JP2000020416A - データ通信装置、データ通信方法およびデータ通信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データ通信装置、データ通信方法およびデータ通信プログラムを記録した記録媒体

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JP2000020416A
JP2000020416A JP10187530A JP18753098A JP2000020416A JP 2000020416 A JP2000020416 A JP 2000020416A JP 10187530 A JP10187530 A JP 10187530A JP 18753098 A JP18753098 A JP 18753098A JP 2000020416 A JP2000020416 A JP 2000020416A
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Akiyoshi Yamaguchi
明美 山口
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ASN.1符号化メッセージにより記述され
る通信手順を使用して通信を行うデータ通信装置におい
て、上記通信手順を簡易化する。 【解決手段】 メッセージ送受信端末1において、相手
端末識別部3にて相手端末が自端末と同一機種であるか
否かを識別し、同一である場合には、メッセージ作成部
4における送信メッセージの作成に当たって、端末能力
に依存する情報についてはPER符号化部5における符
号化処理を省略する。また、他の端末から受信したメッ
セージについては、端末能力に依存する情報に関してP
ER復号化部10における復号化処理を省略する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ASN.1(Abst
ract Syntax Notation One)メッセージにより記述され
る通信手順を使用したデータ通信装置、データ通信方法
およびデータ通信プログラムを記録した記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】音声や画像など各種のマルチメディア通
信の開始時には、通信を開始しようとする端末間で、接
続の要求や互いの端末の状態、アドレスなどが通知され
る。これらを通知する手段として、メッセージを使用す
る方法がある。このメッセージの構文記法として広く用
いられているものに、ITU−T勧告X.680で規定
されているASN.1構文がある。上記ASN.1構文
に従って構成されるメッセージを送信するためには、上
記メッセージを伝送に適した転送構文で記述しなければ
ならない。このような転送構文の記述の規則を規定した
ものに、同じく勧告X.680で規定されているBAR
符号化規則と、ITU−T勧告X.691で規定されて
いるPER符号化規則とがある。BAR符号化規則がオ
クテット列データでメッセージを記述しているのに対
し、PER符号化規則は伝送路をより効率的に使用する
ために、最低限のビット単位で表したビット列データで
メッセージを記述している。
【0003】通信を行う端末の開発は多くのメーカーで
行われているが、端末の開発過程はメーカーにより様々
である。これら端末の相互接続を可能とするために、マ
ルチメディア通信の制御方法を規定したITU−T勧告
H.245や、多重化の方法を規定したITU−T勧告
H.225.0など、標準となる勧告が定められてい
る。
【0004】上述のASN.1メッセージにより記述さ
れる通信手順を使用した端末の構造例およびその動作を
説明する。図17に、メッセージの送信および受信を行
うメッセージ送受信端末51のブロック図を示す。ま
た、図18および図19に、メッセージ送信時および受
信時の動作を示す。なお、図17においては制御信号は
省略している。
【0005】図17に示すように、メッセージ送受信端
末51は、通信制御部52、PER符号化部53、送信
処理部54、受信処理部56およびPER復号化部57
から構成される。通信制御部52は、他の各ブロックに
対して指示を出すなど、通信手順の制御を行う。
【0006】メッセージ送信時には、図18に示すよう
に、PER符号化部53は、通信制御部52より入力さ
れるメッセージ作成指示(S101)に基づき、メッセ
ージを作成する(S102)。ここで作成されるメッセ
ージは、ITU−T勧告X.691に規定されているP
ER符号化規則に基づき、伝送に適した転送構文で表現
され、ビット列のデータとして送信処理部54に出力さ
れる。送信処理部54は、PER符号化部53より入力
されたデータ58aを、伝送路に適した形に整形(S1
03)し、その整形したデータ58bを伝送路55に出
力する(S104)。上記の整形とは、例えば、通信プ
ロトコルとしてTCP/IPを伝送に使用する場合で
は、IPパケットヘッダおよびTCPパケットヘッダを
データ58aに付加するという処理である。
【0007】次に、メッセージ受信時には、図19に示
すように、受信処理部56は、伝送路55よりデータ5
8cが入力される(S111)と、入力されたデータ5
8cより実データ58dを取り出し(S112)、デー
タ58dをPER復号化部57に出力する。実データ5
