JP2000026607A - フルオロシリコーンゴム硬化物粉体及びこれを含有する化粧料 - Google Patents

フルオロシリコーンゴム硬化物粉体及びこれを含有する化粧料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗料、合成樹脂、合成ゴム、天然ゴム、艶出
し剤、離型剤、化粧料などの添加剤として有用なフルオ
ロシリコーンゴム硬化物粉体及びこれを含有する化粧
料。 【解決手段】 [R1R2SiO2/2]、[R2 2SiO2/2] 及び [R2 3S
iO1/2]を構成単位とするオルガノポリシロキサンを主成
分としてなる平均粒径 0.1〜 100μmで、JIS−A硬
度が5〜90であるフルオロシリコーンゴム硬化物粉体及
びこれを含有する化粧料。[ここでR1はRf(CH2)aで示さ
れ、Rfは炭素数1〜20の1価パーフルオロアルキル基、
aは1〜6の整数、R2は炭素数1〜20のフッ素原子を含
有しない1価炭化水素基もしくは水素原子であり、かつ
モル比R1/(R1+R2)が0.05〜0.5 である。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗料、合成樹脂、合
成ゴム、天然ゴム、艶出し剤、離型剤、化粧料などの添
加剤として有用なフルオロシリコーンゴム硬化物粉体及
びこれを含有する化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からシリコーンゴム硬化物粉体が提
案されている(特公平3-30620 号、特公平4-17986 号、
特公平4-55611 号、特公平6-2820号、特公平6-2821号、
特公平6-11795 号各公報参照)。またこれらシリコーン
ゴム硬化物粉体は熱硬化性エポキシ樹脂、合成ゴム、顔
料、コーティング剤等の添加剤として提案されている。
またこれらシリコーンゴム硬化物粉体は化粧料(特開平
7-258026号、特開平7-258027号、特開平8-259419号、特
開平8-310915号、特開平8-319215号、特開平8-319218号
各公報参照)の添加剤として提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらシリコ
ーンゴム硬化物粉体を化粧料の原料として用いた場合、
オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシク
ロペンタシロキサン等の環状シロキサンやオクタメチル
トリシロキサン等の直鎖状シロキサン、流動パラフィ
ン、イソパラフィン等の炭化水素を併用する場合は、こ
れらを吸収し、膨潤し、その結果、透明化して地肌の色
が出てきたり、発汗や顔の動きなどで粉体や着色料が移
動凝集して化粧崩れを起こしやすいという問題点を有し
ていた。発明者らは、このような問題を解決するために
化粧料原料に用いるシリコーンゴム硬化物粉体について
種々検討を行い、その結果、パーフルオロアルキル基を
適量導入したシリコーンゴム硬化物粉体の有機油性物質
に対する耐油性を大幅に改善でき、これを化粧料に添加
することにより、化粧もち(化粧の持続性)が改良され
ることを発見した。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は[R1R2SiO
2/2]、[R2 2SiO2/2] 及び [R2 3SiO1/2]を構成単位とする
オルガノポリシロキサンを主成分としてなる平均粒径
0.1〜 100μmで、JIS−A硬度が5〜90であるフル
オロシリコーンゴム硬化物粉体である。[ここでR1はRf
(CH2)aで示され、Rfは炭素数1〜20の1価パーフルオロ
アルキル基、aは1〜6の整数、R2は炭素数1〜20のフ
ッ素原子を含有しない1価炭化水素基もしくは水素原子
であり、かつモル比R1/(R1+R2)が0.05〜0.5 である。]
また更に本発明は上記R1が CF3CH2CH2であるのフルオロ
シリコーンゴム硬化物粉体であり、これらフルオロシリ
コーンゴム硬化物粉体を含有することを特徴とする化粧
料である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明におけるフルオロシリコー
ンゴム硬化物粉体の主成分のオルガノポリシロキサンの
