JP2000026579A - 活性エネルギー線硬化性組成物及びその硬化物 - Google Patents

活性エネルギー線硬化性組成物及びその硬化物

Info

Publication number
JP2000026579A
JP2000026579A JP10200192A JP20019298A JP2000026579A JP 2000026579 A JP2000026579 A JP 2000026579A JP 10200192 A JP10200192 A JP 10200192A JP 20019298 A JP20019298 A JP 20019298A JP 2000026579 A JP2000026579 A JP 2000026579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
energy ray
bis
curable composition
cationic polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10200192A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ozaki
徹 尾崎
Nobuo Taniguchi
信雄 谷口
Minoru Yokoshima
実 横島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP10200192A priority Critical patent/JP2000026579A/ja
Publication of JP2000026579A publication Critical patent/JP2000026579A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カチオン重合性に優れた活性エネルギー線硬化
性組成物及びその硬化物を提供する。 【解決手段】カチオン重合性物質(A)と光カチオン重
合開始剤(B)及び1,1−ビフェニル−4,4’−ビ
ス(2−フェニルエチニル)誘導体である増感剤(C)
を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性エネルギー線
硬化性組成物に関し、より詳しくは活性エネルギー線を
照射し、カチオン重合により容易に硬化して硬化物を得
ることができる活性エネルギー線硬化性組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】紫外線硬化性組成物は、印刷インキ、塗
料、コーティング剤、液状レジストインキ等の分野にお
いて、省エネルギー、省スペース、無公害性等の要請か
ら盛んに研究され、工業化されてきている。工業化され
た大部分は二重結合のラジカル重合反応を利用するもの
である。最近、エポキシ樹脂に光カチオン重合開始剤を
含有させて、光重合させる方法の工業的な応用が検討さ
れてきている。エポキシ樹脂等のカチオン重合性物質に
紫外線や電子線等の活性エネルギー線を照射することに
よりカチオン重合する方法は、アクリレート化合物等の
活性エネルギー線の照射によるラジカル重合法に比べ、
硬化収縮が小さいことや硬化の際酸素の影響を受けない
などの種々の特徴を有している。しかし、カチオン重合
性物質は、アクリレート化合物等のラジカル重合性物質
に比べて、硬化速度が遅く、市場からはより硬化性の優
れたカチオン重合性組成物が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの事
情からみてなされたもので、紫外線や電子線等の活性エ
ネルギー線で高い活性を示すカチオン重合性組成物を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記、目
的を達成するため鋭意検討したところ、光カチオン重合
開始剤と1,1−ビフェニル−4,4’−ビス(2−フ
ェニルエチニル)誘導体である増感剤を併用すること
で、より硬化性が良好な活性エネルギー線硬化性組成物
が得られることを見出し本発明を完成するに至った。即
ち、本発明は、(1)カチオン重合性物質(A)と光カ
チオン重合開始剤(B)及び1,1−ビフェニル−4,
4’−ビス(2−フェニルエチニル)誘導体である増感
剤(C)を含有することを特徴とする活性エネルギー線
硬化性組成物、(2)光カチオン重合開始剤(B)がス
ルホニウム塩又はヨードニウム塩である(1)記載の活
性エネルギー線硬化性組成物、(3)顔料(D)を含有
する(1)または(2)に記載の活性エネルギー線硬化
性組成物、(4)(1)ないし(3)のいずれか一項に
記載の活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物、に関す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いるカチオン重合性物
質(A)としては、例えばエポキシ基を有する化合物
(a)、ビニル化合物(b)、ジシクロオルソエステル
化合物(c)、スピロオルソカーボネート化合物
(d)、オキセタン環を有する化合物(e)等が挙げら
れる。これらは、単独若しくは2種以上を併用して用い
ても差し支えない。(a)〜(e)の内で、殊に(a)
のエポキシ基を有する化合物、(e)のオキセタン環を
有する化合物が好んで使用される。
【0006】エポキシ基を有する化合物(a)として
は、例えば3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−
