JP2000023030A - 映像信号表示装置 - Google Patents

映像信号表示装置

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JP2000023030A
JP2000023030A JP18092498A JP18092498A JP2000023030A JP 2000023030 A JP2000023030 A JP 2000023030A JP 18092498 A JP18092498 A JP 18092498A JP 18092498 A JP18092498 A JP 18092498A JP 2000023030 A JP2000023030 A JP 2000023030A
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Japan
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screen
video
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JP18092498A
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Itaru Sato
格 佐藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに関連する複数のプログラムをディジタ
ルテレビジョン放送で送り、このプログラムを受信し
て、ユーザの好みに応じたマルチ画面を構成できるよう
にする。 【解決手段】 ディジタル処理された複数の映像プログ
ラムを夫々デコードする複数の映像デコード回路25A
〜25Cと、複数のデコード回路により夫々デコードさ
れた映像信号の表示位置や拡大又は縮小率を自在に設定
するメモリコントローラ26A〜26C及び画像メモリ
27A〜27Cと、各映像信号を合成する合成回路29
とを備える。ユーザは、リモートコマンダ35の操作に
より、複数のチャンネルに互いに関連するプログラムが
送信されるような場合に、各チャンネルの画面をユーザ
の好みに応じて1画面上にレイアウトして、マルチ画面
を形成することができると共に、画面の位置や大きさを
指定したり、1画面の中から所望の部分を切り出して表
示させたり、動き部分だけを抽出して表示させたりする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に、多チャン
ネルを使ってプログラムが送られてくるディジタルテレ
ビジョン放送の受像機に用いて好適な映像信号表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のプログラムの画面を1つの管面上
に表示するようなマルチ画面のテレビジョン受像機が知
られている。従来のアナログのテレビジョン放送では、
チャンネル数に制限があり、各チャンネル毎に独立した
プログラムが放映されている。このため、複数のプログ
ラムを1つの画面にまとめて表示するマルチ画面を生成
する場合にも、単に、主画面といくつかの副画面に別々
のチャンネルのプログラムが映出されるに過ぎない。
【0003】すなわち、従来、複数の映像プログラムを
1つの画面にまとめて表示する方法としては、2つの映
像プログラムの全体を必要に応じて圧縮した後に組み合
わせて表示するか、又は、主映像プログラムと2つ以上
の副映像プログラムの全体に必要な圧縮を施したものを
組み合わせて表示するか何れかであり、副映像プログラ
ムの表示の目的は、その概略を確認できるように表示す
るにすぎず、副映像プログラムの内容は、主映像フログ
ラムの表示そのものとは関連性は薄いものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】今後、ディジタルテレ
ビジョン放送が普及してくると、ディジタル処理により
1つの伝送チャンネルに複数の映像プログラムが多重さ
れるようになり、互いに関連性のあるプログラムが複数
のチャンネルで放映されることが考えられる。
【0005】例えば、野球中継では、主となる野球中継
のプログラムの他に、ネット裏に取り付けられたカメラ
から見た様子のプログラムや、天井に取り付けられたカ
メラから見た様子のプログラムが、夫々、別々のチャン
ネルを使って送られることが考えられる。また、水泳や
陸上の中継では、主となる野球中継のプログラムの他
に、各競技者の様子を示すプログラムが、夫々、別々の
