JP2000023154A - 動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置

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JP2000023154A
JP2000023154A JP18432098A JP18432098A JP2000023154A JP 2000023154 A JP2000023154 A JP 2000023154A JP 18432098 A JP18432098 A JP 18432098A JP 18432098 A JP18432098 A JP 18432098A JP 2000023154 A JP2000023154 A JP 2000023154A
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Tadahiro Oku
忠宏 奥
Mitsunori Omokawa
光教 面川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】最適な符号化を実現する符号化パラメータをリ
アルタイムで判定して符号化出力データを切り替えるこ
とで常に高画質な符号化出力を得る。 【解決手段】複数個の動画像符号化部1(2A),2
(2B),3(2C)と、入力動画像をこの複数個の動
画像符号化部に同時に入力する入力部10と、複数個の
動画像符号化部に対してそれぞれ異なる複数の符号化パ
ラメータを独立に設定して並列的に入力動画像の符号化
を行わせるシステム制御部1と、複数個の動画像符号化
部の符号化出力データから任意の1つを選択する符号化
出力データ選択部3とを具備し、システム制御部1は、
複数個の動画像符号化部での符号化結果に基づいて高品
質の符号化を行う符号化パラメータを判定し、当該符号
化パラメータで符号化を行ったときの符号化出力データ
を選択するように符号化出力データ選択部3を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像を圧縮符号
化する動画像符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、動画像をリアルタイムでMPE
G2符号化方式(ITU−T H.262)で符号化を
行う動画像符号化装置では、多くの符号化パラメータを
設定することが可能である。図6は、Iピクチャまた
は、Pピクチャの周期Mが、1,2,3の場合の符号化
ピクチャの構成及び動きベクトルによる動き補償の方向
を示している。
【0003】また、図7は、MPEG2符号化装置の一
般的な構成を示す図であり、入力オーダ並び替え部10
0と、動きベクトル補償部(MC)101と、DCT変
換部102と、量子化部103と、可変長符号化部10
4と、逆量子化部105と、逆DCT変換部106と、
ローカルデコードフレームメモリ107と、動きベクト
ル検出部(ME)108と、符号化制御部109とを具
備する。
【0004】ところで、リアルタイムで符号化を行う
際、高画質の符号化を行うために自動で制御可能なパラ
メータ(例えば、動き補償モードやDCTモード)も存
在するが、自動で判定を行うことが難しい符号化パラメ
ータも存在する。例えば、図6に示すように、Mの値が
大きいほどIピクチャ及びPピクチャの画面間の距離が
大きくなり、動きが大きく複雑な入力動画像の場合には
動きベクトル検出の正確さが低下し、動き補償による符
号化効率が低下する場合がある。このような場合には、
Mの値が小さな符号化ピクチャ構成の方が高い画質が得
られる可能性が高いことが一般的には知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際にどのよ
うな符号化ピクチャの構成が、リアルタイムで入力する
画像に対して高画質の符号化を実現するのに適している
かは入力画像に依存するため、実際に符号化してみなけ
れば判定することが難しく、これを従来の符号化装置の
構成でリアルタイムに制御することは難しい。したがっ
て、従来は、オペレータが用途や入力画像信号の性質を
経験的に判断し、符号化を開始する前に符号化パラメー
タを設定していた。
【0006】また、動きベクトル検出(ME)では、動
きベクトルの検出部の演算処理能力が一定の場合、動き
ベクトル検出精度と動きベクトル検出範囲が処理能力に
より制限され、動きベクトル検出範囲を広くした場合、
動きベクトル検出精度は粗くなり、逆に動きベクトル検
出範囲を狭くした場合、動きベトクル検出精度は細かく
なる。動きベトクル検出部の動きベトクル検出範囲と動
きベトクル検出精度を制御可能な符号化装置の場合、リ
アルタイムで符号化を行う際における入力画像の動きが
小さい場合には動きベトクル検出範囲を狭く、検出精度
を細かくする方が一般的には良いと考えられるが、どの
ような設定が適切かは、実際に符号化を行った結果を見
なければ正確に判断することが難しかった。
【0007】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、複数個の動画
