoduleInfo領域にファイル情報
を入れて配信することも可能である。
【0089】コンテンツ配信の際、モジュールを利用し
た配信を行うか、またはファイル情報を利用した配信を
行うか、あるいはこれらを利用しないで通常のデータカ
ルーセルで放送するかはフィルタリング情報付加部17
02を図示しない操作端末で操作する運用者が決定す
る。どの方式で送るのが効率的かはアプリケーションに
依存する。
【0090】図20は受信機がコンテンツ配信情報テー
ブルを受信してから更新処理を行う処理フロー図であ
る。図12の説明にあるように、更新型のコンテンツに
関してはファイル名称管理機能906より、ファイル更
新管理機能903に対し、コンテンツID、コンテンツバ
ージョンが渡される。ファイル更新管理機能903はこ
れらの対応関係を更新型コンテンツ管理表に保持し、管
理する。 (ステップ2001) フィルタリング機能902は定
期的にコンテンツ配信情報テーブルを取得し、これをフ
ァイル更新管理機能903に渡す。 (ステップ2002) ファイル更新管理機能903は
コンテンツ配信情報で送られるコンテンツIDが更新型コ
ンテンツ管理表に登録されていないかをチェックする。
登録されていない場合はステップ2001へとぶ。 (ステップ2003) 次にコンテンツIDのバージョン
を比較し、コンテンツ配信情報で送られるバージョンと
更新型コンテンツ管理表が保持するバージョンとが同じ
かどうかをチェックする。同じ場合はステップ2001
へとぶ。 (ステップ2004) コンテンツ配信情報で送られる
配信スケジュールを参照し、コンテンツ配信情報に記述
されている配信スケジュールから1つ選択し、その時間
になったら知らせるようタイマー予約機能に対しタイマ
ー予約を行う。 (ステップ2005) 予約時間がくるまで、これに関
する処理は行わず待つ。待ち時間の間、受信機の電源が
OFFになった場合でもタイマーだけは動いており、タイ
マー予約時間になると受信機は起動する。 (ステップ2006) ファイル更新管理機能903は
コンテンツ配信情報に記述されている更新種別を調べ
る。更新種別が「モジュール単位の更新」の場合はステ
ップ2010へとぶ。更新種別が「ファイル単位の更
新」の場合はステップ2013へとぶ。 (ステップ2007) 更新種別が「通常」の場合、フ
ァイル更新管理機能903はコンテンツ配信情報に記述
されたservice_idを使って、伝送フォーマット化され
たコンテンツを構成するファイルが流れているストリー
ムを取得するようにフィルタリング機能902に要求す
る。 (ステップ2008) フィルタリング機能902はse
rvice_idを用いて受信部901から、該当するコンテ
ンツを構成するファイルが格納された伝送フォーマット
のストリームを選択し、これをファイル蓄積管理機能9
05に渡す。 (ステップ2009) ファイル蓄積管理機能905は
取得した伝送フォーマットから元の配信用ファイルリス
トのフォーマットに変換し、蓄積装置内の格納場所に取
得したファイルを全て蓄積する。蓄積後、配信ファイル
リストをファイル名称管理機能906に渡す。 (ステップ2010) 更新種別が「モジュール単位」
になっている場合、コンテンツ配信情報に記述されてい
るservice_idと、コンテンツ配信情報の更新情報に記
述されているモジュールIDをフィルタリング機能902
に渡し、モジュール単位でのフィルタリングを要求す
る。 (ステップ2011) フィルタリング機能902はse
rvice_idを使って、DIIを取得した後、モジュールIDを
使ったフィルタリングにより該当するモジュールを構成
するDDBだけを取得する。フィルタリング機能902はD
DBを組み立て、モジュールを構成し、これをファイル蓄
積管理機能905に渡す。 (ステップ2012) ファイル蓄積管理機能905は
取得したモジュールから元のファイル名とファイル実体
のリストを取出し、蓄積装置内の格納場所に取得したフ
ァイルを全て蓄積する。蓄積後、配信ファイルリストを
ファイル名称管理機能906に渡す。 (ステップ2013) 更新種別が「ファイル単位」に
なっている場合、コンテンツ配信情報に記述されている
