JP2000011159A - 原稿読取システム - Google Patents

原稿読取システム

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JP2000011159A
JP2000011159A JP10178547A JP17854798A JP2000011159A JP 2000011159 A JP2000011159 A JP 2000011159A JP 10178547 A JP10178547 A JP 10178547A JP 17854798 A JP17854798 A JP 17854798A JP 2000011159 A JP2000011159 A JP 2000011159A
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JP10178547A
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English (en)
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Koichi Taniguchi
浩一 谷口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上のコンピュータから原稿読取
装置のデータを読み取ることのできる原稿読取システム
を得ることを目的とする。 【解決手段】 所定のデータを読み取る原稿読取装置1
と、ネットワーク4上に配置されるとともに原稿読取装
置1に接続され、原稿読取装置1からデータを読み込む
読取制御装置(コンピュータ)2と、読取制御装置2に
読み取られたデータを格納するストレージ手段10と、
ネットワーク4上に配置され、読取制御装置2に対して
原稿読取装置1のデータ読み取り動作を実行させる操作
制御装置(コンピュータ)3とを備えた原稿読取システ
ムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
原稿読取装置を利用する原稿読取システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図15および図16を参照しながら、従
来の原稿読取システムを説明する。
【0003】図15に示すように、原稿読取装置1は、
この原稿読取装置1からデータを読み込むためのコンピ
ュータ21と汎用インターフェース(図示せず)を介し
て直接に接続されている。コンピュータ21は、原稿読
取装置1からの読み込み処理を制御するための手段によ
り構成されており、具体的には、操作手段5、読取手段
8、ファイル操作手段9、ストレージ手段10、表示手
段11からなる。
【0004】以上のように構成された原稿読取システム
において、原稿を読み取る場合の動作について説明す
る。
【0005】操作手段5で読み取り動作指示および実行
開始の指令が入力されると(ステップS1)、読取手段
8によって原稿読取装置1に命令コマンドが転送され
(ステップS2)、画像読み取りが実行される(ステッ
プS3)。なお、原稿読取装置1の読み取り動作の詳細
についてはここでは省略する。
【0006】読み取られたデータは、コンピュータ21
のメモリに格納されるかもしくはストレージ手段10に
保存される(ステップS4)。次に、読み取り動作が完
了したかどうかが判断され(ステップS5)、完了して
いない場合は読み取り動作を再度実行する処理に戻り、
完了した場合は後処理に移行する。
【0007】ここで、読み取るデータを複数ラインに分
割して読み込むため、ステップS2からステップS4ま
でを複数回繰り返す場合が多い。また、始めに読み取り
範囲の指定や解像度指定等を行うためにプリスキャンで
上記動作を行い、本スキャンでまた同動作を繰り返す手
順が一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図15に示すように、
従来では、原稿読取装置とコンピュータとは直接接続さ
れている場合が一般的であった。しかし、近年において
複数のコンピュータがネットワークに接続される利用形
態が増えるに伴って、原稿読取装置を共有資源として利
用するニーズが高まっている。
【0009】しかし、これまでの原稿読取システム(図
15)では、原稿読取装置のつながったコンピュータで
しか実行できない。このため、原稿読取装置を共有資源
として有効活用しづらいという問題があった。
【0010】また、仮にネットワーク上で原稿読取装置
を共有できる仕組みがあったとしても、コンピュータが
すべて原稿読取装置からの画像読み取りに必要なメモリ
やストレージなどを十分に備えているとは限らない。す
ると、コンピュータによっては、効果的な読み取り処理
ができないという問題があった。
【0011】そこで、本発明は、ネットワーク上のコン
ピュータから原稿読取装置のデータを読み取ることので
きる原稿読取システムを提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、十分なメモリやストレー
ジを備えていないコンピュータでも原稿読取装置から読
