JP2000008423A - 作業機械の油圧モータ制御装置 - Google Patents

作業機械の油圧モータ制御装置

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史一 樋口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントアタッチメントの姿勢が小慣性モー
メント時における急加速動作を防止することができると
ともに、ポンプ流量を最大限に利用してトルク不足が発
生しないように構成された油圧モータの制御装置を提供
する。 【解決手段】 油圧モータ11の作動を制御するコントロ
ールバルブ14と、コントロールバルブ14に対する作動指
令を出力する操作手段15,16 と、油圧モータ11に向かう
流量の一部をタンクにバイパスする管路19に設けられ、
コントロールバルブ14の作動に対し、遅れ無しに作動す
る領域と遅れを持って作動する領域とを有する流量制御
弁20と、作業機械における作業装置23,24,25の姿勢を検
出する検出手段23a,24a,25a と、操作手段15,16 の操作
量に応じて上記領域を切り換えるとともに、検出手段23
a,24a,25a によって検出された作業装置23,24,25の姿勢
に応じて遅れ量を変更する制御手段21とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベルや油圧
クレーン等の作業機械に関し、特に、上部旋回体を回転
させる旋回モータ、または走行モータ等のように連続回
転運動を行う油圧モータの制御に適用される油圧モータ
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9はこの種の油圧モータ制御装置を搭
載した油圧ショベルの一般的な旋回制御回路の例を示し
たものである。
【0003】同図において、1は旋回モータ、2は同旋
回モータ1の油圧源としての油圧ポンプ、3は同ポンプ
2を駆動する原動機、4は旋回モータ1の作動を制御す
る油圧パイロット切換式のコントロールバルブ、5,6
は操作レバーによって動作するリモコン弁であり、この
リモコン弁5,6のレバー操作量に応じたパイロット圧
がコントロールバルブ4のパイロットポートに供給され
て同バルブ4が制御される。
【0004】コントロールバルブ4は、公知のようにメ
ータイン、メータアウト、ブリードオフの各通路を有
し、スプールストロークに応じてこれら各通路の開口面
積が変化してメータイン、メータアウト、ブリードオフ
各流量が変化し、旋回モータ1の加減速力(旋回トル
ク)が変化する。なお、7はリリーフ弁、8はリモコン
弁5,6それぞれに一次圧を供給するための補助油圧ポ
ンプ、9はアンロード弁である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した油圧ショベル
では、ブーム、アーム、バケット等から主として構成さ
れるフロントアタッチメント(作業装置)の姿勢や負荷
によって慣性モーメントが大きく変動する。そこで、十
分な旋回トルクを確保すべく大慣性モーメントを基準に
してコントロールバルブ4の設定を行うと、小慣性モー
メント時には旋回トルクが過大となって急加速動作が行
われてしまうという欠点がある。このように急加速動作
が行われると、旋回体のキャビン内で操作中のオペレー
タに急加速力が働いてレバー操作が不安定になり、ハン
チング現象が発生する恐れもある。一方、小慣性モーメ
ントを基準にしてバルブ特性を小旋回トルク用に設定に
すると、上記の問題は解消できる反面、掘削作業や旋回
力による押し付け、床均し等の作業においてトルク不足
が生じるという不都合がある。
【0006】本発明は上記した従来の油圧モータ制御装
置における課題を考慮してなされたものであり、急加速
動作を防止するとともに、ポンプ流量を最大限に利用し
てトルク不足が発生しないような作業機械の油圧モータ
制御装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、作業機械の油
圧モータを制御する制御装置において、油圧モータの作
動を制御するコントロールバルブと、該コントロールバ