8dを取り出す操作は、例えば、受信するデータがIP
パケットである場合は、パケットヘッダを取り除くこと
を意味する。PER復号化部57は、データ58dが入
力されると、PER符号化規則に基づいて符号化されて
いるデータの内容を解釈し(S113)、データ58d
に含まれている情報を通信制御部52に通知する(S1
14)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記PER
符号化規則では、メッセージデータをビット単位で操作
するため、符号化・復号化の操作が複雑である。特に、
PER符号化をソフトウエアにおいて実現しようとする
とき、C言語などの高級言語においてビット操作を行わ
なければならず、処理負荷が増える。
【0009】また、上記勧告で規定されているメッセー
ジには、相手が既知の端末である場合には省略できる部
分もあり、同じ端末で通信を行う場合には、その分冗長
なものとなる。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、ASN.1符号化メッセ
ージにより記述される通信手順を使用して通信を行う端
末において、ビット単位での複雑なデータ操作が必要
な、PER符号化・復号化の処理の冗長な部分を省略す
ることで上記通信手順を簡易化することができるデータ
通信装置、データ通信方法およびデータ通信プログラム
を記録した記録媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1のデータ通信装
置は、上記の課題を解決するために、他のデータ通信装
置との間で符号化メッセージを送受して、当該他のデー
タ通信装置との通信を行うデータ通信装置において、相
手側のデータ通信装置に送信するデータの符号化を行う
符号化手段と、相手側のデータ通信装置から受信したデ
ータの復号化を行う復号化手段とを有し、上記符号化手
段および復号化手段は、相手側のデータ通信装置が自己
側のデータ通信装置と同一の機種である場合に、それぞ
れ、データの符号化および復号化の一部を省略すること
を特徴としている。
【0012】請求項2のデータ通信装置は、上記の課題
を解決するために、請求項1の構成に加えて、相手側の
データ通信装置の機種を識別する相手機種識別手段を有
し、上記相手機種識別手段によって、相手側のデータ通
信装置が自己側のデータ通信装置と同一の機種であると
判断された場合には、上記符号化手段および復号化手段
におけるデータの符号化および復号化の一部を省略し、
上記相手機種識別手段によって、相手側のデータ通信装
置が自己側のデータ通信装置と同一の機種でないと判断
された場合には、上記符号化手段および復号化手段にお
けるデータの符号化および復号化の省略を行わないこと
を特徴としている。
【0013】上記の請求項1および2の構成によれば、
ビット単位での複雑なデータ操作が必要な、ASN.1
メッセージのPER符号化規則に基づくデータ通信にお
いて、符号化・復号化の処理のうち、その冗長な部分を
省略することで手順を簡易化することができる。
【0014】すなわち、従来の通信では、メッセージの
送受信を行う場合、異なる種類の装置間でも通信できる
ようにITU−Tで定められた勧告などに従って、メッ
セージの送信側装置においては勧告に定められたシンタ
ックスに従ってメッセージをPER符号化し、メッセー
ジの受信側装置においては受信したメッセージをPER
復号化している。この勧告に従ったメッセージの中に
は、相手側装置に依存した能力情報など、相手が同一機
種のデータ通信装置である場合には冗長となる情報も含
まれる。尚、上述の同一機種のデータ通信装置とは、例
えば、同一メーカーの製品等で、その能力を予め記憶さ
せておくことができるような種類のデータ通信装置を指
す。
【0015】相手側のデータ通信装置が自己側のデータ
通信装置と同一機種の場合、メッセージの送信時にPE
R符号化を行う際に、上記の冗長な情報のPER符号化
を省略し、メモリ等に記録しておいた符号化した情報を
読み出して使用することで、PER符号化に係る処理を
短縮できる。また、受信側では受信したメッセージのう
ち冗長な情報については復号化せず、そのビット数分読
み飛ばして他の部分についてのみPER復号化すれば、
PER復号化に係る処理を短縮できる。
【0016】また、請求項2の構成によれば、メッセー
ジ伝送を行う前に相手データ通信装置の機種を識別し、
相手が同一機種のデータ通信装置でなかった場合には、
従来どおりのPER符号化・復号化を行う手順に切り替
えてメッセージ伝送を行う。これにより、一般の通信ネ
ットワークに接続されたデータ通信装置においても、相
手が同一機種のデータ通信装置であった場合に、PER
符号化および復号化に係る処理を短縮できる。
【0017】請求項3のデータ通信方法は、上記の課題
を解決するために、2台のデータ通信装置間で符号化メ
ッセージを送受することで、データ通信装置間の通信を
行うデータ通信方法において、相手側のデータ通信装置
が自己側のデータ通信装置と同一の機種である場合に、
それぞれ、データの符号化および復号化の一部を省略す
ることを特徴としている。
【0018】請求項4のデータ通信方法は、上記の課題
を解決するために、請求項3の構成に加えて、相手側の
データ通信装置の機種を識別し、相手側のデータ通信装
置が自己側のデータ通信装置と同一の機種であると判断
された場合には、上記符号化手段および復号化手段にお
