JP2000030944A - 絶縁仕切と、これを用いたリング状インダクタ - Google Patents

絶縁仕切と、これを用いたリング状インダクタ

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JP2000030944A
JP2000030944A JP10211922A JP21192298A JP2000030944A JP 2000030944 A JP2000030944 A JP 2000030944A JP 10211922 A JP10211922 A JP 10211922A JP 21192298 A JP21192298 A JP 21192298A JP 2000030944 A JP2000030944 A JP 2000030944A
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Hiroshi Miyake
浩 三宅
Mitsuyoshi Kouchi
三善 古内
Katsuo Abe
勝男 阿部
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、組立が容易で、絶縁距離が確実に確
保できる絶縁仕切が提供でき、この絶縁仕切を使用する
ことで、高い絶縁性を持ち、小型化が可能で、信頼性の
高い、リング状トランスやコモンモードコイル等のイン
ダクタを提供すること。 【解決手段】 巻線窓部24から外周部まで延在できる
大きさの板状で、その内側にリング状コア1の断面形状
の穴が開けられた状態の2枚以上の板があり、これをコ
ア1の軸方向の中央部より上下に少しずれた位置で、こ
の軸と直角な方向に上下に切断した形状の絶縁仕切を2
組以上、準備し、これをそれぞれコアの両側から再びも
との状態に成るようにコア1に組み付けて、コア1に装
着し、隣り合う絶縁仕切の切断された位置が互いにずれ
るように配置される絶縁仕切で、その両側の巻線間の絶
縁距離を確保できるようにした絶縁仕切と、これを用い
たインダクタである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リング状コアを用
いたトランス、コイル、フィルタなどのインダクタの巻
線の絶縁と位置決めに用いる絶縁仕切と、これを用いた
一つのリング状コアに二つ以上の巻線が施されたインダ
クタに関係する。
【0002】
【従来の技術】リング状コアに二つ以上の巻線が施され
たリング状インダクタは、トランス、コモンモードチョ
ークコイル、ノイズフィルタなどの他に多くの形で使用
されている。
【0003】図2は、リング状インダクタに使用される
リング状コアの一例を示す。例えば、図9に示すよう
に、従来のトランス7の場合、このようなリング状コア
1に、直接、一次巻線4と二次巻線5を隣り合わせて巻
き付けていた。このように、直接、一次巻線4と二次巻
線5をコア1の巻線窓部23と外周部にかけて隣り合わ
せて巻線すると、一次側と二次側の絶縁耐圧が確保でき
ず、絶縁耐圧に関する規格に適合するものが作れない。
回路によっては使用できない場合が多い。特に、高周波
の高い電圧のかかる回路では、規格で定められた必要な
絶縁距離が取れないものは使用することができない。
【0004】特に、小型で高周波用になると、巻線と巻
線の間に何もないと、たとえ、絶縁性の樹脂等で含浸に
より全体を覆ったとしても、作業中に巻線が移動したり
して、必要な絶縁距離が保たれておらず、信頼性を確保
することは困難であった。
【0005】対策として、図8に示すように、コア1の
巻線窓部23の一次巻線4と二次巻線5の間に絶縁性の
ある板状の仕切板(絶縁仕切C8)を設け、巻線間に確
実に空間距離を設けることができ、樹脂の含浸作業など
で巻線が、たとえ移動しても、必要な絶縁距離が確保で
きるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造にしても、コアの上下方向には、絶縁距離を確保し易
くなるが、コアの外周方向には何もないので、巻線の移
動などにより、不十分となる恐れが有り、また、仕切板
が上下に移動し易く、その後の絶縁樹脂等の含浸被覆が
なされても、作業中に絶縁仕切C8が移動してしまっ
て、巻線どうしが異常に接近して被覆固定され、必要な
絶縁距離が確保できず、品質を低下させることがあり、
信頼性が低下し、規格に合格できないという問題があ
る。
【0007】即ち、本発明は、安価で、組立が容易で、
絶縁距離が確実に確保できる絶縁仕切が提供でき、この
絶縁仕切を使用することで、高い絶縁性を持ち、小型化
が可能で、信頼性の高い、安価なリング状のトランスや
コモンモードコイル等のインダクタを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、絶縁仕切の形状を検討した結果、巻線窓