ルブに対する作動指令を出力する操作手段と、油圧モー
タに向かう流量の一部をタンクにバイパスする管路に設
けられ、コントロールバルブの作動に対し、遅れ無しに
作動する領域と遅れを持って作動する領域とを有する流
量制御弁と、作業機械における作業装置の姿勢を検出す
る検出手段と、操作手段の操作量に応じて領域を切り換
えるとともに、遅れを持って作動する領域に切り換えら
れた際に検出手段によって検出された作業装置の姿勢に
応じて遅れ量を変更する制御手段と、を備えた作業機械
の油圧モータ制御装置である。
【0008】本発明において、制御手段は、操作手段に
よる操作が戻し方向である場合に、遅れを解除するよう
に構成することが好ましい。
【0009】本発明において、制御手段は、作業装置の
姿勢に応じて遅れ領域の範囲を変更できるように構成す
ることが好ましい。
【0010】本発明において作業装置とは、例えばフロ
ントアタッチメントからなる作業装置を搭載した油圧シ
ョベル、ブームからなる作業装置を搭載した油圧クレー
ン等が示される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
油圧モータ制御装置を作業機械としての油圧ショベルに
適用した例について図1〜図8を参照しながら説明す
る。
【0012】図1において、11は油圧モータとしての
旋回モータ、12は油圧ポンプ、13は同ポンプ12を
駆動する原動機としてのエンジン、14は旋回モータ1
1の作動を制御する油圧パイロット切換式のコントロー
ルバルブ、15,16は操作手段としての操作レバーに
よって作動するパイロット弁、17はリリーフ弁、18
は操作手段としてのリモコン弁15,16に対する一次
圧供給源としての補助油圧ポンプである。
【0013】図2は上記コントロールバルブ14のレバ
ー位置/開口面積特性を示したものであり、中立位置で
はメータイン、メータアウト両開口面積が最小となり、
操作レバーの操作量が増加するに連れてメータイン、メ
ータアウト両開口面積が増加するように設定されてい
る。
【0014】油圧ポンプ12から旋回モータ11に向か
う流量の一部を油タンクにバイパスする管路19には、
電磁比例弁からなる流量制御弁としてのアンロード弁2
0が設けられており、このアンロード弁20の作動は、
制御手段としてのコントローラ21によって制御される
ようになっている。
【0015】このコントローラ21にはパイロット圧P
iとフロント姿勢情報Siがそれぞれ信号として入力さ
れている。パイロット圧Piは、パイロット弁15,1
6の操作量に応じて吐出される油の圧力を検出している
圧力センサ22から出力される。また、フロント姿勢情
報Siは、ブーム23の上下角度を検出する位置センサ
23a、アーム24の前後角度を検出する位置センサ2
4a及びバケット25の前後角度を検出する位置センサ
25aからそれぞれ出力される検出信号から構成されて
いる。上記各位置センサ23a,24a,25aは検出
手段とみなすことができる。なお、図中の符号26はブ
レーキ回路である。
【0016】この回路構成によれば、パイロット弁16
から出力されるパイロット圧がコントロールバルブ14
の右側パイロットポート14aに作用すると、コントロ
ールバルブ14が中立位置から加速方向に操作されて、
旋回モータ11が右回転する。このときのパイロット圧
Piは、圧力センサ22によって検出されてコントロー
ラ21に与えられ、コントローラ21は、そのパイロッ
ト圧Piに応じてアンロード弁20の開口面積を制御す
る。なお、旋回モータ11を左回転させるべくパイロッ
ト弁15が操作され、パイロット圧Piが出力された場
合においても同様に、パイロット圧Piに応じてアンロ
ード弁20の開口面積が制御される。
【0017】図3は上記コントローラ21によって制御
されるアンロード弁20の開口面積特性をグラフに示し
たものである。アンロード弁20は、静的な入力に応じ
て良好なメータリング特性を持つように設定されてお
り、アンロード弁20に対する指令においては遅れ無し
の領域D1 と、遅れ領域D2 が設定されている。
【0018】なお、ここで言う遅れとは一次遅れを意味
している。このアンロード弁19は、絞り位置イと全閉
