JP2000010203A - 磁気情報記録読取装置 - Google Patents

磁気情報記録読取装置

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JP2000010203A
JP2000010203A JP10174849A JP17484998A JP2000010203A JP 2000010203 A JP2000010203 A JP 2000010203A JP 10174849 A JP10174849 A JP 10174849A JP 17484998 A JP17484998 A JP 17484998A JP 2000010203 A JP2000010203 A JP 2000010203A
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Japan
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film
head
recording
reading
magnetic
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JP10174849A
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Akira Kamata
晃 鎌田
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なヘッドタッチが得られ、適性な磁気記
録及び磁気読み取りが可能な磁気情報記録読取装置を提
供する。 【解決手段】 記録ヘッド33及び読取ヘッド34と同
様の湾曲面を有するヘッド補助部44,45が設けられ
たフイルム支持板30とラッピングローラ35〜37と
で写真フイルム4を挟み込み、写真フイルム4に長手方
向で湾曲するカールを形成して樋状カールの発生を防止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気情報記録読取
装置に関し、更に詳しくは、写真フイルムと磁気ヘッド
とのヘッドタッチを改良した磁気情報記録読取装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】アドバンスド・フォト・システム(AP
S)の呼称で知られる写真システムに使用されるIX−
240タイプの写真フイルムは、写真フイルムの全域に
透明な磁性体が塗布されて磁気記録層が形成されてい
る。この磁気記録層には、システムに対応するカメラに
よって、撮影時に絞り値やシャッタ速度,ストロボ発光
の有無等の撮影情報や、プリント時のプリント枚数等が
磁気記録される。また、プリント時には、プリンタが磁
気記録層から撮影情報を読み出してプリント画質を向上
させたり、プリント枚数の指示を読み出して指示された
枚数のプリントを行う(例えば特開平6−95256号
公報)。
【0003】プリントプロセサ等の装置には、写真フイ
ルムの磁気記録層に情報を記録するための記録ヘッド
と、磁気記録層から情報を読み取るための読取ヘッドと
からなる磁気情報記録読取装置が組み込まれる。これら
記録ヘッド及び読取ヘッドによる磁気記録層への情報の
記録及び読み取りを適性に行うには、磁気ヘッドと写真
フイルムとの接触(ヘッドタッチ)の状態が重要とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真フ
イルム、特にIX−240タイプの写真フイルムは、支
持体にポリエチレンナフタレート(PEN)を使用して
巻き癖が付きにくくされている代りに、写真フイルムの
長手方向に沿って生ずる樋状カールが発生しやすいとい
う問題があった。図4に示すように、樋状カールが発生
している写真フイルム65の縁部分を磁気ヘッド66
と、この磁気ヘッド66に対向して配置されたローラ6
7とで無理に挟み込むと、写真フイルム65の中央部分
に樋状カールと反対方向に膨らむ非平面部68が形成さ
れてしまい、磁気ヘッド66と写真フイルム65とのヘ
ッドタッチが歪んで、磁気記録及び磁気読取の信頼性が
低下するという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、良好なヘッドタッチが得られ、適性な磁気記録及
び磁気読み取りが可能な磁気情報記録読取装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の磁気情報記録読取装置は、記録ヘッド及
び読取ヘッドの近傍で、写真フイルムに長手方向で湾曲
するカールを複数形成し、写真フイルムの長手方向に沿