み取ったデータを効果的に処理することのできる原稿読
取システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の原稿読取システムは、所定のデータを読み
取る原稿読取装置と、ネットワーク上に配置されるとと
もに原稿読取装置に接続され、原稿読取装置からデータ
を読み込む読取制御装置と、読取制御装置に読み取られ
たデータを格納するストレージ手段と、ネットワーク上
に配置され、読取制御装置に対して原稿読取装置のデー
タ読み取り動作を実行させる操作制御装置とを備えたも
のである。
【0014】これにより、原稿読取装置が接続されてい
ないネットワーク上のコンピュータである操作制御装置
から原稿読取装置のデータを読み取ることが可能にな
る。
【0015】また、本発明の原稿読取システムは、前述
した発明において、操作制御装置には、原稿読取装置か
ら読み取られたデータより低解像度のデータが読取制御
装置から送られて表示されるものである。
【0016】これにより、たとえ十分なメモリやストレ
ージを備えていないコンピュータであっても、原稿読取
装置から読み取ったデータを効果的に処理することが可
能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、所定のデータを読み取る原稿読取装置と、ネットワ
ーク上に配置されるとともに原稿読取装置に接続され、
原稿読取装置からデータを読み込む読取制御装置と、読
取制御装置に読み取られたデータを格納するストレージ
手段と、ネットワーク上に配置され、読取制御装置に対
して原稿読取装置のデータ読み取り動作を実行させる操
作制御装置とを備えた原稿読取システムであり、原稿読
取装置が接続されていないネットワーク上のコンピュー
タである操作制御装置から原稿読取装置のデータを読み
取ることが可能になるという作用を有する。
【0018】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1記載の発明において、操作制御装置には、原稿
読取装置から読み取られたデータより低解像度のデータ
が読取制御装置から送られて表示される原稿読取システ
ムであり、たとえ十分なメモリやストレージを備えてい
ないコンピュータであっても、原稿読取装置から読み取
ったデータを効果的に処理することが可能になるという
作用を有する。
【0019】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、読取制御装置には、操
作制御装置により動作制御され、原稿読取装置に読み取
られたデータの編集を行う編集手段が設けられている原
稿読取システムであり、コンピュータからの指示で、読
み取られた画像データに対して編集作業を行うことが可
能になるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、読取制御装置には、操
作制御装置により動作制御され、原稿読取装置に読み取
られたデータを電子メールで送信するメール送信手段が
設けられている原稿読取システムであり、読み取られた
画像データを電子メールに添付して送信することが可能
になるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、読取制御装置には、操
作制御装置により動作制御され、原稿読取装置に読み取
られたデータをファクシミリ送信するファクシミリ送信
手段が設けられている原稿読取システムであり、読み取
られた画像データをファクシミリで送信することが可能
になるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、ネットワーク上には、
複数の操作制御装置が設けられている原稿読取システム
であり、読み取られた画像データを相互に共有すること
が可能になるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
6記載の発明において、読取制御装置には、操作制御装
置により動作制御され、原稿読取装置に読み取られたデ
ータの編集を行う編集手段が設けられている原稿読取シ
ステムであり、複数のコンピュータがお互いに読み取っ
た画像データに対して編集操作を行うことができ、さら
にほぼ同時にデータ内容を更新することが可能になると
いう作用を有する。
【0024】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図14を用いて説明する。なお、これらの図面にお
いて同一の部材には同一の符号を付しており、また、重
複した説明は省略されている。
【0025】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における原稿読取システムを示すブロック図、図2
は図1の原稿読取システムの各構成要素を詳細に示すブ
ロック図、図3は図1の原稿読取システムの動作を示す
フローチャートである。
【0026】図1に示すように、本実施の形態の原稿読
取システムでは、原稿読取装置1からデータを読み込む
読取制御装置(コンピュータ)2、および読取制御装置
