JP2000024386A - 洗濯用遠心脱水機 - Google Patents

洗濯用遠心脱水機

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JP2000024386A
JP2000024386A JP11190469A JP19046999A JP2000024386A JP 2000024386 A JP2000024386 A JP 2000024386A JP 11190469 A JP11190469 A JP 11190469A JP 19046999 A JP19046999 A JP 19046999A JP 2000024386 A JP2000024386 A JP 2000024386A
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drum
washing
centrifugal dehydrator
laundry
centrifugal
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JP11190469A
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English (en)
Inventor
Hans-Joachim Rippe
ハンス−ヨアヒム・リッペ
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Kannegiesser Hoya GmbH
Original Assignee
Pharmagg Systemtechnik GmbH
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F95/00Laundry systems or arrangements of apparatus or machines; Mobile laundries 

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】デザインが簡単で、操作上安全な洗濯用遠心脱
水機を提供する。 【解決手段】開口20を通して洗濯物を受けるスピン回
転駆動のドラム16を有し、このドラムは、開口が側方
を向いて、洗濯物を取出しするための取出し位置と、ド
ラムに洗濯物を挿入するための挿入位置との間で水平軸
21を中心として傾動可能である。また、前記ドラム
は、これの開口が上方を向いた状態のスピン回転乾燥の
ためのほぼ起立位置(スピン回転乾燥位置)にも傾動可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、開口を通し
て洗濯物を受けるスピン駆動のドラムを有し、このドラ
ムは、少なくともこのドラムの旋回により開口の位置
を、この開口が、かくしてドラムが側方、下方、もしく
は、洗濯物を取出しするため中間位置(取出し位置)に
向くように、また、ドラムに洗濯物を挿入するために
(挿入位置)、ドラムが側方もしくは側方から少し上方
に向いた、取出し位置とは異なる位置をとるように、変
更し得る、自動洗濯領域もしくは搬送システムの終わり
に接続される洗濯用遠心脱水機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動洗濯領域で使用される遠心脱水機
は、開口により規定された平面が、約8°ないし12°
だけ、垂直から上方に傾斜した位置で洗濯物を受ける。
洗濯物は、スライダーに沿ってドラムの開口に入る。そ
して挿入の後に、洗濯物は、特に、ドラムの挿入位置
で、スピン回転される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このスピン回転のき
に、開口は、側方を向いているので、カバーがなされな
ければならない。そうでないと、次の洗濯物群がスピン
回転しているドラムに滑って入ってしまうか、洗濯物は
ドラムの外に飛出してしまうリスクがある。
【0004】洗濯物を取出しさせるために、既知の遠心
脱水機のドラムは、その水平な傾動軸が開口の上方の上
コーナ近くに位置する状態に、上方に傾斜され、また、
この傾斜動作の後に、開口は下方に傾斜される。そし
て、取出しが、低速でのドラムの回転によりなされる。
洗濯物は、下に配置された搬送システムの上へと開口か
ら落下し、ドラムの下から搬送される。上記傾動によっ
