JP2000009534A - 色彩予測方法、色彩同定方法及びそれらのためのシステム - Google Patents

色彩予測方法、色彩同定方法及びそれらのためのシステム

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JP2000009534A
JP2000009534A JP17342098A JP17342098A JP2000009534A JP 2000009534 A JP2000009534 A JP 2000009534A JP 17342098 A JP17342098 A JP 17342098A JP 17342098 A JP17342098 A JP 17342098A JP 2000009534 A JP2000009534 A JP 2000009534A
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Yasuo Goto
康男 後藤
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現実の環境における製品の色彩をその製品の
三刺激値XYZに基いて評価する。 【解決手段】 特定の素材の試料の三刺激値12と、そ
れと同じ色に見える色標の三刺激値14と、特定の環境
におかれた試料をCCDカメラで撮影したときのCCD
カメラの出力16と、それと同じ色に見える色を出力す
るためのモニタ入力18と、それと同じ色に見える色を
出力するためのプリンタ入力20との間の相互の変換I
〜VIIIを決定してコンピュータに記憶する。三刺激値1
2が既知の試料の色彩を予測するためには、VIII→II→
III 又はVの変換を行ない、モニタに出力された色彩の
三刺激値を推定するためには、IV→I→VII の変換を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色彩評価のための
方法とシステム、より詳しくは、三刺激値X,Y,Zの
様な色彩特性値が知られた試料が特定の環境に置かれた
ときに観察される色を予測してカラーモニタ及びカラー
プリンタのような画像出力装置(色彩出力装置)に出力
する色彩予測のための方法とシステム、及びカラーモニ
タ及びカラープリンタのような画像出力装置に出力され
た色を特定の環境に置かれた試料の色であるとするとき
その試料の三刺激値X,Y,Zのような色彩特性値を推
定する色彩同定のための方法とシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】化粧品、塗料等のその色彩が重要な要素
である製品は三刺激値X,Y,Z,RGB値の様な色彩
特性値によって管理されている。三刺激値X,Y,Z
は、JIS Z8722で規定されるように、理想的な
環境に置かれた試料を標準光源で照明し反射光を分光光
度計で測定した結果から計算により決定される。この三
刺激値X,Y,ZとR,G,B表色系との間には、CI
E(国際照明委員会)により、次のような変換式が設定
されている。
【0003】
【数1】
【0004】そこで3つの試料についてそれぞれX,
Y,Z,R,G,B値を測定して(1)式に代入するこ
とによって3×3マトリクスの各要素を決定し、(1)
式に従ってRGB→XYZの変換により色彩同定を行な
い、逆マトリクスを使ってXYZ→RGBの変換により
色彩予測を行なうことがまず考えられる。具体的には、
理想的な環境に置かれ標準光で照明されたいくつかの試
料について分光光度計を使って三刺激値X,Y,Zを測
定し、同じ試料についてCCDカメラ等の撮像装置(色
彩測定装置)によりR,G,B値を測定して(1)式の
マトリクス及び逆マトリクスを決定する。色彩予測にあ
っては、与えられた三刺激値X,Y,Zを逆マトリクス
を使ってR,G,B値に変換し、それらをRGB入力を
有するカラーモニタ又はカラープリンタに入力すること
によって、予測される色を出力させる。また、色彩同定
にあっては、カラーモニタ又はカラープリンタ上に表示
された色のR,G,B入力値を(1)式により三刺激値
X,Y,Zに変換するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述の方
法には以下の様な問題がある。まず第1に理想的な環境
で標準光を使って得られた測定値からマトリクスを決定
しているが、現実に製品の色が観察される環境は理想的
な環境ではなくそもそも相対分光分布が規定された標準
光のようなものは存在しない。通常の色彩評価の環境
は、例えば、図1に示されているような条件となってお
り、環境自体をパラメータとして捉えることなしには評
価者の感覚に比例した評価を実現することはできない。
すなわち、上述した色彩評価方法は、個々の人間が現実
に知覚している空間とは異なる特別に設定された空間に
おいて実行されていることとなる。
【0006】具体的には、図1に示されているように、