像符号化部に対してそれぞれ異なる複数の符号化パラメ
ータを独立に設定して並列的に入力動画像の符号化を行
わせ、最適な符号化を実現する符号化パラメータをリア
ルタイムで判定して、選択するべき符号化出力データを
切り替えることで常に高画質な符号化出力を得ることが
できる動画像符号化装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係る動画像符号化装置は、複数個の
動画像符号化部と、入力動画像を前記複数個の動画像符
号化部に同時に入力する入力部と、前記複数個の動画像
符号化部に対してそれぞれ異なる複数の符号化パラメー
タを独立に設定して並列的に入力動画像の符号化を行わ
せる制御部とを具備し、前記制御部は、前記複数個の動
画像符号化部での符号化結果に基づいて高品質の符号化
を行う符号化パラメータを判定し、当該符号化パラメー
タで符号化を行ったときの符号化出力データを選択する
ように制御を行なう。
【0009】また、第2の発明に係る動画像符号化装置
は、第1の発明に係る動画像符号化装置において、前記
動画像符号化装置がMPEG2符号化方式によるもので
あり、前記制御部は符号化パラメータとして、フレーム
内符号化画像(Iピクチャ)または、フレーム間順方向
予測符号化画像(Pピクチャ)の周期を前記複数個の動
画像符号化部に独立に設定する。
【0010】また、第3の発明に係る動画像符号化装置
は、第2の発明に係る動画像符号化装置において、前記
複数個の動画像符号化部に設定されるフレーム内符号化
画像(Iピクチャ)の周期が同一であり、また、前記複
数個の動画像符号化部の符号化遅延が同一である。
【0011】また、第4の発明に係る動画像符号化装置
は、第1の発明に係る動画像符号化装置において、前記
動画像符号化装置がMPEG2符号化方式によるもので
あり、前記符号化結果として得られる符号化画像の画質
を表すデータとして符号化画像のSNRを用い、前記制
御部は、フレーム内符号化画像(Iピクチャ)の周期で
前記SNRが大きくなる符号化パラメータを高品質の符
号化を行う符号化パラメータであると判定する。
【0012】また、第5の発明に係る動画像符号化装置
は、第1の発明に係る動画像符号化装置において、前記
動画像符号化装置がMPEG2符号化方式によるもので
あり、前記符号化画像の画質を表すデータとして、符号
化画像のフレーム内符号化画像(Iピクチャ)の平均量
子化スケールを用い、前記制御部は、フレーム内符号化
画像(Iピクチャ)の周期で前記フレーム内符号化画像
(Iピクチャ)の平均量子化スケールが小さくなる符号
化パラメータを高品質の符号化を行う符号化パラメータ
であると判定する。
【0013】また、第6の発明に係る動画像符号化装置
は、第1の発明に係る動画像符号化装置において、前記
動画像符号化装置がMPEG2符号化方式によるもので
あり、前記複数個の動画像符号化部の符号化パラメータ
として、動きベクトル検出範囲及び検出精度を制御す
る。
【0014】また、第7の発明に係る動画像符号化装置
は、第6の発明に係る動画像符号化装置において、前記
符号化結果として得られる符号化画像の画質を表すデー
タとしてピクチャ間の動き補償誤差を用い、前記制御部
は、この動き補償誤差が小さくなる符号化パラメータを
高品質の符号化を行う符号化パラメータであると判定す
る。
【0015】また、第8の発明に係る動画像符号化装置
は、第1の発明に係る動画像符号化装置において、前記
符号化出力データ選択部が、前記符号化出力データの切
り替えを行うセレクターを備えている。
【0016】また、第9の発明に係る動画像符号化装置
は、第1の発明に係る動画像符号化装置において、前記
制御部が高品質の符号化を行う符号化パラメータである
と判定された符号化パラメータを、前記複数個の動画像
符号化部のうちの特定の1つの動画像符号化部に設定し
て符号化を行なわせ、この特定の1つの動画像符号化部
の符号化出力データを選択するようにする。
【0017】すなわち、本発明の動画像符号化装置で
は、複数個の動画像符号化部に対してそれぞれ異なる複
数の符号化パラメータを独立に設定して並列的に入力動
画像の符号化を行わせ、このときの符号化結果に基づい
て高品質の符号化を行う符号化パラメータを判定し、当
該符号化パラメータで符号化を行ったときの符号化出力
データを選択するようにしたので、最適な符号化を実現
する符号化パラメータをリアルタイムで判定して、選択
するべき符号化出力データを切り替えることで常に高画
質な符号化出力を得ることができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施形態の概略を
説明する。本実施形態では、複数個の動画像符号化部を
準備し、この複数個の動画像符号化部に対してそれぞれ
異なる複数の符号化パラメータを独立に設定してシステ
ム制御部の制御により並列的に入力動画像の符号化を行
わせる。そして、各動画像符号化部で計算した符号化後
の画質を表すデータをシステム制御部に出力する。シス