2に所定の動作を行わせる操作制御装置(コンピュー
タ)3が同一のネットワーク4上に接続されている。ま
た原稿読取装置1は読取制御装置2に接続されている。
【0027】そして、図2に示すように、読取制御装置
2は操作制御装置3との間で通信を行う通信手段7、原
稿読取装置1に命令を送ってデータを読み取る読取手段
8、読み取ったデータを保存するファイル操作手段9か
らなる。そして、ファイル操作手段9には、所定の情報
を記憶する記憶装置であるストレージ手段10が接続さ
れている。また、操作制御装置3は、画面表示に基づい
て読取制御装置2に所定の動作を行わせるための指令の
入力を行う操作手段5、読取制御装置2との間で通信を
行う通信手段6、画像を表示する表示手段11からな
る。
【0028】以上のように構成された原稿読取システム
において、操作制御装置3で原稿を読み取る場合の動作
について図3を用いて説明する。
【0029】まず、操作制御装置3の操作手段5におい
て、読取動作指令および実行開始指令を画面上から入力
し、スキャンを指示する(ステップS1)。すると、入
力されたスキャンパラメータは通信手段6に渡され(ス
テップS2)、ネットワーク4を経由して読取制御装置
2の通信手段7に送信される(ステップS3)。
【0030】受け取ったスキャンパラメータから、読取
手段8は原稿読取装置1に命令コマンドを転送し(ステ
ップS4)、画像読取が実行される(ステップS5)。
【0031】読み取られた画像データは、ファイル操作
手段9により読取制御装置2のメモリを経由してストレ
ージ手段10に格納され、また画面表示用の画像データ
(例えば低解像度の画像データ)が生成される(ステッ
プS6)。なお、ここでのストレージ手段10は読取制
御装置2に存在する構成となっているが、ネットワーク
上のファイルサーバ上に配置するようにしてもよい。
【0032】次に、生成された画面表示用の画像は通信
手段7から操作制御装置3の通信手段6に返送され(ス
テップS7)、表示手段11に表示される(ステップS
8)。
【0033】その後、指定された読取範囲が完了したか
どうか判断され(ステップS9)、完了していない場合
は、通信手段6からスキャンパラメータをさらに送信し
て読み取り実行を繰り返す。また、完了した場合は後処
理に移行する。
【0034】以上のように、本実施の形態によれば、原
稿読取装置1がネットワーク4上に接続された読取制御
装置2に接続され、同じネットワーク4上に接続された
操作制御装置3が読取制御装置2に原稿読取装置1のデ
ータ読み取り動作を行わせるようにしているので、原稿
読取装置1が接続されていないネットワーク上のコンピ
ュータである操作制御装置3から原稿読取装置1のデー
タを読み取ることが可能になる。
【0035】また、原稿読取装置1から読み取られた画
像データより低解像度のデータを操作制御装置3で表示
することとしているので、たとえ操作制御装置3が十分
なメモリやストレージを備えていないコンピュータであ
っても、原稿読取装置1から読み取ったデータを効果的
に処理することが可能になる。
【0036】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2における原稿読取システムの構成を詳細に示すブロ
ック図、図5は図4の原稿読取システムの動作を示すフ
ローチャートである。
【0037】図4に示すように、本実施の形態の原稿読
取システムでは、読取制御装置2に関して、原稿読取装
置1から読み取った画像データに編集作業を行う編集手
段12がさらに設けられている点で実施の形態1に示す
ものと異なっている。
【0038】以上のように構成された原稿読取システム
において、読取制御装置2で読み取った画像データに対
して編集を行う場合の動作について、図5を用いて説明
する。
【0039】まず、操作制御装置3の操作手段5によっ
て、画面に表示された画像に例えば文字の入力やマーカ
の入力、あるいは色の変換等の操作を行うことで編集パ
ラメータが生成される(ステップS1)。次に、このよ
うにして生成された編集パラメータは通信手段6に渡さ
れ(ステップS2)、ネットワーク4を経由して読取制
御装置2の通信手段7に送信される(ステップS3)。
【0040】読取制御装置2では、受け取った編集パラ
メータの対象となる原画像をストレージ手段10からメ
モリに読み込む(ステップS4)。次に、編集手段12
によって編集パラメータの内容のとおりにメモリ上の原
画像に編集操作を施し(ステップS5)、ストレージ手
段10に再保存する(ステップS6)。このとき画面表
示用の画像も再生成されており、この画像は通信手段7
から操作制御装置3の通信手段6に送信された後(ステ
ップS7)、表示手段11によって再表示される(ステ
ップS8)。
【0041】その後、編集操作が完了したかどうかが判
断され(ステップS9)、完了していない場合は、通信
手段6から編集パラメータをさらに送信して編集実行を
繰り返す。また、完了した場合は、次の後処理に移行す
る。
【0042】以上のように、本実施の形態によれば、操
作制御装置3により動作制御される編集手段12が読取
制御装置2に設けられているので、操作制御装置3から
