JP2000014222A - 農用刈取装置 - Google Patents

農用刈取装置

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JP2000014222A
JP2000014222A JP10188496A JP18849698A JP2000014222A JP 2000014222 A JP2000014222 A JP 2000014222A JP 10188496 A JP10188496 A JP 10188496A JP 18849698 A JP18849698 A JP 18849698A JP 2000014222 A JP2000014222 A JP 2000014222A
Authority
JP
Japan
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blade
receiving
reaping
cutting
receiving blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP10188496A
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English (en)
Inventor
Harumichi Makizono
晴充 牧園
Haruo Baba
治男 馬場
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に構成できるものでありながら、刈刃や
受刃上の異物を迅速に排除できる農用刈取装置を提供す
る。 【解決手段】 刃体6a,7aが左右に複数個並列する
受刃7及び刈刃6をそれぞれ一体にプレス成型するとと
もに、前記受刃7の上に重ねた前記刈刃6を左右に往復
駆動するように構成し、前記受刃7及び刈刃7の互いの
摺接面の少なくとも一方に、浅溝15を刈幅にわたって
形成し、異物排出用の前後に長い長孔16を左右に所定
間隔をおいて前記受刃7に形成してある農用刈取装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受刃の上に重ねた
刈刃を左右に往復駆動するように構成して穀稈等の切断
を行う農用刈取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の農用刈取装置にあって
は、刈刃や受刃は1ピッチ分づつ個別に構成された刃体
を支持部材に左右に並設する状態で固定したものが周知
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の農用刈取装
置のように、1ピッチ分の個別の刃体を左右に並設する
構成のものでは、構造的に複雑になり部品点数も多いこ
とからその組付の手間がかかるものとなっており、製造
工程が多くなって、結果的に製造コストが高いものとな
るという課題を有していた。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、安価に構成できるものでありながら、刈刃や
受刃上の異物を迅速に排除できる農用刈取装置の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(構成) 本発明の請求
項1にかかる農用刈取装置は、刃体が左右に複数個並列
する受刃及び刈刃をそれぞれ一体にプレス成型するとと
もに、前記受刃の上に重ねた前記刈刃を左右に往復駆動
するように構成し、前記受刃及び刈刃の互いの摺接面の
少なくとも一方に、浅溝を刈幅にわたって形成し、異物
排出用の前後に長い長孔を左右に所定間隔をおいて前記
受刃に形成してあることを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、刈刃も受刃も刃体が左右に複数個並列する状
態で一体にプレス加工したものであるから、単品の刃体
を複数枚並べて組付けるものと比較して、組付の手間が
かからなくなる。さらに、受刃及び刈刃の少なくとも一
方に形成された浅溝は切れ藁や泥等の異物が逃げる空間
となって、受刃と刈刃との摺動面間にそれらの異物が挟
み込まれることの抑制が図られるとともに、その浅溝の
異物が迅速に排除されるよう、受刃側に形成された長孔
を通して下方に排出できることになって、異物による刈
取不良を抑制できる。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、刈刃や受刃の製造組付けが簡易迅速
安価なものとなるとともに、刈刃と受刃との間に異物を
挟み込むことによって切れ味が低下するという不具合を
解消できるとともに、異常音の発生も抑制できる利点が
ある。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかる農用
刈取装置は、請求項1に記載のものにおいて、前記長孔
は、前記浅溝の前後幅を越えて前後に長く設定してある
ことを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、異物排除用の長孔が浅溝の前後幅を越えて前
後に長く設定してあるから、浅溝内に入り込んだ異物が
その浅溝の前後幅の全範囲において長孔に重複する状態
となっていることで、確実性高く異物をその長孔から下
方に落として排除できるものとなっている。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、刈取装置において異物により不具合
が発生することを一層確実性高く抑制できる。
【0011】(構成) 本発明の請求項3にかかる農用
