JP2000026878A - ステンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤及び圧延方法 - Google Patents

ステンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤及び圧延方法

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JP2000026878A
JP2000026878A JP10191275A JP19127598A JP2000026878A JP 2000026878 A JP2000026878 A JP 2000026878A JP 10191275 A JP10191275 A JP 10191275A JP 19127598 A JP19127598 A JP 19127598A JP 2000026878 A JP2000026878 A JP 2000026878A
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oil
surfactant
rolling
stainless steel
nonionic surfactant
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JP10191275A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Sakakibara
正義 榊原
Hiroshi Kamiyashiki
宏 上屋舗
Hideo Yamamoto
秀男 山本
Satoru Matsushita
哲 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Yushi Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Kyodo Yushi Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑性と光沢性に優れると共に、摩耗粉排除
性に優れるステンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤、及び
それを用いたステンレス鋼板の圧延方法を提供するこ
と。 【解決手段】 基油、ノニオン系界面活性剤、及びアニ
オン系界面活性剤を含有するステンレス鋼板用水溶性冷
間圧延油剤において、A.基油が、鉱物油、合成エステ
ル油、及び合成炭化水素油からなる群から選ばれる少な
くとも1種を含み、かつ40℃の動粘度が15mm2/s 以
下であり、B.ノニオン系界面活性剤中の、HLB14
以上のノニオン系界面活性剤の量がノニオン系界面活性
剤の総量の10重量%以下であり、かつ、C.40℃の
動粘度が20mm2/s 以下であることを特徴とするステン
レス鋼板用水溶性冷間圧延油剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステンレス鋼板用
水溶性冷間圧延油剤及びそれを用いた冷間圧延方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼板は、光沢性が良好で、か
つ、錆びにくい特性を有することから、建設資材や機械
の外板など、目に触れやすい部分に多く使用されてい
る。そのため、常に高い光沢性を有するステンレス鋼板
が求められている。光沢性の高いステンレス鋼板を得る
ためには、ロール径の小さい圧延機を用いて、粘度が低
く、引火点の比較的高い鉱物油をベースにした圧延油を
水で希釈しないでそのままロールや材料表面に給油し圧
延したり、原液(水で希釈する前の油剤)の動粘度が比
較的低い圧延油剤を5〜20%の小粒径(平均粒径が5
μm以下)エマルションとして供給し圧延することで、
対応していた。従来のステンレス鋼板用水溶性冷間圧延
油は、エマルションを速やかに小粒径化させる目的と、
小粒径を長期間にわたり安定に維持させる目的を両立さ
せるため、HLB14以上のノニオン系界面活性剤とア
ニオン系界面活性剤を併用していた。しかし、HLB1
4以上のノニオン系界面活性剤を多量に使用すると、圧
延時発生する摩耗粉表面にHLB14以上のノニオン系
界面活性剤が優先的に吸着し、摩耗粉表面が親水性にな
ることにより、摩耗粉のエマルション中への再分散性が
低下し、圧延機や水切り板に付着した摩耗粉が圧延材へ
の押し込み疵を発生させ、圧延材の表面光沢性を低下さ
せるという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、潤滑性と光沢性に優れると共に、摩耗粉排除性に優
れるステンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤を提供するこ
とである。本発明の他の目的は、高速圧延が可能で、良
好な光沢性を有するステンレス鋼板を得ることができる
ステンレス鋼板用水溶性冷間圧延圧延油剤を提供するこ
とである。本発明のさらに他の目的は、上記水溶性冷間
圧延油剤を用いたステンレス鋼板の圧延方法を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、基油、
ノニオン系界面活性剤、及びアニオン系界面活性剤を含
有するステンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤において、 A.基油が、鉱物油、合成エステル油、及び合成炭化水
素油からなる群から選ばれる少なくとも1種を含み、か
つ40℃の動粘度が15mm2/s 以下であり、 B.ノニオン系界面活性剤中の、HLB14以上のノニ
オン系界面活性剤の量がノニオン系界面活性剤の総量の
10重量%以下であり、かつ C.40℃の動粘度が20mm2/s 以下であることを特徴
とするステンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤により達成
される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用する基油は、油剤全
体の粘度を低くできるものが好ましく、鉱物油、合成エ
ステル油、及び合成炭化水素油からなる群から選ばれる
少なくとも1種を含む。本発明に使用する基油の40℃
の動粘度は15mm2/s 以下であり、好ましくは10mm2/
s 以下、さらに好ましくは7mm2/s 以下、最も好ましく
は4〜6mm2/s である。40℃の動粘度が15mm2/s 以
下の鉱物油としては、例えば、スピンドル油、マシン油
等があり、初留温度と終了温度の差が30℃以下の精製
度の高いものが好ましい。40℃の動粘度が15mm2/s
以下の合成エステルとしては、全炭素数が15〜30、
好ましくは15〜25の合成エステルが挙げられる。さ
らに具体的には、炭素数22以下(例えば10〜14)
の脂肪族カルボン酸または芳香族カルボン酸または炭酸
と、炭素数が4〜12、好ましくは10以下の脂肪族ア
ルコールとのエステル(モノエステル、ジエステル、ト
リエステル等)である。例えば、オレイン酸メチル、オ
レイン酸エチル、オレイン酸ブチル、ラウリン酸ブチ
ル、ラウリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸ブチ
ル、ステアリン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸ブ
チル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、コハク酸ジオ
クチル、炭酸ジオクチル、セバシン酸ジ−2−エチルヘ
キシル、アゼライン酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル
酸ジ−2−エチルヘキシル、ペンタエリスリトールジオ
レート、トリメチロールプロパントリオレート等が挙げ
られる。40℃の動粘度が15mm2/s 以下の合成炭化水
素油としては、例えば、低分子のポリ−α−オレフィン
(PAO)、低分子のポリブテン、アルキルベンゼン等
が挙げられる。また、本発明の油剤の40℃の動粘度は
20mm2/s 以下であり、好ましくは、10mm2/s 以下で
ある。油剤の動粘度が20mm2/s を超えると、良好な表
面光沢が得られなくなる。
【0006】本発明に使用する界面活性剤は、ノニオン
系界面活性剤とアニオン系界面活性剤の両者を含有す
し、ノニオン系界面活性剤中の、HLB14以上のノニ
オン系界面活性剤の量は、ノニオン系界面活性剤の総量
の10重量%以下である。
【0007】ノニオン系界面活性剤としては、HLB1
4以上のエーテル型界面活性剤量が総エーテル型界面活
性剤量の10重量%以下であるエーテル型界面活性剤及
び/又はHLB14以上のエステル型界面活性剤量が総
エステル型界面活性剤量の10重量%以下であるエステ
ル型界面活性剤が好ましく、さらに好ましくは、HLB
14以上のエーテル型界面活性剤量が総エーテル型界面
活性剤量の10重量%以下であるエーテル型界面活性剤
とHLB14以上のエステル型界面活性剤量が総エステ
ル型界面活性剤量の10重量%以下であるエステル型界
面活性剤の併用である。エーテル型界面活性剤とエステ
ル型界面活性剤の併用がより好ましい理由は、エーテル