チャンネルを使って送られることが考えられる。
【0006】このように、多チャンネルに渡って関連す
るプログラムが送られるようになると、単に主映像に副
映像を単に重ね合わせて表示するのではなく、これら関
連のある複数のプログラムから意味のある画面をユーザ
が自在に構成できるようにすることが望まれる。
【0007】したがって、この発明の目的は、互いに関
連する複数のプログラムの中から、ユーザの好みに応じ
たマルチ画面を構成できるようにした映像信号表示装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディジタル
処理された複数の映像プログラムを夫々デコードする複
数のデコード手段と、複数のデコード手段により夫々デ
コードされた映像信号の表示位置や拡大又は縮小率を自
在に設定する表示設定手段と、各表示設定手段により表
示位置や拡大又は縮小率が設定された映像信号を合成す
る合成手段とを備えてなる映像信号表示装置である。
【0009】この発明では、ディジタル処理された映像
プログラムは動き補償予測符号化方式で伝送されてお
り、映像プログラムに付加されている動き情報を基に、
映像プログラム中の動きの激しい部分を抽出して表示す
るようにしている。
【0010】複数のチャンネルに互いに関連するプログ
ラムが送信されるような場合に、各チャンネルの画面を
ユーザの好みに応じて1画面上にレイアウトして、マル
チ画面を形成することができると共に、ユーザは、画面
の位置や大きさを指定したり、1画面の中から所望の部
分を切り出して表示させたり、動き部分だけを抽出して
表示させたりすることができる。このため、ユーザは、
自分の好みに応じたマルチ画面を見ながら、放送を楽し
むことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。この発明は、複数のチャ
ンネルに互いに関連するプログラムが送信されるような
ディジタルテレビジョン放送を受信するようなテレビジ
ョン受信機に用いられる。
【0012】図1は、複数のチャンネルに互いに関連す
るプログラムが送信されるようなディジタルテレビジョ
ン放送の一例を示すものである。図1に示す例では、競
泳の中継のプログラムを送る例を示している。
【0013】図1において、カメラ1は、メインプログ
ラムを放送するためのものである。カメラ1は、競泳中
継のメインとなる競技者や会場の様子を中継している。
勿論、メインプログラムは、カメラ1の他に、競技場に
置かれている複数のカメラの映像の中から、そのときの
状況に応じて最適な映像のものを適宜切り換えて放送す
るようにしている。
【0014】カメラ2は、例えば競技場の天井に取り付
けられており、各競技者4A〜4Fが競技している全体
の様子を中継している。カメラ3は、例えば、水中カメ
ラで、ゴール付近の様子を水中から中継している。
【0015】これら、カメラ1、カメラ2、カメラ3
は、夫々、別々のチャンネルを使って送信され、カメラ
1のチャンネルでは、図2Aに示すような画面が放送さ
れ、カメラ2のチャンネルでは、図2Bに示すような画
面が放送され、カメラ3では、図2Cに示すような画面
が放送される。
【0016】この発明が適用されたテレビジョン受信機
では、上述のように、複数のチャンネルに互いに関連す
るプログラムが送信されるような場合に、各チャンネル
の画面をユーザの好みに応じて1画面上にレイアウトし
て、マルチ画面を形成することができるようにしてい
る。この際、ユーザは、画面の位置や大きさ(拡大又は
縮小率)を指定できると共に、1画面の中から所望の部
分を切り出して表示させたり、動き部分に追従させて表
示させたりすることができる。
【0017】図3は、複数のチャンネルの画面を合成し
てマルチ画面を構成した例を示すものであり、図3Aは
カメラ1で撮影されたメインプログラムの画像を示し、
図3Bはカメラ2で撮影された競技場全体のプログラム
の画像を示し、図3Cは、これらから形成されたマルチ
画面を示すものである。
【0018】図3Cに示すように、マルチ画面には、メ
インプログラムの表示エリア11と、全体の競技者の様
子を示す表示エリア12と、特定の競技者の様子を示す
表示エリア13とが設けられる。メインプログラムの表
示エリア11の画面は、図3Aに示すメインプログラム
のチャンネルの画像を縮小して、表示したものである。
全体の競技者の様子を示す表示エリア12の画面は、図
3Bに示す競技場全体のプログラムのチャンネルの画面
から、動きの激しい所だけを抽出して、表示したもので