て、既知の遠心脱水機は、大きく、遮ることのない高さ
を必要とする。洗濯物を搬送するための遠心脱水機の下
のスペースは比較的狭い。
【0005】本発明の目的は、デザインが簡単で、操作
上安全な洗濯用遠心脱水機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係わる
洗濯用遠心脱水機は、ドラムは、これの開口が上方を向
いた状態のスピン回転乾燥のためのほぼ起立位置(スピ
ン回転乾燥位置)をとり得ることを特徴とする。かくし
て、挿入の後に、ドラムは、スピン回転乾燥位置にもた
らされる。スピン回転の間に、開口は、上方に向いたま
まとなる。かくして、カバーは、絶対的に扶養である。
また、スピン回転の間に生じる不均衡に力は、より管理
可能となる。
【0007】効果的に発展において、ドラムの取出し位
置と挿入位置とは、スピン回転乾燥位置の異なる側に位
置している。スピン回転の後に、ドラムは、これが取出
し位置に達するまで、再び、回動、即ち、傾動される。
かくして、洗濯物を搬送するプロセスは、洗濯物が遠心
脱水機の下で、個々から搬送される必要がないので、非
常に簡単である。ドラムの傾動軸は、ドラムの底近くに
位置しており、好ましくは、ほぼ、この底とドラムの高
さとの間の1/3との間である。この結果、必要な全て
のドラム位置において、遠心脱水機に必要なスペースを
有効に使用できる。
【0008】また、前記ドラムは、150mm以下、好
ましくは、30ないし40mmの振子半径を有する振子
式液体脱水機の形態で設けられている。この結果、ドラ
ムは比較的高い重心を有する。このために、約25ない
し35r.p.mで、特に、75r.p.mを超えない
ドラムの低い固有共鳴となる。低い固有共鳴は、次の不
均一テストによれば、洗濯物をより広がり易くしてい
る。一般的にドラムはゆっくりと加速される。最初、洗
濯物は、ドラムの壁に広がる。そして、ドラムは、その
固有共鳴範囲へと近付く。大きい不均衡エラーが生じる
とすぐに、ドラムは、洗濯物が緩められるまで、制動さ
れ、そして、再び加速される。低い固有振動は、もしい
かなる不均衡エラーが決定されると、ドラムの前記第2
の始動に必要な時間を短くする。比較的高い重心となっ
た振子式液圧脱水機は、ドラムのサスペンション(懸
架)と装着のための手段を容易にする。緩衝(ダンピン
グ)もしくは不均衡の均等化のための特別な手段は必要
としない。代わって、振子半径の所定の程度に対しては
固有の許容範囲がある。
【0009】前記ドラムは、高さに対する直径、もしく
は、傾動軸とドラムの開口との間の距離に対する直径の
特別の比を有し得る。結果として、ドラムの直径は、同
じ収容能力を有する比較の既知のドラムの直径よりも大
きい直径とすることができる。かくして、洗濯物の重な
り(ケーク)は、既知のドラムの場合よりも薄くなる。
結果として、残留湿気は、一連の洗濯物全体で等しく分
布される。
【0010】細かい網目のカバー、特に、ガーゼがドラ
ムのシェルの内側に配置され得る。ドラムのシェルは、
通常、穿孔されている。タオル地のものは、孔の中へと
押圧され、スピン回転乾燥の後に取り出すことが難し
い。細かい網目のカバーは、ドラムのシェルの孔の中に
れらタオル地のものが押圧されるのを防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】遠心脱水機10は、洗濯領域12
もしくは他の挿入システムに続いている。この遠心脱水
機10の下流側には、基台13の僅か上方を走行する排
出コンベヤー14が配設されている。洗濯領域12から
送られる洗濯物は、鈍角で下方に傾斜したホッパー、即
ち、下方へのスライダー15を介して遠心脱水機10の
領域に入る。
【0012】この遠心脱水機10は、異なる位置にもた
らされるドラム16を有する。このドラムは、円形の底
壁17と、円環状のドラムシェル18と、このシェルに
接続され、内方に向いた円錐側方ストリップ19と、前
記底壁17と対向して位置する開口20とを有する。ま
た、このドラム16は、洗濯領域12に対して横方向に
延びた水平軸(傾動軸)21を中心として傾動される。
このドラム16の異なる位置は、図1ないし3に示され
ている。挿入位置において、前記開口20は、前記スラ
イダー15と対面する。この位置において、開口20に
より形成された仮想線は、垂直線に対して約0〜10°
だけ上方に傾斜されている。傾動軸21は、前記スライ
