JP2000019637A - 投写型表示装置 - Google Patents

投写型表示装置

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JP2000019637A
JP2000019637A JP10189422A JP18942298A JP2000019637A JP 2000019637 A JP2000019637 A JP 2000019637A JP 10189422 A JP10189422 A JP 10189422A JP 18942298 A JP18942298 A JP 18942298A JP 2000019637 A JP2000019637 A JP 2000019637A
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Toshihiko Nakazawa
利彦 中澤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置内部の構造の複雑化を招くことなく投写画
像を制御することができ、かつ投写画像を制御した後、
直ちに復帰させることのできる投写型表示装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】投写型表示装置1は、投写面100と対向
して設けられる物体検出手段50と、この物体検出手段
50の出力に応じて投写面100上の投写画像を制御す
る投写画像制御手段70とを有し、投写画像制御手段7
0は、物体検出手段50から物体Pが検出された旨の信
号が入力されると、画像情報を構成する画像信号を所定
の画像を表示する旨の画像制御信号に切り替える信号切
替回路71を備えている。画像信号の切替により投写画
像を暗転表示させているので、装置内部の構造の複雑化
を招くこともなく、簡単に復帰できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源ランプ、この
光源ランプから出射された光束を光学的に処理して画像
情報に応じて光学像を形成する光学系、およびこの光学
像を投写面上に拡大投写する投写レンズを備えた投写型
表示装置に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、光源ランプ、この光源ランプか
ら出射された光束を光学的に処理して画像情報に応じて
光学像を形成する光学系、およびこの光学像を投写面に
拡大投写する投写レンズを備えた投写型表示装置が利用
されている。このような投写型表示装置によれば、コン
ピュータ等の表示画面を投写面上に大画面表示すること
ができ、多数人を対象としたマルチプレゼンテーション
を行うことができる。上述した投写型表示装置は、画像
を拡大して投写面上に投影するため、鮮明な画像を表示
するには、光源ランプの光量を強くするのが好ましい。
しかし、このような強い光束を出射する投写型表示装置
では、投写画像の表示中に投写レンズを覗き込むと、強
い光束のために目を痛める可能性がある。
【0003】このため、投写面と対向する外装ケースの
対向側面に物体検出手段を設け、この物体検出手段が投
写画像の領域内に物体が入り込んだと検出すると、投写
画像制御手段により投写面上の投写画像を遮断するよう
に構成された投写型表示装置が提案されている(実開平
3−94888)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな物体検出手段および投写画像制御手段を備えた従来
の投写型表示装置では、次のような問題がある。
【0005】 上述した従来の投写画像制御手段は、
物体検出手段により物体を検出すると、駆動回路を介し
てシャッタを動作させ、投写型表示装置内部の光路をこ
のシャッタにより遮るように構成されている。しかし、
このようなシャッタにより投写画像を遮断することとす
ると、シャッタ、シャッタ駆動回路等を装置内部に別途
設けなければならず、装置内部の構造の複雑化を招き、
投写型表示装置の小型化を十分に図れないという問題が
ある。また、このようなシャッタによる投写画像の遮断
中は、光源ランプからの出射光束によりシャッタが加熱
され、投写型表示装置内部の温度が上昇してしまうとい
う問題がある。
【0006】 さらに、上述した従来の投写画像制御
手段としては、物体検出手段により物体が検出される
と、光源ランプへの電源供給を遮断し、光源ランプをオ
フにするような投写画像制御手段も提案されている。し
かしながら、投写型表示装置は、通常一旦光源ランプを
オフにすると、光源ランプが冷却されるまで再点灯でき
ないように構成されている。従って、光源ランプをオフ
にする投写画像制御手段では、投写画像制御手段の動作
後、直ちに投写領域内の物体を除いても、光源ランプの
冷却が十分でないため再点灯できず、投写画像を復帰す
ることができないことがある。
【0007】本発明の目的は、光源ランプ、この光源ラ
ンプから出射された光束を光学的に処理して画像情報に
応じて光学像を形成する光学系、およびこの光学像を投
写面上に拡大投写する投写レンズを備えた投写型表示装
置において、装置内部の構造の複雑化を招くことなく投