型界面活性剤は基油に対する乳化力がエステル型界面活
性剤より強いため、少量の添加でエマルション粒径を小
さくできるという特性を有しており、他方、エステル型
界面活性剤は油滴表面に存在しやすいためトランプオイ
ル等の他油の影響を受けにくくするという作用を有して
いるからである。
【0008】なお、エーテル型界面活性剤及び/又はエ
ステル型界面活性剤とも、総ノニオン系界面活性剤量に
対するHLB14以上の総量を10重量%以下と規定し
たのは、HLB14以上のノニオン系界面活性剤を多量
に使用すると、経時で水層にHLB14以上のノニオン
系界面活性剤が移行し乳化安定性に劣る(粒径の増大・
浮上油の増加)、圧延で発生する摩耗粉表面にHLB1
4以上のノニオン系界面活性剤が強く吸着し、摩耗粉表
面を親水性に変化させ、摩耗粉のエマルションへの分散
性を低下させ、圧延機汚れや圧延材への押し込み疵を発
生させるという弊害が大きくなるからである。
【0009】エーテル型界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェノールエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオ
キシプロピレンアルキルエーテル等が挙げられるが、ポ
リオキシエチレンアルキルフェノールエーテルが最も好
ましい。これは、ポリオキシエチレンアルキルフェノー
ルエーテルが基油に対する乳化性に最も優れるからであ
る。
【0010】エステル型界面活性剤としては、ソルビタ
ン型、脂肪酸エステル型、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル型等が挙げられるが、ソルビタン型が最も好ましい。
これは、ソルビタン型界面活性剤が他油混入時の影響を
最も受けにくいためである。ソルビタン型界面活性剤の
例としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられ、さらに
具体的には、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモ
ノステアレート、ソルビタントリオレート、ソルビタン
セスキオレート、ソルビタンジステアレート、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタント
リオレート、ポリオキシエチレンソルビタントリステア
レート等が挙げられる。
【0011】アニオン系界面活性剤としては、脂肪酸
塩、アルキルスルホン酸塩、芳香族スルホン酸塩、石油
スルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキル
硫酸塩等が挙げられるが、基油に溶解しやすい芳香族ス
ルホン酸塩、石油スルホン酸塩、ジアルキルスルホコハ
ク酸塩が特に好ましい。ノニオン系界面活性剤とアニオ
ン系界面活性剤の総使用量は圧延油剤(水で希釈する前
の圧延油剤)中、好ましくは3〜30重量%、さらに好
ましくは5〜30重量%、最も好ましくは10〜25重
量%である。ノニオン系界面活性剤とアニオン系界面活
性剤の重量比率は、好ましくは95:5〜50:50で
あり、より好ましくは95:5〜70:30である。
【0012】ノニオン系界面活性剤とアニオン系界面活
性剤を併用したことにより本発明の効果が奏される理由
は、以下のように考えられる。アニオン系界面活性剤は
湿潤浸透性に優れているため、圧延により発生した摩耗
粉の再凝集を抑制し、圧延機周りの摩耗粉汚れの落下に
起因する圧延材への押し込み疵を防止する。他方、ノニ
オン系界面活性剤は、摩耗粉表面に吸着し摩耗粉表面を
適度な親油性に変化させることによりエマルション中へ
の摩耗粉の分散性を向上させ、摩耗粉が速やか除去され
ることにより圧延材表面の摩耗粉量の低減(圧延材の清
浄性向上)に寄与する。さらに、ノニオン系界面活性剤
は乳化作用に対する温度依存性が大きいため、高速圧延
等のクーラント温度が高くなる条件下では乳化安定性が
低下し、粒径の増大による圧延材の光沢低下や浮上油の
増加による油原単位の悪化を引き起こすという欠点があ
るが、アニオン系界面活性剤を併用することによりクー
ラント温度が高い条件でも乳化安定性の維持が可能とな
り、長期の乳化安定性が確保されることとなる。
【0013】本発明の圧延油剤には、必要により、硫黄
系やリン系の一般的な極圧剤、フェノール系やアミン系
の酸化防止剤、脂肪族カルボン酸や脂肪族アルコール等
の油性剤、脂肪族カルボン酸のアミン塩やコハク酸系等
の防錆剤等を添加しても良い。これらの添加剤の使用量
は圧延油剤(水で希釈する前の圧延油剤)中、0.1〜
