JP2000023014A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP2000023014A
JP2000023014A JP10183719A JP18371998A JP2000023014A JP 2000023014 A JP2000023014 A JP 2000023014A JP 10183719 A JP10183719 A JP 10183719A JP 18371998 A JP18371998 A JP 18371998A JP 2000023014 A JP2000023014 A JP 2000023014A
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JP10183719A
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Harumi Aoki
晴美 青木
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被計測物体の3次元形状等を検出するととも
に2次元画像を撮影することが可能であり、電力消費を
できるだけ抑える。 【解決手段】 レリーズスイッチ15が全押しされてい
ることを確認すると(ステップ101)、ステップ10
2において、ビデオ(V)モードと距離測定(D)モー
ドのいずれが選択されているかを判定する。これらのモ
ード間における切替はV/Dモード切替スイッチを操作
することによって行なう。Dモードが選択されていると
き、ステップ103〜ステップ110において、被計測
物体の3次元形状を測定する。Vモードが選択されてい
るとき、ステップ111、112において被計測物体の
2次元画像を撮影する。Vモードでは測距光制御(ステ
ップ103)は行なわれず、測距光の発光が禁止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光伝播時間
測定法を用いて被計測物体の3次元形状等を検出すると
ともに、2次元画像を撮影することができる画像入力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来被計測物体の3次元形状を検出する
ともに2次元画像を撮影することができる装置として、
国際公開97/01111号公報に開示されたものが知られてい
る。この装置では、被計測物体に赤外線を照射し、その
反射光を検出することによって、被計測物体までの距離
が三角測量の原理に従って計測される。また、この距離
計測と同時に、被計測物体の2次元画像が撮影可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来装置は3次元
形状の計測を行なうことを前提として構成されており、
常に被写体に対して距離計測用の赤外線が照射される。
したがって2次元画像のみが必要な場合であっても、赤
外線の発光のために常に電力を消費するという問題を有
している。
【0004】本発明は、被計測物体の3次元形状等を検
出するとともに2次元画像を撮影することが可能であ
り、電力消費をできるだけ抑えることができる画像入力
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像入力装置
は、被計測物体に対して測距光を照射するとともに、被
計測物体からの反射光を検出することによって、被計測
物体までの距離を計測する測距手段と、被計測物体の2
次元画像を撮影する撮影手段と、測距手段と撮影手段の
一方を選択的に駆動することができる制御手段とを備え
たことを特徴としている。
【0006】好ましくは制御手段は、撮影手段を駆動す
るとき測距光の照射を禁止する。測距手段は例えば、被
計測物体に測距光を照射する光源と、被計測物体からの
反射光を受け、受光量に応じた電荷が蓄積する複数の光
電変換素子と、光電変換素子に隣接して設けられた信号
電荷保持部と、光電変換素子に蓄積した不要電荷を光電
変換素子から掃出してその動作を中止することにより、
光電変換素子における信号電荷の蓄積動作を開始させる
蓄積電荷掃出手段と、光電変換素子に蓄積した信号電荷
を信号電荷保持部に転送する信号電荷転送手段と、蓄積
電荷掃出手段と信号電荷転送手段とを交互に駆動するこ
とにより信号電荷保持部において信号電荷を積分する信
号電荷積分手段とを備える。
【0007】光電変換素子は例えば電荷蓄積型であり、
かつ2次元的に配列される。この場合、光電変換素子が
基板に沿って形成され、蓄積電荷掃出手段が不要電荷を
基板側に掃出すように構成されることが好ましい。
【0008】信号電荷保持部は好ましくは、信号電荷を
3次元画像入力装置の外部に出力するための垂直転送部
である。光電変換素子と信号電荷保持部は、例えば縦型
オーバフロードレイン構造のインターライン型CCDと
して構成される。