構成単位式中のRfの具体例としてはパーフルオロメチ
ル、パーフルオロエチル、パーフルオロプロピル、パー
フルオロヘキシル、パーフルオロヘプチル、パーフルオ
ロオクチル、パーフルオロデシル、パーフルオロドデシ
ル、パーフルオロテトラデシル、パーフルオロヘキサデ
シル、パーフルオロオクタデシル、パーフルオロエイコ
シルなどの基が挙げられるが、特にパーフルオロメチル
基が好ましい。即ちR1はRf(CH2)aで示されトリフルオロ
プロピル基を有するがRfがCF3 (パーフルオロメチル
基)で、aが2の場合,即ちR1がCF3CH2CH2 であるトリ
フルオロプロピル基を有するフルオロシリコーンゴム硬
化物粉体を含有する化粧料が最も好ましい。この理由は
トリフルオロプロピル基含有フルオロシリコーンが最も
一般に使用され、入手が容易であることと、化粧料とし
て使用した場合の滑り性や滑らかさに優れているからで
ある。本発明におけるフルオロシリコーンゴム硬化物粉
体の主成分のオルガノポリシロキサンの構成単位式中の
R2としてはメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、
ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシ
ル、エイコシル等のアルキル基、シクロペンチル、シク
ロヘキシルなどのシクロアルキル基、ビニル、アリル等
のアルケニル基、フェニル、トリル等のアリール基であ
る。なかでも90モル%以上がメチル基であることが好ま
しい。また構成単位式中のaは1〜6が必要であり、2
が最も好ましい。Rf、R2の炭素数が各々20を超えると潤
滑性や離型性が損なわれるから、これらは1〜20が必要
である。
【0006】本発明におけるフルオロシリコーンの構成
単位式中のR1,R2 の間のモル比 R1/(R1+R2) が0.05未満
であると、耐油性が不充分であるし、0.5 より大きいも
のは潤滑性や離型性が不充分であるため、0.05〜0.5 が
必要であるが、好ましくは 0.1〜0.4 、更に好ましくは
0.15〜0.35である。本発明におけるフルオロシリコーン
ゴム硬化物粉体粒の平均粒径は 0.1μm未満であると潤
滑性や離型性が不充分であり、 100μmを超えると異物
感が生じるので、 0.1〜 100μmが必要であり、好まし
くは1〜50μm、より好ましくは3〜20μmである。ま
たシリコーンゴム硬化物粉体のJIS−A硬度は5未満
であると、潤滑性や離型性が不充分となり、90を超える
と異物感が生じるので、5〜90が必要であり、好ましく
は10〜80、より好ましくは20〜70である。本発明におけ
るフルオロシリコーンゴム硬化物粉体粒の形状は特に限
定されず、球状、板状、不定形のいずれでもよいが、な
かでも球状が最も好ましい。
【0007】本発明におけるフルオロシリコーンゴム硬
化物粉体の製造は、メトキシシリル基(≡SiOCH3)とヒ
ドロキシシリル基(≡Si-OH )などとの縮合反応、メル
カプトシリル基(≡SiSH)とビニルシリル基(≡SiCH=C
H2)とのラジカル反応、ビニルシリル基(≡SiCH=CH2
とシリル基(≡SiH)との付加反応によるものなどが
例示されるが、反応性、反応工程を考慮すると付加反応
が好ましい。即ち(a)ビニル基含有オルガノポリシロ
キサンと(b)オルガノハイドロジェンポリシロキサン
及び(c)白金系触媒よりなる硬化性オルガノポリシロ
キサン組成物を付加反応により硬化させることが最も好
ましい。
【0008】前記(a)は1分子中に珪素原子に結合し
たビニル基を少なくとも2個以上有することが必要であ
り、このビニル基は分子のどの部分に存在しても良い
が、少なくとも一個は分子の末端に存在することが好ま
しい。ビニル基以外のケイ素原子に結合する炭化水素基
としては前述のR1、R2と同様の1価の炭化水素基から選
択される。オルガノポリシロキサン(a)の分子構造は
直鎖状であっても分岐を有するものあるいは環状であっ
ても、更にはこれらの混合物であってもよく、その分子
量も特に限定されるものではないが、JIS−A硬度が
5〜90のシリコーンゴム硬化物粉体を得るためには、25
℃における粘度が10cp以上となる分子量であることが好
ましい。
【0009】(a)の具体例の一般式を下記(化1)、