の指示で、読取制御装置2に読み取られた画像データに
対して編集作業を行うことが可能になる。
【0043】(実施の形態3)図6は本発明の実施の形
態3における原稿読取システムの構成を詳細に示すブロ
ック図、図7は図6の原稿読取システムの動作を示すフ
ローチャートである。
【0044】図6に示すように、本実施の形態の原稿読
取システムでは、読取制御装置2にメール送信手段12
が設けられ、ネットワーク4上には電子メールを送信す
るためのメールサーバ14が配置されている点で実施の
形態1に示すものと異なっている。
【0045】以上のように構成された原稿読取システム
において、読取制御装置2で読み取った原稿読取装置1
の画像データを電子メールで送信する場合の動作(つま
り、実施の形態1で示した読み取り後の処理以降の動
作)について、図7を用いて説明する。
【0046】まず、操作制御装置3の操作手段5によっ
て、画面に表示された画像を電子メールで送信するため
の指示パラメータ(例えば相手先アドレス、表題、本文
など)を入力する(ステップS1)。次に、入力された
指示パラメータは通信手段6に渡され(ステップS
2)、ネットワーク4を経由して読取制御装置2の通信
手段7に送信される(ステップS3)。
【0047】読取制御装置2では、受け取った指示パラ
メータに基づいて原画像を通常の電子メールの操作と同
じくメールサーバ14に送信する(ステップS4)。こ
のとき、電子メールの操作結果メッセージ(ステータ
ス)を通信手段7から操作制御装置3の通信手段6に送
った後(ステップS5)、表示手段11によって表示す
る(ステップS6)。
【0048】その後、電子メール送信指示がすべて完了
したかどうかが判断され(ステップS7)、完了してい
ない場合は、通信手段6から指示パラメータをさらに送
信して電子メール操作を繰り返す。また、完了した場合
は、後処理に移行する。
【0049】以上のように、本実施の形態によれば、読
取制御装置2にメール送信手段13が設けられているの
で、読取制御装置2で読み取られた画像データを電子メ
ールに添付して送信することが可能になる。なお、この
場合、操作制御装置3に電子メールの送信手段を備えて
いる必要はない。
【0050】(実施の形態4)図8は本発明の実施の形
態4における原稿読取システムの構成を詳細に示すブロ
ック図、図9は図8の原稿読取システムの動作を示すフ
ローチャートである。
【0051】図8に示すように、本実施の形態の原稿読
取システムでは、読取制御装置2にファクシミリ送信手
段15が設けられ、ネットワーク4上にはファクシミリ
送信を行うためのファクシミリサーバ16が配置されて
いる点で実施の形態1に示すものと異なっている。
【0052】以上のように構成された原稿読取システム
において、読取制御装置2で読み取った原稿読取装置1
の画像データをファクシミリ送信する場合の動作(つま
り、実施の形態1で示した読み取り後の処理以降の動
作)について、図9を用いて説明する。
【0053】まず、操作制御装置3の操作手段5によっ
て、画面に表示された画像をファクシミリで送信するた
めの指示パラメータ(例えば相手先電話番号など)を入
力する(ステップS1)。次に、入力された指示パラメ
ータは通信手段6に渡され(ステップS2)、ネットワ
ーク4を経由して読取制御装置2の通信手段7に送信さ
れる(ステップS3)。
【0054】読取制御装置2では、受け取った指示パラ
メータに基づいて原画像を通常のファクシミリの操作と
同じくファクシミリサーバ16に送信する(ステップS
4)。このとき、ファクシミリの操作結果メッセージ
(ステータス)を通信手段7から操作制御装置3の通信
手段6に送った後(ステップS5)、表示手段11によ
って表示する(ステップS6)。
【0055】その後、ファクシミリ送信指示がすべて完
了したかどうかが判断され(ステップS7)、完了して
いない場合は、通信手段6から指示パラメータをさらに
送信してファクシミリ操作を繰り返す。また、完了した
場合は、後処理に移行する。
【0056】なお、ここでは、ネットワーク上のファク
シミリサーバ16を利用してファクシミリを送信する場
合が説明されているが、例えば読取制御装置2から電話
回線に直接ファクシミリ送信するようにしてもよい。
【0057】以上のように、本実施の形態によれば、読
取制御装置2にファクシミリ送信手段15が設けられて
いるので、読取制御装置2で読み取られた画像データを
ファクシミリで送信することが可能になる。なお、この
場合、操作制御装置3にファクシミリの送信手段を備え
ている必要はない。
【0058】(実施の形態5)図10は本発明の実施の
形態5における原稿読取システムを示すブロック図、図
11は図10の原稿読取システムの各構成要素を詳細に
示すブロック図、図12は図10の原稿読取システムの
動作を示すフローチャートである。
【0059】図10に示すように、本実施の形態の原稿
読取システムでは、ネットワーク4上に、さらに操作制
御装置(コンピュータ)17が接続されている点で実施
の形態1に示すものと異なっている。そして、この操作
制御装置17は、図11に示すように、通信手段18、