部から外周部まで延在できる大きさの板状で、その内側
にリング状コアの断面形状の穴が開けられた状態の板が
あり、これをコアの軸方向の中央部より上下何れかにず
れた位置で、この軸と直角な方向に上下に分断した形状
の絶縁仕切を2組以上準備し、これをそれぞれコアの両
側から再びもとの状態に成るようにコアに組み付けて、
コアに装着し、隣り合う絶縁仕切の切り離された位置が
互いにずれるように配置される絶縁仕切で、その両側の
巻線間の絶縁距離を確保できるようにした絶縁仕切と、
これを用いたインダクタである。
【0009】即ち、本発明は、片側に2箇所の切欠を
設けた1対の板の、切欠を有する側を突き合わせること
によって、リング状コアの断面に対応した穴を2箇所形
成するようにした板を複数対用意し、前記複数対の板の
切欠に前記リング状コアが嵌入するように各対を突き合
わせることにより、前記リング状コアに施される巻線間
の絶縁を確保するようにした絶縁仕切において、前記各
対の板のそれぞれは厚さ方向で相互に密着し、かつ、隣
接する各対のそれぞれの突き合わせ位置が異なる絶縁仕
切である。
【0010】また、本発明は、リング状コアの巻線窓
部と外周を3つ以上に区切って絶縁分割する上記記載
の絶縁仕切である。
【0011】また、本発明は、リング状インダクタの
3個以上の巻線間の絶縁を確保するための絶縁仕切にお
いて、インダクタを形成するリング状コアの巻線窓部及
び外周部を3つ以上に分割絶縁する対の絶縁仕切で、各
対の絶縁仕切が中央部で所定の仕切り区分数に応じた所
定の角度に曲げられ、その左右の脚部の長さが異なり、
その各対の脚部に溝部が設けられ、その溝部の形状と深
さは、溝部にコアに装着した時、コアの外周に溝部の内
面が接し、絶縁仕切の互いの突き合わせ接触面が隙間無
く接する形状と深さの絶縁仕切で、コアの巻線窓部と外
周部に2層以上装着されたとき、隣り合う絶縁仕切の突
き合わせ接触面の位置が互いに異なる位置になるように
配置され、リング状コアの巻線窓部と外周部を3つ以上
に絶縁分割する絶縁仕切である。
【0012】また、本発明は、溝部に内側に弾性を持
つ突起が形成されている上記乃至の何れかに記載の
絶縁仕切である。
【0013】また、本発明は、突起の形状が稜状であ
る上記記載の絶縁仕切である。
【0014】また、本発明は、上記乃至の何れか
に記載の絶縁仕切を用いたリング状インダクタである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0016】図1は、本発明の2分割型のリング状イン
ダクタを示す外観斜視図である。リング状コア1の巻線
窓部24及び外周部を2分割して、それぞれに一次巻線
4と二次巻線5を施したものである。
【0017】巻線窓部24から外周部まで延在できる大
きさの板状で、その内側にリング状コア1の断面形状の
穴が開けられた状態の2枚以上の板があり、これをコア
の軸方向の中央部より上下に少しずれた位置で、この軸
と直角な方向に上下に切断した形状の絶縁仕切を4組準
備し、これを、それぞれコアの両側から再びもとの状態
に成るようにコア1に組み付けて、コア1に装着し、隣
り合う絶縁仕切の切断された位置がずれるように配置さ
れる絶縁仕切で、その両側の巻線間の絶縁距離を確保で
きるようにした絶縁仕切と、これを用いたインダクタで
ある。
【0018】
【実施例】以下、本発明を、実施例により、図面を参照
して説明する。
【0019】図1は、本発明の実施例のリング状インダ
クタ(トランス6)の外観斜視図である。図2は、リン
グ状インダクタに使用されるリング状コア1を示し、図
2(a)は斜視図、図2(b)は側面断面図である。図
3は、2分割型の絶縁仕切をコアに装着する手順を示す
組立断面図で、図3(a)は一組めを挿入する直前、図
3(b)は一組めを挿入した状態、図3(c)は二組め
を挿入する直前、図3(d)は二組めを挿入した状態で
ある。図4は、他の例の絶縁仕切を示す側面図である。
図5は、本発明の他の実施例で、巻線窓部を3分割した
リング状インダクタを示す斜視図である。図6は、図5
に用いた3分割用の2対の絶縁仕切を示す斜視図であ
る。図7は、図5に示す3分割用の絶縁仕切の組立を説
明する斜視図である。
【0020】(実施例1)第1の実施例は、図1に示す
ような、一次巻線4と二次巻線5の2個の巻線がリング
状コア1に施されたリング状インダクタ(トランス)に
用いる、2分割用の絶縁仕切A2と絶縁仕切B3の例で
ある。
【0021】この絶縁仕切は、図3(a)に示すよう
に、2個(絶縁仕切A2と絶縁仕切B3)で一対とな
る。この一対は、溝A12,溝B13を向かい合わせる
と、全体は長方形の板状である。この中央部分に溝とな