評価対象となる例えば布の素材100の表面粗さと吸収
特性とによって決まる反射率、その素材100を設置す
るための台101のそれ自体の色、照明光源102等か
らの直接光103および周囲により反射された反射光1
04等によって、その素材100の色味は左右される。
加えて、評価者個人の志向や性差等によっても色の感覚
は変化することとなる。
【0007】図2(A)は、図1の素材100の一部P
の模式的な拡大図であり、図2(B)は、更に図2
(A)の一部Qの模式的な拡大図である。図2(A)に
示されているように、照明光源からの光103,104
が素材100の表面粗さと吸収特性とによって透過およ
び吸収されて、図2(B)に示されているように、素材
100の隙間から透過した光が台101により反射され
て、台101の色が素材100の色評価に加味される。
【0008】また、図3に示されているように、カラー
モニタに映出して素材の色彩評価を行う場合には、カラ
ーモニタ110の自発光成分105と照明光源102′
等による環境光の反射成分106とが重畳されて評価者
の目に入るので、正しい色彩評価にならないという問題
がある。第2に、(1)式ではXYZ値とRGB値の間
に線形な関係がある(すなわち、マトリクスの値はRG
B値に依存しない)ことが仮定されているが、CCDカ
メラ等の撮像装置が出力するRGB値とXYZ値との間
には実際には線形関係が成立しないという問題がある。
【0009】第3に試料の素材が違う場合、例えば一方
の試料がアイシャドウのように粉末からなる素材であり
他方が口紅のように表面光沢のある素材である場合、或
る人が両者を比較して同じ色であると判断するときでも
反射光の分光分布を測定してみると両者は異なり従って
異なる三刺激値X,Y,Zを与える場合がある。逆に言
えばX,Y,Z値が同じでも素材が異なれば人間が見る
色が異なる場合がある。すなわち、素材の違う製品の色
を評価する場合、三刺激値X,Y,Zだけでなく製品の
素材の因子も加えて評価する必要がある。
【0010】したがって本発明の第1の目的は、或る特
定された現実の環境における製品の色彩をその製品の三
刺激値X,Y,Zのような色彩特性値に基いて評価する
ことの可能な方法とシステムを提供することにある。本
発明の第2の目的は、非線形を考慮に入れた変換式を用
いて色彩を評価することの可能な方法とシステムを提供
することにある。
【0011】本発明の第3の目的は、製品の色彩特性値
の他にその素材の違いによる因子を考慮して色彩を評価
することの可能な方法とシステムを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、 a)試料の色彩特性値を、該試料が特定の環境において
色彩測定装置で測定されたときの色彩出力値へ変換す
る、第1の変換式を決定し、 b)該色彩出力値を、色彩入力値であって色彩出力装置
へ入力されたときに該色彩出力装置が該特定の環境にあ
る試料の色彩と実質的に同一に見える色彩を出力するも
のへ変換する、第2の変換式を決定し、 c)色彩特性値が与えられた特定の試料について、該第
1の変換式に従って、与えられた色彩特性値から色彩出
力の推定値を計算し、 d)該第2の変換式に従って、該色彩出力の推定値から
色彩入力の推定値を計算し、 e)前記色彩出力装置へ該色彩入力の推定値を入力する
ことによって、前記特定の試料が前記特定の環境にある
ときの色彩を該色彩出力装置上に再現する各ステップを
具備する色彩予測方法が提供される。
【0013】好ましくは、前記ステップa)において決
定される第1の変換式は、第1の素材の試料について色
彩特性値を色彩出力値へ変換するものであり、前記方法
は、 f)第2の素材の試料の色彩特性値を、該第2の素材の
試料の色彩と実質的に同一に見える色彩を呈する第1の
素材の試料の色彩特性値に変換する第3の変換式を決定
し、 g)前記ステップc)における計算に使用するため、該
第3の変換式に従って、第2の素材の試料の色彩特性値
から第1の素材の試料の色彩特性値を計算するステップ
をさらに具備する。
【0014】本発明によれば、 a)色彩入力値を、該色彩入力値が入力された色彩出力
装置上の色彩と実質的に同一に見える色彩を特定の環境
において呈する試料から色彩測定装置を通して得られる
色彩出力値に変換する、第1の変換式を決定し、 b)該色彩出力値を、該試料の色彩特性値に変換する、
第2の変換式を決定し、 c)特定の色彩入力値を色彩出力装置へ入力して色彩を
出力させ、 d)該第1の変換式に従って、該色彩出力装置に入力さ
れる色彩入力値から出力された色彩に対応する色彩出力
の推定値を計算し、 e)該第2の変換式に従って、該色彩出力の推定値から
出力された色彩に対応する色彩特性値を計算する各ステ
ップを具備する色彩同定方法もまた提供される。
【0015】好ましくは、前記ステップb)において決
定される第2の変換式は色彩出力値を第1の素材の試料
