JP2000017672A - アンカーボルト位置出し具 - Google Patents

アンカーボルト位置出し具

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JP2000017672A
JP2000017672A JP10184943A JP18494398A JP2000017672A JP 2000017672 A JP2000017672 A JP 2000017672A JP 10184943 A JP10184943 A JP 10184943A JP 18494398 A JP18494398 A JP 18494398A JP 2000017672 A JP2000017672 A JP 2000017672A
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Makio Yamazaki
真樹雄 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アンカーボルト用の貫通孔を高い精度で位置決
めする。 【構成】本発明に係るアンカーボルト位置出し具1は、
定規本体2と、該定規本体が差し込まれる定規差込部材
3とからなり、定規本体2の先端にはアンカーボルト4
が嵌め込まれる半円筒状部材5を立設してある。定規本
体2には、基準位置、すなわち本実施形態では半円筒状
部材5の半円中心からの寸法が土台6の半幅W/2に基
礎7上に設定される仮置き線8の基礎芯9からの逃げ幅
dを加えた値(W/2+d)となるように目盛り10を
付すとともに、該目盛りに土台6の幅Wを示す数値11
を表示し、さらに目盛り10が付された箇所にはマーキ
ング孔12を穿孔してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンカーボルト用
の貫通孔を主として木造住宅の土台に穿孔する際に使用
するアンカーボルト位置出し具に関する。
【0002】
【従来の技術】木造住宅の土台廻りを施工するにあたっ
ては、コンクリート基礎に定着されたアンカーボルトを
土台に貫通させた後、該アンカーボルトの先端から台座
を嵌め入れ、次いでナットをねじ込んで締め付けること
により、土台を基礎の天端にしっかりと固定するのが一
般的である。
【0003】したがって、土台を施工するには、アンカ
ーボルトを通すための貫通孔を予め穿孔しておく必要が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、アンカーボル
トが常にコンクリート基礎の芯に位置決めされているの
であれば、土台に穿孔すべき貫通孔も該土台の芯に位置
決めしてやれば済む。しかしながら、実際には、立ち上
がり筋などの干渉物がコンクリート基礎内に埋設されて
いる関係上、アンカーボルトの立設位置がコンクリート
基礎の芯から多少偏心することが少なくない。
【0005】そのため、貫通孔を形成すべき箇所を位置
決めするにあたっては、さしがねを用いてコンクリート
基礎の芯墨からアンカーボルトがどれだけ偏心している
かを計測するとともに、該計測値だけ土台の芯から偏心
した位置にマーキングした後、該マーキング箇所をドリ
ルで穿孔するといった手順をとらなければならず、さし
がねを用いた作業ゆえ、ある程度の熟練が必要になると
ともに、作業員の勘違い等が原因で全く異なる箇所に穿
孔してしまう懸念もあった。
【0006】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、アンカーボルト用の貫通孔を高い精度でしか
も簡単に位置決め可能なアンカーボルト位置出し具を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るアンカーボルト位置出し具は請求項1
に記載したように、基準位置からの寸法が土台の半幅W
/2に基礎上に設定される仮置き線の基礎芯からの逃げ
幅dを加えた値となる位置に目盛りを付すとともに、該
目盛りに前記土台の幅Wを示す数値を表示した定規本体
からなるものである。
【0008】また、本発明に係るアンカーボルト位置出
し具は請求項2に記載したように、基準位置からの寸法