【0009】蓄積電荷掃出手段によって出力され、不要
電荷を掃出すための電荷掃出し信号と、信号電荷転送手
段によって出力され、信号電荷を転送するための電荷転
送信号とは、好ましくはそれぞれパルス信号である。こ
の場合、光源によって、所定のパルス幅を有するパルス
状の測距光が出力され、電荷掃出し信号が出力されてか
ら電荷転送信号が出力されるまでの第1の電荷蓄積期間
中、測距光のパルスが出力されることによって、距離情
報に対応した信号電荷が信号電荷保持部において積分さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態である
画像入力装置を備えたカメラの斜視図である。
【0011】カメラ本体10の前面において、撮影レン
ズ11の左上にはファインダ窓12が設けられ、右上に
はストロボ13が設けられている。カメラ本体10の上
面において、撮影レンズ11の真上には、測距光である
レーザ光を照射する発光装置(光源)14が配設されて
いる。発光装置14の左側にはレリーズスイッチ15と
液晶表示パネル16が設けられ、また右側にはモード切
替ダイヤル17とV/Dモード切替スイッチ18が設け
られている。カメラ本体10の側面には、PCカードを
挿入するためのカード挿入口19が形成され、また、ビ
デオ出力端子20とインターフェースコネクタ21が設
けられている。
【0012】図2は図1に示すカメラの回路構成を示す
ブロック図である。撮影レンズ11の中には絞り25が
設けられている。絞り25の開度はアイリス駆動回路2
6によって調整される。撮影レンズ11の焦点調節動作
およびズーミング動作はレンズ駆動回路27によって制
御される。
【0013】撮影レンズ11の光軸上には撮像素子(C
CD)28が配設されている。CCD28には、撮影レ
ンズ11によって被写体像が形成され、被写体像に対応
した電荷が発生する。CCD28における電荷の蓄積動
作、電荷の読出動作等の動作はCCD駆動回路30によ
って制御される。CCD28から読み出された電荷信号
すなわち画像信号はアンプ31において増幅され、A/
D変換器32においてアナログ信号からデジタル信号に
変換される。デジタルの画像信号は撮像信号処理回路3
3においてガンマ補正等の処理を施され、画像メモリ3
4に一時的に格納される。アイリス駆動回路26、レン
ズ駆動回路27、CCD駆動回路30、撮像信号処理回
路33はシステムコントロール回路35によって制御さ
れる。
【0014】画像信号は画像メモリ34から読み出さ
れ、LCD駆動回路36に供給される。LCD駆動回路
36は画像信号に応じて動作し、これにより画像表示L
CDパネル37には、画像信号に対応した画像が表示さ
れる。
【0015】また画像メモリ34から読み出された画像
信号はTV信号エンコーダ38に送られ、ビデオ出力端
子20を介して、カメラ本体10の外部に設けられたモ
ニタ装置39に伝送可能である。システムコントロール
回路35はインターフェース回路40に接続され、イン
ターフェース回路40はインターフェースコネクタ21
に接続されている。したがって画像メモリ34から読み
出された画像信号は、インターフェースコネクタ21に
接続されたコンピュータ41に伝送可能である。またシ
ステムコントロール回路35は、記録媒体制御回路42
を介して画像記録装置43に接続されている。したがっ
て画像メモリ34から読み出された画像信号は、画像記
録装置43に装着されたICメモリカード等の記録媒体
Mに記録可能である。
【0016】システムコントロール回路35には、発光
素子制御回路44が接続されている。発光装置14には
発光素子14aと照明レンズ14bが設けられ、発光素
子14aの発光動作は発光素子制御回路44によって制
御される。発光素子14aは測距光であるレーザ光を照
射するものであり、このレーザ光は照明レンズ14bを
介して被計測物体に照射される。被計測物体において反
射した光は撮影レンズ11に入射する。この光をCCD
28によって検出することにより、後述するように被計
測物体の3次元画像が計測される。
【0017】システムコントロール回路35には、レリ
ーズスイッチ15、モード切替ダイヤル17、V/Dモ
ード切替スイッチ18から成るスイッチ群45と、液晶
表示パネル46とが接続されている。
【0018】図3および図4を参照して、本実施形態に
おける距離測定の原理を説明する。なお図4において横
軸は時間tである。
【0019】距離測定装置Bから出力された測距光は被
計測物体Sにおいて反射し、図示しないCCDによって
受光される。測距光は所定のパルス幅Hを有するパルス
状の光であり、したがって被計測物体Sからの反射光
も、同じパルス幅Hを有するパルス状の光である。また
反射光のパルスの立ち上がりは、測距光のパルスの立ち
上がりよりも時間δ・t(δは遅延係数)だけ遅れる。
測距光と反射光は距離計測装置Tと被計測物体Sの間の