ダー15と同じ高さか、これよりも少し高く位置してい
る。ドラム16の実際の傾斜は、挿入システムの個々の
状態に精度良く適用され得る。洗濯物が、可能な限り迅
速かつ簡単にドラム16の中に挿入されることのみが重
要である。
【0013】洗濯物のスピン回転乾燥は、図3に従う、
ドラム16の起立位置でなされる。スピン回転の間、開
口20は上方を向いている。これは、遠心脱水機10の
デザインを非常に簡単にしている。ドラム16のための
付加の閉塞物(蓋)は、これが駆動されているときに、
洗濯物が飛び出したりスピン・ドライヤーに入ったりし
ないので、必要ではない。このような構造は、ドラムの
装備を容易にしている。
【0014】ドラム16からの取出しをするために、図
2に係わる取出し位置へと傾動される。この位置で、開
口20は、鈍角をなして下方を向く。開口の仮想線は、
垂直軸から約25°だけ下方に傾斜されている。また、
この傾斜角度は、実際の状態と一致するように、ここで
は調節され得る。特に、効果は、洗濯領域の方向で、一
側では洗濯物の挿入であり、反対側ではその取出しであ
ることである。プロセス中に、ドラムは、側方位置から
起立したスピン回転乾燥位置へと上方に回動され、ま
た、さらに側方、即ち、下方に向いた位置へと傾動され
る。
【0015】もし、利用可能な設置スペースが充分に高
ければ、取出し位置は、図2に示す位置の鏡面対称のよ
うな反対位置になり得る(垂直方向を中心として反対と
なる)。この場合、取出し位置は、スピン回転乾燥位置
から、挿入位置を通って回動させることにより達成され
得る。このときには、排出コンベヤー14は適当な位置
に代えられる必要がある。
【0016】前記ドラム内には、即ち、ドラムのシェル
の内面上には、細かいメッシュのガーゼが配置されてい
る。また、ドラムのシェルは、水がドラムから排出可能
なように、一般的には、穿孔されている。好ましくない
状況では、タオル地の洗濯物は、ドラムのシェルの側面
に重なって残り(一部が孔の中に押圧されるため)、ド
ラムが停止されたときに、ドラムのシェルから落下しな
い。この欠点は、上記細かいメッシュのガーゼにより防
止される。
【0017】洗濯物は、例えば、スライダー15を介し
て、図1に示す挿入位置で、スピン回転もしくは停止し
ているドラム16の中へと導入される。比較的重い物の
移動は、洗濯物を最適に分布させるためには、比較的軽
い物よりも高い回転速度を必要とする。g−ファクター
は、能動的に変更され得るか、ドラム駆動の利用可能な
コンバータ制御により自動的に適用可能である。実際、
洗濯物のタイプやその処理方法に応じて、搬送回転速度
を“0”に設定することを勧め得る。
【0018】ドラム内に収容された洗濯物から流れ出る
水は、ドレインを介して排出され、集水槽内に溜め、そ
して洗濯プロセスもしくはリカバリーシステムに戻され
る。洗濯物が挿入され、そして、搬送回転速度のための
自由に規定された時間が過ぎた後に、回転速度は、除々
に高くされ、かくして、比較的大きいg−ファクターを
生じさせる。この処置は、洗濯物のタイプと重さとに依
存する。回転速度が高くなることにより、ドラムのシェ
ル18へと均一に広がり得る。
【0019】この広がり時期が完了し、約20ないし4
0rpmの回転速度(ドラムの直径が約1450mmの
場合)で、電気測定センサーは、不均衡の程度を、かく
して、分布の状態を決定する。この回転速度は、測定が
なされている数秒の間は一定である。測定センサーが、
遠心脱水機の振動の測定によって、不均衡を検出する
と、広げるための回転速度は、洗濯物がドラムのシェル
18から落下する所まで、再び低くされる。そして、回
転速度は、再び、早くされて、不均衡の検出処置が、再
びなされる。
【0020】ドラム16、即ち、遠心脱水機10は、こ
れの固有共鳴が、洗濯物を挿入するための回転速度の範
囲内にあるか、これよりも僅かに上にあるように支持さ
れている。かくして、如何なる不均衡も、非常に迅速に
検出され得る。かくして、不均衡が検出されたときにい
つでも機械が制動される限りは、時間を節約することが
できる。特別にデザインされたショックアブソーバ・シ
ステムは、必要はないが、設けられても良い。また、低
い固有周波数は、高い重心と、低い復帰力と、大きい振
子半径とを有するように、振子式遠心脱水機のデザイン
により達成される。挿入されたドラムの重心は、ダンプ