けるデータの符号化および復号化の一部を省略し、相手
側のデータ通信装置が自己側のデータ通信装置と同一の
機種でないと判断された場合には、上記符号化手段およ
び復号化手段におけるデータの符号化および復号化の省
略を行わないことを特徴としている。
【0019】請求項5のデータ通信プログラムを記録し
た記録媒体は、上記の課題を解決するために、2台のデ
ータ通信装置間で符号化メッセージを送受することで、
データ通信装置間の通信を行うデータ通信プログラムを
記録した記録媒体において、相手側のデータ通信装置が
自己側のデータ通信装置と同一の機種である場合に、そ
れぞれ、データの符号化および復号化の一部を省略する
ことを特徴としている。
【0020】請求項6のデータ通信プログラムを記録し
た記録媒体は、上記の課題を解決するために、請求項5
の構成に加えて、相手側のデータ通信装置の機種を識別
し、相手側のデータ通信装置が自己側のデータ通信装置
と同一の機種であると判断された場合には、上記符号化
手段および復号化手段におけるデータの符号化および復
号化の一部を省略し、相手側のデータ通信装置が自己側
のデータ通信装置と同一の機種でないと判断された場合
には、上記符号化手段および復号化手段におけるデータ
の符号化および復号化の省略を行わないことを特徴とし
ている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図16に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。尚、本実施の形態においては、ASN.1構文によ
って構成され、PER符号化規則に従って記述されるメ
ッセージが採用される。
【0022】先ず、上記ASN.1構文について簡単に
説明する。
【0023】図2にASN.1構文の構造を示す。AS
N.1構文は多くのデータから構成され、これらのデー
タはいくつかのデータタイプに従って記述されている。
このデータタイプには、整数型やデータ列などの基本デ
ータタイプと、複数の基本データタイプにより構成され
る多重データタイプとがある。整数型はデータの値を2
進数で表したもの、データ列は文字コードなどで表した
ものである。また、多重データタイプは、さらに複数の
多重データタイプを含むこともできる。図2中におい
て、AA1型、BB1型といった記述がされているが、
これは、階層構造になっているASN.1メッセージに
おいて、その階層を示すため便宜上つけた記号である。
【0024】図3に、この構造をASN.1構文記法に
従って記述した例を示す。TerminalCapability Set は
多重データタイプである。この中に、sequence Number
やprotocol Identifier などのデータタイプが含まれて
いる。上記Terminal Capability Set に含まれるデータ
タイプの一つであるcapability Tableは、多重データタ
イプであり、さらにcapability Table Entry Number
と、capabilityとの2つのデータタイプを含む。この、
capabilityデータタイプは、さらに13個のデータタイ
プを含んでいる。
【0025】次に、ITU−T勧告H.245に従った
基本的な呼設定シーケンスを図4に示す。
【0026】端末AとBとを接続する場合、最初に、I
TU−T勧告Q.931に従った呼設定を行う。勧告
Q.931では、電話をはじめとする通信端末の呼の確
立に使用されるメッセージの構造が規定されている。
Q.931に従った呼設定では、上記メッセージを用い
て、H.245のメッセージを伝送するためのポート番
号を互いに通知する。
【0027】H.245の呼設定メッセージは、マルチ
メディア通信をおこなうための環境を設定する。すなわ
ち、互いの端末の能力を通知し、その能力に従ってメデ
ィア伝送のためのチャネルを開設する。また、1つの事
象に対して要求やコマンドが競合した場合に備え、マス
タ端末とスレーブ端末とを決定する。これにより、コマ
ンドが競合した場合には、マスタ端末を優先した処理が
行える。図4中で、Terminal Capability Set は端末能
力を通知するメッセージ、Master Slave Determination
はマスタ端末とスレーブ端末を決定するための情報を通
知するメッセージ、Open Logical Channelはメディア伝
送チャネルの開設を要求するメッセージ、End Session
Command はマルチメディア通信の終了を指示または通知
するメッセージである。また、図4において、Ack の付
されたメッセージは、上記各メッセージの応答メッセー
ジである。
【0028】図5〜図11に、H.245の呼設定メッ
セージのシンタックス(構文規則)を示す。ただし、こ
こに示しているのは最上位データタイプのシンタックス
のみで、この下には、さらに多くのデータタイプが存在
している。
【0029】図5に、端末能力設定(Terminal Capabil
ity Set)メッセージのシンタックスを示す。protocol I
dentifier は、端末に適用されている勧告の版を示す。
勧告の版とは、例えば、“ITU−T勧告H.245ve
r 2”といったものである。sequence Number は、この
メッセージに対する応答メッセージに同じ番号を入れ
て、対応関係を確認するためにつける番号である。mult