ある。競泳では、競技者が泳いでいる所が動きの激しい
所なので、動きの激しい所だけを抽出した画面は、各競
技者の動きに追従した画面となる。特定の競技者の様子
を示す画面は、図3Bに示す競技場全体のプログラムの
画面から、ユーザが特定の競技者の様子を抜き出して表
示したものである。
【0019】このように、この発明が適用されたテレビ
ジョン受信機では、複数のチャンネルに互いに関連する
プログラムが送信されるような場合に、各チャンネルの
画面をユーザの好みに応じて1画面上にレイアウトし
て、マルチ画面を形成することができると共に、ユーザ
は、画面の位置や大きさを指定したり、1画面の中から
所望の部分を切り出して表示させたり、動き部分だけを
抽出して表示させたりすることができる。このため、ユ
ーザは、自分の好みに応じた画面を見ることができる。
【0020】すなわち、上述の競泳の例では、通常、メ
インプログラムのチャンネルでは、先頭の競技者の様子
等、多くの視聴者が好む画面が放送されている。ところ
が、全ての視聴者が常にそのような画面を見たいわけで
はなく、個々の視聴者は、自分の応援している競技者の
様子を見てみたいと考えていることが多い。また、先頭
の競技者や自分の応援している競技者の様子ばかりでな
く、各競技者の全体の画面から、競技全体の様子を見て
みたいと考えることも多い。
【0021】このような場合には、図3Cに示したよう
に、メインプログラムの表示エリア11にメインプログ
ラムを表示させ、表示エリア12に、全体の画面から各
競技者4A〜4Fを抜き出して表示させ、表示エリア1
3に、特定の競技者、例えば競技者4Cの様子を拡大し
て表示させる。これにより、ユーザは、メインプログラ
ムを見られると共に、自分の応援している競技者4Cの
様子も分かるし、また、競技の全体の様子も分かるよう
になる。
【0022】図4は、この発明が適用されたテレビジョ
ン受信機の一例を示すものである。このテレビジョン受
信機は、このように、複数のチャンネルに互いに関連す
るプログラムが送信されるようなディジタルテレビジョ
ン放送を受信し、上述のよう、各プログラムからマルチ
画面を形成できるようにしたものである。
【0023】図4において、アンテナ21で、地上波の
ディジタルテレビジョン放送信号が受信される。地上波
のディジタルテレビジョン放送では、VHF又はUHF
帯のテレビジョンチャンネルの周波数帯域が用いられ
る。そして、ディジタルテレビジョン放送では、画像圧
縮方式として、例えば、MPEG(Moving Picture Exp
erts Group)2が用いられる。
【0024】MPEG2方式は、動き補償予測符号化と
DCT(Discrete Cosine Transform )とにより映像信
号を圧縮符号化するもので、MPEG2方式では、I
(Intra )ピクチャと、P(Predicti)ピクチャと、B
(Bidirectionally Predictive)ピクチャと呼ばれる3
種類の画面が送られる。Iピクチャでは、同一のフレー
ムの画素を使ってDCT符号化が行なわれる。Pピクチ
ャでは、既に符号化されたIピクチャ又はPピクチャを
参照して、動き補償予測を用いたDCT符号化が行なわ
れる。Bピクチャでは、その前後のIピクチャ又はPピ
クチャを参照して、動き予測を用いたDCT符号化が行
なわれる。
【0025】アンテナ21からの受信信号は、チューナ
回路22に送られる。チューナ回路22には、マイクロ
プロセッサ20から、チャンネル設定信号が供給され
る。チューナ回路22で、マイクロプロセッサ20から
のチャンネル設定信号に基づいて、受信チャンネルが設
定される。チューナ回路22で、選択された受信チャン
ネルの信号が復調され、チューナ回路22からは、選択
されたチャンネルのMPEG2のデータストリームが出
力される。
【0026】チューナ回路22の出力がエラー訂正処理
回路23に供給される。エラー訂正回路23によりエラ
ー訂正処理が行なわれる。エラー訂正方式としては、例
えば外符号にリード・ソロモン符号、内符号に畳込み符
号が用いられており、エラー訂正回路23で、ビタビ復
号と、デインターリーブと、リード・ソロモン符号の復
号処理が行なわれる。
【0027】エラー訂正処理回路23の出力がデマルチ
プレクサ24に供給される。MPEG2方式のテレビジ
ョン放送では、188バイトからなるTS(Transport
Stream)パケットでデータが送られてくる。このTSパ
ケットは、ヘッダ部とデータ部とからなり、ヘッタ部に
は、パケット同期符号、パケット識別子(PID)等が