刈取装置は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前
記長孔の前端は、前記刈刃の刃底位置より前側に位置す
るように構成してあることを特徴構成とする。
【0012】(作用) 本発明の請求項3にかかる構成
によれば、長孔の前端は、刈刃の刃底位置より前側に位
置するように構成してあるから、刈刃に絡みついたりし
た異物がその刈刃の刃底に集まり易いのであるが、その
刃底の異物は長孔の前部箇所を通して下方の地面側に落
ち易いものとなっている。
【0013】(効果) 従って、本発明の請求項3にか
かる構成によれば、刈取装置において異物により不具合
が発生することを一層確実性高く抑制できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、刈取結束機(バインダ)
を示している。この刈取結束機は、タイヤ車輪1によっ
て自走するように構成するとともに、タイヤ車輪1にミ
ッションケース2、伝動ケース4を介して動力伝達する
エンジンE、機体操縦用のハンドル3等を備えた自走機
体の前部に、稲、・麦などの植立穀稈を刈り取り、刈取
穀稈を結束処理する刈取結束作業部Aを連結し、自走機
体から刈取結束作業部Aに回転動力を伝達するように構
成している。
【0015】図2乃至図5には、刈取結束作業部Aに設
けられるバリカン型の刈取装置5を示している。この刈
取装置5は、刈刃6と受刃7とを上下に重ねた状態で刈
取部フレーム8に取り付け、そして、機体側から動力伝
達されて駆動されるクランクアーム9を係入して刈刃6
を往復動駆動するためのナイフヘッド10を刈刃6と一
体に連結している。
【0016】図5に示すように、刈刃6と受刃7とはそ
れぞれ刃体6a,7aを左右に複数個並設される状態で
プレス成型によって一体形成したものである。そして、
刈刃1は左右に所定間隔おきに設けたナイフクリップ1
1と横長のすらし板12とによって往復摺動可能に受刃
7にボルト連結している。また、刈刃6にはナイトクリ
ップ11及びすらし板12に往復動範囲において摺接す
るナイフバー13と、ナイフヘッド10等に穀稈等が絡
まないよう保護する保護部材14をボルト連結してい
る。
【0017】さらに、受刃7には、その刃体7aが設け
られている基板部7bの摺接面を成す上面に左右の全幅
にわたって左右方向に沿う浅めの浅溝15を形成してい
るとともに、この浅溝15は、前後方向に比較的幅広に
形成している。そして、受刃7には、前記浅溝15の前
後幅より前後に長く形成した上下に貫通する長孔として
の穿設孔16を、左右に所定間隔をおいて形成してい
る。尚、この穿設孔16は、その前端が受刃7の刃底7
Aよりも前側に位置するように形成している。又、刈刃
6側にも複数個の小孔17を上下に貫通する状態で穿設
している。これらの小孔17は受刃7と刈刃6との摺接
面への注油口として使用できる。
【0018】〔別の実施の形態〕 上記実施の形態では、浅溝を受刃側にのみ設けたも
のを示したが、刈刃側にのみ設けても良いとともに、受
刃と刈刃との両側に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈取結束機を示す全体側面図
【図2】刈取装置を示す平面図
【図3】刈取装置を示すナイフクリップ箇所での縦断側
面図
【図4】刈取装置を示すナイフヘッド箇所での縦断側面
【図5】刈取装置を示す分解斜視図
【符号の説明】
5 浅溝 6 刈刃 7 受刃 6a,7a 刃体 15 浅溝 16 長孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃体が左右に複数個並列する受刃及び刈
    刃をそれぞれ一体にプレス成型するとともに、前記受刃
    の上に重ねた前記刈刃を左右に往復駆動するように構成
    し、前記受刃及び刈刃の互いの摺接面の少なくとも一方
    に、浅溝を刈幅にわたって形成し、異物排出用の前後に
    長い長孔を左右に所定間隔をおいて前記受刃に形成して
    ある農用刈取装置。
  2. 【請求項2】 前記長孔は、前記浅溝の前後幅を越えて
    前後に長く設定してある請求項1に記載の農用刈取装
    置。
  3. 【請求項3】 前記長孔の前端は、前記刈刃の刃底位置
    より前側に位置するように構成してある請求項1又は2
    に記載の農用刈取装置。
JP10188496A 1998-07-03 1998-07-03 農用刈取装置 Pending JP2000014222A (ja)

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JP10188496A JP2000014222A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 農用刈取装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008072909A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Kubota Corp 刈取装置
CN106818018A (zh) * 2017-03-22 2017-06-13 山东农业大学 链条式甘薯秧粉碎回收机

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JP2008072909A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Kubota Corp 刈取装置
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