3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキレート、ビス
−(3,4−エポキシシクロヘキシル)アジペート、2
−(3,4−エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ
−3,4−エポキシ)シクロヘキサノン−メタ−ジオキ
サン、ビス(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテ
ル、リモネンジオキサイド、4−ビニルシクロヘキセン
ジオキサイド、フェニルグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ
樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂、臭素化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂等のビスフェノール型エ
ポキシ樹脂、フェノール・ノボラック型エポキシ樹脂、
クレゾール・ノボラック型エポキシ樹脂、臭素化フェノ
ール・ノボラック型エポキシ樹脂等のノボラック型エポ
キシ樹脂、多価アルコールのポリグリシジルエーテル等
が挙げられる。
【0007】ビニル化合物(b)としては、例えばスチ
レン、α−メチルスチレン、p−クロロメチルスチレン
等のスチレン類;n−ブチルビニルエーテル、イソブチ
ルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ヒ
ドロキシブチルビニルエーテル等のアルキルビニルエー
テル類;アリルビニルエーテル、1−オクタヒドロナフ
チルビニルエーテル等のアルケニルビニルエーテル類;
エチニルビニルエーテル、1−メチル−2−プロペニル
ビニルエーテル等のアルキニルビニルエーテル類;フェ
ニルビニルエーテル、p−メトキシフェニルビニルエー
テル等のアリールビニルエーテル類;ブタンジオールジ
ビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエー
テル、シクロヘキサンジオールジビニルエーテル等のア
ルキルジビニルエーテル類;1,4−ベンゼンジメタノ
ールジビニルエーテル、m−フェニレンビス(エチレン
グリコール)ジビニルエーテル等のアラルキルジビニル
エーテル類;ハイドロキノンジビニルエーテル、レゾル
シノールジビニルエーテル等のアリールジビニルエーテ
ル類等が挙げられる。
【0008】ジシクロオルソエステル化合物(c)とし
ては、例えば1−フェニル−4−エチル−2,6,7−
トリオキサビシクロ〔2,2,2〕オクタン、1−エチ
ル−4−ヒドロキシメチル−2,6,7−トリオキサビ
シクロ〔2,2,2〕オクタン等が挙げられる。スピロ
オルソカーボネート化合物(d)としては、例えば1,
5,7,11−テトラオキサスピロ〔5,5〕ウンデカ
ン、3,9−ジベンジル−1,5,7,11−テトラオ
キサスピロ〔5,5〕ウンデカン等や1,4,6−トリ
オキサスピロ〔4,4〕ノナン、1,4,6−トリオキ
サスピロ〔4,5〕デカン等が挙げられ、オキセタン環
を有する化合物(e)としては、例えば下記式で表され
る化合物等が挙げられる。
【0009】
【化1】
【0010】本発明で用いる光カチオン重合開始剤
(B)としては活性エネルギー線を照射することにより
酸を発生するものであれば特に制限なく利用できる。そ
の具体的な例としては、スルホニウム塩、ヨードニウム
塩、ホスホニウム塩あるいは、ピリジニウム塩等を挙げ
ることができる。スルホニウム塩としては、例えばトリ
フェニルスルホニウム−ヘキサフルオロホスフェート、
ビス(4−(ジフェニルスルホニオ)−フェニル)スル
フィド−ビス−ヘキサフルオロホスフェート又はヘキサ
フルオロアンチモネート、4−ジ(p−トルイル)スル
ホニオ−4’−ter−ブチルフェニルカルボニル−ジ
フェニルスルフィド−ヘキサフルオロホスフェート又は
ヘキサフルオロアンチモネート、7−ジ(p−トルイ
ル)スルホニオ−2−イソプロピル−チオキサントン−
ヘキサフルオロホスフェート又はヘキサフルホロアンチ
モネート等や特開平7−61964号、特開平8−16
5290号、米国特許第4231951号、米国特許第
4256828号等に記載の芳香族スルホニウム塩等を
挙げることができる。
【0011】ヨードニウム塩としては、例えばジフェニ
ルヨードニウム−ヘキサフルオロホスフェート又はヘキ
サフルオロアンヂモネート、テトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)硼酸ビス(ドデシルフェニル)ヨードニウ
ム等や特開平6−184170号、米国特許第4256
828号等に記載の芳香族ヨードニウム塩等を挙げるこ
とができる。
【0012】ホスホニウム塩としては、例えばテトラフ
ェニルホスホニウム−ヘキサフルオロホスフェート又は
ヘキサフルオロアンチモネート等や特開平6−1576
24号等に記載の芳香族スルホニウム塩等を挙げること
ができる。ピリジニウム塩としては、例えば特許公報第
2519480号、特開平5−222112号等に記載
のピリジニウム塩等を挙げることができる。
【0013】これら光カチオン重合開始剤(B)の中で
特に好ましいものとしては、スルホニウム塩やヨードニ
ウム塩等を挙げることができる。又、これら重合開始剤
は市場より容易に入手できることができる。例えば、ユ
ニオンカーバイド社製、UVI−6990;旭電化
(株)製、アデカオプトマーSP−170、SP−15