送られる。
【0028】デマルチプレクサ24は、マイクロプロセ
ッサ20の制御の下に、パケットヘッダのPIDを参照
して、所定の番組の映像パケットと、音声パケットとを
振り分けるものである。デマルチプレクサ20により、
例えば、前述したようなメインプログラムの画面を放送
しているチャンネルと、競技場の全体の画面を放送して
いるようなチャンネルと、ゴール付近の水中の様子を放
送しているようなチャンネルに対応して、3つのチャン
ネルの映像パケットと、音声パケットとが取り出され
る。
【0029】例えば、メインプログラムの画面を放送し
ているチャンネルの映像パケットは、映像デコード回路
25Aに送られ、競技場の全体の画面を放送しているよ
うなチャンネルの映像パケットは、映像デコード回路2
5Bに送られ、ゴール付近の水中の様子を放送している
ようなチャンネルの映像パケットは、映像デコード回路
25Cに送られる。また、音声パケットは、音声デコー
ド回路32に送られる。
【0030】映像デコード回路25A〜25Cは、MP
EG2方式により圧縮された映像信号を伸長し、ディジ
タル映像信号をデコードするものである。MPEG2方
式では、動き補償予測符号化とDCTにより映像信号が
圧縮符号化されており、Iピクチャと、Pピクチャと、
Bピクチャと呼ばれる3種類の画面が送られる。
【0031】映像デコード回路25A〜25Cは、可変
長符号の復号回路と、逆量子化回路と、IDCT回路
と、動き補償回路と、参照画面のデータを蓄積するフレ
ームメモリとを備えている。
【0032】図5は、映像デコード回路25A〜25C
の一例を示すものである。図5において、入力端子51
に、MPEG2のビットストリームが供給される。この
ビットストリームは、バッファメモリ52に一旦蓄えら
れる。
【0033】バッファメモリ52の出力が可変長復号化
回路53に供給される。可変長復号化回路53で、可変
長符号の復号が行なわれる。可変長復号化回路53から
は、DCTの係数データと、動きベクトルや、予測モー
ド、量子化スケール等のデータが出力される。DCT係
数データは、逆量子化回路54に供給される。逆量子化
回路54の量子化スケールは、可変長復号化回路53か
らの量子化スケール情報に応じて設定される。
【0034】動きベクトル情報及び予測モード情報は、
動き補償回路57に供給される。逆量子化回路54によ
り、DCT係数データが逆量子化される。この逆量子化
回路54の出力がIDCT回路55に供給される。ID
CT回路55の出力が加算回路56に供給される。加算
回路56には、動き補償回路57の出力が供給される。
【0035】フレームメモリ58は、参照画面をための
2フレーム分の映像と、Bプクチャを出力する際にマク
ロブロック内のフレーム画像をフィールドに変換するた
めの1枚分のフィールド画像を保持するものである。
【0036】Iピクチャでは、同一のフレームの画素を
使ってDCT符号化が行なわれる。このため、Iピクチ
ャの場合には、IDCT回路55からは、1フレームの
画面のデータが得られる。この画像データが加算回路5
6を介して、出力端子59から出力される。そして、こ
のときの画像データは、参照画面のデータとして、フレ
ームメモリ58に蓄えられる。
【0037】Pピクチャでは、Iピクチャ又はPピクチ
ャを参照して、動き補償予測を用いたDCT符号化が行
なわれる。このため、IDCT回路55からは、参照画
面との差分が出力される。参照画面のデータは、フレー
ムメモリ58に蓄えられている。また、動き補償回路5
7には、可変長復号化回路53から動きベクトルが供給
されている。Pピクチャを復号する場合には、フレーム
メモリ58からの参照フレームの画像は、動き補償回路
57で動き補償され、加算回路56に供給される。加算
回路56で、動き補償された参照画像のデータと、ID
CT回路55からの差分データとが加算される。これに
より、1フレームの画面のデータが得られる。この画像
データが出力端子59から出力される。そして、このと
きの画像データは、参照画面のデータとして、フレーム
メモリ58に蓄えられる。
【0038】Bピクチャでは、その前後のIピクチャ又
はPピクチャを参照して、動き予測を用いたDCT符号
化が行なわれている。このため、IDCT回路55から
は、前後の参照画面との差分が出力される。この前後の
参照画面のデータは、フレームメモリ58に蓄えられて
いる。Bピクチャを復号する場合には、フレームメモリ
58からの前後の参照フレームの画像は、動き補償回路