・システムによっては矯正されない。代わって、ドラム
は、振子半径の許容範囲内で、自身の重心を見つけるこ
とに対しては自由である。
【0021】不均衡な質量が許容範囲にある場合に、回
転速度は比較的高い値(約100%だけ)に早められ、
かくして、ドラム16が垂直スピン回転乾燥位置で回転
されているときに、洗濯物がドラムのシェル18から離
れないことを完全に確実する。ドラムは、自動的に垂直
位置に動かされる。流圧排出の実際の作業が始まり得
る。
【0022】ドラム16が起立位置へと傾動されて、こ
の位置に機械的に固定された後に、回転速度は、処理さ
れる洗濯物のタイプに応じて、連続的もしくは間欠的に
早められる。この速度の規定特徴は、変更可能にプログ
ラムされ得る。また、全体のプロセスの持続時間も、個
々にプログラムされ得る。
【0023】脱水期間が経過すると、ドラム16は、こ
れが停止するまで、可能な限り急速に制動される。この
急速な制動動作によって、洗濯物は、ドラムへの張り付
けが緩めらける。そして、ドラム16が停止されると、
機械的留めが解除されて、ドラムは、振動が規制された
旋回ギアにより取出し位置に傾動される。
【0024】ドラム16が取出し位置に達すると、ドラ
ムは取出し速度で回転されて、洗濯物は、排出ベルト、
排出カート等の上に落下する。そして、洗濯物は、次の
処置プロセスへと、自動もしくは手動により、搬送され
る。
【0025】取出しプロセスが完了すると、ドラム16
は、挿入位置に戻り、他の洗濯物群を受け入れ可能とな
る。
【0026】ドラム16の幾何学的なディメンション
は、利用可能なスペースが、傾動プロセスに対して最適
に使用されるようにデザインされる。このドラム16
は、底壁17から側方ストリップ19までの測定とし
て、比較的低いドラム高さを有する。この高さとドラム
の直径との比は、約1:2である。また、水平軸21
と、開口20との間の距離も、比較的短い。この距離と
ドラムの直径との比は、約1:1.75である。ドラム
のシェル18の内面に対する負荷の割合は、乾燥洗濯物
の400cm2 /kgよりも小さくはない。この結果、
比較的薄い洗濯物の積層となる。夫々の洗濯物に残った
湿気量の相違は非常に少ない。
【0027】薄い洗濯物の積層を果たすために、特別な
挿入比(乾燥洗濯物のkgでの挿入重量に対するリッタ
ーでのドラムの容積)が使用される。この挿入比は、1
6:1ないし24:1であり、これは、約60〜90k
gの乾燥洗濯物に対応する。特に良好な比は、約20:
1である。挿入位置でのドラムの平坦な角度(垂直、即
ち上方に対して0〜10°傾斜した開口の面)との組合
せにより、ドラムのシェル18の全体に渡って洗濯物を
非常に良好に分布させ、かつ同じg−ファクターに対し
て洗濯物の層を比較的均一な厚さにすることが可能とな
り、この結果、残留湿気が均一となる。
【0028】図4には、プログラムパネルを備えたスイ
ッチキャビネット22の位置が示され、これは、図3の
上右セクションにも見られる。尚、この位置は変更可能
である。また、このキャビネットは、左側に配置するこ
とも可能である。
【0029】図5ないし図8は、図1ないし図4での位
置に対応する位置を示す。これら図では、図1ないし図
4とは異なり、洗濯領域12と排出コンベヤーとは示し
ていない。その代わりに、ドラム16のサスペンション
状態(懸架状態)と装着状態とがより詳細に示されてい
る。
【0030】この例では、遠心脱水機10は、4つの空
気ばねの上に設けられている。図5に示す挿入位置で
は、ドラム16の下に位置するこれら空気ばねは、参照
符号23がまた、これらと対向するように反対側に配設
された空気ばねには、参照符号24が付されている。こ
れらの互いに関連しての配置により、これら空気ばねに
は、長側がドラム16の傾動軸21に平行に延びた矩形
のコーナ部を夫々形成している。
【0031】空気ばね23,24自体は、2つのU字形
状の支持体27の脚部26の上端に形成された外方に延
びた突出部25上に配置されている。かくして、これら
空気ばね23,24は、傾動軸21の下側に、また、同
時に、ドラム16の下側に明らかに位置されている。こ
れら空気ばね23,24から傾動軸21、即ち、ドラム
16までの距離は(図7に係わるスピン回転乾燥位置
で)、ドラムの高さの約50ないし100%である。こ
の結果、ドラムの不均衡の振る舞いに影響する重心は、
比較的高くなっている。このため、固有共鳴が対応して