iplex Capabilityは端末の多重化能力を記述するSEQUEN
CE、capability Table Entryは端末の音声や画像の送受
信能力を記述するSEQUENCE、capability Descriptorsは
同時に使用できる画像や音声の送受信モードを記述する
SEQUENCEである。尚、上記SEQUENCEとは、多重データタ
イプの一つであり、複数の異なるデータタイプの集まり
を示す。また、SET SIZE OF Capability Table Entryと
書かれているのは、能力テーブル(Capability Table)
の数を1〜256個までの間で最初に宣言し、その後に
能力テーブルを宣言した数だけ続けて記述することを示
している。能力テーブルは、その端末が実現できる画像
・音声などのメディアの種類や符号化方式を記述したテ
ーブルである。この能力テーブルの例を図12に示す。
図12中、35は送信するPER符号化後のデータ、3
6はこのデータが示している内容である。
【0030】図6に、端末能力設定応答(Terminal Cap
ability Set Ack)メッセージのシンタックスを示す。se
quence Number は、受信した端末能力設定メッセージと
同じ番号を記述する。これにより、端末能力設定メッセ
ージを送信した端末は、端末能力が相手に通知されたこ
とを確認することができる。
【0031】図7に、マスタ・スレーブ決定(Master S
lave Determination)メッセージのシンタックスを示
す。terminal Type は、端末タイプを示す。ここでいう
端末タイプとは、特別な動作はしない普通の端末や、ゲ
ートウェイなどである。statusDetermination Number
は、任意の乱数である。マスタ端末とスレーブ端末とを
決定するには、先ず、マスタ・スレーブ決定メッセージ
で互いの端末タイプと乱数を交換する。そして、互いの
端末タイプが異なれば、端末タイプによってマスタ/ス
レーブを決定する。端末タイプが同じであれば、乱数の
値によりマスタ/スレーブを決定する。
【0032】図8に、マスタ・スレーブ決定応答(Mast
er Slave Determination Ack)メッセージのシンタック
スを示す。decisionは、このメッセージを受信する端末
のマスタまたはスレーブの別を示す。
【0033】図9に、論理チャネル開設要求(Open Log
ical Channel)メッセージのシンタックスを示す。forw
ard Logical Channel Numberは、開設する論理チャネル
の番号である。すなわち、論理チャネルは1メディアに
つき1つ必要なため、マルチメディア通信を行う場合な
どに、1つの端末で複数のチャネルが必要になる。この
複数のチャネルを区別するために付けられる番号がforw
ard Logical ChannelNumberである。forward Logical C
hannel Parametersは、順方向へ送信するメディアの、
種類や符号化方式などを示す。順方向とは、論理チャネ
ル開設要求メッセージの送信側から受信側の方向であ
る。data Type は、順方向チャネルを使って伝送される
メディアの種類や符号化方式などを示す。multiplex Pa
rametersは、使用する多重化方式や、必要なパラメータ
(例えば、IPアドレスやポート番号)を示す。revers
e Logical Channel Parametersはオプションで、逆方向
へ送信されるメディアの、種類や符号化方式などを示
す。逆方向とは、論理チャネル開設要求メッセージの受
信側から送信側の方向である。
【0034】図10に、論理チャネル開設要求応答(Op
en Logical Channel Ack)メッセージのシンタックスを
示す。forward Logical Channel Numberは、対応する論
理チャネル開設要求のforward Logical Channel Number
を記述する。reverse Logical Channel Parametersは、
受信した論理チャネル開設要求に、reverse LogicalCha
nnel Parametersが存在するときのみ使い、逆方向の論
理チャネルのポート番号や論理チャネル番号を記述す
る。
【0035】図11に、終了セッション(End Session
Command)メッセージのシンタックスを示す。End Sessio
n Command は、中に記述されている複数のデータタイプ
から一つを選択する、CHOICEという多重データタイプで
ある。non Standardの中には、任意のデータを記述する
ことができる。ただし、これは勧告の範囲外のデータと
なるため、既知の端末同士でしか使用できない。discon
nectは、接続を切断することを示す。gstn Optionsは、
GSTN上でモデムを使用している場合の、H.245
セッションの終了後の処理を記述する。
【0036】ITU−T勧告H.245で使用するメッ
セージには、回線などに依存しているIPアドレスやポ
ート番号などの値と、端末に依存している端末能力とし
ての画像・音声の符号化方式などに関する値とが含まれ
る。本発明は、既知の端末同士での送受信を行う場合
に、端末に依存した値であるPER符号化・復号化を省
略し、通信処理速度を上げる。
【0037】最初に、本実施の形態に係るデータ通信装