2倍の距離rを進んだことになるから、その距離rは r=δ・t・C/2 ・・・(1) により得られる。ただしCは光速である。
【0020】例えば測距光のパルスの立ち上がりから反
射光を検知可能な状態に定め、反射光のパルスが立ち下
がる前に検知不可能な状態に切換えるようにすると、す
なわち反射光検知期間Tを設けると、この反射光検知期
間Tにおける受光量Aは距離rの関数である。すなわち
受光量Aは、距離rが大きくなるほど(時間δ・tが大
きくなるほど)小さくなる。
【0021】本実施形態では上述した原理を利用して、
CCD28に設けられ、2次元的に配列された複数のフ
ォトダイオード(光電変換素子)においてそれぞれ受光
量Aを検出することにより、カメラ本体10から被計測
物体Sの表面の各点までの距離をそれぞれ検出し、被計
測物体Sの表面形状に関する3次元画像のデータを一括
して入力している。
【0022】図5は、CCD28に設けられるフォトダ
イオード51と垂直転送部52の配置を示す図である。
図6は、CCD28を基板53に垂直な平面で切断して
示す断面図である。このCCD28は従来公知のインタ
ーライン型CCDであり、不要電荷の掃出しにVOD
(縦型オーバーフロードレイン)方式を用いたものであ
る。
【0023】フォトダイオード51と垂直転送部(信号
電荷保持部)52はn型基板53の面に沿って形成され
ている。フォトダイオード51は2次元的に格子状に配
列され、垂直転送部52は所定の方向(図5において上
下方向)に1列に並ぶフォトダイオード51に隣接して
設けられている。垂直転送部52は、1つのフォトダイ
オード51に対して4つの垂直転送電極52a,52
b,52c,52dを有している。したがって垂直転送
部52では、4つのポテンシャルの井戸が形成可能であ
り、従来公知のように、これらの井戸の深さを制御する
ことによって、信号電荷をCCD28から出力すること
ができる。なお、垂直転送電極の数は目的に応じて自由
に変更できる。
【0024】基板53の表面に形成されたp型井戸の中
にフォトダイオード51が形成され、p型井戸とn型基
板53の間に印加される逆バイアス電圧によってp型井
戸が完全空乏化される。この状態において、入射光(被
計測物体からの反射光)の光量に応じた電荷がフォトダ
イオード51において蓄積される。基板電圧Vsub を所
定値以上に大きくすると、フォトダイオード51に蓄積
した電荷は、基板53側に掃出される。これに対し、転
送ゲート部54に電荷転送信号(電圧信号)が印加され
たとき、フォトダイオード51に蓄積した電荷は垂直転
送部52に転送される。すなわち電荷掃出し信号によっ
て電荷を基板53側に掃出した後、フォトダイオード5
1に蓄積した信号電荷を、電荷転送信号によって垂直転
送部52側に転送することにより、いわゆる電子シャッ
タ動作が実現される。
【0025】図7は、被計測物体の表面の各点までの距
離に関するデータを検出する距離情報検出動作のタイミ
ングチャートである。図1、図2、図5〜図7を参照し
て距離情報検出動作を説明する。
【0026】垂直同期信号S1の出力に同期して電荷掃
出し信号(パルス信号)S2が出力され、これによりフ
ォトダイオード51に蓄積していた不要電荷が基板53
の方向に掃出される。電荷掃出し信号S2の出力の終了
と同時に発光装置14が起動され、一定のパルス幅を有
するパルス状の測距光S3が出力される。測距光S3は
被計測物体において反射し、CCD28に入射する。す
なわちCCD28によって被計測物体からの反射光S4
が受光される。測距光S3の出力から一定時間が経過し
たとき、電荷転送信号(パルス信号)S5が出力され、
これによりフォトダイオード51に蓄積された電荷が垂
直転送部52に転送される。なお、電荷転送信号S5の
出力は、測距光の出力の終了よりも前に行なわれる。
【0027】このように電荷掃出し信号S2の出力の終
了から電荷転送信号S5の出力開始までの期間TU1
間、フォトダイオード51には、被計測物体までの距離
に対応した信号電荷が蓄積される。すなわち測距光S3
が出力される期間TS と電荷蓄積期間TU1は同時に開始
するが、電荷蓄積期間TU1の方が早く終了し、反射光S
4の一部のみがCCD28によって検知され、検知され
た光によって生じる信号電荷S6は被計測物体までの距
離に対応している。換言すれば、被計測物体からの反射
光S4のうち、電荷蓄積期間TU1内にフォトダイオード
51に到達した光に対応した信号電荷S6がフォトダイ
オード51に蓄積される。この信号電荷S6は、電荷転
送信号S5によって垂直転送部52に転送される。なお
測距光S3の出力期間TS は電荷蓄積期間TU1よりも早
く開始してもよい。
【0028】電荷転送信号S5の出力から一定時間が経
過した後、再び電荷掃出し信号S2が出力され、垂直転
送部52への信号電荷の転送後にフォトダイオード51