写画像を制御することができ、かつ投写画像を制御した
後、直ちに復帰させることのできる投写型表示装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願の第一発明に係る
投写型表示装置は、光源ランプ、この光源ランプから出
射された光束を光学的に処理して画像情報に応じて光学
像を形成する光学系、およびこの光学像を投写面上に拡
大投写する投写レンズを備えた投写型表示装置であっ
て、前記投写面と対向して設けられる物体検出手段と、
この物体検出手段の出力に応じて、前記投写面上に表示
される投写画像を制御する投写画像制御手段とを有し、
前記投写画像制御手段は、前記物体検出手段から物体が
検出された旨の信号が入力されると、前記画像情報を構
成する画像信号を、所定の画像を表示する旨の画像制御
信号に切り替える信号切替回路を含んで構成されている
ことを特徴とする。
【0009】ここで、物体検出手段とは、投写画像の投
写領域内に物体が侵入した場合、その旨の警告信号を出
力し得るすべての手段を含む概念である。具体的には、
物体検出手段は、発光部および受光部を備えた距離測定
用の光センサ、投写領域内に侵入した人の人体温度を検
出する焦電型赤外線センサ、送信用素子から超音波信号
を送信し、その反射波を受信用素子で受信する超音波セ
ンサ等のいずれかを含んで構成することができる。
【0010】このような本発明によれば、投写画像制御
手段が信号切替回路を含んで構成されているので、物体
検出手段から投写領域内に物体が侵入した旨の警告信号
が入力されると、投写画像が直ちに所定の画像、例えば
黒色画像に切り替えられ、投写面上の表示を暗転させ
る。従って、シャッタ、シャッタ駆動回路等の投写画像
を制御する専用の部材を設けることなく、ビデオ端子等
から入力される画像信号を処理する画像信号処理回路に
簡単な信号切替回路を付与するだけで投写画像制御手段
を構成することができ、装置内部の構造の複雑化を招く
ことがない。また、信号切替回路により通常の投写画像
を黒色画像等の所定の画像に切り替えているので、従来
の投写画像制御手段のようにシャッタが加熱されて装置
内部の温度が上昇することもない。さらに、信号切替回
路により投写画像を切り替えているので、投写画像、黒
色画像間の切替を簡単かつ迅速に行うことができ、投写
画像制御手段により投写画像が制御された後であって
も、迅速に通常の投写画像に復帰させることができる。
【0011】以上において、上述した投写画像制御手段
は、物体検出手段により投写画像の投写領域内に物体が
侵入したと検出されると、その旨を表示する制御状態表
示回路を備えているのが好ましい。
【0012】すなわち、投写型表示装置が制御状態表示
回路を備えているので、投写画像制御手段が実行されて
いる状態を確認し、投写型表示装置の他の部分の故障等
に伴う投写画像の制御との判別を容易に行える。
【0013】また、本出願の第2発明に係る投写型表示
装置は、光源ランプ、この光源ランプから出射された光
束を光学的に処理して画像情報に応じて光学像を形成す
る光学系、およびこの光学像を投写面上に拡大投写する
投写レンズを備えた投写型表示装置であって、前記投写
面と対向して設けられる物体検出手段と、この物体検出
手段の出力に応じて、前記投写面上に表示される投写画
像を制御する投写画像制御手段とを有し、前記投写画像
制御手段は、前記物体検出手段から物体が検出された旨
の信号が入力されると、前記光源ランプの輝度を低下さ
せるランプ輝度変更回路を含んで構成されていることを
特徴とする。
【0014】このような第2発明によれば、投写画像制
御手段がランプ輝度変更回路を備えているので、物体検
出手段が投写画像の投写領域内に人等が侵入したと検出
すると、ランプ輝度を低下させて投写領域内に侵入した
人の目に強烈な光束が作用することを防止することがで
きる。また、投写画像制御手段は光源ランプの輝度を変
更するだけなので、物体検出手段が侵入物体がなくなっ
たと検出した後、直ちに適切な光源ランプの輝度に復帰
させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。
【0016】(1)装置の全体構成 図1には、本発明の第1実施形態に係る投写型表示装置
の構造を表すブロック図が示されている。
【0017】この投写型表示装置1は、光源ランプ81
から出射された光束を赤(R)、緑(G)、青(B)の
三原色に分離し、これらの各色光束をライトバルブ等の
変調素子を通して画像情報に応じて変調し、投写レンズ
6を介して投写面100上に拡大表示する形式のもので
ある。投写型表示装置1は、外装ケース2内部に収納さ
れる光源ランプ81および光学ユニット10と、外装ケ
ース2の前方に突出して設けられる投写レンズ6と、光
源ランプ81および光学ユニット10を電気的に制御す
る回路基板と、光源ランプ81、光学ユニット10、回
路基板に電力を供給する電源ユニット(図示略)とを含
んで構成される。そして、この投写型表示装置1は、投
写面100の投写領域A内の物体Pを検出する物体検出
手段50と、この物体検出手段50の検出開始を判別す
る検出開始判別手段60と、投写画像制御手段70とが