置であるメッセージ送受信端末のブロック図を図1に示
す。なお、図1においては制御信号を省略している。
【0038】メッセージ送受信端末1は、通信制御部
2、相手端末識別部(相手機種識別手段)3、メッセー
ジ作成部4、PER符号化部(符号化手段)5、メモリ
アクセス部6、送信情報メモリ7、送信処理部8、受信
処理部9、およびPER復号化部(復号化手段)10か
ら構成される。上記通信制御部2、相手端末識別部3、
メッセージ作成部4、PER符号化部5、送信処理部
8、受信処理部9、PER復号化部10がソフトウェア
によって構成される場合もある。
【0039】通信制御部2は、他の各ブロックに対して
指示を出すなど、通信手順の制御を行う。相手端末識別
部3は、PER復号化部10より通知される相手端末情
報から相手端末の種類を識別し、相手端末が同じ機種で
あれば、それを通信制御部2、メッセージ作成部4およ
びPER復号化部10に通知する。
【0040】相手端末識別部3における相手端末の識別
は、例えばITU−T勧告Q.931に従った呼設定手
順に必要なメッセージに、オプションの端末情報を記述
することにより可能となる。
【0041】図13に、Q.931呼設定メッセージの
構造を示す。このメッセージは、電話の接続などに使用
されている。図13において、左に示したのが呼設定メ
ッセージの必須項目、右に示したのは必須項目の一つで
あるユーザ・ユーザの構成である。この図13は単に構
成を示しているもので、各ブロックの大きさは実際のメ
ッセージ長を表すものではない。
【0042】プロトコル識別子21は、このメッセージ
がQ.931で規定されているものであることを示す。
呼番号22は、電話の場合には電話番号、パケット通信
の場合にはそれぞれの呼を区別するためにランダムに割
り当てられた番号を示す。メッセージタイプ23は、
“設定”“接続”などのメッセージの種類を示し、ベア
ラ能力24は、パケットや回線など、伝送の方法などを
示す。ユーザ・ユーザ25は送信端末の情報を示す。
【0043】ユーザ・ユーザ25は、ユーザ情報26と
いうオプションの要素を含んでいる。このユーザ情報2
6の中に自分の端末情報を記述する。このユーザ情報2
6には、送信側の情報として商標をつけることができ、
この中で製品名やバージョン情報を記述できる。この自
端末情報を記述したユーザ情報26を含むメッセージを
相手端末に送信する。このメッセージを受信した相手端
末は、メッセージに含まれる端末情報からメッセージを
送信した端末の種類を識別する。このような方法によ
り、相手端末に端末の種類を通知することができる。上
記の方法は一例であり、相手端末が識別できれば他にど
のような方法を使ってもよい。
【0044】メッセージ作成部4は、通信制御部2より
入力されるメッセージ作成指示に基づき、メッセージを
作成する。上記メッセージの作成において、回線などに
依存する部分はPER符号化部5によりデータが作成さ
れ、端末に依存する部分はメモリアクセス部6を通じて
送信情報メモリ7からPER符号化されたデータが読み
出される。これらのデータを合わせることで上記メッセ
ージが作成される。
【0045】PER符号化部5は、メッセージ中の回線
などに依存する部分についてPER符号化を行い、伝送
に適したデータを作成する。データは、ITU−T勧告
X.691に規定されているPER符号化規則に基づ
き、伝送に適した転送構文で表現され、ビット列のデー
タとして送信処理部8に出力される。メモリアクセス部
6は、送信情報メモリ7からPER符号化データを読み
出す。送信処理部8は、メッセージ作成部4より入力さ
れたデータ12aを、伝送路に適した形に整形し、その
整形したデータ12bを伝送路11に出力する。
【0046】受信処理部9は、伝送路11より入力され
たデータ12cより、実データ12dを取り出し、デー
タ12dをPER復号化部10に出力する。PER復号
化部10では、データ12dが入力されると、PER符
号化規則に基づき符号化されているデータ12dの内容
を解釈する。
【0047】これより、図5ないし図11のメッセージ
のシンタックスを使って、メッセージの符号化・復号化
を省略した処理の具体例を示す。尚、メッセージの符号
化・復号化の省略は、相手端末との能力交換ネゴシエー
ションプロセス、すなわちH.245呼設定シーケンス
において実施されるものであり、図5ないし図11に示
されるメッセージの中で、端末能力設定、マスタ・スレ
ーブ決定要求、論理チャネル開設要求、および終了セッ
ションの各メッセージについて行われる。
【0048】先ず、図5に示される端末能力設定メッセ
ージの符号化・復号化の省略方法を示す。端末能力設定
メッセージは、自端末の能力を相手に通知するためのメ
ッセージであるため、送信する内容は、sequence Numbe
r を除いて基本的に変わらない。このため、端末能力設
定メッセージの送信側においては、sequence Number以
外の部分31については、あらかじめPER符号化して
送信情報メモリ7に記録しておき、メッセージ送信時
に、送信情報メモリ7から部分31のPER符号化され
たデータを出力してsequence Number を付加することで
メッセージを構成することができる。これにより、メッ
セージの大半を占めるsequence Number 以外の部分31
のPER符号化を省略することができる。
【0049】また、受信側では、端末の種類が既知のも