に蓄積された不要電荷が基板53の方向へ掃出される。
すなわち、フォトダイオード51において新たに信号電
荷の蓄積が開始する。そして、上述したのと同様に、電
荷蓄積期間TU1が経過したとき、信号電荷は垂直転送部
52へ転送される。
【0029】このような信号電荷S6の垂直転送部53
への転送動作は、次の垂直同期信号S1が出力されるま
で、繰り返し実行される。これにより垂直転送部52に
おいて、信号電荷S6が積分され、1フィールドの期間
(2つの垂直同期信号S1によって挟まれる期間)に積
分された信号電荷S6は、その期間被計測物体が静止し
ていると見做せれば、被計測物体までの距離情報に対応
している。
【0030】以上説明した信号電荷S6の検出動作は1
つのフォトダイオード51に関するものであり、全ての
フォトダイオード51においてこのような検出動作が行
なわれる。1フィールドの期間の検出動作の結果、各フ
ォトダイオード51に隣接した垂直転送部52の各部位
には、そのフォトダイオード51によって検出された距
離情報が保持される。この距離情報は垂直転送部52に
おける垂直転送動作におよび図示しない水平転送部にお
ける水平転送動作によってCCD28から出力され、被
計測物体の3次元画像データとして、3次元画像入力装
置の外部に取り出される。
【0031】図8は距離情報検出動作と2次元画像の撮
影動作とを実行するプログラムのフローチャートであ
る。図1、図2、図5、図7および図8を参照して、こ
れらの動作を説明する。
【0032】ステップ101においてレリーズスイッチ
15が全押しされていることが確認されるとステップ1
02が実行され、ビデオ(V)モードと距離測定(D)
モードのいずれが選択されているかが判定される。これ
らのモード間における切替はV/Dモード切替スイッチ
18を操作することによって行なわれる。
【0033】Dモードが選択されているとき、ステップ
103において垂直同期信号S1が出力されるとともに
測距光制御が開始される。すなわち発光装置14が駆動
され、パルス状の測距光S3が断続的に出力される。次
いでステップ104が実行され、CCD28による検知
制御が開始される。すなわち距離情報検出動作が開始さ
れ、電荷掃出し信号S2と電荷転送信号S5が交互に出
力されて、距離情報の信号電荷S6が垂直転送部52に
おいて積分される。
【0034】ステップ105では、距離情報検出動作の
開始から1フィールド期間が終了したか否か、すなわち
新たに垂直同期信号S1が出力されたか否かが判定され
る。1フィールド期間が終了するとステップ106へ進
み、距離情報の信号電荷S6がCCD28から出力され
る。この信号電荷S6はステップ107において画像メ
モリ34に一時的に記憶される。ステップ108では測
距光制御がオフ状態に切換えられ、発光装置14の発光
動作が停止する。
【0035】ステップ109では、ステップ103〜1
08において得られた距離情報を用いて距離測定(D)
データの演算処理が行なわれ、ステップ110において
Dデータが出力されてこのプログラムは終了する。
【0036】一方、ステップ102においてVモードが
選択されていると判定されたとき、ステップ111にお
いて測距光制御がオフ状態に切換えられる。すなわちV
モードでは測距光の照射が禁止される。ステップ112
では、CCD28による通常の撮影動作(CCDビデオ
制御)がオン状態に定められ、2次元画像の撮影が行な
われて、このプログラムは終了する。
【0037】以上のように本実施形態によれば、被計測
物体の3次元形状を計測する距離情報検出動作と、被計
測物体の2次元画像の撮影動作とを選択的に実行するこ
とができる。そして撮影動作時には測距光(赤外レーザ
光)の発光が禁止されるので、電力消費を抑えることが
できる。
【0038】また本実施形態によれば、光シャッタを必
要としないので、3次元画像入力装置を小型化すること
ができ、かつ安価に製造することができる。また本実施
形態は、被計測物体までの距離を1回測定するために多
数の電荷掃出し信号(パルス信号)を出力して信号電荷
S6を積分するように構成されているので、十分に大き
い出力を得ることができる。
【0039】さらに本実施形態によれば、被計測物体に
対して測距光を走査することなく、被計測物体の表面形
状に関する3次元画像のデータ、すなわち距離情報を一
括して計測することができる。したがって被計測物体の
3次元画像を得るまでの時間を大幅に短縮することが可
能となる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被計測物
体の3次元形状等を検出するとともに2次元画像を撮影
することが可能であり、電力消費をできるだけ抑えるこ
とができる画像入力装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である画像入力装置を備え
たカメラの斜視図である。