0;サートマー社製、Sar Cat CD−101
1、CD−1012;日本化薬(株)製、KAYACU
RE PCT−220、PCI−620;ローヌ・プー
ラン社製、NO 2074等である。
【0014】本発明では、1,1−ビフェニル−4,
4’−ビス(2−フェニルエチニル)誘導体を増感剤
(C)として使用する。1,1−ビフェニル−4,4’
−ビス(2−フェニルエチニル)誘導体としては、例え
ば1,1−ビフェニル−4,4’−ビス〔2(o−メト
キシフェニル)エチニル〕、1,1−ビフェニル−4,
4’−ビス〔2−(o−エトキシフェニル)エチニ
ル〕、1,1−ビフェニル−4,4’−ビス〔2−(o
−シアノフェニル)エチニル〕、1,1−ビフェニル−
4,4’−ビス〔2−(o−エチルフェニル)エチニ
ル〕等を挙げることができる。
【0015】本発明の硬化性組成物を構成する(A)〜
(C)成分の使用割合は(A)成分100重量部に対し
て、(B)成分は0.01〜30重量部とすることが好
ましく、0.05〜10重量%とすることがより好まし
い。(C)成分は、(B)成分100重量部に対して、
0.5〜50重量部とすることが好ましく、0.5〜2
0重量部とすることがより好ましい。
【0016】本発明の組成物は、顔料(D)を含有する
こともできる。前記顔料(D)は、(A)〜(C)成分
の総量100重量部当たり0〜120重量部とすること
が好ましく、0〜100重量部とすることがより好まし
い。顔料(D)としては、例えば黒色顔料、黄色顔料、
橙色顔料、赤色顔料、紫色顔料、青色顔料、緑色顔料、
白色顔料、体質顔料等が挙げられる。
【0017】黒色顔料としては、例えば、カーボンブラ
ック、アセチレンブラック、ランプブラック、アニリン
ブラック等が挙げられる。黄色顔料としては、例えば黄
鉛、亜鉛黄、カドニウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラ
ルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブ
ルスイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエロー
G、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベ
ンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パー
マネントイエローNCG、タートラジンレーキ等が挙げ
られる。橙色顔料としては、例えば赤口黄鉛、モリブデ
ンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロン
オレンジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリリアン
トオレンジRK、ベンジンオレンジG等が挙げられる。
【0018】赤色顔料としては、例えばベンガラ、カド
ミウムレッド、鉛丹、硫化水銀カドミウム、パーマネン
トレッド4R、リソールレッド、レーキレッドD、ブリ
リアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレ
ーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B
等が挙げられる。紫色顔料としては、例えばマンガン
紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレー
キ等が挙げられる。青色顔料としては、例えば紺青、コ
バルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブル
ーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニ
ンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファー
ストスカイブルー、インダスレンブルーBC等が挙げら
れる。緑色顔料としては、例えばクロムグリーン、酸化
クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレ
ーキ、ファナルイエローグリーンG等が挙げられる。緑
色顔料としては、例えばクロムグリーン、酸化クロム、
ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ、フ
ァナルイエローグリーンG、等が挙げられる。白色顔料
としては、例えば亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、
硫化亜鉛等が挙げられる。体質顔料としては、例えば、
バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイト
カーボン、タルク、アルミナホワイト等が挙げられる。
【0019】本発明の硬化性組成物には、さらにカチオ
ン重合を損なわない範囲で希釈のための溶剤や改質のた
めの樹脂、例えばアクリレートオリゴマー(例えば、エ
ポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエス
テルアクリレート等)、アクリレートモノマー、アルコ
ール性水酸基を有する化合物、フェノール樹脂、ポリエ
ステルエラストマー等や有機カルボン酸や酸無水物、必
要に応じて、光ラジカル重合開始剤等を使用することが
できる。
【0020】本発明の硬化性組成物は、通常透明な液状