低くなっている。
【0032】ドラム16は、低い位置に、この場合に
は、空気ばね23,24の下側に配設された電気モータ
28により、傾動軸21を中心として傾動される。この
モータ28は、傾動軸21に設けられたベルトプーリに
かけ渡された駆動ベルト30を、角度ギア29を介し
て、駆動する。これらモータ28とギア29とは、空気
ばね23,24の上に配置された遠心フレーム32に設
けられている。
【0033】ドラムの実際の駆動は、ドラムの下側に配
置されたモータ33(図7には示されていない)によ
り、なされる。図5において、モータ33はドラム16
の右側に見ることができる。このパワーは、駆動ベルト
34によりドラム軸35に伝達される。かくして、この
モータは、傾動軸21を中心としてドラム16と共に旋
回される。
【0034】上述した構成により、個々の位置(図5な
いし図7)で、重量の特別な分布が果たされる。自然
に、空気ばね23,24には、流圧排出が図7に係わる
スピン回転乾燥位置でなされるときに、均一な負荷が加
えられる。そして、不規則性は、許容される不均衡によ
ってのみ生じる場合がある。反対に、図5に係わる挿入
位置で、左側に位置する空気ばねは、これらがドラム1
6並びにドラムの収容物により加えられる負荷の実質的
な全てを吸収しなければならないので、比較的大きい負
荷にさらされる。不均衡のチェックの間に生じる力は、
空気ばね23にほとんど加えられる。かくして、固有共
振は、ドラム16に対する遠心脱水機のつり下げ点の配
置により、スビン乾燥位置よりも挿入位置で低くなる。
【0035】遠心脱水機のハウジングの側壁は、符号3
6で示されている。これは、遠心脱水機に必要な下部の
全体のスペースを示している。図5に係わる挿入位置に
おいても、また、図6に係わる取出し位置においても、
遠心脱水機は、図7に示すスピン回転乾燥位置で推測さ
れる輪郭を過度に越えて延びることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、挿入位置にある、洗濯領域での洗濯用
遠心脱水機の側面図である。
【図2】図2は、図1に示す洗濯用遠心脱水機をその取
出し位置で示す図である。
【図3】図3は、図1並びに図2に係わる洗濯用遠心脱
水機をそのスピン回転乾燥位置で示す図である。
【図4】図4は、図3に示す位置にある洗濯用遠心脱水
機の上面図である。
【図5】図5は、図1に示す位置の装置の外観をより詳
細に示す図である。
【図6】図6は、図2に示す位置の装置の外観をより詳
細に示す図である。
【図7】図7は、図3に示す位置の装置の外観をより詳
細に示す図である。
【図8】図8は、図4に示す位置の装置の外観をより詳
細に示す図である。
【符号の説明】
10…遠心脱水機、12…洗濯領域、13…基台、15
…スライダー、16…ドラム、17…底壁、18…ドラ
ムシェル、20…開口。21…水平軸(傾動軸)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口(20)を通して洗濯物を受けるス
    ピン回転駆動のドラム(16)を有し、このドラムは、
    少なくともこのドラム(16)の旋回により開口(2
    0)の位置を、この開口(20)が、かくしてドラム
    (16)が側方、下方、もしくは、洗濯物を取出しする
    ため中間位置(取出し位置)に向くように、また、ドラ
    ム(16)に洗濯物を挿入するために(挿入位置)、ド
    ラム(16)が側方もしくは側方から少し上方に向い
    た、取出し位置とは異なる位置をとるように、変更し得
    る、自動洗濯領域もしくは搬送システムの終わりで動作
    するための洗濯用遠心脱水機において、前記ドラム(1
    6)は、これの開口が上方を向いた状態のスピン回転乾
    燥のためのほぼ起立位置(スピン回転乾燥位置)をとり
    得ることを特徴とする洗濯用遠心脱水機。
  2. 【請求項2】 前記ドラム(16)の取出し位置は、ス
    ピン回転乾燥位置とは異なる側に位置していることを特
    徴とする請求項1の洗濯用遠心脱水機。
  3. 【請求項3】 前記ドラム(16)は、挿入位置と、ス
    ピン回転乾燥位置と、取出し位置との間で位置を変更す
    るように水平軸(21)を中心として旋回されることを
    特徴とする請求項1もしくは2の洗濯用遠心脱水機。
  4. 【請求項4】 前記ドラム(16)の旋回のための水平