位置ロとを有し、コントローラ21から与えられる指令
を受けて各位置イ,ロ間で切り換わるようになってい
る。またThは所定値としてのしきい値である。操作レ
バーを十分静的に動かした場合には、図4に示す開口面
積特性が得られる。
【0019】油圧ショベルの旋回動作は、その摩擦トル
クに対して慣性モーメントが非常に大きく、油圧モータ
発生トルクの大半は加減速のために使用されている。従
って、定常速度による旋回では、最大慣性モーメント時
における消費トルクは最小慣性モーメント時における消
費トルクと殆ど変わらない。すなわち、慣性モーメント
の大小による起動トルクは殆ど変動しないため、ポンプ
流量、レバー操作位置、ブリードオフ開口がいずれも同
じであれば、到達速度はほぼ同じになる。それにも拘ら
ず過大な加速度が発生するのは、ブリードを閉じきった
状態でポンプ流量を最大限に油圧モータに送り込むから
である。
【0020】この過大な加速度を低減するため、例え
ば、操作レバーの操作量が最大であるときにブリードオ
フ、すなわち、アンロード弁開口を開け放しにすると、
今度はポンプ流量がそのアンロード弁開口を抜けて排出
されてしまい、油圧モータの最大速度が達成できなくな
る。また、アンロード弁の動作を遅らせた場合には、コ
ントロールバルブの動作に対してアンロード弁の動作が
初めから遅れることになる。そうすると、動き出しに必
要なポンプ圧を立てるだけの開口面積が得られるまでに
遅れが生じ、アクチュエータの動作そのものにタイムラ
グが発生するため、操作レバーの操作に呼応した動きが
得られなくなる。
【0021】このような問題を解消した本発明では、図
3で示したように、アンロード弁20の開口面積特性S
1 において、コントロールバルブ14のスプールの動き
に対して一対一に作動する遅れ無し領域D1 と、遅れを
持って作動する遅れ領域D2とを持たせており、操作レ
バーの操作量がしきい値を超える場合に遅れ領域D2
切り換えるようになっている。そして、過大なトルクを
作用させても大きな加速とはならない場合、すなわち、
図5に示すように、フロントアタッチメントの慣性モー
メントIが大となるような姿勢では、“遅れ領域D2"
の一次遅れ時定数Tnを小さくするか、またはゼロとし
ている。また、これとは逆に、フロントアタッチメント
の慣性モーメントIが小となる姿勢においては、一次遅
れ時定数Tnを大きくすることによって急加速が発生し
ないようになっている。
【0022】このように、フロントアタッチメントの姿
勢に応じて遅れ量を切り換えるため、最大速度まで良好
なメータリング特性で加速制御が行えるようになってい
る。従って、慣性モーメントIが大となる姿勢では旋回
リリーフによって決まる最大出力トルクを発生させて最
大速度への到達時間を短くすることができ、それにより
迅速な操作を実現することができる。
【0023】また、上記開口面積特性を有するアンロー
ド弁20によれば、操作レバーの操作量が少ないとき
(フロントアタッチメントを作動させる駆動源としての
アクチュエータ移動開始時)については、遅れ無し領域
1 に切り換えられるため、操作レバーの操作に対して
タイムラグ無しにアクチュエータが動作する。従って、
操作レバーを微操作した場合は高応答性でフロントアタ
ッチメントを作動させることができる。これに対して操
作レバーが急操作されたときには遅れ領域D2に切り換
えられるため、アンロード弁20(ブリードオフ開口)
が急激に閉じらず過大なトルクが発生しないため、滑ら
かな加速が得られる。そして、その後、アクチュエータ
を加速しながら、アンロード弁20が徐々に閉じられ
る。アンロード弁20が閉じられると、ポンプ吐出流量
の全量をアクチュエータに導入することができるため、
最大速度に到達させることができる。
【0024】このように、アンロード弁20において遅
れ無し領域D1 及び遅れ領域D2 をそれぞれ設定して制
御を行うことにより、急加速動作の防止と効率の良い微
速制御を両立させている。
【0025】また、操作レバーが戻された場合には遅れ
が解除されるように設定しているため、すなわち、操作
レバーをある操作量の位置から戻してきた場合には、遅