【図2】図1に示すカメラの回路構成を示すブロック図
である。
【図3】測距光による距離測定の原理を説明するための
図である。
【図4】測距光、反射光、ゲートパルス、およびCCD
が受光する光量分布を示す図である。
【図5】CCDに設けられるフォトダイオードと垂直転
送部の配置を示す図である。
【図6】CCDを基板に垂直な平面で切断して示す断面
図である。
【図7】被計測物体までの距離に関するデータを検出す
る距離情報検出動作のタイミングチャートである。
【図8】距離情報検出動作と2次元画像の撮影動作を実
行するプログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
10 カメラ本体 14 発光装置 15 レリーズスイッチ S 被計測物体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計測物体に対して測距光を照射すると
    ともに、前記被計測物体からの反射光を検出することに
    よって、前記被計測物体までの距離を計測する測距手段
    と、 前記被計測物体の2次元画像を撮影する撮影手段と、 前記測距手段と撮影手段の一方を選択的に駆動すること
    ができる制御手段とを備えたことを特徴とする画像入力
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記撮影手段を駆動す
    るとき、前記測距光の照射を禁止することを特徴とする
    請求項1に記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記測距手段が、 前記被計測物体に測距光を照射する光源と、 前記被計測物体からの反射光を受け、受光量に応じた電
    荷が蓄積する複数の光電変換素子と、 前記光電変換素子に隣接して設けられた信号電荷保持部
    と、 前記光電変換素子に蓄積した不要電荷を前記光電変換素
    子から掃出してその動作を中止することにより、前記光
    電変換素子における信号電荷の蓄積動作を開始させる蓄
    積電荷掃出手段と、 前記光電変換素子に蓄積した信号電荷を前記信号電荷保
    持部に転送する信号電荷転送手段と、 前記蓄積電荷掃出手段と前記信号電荷転送手段とを交互
    に駆動することにより前記信号電荷保持部において前記
    信号電荷を積分する信号電荷積分手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記光電変換素子が電荷蓄積型であり、
    かつ2次元的に配列されることを特徴とする請求項3に
    記載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記光電変換素子が基板に沿って形成さ
    れ、前記蓄積電荷掃出手段が不要電荷を前記基板側に掃
    出すことを特徴とする請求項4に記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記信号電荷保持部が前記信号電荷を3
    次元画像入力装置の外部に出力するための垂直転送部で
    あることを特徴とする請求項3に記載の画像入力装置。
  7. 【請求項7】 前記光電変換素子と信号電荷保持部が、
    縦型オーバフロードレイン構造のインターライン型CC
    Dとして構成されることを特徴とする請求項3に記載の
    画像入力装置。
  8. 【請求項8】 前記蓄積電荷掃出手段によって出力さ
    れ、前記不要電荷を掃出すための電荷掃出し信号と、前
    記信号電荷転送手段によって出力され、前記信号電荷を
    転送するための電荷転送信号とがそれぞれパルス信号で
    あることを特徴とする請求項3に記載の画像入力装置。
  9. 【請求項9】 前記光源によって、所定のパルス幅を有
    するパルス状の測距光が出力され、前記電荷掃出し信号
    が出力されてから前記電荷転送信号が出力されるまでの
    第1の電荷蓄積期間中、前記測距光のパルスが出力され
    ることによって、距離情報に対応した信号電荷が前記信
    号電荷保持部において積分されることを特徴とする請求
    項8に記載の画像入力装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296032A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Topcon Corp 位置検出装置
JP2010091378A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Toyota Motor Corp 画像取得装置及び方法

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