10重量%程度である。
【0014】本発明の圧延油剤は、基油にその他の成分
を加え、50〜60℃程度に加熱溶解し、攪拌すること
により容易に製造できる。本発明の圧延油剤は、1〜2
0重量%、例えば10重量%程度となるように水で希釈
して圧延油剤エマルションとし、例えば、ノズル等によ
り、圧延ロール及び/又はステンレス鋼板材料表面に供
給される。供給量は、1000〜6000m3/分程度が
適当である。本発明の圧延油剤は、10重量%となるよ
うに水で希釈した際のエマルション粒子の平均粒径が5
μm以下、特に0.5〜3μmであることが好ましい。
より好ましくは、1〜3μmである。
【0015】このように、比較的高濃度でかつエマルシ
ョン粒子の平均粒径を小さくすることにより、高速(例
えば800m/分以上)で圧延しても、良好な表面性状
(光沢性)と潤滑性を得ることができる。エマルション
粒子の平均粒径が大きいと、圧延油剤の付着量が多くな
り付着むらを生じやすくなると共に、エマルション中に
摩耗粉が巻き込まれやすくなりステンレス鋼板の光沢性
を低下させる。他方、エマルション粒子の平均粒径が
0.5μm未満では潤滑性が低下する。本発明の圧延油
剤は、フェライト系ステンレス鋼板及びオーステナイト
系ステンレス鋼板にも適用可能である。
【0016】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。
【実施例1〜23及び比較例1〜6】表1〜4に示す基
油に、各成分(重量比)を添加し、加熱溶解し、攪拌混
合して圧延油剤を調製した。この圧延油剤を水で10重
量%となるように希釈し、この希釈液を使用して各種の
特性を調べた。また市販の不水溶性ステンレス鋼板用冷
間圧延油剤を比較例6とした。結果を表5〜8に示す。
【0017】動粘度は、基油または油剤(水で希釈前の
もの)について、JIS K−2283ウベローデ粘度
計で40℃で測定した動粘度である。 A.平均粒径の測定 平均粒径は、上記圧延油剤を、イオン交換水で10重量
%となるように希釈し(1Lガラス製ビーカー使用)、
特殊機化工業株式会社T.K.ホモミクサーMARKII
2.5により8000rpmで3分間攪拌した後、コー
ルターマルチサイザー(コールター社製)を用い、30
μmのオリフィス径で測定した。
【0018】B.乳化安定性及び摩耗粉分散性試験 乳化安定性及び摩耗粉分散性は、上記希釈液400ml
に、SUS304超微粉(大平洋金属株式会社製80n
m)を500ppm添加し、再度T.K.ホモミクサー
MARKII2.5により8000rpmで3分間攪拌し
た後の粒径変化量(A)及びエマルションの状態で判定
した。 〔乳化安定性〕 A=SUS304超微粉添加後の粒径(μm)−SUS
304超微粉添加後の粒径(μm) 判定:〇=1μm以下 △=1μm以上2μm以下 ×=2μm以上
【0019】〔摩耗粉分散性〕 1.攪拌中のエマルション状態 判定:○=SUS304超微粉がエマルション中に良好
に分散している(ビーカー壁面・攪拌機への超微粉の付
着なし) △=SUS304超微粉がある程度分散している(ビー
カー壁面・攪拌機への超微粉の付着少) ×=SUS304超微粉がほとんど分散していない(ビ
ーカー壁面・攪拌機への超微粉の付着大) 2.攪拌停止後のエマルション状態 判定:○=SUS304超微粉が速やかに沈降分離する ×=SUS304超微粉の沈降分離なし (ビーカー壁面・攪拌機への超微粉の付着大) *攪拌停止後の微粉の沈降分離性が良好なことは、実機
での乳化安定性向上・濾過装置の簡素化につながる。
【0020】C.潤滑性試験 光沢性、圧延性は、フェライト系ステンレス鋼板のSU
S430材酸洗コイルを用いて、以下の条件で圧延し、
光沢度、圧延荷重、焼きつき限界圧下率で評価した。 圧延条件 供試材:SUS430 熱延、酸洗材、厚さ3.2mm、板幅50mm、 コイル重量:280kg 圧延ロール:材質・硬度 SUJ−2,Hs=91〜93 寸法: φ100mm×200mmw(2Hi:BUR250mm) 表面粗さ:Ra:0.13μm 圧延条件:9パス圧延後 仕上げ板厚 0.38mm 圧下率: 各パス22% 圧延速度:1〜2パス 400m/分 3〜5パス 600m/分 6〜7パス 800m/分 8〜9パス 1000m/分 比較例6の市販不水溶性圧延油剤は、3〜9パス600 m
/分で圧延した。
【0021】1.光沢度 60°グロスで測定 判定:○=400以上 □=350以上400未満 △=300以上350未満 ×=300未満 2.圧延荷重 9パスの全荷重の合計で評価 判定:○=160t未満 □=160t以上180t未満 △=180t以上200t未満 ×=200t以上 3.焼きつき限界圧下率 5パス目での圧下率を25%、27.5%、30%とし