の色彩特性値へ変換するものであり、前記方法は、 f)第1の素材の試料の色彩特性値を、該第1の素材の
試料の色彩と実質的に同一に見える色彩を呈する第2の
素材の試料の色彩特性値に変換する第3の変換式を決定
し、 g)該第3の変換式に従って、前記ステップe)におい
て計算される第1の素材の試料の色彩特性値から該第2
の素材の試料の色彩特性値を計算するステップをさらに
具備する。
【0016】本発明によれば、試料の色彩特性値を、該
試料が特定の環境において色彩測定装置で測定されたと
きの色彩出力値へ変換する第1の変換式を記憶する手段
と、該色彩出力値を、色彩入力値であって色彩出力装置
へ入力されたときに該色彩出力装置が該特定の環境にあ
る試料の色彩と実質的に同一に見える色彩を出力するも
のへ変換する第2の変換式を記憶する手段と、色彩特性
値が与えられた特定の試料について、該第1の変換式に
従って、与えられた色彩特性値から色彩出力の推定値を
計算する手段と、該第2の変換式に従って、該色彩出力
の推定値から色彩入力の推定値を計算する手段と、前記
色彩出力装置へ該色彩入力の推定値を入力することによ
って、前記特定の試料が前記特定の環境にあるときの色
彩を該色彩出力装置上に再現する手段を具備する色彩予
測システムが提供される。
【0017】好ましくは、前記第1の変換式は、第1の
素材の試料について色彩特性値を色彩出力値へ変換する
ものであり、前記システムは、第2の素材の試料の色彩
特性値を、該第2の素材の試料の色彩と実質的に同一に
見える色彩を呈する第1の素材の試料の色彩特性値に変
換する第3の変換式を記憶する手段と、前記色彩出力の
推定値の計算に使用するため、該第3の変換式に従っ
て、第2の素材の試料の色彩特性値から第1の素材の試
料の色彩特性値を計算する手段をさらに具備する。
【0018】本発明によれば、色彩入力値を、該色彩入
力値が入力された色彩出力装置上の色彩と実質的に同一
に見える色彩を特定の環境において呈する試料から色彩
測定装置を通して得られる色彩出力値に変換する第1の
変換式を記憶する手段と、該色彩出力値を、該試料の色
彩特性値に変換する第2の変換式を記憶する手段と、特
定の色彩入力値を色彩出力装置へ入力して色彩を出力さ
せる手段と、該第1の変換式に従って、該色彩出力装置
に入力される色彩入力値から出力された色彩に対応する
色彩出力の推定値を計算する手段と、該第2の変換式に
従って、該色彩出力の推定値から出力された色彩に対応
する色彩特性値を計算する手段を具備する色彩同定シス
テムもまた提供される。
【0019】好ましくは、前記第2の変換式は色彩出力
値を第1の素材の試料の色彩特性値へ変換するものであ
り、前記システムは、第1の素材の試料の色彩特性値
を、該第1の素材の試料の色彩と実質的に同一に見える
色彩を呈する第2の素材の試料の色彩特性値に変換する
第3の変換式を記憶する手段と、該第3の変換式に従っ
て、前記色彩特性値計算手段が計算する第1の素材の試
料の色彩特性値から該第2の素材の試料の色彩特性値を
計算する手段をさらに具備する。
【0020】
【作用】色彩予測にあっては、第1及び第2の変換式を
使って色彩特性値から特定の環境にある試料の色彩と同
じに見える色彩を色彩出力装置に出させるための色彩入
力値が決定されるので、試料の色彩特性値に基いて現実
の環境における色彩を再現することができる。これらの
変換式には線形性が仮定されていないので変換の非線形
を考慮した色彩の再現が可能になる。さらに、第3の変
換式により試料の色彩特性値は標準的な素材についての
ものに予め補正されるので、製品の素材の違いによる因
子を考慮した色彩の再現が可能になる。
【0021】色彩の同定にあっては、第1及び第2の変
換式を使って、特定の環境にある試料の色彩と同じ色彩
を出力する色彩出力装置の色彩入力値から試料の色彩特
性値が決定されるので、現実の環境における試料の色彩
から色彩特性値を決定することができる。これらの変換
式には線形性が仮定されていないので変換の非線形を考
慮した色彩の同定が可能になる。さらに、第3の変換式
により試料の色彩特性値は標準的な素材についてのもの
に最終的に補正されるので、製品の素材の違いによる因
子を考慮した色彩の同定が可能になる。
【0022】
【実施例】図4は本発明の基本構成を説明する概念図で
ある。ブロック10はJIS Z8722の規定に従っ
て測定された製品の三刺激値X,Y,Zを表わし、その
中のブロック12は口紅・アイシャドウ等の特定の素材
の製品について測定された三刺激値X′,Y′,Z′を
表わし、ブロック14は色標等の標準素材のものについ
て測定された三刺激値X,Y,Z、又はそれと異なる素
材の製品について測定された三刺激値X′,Y′,Z′
をそれらと同じ色に見える色標のX,Y,Zに補正した
ものを表わす。ブロック16は現実の環境に置かれた製
品をCCDカメラで撮像したときに製品の像に対応する
画素のRGB値であるRCCD ,GCCD,BCCD を表わ