が土台の半幅W/2に基礎上に設定される仮置き線の基
礎芯からの逃げ幅dを加えた値となる位置にマーキング
孔を穿孔するとともに、該マーキング孔に前記土台の幅
Wを示す数値を表示した定規本体からなるものである。
【0009】また、本発明に係るアンカーボルト位置出
し具は、前記マーキング孔を前記基準位置を通る直線上
に沿って穿孔したものである。
【0010】また、本発明に係るアンカーボルト位置出
し具は、前記逃げ幅dを複数設定し、各逃げ幅ごとに前
記目盛り若しくは前記マーキング孔を設けるとともに、
該目盛り若しくはマーキング孔に前記逃げ幅を示す数値
をそれぞれ表示したものである。
【0011】また、本発明に係るアンカーボルト位置出
し具は、前記定規本体の先端にアンカーボルトが嵌め込
まれる半円状凹部を形成したものである。
【0012】また、本発明に係るアンカーボルト位置出
し具は、前記定規本体の先端にアンカーボルトが嵌め込
まれる半円筒状部材を立設したものである。
【0013】また、本発明に係るアンカーボルト位置出
し具は、一方の端部から前記定規本体を差込み自在に構
成するとともに他方の端部に所定の係止部が形成された
定規差込部材を備え、前記係止部を、該定規差込部材が
前記土台の材軸に直交した状態にて該土台の縁部に係止
されるように構成したものである。
【0014】請求項1若しくは請求項2の発明に係るア
ンカーボルト位置出し具においては、基礎の芯から所定
の逃げ幅dだけずれた位置に仮置き線を予め引いてお
き、その仮置き線に土台の基礎側縁部を合わせるように
して該土台を基礎の上に仮置きする。次に、定規本体の
基準位置をアンカーボルトの中心に合わせ、かかる状態
で土台の幅Wが表示された目盛りに合わせて土台にマー
キングし、若しくはマーキング孔に筆記用具を差し込ん
でマーキングする。
【0015】このようにすると、マーキングされた箇所
の土台芯からの寸法a´は、アンカーボルトの基礎芯か
らのずれ寸法をaとすると
【0016】 a´=(W/2+d+a)―(W/2+d)=a
【0017】となってaに一致する。
【0018】ここで、前記マーキング孔を前記基準位置
を通る直線上に沿って穿孔したならば、マーキング箇所
がそのままドリル作業時の穿孔位置となるので、穿孔作
業がきわめて効率よくしかも高い精度で行うことが可能
となる。
【0019】逃げ幅dについては、固定値例えば30m
mとしてもよいが、前記逃げ幅dを複数設定し、各逃げ
幅ごとに前記目盛り若しくは前記マーキング孔を設ける
とともに、該目盛り若しくはマーキング孔に前記逃げ幅
を示す数値をそれぞれ表示したならば、状況に応じて逃
げ幅を選択することができる。かかる構成の具体例とし
ては、定規本体の一方の側に逃げ幅が20mmのときの
目盛り若しくはマーキング孔を設けるとともに、反対の
側に40mmのときの目盛り若しくはマーキング孔を設
けることが考えられる。
【0020】基準位置とは、定規本体を使用状態にした
ときにアンカーボルトの中心がくる箇所をさし、必ずし
も定規本体自体に存在するとは限らない。例えば定規本
体の先端をアンカーボルトにあてがって使用するのであ
れば、基準位置は、アンカーボルトの半径分だけ定規本
体の先端の延長上に存在することになる。
【0021】ここで、前記定規本体の先端にアンカーボ
ルトが嵌め込まれる半円状凹部を形成したならば、マー
キング中に定規本体がアンカーボルトから外れるおそれ
がなくなる。なお、かかる構成での基準位置は、半円状
凹部を形成する半円の中心となる。
【0022】また、前記定規本体の先端にアンカーボル
トが嵌め込まれる半円筒状部材を立設したならば、マー
キング中に定規本体がアンカーボルトから外れるおそれ
がなくなるとともに、アンカーボルトの先端が土台天端
よりも下方にくる場合にも使用可能となる。なお、かか
る構成での基準位置は、半円筒状部材の内面を形成する
半円の中心となる。
【0023】上述した定規本体は、これを単独で使用す
ることができるが、一方の端部から前記定規本体を差込
み自在に構成するとともに他方の端部に所定の係止部が
形成された定規差込部材を備え、前記係止部を、該定規
差込部材が前記土台の材軸に直交した状態にて該土台の
縁部に係止されるように構成したならば、土台の材軸に