のであれば、部分31の情報はあらかじめわかっている
ため、sequence Number のみPER復号化すればよく、
部分31のPER復号化を省略できる。
【0050】次に、図7に示されるマスタ・スレーブ決
定要求メッセージの符号化・復号化の省略方法を示す。
マスタ・スレーブ決定要求メッセージの中で、terminal
Type を示す部分32は、端末に依存して決定されるた
め、メッセージを送信するたびに変わることはない。こ
のため、端末能力設定メッセージと同様に、あらかじめ
記録しておいた部分32のデータを送信情報メモリ7よ
り出力して、他の要素をPER符号化して付加すること
で符号化を省略することができる。
【0051】また、受信側ではterminal Type は既知で
あるので、PER復号化を省略できる。
【0052】同様の手順で、図9および図11に示され
る論理チャネル開設要求、終了セッションの各メッセー
ジにおいて、図中の部分33および部分34に関して、
符号化・復号化を省略できる。
【0053】すなわち、論理チャネル開設要求は、相手
の端末が既知であれば、メディアの伝送能力もすべてわ
かっているので、開設したチャネルを伝送するメディア
の種類や符号化の方法を示すdata Type の部分33につ
いてはPER符号化・復号化を省略できる。
【0054】また、終了セッションメッセージは、GS
TN上でモデムを使用している場合や、特に独自コード
を使って終了しなければならないような特別な場合を除
き、disconnectを選択するため、PER符号化・復号化
を省略できる。
【0055】続いて、本実施の形態に係るメッセージ送
受信端末1の動作を、図14ないし図16のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0056】先ず、最初のメッセージ受信時における動
作を図14のフローチャートに示す。ここで、最初のメ
ッセージとは、相手端末が自端末と同一種類であるか否
かの確認が取れていない状態で受信するメッセージのこ
とであり、図4における呼設定シーケンスの最初に送信
されるQ.931のSetup メッセージを指す。
【0057】受信処理部9は、伝送路11よりデータ1
2cを受信し(S1)、該データ12cより実データ1
2dを取り出す(S2)。PER復号化部10は、PE
R符号化規則に基づき符号化されているデータ12dを
復号化してその内容を解釈し(S3)、復号化した内容
を相手端末識別部3に通知する(S4)。上記相手端末
識別部3は、通知されたデータの中に相手端末の種類の
情報が含まれているか否かを判断し(S5)、含んでい
なかった場合は受信動作を終了する。
【0058】また、上記S5で、相手端末識別部3に通
知されたデータの中に相手端末の種類の情報が含まれて
いれば、さらに、相手端末の種類が自端末と同じである
か否かが判断される(S6)。相手端末の種類が自端末
と同じ種類であると判断されれば、上記相手端末識別部
3は、通信制御部2、メッセージ作成部4およびPER
復号化部10に相手端末が同じ種類であることを通知し
(S7)、受信動作を終了する。相手端末が自端末と同
じ種類でない場合は、通信制御部2、メッセージ作成部
4およびPER復号化部10へ相手端末が異なる種類で
あることを通知し(S8)、受信動作を終了する。
【0059】次に、上記図14のフローチャートの動作
によって相手端末が自端末と同一種類であるか否かの確
認が取れた状態の端末において、メッセージを送信する
ときの手順を図15のフローチャートを参照して説明す
る。すなわち、以下のフローで説明されるメッセージ
は、図4に示す呼設定シーケンスにおける端末能力設
定、マスタ・スレーブ決定要求、論理チャネル開設要
求、および終了セッションの各メッセージである。
【0060】通信制御部2より出力されるメッセージ作
成指示により、メッセージ作成部4はメッセージを作成
する。この時、符号化しようとする部分が、端末に依存
するデータであるか否かが判断される(S11)。上記
データが、回線などに依存するものであって端末に依存
しなければ、そのデータは符号化され(S12)、S1
6に移行する。一方、上記データが、端末に依存するデ
ータであれば、さらに相手端末が自端末と同じ種類であ
るか否かが判定される(S13)。端末に依存するデー
タというのは、図5ないし図11に示されるメッセージ
のシンタックスにおいて、31ないし34で示される部
分である。
【0061】相手端末が同じ種類である場合、上記図1
4のS7により、相手端末が同じ種類であることが相手
端末識別部3によりメッセージ作成部4に通知されてい
る。このとき、メッセージに含まれる情報の中で、端末
に依存する要素については符号化されたデータが送信情
報メモリ7に記憶されているので、該データを送信情報
メモリ7から読み出す(S14)。また、上記データが
端末に依存する部分でも、相手端末が同じ種類でない場
合には、そのデータは符号化される(S15)。この手
順を1つのメッセージの符号化が終了する(S16でY
ES)まで繰り返す。
【0062】次に、上記図14のフローチャートの動作
によって相手端末が自端末と同一種類であるか否かの確
認が取れた状態の端末において、さらにメッセージを受
信するときの手順を図16のフローチャートを参照して
説明する。すなわち、以下のフローは、図15とは逆
に、端末能力設定、マスタ・スレーブ決定要求、論理チ