設けられている。
【0018】光源ランプ81は、投写型表示装置1の光
源部分を構成し、リフレクタとともにランプハウジング
により一体化されて光源ランプユニット8(後述)を構
成している。尚、図1では図示を略したが、この光源ラ
ンプユニット8は、外装ケース2の底面に設けられるラ
ンプ交換蓋から取り外せるように構成され、光源ランプ
81が切れた場合には、光源ランプユニット8ごと交換
できるようになっている。
【0019】光学ユニット10は、光源ランプ81から
出射された光束を光学的に処理して画像情報に対応した
光学像を形成するユニットであり、照明光学系923、
色分離光学系924、光変調系925、色合成光学系9
10を含んで構成される。照明光学系923および色分
離光学系924は、所定の光路が確保された上下のライ
トガイドの内部に収納され、照明光学系923、色分離
光学系924を構成するミラー、レンズ等はこの上下の
ライトガイドにより挟まれて保持されている。一方、光
変調系925および色合成光学系910は、色分離光学
系924の光路後方に配置され、投写レンズ6が固定さ
れるヘッド体(図示略)上に載置固定されている。
【0020】(2)光学系の構造 次に、上述した投写型表示装置1の光学系の構造につい
て図2に示す模式図に基づいて説明する。
【0021】照明光学系923は、光源ランプユニット
8から出射された光束Wの光軸1aを装置前方向に折り
曲げる反射ミラー931と、この反射ミラー931を挟
んで配置される第1のレンズ板921および第2のレン
ズ板922とを備えている第1のレンズ板921は、マ
トリクス状に配置された複数の矩形レンズを有してお
り、光源から出射された光束を複数の部分光束に分割
し、各部分光束を第2のレンズ板922の近傍で集光さ
せる。
【0022】第2のレンズ板922は、マトリクス状に
配置された複数の矩形レンズを有しており、第1のレン
ズ板921から出射された各部分光束を光変調系925
を構成する液晶ライトバルブ925R、925G、92
5B(後述)上に重畳させる機能を有している。
【0023】このように、本例の投写型表示装置1で
は、照明光学系923により、液晶ライトバルブ925
R、925G、925B上をほぼ均一な照度の光で照明
することができるので、照度ムラのない投写画像を得る
ことができる。
【0024】色分離光学系924は、青緑反射ダイクロ
イックミラー941と、緑反射ダイクロイックミラー9
42と、反射ミラー943から構成される。まず、青緑
反射ダイクロイックミラー941において、照明光学系
923から出射される光束Wに含まれている青色光束B
および緑色光束Gが直角に反射され、緑反射ダイクロイ
ックミラー942の側に向かう。
【0025】赤色光束Rはこの青緑反射ダイクロイック
ミラー941を通過して、後方の反射ミラー943で直
角に反射されて、赤色光束Rの出射部944からプリズ
ムユニット910の側に出射される。次に、青緑反射ダ
イクロイックミラー941において反射された青色、緑
色光束B、Gのうち、緑反射ダイクロイックミラー94
2において、緑色光束Gのみが直角に反射されて、緑色
光束Gの出射部945から色合成光学系の側に出射され
る。この緑反射ダイクロイックミラー942を通過した
青色光束Bは、青色光束Bの出射部946から導光系9
27の側に出射される。本例では、照明光学系923の
光束Wの出射部から、色分離光学系924における各色
光束の出射部944、945、946までの距離が全て
等しくなるように設定されている。
【0026】色分離光学系924の赤色、緑色光束R、
Gの出射部944、945の出射側には、それぞれ集光
レンズ951、952が配置されている。したがって、
各出射部から出射した赤色、緑色光束R、Gは、これら
の集光レンズ951、952に入射して平行化される。
【0027】このように平行化された赤色、緑色光束
R、Gは、入射側偏光板960R、960Gを通って液
晶ライトバルブ925R、925Gに入射して変調さ
れ、各色光に対応した画像情報が付加される。すなわ
ち、これらの液晶ライトバルブは、不図示の駆動手段に
よって画像情報に応じてスイッチング制御されて、これ
により、ここを通過する各色光の変調が行われる。この
ような駆動手段は公知の手段をそのまま使用することが
できる。一方、青色光束Bは、導光系927を介して対
応する液晶ライトバルブ925Bに導かれ、ここにおい
て、同様に画像情報に応じて変調が施される。なお、本
例の液晶ライトバルブ925R、925G、925Bと
しては、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素
子として用いたものを採用することができる。
【0028】導光系927は、青色光束Bの出射部94
6の出射側に配置した集光レンズ954と、入射側反射
ミラー971と、出射側反射ミラー972と、これらの
反射ミラーの間に配置した中間レンズ973と、液晶ラ
イトバルブ925Bの手前側に配置した集光レンズ95
3とから構成されており、集光レンズ953から出射し
た青色光束Bは、入射側偏光板960Bを通って液晶ラ
イトバルブ925Bに入射して変調される。各色光束の