(化2)で示すがこれに限定されない。
【化1】 (ここでb及びcは0,1,2又は3、かつb+c=3
であり、dは正数、e及びfは0又は正数、且つ2b+
f≧2である。)
【化2】 (ここでgは1以上の正の整数、hは0又は正の整数、
iは2以上の整数でg+h+i=4〜10である。)
【0010】(b)のオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンは(a)の架橋剤であり、そのケイ素原子に直結
した水素原子が(c)の触媒作用により(a)中のビニ
ル基と付加反応して硬化する。従ってこの(b)は1分
子中に珪素原子に結合した水素原子を少なくとも2個有
することが必要であり、この水素原子以外の珪素原子に
結合する基は前記のR1、R2と同様に1価炭化水素基から
選択される。(b)の分子構造は特に限定されるもので
はなく直鎖状、分岐を有するものあるいは環状のいずれ
でも、またこれらの混合物であってもよく、分子量にも
特に制限はないが、25℃の粘度が1〜10,000cpであるこ
とが好ましい。(b)の添加量は(a)中のビニル基1
モルに対し(b)中の珪素原子に結合した水素原子が
0.5モル未満となるような量では良好な硬化性を得にく
く、水素原子が20モルを超えるような量では、硬化後の
ゴムの物理的性質が低下するので、水素原子が 0.5〜20
モル、好ましくは 0.5〜5モルである。
【0011】(b)の具体例としては、下記の一般式
(化3)、(化4)で示されるものが挙げられるが
(b)はこれらに限定されない。
【化3】 (ここでj及びkは0,1,2又は3かつj+k=3で
あり、m,n,pは0又は正数、且つ2j+p≧2であ
る。)
【化4】 (ここでqは1以上の正の整数、rは0又は正の整数、
sは2以上の整数でq+r+s=4〜10である。)
【0012】(a)と(b)は均一に混合することが必
要であり、(a)におけるモル比 R1/(R1+R2) と(b)
におけるモル比 R1/(R1+R2) との差が 0.3以内であるこ
とが好ましい。(c)は珪素原子に結合したビニル基
と、珪素原子に結合した水素原子とを付加反応させる触
媒であり、例えば白金担持カーボンもしくはシリカ、塩
化白金酸、白金−オレフィン錯体、白金−アルコール錯
体、白金−リン錯体、白金配位化合物等が挙げられる。
(c)の使用量は(a)と(b)の合計量に対し白金量
基準で5ppm 未満では硬化が遅くなり、触媒毒の影響を
受けやすい、100ppmを超えても特に硬化速度の向上等を
期待できず、却って経済的に好ましくないので5〜100p
pmの範囲が好ましい。
【0013】本発明におけるフルオロシリコーンゴム硬
化物粉体の製造方法は上記(a)、(b)及び(c)よ
りなる硬化性オルガノポリシロキサン組成物を高温のス
プレードライヤー中で硬化させる方法、有機溶媒中で硬
化させる方法、(a),(b)をエマルジョンとした
後、硬化させる方法があるが、エマルジョンとした後、
硬化させる方法が微細で均一な球状硬化物を容易に得る
ことができるので最も好ましい。この方法の一例として
は、まず上記(a)のビニル基含有オルガノポリシロキ
サンと(b)のオルガノハイドロジェンポリシロキサン
の所定量を混合し、界面活性剤を添加、配合して水性エ
マルジョンとし、さらに(c)を添加し硬化させる方法
がある。
【0014】本発明における前記方法で使用可能な界面
活性剤としては、硬化反応に悪影響を及ぼすことの少な
いポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル及びグリセリン脂肪酸エステ
ルなどのノニオン系界面活性剤が好ましい。この界面活
性剤の添加量はエマルジョン 100重量部に対して0.01重
量部未満では微細な粒子とすることができず、20重量部
を超えると、硬化後水洗により過剰な乳化剤を取り除く
ことが困難になるため、0.01〜20重量部の範囲が必要で
あり、好ましい範囲は0.05〜10重量部である。
【0015】前記のエマルジョンとする際の上記(a)
のビニル基含有オルガノポリシロキサンと(b)のオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンとの配合比率は、こ
れら両者ともエマルジョン 100重量部中、1重量部未満