表示手段19および操作手段20からなっており、同じ
くネットワーク4上に接続された操作制御装置3と同じ
構成要素を備えている。
【0060】以上のように構成された原稿読取システム
において、読取制御装置2で読み取った原稿読取装置1
の画像データを操作制御装置17に対して画面表示用画
像のみ複写送信する場合の動作(つまり、実施の形態1
で示した読み取り後の処理以降の動作)について、図
12を用いて説明する。
【0061】まず、操作制御装置3の操作手段5によっ
て、画面に表示された画像を操作制御装置17に送るた
めの指示パラメータ(例えばネットワークアドレスな
ど)を入力する(ステップS1)。次に、入力された指
示パラメータに従い、表示用情報(画像含む)が通信手
段6に渡され(ステップS2)、ネットワーク4を経由
して操作制御装置17の通信手段18に送信される(ス
テップS3)。
【0062】操作制御装置17では、受け取った画面表
示用情報を表示手段19によって表示する(ステップS
4)。
【0063】以上のように、本実施の形態によれば、ネ
ットワーク4上に複数の操作制御装置3,17が設けら
れているので、読取制御装置2に読み取られた画像デー
タを相互に共有することが可能になる。
【0064】(実施の形態6)図13は本発明の実施の
形態6における原稿読取システムの構成を詳細に示すブ
ロック図、図14は図13の原稿読取システムの動作を
示すフローチャートである。
【0065】図13に示すように、本実施の形態の原稿
読取システムでは、前述した実施の形態5におけるもの
と同様に、ネットワーク4上に、相互に同一の構成要素
(すなわち、操作手段5,20、通信手段6,18、表
示手段11,19)を備えた2つの操作制御装置3,1
7が設けられている。また、読取制御装置2には、通信
手段7、読取手段8、ファイル操作手段9に加えて、原
稿読取装置1から読み取った画像データに編集作業を行
う編集手段12が設けられている。
【0066】以上のように構成された原稿読取システム
において、読取制御装置2で読み取った原稿読取装置1
の画像データを操作制御装置3で編集処理を行い、編集
された画像データを操作制御装置17の画面に再表示す
る場合の動作(つまり、実施の形態5で示した処理以
降の動作)について、図14を用いて説明する。
【0067】まず、操作制御装置3の操作手段5によっ
て、画面に表示された画像に例えば文字の入力やマーカ
の入力、あるいは色の変換等の操作を行うことで編集パ
ラメータが生成される(ステップS1)。次に、このよ
うにして生成された編集パラメータは通信手段6に渡さ
れ(ステップS2)、ネットワーク4を経由して読取制
御装置2の通信手段7に送信される(ステップS3)。
【0068】読取制御装置2では、受け取った編集パラ
メータの対象となる原画像をストレージ手段10からメ
モリに読み込む(ステップS4)。
【0069】次に、編集手段12によって編集パラメー
タの内容のとおりにメモリ上の原画像に編集操作を施し
(ステップS5)、ストレージ手段10に再保存する
(ステップS6)。このとき、画面表示用の画像も再生
成されており、この画像は通信手段7から操作制御装置
3の通信手段6に送信された後(ステップS7)、表示
手段11によって再表示される(ステップS8)。さら
に、この表示用画像は通信手段7から操作制御装置17
の通信手段18へも同時に送信され、表示手段19に表
示される(ステップS10)。これにより、操作制御装
置3,17のお互いの画面が同時に更新されたことにな
る。
【0070】その後、編集操作が完了したかどうかが判
断され(ステップS9)、完了していない場合は、通信
手段6から編集パラメータがさらに送信されて編集実行
を繰り返し、お互いの画面が更新される。また、完了し
た場合は、次の後処理に移行する。なお、このような処
理は、操作制御装置17でも行うことができる。
【0071】以上のように、本実施の形態によれば、ネ
ットワーク4上に複数の操作制御装置3,17が設けら
れ、さらに読取制御装置2には、原稿読取装置1に読み
取られたデータの編集を行う編集手段12が設けられて
いるので、操作制御装置3と操作制御装置17がお互い
に読み取った画像データに対して編集操作を行うことが
でき、さらにほぼ同時にデータ内容を更新することがで
きる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、原稿読
取装置がネットワーク上に接続された読取制御装置に接
続され、同じネットワーク上に接続された操作制御装置
が読取制御装置に原稿読取装置のデータ読み取り動作を
行わせるようにしているので、原稿読取装置が接続され
ていないネットワーク上のコンピュータである操作制御
装置から原稿読取装置のデータを読み取ることが可能に
なるという有効な効果が得られる。
【0073】また、本発明によれば、原稿読取装置から
読み取られた画像データより低解像度のデータをコンピ
ュータで表示することとしているので、たとえ十分なメ
モリやストレージを備えていないコンピュータであって
も、原稿読取装置から読み取ったデータを効果的に処理
することが可能になるという有効な効果が得られる。