光路の長さ、すなわち、光源ランプ81から各液晶パネ
ルまでの距離は青色光束Bが最も長くなり、したがっ
て、この光束の光量損失が最も多くなる。しかし、導光
系927を介在させることにより、光量損失を抑制でき
る。
【0029】次に、各液晶ライトバルブ925R、92
5G、925Bを通って変調された各色光束R、G、B
は、出射側偏光板961R、961G、961Bを通っ
てプリズムユニット910に入射され、ここで合成され
る。そして、このプリズムユニット910によって合成
されたカラー画像が投写レンズ6を介して所定の位置に
ある投写面100上に拡大投写されるようになってい
る。
【0030】(3)回路基板の構成 このような光源ランプ81および光学ユニット10を電
気的に制御する回路基板は、図1に示すように、制御回
路31、ランプ駆動回路32、画像信号処理回路33、
および変調素子駆動回路34を含んで構成される。
【0031】制御回路31は、物体検出手段50、不図
示の電源スイッチ、画像調整ボタン等の信号出力に基づ
いて、ランプ駆動回路32および画像信号処理回路33
に制御信号を出力するように構成され、物体検出手段5
0を構成するセンサ駆動処理回路54とも信号のやりと
りを行えるように構成されている。
【0032】ランプ駆動回路32は、光源ランプ81の
点消灯、輝度調整等を行う回路である。画像信号処理回
路33は、不図示のRGB入力端子、ビデオ入力端子か
ら入力される映像信号を、制御回路31の制御信号に応
じて変調素子駆動回路34に出力する回路である。変調
素子駆動回路34は、この画像信号処理回路33から入
力される映像信号に基づいて、光変調系925を構成す
る液晶ライトバルブ925R、925G、925Bを駆
動させる回路である。尚、これらの回路は、光源ランプ
81および光学ユニット10を制御するために好適な公
知の回路が採用されている。
【0033】(4)物体検出手段50および検出開始判
別手段60の構成 送信用素子51および受信用素子52の構成 図1において、物体検出手段50は、送信用素子51お
よび受信用素子52を備えた超音波センサ53と、この
超音波センサ53の送信用素子51、受信用素子52を
駆動するためのセンサ駆動処理回路54とを含んで構成
される。送信用素子51は超音波信号を送信する素子で
あり、受信用素子52は送信用素子51から送信された
超音波信号の反射波を受信する素子であり、これらの素
子51、52は同様の構成を有している。具体的には、
送信用素子51および受信用素子52は、圧電セラミッ
クスおよび金属板を貼り合わせたバイモルフ振動子と、
このバイモルフ振動子の中央部分に設けられるロート状
の共振子とを含んで構成されている。このような構成の
素子において、圧電セラミックスに電圧を印加すると、
電圧と周波数に応じた機械的振動が発生するので、共振
子を介して空気中に超音波を放射することができ、送信
用素子51として利用することができる。一方、圧電セ
ラミックスが超音波を受信して振動すると電荷が発生す
るので、共振子を介して検出される超音波を電気信号に
変換することができ、受信用素子52として利用するこ
とができる。
【0034】このような超音波センサ53は、外装ケー
ス2の前方側面、すなわち投写レンズ6に隣接して設け
られる。尚、送信用素子51は、外装ケース2の前方側
面から約6cm没入した状態で設けられ、受信用素子52
は当該前方側面と面一に設けられている。また、この没
入部分の前方側面開口近傍には、奥に行くに従って縮径
していく円錐形のテーパ部分が形成され、このテーパ部
分の広角度は、超音波センサ53の検出範囲に応じて設
定される。具体的には、図1に示すように、送信用素子
51の検出範囲は、図1における投写レンズ6による投
写画像の投写領域Aのほぼ全域をカバーするように設定
されている。
【0035】 センサ駆動処理回路54の構成 センサ駆動処理回路54は、送信用素子51の超音波信
号の出力を制御したり、受信用素子52から入力される
電気信号を変換処理する回路である。このセンサ駆動処
理回路54は、超音波センサ53の検出方式により、そ
の構造を異にし、第1実施形態に係る物体検出手段50
の場合、超音波センサ53は、パルス反射時間検出方式
が採用されている。
【0036】パルス反射時間検出方式は、図3のグラフ
に示すように、送信用素子51から所定の時間Tをあけ
てパルス信号S1を間欠的に出力するとともに、パルス
信号S1が物体に当たった際の反射波R1を受信用素子5
2で受信し、送受信の時間差tを検出する方式である。
従って、送信用素子51からパルス信号S1を時間Tご
とに送信し、受信用素子52で反射波R1を受信した際
に送受信の時間差tを検出するために、センサ駆動処理
回路54はタイマ回路(図1では図示略)を備えてい
る。このタイマ回路は、パルス信号S1の送信時間間隔
Tを制御回路31により変更可能であり、送信時間間隔
Tは、投写レンズから出射される光束の熱作用による目
の網膜損傷閾値に応じて設定され、本例の場合、3秒に
設定されている。
【0037】 検出開始判別手段60の構造 投写型表示装置1には、上述した物体検出手段50によ
る物体検出の開始を判別するために、検出開始判別手段