る穴がリング状コア1の断面形状30と同じ大きさの形
状で加工され、これを上下方向の中央からずれた位置で
切断した形状である。この切断位置にすると、絶縁仕切
としてインダクタに組み込んだとき、2つの突き合わせ
接触面の位置が隣りどうしで同じにならなくてすむ。絶
縁仕切の厚さや外周の大きさは、インダクタの大きさと
要求される絶縁特性に応じて決められる。溝の大きさ
は、コアに組み付けて突き合わせ面が隙間無く接触し、
溝部の内側の面がコアの外周に接するような大きさに設
計されている。
【0022】即ち、この切断位置に相当する溝の深さ
は、それぞれ所定の絶縁距離を確保できる程度にずれて
いれば十分である。また、材料は、一般に、絶縁樹脂が
選択されるが、要求される絶縁特性とインダクタの要求
仕様により決められる。
【0023】また、溝A12,溝B13の内側には、突
起11が形成されている。この突起11は、図3のよう
に、点状の突起11でも良く、図6に示すように、稜状
の突起31でも良い。この突起11,31は、コア1に
絶縁仕切が装着されたとき、変形し、コアに絶縁仕切が
固定されれば良い。従って、大きさ、数は、任意に選択
できる。特に、稜状に設けられた突起31の場合は、コ
アとの接触部分が広くなり、組立時の固定が良く、コア
1と絶縁仕切D9,絶縁仕切E10との隙間を少なくで
き、有効に絶縁距離を確保できる。
【0024】次に、この2分割型の絶縁仕切をインダク
タに装着する状態を説明する。図3(a)に示すよう
に、コア1の上下より絶縁仕切A2と絶縁仕切B3の第
一組めの一対の絶縁仕切を図3(b)のように突き合わ
せてコア1に装着する。次に、図3(c)のように、第
1一組めの一対の絶縁仕切とは逆に絶縁仕切B3を上か
ら、絶縁仕切A2を下から突き合わせてコア1に装着
し、図3(d)のように、2対の絶縁仕切が隣り合わせ
てコア1の中央部に固定する。隣接する絶縁仕切の突き
合わせ面は、上下にずれて配置され、絶縁距離を長くす
る効果を持っていることが分かる。また、このとき、突
起により絶縁仕切はしっかり固定され、次の作業がその
ままできるようにしてある。
【0025】巻線は、この絶縁仕切で2つに分割された
巻線窓部24とその外周部にそれぞれ巻線される。ま
た、インダクタの状況によっては、はじめに巻線を行
い、その後、絶縁仕切を装着することもできる。この
後、必要により、樹脂含浸、端子処理等の処理を行い、
インダクタを完成する。このように、巻線及び絶縁仕切
の加工が容易で、しかも、確実な絶縁距離が確保され
る。
【0026】なお、2分割型の絶縁仕切は、図4に示す
形状の板とすることもできる。この場合、同一形状の板
で本発明の目的が達成できる。
【0027】(実施例2)次に、3つの巻線が施された
インダクタの例を説明する。図6(a)に示す絶縁仕切
E10と図6(b)に示す絶縁仕切D9は一対の例であ
る。また、図6(c)の絶縁仕切G33と図6(d)の
絶縁仕切F32は、他の一対の例である。図7に、絶縁
仕切D9と絶縁仕切E10の対を用いて、3対の絶縁仕
切で3つの巻線区分を作る例を示す。一つの絶縁仕切D
9を背中合わせに寄せ、それらに上方から対の絶縁仕切
E10を突き合わせることにより、図5のように、コア
1の巻線窓部25と外周部に3つの巻線空間(三分割巻
線窓部25)を分割できた。それぞれの絶縁仕切は、互
いの2層状に形成できる。この突き合わせ接触面は、隣
どうしで位置が上下に異なるように配置できている。
【0028】さらに、4層状の絶縁仕切を形成するに
は、図5に示すように、絶縁仕切G33と絶縁仕切F3
2の対を用いて、その外側に組み付ければ、隣接する絶
縁仕切の突き合わせ接触面の位置は、隣どうしで同じ高
さの位置に来ないようにできる。
【0029】以上、本実施例では、円形のリング状イン
ダクタ(トランス)で説明したが、本発明の絶縁仕切
は、方形のリング状であっても、多角形のリング状であ
っても、有効である。
【0030】以上、説明したように、本発明の絶縁仕切
は、少ない部品の組み合わせで絶縁仕切が構成でき、単
純な構造なので、自動化にも対応でき、安価に入手でき
る。本実施例の絶縁仕切を用いたリング状インダクタ
は、巻線間の絶縁距離を十分に、かつ確実に確保でき、
組立作業も容易にできることが分かる。小型のインダク
タでは、絶縁のための空間が有効に活用でき、小型化が
さらに推進できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、安価で、組立が容易
で、絶縁距離が確実に確保できる絶縁仕切が提供でき、
この絶縁仕切を使用することで、高い絶縁性を持ち、小
型化が可能で、信頼性の高い、安価なリング状のトラン
スやコモンモードコイル等のインダクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のリング状インダクタの外観斜