て焼きつき状態を観察し、焼きつきを発生しない圧下率
を焼きつき限界圧下率とした。光沢度、圧延荷重、焼き
つき限界圧下率は、市販の不水溶性圧延油剤と同等かそ
れ以上の性能が必要である。上記圧延条件で圧延を実施
した際の、水切り板汚れ・圧延材表面汚れを下記方法で
評価した。 4.水切り板の汚れ状態(目視) 判定:○=水切り板への摩耗粉付着無し △=水切り板への摩耗粉付着中程度 ×=水切り板への摩耗粉付着大 5.圧延材表面汚れ 圧延材表面をヘキサンを含ませた脱脂綿で充分洗浄し、
洗浄に用いた脱脂綿を灰化させ灰分値を求めた。 判定:○=灰分値が30(mg/m2)以下 △=灰分値が50(mg/m2)以下 ×=灰分値が50(mg/m2)以上
【0022】D.ロール汚れ試験 下記条件にて、二円筒転がり滑り試験を実施し、圧延ロ
ールへの摩耗粉付着量を測定した。 滑り試験条件 圧延ロール:SUJ−2,Hs=91〜93 寸法:Φ150mm×20mm幅 表面粗さ:2.5μmRa 回転数:200rpm 材料ロール:SUS430 寸法:Φ150mm×20mm幅 表面粗さ:2.5μmRa 回転数:100rpm 押しつけ荷重:300kgf 材料ロールの平均摩耗量:7.4(g/h) 判定:○=圧延ロールの付着量が0.5(g/h)以下 △=圧延ロールの付着量が2.0(g/h)未満 ×=圧延ロールの付着量が2.0(g/h)以上
【0023】
【表1】 実施例 1 2 3 4 5 6 7 8 基油 鉱油 1 52 52 53 53 − − − − 2 − − − − 53 − − − 3 − − − − − 53 − − 合成エステル油 1 30 − − − 30 30 − − 2 − 30 − − − − − − 3 − − 30 − − − − − 4 − − − 30 − − 30 50 合成炭化水素油 1 − − − − − − 53 33 ノニオン 系界面活性剤 3 2 2 2 2 2 2 2 2 4 3 3 3 3 3 3 3 3 5 3 3 3 3 3 3 3 3 9 − − 2 − − 1 − − 10 7 7 5 7 7 6 7 7 アニオン 系界面活性剤 14 1 1 1 1 2 − 1 1 15 1 1 1 1 − 2 1 1 極圧剤 1 1 − − − − − − − 2 − 1 − − − − − −
【0024】
【表2】 実施例 9 10 11 12 13 14 15 16 基油 鉱油 1 53 77 52 52 52 45 53 51 合成エステル油 1 30 − 30 30 30 30 30 30 ノニオン 系界面活性剤 3 − 2 2 2 2 3 − 2 4 8 3 3 3 3 5 − 3 5 − 3 3 3 3 5 − 3 6 − − − − − − − 1 9 2 − − − − − − − 10 5 7 7 7 7 10 15 7 アニオン 系界面活性剤 14 2 − 1 1 1 1 2 1 15 − 2 1 1 1 1 − 1 極圧剤 1 − − 1 1 1 − − 1 BHT − 1 − − − − − − オレイルアルコール − 5 − − − − − −
【0025】
【表3】 実施例 17 18 19 20 21 22 23 基油 鉱油 1 52.5 51.5 52 52 52 52 52 合成エステル油 1 30 30 30 30 30 30 30 ノニオン 系界面活性剤 1 − − 16 − − − − 2* 0.5 − − − − − − 3 2 2 − − − − 2 4 3 3 − − − − 3 5 3 3 − 16 − − 3 7 − − − − 16 − − 8* − 1 − − − − − 10 7 7 − − − 16 8 アニオン 系界面活性剤 12 − 0.5 − − − − − 13 − − − − − − 1 14 2 2 2 2 2 2 1
【0026】
【表4】 比較例 1 2 3 4 5 6 基油 鉱油 1 52 52 52 44 52 − 合成エステル油 1 30 30 30 30 30 − ノニオン 系界面活性剤 2* − − − − 3 − 3 2 2 2 2 2 − 4 3 3 3 3 3 − 5 − 3 − − − − 6* 3 − 3 6 − − 10 7 − − 13 7 − 11* − 7 7 − − − アニオン 系界面活性剤 14 1 1 1 1 1 − 15 1 1 1 1 1 − 極圧剤 1 1 1 1 − 1 −
【0027】鉱油1:40℃の動粘度 4.8 mm2/s 鉱油2:40℃の動粘度 6.8 mm2/s 鉱油3:40℃の動粘度 8.7 mm2/s 合成エステル油1:オレイン酸メチル(40℃の動粘度