直交する方向に沿って寸法計測されることとなり、位置
決め精度が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るアンカーボル
ト位置出し具の実施の形態について、添付図面を参照し
て説明する。なお、従来技術と実質的に同一の部品等に
ついては同一の符号を付してその説明を省略する。
【0025】図1は、本実施形態に係るアンカーボルト
位置出し具1を示した分解斜視図であり、図2、図3
は、それぞれ使用状態での鉛直断面図、平面図である。
これらの図でわかるように、本実施形態に係るアンカー
ボルト位置出し具1は、定規本体2と、該定規本体が差
し込まれる定規差込部材3とからなり、定規本体2の先
端にはアンカーボルト4が嵌め込まれる半円筒状部材5
を立設してある。半円筒状部材5は、アンカーボルト4
の外径に合わせて例えばその内径を12mm程度にする
のがよい。
【0026】定規本体2には、基準位置、すなわち本実
施形態では半円筒状部材5の半円中心からの寸法が土台
6の半幅W/2に基礎7上に設定される仮置き線8の基
礎芯9からの逃げ幅dを加えた値(W/2+d)となる
ように目盛り10を付すとともに、該目盛りに土台6の
幅Wを示す数値11を表示し、さらに目盛り10が付さ
れた箇所にはマーキング孔12を穿孔してある。かかる
マーキング孔12は、基準位置、すなわち半円筒状部材
5の半円中心を通る直線上に沿って穿孔しておくのがよ
い。
【0027】具体的に説明すると、定規本体2には、9
0mm、105mm、120mm、150mmという4
種類の土台幅に適用できるように4組の目盛り10、数
値11及びマーキング孔12を設けてあり、仮置き線8
の基礎芯9からの逃げ幅dを30mmとすると、「9
0」という数値11が記載された目盛り10及びマーキ
ング孔12は、半円筒状部材5の半円中心からの寸法が
90/2+30=75mm(L1)となる位置に設けてあ
る。同様に、「105」という数値11が記載された目
盛り10等は、105/2+30=82.5mm(L2)
となる位置に、「120」という数値11が記載された
目盛り10等は、120/2+30=90mm(L3)と
なる位置に、「150」という数値11が記載された目
盛り10等は、150/2+30=105mm(L4)と
なる位置にそれぞれ設けてある。
【0028】なお、図2、図3は、土台幅Wが105m
mである場合の相対位置関係で示してある。
【0029】一方、定規差込部材3は、上述したように
一方の端部に設けた差込口21から定規本体2を差し込
んでスライドできるようになっているとともに、他方の
端部には係止部22を形成してあり、かかる係止部22
は、定規差込部材3が土台6の材軸に直交した状態にて
該土台の縁部に係止されるようになっている。係止部2
2の幅は、このように土台6との直交性を確実に保持で
きるよう、例えば5cm程度以上とするのがよい。ま
た、定規差込部材3は、差し込まれた定規本体2の目盛
り10等がよく見えるように例えば透明アクリル材で形
成するのがよい。
【0030】本実施形態に係るアンカーボルト位置出し
具1を用いてアンカーボルト用の貫通孔の位置決めを行
うには、まず、基礎7の芯9から所定の逃げ幅dだけず
れた位置に仮置き線8を予め引いておき、その仮置き線
8に土台6の基礎側縁部(図3では右側縁部)を合わせ
るようにして該土台を基礎7の上に仮置きする。
【0031】次に、定規本体2を定規差込部材3に差し
込んで該定規本体の半円筒状部材5をアンカーボルト4
に嵌め込み、定規本体2の基準位置をアンカーボルト4
の中心に合わせるとともに、定規差込部材3の係止部2
2を土台6の反対側縁部(図3では左側縁部)に係止す
ることで定規差込部材3及びそれに差し込まれている定
規本体2を土台6の材軸と直交する方向に保持する。
【0032】次に、土台6の幅Wが表示された目盛り1
0のところにマーキングする。マーキングの際は、図2
に示すように、土台6の幅Wが表示されたマーキング孔
12に筆記用具23の先端を入れてマーキングすればよ
い。
【0033】このようにすると、マーキングされた箇所
(図3では105mmと表示された箇所)の土台芯から
の寸法a´は、アンカーボルトの基礎芯からのずれ寸法