れなく操作レバー位置に対応した位置にアンロード開口
が復帰するように構成されているため、操作レバーを戻
してきた際に、メータイン、メータアウトが閉じた状態
でアンロード弁が閉じてしまうような状況にならず、ポ
ンプ圧力が異常に上昇することがないようになってい
る。
【0026】次に、図6を参照しながらハンチング現象
の防止方法について説明する。いま、フロントアタッチ
メントの姿勢が慣性モーメント小である状況にあり、オ
ペレータが過大な加減速度を受けた場合を想定する。す
なわち、ハンチング現象を引き起こしやすい操作レバー
の操作量、具体的には遅れ領域D2 内で正弦波状の入力
操作(入力指令信号S2 )がなされた場合を想定する。
【0027】遅れ領域D2 では同図に示すように、ブリ
ードオフ開口面積が小さく、それにより、ポンプ圧力
(モータメータイン圧力)のアンロード弁20の開口感
度が高いため、遅れ領域D2 で急激な開口面積変化があ
ると、急加速の原因となり、ハンチング現象が減衰する
ことなく継続される傾向がある。しかしながら、本発明
では、遅れ領域D2 については、アンロード弁20開口
が入力指令に対して遅れを持ち、しかも閉方向のみに働
くように構成されている。従って、時間軸上のある点で
アンロード弁の開口面積を従来のそれと比較すると、大
きな開口面積を有していることになる。上記遅れはバッ
ファとして働くことになり、遅れが無い場合の応答S3
(図中破線で示す)に比べて極めて振幅が小さい応答S
4 が得られる。このため、アンロード弁20開口面積が
小さく、ポンプ圧を立てやすい領域では、過大な加速度
が発生しなくなり、ハンチング現象が抑制される。
【0028】図7のフローチャートは、油圧モータを制
御するにあたり、フロントアタッチメントの姿勢に応じ
て一次遅れ時定数を変更する制御動作を示したものであ
る。まず、位置センサ23a,24a,25aによって
フロントアタッチメントの姿勢が検出され、且つ操作レ
バーのパイロット圧Piが圧力センサ22によって検出
されると、検出結果はコントローラ21に与えられ、コ
ントローラ21は、その姿勢情報に基づいてフロントア
タッチメントの慣性モーメントIを計算するとともに、
そのパイロット圧Piに基づいてコントロールバルブ1
4の指令値Cvを計算する(ステップS1)。
【0029】次いで、指令値Cvがしきい値Th(図3
参照)以上であるかどうかを判断し(ステップS2)、
yesであれば指令値Cvはプラス方向、すなわち、ア
ンロード弁20入力信号が大きくなる方向に向かってい
るかどうかを判断し(ステップS3)、yesであれば
慣性モーメントIに応じた一次遅れ時定数を演算し(ス
テップS4)、得られた結果をアンロード弁指令値Cv
´として設定し(ステップS5)、Cv´に基づいてア
ンロード弁20を制御する(ステップS6)。なお、ス
テップS2においてnoであれば、遅れなしの応答に設
定する(ステップS7)。
【0030】上記ステップS4に示した遅れ量の変更
は、図8に示すように、しきい値を変更することによっ
ても実現することができる。すなわち、コントローラ2
1のROM(図示しない)に、予め、慣性モーメントI
/しきい値Th変換テーブルを記憶しておき、ステップ
S1にて計算された慣性モーメントIに対応するしきい
値Thをその変換テーブルから読み出すように構成する
こともできる(ステップS4´)。なお、この変換テー
ブルには、慣性モーメントIが増加するにつれてしきい
値Thが一定値から減少していく線Th´に相当する情
報が記憶されているものとする。
【0031】上記ステップS4´において、慣性モーメ
ントI、すなわち、フロントアタッチメントの姿勢に応
じてしきい値Thが変更されると、遅れ領域D2 の範囲
が変更される。すなわち、慣性モーメントIが小さい場
合には、過大な加速度が生じる恐れがないため、遅れ領
域D2 は小さい範囲で足りる。従って、遅れ領域D2
切り換える境界としてのしきい値Thを高く設定するこ
とができる。換言すれば、遅れ領域D2 を狭くするか、
または排除することができる。
【0032】なお、本発明において遅れを持って作動さ
せる場合、上記した一次遅れ時定数を用いた制御に限ら
ず、コントローラ21の遅れ要素としてレートリミッタ