す。なおRは赤色(Red)、Gは緑色(Gree
n)、Bは青色(Blue)を表わす。ブロック18は
現実の環境におかれた製品の色と同じに見える色をカラ
ーモニタ上に出すためにカラーモニタへ入力すべきRG
B入力値であるRCRT ,GCRT ,BCRT を表わす。ブロ
ック20は現実の環境におかれた製品の色と同じに見え
る色をカラープリンタから出力させるためにカラープリ
ンタへ入力すべきRGB入力であるRPRT ,GPRT ,B
PRT で表わす。以下各ブロック間の相互変換について説
明する。I.XYZ←RGBCCD 前述の(1)式と同様なマトリクスによるRGBCCD
らXYZへの線形変換にさらに非線形性に基づく剰余項
X,Y,Z (RCCD ,GCCD ,BCCD )を加えてRGB
CCD からXYZへの変換を次の様に表わす。
【0023】
【数2】
【0024】白、青、赤の3つの色の色標について分光
光度計を用いて三刺激値X,Y,Zを測定するととも
に、図5に概略を示す環境において、CCDカメラ22
により各色標24についてのRCCD ,GCCD ,BCCD
測定する。図5中、照明26としては印刷物評価等で使
用される5600K程度の色温度を持った蛍光照明が好
ましい。照明26と色見台28の距離と角度の設定、外
乱光からの適度な遮閉(暗幕で周囲を覆うなど)を行
い、ほぼ一定の環境条件を得るようにしておく。また、
照明26と色見台28、CCDカメラ20の設置の関係
は、CCDカメラ22で撮影する代わりに色標24を直
接見るときに人間の視点と一致するように設計する。な
お、複数の色が表示された色標をCCDカメラで撮影す
ることにより、一度に複数の色のRCCD ,GCCD ,B
CCD を得ることができる。
【0025】白、青、赤の3つの色についてX,Y,
Z,RCCD ,GCCD ,BCCD の値が得られたら、(2)
式中の右辺第2項を0とおいて、これらの値を代入し、
マトリクス〔aij〕の各要素aij(i,j=1,2,
3)を算出する。次に、他の色の色標についても同様に
してX,Y,Z,RCCD ,GCCD ,BCC D の値を測定
し、(2)式に代入して右辺第2項を算出することによ
り、RCCD,GCCD ,BCCD の各値の組み合わせに対す
る剰余項fX,Y,Z (RCCD ,GCCD,BCCD )の値を計
算する。そしてRCCD ,GCCD ,BCCD ,f
X (RCCD ,G CCD ,BCCD ),fY (RCCD
CCD ,BCCD )、及びfZ (RCCD ,GCCD
CCD )の値を自己増殖神経回路(BNN:Breeding N
eural Network )を採用したシステムサコム(株)製商
標名ヒューマニックメモリHM−2000(日経インテ
リジェントシステム別冊1992夏号第120〜127
頁、及び特開平5−282271号公報参照)へ入力し
て学習させる。これにより、RCCD ,G CCD ,BCCD
組を神経回路網に入力すると、剰余項f
X,Y,Z (RCCD ,GCCD,BCCD )の推定値が出力され
るようになるので、(2)式により、RGBCCDの値か
ら三刺激値X,Y,Zが算出される。これらの測定及び
計算等の処理は、図6に示すように、カラーモニタを有
する入出力ターミナル30を備えた画像処理用コンピュ
ータ32に、CCDカメラ22、分光計34及びヒュー
マニックメモリ36を接続することにより、オンライン
で達成される。なお、XYZの値が既知の色標について
は入出力ターミナル30から色標の番号及びXYZ値を
入力する。なお、マトリクス〔aij〕を計算するための
色標の色は上記に限られず、神経回路網の収束が可能で
ある限り、任意の色の組み合わせが使用可能である。 II.XYZ→RGBCCD (2)式の逆変換を次の様に表わす。
【0026】
【数3】
【0027】前述した手法で得られた白、青、赤の色標
のデータを、前述と同様に右辺の第2項を0とした
(3)式に代入することによってマトリクスの各要素b
ijが算出される。他の色の色標のデータを(3)に代入
することにより前述と同様に右辺の第2項を算出し、
X,Y,Z,fRCCD(X,Y,Z),fGCCD(X,Y,
Z)及びfBCCD(X,Y,Z)の値を神経回路網へ入力
して学習させる。これにより、X,Y,Zの値を神経回
路網へ入力すると、剰余項の推定値が出力されるように
なるので、(3)式により三刺激値の値からRGBCCD
の値が算出される。III. RGBCCD →RGBCRT 前述と同様に非線形性を考慮して、RGBCCD →RGB
CRT の変換を次の様に表わす。
【0028】
【数4】
【0029】代表的な3つの色の色標及び他の色の色標
について、図5に示す環境において各色標と同じに見え
る色がカラーモニタ上に表示されるように入出力ターミ
ナル30(図6)のカラーモニタの入力値RGBCRT
増減し、同じ色になったら、その時のRGBCRT の値及
び各色標をCCDカメラ22で撮影して得られるRGB