テム制御部は入力された各動画像符号化部からの符号化
後の画質を表すデータを評価しながら最適な符号化パラ
メータをある周期毎に判断し、この最適な符号化パラメ
ータに対応する符号化出力データを選択するように符号
化出力データ選択部を制御する。
【0019】以下、図面を参照して本発明の実施形態を
詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態の構成
を示すブロック図であり、入力端子(入力部)10に接
続された並列動作する複数の動画像符号化部1(2
A),2(2B),3(2C)と、この複数の動画像符
号化部1(2A),2(2B),3(2C)の符号化出
力データから任意の出力データを選択するセレクターを
具備する符号化データ出力選択部3と、複数の動画像符
号化部1(2A),2(2B),3(2C)の動作と、
符号化データ出力選択部3の動作を制御するシステム制
御部1とから構成される。
【0020】本実施形態では、動画像符号化方式とし
て、MPEG2符号化方式を行う。並列に動作する符号
化部に設定する異なる符号化パラメータには、フレーム
内符号化画像(Iピクチャ)または、フレーム間順方向
予測符号化画像(Pピクチャ)の周期(M)を使用す
る。また、符号化画像の画質を表すデータとして符号化
画像のSNR(Signal to Noise Ratio )を用い、切り
換えは、GOP(Group of Picture )単位で行う。
【0021】システム制御部1は、並列に動作する動画
像符号化部1(2A),2(2B),3(2C)に符号
化パラメータを設定する。動画像符号化部1(2A)
は、フレーム内符号画像(Iピクチャ)または、フレー
ム間順方向予測符号化画像(Pピクチャ)の周期(M)
を3として符号化を行うように設定する。動画像符号化
部2(2B)は、フレーム内符号化画像(Iピクチャ)
または、フレーム間順方向予測符号化画像(Pピクチ
ャ)の周期(M)を2として符号化を行う様に設定す
る。動画像符号化部3(2C)は、フレーム内符号化画
像(Iピクチャ)または、フレーム間順方向予測符号化
画像(Pピクチャ)の周期(M)を3として符号化を行
う様に設定する。また、システム制御部1は、初期状態
での動画像符号化部の出力の選択を決め、符号化データ
出力選択部3を制御し、初期状態での動画像符号化デー
タは、出力端子11に出力される。
【0022】入力端子10から入力した動画像信号は、
並列に動作する動画像符号化部1(2A),2(2
B),3(2C)に入力される。図2は図1の各動画像
符号化部1(2A),2(2B),3(2C)の構成を
示すブロック図であり、前記した図7の構成にSNR計
算部32が追加されている。符号化制御部21は、シス
テム制御部1からの制御に従い符号化制御を行う。例え
ば、動画像符号化部1(2A)の符号化制御部は、M=
3で符号化を行うように制御を行う。動画像符号化部2
(2B)の符号化制御部は、M=2で符号化を行うよう
に制御を行う。動画像符号化部3(2C)の符号化制御
部は、M=1で符号化を行うように制御を行う。
【0023】入力端子40に入力された動画像信号は、
入力オーダ並び替え部23、及び動きベクトル検出部
(ME)24に入力される。入力オーダ並び替え部23
では、符号化制御部21の制御に従い、Mの値に応じた
入力画像の並び替えを行い、符号化順序に並び替えた動
画像信号を、動きベクトル補償部(MC)25及びSN
R計算化部32に出力する。この時、動画像符号化部1
(2A)、動画像符号化部2(2B)、動画像符号化部
3(2C)での符号化遅延が同一となるように並び替え
を行う。この時のタイミングを図6に示す。
【0024】動きベクトル検出部(ME)24では、M
の値に応じて、符号化に必要な動きベクトルの検出を入
力動画像信号及びローカルデコードフレームメモリ31
から出力されるローカルデコード信号を検出し、動きベ
クトル補償部(MC)25に出力する。動きベクトル補
償部(MC)25では、入力符号化順の動画像信号とロ
ーカルデコードフレームメモリ31から出力されたロー
カルデコード信号との動き補償を行い、DCT変換部2
6に動き補償誤差信号を出力する。DCT変換部26は
この動き補償誤差信号をDCT変換して量子化部27に
出力する。
【0025】量子化部27では、DCT変換された動き
補償誤差信号を符号化部制御部21の制御に従って量子
化を行い、可変長符号化部28及び逆量子化部29に量
子化信号を出力する。可変長符号化部28は、符号化部
制御部21の制御に従って可変長符号化を行い、出力端
子41に符号化データを出力する。逆量子化部29では
入力された量子化信号を逆量子化し、逆DCT変換部3
0に出力する。逆DCT変換部30では、入力された逆
量子化信号に対して逆DCT変換を行い、ローカルデコ
ードフレームメモリ31に出力する。
【0026】ローカルデコードフレームメモリ31で
は、符号化制御部21の制御に従って入力された逆DC
T信号よりローカルデコード信号を生成し、ローカルデ
コードフレームメモリ31に保存するとともに、必要な
ローカルデコード信号を動きベクトル検出部(ME)2