ャネル開設要求、および終了セッションの各メッセージ
を受信する側での手順を示すものである。
【0063】受信メッセージは、データ12dとして受
信処理部9よりPER復号化部10に出力される。PE
R復号化部10は、上記データ12dを端末に依存する
部分と回線などに依存する部分とにわけて復号化する。
すなわち、S21において、上記メッセージの復号化し
ようとする部分が、端末に依存するか否かを判断し、回
線などに依存する部分などの端末に依存しない部分につ
いては、必ず復号化(S22)し、その内容を通信制御
部に通知する。端末に依存する部分であれば、さらに相
手端末が自端末と同じ種類か否かで条件分岐する(S2
3)。
【0064】相手端末が同じ種類である場合、上記図1
4のS7により、相手端末が同じ種類であることが相手
端末識別部3によりPER復号化部10に通知されてい
る。PER復号化部10は、この通知を受信していれ
ば、その部分は復号化せずに、そのビット数分のデータ
を読み飛ばす(S24)。
【0065】相手端末が異なる種類の場合は、相手端末
が異なる種類であることが相手端末識別部3によりPE
R復号化部10に通知されているので、その部分につい
ての復号化を行う(S25)。この手順を1つのメッセ
ージの復号化が終了する(S26でYES)まで繰り返
す。
【0066】以上説明したように、本発明によればAS
N.1符号化メッセージにより記述される通信手順を使
用して通信を行う端末において、PER符号化・復号化
の処理手順を省略することにより、メッセージの符号化
・復号化を速くすることが可能となる。
【0067】また、相手端末の機種または通信手順の種
類を識別し、相手が既知の端末でない場合には、PER
符号化・復号化を行う手順に切り替えてメッセージの伝
送を行うことができる。
【0068】尚、本実施の形態では、不特定の端末が接
続される一般的な通信ネットワーク上での使用を想定し
ているため、相手端末を識別する手段が必要となってい
る。しかしながら、本発明は、同一の機種のみで構成さ
れる特定のネットワークシステムに適用することも可能
であり、この場合、相手端末を識別する手段を省略して
も同様の効果が得られる。
【0069】
【発明の効果】請求項1の発明のデータ通信装置は、以
上のように、相手側のデータ通信装置に送信するデータ
の符号化を行う符号化手段と、相手側のデータ通信装置
から受信したデータの復号化を行う復号化手段とを有
し、上記符号化手段および復号化手段は、相手側のデー
タ通信装置が自己側のデータ通信装置と同一の機種であ
る場合に、それぞれ、データの符号化および復号化の一
部を省略する構成である。
【0070】それゆえ、相手側のデータ通信装置が自己
側のデータ通信装置と同一機種の場合、メッセージの送
信時にPER符号化を行う際に、上記の冗長な情報のP
ER符号化を省略し、メモリ等に記録しておいた符号化
した情報を読み出して使用することで、PER符号化に
係る処理を短縮できるという効果を奏する。また、受信
側では受信したメッセージのうち冗長な情報については
復号化せず、そのビット数分読み飛ばして他の部分につ
いてのみPER復号化すれば、PER復号化に係る処理
を短縮できるという効果を奏する。
【0071】請求項2の発明のデータ通信装置は、以上
のように、請求項1の構成に加えて、相手側のデータ通
信装置の機種を識別する相手機種識別手段を有し、上記
相手機種識別手段によって、相手側のデータ通信装置が
自己側のデータ通信装置と同一の機種であると判断され
た場合には、上記符号化手段および復号化手段における
データの符号化および復号化の一部を省略し、上記相手
機種識別手段によって、相手側のデータ通信装置が自己
側のデータ通信装置と同一の機種でないと判断された場
合には、上記符号化手段および復号化手段におけるデー
タの符号化および復号化の省略を行わない構成である。
【0072】それゆえ、請求項1の構成による効果に加
えて、メッセージ伝送を行う前に相手データ通信装置の
機種を識別し、相手が同一機種のデータ通信装置でなか
った場合には、従来どおりのPER符号化・復号化を行
う手順に切り替えてメッセージ伝送を行う。これによ
り、一般の通信ネットワークに接続されたデータ通信装
置においても、相手が同一機種のデータ通信装置であっ
た場合に、PER符号化および復号化に係る処理を短縮
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、メッセ
ージ送受信端末の構成を示すブロック図である。
【図2】ASN.1構文の構造を示す説明図である。
【図3】ASN.1構文記法に従って記述されたメッセ
ージの構造例を示す説明図である。
【図4】ITU−T勧告H.245に従った呼設定シー
ケンスを示す説明図である。
【図5】端末能力設定メッセージのシンタックスを示す
説明図である。
【図6】端末能力設定応答メッセージのシンタックスを
示す説明図である。
【図7】マスタ・スレーブ決定メッセージのシンタック
スを示す説明図である。
【図8】マスタ・スレーブ決定応答メッセージのシンタ
ックスを示す説明図である。
【図9】論理チャネル開設要求メッセージのシンタック
スを示す説明図である。
【図10】論理チャネル開設要求応答メッセージのシン
タックスを示す説明図である。
【図11】終了セッションメッセージのシンタックスを
示す説明図である。
【図12】端末能力設定メッセージ内の能力テーブルの
記述例を示す説明図である。