CCD を測定する。
【0030】この場合、人間の判断のみでRGBCRT
値を探すのは煩雑であり、時間がかかるので、図7に示
すように第1段階として人間の眼の代わりに2台のCC
Dカメラ22,38で色標及びカラーモニタの表示を同
時に撮影し、一致・不一致の判断及びRGBCRT の値の
増減をコンピュータ32に代行させて自動マッチングを
行なうことが望ましい。
【0031】次に第2段階としては、自動マッチングで
決定された色の周辺の色を図8に示すように複数個表示
させて、直接目で見た色標24の色に近いか又は一致す
る色を選択することによって、色標のRGBCCD 値に対
応するRGBCRT 値を決定する。或いは、自動マッチン
グで決定された色を操作者がスクロールバー等の手段で
対話的に修正してRGBCRT 値を決定する。
【0032】各色標のRGBCCD 値に対応するRGB
CRT 値が得られたらI,IIで説明したと同様にして
(4)式のマトリクスの要素cij及び剰余項を決定す
る。なお、剰余項の値が無視できるときは0とすれば良
く、さらに、カラーモニタのグレーバランスの調整を適
切に行なってcij(i≠j)=0としてマトリクス〔c
ij〕を対角マトリクスにすることもできる。IV. RGBCCD ←RGBCRT RGBCCD ←RGBCRT の変換を次式で表わす。
【0033】
【数5】
【0034】(5)式中のマトリクス要素dij及び剰余
項も上記に得られた各色標のRGB CCD の値とそれに対
応するRGBCRT の値とから同様にして決定することが
できる。V.RGBCCD →RGBPRT RGBCCD →RGBPRT の変換を次式で表わす。
【0035】
【数6】
【0036】代表的な3つの色の色標及び他の色の色標
について、図5に示す環境にある各色標と同じ色に見え
る色がカラープリンタから出力されるようにカラープリ
ンタの入力値RGBPRT を増減し、同じ色になったら、
その時のRGBCRT の値及び対応するRGBCCD の値を
測定する。カラーモニタのときと同様に人間の眼による
マッチングに先立ち、図9に示す構成でコンピュータに
よる半自動マッチングを行なう。コンピュータ32から
の指示でフルカラープリンタ40からRGBPRT が異な
る複数の色見本を同時に出力させ、CCDカメラ38で
撮影する。これらの複数の色見本の像のRGB値のう
ち、色標のRGBCCD 値と一致又は近いものを選択して
それに対応する出力色見本の入力RGB値を色標に対応
するRGBPRT の値と決定する。一致又は近いものがな
いときは、見つかるまでRGBPRT を変えてこの処理を
繰り返す。
【0037】次に、自動マッチングで決定されたRGB
PRT 値の周辺の色の色見本を複数個カラープリンタ40
から出力させ、現実の色に一致するか又は近いもののR
GB PRT を最終的なRGBPRT とする。これらの測定値
から前述と同様にして、(6)式中のマトリクス要素e
ij及び剰余項の値が決定される。VI. RGBCCD ←RGBPRT RGBCCD ←RGBPRT の変換式を次の様に定義する。
【0038】
【数7】
【0039】(7)式中のマトリクス要素pij及び剰余
項も、V.で得られた測定値から、同様にして決定され
る。VII. X′,Y′,Z′←XYZ X′,Y′,Z′←XYZの変換を次式により定義す
る。
【0040】
【数8】
【0041】特定の素材(アイシャドウ、口紅等)の試
料を複数の色について用意し、図5の環境においてそれ
らと同じ色に見える色標を探し、それぞれ分光光度計で
三刺激値を測定し、特定の素材の試料のX′,Y′,
Z′及びそれに対応する色標のX,Y,Zを決定する。
これらの値から前述と同様にしてマトリクス要素qij
び剰余項を決定する。VIII. X′,Y′,Z′→XYZ X′,Y′,Z′→XYZの変換を次式により定義す
る。
【0042】
【数9】
【0043】VII で得られた測定値を使って、前述と同
様の手法により、マトリクス要素r ij及び剰余項が決定
される。色彩の予測 この様にして得られた変換式をヒューマニックメモリが
接続されたコンピュータ内に記憶しておけば、三刺激値
が既知の製品が特定の環境にあるときの色を予測してカ
ラーモニタ上又はカラープリンタから出力することがで
きる。すなわち、変換式(9)により三刺激値X′,
Y′,Z′を色標の三刺激値X,Y,Zに変換し、
(3)式によりRCCD ,GCCD ,BCCD に変換する。カ
ラーモニタへ表示するときはさらに(4)式によりR
CRT ,GCRT ,BCRT に変換してカラーモニタへ入力す
る。カラープリンタから出力するときは、RCCD ,G
CCD ,BCCDを(6)式によりRPRT ,GPRT ,BPRT
に変換してカラープリンタへ入力する。素材が複数種類
あるときは素材毎に(9)式のマトリクス及び剰余項を
決定し、それぞれの素材の式を使用して色標のX,Y,