4、動きベクトル補償部(MC)25、SNR計算部3
2に出力する。SNR計算部32では、入力オーダ並び
替え部23から入力された符号化順の動画像信号につい
て、ローカルデコードフレームメモリ31から出力され
るローカルデコード信号によりフレーム単位でSNRを
計算し、符号化制御部21に出力する。動画像符号化部
1(2A),2(2B),3(2C)の符号化制御部2
1は、フレーム単位のSNRを符号化データの画質を表
すデータとしてシステム制御部1に出力する。
【0027】システム制御部1では、動画像符号化部1
(2A),2(2B),3(2C)から入力したフレー
ム単位のSNRから、動画像符号化部1(2A),2
(2B),3(2C)の1GOP期間のSNRを計算
し、最も良いSNRを実現している動画像符号化部を判
定する。システム制御部1は、このときの判定結果を元
に次の1GOP期間の符号化データ出力を行う動画像符
号化部を、符号化データ出力選択部3を制御することで
選択し、高画質を得られる符号化データを出力端子11
に出力する。
【0028】図3は符号化データ出力選択部3の動作を
示す図である。どの動画像符号化部が高画質の符号化を
実現しているかは1GOPの符号化終了毎に行う。初期
状態では、動画像符号化部1(2A)の符号化データ1
_GOP(0)が選択され出力される様に、符号化出力
データ選択部3は制御される。GOP(0)の符号化が
終了したタイミングでどの動画像符号化部の符号化性能
が良いかを判定し、次のGOP(1)期間に出力される
符号化データを選択する。図3では、GOP(0)符号
化終了時に動画像符号化部2(2B)の符号化パラメー
タが、高い画質を実現していると判断されたので次のG
OP(1)の出力符号化データとして2_GOP(1)
が選択されて出力される。
【0029】次に図面を参照して本発明の第2実施形態
を説明する。図4は、本発明の第2実施形態の構成を示
すブロック図である。本実施形態では符号化データ出力
選択部を有しておらず、動画像符号化部1(2A)の符
号化データが常に符号化データ出力端子11に出力され
るように構成されている。システム制御部1は、動画像
符号化部1(2A),2(2B),3(2C)から出力
される符号化データに対応する画質を表すデータからど
の符号化パラメータが良いかを判断し、高画質を実現す
る符号化パラメータを動画像符号化部1の符号化パラメ
ータとして使用する事で符号化データ出力端子11に常
に高画質を実現する符号化データを出力する。
【0030】図5に符号化パラメータ切り換えの状態を
示す。システム制御部1は、動画像符号化部1(2
A),2(2B),3(2C)に初期状態の符号化パラ
メータを設定し、GOP(0)の符号化を開始する。G
OP(0)の符号化期間中は、動画像符号化部1(2
A)に設定された符号化パラメータPARA_1で符号
化された符号化データが出力される。GOP(0)符号
化終了のタイミングで、どの動画像符号化部の符号化性
能が良いかを判定し、次のGOP(1)期間に動画像符
号化部1(2A)に設定する符号化パラメータを判定し
て設定する。
【0031】図5の実施形態では、動画像符号化部2
(2B)の符号化パラメータPARA_2が良い符号化
性能を実現すると判断され、動画像符号化部1(2A)
のGOP(1)に対する符号化パラメータとして設定さ
れ、それまで動画像符号化部1(2A)で使用されてい
た符号化パラメータPARA_1が動画像符号化部2
(2B)の符号化パラメータとして設定されてGOP
(1)の符号化が行われる。この様に入力動画像に応じ
て符号化パラメータを切り替えて符号化を行うことで高
画質を実現する符号化データを常に出力することが可能
となる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、複数個の動画像符号化
部に対してそれぞれ異なる複数の符号化パラメータを独
立に設定して並列的に入力動画像の符号化を行わせ、最
適な符号化を実現する符号化パラメータをリアルタイム
で判定して、選択するべき符号化出力データを切り替え
るようにしたので、常に高画質な符号化出力を得ること
ができる動画像符号化装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る動画像符号化装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の各動画像符号化部の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態における出力符号化デー
タの切り換えの様子を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る動画像符号化装置
の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施形態における符号化パラメー
タ切り換えによる出力符号化データ切り換えの様子を示
す図である。
【図6】MPEG2符号化方式における符号化ピクチャ
構成の違いを説明する図である。
