JP2000018283A - バルブの開閉装置 - Google Patents

バルブの開閉装置

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JP2000018283A
JP2000018283A JP10190308A JP19030898A JP2000018283A JP 2000018283 A JP2000018283 A JP 2000018283A JP 10190308 A JP10190308 A JP 10190308A JP 19030898 A JP19030898 A JP 19030898A JP 2000018283 A JP2000018283 A JP 2000018283A
Authority
JP
Japan
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valve
shaft
rotating
cap
slip device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10190308A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiji Kaneda
一司 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maezawa Industries Inc
Original Assignee
Maezawa Industries Inc
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Publication date
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁体や歯車に過大な力が作用することを防止
し、バルブや減速機等の破損を防止することができるバ
ルブの開閉装置を提供する。 【解決手段】 バルブを開閉するための回転軸1と、該
回転軸1を回転させるための操作手段(ハンドル車4)
との間に、軸部材21と、該軸部材21の外周に回動可
能に設けられる筒部材22と、軸部材21と筒部材22
との回動に所定の抵抗を与える弾発部材23とを有する
スリップ装置2を介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブの開閉装置
に関し、詳しくは、バタフライ弁やボール弁,仕切弁等
のバルブの開閉を行うバルブの開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、バタフライ弁,ボール弁,仕切弁等の各種のバルブ
の開閉は、回転軸である弁棒(弁軸)を直接あるいは減
速機を介して回転させることにより行われており、その
操作は、開栓器やハンドル車により行われる。
【0003】上記開栓器やハンドル車は、バルブの開閉
を軽い力で行えるように形成されているため、弁体が所
定の開き位置や閉じ位置に至った後にも開閉操作を続け
ると、弁体や歯車に過大な力が作用し、特に、減速機を
介して弁体を開閉するものでは、入力軸の回転力(トル
ク)に対して出力軸に極めて大きなトルクが発生するた
め、弁体や歯車が損傷するおそれがあった。例えば、バ
タフライ弁やボール弁の場合は、過大な操作力によって
減速機やストッパーボルトを破損することがあった。ま
た、仕切弁の場合は、弁棒をねじ切ったり、弁箱を破壊
してしまうことがあった。
【0004】そこで本発明は、バルブの弁体が所定の開
き位置や閉じ位置に至ったときに、弁体や歯車に過大な
力が作用することを防止し、バルブや減速機等の破損を
防止することができるバルブの開閉装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のバルブの開閉装置は、バルブを開閉するた
めの回転軸と、該回転軸を回転させるための操作手段と
の間に、軸部材と、該軸部材の外周に回動可能に設けら
れる筒部材と、軸部材と筒部材との回動に所定の抵抗を
与える弾発部材とを有するスリップ装置を介在させたこ
とを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明のバルブの開閉装置
の一形態例を示す要部の断面図である。このバルブの開
閉装置は、バルブを開閉するための回転軸1に、スリッ
プ装置2を介してキャップ3を装着し、該キャップ3の
上部の角軸3aに、回転軸1を回転させるための操作手
段であるハンドル車4を取付けたものである。また、回
転軸1の上端部には、キャップ3に設けられる抜止めピ
ン5が係合する抜止め溝1aが周方向に設けられてい
る。
【0007】前記スリップ装置2は、回転軸1の上部を
軸部材21とし、キャップ3の下部を筒部材22として
形成したものであり、前記軸部材21と筒部材22との
間には、図2に斜視図で示すような弾発部材23が挿入
されている。この弾発部材23は、適当な間隔で幅方向
の凸条23aを多数設けた薄板23bをリング状に形成
したものであって、前記凸条23aの設置数やその大き
さ、薄板23bの厚さを適当に設定することにより、前
記軸部材21と筒部材22との間に、所望の回動抵抗を
付与することができる。
【0008】すなわち、ハンドル車4を回転させて弁体
を開閉する際には、弾発部材23の作用で軸部材21と
筒部材22とが一体的に回転し、弁体が所定の開き位置
又は閉じ位置に至ったときの抵抗で回転軸1を回転させ
るためのトルクが所定値を上回ると、弾発部材23の部
分で滑りが発生し、ハンドル車4でキャップ3を回転さ
せても、回転軸1が回転しないように形成できる。した
がって、回転軸1から弁体に至る間の各部品や弁体に無
理な力が掛かることがなくなり、これらが破損すること
を防止できる。
【0009】また、図3に示すように、埋設管路に設け
たバルブ6の開閉を開栓器7で行う場合でも、バルブ6