Zに変換する。色彩の同定 これらとは逆の変換式を使って、RGBCRT →RGB
CCD →XYZ→X′Y′Z′への変換をすればカラーモ
ニタ上で対話的に創作された色に対応する三刺激値を素
材毎に決定することができる。
【0044】上記に説明した例では色彩特性値として三
刺激値XYZを使用しているが、例えば(1)式に定義
されるRGBの様な他の色彩特性値を使用することもで
きる。また、神経回路網としては前記のBNN以外にも
バックプロパゲーション型等他の方式の神経回路網も使
用できる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたきたように本発明によれば、
現実の環境における製品の色彩をその製品の色彩特性値
に基いて評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現実の環境を説明する図である。
【図2】素材の構造の一例を表わす図である。
【図3】現実の色彩再現の環境を説明する図である。
【図4】本発明の基本構成を説明する概念図である。
【図5】色彩評価の環境の一例を説明する図である。
【図6】XYZ←RGBCCD の変換式を決定するための
システムの構成図である。
【図7】RGBCRT の決定のための自動マッチングを説
明する図である。
【図8】人間の眼によるマッチングを説明する図であ
る。
【図9】RGBPRT の決定のための半自動マッチングを
説明する図である。
【符号の説明】
22,38…CCDカメラ 24…色標 26…光源 28…色見台 30…入出力ターミナル 40…フルカラープリンタ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)試料の色彩特性値を、該試料が特定
    の環境において色彩測定装置で測定されたときの色彩出
    力値へ変換する、第1の変換式を決定し、 b)該色彩出力値を、色彩入力値であって色彩出力装置
    へ入力されたときに該色彩出力装置が該特定の環境にあ
    る試料の色彩と実質的に同一に見える色彩を出力するも
    のへ変換する、第2の変換式を決定し、 c)色彩特性値が与えられた特定の試料について、該第
    1の変換式に従って、与えられた色彩特性値から色彩出
    力の推定値を計算し、 d)該第2の変換式に従って、該色彩出力の推定値から
    色彩入力の推定値を計算し、 e)前記色彩出力装置へ該色彩入力の推定値を入力する
    ことによって、前記特定の試料が前記特定の環境にある
    ときの色彩を該色彩出力装置上に再現する各ステップを
    具備する色彩予測方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップa)において決定される第
    1の変換式は、第1の素材の試料について色彩特性値を
    色彩出力値へ変換するものであり、 f)第2の素材の試料の色彩特性値を、該第2の素材の
    試料の色彩と実質的に同一に見える色彩を呈する第1の
    素材の試料の色彩特性値に変換する第3の変換式を決定
    し、 g)前記ステップc)における計算に使用するため、該
    第3の変換式に従って、第2の素材の試料の色彩特性値
    から第1の素材の試料の色彩特性値を計算するステップ
    をさらに具備する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記色彩特性値は試料の三刺激値X,
    Y,Zであり、前記色彩測定装置は前記色彩出力値とし
    てR,G,B出力値を出力する撮像装置であり、前記色
    彩出力装置は前記色彩入力値としてR,G,B入力値が
    入力される画像出力装置である請求項1または2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の変換式は前記三刺激値X,
    Y,Zのベクトルに変換マトリクスを作用させたものと
    該三刺激値X,Y,Zの関数としての剰余ベクトルとの
    和で表わされ、 前記ステップa)は、 (i)複数の試料についてそれぞれ三刺激値X,Y,Z
    及びR,G,B出力値を測定し、 (ii)前記剰余ベクトルに0ベクトルを代入し3つの試
    料についての三刺激値X,Y,Z及びR,G,B出力値
    を代入することによって前記変換マトリクスの値を決定
    し、 (iii) 残りの試料についての三刺激値とR,G,B出
    力値、及び決定された変換マトリクスの値を代入するこ
    とによって各三刺激値X,Y,Zに対する剰余ベクトル
    の値を算出し、 (iv) 神経回路網へ該各三刺激値X,Y,Zに対する剰
    余ベクトルの値を学習させることによって任意の三刺激
    値X,Y,Zを該神経回路網に与えたときに対応する剰
    余ベクトルの値の出力を可能にするサブステップを含む