であると生産効率的に不利となるし、80重量部を超える
と独立粒子のエマルジョンとすることができなくなるの
で、1〜80重量部の範囲が必要であり、好ましくは10〜
60重量部の範囲である。なお得られるシリコーンゴム硬
化物粉体中にシリコーンオイル、シラン、無機系粉末、
有機系粉末などを含有させることが必要な場合は、エマ
ルジョン化する前に(a)と(b)のオルガノポリシロ
キサン組成物中に予めこれらを添加しておけばよい。
【0016】このようにして調製されたエマルジョンに
(c)の白金系触媒を添加し、オルガノポリシロキサン
を硬化させ、フルオロシリコーンゴム硬化物粉体とす
る。この白金系触媒には更に公知の付加反応制御剤を添
加しても良いし、この白金系触媒及び付加反応制御剤が
水に分散し難い場合には界面活性剤を用いて別途水中に
分散させてから添加してもよい。
【0017】上記の反応物は、室温もしくは90℃以下の
温度で硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム等の無機塩、
及びメタノール、エタノール等のアルコール類を添加す
ることにより、エマルジョンを破壊し、加圧濾過し、必
要に応じて添加した無機塩及び界面活性剤を除去するた
めに水洗し、最後に得られたエマルジョンから分離、洗
浄して乾燥することにより、フルオロシリコーンゴム硬
化物粉体とすることができる。乾燥後、乾燥時に凝集し
たフルオロシリコーンゴム硬化物粉体を解砕するために
粉砕機を用いても差し支えない。上記の反応物をスプレ
ードライヤーにより噴霧状態のままで硬化させ、フルオ
ロシリコーンゴム硬化物粉体とすることも可能である。
【0018】本発明の化粧料には、フルオロシリコーン
ゴム硬化物粉体の他に、一般に用いられる粉体類、結合
油剤、界面活性剤、香料、防腐剤、溶剤などを任意に配
合できる。
【0019】本発明の化粧料の製造方法は従来公知の方
法が使用できる。即ち本発明におけるフルオロシリコー
ンゴム硬化物粉体を他の添加物と共にヘンシェルミキサ
ー、スーパーミキサー、Vブレンダー、らいかい機、ナ
ウターミキサーなどの混合機を用いて混合する。更にこ
の混合物を別途、溶解あるいは分散、混合した結合油
剤、界面活性剤などと、リボンブレンダー、プラネタリ
ーミキサーなどの混合機を用いて混合すればよい。その
他必要に応じてプレス成形等を行い化粧料を得ることが
できる。本発明の化粧料におけるフルオロシリコーンゴ
ム硬化物粉体の化粧料への添加量は化粧料100 重量部に
たいし0.1 重量部未満であると滑らかさ、さらさら感が
十分に付与されず、50重量部を超えると異物感を生じ、
更に色むらを生じ易くなるため0.1 〜50重量部が好まし
い。本発明の化粧料を例示すると、ファンデーション
類、各種クリーム類、防臭パウダー、プレストパウダ
ー、白粉パウダー、髭剃りパウダー等のパウダー製品
類、口紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー等の
メイクアップ化粧料、ドライシャンプー、化粧落し等の
洗浄剤類、ロールオン、スプレーなどの各種制汗剤等が
挙げられるが、本発明の化粧料はこれに限定されるもの
ではない。
【0020】
【実施例】次に実施例により本発明を詳細に説明する。
粘度は25℃における値である。シリコーンゴム硬化物の
JIS−A硬度、シリコーンゴム硬化物粉体の粒径、形
状、吸油量は以下の方法により測定あるいは観察した。
【0021】(シリコーンゴム硬化物粉体の硬度)硬化
性オルガノポリシロキサン組成物中の(a)及び(b)
の混合物 50gに、塩化白金酸のジビニルテトラメチルジ
シロキサン錯体の白金換算濃度 0.5重量%のトルエン溶
液 0.20gと制御剤としての2−メチル−2−トリメチル
シロキシ−3−ブテン 0.10gを添加して均一に混合し、
アルミ皿(直径60mm、深さ 9.5mm)に 26g秤取し、室温
で4時間放置後、60℃、12時間の条件で架橋させ、25℃
まで放冷した後JIS−K6301に規定されるJIS−A
硬度計により測定した。
【0022】(シリコーンゴム硬化物粉体の平均粒径の
測定及び形状の観察)得られたフルオロシリコーンゴム
硬化物粉体を光学顕微鏡で観察し、平均粒径を測定し、
形状を観察した。 (吸油量)得られたフルオロシリコーンゴム硬化物粉体