の回転軸1に上述のようなスリップ装置2を介在させた
キャップ3を装着しておくことにより、開栓器7でバル
ブ6を開閉する際の弁体等の破損を防止できる。
【0010】図4は、他の形態例を示すもので、ハンド
ル車4のボス部41を前述の筒部材として使用し、該ボ
ス部41の内周と、バルブの回転軸1の外周との間に、
前述のような弾発部材23を介在させることにより、こ
の部分を前記同様のスリップ装置としたものである。
【0011】図5は、キャップにスリップ装置を内蔵さ
せた形態例を示す断面図である。このスリップ装置内蔵
キャップ30は、バルブの回転軸1が嵌合する嵌合穴3
1aを有する軸側部材31と、ハンドル車や開栓器が嵌
合する角軸32aを有する筒側部材32とにより形成さ
れている。軸側部材31には、回転軸1と同方向に軸部
材31bが延出しており、筒側部材32には、この軸部
材31bが挿入される筒部32bが設けられている。そ
して、軸部材31bと筒部32bとの間に、前記弾発部
材23が装着されている。また、軸側部材31と筒側部
材32とは、軸部材31bの先端部に設けた抜止め溝3
1cに係合する抜止めピン32cによって回転可能な状
態で一体的に形成されている。
【0012】このように形成されたスリップ装置内蔵キ
ャップ30は、軸側部材31の嵌合穴31aを従来のキ
ャップの嵌合穴と同形状とし、筒側部材32の角軸32
aを従来のキャップの角軸と同形状に形成しておくこと
により、通常のバルブの弁棒や減速機の回転軸にそのま
ま装着することができる。したがって、既設の管路に取
付けられている各種バルブにおいても、従来のキャップ
を取外してスリップ装置内蔵キャップ30に交換するだ
けで、前述のような破損防止対策を施すことができる。
【0013】図6は、開栓器にスリップ装置を一体化し
た形態例を示す断面図である。このスリップ装置付き開
栓器70は、その操作軸71の下端部に筒部材72を設
けるとともに、該筒部材72に前記弾発部材23を介し
て軸部材73を取付けたものである。軸部材73の上部
には、筒部材72内に挿入される筒部73aが設けられ
ており、下部には、従来の一般的なキャップの角軸に嵌
合する角穴73bが設けられている。また、筒部73a
の先端部には、抜止めピン72bとの係合によって軸部
材73を一体化するための抜止め溝73cが、前記同様
に設けられている。
【0014】このように、開栓器の下端部に弾発部材2
3を介して角穴73bを有する軸部材73を設けておく
ことにより、既設の各種バルブを開閉する際にも、この
スリップ装置付き開栓器70を使用することによって弁
体や歯車の破損を防止できる。
【0015】図7は、弾発部材の他の形態例を示す要部
の断面図である。本形態例に示す弾発部材は、筒部材8
0の胴部に形成したネジ孔81に組付けられるもので、
軸部材82の外周面に摺接する摺接部材83と、コイル
スプリング84と、ネジ孔81に螺合する止めネジ85
とにより形成されている。
【0016】このように形成した弾発部材は、摺接部材
83の摺接面積やコイルスプリング84の弾発力を適当
に設定することにより、筒部材80と軸部材82とに適
当な回動抵抗を与えることができる。また、止めネジ8
5のねじ込み量を調節することにより、回動抵抗を変化
させることもできる。さらに、本形態例に示す弾発部材
は、筒部材80に複数個設けることができる。なお、他
の部分の構造は、前記各形態例と同様に形成できるの
で、その説明は省略する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバルブの
開閉装置によれば、過大なトルクが減速機や弁体に加わ
ることがなくなるので、弁体や歯車等の損傷を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開閉装置の一形態例を示す要部の断
面図である。
【図2】 弾発部材の一形態例を示す斜視図である。
【図3】 操作手段として開栓器を用いたときの正面図
である。
【図4】 開閉装置の他の形態例を示す断面図である。
【図5】 キャップにスリップ装置を内蔵した形態例を
示す断面図である。
【図6】 開栓器にスリップ装置を一体化した形態例を
示す断面図である。
【図7】 弾発部材の他の形態例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…回転軸、2…スリップ装置、3…キャップ、4…ハ
ンドル車、7…開栓器、21…軸部材、22…筒部材、
23…弾発部材、30…スリップ装置内蔵キャップ、3
1…軸側部材、32…筒側部材、70…スリップ装置付
き開栓器、71…操作軸、72…筒部材73…軸部材、
80…筒部材、81…ネジ孔、82…軸部材、83…摺
接部材、84…コイルスプリング、85…止めネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブを開閉するための回転軸と、該回
    転軸を回転させるための操作手段との間に、軸部材と、
    該軸部材の外周に回動可能に設けられる筒部材と、軸部
    材と筒部材との回動に所定の抵抗を与える弾発部材とを
    有するスリップ装置を介在させたことを特徴とするバル
    ブの開閉装置。
JP10190308A 1998-07-06 1998-07-06 バルブの開閉装置 Pending JP2000018283A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020076443A (ko) * 2001-03-28 2002-10-11 이금우 밸브 개폐장치
KR100905068B1 (ko) * 2006-10-03 2009-06-30 에스엠씨 가부시키 가이샤 수동전환밸브

Cited By (3)

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