57で動き補償され、加算回路56に供給される。加算
回路56で、動き補償された前後の参照画像のデータ
と、IDCT回路55からの差分データとが加算され
る。これにより、1フレームの画面のデータが得られ
る。この画像データが出力端子59から出力される。
【0039】図2において、映像デコード回路25A〜
25Cからは、各チャンネルのディジタル映像信号が出
力される。映像デコード回路25Aの出力は、メモリコ
ントローラ26Aを介して、画像メモリ27Aに一旦蓄
えられる。映像デコード回路25Bの出力は、メモリコ
ントローラ26Bを介して、画像メモリ27Bに一旦蓄
えられる。映像デコード回路25Cの出力は、メモリコ
ントローラ26Cを介して、画像メモリ27Cに一旦蓄
えられる。
【0040】メモリコントローラ26A〜26Cは、マ
イクロプロセッサ20からの制御の基に、画像メモリ2
7A〜27Cの読み出し/書き込みを制御する。マイク
ロプロセッサ20には、リモートコマンダ35から、ユ
ーザ入力が与えられる。リモートコマンダ35の操作に
より、ユーザ入力に応じて、メモリ27A〜27Cの読
み出し/書き込みを制御するすることにより、各チャン
ネルの画面の位置や大きさ(拡大又は縮小率)を自在に
設定できる。
【0041】また、上述のように、MPEG2方式のデ
ィジタルテレビジョン放送では、動きベクトルが送られ
ており、図5に示したように、可変長復号化回路53か
らは、動きベクトルが出力される。この動きベクトルか
ら、画面上で動きの激しい部分が検出できる。
【0042】映像デコード回路25A〜25Cからは動
きベクトルが出力され、この動きベクトルが動き領域抽
出回路28A〜28Cに夫々供給される。動き領域抽出
回路28A〜28Cにより、画面上の動きの激しい部分
が検出される。画面上から動きの激しい部分を抽出する
場合には、画像メモリ27A〜27Cから、この動き領
域抽出回路28A〜28Cにより検出された部分が抽出
される。
【0043】画像メモリ27A〜27Cを介された映像
デコード回路25A〜25Cの出力は、合成回路29に
供給される。合成回路29により、各チャンネルの映像
信号が合成される。合成回路29の出力がアナログ変換
回路30に供給される。アナログ変換回路30で、ディ
ジタル映像信号がアナログ映像信号に変換される。この
アナログ映像信号が出力端子31から出力される。
【0044】デマルチプレクサ24からの音声パケット
は、音声デコード回路32に送られ、音声デコード回路
32で、音声パケットがデジタル音声信号に変換され
る。ディジタル音声信号は、16ビット或いはそれ以上
の精度を有しいる。音声デコード回路32の出力がアナ
ログ変換回路33に供給される。アナログ変換回路33
で、ディジタル音声信号がアナロク音声信号に変換され
る。このアナログ音声信号が出力端子34から出力され
る。
【0045】以上のように、この発明が適用されたテレ
ビジョン受信機では、リモートコマンダ31の操作する
ことで、マイクロプロセッサ20からの制御の基に、画
像メモリ27A〜27Cの読み出し/書き込みを自在に
設定できる。これにより、マルチチャンネルを構成する
際の各チャンネルの画面の位置や大きさ(拡大/縮小)
を自在に設定できる。また、映像デコード回路25A〜
25Cからは動きベクトルが出力され、この動きベクト
ルが動き領域抽出回路28A〜28Cに夫々供給され、
動き領域抽出回路28A〜28Cにより、画面上の動き
の激しい部分が検出される。この動き領域抽出回路28
A〜28Cにより検出された部分を抽出することによ
り、画面上で動きの激しい部分だけを抽出することかで
きる。したがって、複数のチャンネルに互いに関連する
プログラムが送信されるような場合に、ユーザの好みに
応じて、画面の位置や大きさを指定して、更に、動き部
分だけを抽出して、ユーザが好みのマルチ画面を形成す
ることができる。
【0046】なお、上述の例では、1枚の画面中からユ
ーザが抜き出したい画面をエリアを指定して抜き出すよ
うにしているが、送信されてくる信号中にインデックス
信号を付加しておき、このインデックス信号に基づいて
抜き出すエリアを指定するようにしても良い。
【0047】また、上述の例では、地上波放送のディジ
タルテレビジョン放送について説明したが、この発明
は、衛星放送のディジタルテレビジョン放送や、CAT
V放送にも適用できることは勿論のことである。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、複数のチャンネルに