5.0gを50mlのガラスビンに取り、50g のデカメチルシク
ロペンタシロキサンを添加し、振蕩機で10分間よく振り
混ぜた後、室温静置し3,7日後に圧力1kg/cm2 でろ
紙により加圧ろ過し、ろ過後の粉体重量を測定し、試験
後の増加重量を算出し粉体5g あたりの吸油量とした。
ジメチルポリシロキサン(粘度6cs)についても同様の
試験を行った。
【0023】[フルオロシリコーンゴム硬化物粉体の製
造] (実施例1)下記の構造式(化5)で示される、オルガ
ノポリシロキサン(a−1)446.6g
【化5】 及び下記の構造式(化6)で示される、オルガノハイド
ロジェンポリシロキサン(b−1)53.4g
【化6】 の混合物に、HLBが13.6のポリオキシエチレンラウリ
ルエーテル[製品名:エマルゲン109P・花王(株)
製]4.0gと水 60gを均一に溶解させたものを添加し、ホ
モミキサーで5,000rpmで撹拌することにより転相がおこ
り濃厚な水中油型乳化物を得た。10分間混練後、ホモミ
キサーの回転数を2,000rpmにし、水436gを加えて希釈し
均一なエマルジョンを得た。次にこのエマルジョン1,00
0gに、塩化白金酸のジビニルテトラメチルジシロキサン
錯体のトルエン溶液4.0g(白金換算濃度 0.5重量%)と
エマルゲン109Pの8.0gを予め均一に溶解させたもの
を添加し、室温で24時間撹拌して硬化反応を完了させ
た。次いで80℃に昇温させ、硫酸ナトリウム100gを添加
してエマルジョン粒子を破壊し凝集させた。この凝集物
を1,000gの水で3回洗い、硫酸ナトリウム及び乳化剤を
洗い流し、105℃の乾燥機で12時間乾燥し、市販のミキ
サーで粉砕することにより、白色の微粉末を得た。得ら
れた粉体(以下でシリコーンゴム粉体1とする)につい
て光学顕微鏡で観察したところ球状であることが確認さ
れた。またこれについて界面活性剤を用いて水に分散さ
せてその平均粒径をコールターカウンター(コールター
エレクトロニクス社製)を用いて測定したところ5μm
であった。また吸油量、硬度を測定し結果を表1に示し
た。
【0024】(実施例2〜5)下記構造式(化7)で示
されるオルガノポリシロキサン(a−2)、下記構造式
(化8)で示されるオルガノポリシロキサン(a−
3)、下記構造式(化9)で示されるオルガノポリシロ
キサン(a−4)及びオルガノハイドロジェンポリシロ
キサン(b−1)(前出の化6)を表1の実施例2、
3、4、5で示される組成で、且つ実施例1と同様の方
法で、フルオロシリコーンゴム硬化物粉体を調製し、ゴ
ム硬度、粉体粒径、形状を測定したところ平均粒径はい
づれも5μm であり、ゴム硬度は各々30、36、26、26で
あった。得られたフルオロシリコーンゴム硬化物粉体を
各々シリコーンゴム粉体2、3、4、5とし、これにつ
いて吸油量も測定し結果を表1に示した。
【0025】
【化7】
【化8】
【化9】
【0026】
【表1】
【0027】(比較例1,2)下記の構造式(化10)
で示されるオルガノポリシロキサン(a−5)、下記の
構造式(化11)で示されるオルガノポリシロキサン
(a−6)、及び下記の構造式(化12)で示されるオ
ルガノハイドロジェンポリシロキサン(b−2)を表2
で示される組成で予め均一に混合し、実施例1と同様の
操作で、ゴム硬度、平均粒径、形状、吸油量を測定した
ところ平均粒径はいずれも5μm 、ゴム硬度は28,2
9であった。得られたフルオロシリコーンゴム硬化物粉
体をそれぞれシリコーンゴム粉体6,7とし、結果を表
2に示した。
【0028】
【化10】
【化11】
【化12】
【0029】
【表2】
【0030】[化粧料の製造]以下の部は重量部を示
す。 (実施例6)下記の成分を用いてファンデーションを作
製した。 成分1:タルク 61.0部 酸化チタン 10.0部 シリコーンゴム粉体1 10.0部 成分2:ステアリン酸 1.5部 モノステアリン酸グリセライド 0.5部 ミリスチルアルコール 0.5部 ジメチルシリコーンオイル(粘度6cSt) 15.0部 成分3:トリエタノールアミン 0.5部 ポリエチレングリコール 1.0部 防腐剤 適量 香料 適量 成分2を85度に加熱し均一に溶解し、撹拌しながら82℃
に調整した成分3を加えて室温まで冷却し、これをヘン
シェルミキサー内で5分間混合した成分1に香料と供に