service_idと、コンテンツ配信情報の更新情報に記述
されているファイル情報をフィルタリング機能902に
渡し、モジュール単位でのフィルタリングを要求する。 (ステップ2014) フィルタリング機能902はse
rvice_idを使って、DIIを取得した後、ファイル情報の
モジュールIDとブロック番号を使ったフィルタリングに
より該当するモジュールを構成するDDBのうち、必要な
ブロック番号のものだけを取得する。フィルタリング機
能902は取得したDDB群とファイル情報をファイル蓄
積管理機能905に渡す。 (ステップ2015) ファイル蓄積管理機能905は
ファイル情報をもとにDDB群の中からファイルを取出
し、蓄積装置内の格納場所に取得したファイルを蓄積す
る。蓄積後、ファイル情報をファイル名称管理機能90
6に渡す(ファイル情報がファイル配信リストのかわり
になる)。 (ステップ2016) 更新型コンテンツ管理表のコン
テンツのバージョンをインクリメントする。
【0091】このように、コンテンツ配信情報にフィル
タリングのための情報を付加することにより、センター
側から差分配信を行わなくても、受信機側で必要な部分
だけを切り出すことが可能である。本実施の形態では、
セクションにフィルタリングを行うので高速である。
【0092】(実施の形態4)図21は第1の実施の形
態における配信スケジュール作成部103が管理するコ
ンテンツスケジュール情報(図5に示されている)にお
いて、差分情報58を追加して拡張させたデータ構造と
した本発明の第4の実施の形態を示す図である。図5の
スケジュール情報では、更新フラグ55に対して、「全
部」と「差分」しか存在しなかったため、どのコンテン
ツバージョン52に対する差分か、端末(すなわち受信
機)において知ることは不可能であった。これに対し
て、差分情報58を付加することにより、図5の場合で
は常に受信機の電源が入っていて、コンテンツ情報をす
べて受信していなければならなかったのに対し、差分情
報58を調べることにより、受信機は自己機が管理して
いるコンテンツに対する差分情報であるかどうかを判断
することができ、受信機の電源が切られている間に差分
情報58が流れ、端末が受信できなくても、次に差分情
報58が流れてきたときに受信機は、差分情報58をみ
ることにより、管理しているコンテンツに対して適応で
きる差分情報かどうかを判断することが可能となる。
【0093】しかし、差分情報58だけでは、各コンテ
ンツバージョン52に対して差分情報58を送る必要が
ある。この場合、差分情報58が大きくなり、伝送路の
帯域を広く使用する問題がある。また、差分情報によっ
ては、或るバージョン以降であれば全てに適応できる差
分情報も存在する。図22はこのような状況にも対応で
きるように、コンテンツスケジュール情報に上記差分情
報58に加えて差分付加情報59をさらに追加して拡張
させたデータ構造としたものである。このようなデータ
構造を有するコンテンツスケジュール情報としたため、
特定のバージョンに限定された差分情報であるか、その
バージョン以降のものであればどのバージョンでも適応
できる差分情報であるかを、放送局から送ることによ
り、受信機は管理しているコンテンツに適応できるかど
うか判断できるだけでなく、伝送すべき差分情報を圧縮
することが可能となる。差分情報58の処理について
は、上記実施の形態1におけると同様である。
【0094】また、コンテンツバージョン52は無限に
増加するものとは限定されない。システムの制約で一定
の範囲内でのバージョンしか付与されない場合がある。
図22の差分付加情報で、差分情報58に対して範囲を
指定している特徴を付加したが、コンテンツバージョン
が一定の範囲を越えて、繰り返しのバージョン番号が付
加されれば、先に付加した差分付加情報を受信機が受信
した場合、「以上」の処理を行なうことができなくな
る。例えば、コンテンツバージョンが1〜8に限定され
ていた場合、バージョン8の次にくるバージョンは1と
なる。このあと、差分情報58がバージョン8以上でき
た場合、バージョン1のコンテンツを管理している受信
機では差分情報58を適応できなくなる。そのため、図
23に示すように、コンテンツスケジュール情報に上記
