JP2000026075A - 昇降機 - Google Patents

昇降機

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JP2000026075A
JP2000026075A JP10194773A JP19477398A JP2000026075A JP 2000026075 A JP2000026075 A JP 2000026075A JP 10194773 A JP10194773 A JP 10194773A JP 19477398 A JP19477398 A JP 19477398A JP 2000026075 A JP2000026075 A JP 2000026075A
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JP
Japan
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sensor
cable
elevator
attached
depth
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Withdrawn
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JP10194773A
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English (en)
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Sumio Egawa
澄夫 江川
Sadamu Ishida
定 石田
Yoshihiro Hiramatsu
義裕 平松
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NIPPON BUTSURI TANKO KK
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NIPPON BUTSURI TANKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサの深度を正確、かつ安定に計測するこ
とができる昇降機を提供する。 【解決手段】 先端部に磁気センサを取り付けたケーブ
ルをモーターにより巻上げ、巻下ろしするプーリー10
と、ケーブルに一定間隔ごとに貼着されたマークを検知
するフォトセンサ12とを備えた昇降機である。フォト
センサ12からのマーク間隔距離を表す信号により、磁
気センサの深度を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、鉛直探査に用い
る昇降機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 地中に埋設されている基礎杭、シート
パイル等の埋設物や、爆弾等の埋没危険物について、そ
の埋設位置を非接触で検出することが従来から行われて
いる。特に、埋設深度が深く、地表面からの探査で検出
されない場合や、埋没位置を正確に知りたい場合には鉛
直探査が行われている。
【0003】 まず、既存の資料、証言、現場状況など
により探査孔の削孔地点を決め、ボーリングマシンによ
りステンレスビット、ロッドを使って削孔する。このよ
うにして、削孔したボーリング孔内で埋没危険物や埋設
物の磁気探査を行う場合、磁気センサの昇降機を用い
る。この場合、測定記録に含まれるノイズを軽減させる
ため、磁気センサはできるだけ一定速度でかつ左右に揺
れないように、ボーリング孔入口から孔底または孔底か
ら孔入口へ移動させることが必要である。そのため、モ
ーターを利用した昇降機により磁気センサを昇降させて
いる。すなわち、磁気センサをケーブルの先端部に取り
付け、昇降機によりケーブルの巻上げ、巻下ろしを行う
ことにより、磁気センサを昇降させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 このようにして、磁
気センサをボーリング孔内において昇降させているが、
磁気センサのボーリング孔内での深度は、磁気探査のデ
ータ解析をする上で必要な情報であるため、昇降機には
センサの深度(送り出したケーブルの長さ)を、正確
に、かつ安定して計測することが必要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】 従って、本発明は上記
課題を解決することを目的としたものであって、本発明
の目的は、センサの深度を正確、かつ安定に計測するこ
とができる昇降機を提供することにある。
【0006】 すなわち、本発明によれば、先端部に磁
気センサを取り付けたケーブルをモーターにより巻上
げ、巻下ろしするプーリーと、該ケーブルに一定間隔ご
とに貼着されたマークを検知するセンサ手段とを備え、
該センサ手段からのマーク間隔距離を表す信号により、
磁気センサの深度を計測することを特徴とする昇降機が
提供される。
【0007】 本発明においては、さらにエンコーダを
備えて、プーリーの回転数を検出することにより、磁気
センサの深度を計測することが好ましい。本発明の昇降
機においては、センサ手段がフォトセンサで、ケーブル
に貼着されたマークが赤外線を反射する部材からなる場
合、センサ手段がメタルセンサで、ケーブルに貼着され
たマークが金属材料からなる場合のいずれか一方を採用
することができ、また両者を併用することもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】 以下、本発明を図面に示す実施
例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの実施
例に限られるものではない。図1は本発明に係る昇降機
の一実施例を示す正面図で、図2は昇降機の一部を示す
斜視図である。図1〜2において、10はプーリーで、
図示しないモーターに直結してケーブルを巻上げ、巻下
ろしするものである。プーリー10にはケーブルが巻か
れ、プーリー押え11によりケーブルは緊密に押さえら
れるようになっている。ケーブルには、その先端部に磁
気センサが取り付けられている。なお、13はプーリー
押え11を取り付けるつまみを示す。
【0009】 12はフォトセンサであり、センサ取付
金具14とセンサ読取り部(センサエンド)15を備え
ている。なお、プーリー10、プーリー押え11、及び
フォトセンサ12は取付板16に取り付けられて固定さ
れている。本発明の昇降機によれば、上記のような構成
を備えているので、ケーブルを巻上げ、巻下ろしする
際、図3に示すように、ケーブル17には赤外線を反射
する部材であるホワイトテープ18が一定間隔ごと(例
えば、1mごと)に貼着されており、フォトセンサ12
のセンサ読取り部15が、ケーブル17に貼着されたマ
ークとしてのホワイトテープ18を検知し、この信号