60が設けられている。検出開始判別手段60は、投写
型表示装置1のオペレータが投写レンズ6のズーム、フ
ォーカスを調整している状態では、前記物体検出手段5
0を動作させないように構成され、投写レンズ6の調整
状態を検出する公知の回路を備えている。そして、検出
開始判別手段60は、オペレータによるズーム、フォー
カス調整が終了したことを検出すると、検出を開始する
旨の制御信号を物体検出手段50に出力する。
【0038】(5)投写画像制御手段70の構成 投写画像制御手段70は、図1における投写領域A内に
物体Pを検出した旨の警告信号が物体検出手段50から
入力された場合、投写面100上の投写画像を制御する
ものであり、信号切替回路71と、制御状態表示回路7
2とを備えている。
【0039】信号切替回路71は、画像信号処理回路3
3に入力される画像信号を切り替える公知の回路が採用
され、物体検出手段50からの警告信号に応じて画像信
号処理回路33に画像制御信号を出力するように構成さ
れている。具体的には、物体検出手段50が投写領域A
内に物体Pが侵入したと検出し、その旨の警告信号が物
体検出手段50から信号切替回路71に入力されると、
信号切替回路71は、黒色画像を表示する旨の画像制御
信号を画像信号処理回路33および制御状態表示回路7
2に出力する。制御状態表示回路72では、画像制御信
号の入力により、投写領域A内に物体が侵入したために
投写画像が制御されていると認識し、投写画面上に「現
在投写領域内に物体が侵入しているため、投写画像を制
御しています。」というメッセージを画像信号処理回路
33に表示させるメッセージ表示信号を出力する。画像
信号処理回路33は、前記画像制御信号に基づいてビデ
オ端子、RGB端子等の入力端子から入力される通常の
画像信号を黒色画像に切り替えて表示するとともに、メ
ッセージ表示信号に基づいて投写画面の右上に前記メッ
セージを点滅表示する。さらに、制御状態表示回路72
は、投写型表示装置1の外装ケース2に設けられたLE
Dインジケータに制御信号を出力し、LEDインジケー
タを点滅させることにより、投写画像が制御状態にある
ことを周知させる。
【0040】(6)投写型表示装置1の動作 次に上述した物体検出手段50および投写画像制御手段
70を備えた投写型表示装置1の動作を、図1のブロッ
ク図および図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0041】 電源スイッチをオンにして投写型表示
装置1を起動すると、物体検出手段50により投写領域
内の物体検出を開始する(STEP1)。オペレータが
投写レンズ6のズーム、フォーカスを調整するために投
写レンズ6に触れると、検出開始判別手段60が投写型
表示装置1の画面設定状態にあることを判別し(STE
P2)、制御信号を出力して物体検出手段50による物
体検出を制御する(STEP3)。
【0042】 オペレータが投写レンズ6のズーム、
フォーカス調整部分から手を離すと、検出開始判別手段
60は、オペレータによる画面設定が終了したと判断し
(STEP4)、物体検出手段50の制御状態を解除す
る旨の制御信号を出力し、これにより、物体検出手段5
0は、物体検出状態に復帰する(STEP5)。
【0043】 物体検出手段50の送信用素子51
は、図3のグラフにおける送信時間間隔T(本例では3
秒)で超音波信号S1を送信し、投写領域A内を走査す
る(STEP6)。この間、受信用素子52は超音波信
号S1の反射波R1を受信し、センサ駆動処理回路54
は、送受信の時間差tを検出する。送受信の時間差tが
一定の値で検出されている場合、センサ駆動処理回路5
4は、反射波R1が投写面100からのものであり、投
写領域A内に物体が侵入していないと判断する。
【0044】 送受信の時間差tに変化が生じたと検
出された場合、すなわち、時間差tが少なくなったと検
出された場合、センサ駆動処理回路54は、投写領域A
内に物体Pが侵入したと判断し(STEP7)、その旨
の警告信号を投写画像制御手段70に出力する。
【0045】 投写画像制御手段70を構成する信号
切替回路71は、この警告信号に基づいて、通常の画像
信号を黒色画像から構成される画像制御信号に切り替え
る旨の制御信号を画像信号処理回路33に出力する。ま
た、制御状態表示回路72は、メッセージ表示信号を画
像信号処理回路33に出力し、さらに、点滅表示させる
旨の制御信号をLEDインジケータに出力する(STE
P8)。
【0046】 画像信号処理回路33は、信号切替回
路71および制御状態表示回路72からの制御信号に基
づいて、ビデオ入力端子等から入力される映像信号に替
えて、黒色画面から構成される映像信号を変調素子駆動
回路34に出力する。変調素子駆動回路34は、前記画
像制御信号およびメッセージ表示信号に基づいて、液晶
ライトバルブ925R、925G、925Bを変調す
る。これにより、投写面100上には、黒色の投写画像
が表示され(STEP9)、投写画面右上には、「現在
投写領域内に物体が侵入しているため、投写画像を制御
しています。」というメッセージが表示される(STE
P10)。
【0047】 投写領域A内の物体Pがなくなると
(STEP11)、送受信の時間差tは元の状態に戻