をaとすると
【0034】 a´=(W/2+d+a)―(W/2+d)=a
【0035】となってaに一致する。すなわち、アンカ
ーボルト4の偏心量aがそのまま土台6に転記されたこ
ととなる。
【0036】以上説明したように、本実施形態に係るア
ンカーボルト位置出し具1によれば、基準位置からの寸
法が土台の半幅W/2に逃げ幅dを加えた値となるよう
に定規本体2にマーキング孔12を設けておき、使用時
においては、その逃げ幅dで土台6を仮置きした状態で
土台幅Wが表示されたマーキング孔12を用いてマーキ
ングするようにしたので、アンカーボルト4の基礎芯か
らのずれ寸法a´は、そのまま土台6に転記されること
となり、土台6に穿孔すべきアンカーボルト4の挿通孔
の位置決め作業を簡単かつ高い精度で行うことが可能と
なる。
【0037】また、本実施形態に係るアンカーボルト位
置出し具1によれば、マーキング孔12を、基準位置、
すなわち半円筒状部材5の半円中心を通る直線上に沿っ
て穿孔するようにしたので、定規本体2を定規差込部材
3に差し込んで該定規差込部材の係止部22を土台6の
反対側縁部に係止したとき、マーキング孔12は、基準
位置、すなわち半円筒状部材5の半円中心を通って土台
6の材軸に直交する方向に沿って並ぶ。そのため、マー
キング箇所がそのままドリル作業時の穿孔位置となり、
位置決めから穿孔までの一連の作業を効率よくしかも高
い精度で行うことが可能となる。
【0038】また、本実施形態に係るアンカーボルト位
置出し具1によれば、定規本体2の先端にアンカーボル
ト4が嵌め込まれる半円筒状部材5を立設したので、マ
ーキング中に定規本体2がアンカーボルト4から外れる
おそれがなくなるとともに、図4に示すように、アンカ
ーボルト4の先端が土台6の天端よりも下方にくる場合
にも使用することができる。
【0039】また、本実施形態に係るアンカーボルト位
置出し具1によれば、定規本体2が差し込まれる定規差
込部材3に係止部22を形成し、該係止部を土台の縁部
に係止した状態でマーキングを行うようにしたので、そ
のときの寸法計測は、土台6の材軸に直交する方向に沿
って行われることととなり、アンカーボルト4の挿通孔
を位置決めする作業の精度向上を図ることが可能とな
る。
【0040】本実施形態では、定規本体2に目盛り10
及びマーキング孔12を設けたが、両方設ける必要はな
く、いずれか一つ設ければよい。
【0041】また、本実施形態では、定規本体2を定規
差込部材3に差し込んで使用するようにしたが、土台6
の材軸に対する直交性を別途確保するのであれば、定規
本体2を単体で使用するようにしてもよい。
【0042】また、本実施形態では、アンカーボルト4
を土台6の挿通孔に通してから雌ねじ部材を土台6の天
端からねじ込んで土台6を基礎7に固定するようなケー
スがあることを想定し、アンカーボルト4の突出端が土
台6の天端より低くても適用できるように、定規本体2
の先端に半円筒状部材5を設けたが、アンカーボルト4
が土台6の天端を突き抜ける一般的なケースだけを考え
るのであれば、図5に示すように、定規本体2の先端に
半円状凹部31を形成し、該凹部にアンカーボルト4が
嵌め込まれる定規本体32を用いるようにしてもよい。
かかる構成によっても、半円状凹部31にアンカーボル
ト4を嵌め込むことによって定規本体2がアンカーボル
ト4から外れるのを未然に防止することができる。
【0043】また、本実施形態では、逃げ幅dを30m
mに固定したが、図6に示すように一方の側に逃げ幅が
20mmのときの目盛り41を付してその数値42を表
示するとともに、反対の側に40mmのときの目盛り4
3を付してその数値44を表示した定規本体45を使用
するようにしてもよい。かかる構成によれば、状況に応
じて逃げ幅を選択することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1、請求項2
に係る本発明のアンカーボルト位置出し具によれば、ア
ンカーボルトの基礎芯からのずれ寸法がそのまま土台に
転記されることとなり、土台に穿孔すべきアンカーボル
トの挿通孔の位置決め作業を簡単かつ高い精度で行うこ
とが可能となる。
【0045】また、請求項3に係る本発明のアンカーボ