    請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 a)色彩入力値を、該色彩入力値が入力
    された色彩出力装置上の色彩と実質的に同一に見える色
    彩を特定の環境において呈する試料から色彩測定装置を
    通して得られる色彩出力値に変換する、第1の変換式を
    決定し、 b)該色彩出力値を、該試料の色彩特性値に変換する、
    第2の変換式を決定し、 c)特定の色彩入力値を色彩出力装置へ入力して色彩を
    出力させ、 d)該第1の変換式に従って、該色彩出力装置に入力さ
    れる色彩入力値から出力された色彩に対応する色彩出力
    の推定値を計算し、 e)該第2の変換式に従って、該色彩出力の推定値から
    出力された色彩に対応する色彩特性値を計算する各ステ
    ップを具備する色彩同定方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップb)において決定される第
    2の変換式は色彩出力値を第1の素材の試料の色彩特性
    値へ変換するものであり、 f)第1の素材の試料の色彩特性値を、該第1の素材の
    試料の色彩と実質的に同一に見える色彩を呈する第2の
    素材の試料の色彩特性値に変換する第3の変換式を決定
    し、 g)該第3の変換式に従って、前記ステップe)におい
    て計算される第1の素材の試料の色彩特性値から該第2
    の素材の試料の色彩特性値を計算するステップをさらに
    具備する請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記色彩特性値は試料の三刺激値X,
    Y,Zであり、前記色彩測定装置は前記色彩出力値とし
    てR,G,B出力値を出力する撮像装置であり、前記色
    彩出力装置は前記色彩入力値としてR,G,B入力値が
    入力される画像出力装置である請求項5または6記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の変換式は前記R,G,B出力
    値のベクトルに変換マトリクスを作用させたものと該
    R,G,B出力値の関数としての剰余ベクトルとの和で
    表わされ、 前記ステップa)は、 (i)複数の試料についてそれぞれ三刺激値X,Y,Z
    及びR,G,B出力値を測定し、 (ii)前記剰余ベクトルに0ベクトルを代入し3つの試
    料についての三刺激値X,Y,Z及びR,G,B出力値
    を代入することによって前記変換マトリクスの値を決定
    し、 (iii) 残りの試料についての三刺激値とR,G,B出
    力値、及び決定された変換マトリクスの値を代入するこ
    とによって各R,G,B出力値に対する剰余ベクトルの
    値を算出し、 (iv) 神経回路網へ該各R,G,B出力値に対する剰余
    ベクトルの値を学習させることによって任意のR,G,
    B出力値を該神経回路網に与えたときに対応する剰余ベ
    クトルの値の出力を可能にするサブステップを含む請求
    項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 試料の色彩特性値を、該試料が特定の環
    境において色彩測定装置で測定されたときの色彩出力値
    へ変換する、第1の変換式を記憶する手段と、 該色彩出力値を、色彩入力値であって色彩出力装置へ入
    力されたときに該色彩出力装置が該特定の環境にある試
    料の色彩と実質的に同一に見える色彩を出力するものへ
    変換する、第2の変換式を記憶する手段と、 色彩特性値が与えられた特定の試料について、該第1の
    変換式に従って、与えられた色彩特性値から色彩出力の
    推定値を計算する手段と、 該第2の変換式に従って、該色彩出力の推定値から色彩
    入力の推定値を計算する手段と、 前記色彩出力装置へ該色彩入力の推定値を入力すること
    によって、前記特定の試料が前記特定の環境にあるとき
    の色彩を該色彩出力装置上に再現する手段を具備する色
    彩予測システム。
  10. 【請求項10】 前記第1の変換式は、第1の素材の試
    料について色彩特性値を色彩出力値へ変換するものであ
    り、 第2の素材の試料の色彩特性値を、該第2の素材の試料
    の色彩と実質的に同一に見える色彩を呈する第1の素材
    の試料の色彩特性値に変換する第3の変換式を記憶する
    手段と、 前記色彩出力の推定値の計算に使用するため、該第3の
    変換式に従って、第2の素材の試料の色彩特性値から第
    1の素材の試料の色彩特性値を計算する手段をさらに具
    備する請求項9記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記色彩特性値は試料の三刺激値X,