差分情報58および差分付加情報59に加えてバージョ
ン付加情報510をさらに追加して拡張させたデータ構
造としたものである。このようなデータ構造を有するコ
ンテンツスケジュール情報とし、バージョン付加情報5
10を放送局から受信機に送るときに付加することによ
り、バージョン番号が8から1になったときに、例えば
このバージョン付加情報510に「ON」を送れば受信
機ではこのバージョン番号は「1」で送られてきている
が、実際は「9」に等しいことが判断でき、次にくるバ
ージョン8以上への差分情報を適応することが可能とな
る。
【0095】(実施の形態5)放送局から送られてきた
コンテンツには、図7に示すデータ構造を持ったコンテ
ンツ配信情報テーブルが同時に伝送される。このコンテ
ンツを受信機で使用するとき、図7の例では有効期限内
であればコンテンツの使用は可能である。しかしコンテ
ンツによっては、蓄積は有効期限まで可能であるが受信
機で使用する場合、特定の期間のみに限定して使用が可
能なコンテンツも存在する。図24はこのようなコンテ
ンツの使用期間を明確にするため、コンテンツ配信情報
生成部107が生成するコンテンツ配信情報テーブルに
利用有効期間情報711を追加して拡張させたデータ構
造を示すものである。このようなデータ構造を有するコ
ンテンツ配信情報テーブルでは、コンテンツのファイル
属性についても、ファイル名情報709、有効期限情報
710に加えて利用有効期間情報712が追加記述され
る。上記利用有効期間には、例えば毎週日曜日のみと
か、毎日12:00〜13:00のみ、或いは毎週月曜
日の夕方17:00〜18:00と毎月1日のみとかの
設定ができる。また、別の形としては、受信機で受信後
1日以内とか、受信機で受信後使用時間が1時間以内、
或いは特定の番組の放送時間の間などの設定が可能であ
る。
【0096】この利用有効期間の判断は図9のファイル
蓄積管理機能905またはファイル名称管理機能906
で判断する。この利用有効期間の処理以外の処理は、実
施の形態2或いは実施の形態3における処理と同様であ
る。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本発明では、センターお
よび受信機で、モノメディアデータとコンテンツをそれ
ぞれファイル、複数ファイルのグルーピングとして統一
的に管理することにより、オーサリングツールに依存し
ないコンテンツ配信を可能としたものである。これによ
り、センター側システムでオーサリングツールを変更す
る場合、コンテンツ配信部は変更する必要がないため、
最小限のコストで変更が可能であり、今後、発展ととも
に変化していくデータ放送のシステム構築においては、
有効な技術である。
【0098】さらに、本発明のコンテンツ配信はオーサ
リングツールに依存しないため、同時に複数種のオーサ
リングツールで作成されたコンテンツを配信することも
可能である。
【0099】また、本発明のコンテンツ配信はファイル
の自動更新機能をサポートしているので、常に最新の気
象情報を提供する「いつでも天気」のような、時間とと
もに内容が変更されるアプリケーションを作成する場合
でも、「いつでも天気」アプリケーション自体は通常の
パッケージ型アプリケーション(更新されないアプリケ
ーション)と同じ作り方をし、そのアプリケーションを
配信した後で、オーサリングツールが更新されたファイ
ル(最新の気象情報を記述したテキストファイルなど)
をコンテンツDBに登録するだけで、スケジュール通りに
更新されたファイルをコンテンツ配信が放送し、受信機
側で自動更新を行うため、コンテンツ制作者は通常のパ
ッケージ型アプリケーションのノウハウで、時間ととも
に変化する放送型のアプリケーションを作成することが
可能である。
【0100】また、本発明では伝送方式としてデータカ
ルーセルを用いた場合、本発明で新たに付加したフィル
タリング情報により、受信機は放送されるデータの中か
ら必要なファイルだけを受信することができ、効率的な
コンテンツの受信を実現できる。
【0101】従って従来のデータ放送方式のように、オ
ーサリングとコンテンツ配信方式が密接に関係した拡張
性の低いものに比べ、本発明は拡張性があり、コンテン