ルト位置出し具によれば、マーキング箇所がそのままド
リル作業時の穿孔位置となり、位置決めから穿孔までの
一連の作業を効率よくしかも高い精度で行うことが可能
となるという効果も奏する。
【0046】また、請求項4に係る本発明のアンカーボ
ルト位置出し具によれば、状況に応じて仮置き線の基礎
芯からの逃げ幅を選択することが可能となるという効果
も奏する。
【0047】また、請求項5に係る本発明のアンカーボ
ルト位置出し具によれば、マーキング中に定規本体がア
ンカーボルトから外れるおそれがなくなるという効果も
奏する。
【0048】また、請求項6に係る本発明のアンカーボ
ルト位置出し具によれば、マーキング中に定規本体がア
ンカーボルトから外れるおそれがなくなるとともに、ア
ンカーボルトの先端が土台の天端よりも下方にくる場合
にも使用することができるという効果も奏する。
【0049】また、請求項7に係る本発明のアンカーボ
ルト位置出し具によれば、寸法計測が土台の材軸に直交
する方向に沿って行われることととなり、アンカーボル
トの挿通孔を位置決めする作業の精度向上を図ることが
可能となるという効果も奏する。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るアンカーボルト位置出し具の
分解斜視図。
【図2】本実施形態に係るアンカーボルト位置出し具の
使用状況を示した鉛直断面図。
【図3】本実施形態に係るアンカーボルト位置出し具の
使用状況を示したA―A線方向から見た平面図。
【図4】別の使用状況を示した鉛直断面図。
【図5】変形例に係る定規本体を示した全体斜視図。
【図6】別の変形例に係る定規本体を示した全体斜視
図。
【符号の説明】
1 アンカーボルト位置出し
具 2、32、45 定規本体 3 定規差込部材 4 アンカーボルト 5 半円筒状部材 6 土台 7 基礎 8 仮置き線 9 基礎芯 10 目盛り 11 土台の幅を示す数値 12 マーキング孔 22 係止部 31 半円状凹部 42、44 逃げ幅dを示す数値

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準位置からの寸法が土台の半幅W/2
    に基礎上に設定される仮置き線の基礎芯からの逃げ幅d
    を加えた値となる位置に目盛りを付すとともに、該目盛
    りに前記土台の幅Wを示す数値を表示した定規本体から
    なることを特徴とするアンカーボルト位置出し具。
  2. 【請求項2】 基準位置からの寸法が土台の半幅W/2
    に基礎上に設定される仮置き線の基礎芯からの逃げ幅d
    を加えた値となる位置にマーキング孔を穿孔するととも
    に、該マーキング孔に前記土台の幅Wを示す数値を表示
    した定規本体からなることを特徴とするアンカーボルト
    位置出し具。
  3. 【請求項3】 前記マーキング孔を前記基準位置を通る
    直線上に沿って穿孔した請求項2記載のアンカーボルト
    位置出し具。
  4. 【請求項4】 前記逃げ幅dを複数設定し、各逃げ幅ご
    とに前記目盛り若しくは前記マーキング孔を設けるとと
    もに、該目盛り若しくはマーキング孔に前記逃げ幅を示
    す数値をそれぞれ表示した請求項1若しくは請求項2記
    載のアンカーボルト位置出し具。
  5. 【請求項5】 前記定規本体の先端にアンカーボルトが
    嵌め込まれる半円状凹部を形成した請求項1若しくは請
    求項2記載のアンカーボルト位置出し具。
  6. 【請求項6】 前記定規本体の先端にアンカーボルトが
    嵌め込まれる半円筒状部材を立設した請求項1若しくは
    請求項2記載のアンカーボルト位置出し具。
  7. 【請求項7】 一方の端部から前記定規本体を差込み自
    在に構成するとともに他方の端部に所定の係止部が形成
    された定規差込部材を備え、前記係止部を、該定規差込
    部材が前記土台の材軸に直交した状態にて該土台の縁部
    に係止されるように構成した請求項1乃至請求項6のい
    ずれか一記載のアンカーボルト位置出し具。
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