    軸(21)は、ドラム(16)の底壁(17)近くで、
    この底壁とドラムの高さの1/3との間近くに配置され
    ていることを特徴とする請求項3の洗濯用遠心脱水機。
  5. 【請求項5】 前記挿入位置は、水平面から約0°ない
    し30°、好ましくは、0°ないし10°、上方に傾斜
    していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    1の洗濯用遠心脱水機。
  6. 【請求項6】 前記取出し位置は、水平面から約10°
    ないし40°、好ましくは、20°ないし30°、下方
    に傾斜していることを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれか1の洗濯用遠心脱水機。
  7. 【請求項7】 前記ドラム(16)は、150mm以下
    の振子半径を有する振子式液体脱出機の形態で設けられ
    ていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1
    の洗濯用遠心脱水機。
  8. 【請求項8】 内部ディメンションで、洗濯物を広げる
    ための、有効ドラム高さに対するドラム径の比は、2:
    1、少なくとも1:1.8であることを特徴とする請求
    項1ないし7のいずれか1の洗濯用遠心脱水機。
  9. 【請求項9】 前記水平軸(21)とドラムの開口(2
    0)との間の距離に対するドラムの内径の比は、1,7
    5:1、少なくとも1.6:1で、1.9:1を超えな
    いことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1の洗
    濯用遠心脱水機。
  10. 【請求項10】 前記ドラム(16)は、約25ないし
    35r.p.mで、75r.p.mを超えない固有共鳴
    (共有振動数)を有するように設けられていることを特
    徴とする請求項1ないし9のいずれか1の洗濯用遠心脱
    水機。
  11. 【請求項11】 前記挿入位置での固有共鳴は、洗濯物
    を広げるのに必要な回転速度よりも少しだけ高く、両者
    は50r.p.mよりも大きくない差であることを特徴
    とする請求項1ないし10のいずれか1の洗濯用遠心脱
    水機。
  12. 【請求項12】 細かい網目のカバー、特に、ガーゼが
    ドラムのシェル(18)の内側に配置されていることを
    特徴とする請求項1ないし11のいずれか1の洗濯用遠
    心脱水機。
JP11190469A 1998-07-03 1999-07-05 洗濯用遠心脱水機 Pending JP2000024386A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19829874A DE19829874A1 (de) 1998-07-03 1998-07-03 Wäsche-Zentrifuge, insbesondere für eine automatische Waschstraße
DE19829874.9 1998-07-03

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000024386A true JP2000024386A (ja) 2000-01-25

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ID=7872946

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11190469A Pending JP2000024386A (ja) 1998-07-03 1999-07-05 洗濯用遠心脱水機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6260391B1 (ja)
EP (1) EP0969136B1 (ja)
JP (1) JP2000024386A (ja)
DE (2) DE19829874A1 (ja)
ES (1) ES2186268T3 (ja)

Cited By (2)

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