って生ずる樋状のカールの発生を防止したものである。
【0007】また、写真フイルムの長手方向で湾曲する
カールを、記録ヘッド及び読取ヘッドの接触面の円弧形
状に沿って形成されるようにしたものである。
【0008】更に、写真フイルムの長手方向で湾曲する
カールは、写真フイルムの幅方向で記録ヘッド及び読取
ヘッドの側方に配置され、該記録ヘッド及び読取ヘッド
の接触面の円弧形状に沿う円弧面が設けられたフイルム
支持部と、このフイルム支持部に沿って写真フイルムが
湾曲するように写真フイルムを規制する複数のローラと
で形成するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図2は、IX−240タイプのフ
イルムカートリッジの構成を示す外観斜視図である。フ
イルムカートリッジ2は、プラスチック製のカートリッ
ジ本体3と、このカートリッジ本体3内に収納された写
真フイルム4とからなる。カートリッジ本体3には、写
真フイルム4が出入りするフイルム出入り口5が設けら
れている。このフイルム出入り口5の奥には、フイルム
出入り口5を開閉する遮光蓋6が組み込まれている。ま
た、フイルムカートリッジ2は、カートリッジ本体3内
で写真フイルム4が巻き付けられたスプール7を給送方
向に回転することで、フイルム出入り口5から写真フイ
ルム4をカートリッジ本体3外に送り出すことができ
る。
【0010】写真フイルム4は、幅方向の一方の端縁
に、パーフォレーション8が長い間隔と短い間隔とで交
互に配設されている。パーフォレーション8の長い間隔
は、撮影コマ9の位置を規定し、パーフォレーション8
の短い間隔は、隣合う撮影コマ9間の間隔を形成する。
また、写真フイルム4の一方の面には乳剤が塗布され、
他方の面には磁性体が塗布されている。長い間隔のパー
フォレーション8の間には、カメラやプリントプロセサ
に組み込まれた磁気情報記録読取装置によって、各種デ
ータが記録,読取されるデータ記録部10,11が形成
されている。
【0011】上記写真フイルム4は、現像終了後にカー
トリッジ本体3内に巻き戻され、カートリッジ本体3ご
とユーザーに返却される。そのため、IX−240タイ
プの写真フイルム4の焼き増しを行うプリントプロセサ
は、カートリッジ本体3ごと写真フイルム4をセットで
きるようになっている。
【0012】図3は、IX−240タイプの写真フイル
ム4のプリントに用いられるプリントプロセサの構成を
示す概略図である。プリントプロセサは、周知のよう
に、写真フイルム4がセットされるフイルムキャリア1
2と、カラーペーパーに露光を行う焼付け露光部13
と、カラーペーパーを搬送するペーパー搬送部と、カラ
ーペーパーを現像するペーパープロセサ部15とから構
成されている。
【0013】フイルムキャリア12には、写真フイルム
4が移送されるフイルム通路が形成されている。このフ
ィル通路の途中には、焼き増しされる撮影コマ9がセッ
トされる露光開口17が形成されている。この露光開口
17を挟むように、フイルム通路の端部には、カートリ
ッジ収納部18とフイルム収納部19とが設けられてい
る。
【0014】カートリッジ収納部18には、詳しくは図
示しないが、カートリッジ本体3の遮光蓋6の端部に係
合する係合軸と、スプール7の端部に係合する回転軸と
が設けられている。係合軸は、遮光蓋6を回動させてフ
イルム出入り口5を開放し、回転軸はスプール7をフイ
ルム送り出し方向に回転させて、写真フイルム4をフイ
ルム出入り口5からカートリッジ本体3外に送り出す。
【0015】フイルム収納部19は、写真フイルム4が
巻き取られるフイルム巻取軸21と、この巻取軸21に
向けて写真フイルム4をガイドするガイド片22とが設
けられている。フイルム巻取軸21は、写真フイルム4
の巻癖を矯正するために、写真フイルム4をスプール7
に巻き付けられていた状態と逆向きに巻き取る。
【0016】カートリッジ収納部18と露光開口17と
の間には、写真フイルム4の先端を検出するフイルムセ
ンサ24と、写真フイルム4のパーフォレーション8を
検出するパーフォレーションセンサ25とが配置されて
いる。フイルムセンサ24による写真フイルム4の検出
後には、カートリッジ本体3のスプール7に係合された
回転軸の回転がフリーにされ、写真フイルム4は搬送ロ
ーラ対26によって搬送される。また、写真フイルム4
は、パーフォレーションセンサ25によるパーフォレー
ション8の検出によって、各撮影コマ9が露光開口17
にセットされる。
【0017】また、カートリッジ収納部18と露光開口
17との間には、データ記録部10,11から各種デー
タを読み取り、記録する磁気情報記録読取装置28が配
置されている。矢印X方向から見た磁気情報記録読取装