(マーク間隔距離を表す信号)により、磁気センサの深
度を計測することができる。
【0010】 また、図1の例では、メタルセンサ19
が併設されており、これによりケーブルに貼着されたマ
ークとしてのアルミニウム箔などの金属材料を検知する
ことができる。このように、フォトセンサとメタルセン
サを併設することにより、どちらのセンサによっても、
マーク間隔距離を読み取って信号処理することで、磁気
センサの深度を計測することができるため、より正確
で、確実なセンサ深度の計測を達成することができる。
【0011】 さらに、この昇降機にはエンコーダを備
えることができる。エンコーダを用いて、プーリーの回
転数を検出することにより、磁気センサの深度を計測す
ることができる。このように、フォトセンサ、メタルセ
ンサとエンコーダを併用することで、さまざまな条件下
で、センサ深度を安定して計測することができる。
【0012】 なお、本発明の昇降機においては、図4
に示すように、あらかじめ、ケーブル17の上下停止希
望深度に対応する箇所にアルミニウム箔などの金属材料
20を貼っておき、メタルセンサ19がアルミニウム箔
20を検知すると、昇降機の動作を停止するようにでき
る。このように構成すると、ケーブル17の上下停止希
望深度で昇降機を自動的に停止することができ、操作が
極めて効率的になる。なお、図4において、21はセン
サエンドであり、取付ナット22をゆるめることでセン
サエンド21とケーブル17との位置関係を微調整する
ことができる。
【0013】 上記のような昇降機により、磁気センサ
のボーリング孔内における深度を計測するのであるが、
作業者の操作に便利なように、図5に示すような操作パ
ネルが昇降機に付設されている。この場合には、センサ
手段はフォトセンサとしている。操作パネル30には、
電源スイッチ31、電源ランプ32、マーク切替スイッ
チ33、センサエンドランプ34、パルス切替つまみ3
5、速度調整つまみ36、上下切替スイッチ37、スタ
ートボタン38、ストップ/リセットボタン39、及び
入出力コネクタ40が設けられている。
【0014】 マーク切替スイッチ33は、左右に回す
ことで、フォトセンサあるいはエンコーダによるマーク
入力を選択することができる。センサエンドランプ34
は、センサエンドがアルミニウム箔を検知している状態
の時、ランプが点灯する。パルス切替つまみ35は、エ
ンコーダによるパルス入力を行う際、パルス間隔を3段
階に設定できるようになっている。速度調整つまみ36
は、昇降機の巻上、巻下の速度を5段階に調整できるよ
うになっている。上下切替スイッチ37は、左右に回す
ことで、磁気センサの巻上、巻下の切り替えを行う。ス
トップ/リセットボタン39は、昇降機の動作を停止
し、また動作のリセットを行う。入出力コネクタ40
は、ケーブルドラムと専用ケーブルで接続するものであ
る。
【0015】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明に係る昇
降機によれば、磁気センサの深度を正確、確実に計測す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る昇降機の一実施例を示す正面図
である。
【図2】 本発明に係る昇降機の一部を示す斜視図であ
る。
【図3】 本発明に係る昇降機の一部で、ケーブルを取
り付けた状態を示す斜視図である。
【図4】 メタルセンサがケーブルのマークを検知して
いる状態を示す側面図である。
【図5】 昇降機の操作パネルの一例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
10…プーリー、11…プーリー押え、12…フォトセ
ンサ、13…取付つまみ、14…センサ取付金具、15
…センサ読取り部、16…取付板、17…ケーブル、1
8…ホワイトテープ、19…メタルセンサ、20…アル
ミニウム箔、21…センサエンド、22…取付ナット、
30…操作パネル、31…電源スイッチ、32…電源ラ
ンプ、33…マーク切替スイッチ、34…センサエンド
ランプ、35…パルス切替つまみ、36…速度調整つま
み、37…上下切替スイッチ、38…スタートボタン、
39…ストップ/リセットボタン、40…入出力コネク
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平松 義裕 東京都大田区中馬込2丁目2番12号 日本 物理探鑛株式会社内 Fターム(参考) 2F069 AA43 BB40 CC09 DD17 GG06 GG25 GG43 GG45 HH09 HH15 MM32 MM40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に磁気センサを取り付けたケーブ
    ルをモーターにより巻上げ、巻下ろしするプーリーと、 該ケーブルに一定間隔ごとに貼着されたマークを検知す
    るセンサ手段と、を備え、 該センサ手段からのマーク間隔距離を表す信号により、
    磁気センサの深度を計測することを特徴とする昇降機。
  2. 【請求項2】 さらにエンコーダを備えて該プーリーの
    回転数を検出することにより、磁気センサの深度を計測
    する請求項1記載の昇降機。
  3. 【請求項3】 センサ手段がフォトセンサで、ケーブル
    に貼着されたマークが赤外線を反射する部材からなる請
    求項1又は2記載の昇降機。
  4. 【請求項4】 センサ手段がメタルセンサで、ケーブル
    に貼着されたマークが金属材料からなる請求項1又は2
    記載の昇降機。
JP10194773A 1998-07-09 1998-07-09 昇降機 Withdrawn JP2000026075A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014529557A (ja) * 2011-09-02 2014-11-13 テールズ 巻き上げ機におけるケーブルの巻き取り状態を検出するための光学システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014529557A (ja) * 2011-09-02 2014-11-13 テールズ 巻き上げ機におけるケーブルの巻き取り状態を検出するための光学システム
EP2751012B1 (fr) * 2011-09-02 2015-10-14 Thales Systeme optique de detection de l'etat d'enroulement d'un cable sur un treuil
US9643825B2 (en) 2011-09-02 2017-05-09 Thales Optical system for detecting the state of winding of a cable on a winch

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