    Y,Zであり、前記色彩測定装置は前記色彩出力値とし
    てR,G,B出力値を出力する撮像装置であり、前記色
    彩出力装置は前記色彩入力値としてR,G,B入力値が
    入力される画像出力装置である請求項9または10記載
    のシステム。
  12. 【請求項12】 前記第1の変換式は前記三刺激値X,
    Y,Zのベクトルに変換マトリクスを作用させたものと
    該三刺激値X,Y,Zの関数としての剰余ベクトルとの
    和で表わされ、 該第1の変換式は、 (i)複数の試料についてそれぞれ三刺激値X,Y,Z
    及びR,G,B出力値を測定し、 (ii)前記剰余ベクトルに0ベクトルを代入し3つの試
    料についての三刺激値X,Y,Z及びR,G,B出力値
    を代入することによって前記変換マトリクスの値を決定
    し、 (iii) 残りの試料についての三刺激値とR,G,B出
    力値、及び決定された変換マトリクスの値を代入するこ
    とによって各三刺激値X,Y,Zに対する剰余ベクトル
    の値を算出し、 (iv) 神経回路網へ該各三刺激値X,Y,Zに対する剰
    余ベクトルの値を学習させることによって任意の三刺激
    値X,Y,Zを該神経回路網に与えたときに対応する剰
    余ベクトルの値の出力を可能にすることによって決定さ
    れる請求項11記載のシステム。
  13. 【請求項13】 色彩入力値を、該色彩入力値が入力さ
    れた色彩出力装置上の色彩と実質的に同一に見える色彩
    を特定の環境において呈する試料から色彩測定装置を通
    して得られる色彩出力値に変換する、第1の変換式を記
    憶する手段と、 該色彩出力値を、該試料の色彩特性値に変換する、第2
    の変換式を記憶する手段と、 特定の色彩入力値を色彩出力装置へ入力して色彩を出力
    させる手段と、 該第1の変換式に従って、該色彩出力装置に入力される
    色彩入力値から出力された色彩に対応する色彩出力の推
    定値を計算する手段と、 該第2の変換式に従って、該色彩出力の推定値から出力
    された色彩に対応する色彩特性値を計算する手段を具備
    する色彩同定システム。
  14. 【請求項14】 前記第2の変換式は色彩出力値を第1
    の素材の試料の色彩特性値へ変換するものであり、 第1の素材の試料の色彩特性値を、該第1の素材の試料
    の色彩と実質的に同一に見える色彩を呈する第2の素材
    の試料の色彩特性値に変換する第3の変換式を記憶する
    手段と、 該第3の変換式に従って、前記色彩特性値計算手段が計
    算する第1の素材の試料の色彩特性値から該第2の素材
    の試料の色彩特性値を計算する手段をさらに具備する請
    求項13記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記色彩特性値は試料の三刺激値X,
    Y,Zであり、前記色彩測定装置は前記色彩出力値とし
    てR,G,B出力値を出力する撮像装置であり、前記色
    彩出力装置は前記色彩入力値としてR,G,B入力値が
    入力される画像出力装置である請求項13または14記
    載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記第2の変換式は前記R,G,B出
    力値のベクトルに変換マトリクスを作用させたものと該
    R,G,B出力値の関数としての剰余ベクトルとの和で
    表わされ、 該第2の変換式は、 (i)複数の試料についてそれぞれ三刺激値X,Y,Z
    及びR,G,B出力値を測定し、 (ii)前記剰余ベクトルに0ベクトルを代入し3つの試
    料についての三刺激値X,Y,Z及びR,G,B出力値
    を代入することによって前記変換マトリクスの値を決定
    し、 (iii) 残りの試料についての三刺激値とR,G,B出
    力値、及び決定された変換マトリクスの値を代入するこ
    とによって各R,G,B出力値に対する剰余ベクトルの
    値を算出し、 (iv) 神経回路網へ該各R,G,B出力値に対する剰余
    ベクトルの値を学習させることによって任意のR,G,
    B出力値を該神経回路網に与えたときに対応する剰余ベ
    クトルの値の出力を可能にすることによって決定される
    請求項15記載のシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013038624A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Kyocera Document Solutions Inc 画像処理方法及び画像処理プログラム

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