り、これを検出したセンサ駆動処理回路54は、その旨
の信号を信号切替回路71および制御状態表示回路72
に出力する。信号切替回路71および制御状態表示回路
72は、この信号に基づいて画像信号処理回路33に制
御信号を出力し、この制御信号に基づいて、ビデオ入力
端子からの映像信号を変調素子駆動回路34に出力し、
投写画像を復帰させる(STEP12)。また、制御回
路31は、LEDインジケータの点滅状態を解除する制
御信号を出力し、LEDインジケータを標準状態の表示
に復帰させる(STEP13)。
【0048】 以上のような物体検出手段50による
投写領域Aの走査は、投写型表示装置1の電源が遮断さ
れるまで継続させる(STEP14)。
【0049】(7)第1実施形態の効果 以上のような第1実施形態によれば、次のような効果が
ある。
【0050】 すなわち、投写画像制御手段70が信
号切替回路71を含んで構成されているので、物体検出
手段50から投写領域A内に物体が侵入した旨の警告信
号が入力されると、投写画像が直ちに黒色画面に切り替
えられ、投写面上の表示を暗転させる。従って、シャッ
タ、シャッタ駆動回路等の投写画像を制御する専用の部
材を設けることなく、ビデオ端子等から入力される画像
信号を処理する画像信号処理回路33に簡単な信号切替
回路を付与するだけで投写画像制御手段70を構成する
ことができ、装置内部の構造の複雑化を招くことがな
い。また、信号切替回路71により通常の投写画像を黒
色画像に切り替えているので、従来の投写画像制御手段
のようにシャッタが加熱されて装置内部の温度が上昇す
ることもない。さらに、信号切替回路71により投写画
像を切り替えているので、投写画像、黒色画像間の切替
を簡単かつ迅速に行うことができ、投写画像制御手段7
0により投写画像が制御された後であっても、迅速に通
常の投写画像に復帰させることができる。
【0051】 また、投写型表示装置1が制御状態表
示回路72を備えているので、投写画像制御手段70が
実行されている状態を確認し、投写型表示装置1の他の
部分の故障等に伴う投写画像の制御との判別を容易に行
える。特に、本例の場合、制御状態表示回路72によ
り、画面上に制御状態にある旨をメッセージ表示してい
るので、投写画像制御手段70による制御状態を容易に
把握することができるうえ、投写型表示装置1のLED
インジケータが点滅表示されるので、制御状態の確認を
一層容易に行うことができる。
【0052】 さらに、物体検出手段50が超音波セ
ンサ53を含み構成されているので、1つの超音波セン
サ53により投写領域A内の広い範囲に亘って物体検出
を行うことができる。また、センサ駆動処理回路54が
パルス反射時間検出方式を採用しているので、投写領域
A内に物体Pが侵入した場合、時間差tが明瞭に変化
し、物体検出の高精度化を図ることができる。
【0053】(8)第2実施形態に係る投写型表示装置
の構成および効果 次に、本発明の第2実施形態に係る投写型表示装置につ
いて説明する。尚、以下の説明では、既に説明した部分
または部材等とは、同一または類似の部材または部分に
ついては、その説明を省略または簡略にする。
【0054】前述した第1実施形態に係る投写型表示装
置1において、投写画像制御手段70は、信号切替回路
71を備え、この信号切替回路71の制御信号により、
画像信号処理回路33から出力される通常の画像信号
を、黒色画像等の所定の画像を表示する旨の画像制御信
号に切り替えることにより、投写画像を暗転させるよう
に構成されていた。
【0055】これに対して、図5に示すように、第2実
施形態に係る投写型表示装置201において、投写画像
制御手段270は、光源ランプ81の輝度を低下させる
ランプ輝度変更回路271を含んで構成されている点が
相違する。
【0056】また、前述の第1実施形態に係る投写型表
示装置1では、物体検出手段50は、送信用素子51お
よび受信用素子52を備えた超音波センサ53を含んで
構成されていた。これに対して、第2実施形態に係る投
写型表示装置201では、物体検出手段250が距離測
定用の赤外線センサ253を2つ備えている点が相違す
る。
【0057】物体検出手段250は、距離測定用の赤外
線センサ253およびセンサ駆動処理回路54を備え、
赤外線センサ253により投写領域A内に物体が侵入し
たと検出されると、その旨の警告信号をセンサ駆動処理
回路54から出力するように構成されている。赤外線セ
ンサ253は、発光部および受光部を備え、図6に示す
ように、外装ケース2の前方側面に設けられ、かつ投写
レンズ6の両側に配置されている。そして、赤外線セン
サ253の発光部は、投写領域Aの光束の拡がりに応じ
て、当該光束の外周近傍に沿って赤外線を出射するよう
に構成されている。このような赤外線センサ253で
は、投写領域A内に物体が侵入しようとすると、投写領
域Aの外周近傍で赤外線センサ253の受光部が物体が
侵入したことを検出し、センサ駆動処理回路54から警
告信号が出力される。
【0058】ランプ輝度変更回路271は、物体検出手
段250の警告信号に応じて、ランプ駆動回路32に光
源ランプ81の輝度を低下させる旨の制御信号を出力す