【0074】コンピュータにより動作制御される編集手
段を設ければ、コンピュータからの指示で、読み取られ
た画像データに対して編集作業を行うことが可能になる
という有効な効果が得られる。
【0075】読取制御装置にメール送信手段を設けれ
ば、読み取られた画像データを電子メールに添付して送
信することが可能になるという有効な効果が得られる。
【0076】読取制御装置にファクシミリ送信手段を設
ければ、読み取られた画像データをファクシミリで送信
することが可能になるという有効な効果が得られる。
【0077】ネットワーク上に複数のコンピュータを設
ければ、読み取られた画像データを相互に共有すること
が可能になるという有効な効果が得られる。
【0078】ネットワーク上に複数のコンピュータを設
け、読取制御装置に編集手段を設ければ、複数のコンピ
ュータがお互いに読み取った画像データに対して編集操
作を行うことができ、さらにほぼ同時にデータ内容を更
新することが可能になるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における原稿読取システ
ムを示すブロック図
【図2】図1の原稿読取システムの各構成要素を詳細に
示すブロック図
【図3】図1の原稿読取システムの動作を示すフローチ
ャート
【図4】本発明の実施の形態2における原稿読取システ
ムの構成を詳細に示すブロック図
【図5】図4の原稿読取システムの動作を示すフローチ
ャート
【図6】本発明の実施の形態3における原稿読取システ
ムの構成を詳細に示すブロック図
【図7】図6の原稿読取システムの動作を示すフローチ
ャート
【図8】本発明の実施の形態4における原稿読取システ
ムの構成を詳細に示すブロック図
【図9】図8の原稿読取システムの動作を示すフローチ
ャート
【図10】本発明の実施の形態5における原稿読取シス
テムを示すブロック図
【図11】図10の原稿読取システムの各構成要素を詳
細に示すブロック図
【図12】図10の原稿読取システムの動作を示すフロ
ーチャート
【図13】本発明の実施の形態6における原稿読取シス
テムの構成を詳細に示すブロック図
【図14】図13の原稿読取システムの動作を示すフロ
ーチャート
【図15】従来の原稿読取システムの構成を詳細に示す
ブロック図
【図16】図15の原稿読取システムの動作を示すフロ
ーチャート
【符号の説明】
1 原稿読取装置 2 読取制御装置(コンピュータ) 3 操作制御装置(コンピュータ) 4 ネットワーク 10 ストレージ手段 12 編集手段 13 メール送信手段 15 ファクシミリ送信手段 17 操作制御装置(コンピュータ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のデータを読み取る原稿読取装置と、 ネットワーク上に配置されるとともに前記原稿読取装置
    に接続され、前記原稿読取装置から前記データを読み込
    む読取制御装置と、 前記読取制御装置に読み取られた前記データを格納する
    ストレージ手段と、 前記ネットワーク上に配置され、前記読取制御装置に対
    して前記原稿読取装置のデータ読み取り動作を実行させ
    る操作制御装置とを備えたことを特徴とする原稿読取シ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記操作制御装置には、前記原稿読取装置
    から読み取られた前記データより低解像度の前記データ
    が前記読取制御装置から送られて表示されることを特徴
    とする請求項1記載の原稿読取システム。
  3. 【請求項3】前記読取制御装置には、前記操作制御装置
    により動作制御され、前記原稿読取装置に読み取られた
    前記データの編集を行う編集手段が設けられていること
    を特徴とする請求項1または2記載の原稿読取システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記読取制御装置には、前記操作制御装置
    により動作制御され、前記原稿読取装置に読み取られた
    前記データを電子メールで送信するメール送信手段が設
    けられていることを特徴とする請求項1または2記載の
    原稿読取システム。
  5. 【請求項5】前記読取制御装置には、前記操作制御装置
    により動作制御され、前記原稿読取装置に読み取られた
    前記データをファクシミリ送信するファクシミリ送信手
    段が設けられていることを特徴とする請求項1または2
    記載の原稿読取システム。
  6. 【請求項6】前記ネットワーク上には、複数の前記操作
    制御装置が設けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の原稿読取システム。
  7. 【請求項7】前記読取制御装置には、前記操作制御装置
    により動作制御され、前記原稿読取装置に読み取られた
    前記データの編集を行う編集手段が設けられていること
    を特徴とする請求項6記載の原稿読取システム。
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