置28は、図1に示すように、写真フイルム4の乳剤面
側を支持するフイルム支持板30と、このフイルム支持
板30に形成された切欠31,32内に収められ、搬送
中に写真フイルム4のデータ記録部10あるいは11に
摺接して各種情報を記録する記録ヘッド33と、記録さ
れている情報を読み取る読取ヘッド34と、記録ヘッド
33及び読取ヘッド34を挟み込むように配置されて写
真フイルム4に当接するラッピングローラ35,36,
37と、記録ヘッド33及び読取ヘッド34に対向して
配置され、該記録ヘッド33及び読取ヘッド34ととも
に写真フイルム4を挟み込むゴム性の押圧ローラ39,
40とから構成されている。
【0018】読取ヘッド34からの読出信号は、コント
ローラ42に入力される。コントローラ42は、読取ヘ
ッド34の読出信号をデコードし、各部の制御に利用す
る。また、コントローラ42は各種情報をエンコード
し、記録ヘッド33によって写真フイルム4のデータ記
録部10または11に記録する。
【0019】記録ヘッド33及び読取ヘッド34の写真
フイルム4に接触する接触面33a,34aは、写真フ
イルム4に向けて突出し、該写真フイルム4の長手方向
に沿って湾曲された円弧形状とされている。これによ
り、摺接する写真フイルム4に傷等が発生しないように
されている。フイルム支持板30は、例えば金属によっ
て形成されており、摺接する写真フイルム4に傷が発生
しないように、表面が平滑に加工されている。
【0020】フイルム支持板30には、記録ヘッド33
と読取ヘッド34との側方に、記録ヘッド33と読取ヘ
ッド34との接触面33a,34aの円弧形状と同様の
円弧面が形成されたヘッド補助部44,45が形成され
ている。写真フイルム4は、3本のラッピングローラ3
5〜37によって押圧されることにより、フイルム支持
板30に沿って搬送されることになる。その際に、写真
フイルム4は、記録ヘッド33及び記録ヘッド33用の
ヘッド補助部44と、読取ヘッド34及び読取ヘッド用
のヘッド補助部45とによって、写真フイルム4の長手
方向に沿って湾曲される。
【0021】そのため、写真フイルム4に樋状カールが
発生していても、樋状カールはラッピングローラ35〜
37とヘッド補助部44,45とにより形成されるカー
ルに打ち消されるため、記録ヘッド33及び読取ヘッド
34によるヘッドタッチを良好にし、確実な磁気情報の
記録と読み取りとを行えるようにすることができる。な
お、ラッピングローラは、記録ヘッド33と読取ヘッド
34との間の符号36だけでも、同様の効果を発揮する
ことができる。
【0022】フイルムキャリア12の露光開口17を臨
む位置には、測光用スキャナー46が配置されている。
測光用スキャナー46は、周知のようにイメージエリア
センサ等から構成されており、プリント対象コマの各点
の画像を三色分解測光し、この測光信号を特性値算出部
47に送る。特性値算出部47は、焼付露光量の決定に
必要な特性値を算出して、これを露光量演算部48に送
る。露光量演算部48は、特性値及び読取ヘッド34か
らの各種記録情報に基づき焼付露光量を算出し、これを
コントローラ42に送る。
【0023】フイルムキャリア12の下方には、光源5
0とフイルタ駆動部51と拡散部52とが配置されてい
る。フイルタ駆動部51は、焼付光軸内にシアンフイル
タ51a,マゼンタフイルタ51b,イエローフイルタ
51cを挿入して、焼付露光量に基づき光源50の光質
を調節する。拡散部52は調光された焼付光を均一に拡
散する。また、フイルムキャリア12の上には、ズーム
レンズ53とシャッタ駆動部54とが配置されている。
ズームレンズ53は、プリント対象コマの画像をカラー
ペーパー55上に結像させる、シャッタ駆動部54は、
シャッタ羽根54aを移動させて、焼付け光路を開閉す
る。
【0024】カラーペーパー55は、ロール状に巻き取
られており、ペーパー送りローラ対56,57によりプ
リント位置にセットされる。そして、焼付露光済みペー
パー55は、ペーパープロセス部15に送られ、ここで
現像処理された後、カッタにより1コマ毎に切断され、
集積部59に排出される。
【0025】コントローラ42は、各パーフォレーショ
ンの検出信号とフイルム送り量とに基づき、各コマ位置
データを決定し、この位置データをコントローラ42内
のメモリ61に、パーフォレーションのカウント数を検
索データとして記憶する。また、コントローラ42は、
焼付露光量に基づき各色フイルタのセット位置を算出
し、これをコマ位置データと対応させてメモリ61に記
憶する。更に、コントローラ42は、写真フイルムのデ
ータ記録部に記録されている情報に応じて、ズームレン
ズの焦点距離やトリミング方法等を決定し、これを同様