る公知の回路から構成されている。ランプ駆動回路32
は、ランプ輝度変更回路271からの制御信号に基づい
て、光源ランプ81の輝度を低下させる。具体的には、
光源ランプ81と、この光源ランプ81に電源を供給す
る電源ユニット(不図示)との間にスイッチング素子等
で切替可能なインピーダンス素子を介在させ、前記制御
信号によりインピーダンス素子の接続状態を変更するこ
とにより、光源ランプ81の輝度を変更することができ
る。一方、物体検出手段250の赤外線センサ253が
物体が除かれたと検出した場合、その旨の信号がセンサ
駆動処理回路54から出力され、ランプ輝度変更回路2
71は、ランプ駆動回路32に制御信号を出力し、ラン
プ駆動回路32は、この信号に基づいて光源ランプ81
の輝度を元の状態に復帰させる。
【0059】その他の部分等については、第1実施形態
と同様なので、その説明を省略する。
【0060】このような第2実施形態によれば、第1実
施形態ので述べた効果に加え、次のような効果があ
る。
【0061】すなわち、投写画像制御手段270がラン
プ輝度変更回路271を備えているので、物体検出手段
250が投写画像の投写領域A内に人等が侵入したと検
出すると、光源ランプ81の輝度を低下させて投写領域
内に侵入した人の目に強烈な光束が作用することを防止
することができる。
【0062】また、投写画像制御手段270は光源ラン
プ81の輝度を変更するだけなので、物体検出手段25
0が侵入物体がなくなったと検出すれば、直ちに適切な
光源ランプの輝度に復帰させることができる。
【0063】さらに、投写画像制御手段270の動作に
よりランプ輝度が変更するだけなので、投写画像を見る
視聴者は、投写領域A内に物体が侵入しても、そのまま
投写画像を見ることができる。
【0064】(9)実施形態の変形 尚、本発明は、前述の各実施形態に限定されるものでは
なく、次に示すような変形をも含むものである。
【0065】 前記第1実施形態では、信号切替回路
71は投写画像を黒色画像を表示する旨の画像制御信号
を画像信号処理回路33に出力するように構成されてい
たが、これに限られない。すなわち、信号切替回路を、
画像信号処理回路に灰色の画面を表示する旨の画像制御
信号を出力するようにように構成してもよく、RGB端
子等から入力された画像信号を画像処理して投写画像を
暗く表示するような画像制御信号を出力するように構成
してもよい。尚、投写画像を暗く表示する場合、信号切
替回路は、入力信号の信号振幅をもとの信号より小さく
するような画像制御信号を画像信号処理回路に出力する
ように構成すればよい。
【0066】 前記第1実施形態では、超音波センサ
53は、パルス反射時間検出方式により物体検出を行っ
ていたが、本発明はこれに限られない。すなわち、物体
検出手段50を構成するセンサ駆動処理回路54の構造
を変更して、超音波センサ53を連続信号レベル検出方
式、ドップラー効果利用検出方式のものとすることもで
きる。ここで、連続信号レベル検出方式とは、送信用素
子から連続して信号を出力し、受信用素子でこの信号を
連続して受信し、当該信号の信号レベルの変化を検出す
る方式である。また、ドップラー効果利用検出方式と
は、送信用素子から連続して出力される信号を受信用素
子で受信し、この信号の振動数の変化を検出する方式で
あり、物体が近づいたり遠ざかったりすると、ドップラ
ー効果によって超音波の反射波が変調されることを利用
したものである。超音波センサ53をこのような検出方
式のセンサとすれば、送信用素子から連続して信号が出
力されているので、投写画像を表示している間は常に物
体検出可能状態とすることができる。
【0067】 前記第1実施形態では、物体検出手段
50は超音波センサ53を含んで構成されていたが、本
発明はこれに限られない。すなわち、人体温度を検知す
る焦電型赤外線センサを含んで物体検出手段を構成して
もよい。このような焦電型赤外線センサを採用すれば、
焦電型赤外線センサが人体温度を検知しているので、人
体以外の物体が侵入しても、投写画像制御手段が動作す
ることもなく、投写画像制御手段による投写画像の制御
を必要最小限とすることができる。
【0068】 前記第1実施形態では、検出開始判別
手段60は、オペレータがズーム、フォーカス等の調整
部分に手を触れると、自動的に物体検出手段50による
物体検出を制御する調整部分連動型の判別手段として構
成されていたが、これに限られない。すなわち、検出開
始判別手段は、投写型表示装置の電源オンとともに、オ
ペレータにより設定された所定の時間の間、物体検出手
段による物体検出を制御するタイマ型の判別手段と、投
写型表示装置の動作中、オペレータが安全状態を確認し
てから物体検出手段による物体検出を制御する動作開始
スイッチとを含んで構成してもよい。また、物体検出開
始判別手段は、専らオペレータがその都度物体検出手段
の動作開始/停止を設定する検出判別機能操作スイッチ
を含み構成されていてもよい。
【0069】 前記第1実施形態では、物体検出手段
50は投写型表示装置1に一体的に設けられていたが、
これに限られない。すなわち、物体検出手段および検出
開始判別手段を付属品として準備しておき、必要に応じ