ツ制作者が配信を意識しなくても時間とともに内容が変
化する放送型のコンテンツを容易に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の放送局システムの
ブロック図
【図2】MMアプリケーション「いつでも天気」の画面イ
メージ図
【図3】MMアプリケーション「いつでも天気」のコンテ
ンツの構成図
【図4】コンテンツDB102が管理するコンテンツ管理
情報を表す図
【図5】配信スケジュール作成部103が管理するコン
テンツスケジュール情報を表す図
【図6】コンテンツ伝送プロトコル生成部106がコン
テンツ送出用データフォーマットを作成する処理を記述
したフローチャート
【図7】コンテンツ配信情報生成部107が生成するコ
ンテンツ配信情報テーブルを構成するコンテンツ配信情
報のデータ構造図
【図8】SIテーブル、コンテンツ配信情報テーブル、配
信ファイルリスト伝送フォーマット間のリンク関係を示
したデータ構造図
【図9】本発明の第1、第2、第3の実施の形態の受信
機のブロック図
【図10】受信機がコンテンツを受信し蓄積するまでの
処理を記述したフローチャート
【図11】MMプレイヤが受信機に蓄積されたコンテンツ
を再生するときの処理を記述したフローチャート
【図12】コンテンツが更新されたときに受信機が行う
自動更新処理を記述したフローチャート
【図13】本発明の第2の実施の形態におけるコンテン
ツDB102が管理するコンテンツ管理情報を表す図
【図14】本発明の第2の実施の形態におけるコンテン
ツDB102へコンテンツを登録するときの処理を記述した
フローチャート
【図15】放送番組をコンテンツを構成する1データと
して受信したときの受信機のファイル蓄積管理機能90
5の処理を記述したフローチャート
【図16】受信機のファイル名称管理機能906が管理
するストリームファイル管理情報を表す図
【図17】本発明の第3の実施の形態の放送局システム
のブロック図
【図18】ファイル伝送のフォーマット構造を表す図
【図19】コンテンツ配信情報テーブルとDSM-CCデータ
カルーセルとのリンク関係を表したデータ構造図
【図20】受信機がフィルタリング情報を利用して更新
処理を行うときのフローチャート
【図21】配信スケジュール作成部103が管理する差
分情報を含んだコンテンツスケジュール情報を表す図
【図22】配信スケジュール作成部103が管理する差
分付加情報を含んだコンテンツスケジュール情報を表す
【図23】配信スケジュール作成部103が管理するバ
ージョン付加情報を含んだコンテンツスケジュール情報
を表す図
【図24】コンテンツ配信情報生成部107が生成する
コンテンツ配信情報テーブルを構成する利用有効期間情
報を含んだコンテンツ配信情報のデータ構造を示す図
【図25】従来の放送局システムの構成を表すブロック
【符号の説明】
101 オーサリングツール 102 コンテンツDB 103 配信スケジュール作成部 104 番組編成管理部 105 SI生成部 106 コンテンツ伝送プロトコル生成部 107 コンテンツ配信情報生成部 108 送出装置 901 受信部 902 フィルタリング機能 903 ファイル更新管理機能 904 タイマー予約機能 905 ファイル蓄積管理機能 906 ファイル名称管理機能 907 EPG 908 MMプレイヤ 1701 データカルーセル生成装置 1702 フィルタリング情報付加部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 7/08 Z 7/08 7/081

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを格納するコンテンツDBと、
    コンテンツDBに登録されたコンテンツを伝送フォーマッ
    トに変換するコンテンツ伝送プロトコル生成部と、生成
    した情報を送出する送出装置から構成され、コンテンツ
    を構成するデータを配信する放送局システム。
  2. 【請求項2】 コンテンツDBに格納するコンテンツを識
    別するコンテンツ識別子、コンテンツを構成するデータ
    の識別子のうち少なくとも1つ以上の識別情報をデータ