にメモリ61に記憶する。
【0026】また、コントローラ42は、キーボード6
3から入力された指令や、写真フイルム4のデータ記録
部10から読み取った各種情報をディスプレイ64に表
示する。そして、写真フイルム4をカートリッジ本体3
内に収納するように巻き取る際に、各位置データを用い
て各プリント対象コマをフイルムキャリア12の露光開
口17に位置決めし、測光の際に決定しておいたフイル
タセット位置となるようにフイルタ駆動部51を制御し
て焼付露光を行う。また、指定されたプリント形態とな
るように、ズームレンズ53の焦点距離の調節とトリミ
ング処理とが実施される。
【0027】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
カートリッジ収納部18内に、プリント対象のフイルム
カートリッジ2をセットする。このセットがセンサ等に
より検出されると、コントローラ42は、カートリッジ
収納部18内に組み込まれた係合軸をカートリッジ本体
3の遮光蓋6の端部に係合させ、遮光蓋7を回動させて
フイルム出入り口5を開放する。また、コントローラ4
2は、回転軸をスプール7の軸端に挿入させ、スプール
7をフイルム給送方向に回転する。これにより、写真フ
イルム4はカートリッジ本体3のフイルム出入り口5か
らカートリッジ本体3外に送り出される。
【0028】カートリッジ本体3外に送り出された写真
フイルム4は、フイルム通路に沿って進み、フイルムセ
ンサ24によって写真フイルム4が検出されると、スプ
ール7の回転が停止される。これ以降、写真フイルム4
は搬送ローラ対26によってカートリッジ本体3から引
き出され、フイルム収納部19に向けて搬送される。写
真フイルム4の先端がフイルム収納部19に達すると、
フイルム巻取軸21が巻取方向に回転され、写真フイル
ム4はガイド片22でフイルム巻取軸21に案内され、
フイルム巻取軸21に巻き取られる。
【0029】この写真フイルム4のフイルム巻取軸21
による巻取中に、写真フイルム4のデータ記録部10が
磁気情報記録読取装置28に到達する。磁気情報記録読
取装置28は、図1に示すように、3本のラッピングロ
ーラ35〜37と、フイルム支持板30とによって写真
フイルム4を挟み込む。これにより、記録ヘッド33及
び読取ヘッド34と、フイルム支持板30に形成されて
いるヘッド補助部44及び45とにより、写真フイルム
4には長手方向で湾曲したカールが形成される。
【0030】そのため、写真フイルム4に樋状カールが
発生していても、ラッピングローラ35〜37とヘッド
補助部44,45とによって形成されるカールにより樋
状カールが打ち消されるため、記録ヘッド33と読取ヘ
ッド34とのヘッドタッチを良好に保つことができ、確
実な磁気記録,磁気読取を行うことができる。また、ヘ
ッドタッチが良好になると、ヘッドの磨耗を均一にする
ことができるため、使用期間中の磁気記録,読取性能が
劣化することがない。
【0031】記録ヘッド33は、写真フイルム4のデー
タ記録部10に記録された撮影情報やフイルム情報、プ
リント指示情報を読み取る。読み取られたデータは、コ
ントローラ42に入力されてデコードされる。更に、ス
キャナー46は露光開口17にセットされたプリント対
象コマを測光する。露光量演算部48で特性値や各種記
録情報により算出された露光量はコントローラ42に送
られ、ここで各コマ毎に各色フイルムのセット位置が算
出され、これが、位置データとともにメモリ61に記憶
される。また、メモリ61には、プリント形態に応じた
プリント倍率も記憶される。なお、ディスプレイ64に
表示された記録情報を観察し、これに基づいてオペレー
タがキーボード63を操作してプリントデータ等をマニ
ュアル入力することもできる。
【0032】このようにして、プリント対象コマを順次
測光して、これら各コマの露光量等を算出する。写真フ
イルム4がカートリッジ本体3から全て引き出される
と、パーフォレーションセンサ25はフイルムエンドマ
ークを検出する。フイルムエンドマークは、例えば位置
決め用パーフォレーション8を2個並べて構成される。
この他に、フイルムエンド時にはカートリッジがフイル
ム移送方向に変位するため、この変位量を検出すること
で、更には移送負荷の増大を検出することで、フイルム
エンドを検出するようにしてもよい。
【0033】フイルムエンドの検出後は、写真フイルム
4が逆方向に移送され、カートリッジ本体3内に巻き取
られる。そして、プリント対象コマ9が露光開口17に
セットされた時に、写真フイルム4の移送が停止され
る。その後、フイルタ駆動部51及びシャッタ駆動部5
4が作動して、予め決定した焼付露光量に基づきこのコ