4.3 mm2/s) 合成エステル油2:ラウリン酸ブチル(40℃の動粘度
3.7 mm2/s) 合成エステル油3:ステアリン酸ブチル(40℃の動粘度
6.7 mm2/s) 合成エステル油4:ラウリン酸2-エチルヘキシル(40℃
の動粘度 9.3 mm2/s) 合成炭化水素油1:ポリ−α−オレフィン(40℃の動粘
度 5.9 mm2/s) 合成炭化水素油2:ポリ−α−オレフィン(40℃の動粘
度 12 mm2/s) ノニオン系界面活性剤(HLBが14以上のものには*を付し
てある) 界面活性剤1:ポリオキシエチレングリコールモノオレ
ート(HLB=11.6) 界面活性剤2* :ポリオキシエチレングリコールジステ
アレート(HLB=18.3) 界面活性剤3:ソルビタンモノオレート(HLB=4.7) 界面活性剤4:ポリオキシエチレンソルビタンモノオレ
ート(HLB=10.0) 界面活性剤5:ポリオキシエチレンソルビタンモノラウ
レート(HLB=13.3) 界面活性剤6* :ポリオキシエチレンソルビタンモノオ
レート(HLB=15.0) 界面活性剤7:ポリオキシエチレンラウリルエーテル(H
LB=9.6) 界面活性剤8* :ポリオキシエチレンラウリルエーテル
(HLB=15.3) 界面活性剤9:ポリオキシエチレンアルキルフェノール
エーテル(HLB=10.5) 界面活性剤10:ポリオキシエチレンアルキルフェノール
エーテル(HLB=11.7) 界面活性剤11* :ポリオキシエチレンアルキルフェノー
ルエーテル(HLB=14.5) アニオン系界面活性剤 界面活性剤12:半硬化牛脂脂肪酸カリウム 界面活性剤13:アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム 界面活性剤14:ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム 界面活性剤15:石油スルホン酸ナトリウム 極圧剤1:ジアルキルポリサルファイド(硫黄分22
%) 極圧剤2:ジラウリルハイドロジェンホスファイト(リ
ン分6.7%) BHT:ジブチルヒドロキシトルエン
【0028】
【表5】 実施例 1 2 3 4 5 6 7 8 基油の粘度 (mm2/s) 4.5 4.0 6.8 7.3 5.7 6.7 7.8 10.5 油剤の粘度 (mm2/s) 5.6 5.6 7.8 8.3 6.6 7.6 8.6 11.0 平均粒径(μm) 2.3 2.5 2.8 3.0 2.4 2.8 3.1 3.6 乳化安定性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ エマルション 状態(攪拌中) ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ エマルション状態(攪拌止) ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ 圧延試験時の エマルション濃度(%) 10 10 10 10 10 10 10 10 圧延材の光沢度 ○ ○ ○ □ ○ ○ □ △ 圧延荷重(9ハ゜ス計) △ △ □ ○ □ □ ○ ○ 焼付限界圧下率(%) 27.5 27.5 27.5 30 27.5 27.5 30 30 水切り板汚れ状態 ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ 圧延材の表面汚れ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ 円筒滑り試験時の 圧延ロール汚れ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○
【0029】
【表6】 実施例 9 10 11 12 13 14 15 16 基油の粘度 (mm2/s) 4.5 4.8 4.5 4.5 4.5 4.5 4.5 4.5 油剤の粘度 (mm2/s) 5.9 6.1 5.6 5.6 5.6 6.2 7.0 5.7 平均粒径(μm) 3.2 2.6 2.3 2.3 2.3 2.1 3.3 2.2 乳化安定性 △ △ ○ ○ ○ ○ △ ○ エマルション 状態(攪拌中) △ △ ○ ○ ○ ○ △ △ エマルション状態(攪拌止) △ △ ○ ○ ○ ○ △ △ 圧延試験時の エマルション濃度(%) 10 10 5 15 20 10 10 10 圧延材の光沢度 ○ ○ ○ ○ □ ○ ○ □ 圧延荷重(9ハ゜ス計) □ □ △ ○ ○ □ □ ○ 焼付限界圧下率(%) 25 27.5 27.5 30 30 25 25 27.5 水切り板汚れ状態 △ △ ○ ○ ○ ○ △ △ 圧延材の表面汚れ △ △ △ ○ ○ ○ △ △ 円筒滑り試験時の 圧延ロール汚れ △ △ △ ○ ○ ○ △ △