【図13】Q.931呼設定メッセージの構造を示す説
明図である。
【図14】相手端末が自端末と同一種類であるか否かの
確認が取れていない状態の端末において、最初のメッセ
ージ受信時における動作を示すフローチャートである。
【図15】相手端末が自端末と同一種類であるか否かの
確認が取れた状態の端末において、メッセージを送信す
るときの手順を示すフローチャートである。
【図16】相手端末が自端末と同一種類であるか否かの
確認が取れた状態の端末において、さらにメッセージを
受信するときの手順を示すフローチャートである。
【図17】従来のメッセージ送受信端末の構成を示すブ
ロック図である。
【図18】従来のメッセージ送受信端末におけるメッセ
ージ送信時の動作を示すフローチャートである。
【図19】従来のメッセージ送受信端末におけるメッセ
ージ受信時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 メッセージ送受信端末(データ通信装置) 3 相手端末識別部(相手機種識別手段) 5 PER符号化部(符号化手段) 10 PER復号化部(復号化手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他のデータ通信装置との間で符号化メッセ
    ージを送受して、当該他のデータ通信装置との通信を行
    うデータ通信装置において、 相手側のデータ通信装置に送信するデータの符号化を行
    う符号化手段と、 相手側のデータ通信装置から受信したデータの復号化を
    行う復号化手段とを有し、 上記符号化手段および復号化手段は、相手側のデータ通
    信装置が自己側のデータ通信装置と同一の機種である場
    合に、それぞれ、データの符号化および復号化の一部を
    省略することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】相手側のデータ通信装置の機種を識別する
    相手機種識別手段を有し、 上記相手機種識別手段によって、相手側のデータ通信装
    置が自己側のデータ通信装置と同一の機種であると判断
    された場合には、上記符号化手段および復号化手段にお
    けるデータの符号化および復号化の一部を省略し、 上記相手機種識別手段によって、相手側のデータ通信装
    置が自己側のデータ通信装置と同一の機種でないと判断
    された場合には、上記符号化手段および復号化手段にお
    けるデータの符号化および復号化の省略を行わないこと
    を特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】2台のデータ通信装置間で符号化メッセー
    ジを送受することで、データ通信装置間の通信を行うデ
    ータ通信方法において、 相手側のデータ通信装置が自己側のデータ通信装置と同
    一の機種である場合に、それぞれ、データの符号化およ
    び復号化の一部を省略することを特徴とするデータ通信
    方法。
  4. 【請求項4】相手側のデータ通信装置の機種を識別し、 相手側のデータ通信装置が自己側のデータ通信装置と同
    一の機種であると判断された場合には、上記符号化手段
    および復号化手段におけるデータの符号化および復号化
    の一部を省略し、 相手側のデータ通信装置が自己側のデータ通信装置と同
    一の機種でないと判断された場合には、上記符号化手段
    および復号化手段におけるデータの符号化および復号化
    の省略を行わないことを特徴とする請求項3に記載のデ
    ータ通信方法。
  5. 【請求項5】2台のデータ通信装置間で符号化メッセー
    ジを送受することで、データ通信装置間の通信を行うデ
    ータ通信プログラムを記録した記録媒体において、 相手側のデータ通信装置が自己側のデータ通信装置と同
    一の機種である場合に、それぞれ、データの符号化およ
    び復号化の一部を省略することを特徴とするデータ通信
    プログラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】相手側のデータ通信装置の機種を識別し、 相手側のデータ通信装置が自己側のデータ通信装置と同
    一の機種であると判断された場合には、上記符号化手段
    および復号化手段におけるデータの符号化および復号化
    の一部を省略し、 相手側のデータ通信装置が自己側のデータ通信装置と同
    一の機種でないと判断された場合には、上記符号化手段
    および復号化手段におけるデータの符号化および復号化
    の省略を行わないことを特徴とする請求項5に記載のデ
    ータ通信プログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10333738B2 (en) 2015-06-04 2019-06-25 Electronics And Telecommunications Research Institute Method and apparatus for receiving data and method for transmitting data in mobile communication system

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