マの画像をカラーペーパー55にプリントする。プリン
ト後は、1コマ分だけコマ送りされ、プリント済みのコ
マはカートリッジ方向に移送される。
【0034】焼付露光されたカラーペーパー55は、プ
ロセサ部15で現像処理された後、各コマ毎に切断さ
れ、集積部59に排出される。また、1オーダー分の焼
増しプリントが終了すると、フイルムセンサ24が写真
フイルム4の先端を検出し、この検出後一定時間(写真
フイルム4がカートリッジ本体3内に完全に収納される
までの時間)経過後に、各モータが停止する。この後、
次のフイルムカートリッジ2がカートリッジ収納部18
にセットされ、同様にして焼増プリントが行われる。
【0035】なお、上記実施形態では、フイルムキャリ
アに磁気情報記録読取装置を組み込んだプリントプロセ
サを例に説明したが、本発明の磁気情報記録読取装置
は、写真フイルムの製造ライン等、他のシステム,装置
に組み込んで使用することができる。
【0036】また、フイルム支持板30に形成されたヘ
ッド補助部44,45により写真フイルム4に長手方向
のカールを形成したが、ヘッド補助部44,45の代り
に、ローラを用いてもよい。更に、記録ヘッドと読取ヘ
ッドとを挟み込むようにラッピングローラを配置した
が、記録ヘッドと読取ヘッドとの間にのみラッピングロ
ーラを配置しても、同様の効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気情報
記録読取装置によれば、樋状カールを写真フイルムの長
手方向のカールで打ち消すことができるので、ヘッドタ
ッチを良好な状態にすることができ、確実な磁気記録層
への情報の記録,読取が行えるようになる。また、ヘッ
ドタッチの良好さから、記録ヘッドや読取ヘッドの磨耗
状態が均一化するため、使用期間中の磁気記録,読取性
能の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気情報記録読取装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】IX−240タイプのフイルムカートリッジの
外観斜視図である。
【図3】本発明の磁気情報記録読取装置を用いたプリン
トプロセサの構成を示す概略図である。
【図4】従来の磁気情報記録読取装置による磁気情報の
記録,読取時の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 フイルムカートリッジ 3 カートリッジ本体 4 写真フイルム 10 データ記録部 28 磁気情報記録読取装置 30 フイルム支持板 33 記録ヘッド 34 読取ヘッド 35〜37 ラッピングローラ 39,40 押圧ローラ 44,45 ヘッド補助部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される写真フイルムに当接し、該写
    真フイルムに設けられた磁気記録層に情報の記録を行う
    記録ヘッドと、該磁気記録層に記録された情報の読み取
    りを行なう読取ヘッドとを備えた磁気情報記録読取装置
    において、 前記記録ヘッド及び読取ヘッドの近傍で、写真フイルム
    に長手方向で湾曲するカールを複数形成し、写真フイル
    ムの長手方向に沿って生ずる樋状のカールの発生を防止
    したことを特徴とする磁気情報記録読取装置。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッド及び読取ヘッドの写真フ
    イルムに接触する接触面は、写真フイルムに向けて突出
    され、該写真フイルムの長手方向に沿った円弧形状とさ
    れており、前記写真フイルムの長手方向で湾曲するカー
    ルは、記録ヘッド及び読取ヘッドの接触面の円弧形状に
    沿って形成されることを特徴とする請求項1記載の磁気
    情報記録読取装置。
  3. 【請求項3】 前記写真フイルムの長手方向で湾曲する
    カールは、写真フイルムの幅方向で記録ヘッド及び読取
    ヘッドの側方に配置され、該記録ヘッド及び読取ヘッド
    の接触面の円弧形状に沿う円弧面が設けられたフイルム
    支持部と、このフイルム支持部に沿って写真フイルムが
    湾曲するように該写真フイルムを規制する複数のローラ
    とで形成することを特徴とする請求項1または2記載の
    磁気情報記録読取装置。
JP10174849A 1998-06-22 1998-06-22 磁気情報記録読取装置 Pending JP2000010203A (ja)

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