又は粉末として使用されるものであるが、用途によって
は不活性な顔料、染料、充填剤、静電防止剤、難燃剤、
消泡剤、流動調整剤、イオン捕捉剤、光安定剤、カップ
リング剤等を混合して用いられる。本発明の硬化性組成
物は、(A)〜(C)成分、所望により(D)成分、そ
の他添加剤等を溶解、混合、分散及び混練することによ
り調製することができる。この硬化性組成物は紫外線等
のエネルギー線を照射することにより0.1秒〜数分後
に指触乾燥状態あるいは溶媒不溶性の状態に硬化するこ
とができる。
【0021】本発明の硬化性組成物は金属、木材、ゴ
ム、プラスチック、ガラス、セラミック製品等に使用す
ることができる。さらに本発明の具体的な用途として
は、塗料、コーティング剤、インキ、レジスト、液状レ
ジスト、接着剤、成形材料、パテ、ガラス繊維含浸剤、
目止め剤等が挙げられる。
【0022】本発明の硬化物は、上記の本発明の硬化性
組成物に、紫外線等のエネルギー線を照射して、硬化さ
せたものである。通常は上記の本発明の硬化性組成物を
0.1〜1mm程度の厚さにした後、エネルギー線を照
射する。適当なエネルギー線としては、光カチオン重合
開始剤の分解を誘発するエネルギーを有する限りいかな
るものでもよいが、好ましくは高圧水銀ランプ、低圧水
銀ランプ、キセノンランプ、殺菌灯、レーザー光などか
らなる2000〜7000オングストロームの波長を有
する電磁波エネルギーや電子線、X線、放射線等の高エ
ネルギー線があげられる。エネルギー線の照射時間は、
その強度にもよるが、通常は0.1〜10秒程度で十分
である。しかし比較的厚い塗装物についてはそれ以上の
時間をかけるのが好ましい。エネルギー線照射後0.1
秒〜数分後には、ほとんどの組成物はカチオン重合によ
り指触乾燥するが、カチオン重合反応を促進するために
加熱併用することも場合によっては好ましい。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例、比較例により、更に
具体的に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例に
何等限定されるものではない。 実施例1〜3、比較例1〜3 表1に示す配合組成(数値は重量部である。)に従っ
て、各成分を配合し、混合溶解、混練し、エネルギー線
硬化性組成物を得た。これを、アルミテストパネル上に
7μの厚さに塗布し、メタルハライドランプ(160w
/cm)で8cmの距離から5m/分の速度で照射後、
150℃で60秒間、加熱した後、アセトンをしみ込ま
せた脱脂綿で硬化面をラビングし、硬化膜の溶解する回
数を測定した。(回数の数が大きいほど、硬化性に優れ
ている。)
【0024】
【表1】 表1 実施例 比較例 1 2 3 1 2 3 (A)成分 *1 50 50 50 50 50 50 (B)成分 (B−1)*2 5 4 5 4 (B−2)*3 5 1 5 1 (C)成分 1,1−フェニル−4,4’−ビス〔2 −(o−メトキシフェニル)エチニル〕 0.5 0.5 0.5 (D)成分 ルチル型酸化チタン 50 50 50 50 50 50 その他成分 FC−430 *4 1 1 1 1 1 1 ラビングテスト(回数) 100回 100回 100回 8 10 15 以上 以上 以上
【0025】注)*1(A)成分:3,4−エポキシシ
クロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサン
カルボキシレート *2(B−1):4−ジ(p−トルイル)スルホニオ−
4’−ter−ブチルフェニルカルボニル−ジフェニル
スルフィド−ヘキサフルオロホスフェート *3(B−2):7−ジ(p−トルイル)スルホニオ−
2−イソプロピル−チオキサントン−ヘキサフルオロホ
スフェート *4 FC−430:住友スリーエム(株)社製、分散
剤。
【0026】表1の結果から明らかなように、比較例で
は擦る回数が15回以下で硬化被膜が除去されてしまう
のに対し、実施例では、100回以上擦っても硬化被膜
は除去されず、本発明の硬化性組成物の硬化性が良好で
あることがわかる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の活性エ
ネルギー線硬化性組成物は、硬化性に優れ、優れた物性
の硬化物をあたえる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 5/00 C09D 5/00 C Fターム(参考) 4J005 AA07 AA11 BB02 4J011 QA01 QA08 QA09 QA19 QA37 SA72 SA87 UA01 WA02 4J036 AB01 AD08 AF06 AF10 AJ07 AJ08 FA11 GA01 GA03 GA04 HA01 4J038 DB021 DB061 DB071 DB081 DB141 DB261 FA011 FA041 GA07 HA026 HA216 HA286 HA356 HA446 HA526 HA536 JA04 JA28 JA69 JA74 JB23 JC17 JC25 JC29 JC37 KA03 KA04 KA08 NA18 PA17 PB11 PB12 PC03 PC04 PC06 PC07 PC08 4J100 AB02P AB03P AB08P AE02P AE09P AE10P AE63P AE64P BA02P BA08P BC04P BC12P BC43P CA01 FA03 JA01 JA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カチオン重合性物質(A)と光カチオン重