加えてリボンミキサーで混合後、粉砕して均一物とし、
次いでプレス成形品として製品とした。
【0031】(実施例7〜10)実施例6において、シ
リコーンゴム粉体1の代わりに各々シリコーンゴム粉体
2、3、4、5を用いた他は実施例6と全く同様にして
各ファンデーションを得た。これらをそれぞれ実施例
7、8、9、10とする。
【0032】(比較例3〜4)実施例6において、シリ
コーンゴム粉体1の代わりに各々シリコーンゴム粉体
6、7を用いた他は実施例6と全く同様にしてファンデ
ーションを得た。これらをそれぞれ比較例3、4とす
る。
【0033】(実施例11)下記の成分を用いてアイシ
ャドウを作製した。 成分1:マイカチタン 60.0部 シリコーンゴム粉体1 15.0部 ラウリン酸亜鉛 10.0部 成分2:デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0部 パルミチン酸オクチル 5.0部 酸化防止剤 適量 防腐剤 適量 香料 適量 成分1をヘンシェルミキサーに入れ5分間混合し、これ
に均一に混合溶解した成分2を加えてリボンブレンダー
で混合後、粉砕して均一物とした。次いでプレス成形品
として製品とした。
【0034】(実施例12〜15)実施例11におい
て、シリコーンゴム粉体1の代わりにシリコーンゴム粉
体2、3、4、5を用いた他は実施例11と全く同様に
してアイシャドウを得た。これらをそれぞれ実施例1
2、13、14、15とする。
【0035】(比較例5,6)実施例11において、シ
リコーンゴム粉体1の代わりにシリコーンゴム粉体6、
7を用いた他は全く実施例11と同様にしてアイシャド
ウを得た。これらをそれぞれ比較例5、6とする。以上
の実施例及び比較例で得られた化粧料について、女性1
0名のパネラーによる使用テストを行い、化粧の持続性
及び化粧の色むらの有無についてのパネラーの評価結果
を表3,表4に示した。表の数値は各評価項目について
良好と評価したパネラーの人数を示す。
【0036】
【表3】
【表4】
【0037】
【発明の効果】本発明のフルオロシリコーンゴム硬化物
粉体は塗料、合成樹脂、合成ゴム、天然ゴム、艶出し
剤、離型剤、化粧料などの添加剤として有用であり、特
にこれを化粧料に使用することによりその持続性が向上
する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑田 敏 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 Fターム(参考) 4C083 AB242 AB432 AC072 AC242 AC352 AC422 AC542 AD042 AD152 AD161 AD162 AD172 BB26 CC01 CC12 CC14 DD21 EE01 EE06 EE07 FF01 FF05 4J035 BA01 CA02U CA022 CA05U CA052 CA06U CA062 CA14U CA142 CA161 EA01 LA04 LB14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 [R1R2SiO2/2]、[R2 2SiO2/2] 及び [R2 3S
    iO1/2]を構成単位とするオルガノポリシロキサンを主成
    分としてなる平均粒径 0.1〜 100μmで、JIS−A硬
    度が5〜90であるフルオロシリコーンゴム硬化物粉体。
    [ここでR1はRf(CH2)aで示され、Rfは炭素数1〜20の1
    価パーフルオロアルキル基、aは1〜6の整数、R2は炭
    素数1〜20のフッ素原子を含有しない1価炭化水素基も
    しくは水素原子であり、かつモル比R1/(R1+R2)が0.05〜
    0.5 である。]
  2. 【請求項2】 R1が CF3CH2CH2である請求項1記載のフ
    ルオロシリコーンゴム硬化物粉体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のフルオロシリコ
    ーンゴム硬化物粉体を含有することを特徴とする化粧
    料。
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