互いに関連するプログラムが送信されるような場合に、
各チャンネルの画面をユーザの好みに応じて1画面上に
レイアウトして、マルチ画面を形成することができると
共に、ユーザは、画面の位置や大きさを指定したり、1
画面の中から所望の部分を切り出して表示させたり、動
き部分だけを抽出して表示させたりすることができる。
このため、ユーザは、自分の好みに応じたマルチ画面を
見ながら、放送を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタルテレビジョン放送の説明に用いる略
線図である。
【図2】この発明が適用されたテレビジョン受信機の説
明に用いる略線図である。
【図3】この発明が適用されたテレビジョン受信機の説
明に用いる略線図である。
【図4】この発明が適用されたテレビジョン受信機の一
例のブロック図である。
【図5】この発明が適用されたテレビジョン受信機にお
ける映像デコード回路の一例のブロック図である。
【符号の説明】
25A、25B、25C・・・映像デコード回路,26
A,26B,26C・・・メモリコントローラ,27
A,27B,27C・・・画像メモリ,28A,28
B,28C・・・動き抽出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 H04N 7/137 Z 7/32 Fターム(参考) 5C023 AA02 AA14 AA27 AA38 BA15 DA04 DA08 5C059 KK37 KK38 MA00 MA01 MA23 ME01 NN24 PP04 RA06 RC32 RF05 UA33 5C063 AA01 AB03 AB11 AC01 BA12 CA09 CA11 CA36 5C082 AA02 BA20 BA41 BB15 CA32 CA55 DA26 MM05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル処理された複数の映像プログ
    ラムを夫々デコードする複数のデコード手段と、 上記複数のデコード手段により夫々デコードされた映像
    信号の表示位置や拡大又は縮小率を自在に設定する表示
    設定手段と、 上記各表示設定手段により表示位置や拡大又は縮小率が
    設定された映像信号を合成する合成手段とを備えてなる
    映像信号表示装置。
  2. 【請求項2】 上記ディジタル処理された映像プログラ
    ムは動き補償予測符号化方式で伝送されており、上記映
    像プログラムに付加されている動き情報を基に、上記映
    像プログラム中の動きの激しい部分を抽出して表示する
    ようにした請求項1に記載の映像信号表示装置。
  3. 【請求項3】 上記複数の映像プログラムは、互いに関
    連したプログラムである請求項1に記載の映像信号表示
    装置。
  4. 【請求項4】 上記複数の映像プログラムは、ディジタ
    ルテレヒジョン放送での各チャンネルで送られてくるよ
    うにした請求項1に記載の映像信号表示装置。
JP18092498A 1998-06-26 1998-06-26 映像信号表示装置 Pending JP2000023030A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007108224A1 (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Sharp Kabushiki Kaisha 多重映像表示装置、画面形成プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
US8292711B2 (en) 2006-10-30 2012-10-23 Konami Digital Entertainment Co., Ltd. Moving picture processing device and program

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WO2007108224A1 (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Sharp Kabushiki Kaisha 多重映像表示装置、画面形成プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
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