    と共に格納する請求項1記載の放送局システム。
  3. 【請求項3】 コンテンツ識別子として、受信機上でコ
    ンテンツを起動するアプリケーションが利用するコンテ
    ンツのタイトル名を用い、データ識別子としては受信機
    上でデータにアクセスするアプリケーションが使用する
    データ名を用いた請求項2記載の放送局システム。
  4. 【請求項4】 コンテンツのバージョンとコンテンツを
    構成するデータのバージョンを管理するコンテンツDBを
    備えた請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の放送局
    システム。
  5. 【請求項5】 コンテンツを配信するスケジュールを策
    定する配信スケジュール作成部を備えた請求項1乃至請
    求項4のいずれかに記載の放送局システム。
  6. 【請求項6】 受信機がコンテンツの取得および自動更
    新を行なう際に利用するコンテンツ配信スケジュールの
    伝送フォーマットを生成するコンテンツ配信情報生成部
    を備え、コンテンツ配信スケジュール情報も送出する請
    求項5記載の放送局システム。
  7. 【請求項7】 受信機がコンテンツの取得および自動更
    新を行なう際に利用するコンテンツのバージョン情報伝
    送フォーマットを生成するコンテンツ配信情報生成部を
    備え、コンテンツバージョン情報も送出する請求項4記
    載の放送局システム。
  8. 【請求項8】 放送番組情報を管理する番組編成管理部
    と放送番組情報を用いて番組付加情報を生成するSI生成
    部を備え、番組編成管理部がコンテンツ配信時間帯を放
    送番組として管理し、コンテンツ配信番組情報をSI生成
    部が生成し、その番組付加情報も送出する請求項1乃至
    請求項7のいずれかに記載の放送局システム。
  9. 【請求項9】 コンテンツを構成するデータをデータ識
    別子とデータ実体のリストにし、それを伝送形式に変換
    するコンテンツ伝送プロトコル生成部を備えた請求項2
    または請求項3記載の放送局システム。
  10. 【請求項10】 配信スケジュール作成部とコンテンツ
    配信情報生成部を備え、配信スケジュール作成部で、配
    信種別としてコンテンツを構成するファイル全部を配信
    するか差分だけを配信するかを決定し、コンテンツ配信
    情報生成部がコンテンツの配信種別情報も生成し、送出
    する請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の放送局シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 コンテンツまたはコンテンツを構成す
    るデータの受信機内での有効期限情報を生成するコンテ
    ンツ配信情報生成部を備え、有効期限情報も送出する請
    求項1乃至請求項10のいずれかに記載の放送局システ
    ム。
  12. 【請求項12】 コンテンツの次回更新予定情報を生成
    するコンテンツ配信情報生成部を備え、コンテンツ次回
    更新予定情報も放送する請求項1乃至請求項11のいず
    れかに記載の放送局システム。
  13. 【請求項13】 放送番組の番組付加情報を入力する
    と、番組付加情報に含まれる番組識別子、チャンネル識
    別子、番組開始時間、番組継続時間を含む放送番組への
    リンクデータをコンテンツDBが生成し、コンテンツDBは
    放送番組もコンテンツを構成するデータの一種として、
    リンクデータを管理し、リンクデータをコンテンツを構
    成するデータとして放送する請求項1乃至請求項12の
    いずれかに記載の放送局システム。
  14. 【請求項14】 コンテンツ伝送プロトコル生成部とし
    て、データカルーセルプロトコルを生成するデータカル
    ーセル生成装置を用い、データカルーセルプロトコルの
    フィルタリング方式を制御するフィルタリング情報付加