視図。
【図2】実施例のリング状インダクタに使用されるリン
グ状コアを示し、図2(a)は斜視図、図2(b)は側
面断面図。
【図3】2分割型の絶縁仕切をコアに装着する手順を示
す組立断面図で、図3(a)は一組めの挿入する直前を
示す図、図3(b)は一組めを挿入した状態を示す図、
図3(c)は二組めを挿入する直前を示す図、図3
(d)は二組めを挿入した状態を示す図。
【図4】他の例の2分割型の絶縁仕切を示す側面図。
【図5】本発明の他の実施例の巻線窓部を3分割した斜
視図。
【図6】図5に用いた2対の絶縁仕切を示す斜視図で、
図6(a)は絶縁仕切Eを示す図、図6(b)は絶縁仕
切Dを示す図、図6(c)は絶縁仕切Fを示す図、図6
(d)は絶縁仕切Gを示す図。
【図7】図5に示す絶縁仕切の第一組めを装着する状態
を示す分解斜視図。
【図8】従来の2分割型のリング状インダクタを示す斜
視図。
【図9】従来のリング状トランスを示す斜視図。
【符号の説明】
1 (リング状)コア 2 絶縁仕切A 3 絶縁仕切B 4 一次巻線 5 二次巻線 6 インダクタ(トランス) 7 (従来の)トランス 8 (従来の)絶縁仕切C 9 (三分割)絶縁仕切D 10 (三分割)絶縁仕切E 11 突起 12 溝A 13 溝B 14 溝深さA 15 溝深さB 16 溝幅A 17 突起幅B 22 曲がり 23 巻線窓部 24 (二分割)巻線窓部 25 (三分割)巻線窓部 26 コア厚さ 27 コア内径 28 コア外形 29 コア高さ 30 断面形状 31 突起 32 (三分割)絶縁仕切F 33 (三分割)絶縁仕切G 41 突起 42 絶縁仕切a 43 絶縁仕切b
フロントページの続き Fターム(参考) 5E044 AA00 CA08 CB06 CC01 5E070 AA01 AA11 AB01 BA14 CA14 CA20 DA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片側に2箇所の切欠を設けた1対の板
    の、切欠を有する側を突き合わせることによって、リン
    グ状コアの断面に対応した穴を2箇所形成するようにし
    た板を複数対用意し、前記複数対の板の切欠に前記リン
    グ状コアが嵌入するように各対を突き合わせることによ
    り、前記リング状コアに施される巻線間の絶縁を確保す
    るようにした絶縁仕切において、前記各対の板のそれぞ
    れは厚さ方向で相互に密着し、かつ、隣接する各対のそ
    れぞれの突き合わせ位置が異なることを特徴とする絶縁
    仕切。
  2. 【請求項2】 リング状コアの巻線窓部と外周を3つ以
    上に区切って絶縁分割することを特徴とする請求項1記
    載の絶縁仕切。
  3. 【請求項3】 リング状インダクタの3個以上の巻線間
    の絶縁を確保するための絶縁仕切において、インダクタ
    を形成するリング状コアの巻線窓部及び外周部を3つ以
    上に分割絶縁する対の絶縁仕切で、各対の絶縁仕切が中
    央部で所定の仕切り区分数に応じた所定の角度に曲げら
    れ、その左右の脚部の長さが異なり、その各対の脚部に
    溝部が設けられ、その溝部の形状と深さは、溝部にコア
    に装着した時、コアの外周に溝部の内面が接し、絶縁仕
    切の互いの突き合わせ接触面が隙間無く接する形状と深
    さの絶縁仕切で、コアの巻線窓部と外周部に2層以上装
    着されたとき、隣り合う絶縁仕切の突き合わせ接触面の
    位置が互いに異なる位置になるように配置され、リング
    状コアの巻線窓部と外周部を3つ以上に絶縁分割するこ
    とを特徴とする絶縁仕切。
  4. 【請求項4】 溝部に内側に弾性を持つ突起が形成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載の絶縁仕切。
  5. 【請求項5】 突起の形状が稜状であることを特徴とす
    る請求項4記載の絶縁仕切。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5記載の絶縁仕切を
    用いて作られたことを特徴とするリング状インダクタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518933A (ja) * 2003-02-25 2006-08-17 エプコス アクチエンゲゼルシャフト 絶縁部材、環状コア、環状コアチョークおよび環状コアチョークを製作するための方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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