て投写型表示装置を制御する制御回路にケーブルで接続
可能できるように構成してもよい。
【0070】 前記第2実施形態では、物体検出手段
250は、投写レンズ6の側方両側に配置される赤外線
センサ253を含んで構成されていたが、本発明はこれ
に限られない。すなわち、距離測定用の赤外線センサを
投写領域の外周近傍のみならず、投写領域の内部にも設
けてもよい。具体的には、複数の赤外線センサを投写領
域の光束の拡がりに応じて扇状に配置すれば、投写領域
の外周近傍および内部という広い範囲に亘って物体を検
出できる。従って、投写領域内に人等が侵入し、そのま
ま居続けたとしても、投写領域内部を走査するいずれか
の赤外線センサにより人を検出することができ、物体検
出の高精度化を図ることができる。
【0071】 その他、本発明の実施の際の具体的な
構造、形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の
構造等としてもよい。
【0072】
【発明の効果】前述のような本発明によれば、投写型表
示装置の投写画像制御手段が信号切替回路またはランプ
輝度変更回路を含んで構成されているので、装置内部の
構造の複雑化を招くことなく投写画像を制御することが
でき、かつ投写画像を制御した後、直ちに復帰させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る投写型表示装置を
表すブロック図である。
【図2】前記実施形態の光学系の構造を説明するための
模式図である。
【図3】前記実施形態の超音波センサの送信用素子によ
る送信信号と受信用素子による受信信号との時間的タイ
ミングを表すグラフである。
【図4】前記実施形態に係る投写型表示装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態に係る投写型表示装置を
表すブロック図である。
【図6】前記実施形態の物体検出手段を構成する赤外線
センサの配置を表す部分正面図である。
【符号の説明】
1、201 投写型表示装置 6 投写レンズ 10 光学系 50 物体検出手段 70 投写画像制御手段 71 信号切替回路 72 制御状態表示回路 81 光源ランプ 271 ランプ輝度変更回路 A 投写領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C006 AA21 AF65 BB11 BB16 BF38 BF39 EA01 EC11 5C058 BB25 EA12 EA26 EA51 5G435 AA00 AA02 BB12 BB17 CC12 DD02 DD05 DD13 EE30 FF05 FF07 GG01 GG02 GG03 GG04 GG08 GG28 GG46

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源ランプ、この光源ランプから出射され
    た光束を光学的に処理して画像情報に応じて光学像を形
    成する光学系、およびこの光学像を投写面上に拡大投写
    する投写レンズを備えた投写型表示装置であって、 前記投写面と対向して設けられる物体検出手段と、この
    物体検出手段の出力に応じて、前記投写面上に表示され
    る投写画像を制御する投写画像制御手段とを有し、 前記投写画像制御手段は、前記物体検出手段から物体が
    検出された旨の信号が入力されると、前記画像情報を構
    成する画像信号を、所定の画像を表示する旨の画像制御
    信号に切り替える信号切替回路を含んで構成されている
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の投写型表示装置におい
    て、 前記投写画像制御手段は、前記物体検出手段により前記
    投写画像の投写領域内に物体が侵入したと検出される
    と、その旨を表示する制御状態表示回路を備えているこ
    とを特徴とする投写型表示装置。
  3. 【請求項3】光源ランプ、この光源ランプから出射され
    た光束を光学的に処理して画像情報に応じて光学像を形
    成する光学系、およびこの光学像を投写面上に拡大投写
    する投写レンズを備えた投写型表示装置であって、 前記投写面と対向して設けられる物体検出手段と、この
    物体検出手段の出力に応じて、前記投写面上に表示され
    る投写画像を制御する投写画像制御手段とを有し、 前記投写画像制御手段は、前記物体検出手段から物体が
    検出された旨の信号が入力されると、前記光源ランプの
    輝度を低下させるランプ輝度変更回路を含んで構成され
    ていることを特徴とする投写型表示装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の投写型表示装置におい
    て、 前記投写画像制御手段は、前記物体検出手段により前記
    投写画像の投写領域内に物体が侵入したと検出される
    と、その旨を表示する制御状態表示回路を備えているこ
    とを特徴とする投写型表示装置。
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