【図7】MPEG2符号化方式の一般的なブロック図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK26 LA09 MA00 MA05 MA23 MC11 MC31 MC38 ME01 NN03 NN28 PP05 PP06 TA17 TA63 TB03 TC03 TD05 UA02 UA33 UA38

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の動画像符号化部と、 入力動画像を前記複数個の動画像符号化部に同時に入力
    する入力部と、 前記複数個の動画像符号化部に対してそれぞれ異なる複
    数の符号化パラメータを独立に設定して並列的に入力動
    画像の符号化を行わせる制御部と、 を具備し、 前記制御部は、前記複数個の動画像符号化部での符号化
    結果に基づいて高品質の符号化を行う符号化パラメータ
    を判定し、当該符号化パラメータで符号化を行ったとき
    の符号化出力データを選択するように制御を行なうこと
    を特徴とする動画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記動画像符号化装置はMPEG2符号
    化方式によるものであり、前記制御部は符号化パラメー
    タとして、フレーム内符号化画像(Iピクチャ)また
    は、フレーム間順方向予測符号化画像(Pピクチャ)の
    周期を前記複数個の動画像符号化部に独立に設定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の動画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記複数個の動画像符号化部に設定され
    るフレーム内符号化画像(Iピクチャ)の周期が同一で
    あり、前記複数個の動画像符号化部の符号化遅延が同一
    である事を特徴とする請求項2記載の動画像符号化装
    置。
  4. 【請求項4】 前記動画像符号化装置はMPEG2符号
    化方式によるものであり、前記符号化結果として得られ
    る符号化画像の画質を表すデータとして符号化画像のS
    NRを用い、前記制御部は、フレーム内符号化画像(I
    ピクチャ)の周期で前記SNRが大きくなる符号化パラ
    メータを高品質の符号化を行う符号化パラメータである
    と判定することを特徴とする請求項1記載の動画像符号
    化装置。
  5. 【請求項5】 前記動画像符号化装置はMPEG2符号
    化方式によるものであり、前記符号化画像の画質を表す
    データとして、符号化画像のフレーム内符号化画像(I
    ピクチャ)の平均量子化スケールを用い、前記制御部
    は、フレーム内符号化画像(Iピクチャ)の周期で前記
    フレーム内符号化画像(Iピクチャ)の平均量子化スケ
    ールが小さくなる符号化パラメータを高品質の符号化を
    行う符号化パラメータであると判定することを特徴とす
    る請求項1記載の動画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記動画像符号化装置はMPEG2符号
    化方式によるものであり、前記複数個の動画像符号化部
    の符号化パラメータとして、動きベクトル検出範囲及び
    検出精度を制御することを特徴とする請求項1記載の動
    画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記符号化結果として得られる符号化画
    像の画質を表すデータとしてピクチャ間の動き補償誤差
    を用い、前記制御部は、この動き補償誤差が小さくなる
    符号化パラメータを高品質の符号化を行う符号化パラメ
    ータであると判定することを特徴とする請求項6記載の
    動画像符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記複数個の動画像符号化部の符号化出
    力データの切り替えを行うセレクターを備えた事を特徴
    とする請求項1記載の動画像符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、高品質の符号化を行う符
    号化パラメータであると判定された符号化パラメータ
    を、前記複数個の動画像符号化部のうちの特定の1つの
    動画像符号化部に設定して符号化を行なわせ、この特定
    の1つの動画像符号化部の符号化出力データを選択する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の動画像符号
    化装置。
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Cited By (3)

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