    合開始剤(B)及び1,1−ビフェニル−4,4’−ビ
    ス(2−フェニルエチニル)誘導体である増感剤(C)
    を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性組
    成物。
  2. 【請求項2】光カチオン重合開始剤(B)がスルホニウ
    ム塩又はヨードニウム塩である請求項1記載の活性エネ
    ルギー線硬化性組成物。
  3. 【請求項3】顔料(D)を含有する請求項1または2に
    記載の活性エネルギー線硬化性組成物。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか一項に記載の
    活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物。
JP10200192A 1998-07-15 1998-07-15 活性エネルギー線硬化性組成物及びその硬化物 Pending JP2000026579A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10200192A JP2000026579A (ja) 1998-07-15 1998-07-15 活性エネルギー線硬化性組成物及びその硬化物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10200192A JP2000026579A (ja) 1998-07-15 1998-07-15 活性エネルギー線硬化性組成物及びその硬化物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000026579A true JP2000026579A (ja) 2000-01-25

Family

ID=16420337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10200192A Pending JP2000026579A (ja) 1998-07-15 1998-07-15 活性エネルギー線硬化性組成物及びその硬化物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000026579A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101721254B1 (ko) 이중 광개시제, 광경화성 조성물, 그것의 용도 및 3차원 물품의 제조방법
JP4809006B2 (ja) 着色感光性樹脂組成物及びその硬化物
EP1237983B1 (en) Polymerizable composition, cured material thereof and method for manufacturing the same
JP3844824B2 (ja) エネルギー線硬化性エポキシ樹脂組成物、光学的立体造形用樹脂組成物及び光学的立体造形方法
JP2024016018A (ja) 付加造形用液状ハイブリッドUV/vis線硬化性樹脂組成物
WO2017177795A1 (zh) 一种自由基-阳离子混杂型光固化体系及其应用
JP2011509313A (ja) 高透明性を有する三次元物品を製造するための光硬化型樹脂組成物
JP2000186071A (ja) 新規な芳香族スルホニウム化合物、これからなる光酸発生剤およびこれを含む光重合性組成物、光造形用樹脂組成物ならびに光学的立体造形法
JP3942202B2 (ja) 光重合開始剤、これを含有するエネルギー線硬化性組成物及びその硬化物
JP2000007716A (ja) 活性エネルギー線硬化性組成物及びその硬化物
WO2017177797A1 (zh) 一种新型阳离子光固化体系及其组合物的应用
JPH11322944A (ja) 活性エネルギー線硬化性組成物及びその硬化物
RU2408627C2 (ru) Свободная от сурьмы фотоотверждаемая полимерная композиция и трехмерное изделие
JPH10120766A (ja) エネルギー線硬化性組成物及び物品
JPH107649A (ja) 光重合開始剤、これを含有するエネルギー線硬化性組成物及びその硬化物
JPH08157510A (ja) 光重合開始剤、これを含有するエネルギー線硬化性組成物及びその硬化物
JP2000026579A (ja) 活性エネルギー線硬化性組成物及びその硬化物
JP2000347001A (ja) 光重合性組成物およびハードコート剤
JP2001329045A (ja) 新規な脂環式エポキシ樹脂、その製造方法及び該樹脂を含有する硬化性樹脂組成物
JP2005075907A (ja) 活性エネルギー線硬化性光学的立体造形用エポキシ樹脂組成物及び光学的立体造形方法
JP4356909B2 (ja) 光学的立体造形用樹脂組成物および光学的立体造形方法
JPH09278813A (ja) 光重合開始剤、これを含有するエネルギー線硬化性組成物及びその硬化物
JP3102640B1 (ja) エネルギー線硬化性樹脂組成物、エネルギー線硬化性樹脂組成物の硬化方法、及び、エネルギー線硬化性樹脂成形品
JPH0710914A (ja) 光重合開始剤、これを含有するエネルギー線硬化性組成物及びその硬化物
JPH10204083A (ja) 新規スルホニウム塩、光重合開始剤、エネルギー線硬化性組成物及びその硬化物