【0030】
【表7】 実施例 17 18 19 20 21 22 23 基油の粘度 (mm2/s) 4.4 4.9 4.9 4.9 4.9 4.9 4.5 油剤の粘度 (mm2/s) 5.6 6.1 6.5 6.8 6.8 6.7 5.7 平均粒径(μm) 2.3 2.8 3.8 3.5 3.6 3.7 2.4 乳化安定性 ○ △ △ △ △ △ ○ エマルション 状態(攪拌中) △ △ △ △ △ △ ○ エマルション状態(攪拌止) △ △ △ △ △ △ ○ 圧延試験時の エマルション濃度(%) 10 10 10 10 10 10 10 圧延材の光沢度 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 圧延荷重(9ハ゜ス計) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 焼付限界圧下率(%) 27.5 27.5 27.5 27.5 27.5 27.5 27.5 水切り板汚れ状態 △ ○ △ △ △ △ ○ 圧延材の表面汚れ △ △ △ △ △ △ ○ 円筒滑り試験時の 圧延ロール汚れ △ △ △ △ △ △ ○
【0031】
【表8】 比較例 1 2 3 4 5 6 基油の粘度 (mm2/s) 4.5 4.5 4.5 4.4 4.6 − 油剤の粘度 (mm2/s) 5.7 5.8 5.8 7.3 5.8 7.6 平均粒径(μm) 2.1 2.0 2.0 1.8 1.9 − 乳化安定性 △ △ × △ × − エマルション 状態(攪拌中) △ × × × × − エマルション状態(攪拌止) × × × × × − 圧延試験時の エマルション濃度(%) 10 10 10 10 10 100 圧延材の光沢度 □ △ × △ × ○ 圧延荷重(9ハ゜ス計) △ △ △ × × □ 焼付限界圧下率(%) 27.5 27.5 25 25 25 25 水切り板汚れ状態 △ × × × × ○ 圧延材の表面汚れ △ × × × × ○ 円筒滑り試験時の 圧延ロール汚れ △ × × × × ○
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C10N 20:00 20:02 40:24 50:02 (72)発明者 上屋舗 宏 神奈川県藤沢市辻堂神台1−4−1 協同 油脂株式會社辻堂工場内 (72)発明者 山本 秀男 大阪府大阪市中央区北浜4−5−33 住友 金属工業株式会社内 (72)発明者 松下 哲 大阪府大阪市中央区北浜4−5−33 住友 金属工業株式会社内 Fターム(参考) 4H104 AA01Z BB34C BB35C BB44C BB47C BG06C DA02A EA02A EA08A EA30A EB02 EB04 LA10 PA28 PA35 QA01 QA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基油、ノニオン系界面活性剤、及びアニ
    オン系界面活性剤を含有するステンレス鋼板用水溶性冷
    間圧延油剤において、 A.基油が、鉱物油、合成エステル油、及び合成炭化水
    素油からなる群から選ばれる少なくとも1種を含み、か
    つ40℃の動粘度が15mm2/s 以下であり、 B.ノニオン系界面活性剤中の、HLB14以上のノニ
    オン系界面活性剤の量がノニオン系界面活性剤の総量の
    10重量%以下であり、かつ C.40℃の動粘度が20mm2/s 以下であることを特徴
    とするステンレス鋼板用水溶性冷間圧延油剤。
  2. 【請求項2】 ノニオン系界面活性剤が、エーテル型界
    面活性剤とエステル型界面活性剤を含有する請求項1記
    載の油剤。
  3. 【請求項3】 エステル型界面活性剤が、ソルビタン系
    界面活性剤である請求項1又は2項記載の油剤。
  4. 【請求項4】 アニオン系界面活性剤が、石油スルホン
    酸塩、芳香族スルホン酸塩、及びジアルキルスルホコハ
    ク酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種を含む、
    請求項1〜3のいずれか1項記載の油剤。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の油剤
    を、平均粒径が 0.5〜3μmの圧延油エマルションとし
    て使用する事を特徴とするステンレス鋼の圧延方法。
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