    部を備えた請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の
    放送局システム。
  15. 【請求項15】 更新データをすべて特定のモジュール
    に入れる制御を行うフィルタリング情報付加機能と、そ
    のモジュール情報を受信機に放送するために更新モジュ
    ール情報を生成するコンテンツ配信情報生成部を備えた
    請求項14記載の放送局システム。
  16. 【請求項16】 特定データだけを受信機がフィルタリ
    ングできるように、そのデータがデータカルーセルフォ
    ーマットのどこに格納されたかというデータ位置情報を
    取得するフィルタリング情報付加機能と、そのデータ位
    置情報を受信機に放送するために更新データ情報を生成
    するコンテンツ配信情報生成部を備えた請求項14また
    は請求項15記載の放送局システム。
  17. 【請求項17】 更新ファイルの配信タイミングを送出
    装置が管理するので、ファイル更新方式を意識しないで
    コンテンツ制作可能な、請求項1乃至請求項16のいず
    れかに記載の放送局システム。
  18. 【請求項18】 前記放送局システムより放送されるデ
    ータを受信する受信部と放送されているデータのうち、
    受信機に取り込むものだけを選択して取り込むフィルタ
    リング機能と伝送フォーマットで送られたファイルを伝
    送フォーマットから元のファイルフォーマットに変換
    し、これを蓄積装置または記憶装置に蓄積するファイル
    蓄積管理機能から構成される受信機。
  19. 【請求項19】 受信機内のコンテンツのバージョンを
    管理し、放送局からコンテンツバージョン情報を受信す
    るとコンテンツの自動更新処理を実行するファイル更新
    管理機能を備えた請求項18記載の受信機。
  20. 【請求項20】 指定された時間になったことを知らせ
    るタイマー予約機能を備え、放送局から配信されるコン
    テンツ配信スケジュール情報を用いて、コンテンツ受信
    のためのタイマー予約を行う請求項18または請求項1
    9記載の受信機。
  21. 【請求項21】 受信したデータを識別する識別子と蓄
    積したデータの所在を管理し、上位アプリケーションが
    データの所在を意識せず、データ識別子を用いるだけで
    データを取得できるファイル名称管理機能を備えた請求
    項18乃至請求項20のいずれかに記載の受信機。
  22. 【請求項22】 有効期限情報を受信し、受信機内に蓄
    積したコンテンツまたはファイルの有効期限を管理し、
    期限を過ぎたものに関しては自動的に削除する請求項1
    8乃至請求項21のいずれかに記載の受信機。
  23. 【請求項23】 コンテンツ次回更新予定情報を受信
    し、その予定時間に従い、コンテンツ受信のためのタイ
    マー予約を自動的に行う請求項20記載の受信機。
  24. 【請求項24】 放送局より送出されるリンクデータを
    受信すると、その中に記述されている番組識別子、チャ
    ンネル識別子、番組開始時間、番組継続時間を参照し、
    これを用いて番組録画予約を実行する請求項18乃至請
    求項23のいずれかに記載の受信機。
  25. 【請求項25】 放送局より受信したリンクデータの識
    別子と対応する放送番組が番組録画装置のどこに格納さ
    れているかという対応関係を管理し、アプリケーション
    から、リンクデータ名でデータ取得を要求されたとき、
    データを返すかわりに番組録画装置の中の番組を再生す
    る請求項18乃至請求項24のいずれかに記載の受信
    機。
  26. 【請求項26】 放送局より受信したリンクデータの識
    別子と対応する放送番組が番組録画装置のどこに格納さ
    れているかという対応関係に加え、その番組の番組付加
    情報も管理することにより、アプリケーションから、リ
    ンクデータ識別子で取得を要求されたときに、ちょうど
    その放送番組を録画中の場合、リンクデータ識別子に対
    応する番組録画装置の中の番組を再生するかわりに、番
    組付加情報を用いてその放送番組を放送中のチャンネル
    にチューニングする請求項18乃至請求項25のいずれ
    かに記載の受信機。
  27. 【請求項27】 更新モジュール情報を受信すると、フ
    ィルタリング機能により、そのモジュールだけを受信
    し、そのモジュールからデータを取り出し、蓄積するフ
    ァイル蓄積管理機能を備えた請求項18乃至請求項26
    のいずれかに記載の受信機。
  28. 【請求項28】 更新データ情報を受信すると、フィル
    タリング機能により、特定モジュールの特定ブロックだ
    けを受信し、そのブロックを組み立て、データを再構築
    し、蓄積するファイル蓄積管理機能を備えた請求項18
    乃至請求項27のいずれかに記載の受信機。
  29. 【請求項29】 定期的に気象情報データを更新するこ
    とにより、常に最新の天気予報を視聴者に提供する放送
    型マルチメディアアプリケーションを作成することを特
    徴とする放送局システム。
  30. 【請求項30】 放送番組をリンクデータとして扱うこ
    とにより、視聴者が好みのジャンルを選択すると、その
    ジャンルとリンクしたリンクデータの放送番組を自動的
    に録画する放送型マルチメディアアプリケーションを作
    成することを特徴とする放送局システム。
  31. 【請求項31】 配信種別として差分だけを配信する場
    合、コンテンツ配信情報生成部がコンテンツ配信種別情
    報とともに、どのコンテンツバージョンへの差分かを表
    す差分情報も生成し、送出することを特徴とする請求項
    10記載の放送局システム。
  32. 【請求項32】 どのコンテンツバージョンへの差分か
    を表す差分情報に対して、特定のコンテンツバージョン
    のみに対するものなのか、複数のコンテンツバージョン
    に対するものなのかを示す差分付加情報も生成し送出す
    ることを特徴とする請求項31記載の放送局システム。
  33. 【請求項33】 コンテンツバージョンが有限の場合、
    コンテンツバージョンの数字が1周したことを示すバー
    ジョン付加情報も生成し送出することを特徴とする請求
    項1乃至9のいずれかに記載の放送局システム。
  34. 【請求項34】 コンテンツまたはコンテンツを構成す
    るデータの受信機での有効期間とは別に、そのコンテン
    ツまたはコンテンツを構成するデータを利用できる期間
    の情報を生成するコンテンツ配信情報生成部を備え、利
    用有効期間情報も送出することを特徴とする請求項1乃
    至10のいずれかに記載の放送局システム。
  35. 【請求項35】 受信したデータの配信種別情報を用
    い、あらかじめ配信されたデータに対して、全部を書き
    換えるか差分を書き換えるかを制御するファイル更新管
    理機能を備えた請求項18乃至21のいずれかに記載の
    受信機。
  36. 【請求項36】 受信したデータの差分付加情報を用
    い、あらかじめ配信されたデータを管理しているファイ
    ル更新管理機能が、その情報を基にファイルの更新を制
    御する機能を備えた請求項18乃至21のいずれか、ま
    たは請求項35記載の受信機。
  37. 【請求項37】 受信したバージョン付加情報を用い、
    あらかじめ配信されたデータを管理しているファイル更
    新管理機能が、同じバージョン番号のデータに対しても
    データの違いを管理する機能を備えた請求項18乃至2
    1のいずれか、或いは請求項35または36記載の受信
    機。
  38. 【請求項38】 受信したコンテンツを使用するとき、
    コンテンツ配信情報テーブルを参照し、利用有効期間情
    報の期間そのコンテンツを使用することを特徴とする請
    求項18乃至21のいずれか、或いは請求項35乃至3
    7のいずれかに記載の受信機。
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