を用い、フロントアタッチメントの姿勢に応じてこのレ
ートリミッタの制限レートを変化させるようにしてもよ
い。一次遅れ時定数を小さくすることは、上記レートリ
ミッタで構成した場合においては変化速度制限値を大き
くとること、或いは制限無し(無限大)に相当する。
【0033】また、本発明は、上記した油圧ショベルに
限らず、油圧クレーン等のように油圧装置を搭載し油圧
モータを駆動源とする任意の作業機械に適用することが
できる。
【0034】
【発明の効果】上記説明から明かなように本発明によれ
ば、フロントアタッチメントの姿勢が小慣性モーメント
時において急加速動作を防止することができるととも
に、ハンチングを抑制することができる。また、ポンプ
流量を最大限に利用してトルク不足が発生しないように
構成されているため、掘削作業や旋回力による押し付
け、床均し等の作業を支障なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る油圧モータ制御装置の
回路構成図である。
【図2】本発明に係る操作レバー位置とコントロールバ
ルブの開口面積の関係を示すグラフである。
【図3】本発明に係るアンロード弁の入力信号と開口面
積の関係を示すグラフである。
【図4】操作レバーを静的動作させた場合の開口面積特
性を示すグラフである。
【図5】本発明における遅れ量の変更方法を説明するグ
ラフである。
【図6】本発明に係るハンチング抑制効果を説明するグ
ラフである。
【図7】本発明の油圧モータ制御装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図8】本発明における遅れ量の他の変更方法を説明す
るグラフである。
【図9】従来の油圧モータ制御装置の回路構成図であ
る。
【符号の説明】
11 旋回モータ 12 油圧ポンプ 13 エンジン 14 コントロールバルブ 15,16 パイロット弁 17 リリーフ弁 18 補助油圧ポンプ 20 アンロード弁 21 コントローラ 22 圧力センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 史一 広島市安佐南区祇園3丁目12番4号 油谷 重工株式会社内 (72)発明者 但馬 一治 広島市安佐南区祇園3丁目12番4号 油谷 重工株式会社内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AA06 AB02 AC06 AC07 BA02 BA08 BB02 CA03 DA03 DA04 DB02 DB04 DB07 3H089 AA64 BB07 BB10 BB15 CC08 DB07 DB46 DB49 EE01 EE06 EE32 FF03 FF05 GG02 JJ02 JJ08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機械の油圧モータを制御する制御装
    置において、 前記油圧モータの作動を制御するコントロールバルブ
    と、 該コントロールバルブに対する作動指令を出力する操作
    手段と、 前記油圧モータに向かう流量の一部をタンクにバイパス
    する管路に設けられ、前記コントロールバルブの作動に
    対し、遅れ無しに作動する領域と遅れを持って作動する
    領域とを有する流量制御弁と、 前記作業機械における作業装置の姿勢を検出する検出手
    段と、 前記操作手段の操作量に応じて前記領域を切り換えると
    ともに、前記遅れを持って作動する領域に切り換えた際
    に前記検出手段によって検出された前記作業装置の姿勢
    に応じて前記遅れ量を変更する制御手段と、 を備えたことを特徴とする作業機械の油圧モータ制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記操作手段による操
    作が戻し方向である場合に、前記遅れを解除するように
    構成されている請求項1記載の油圧モータ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記作業装置の姿勢に
    応じて遅れ領域の範囲を変更するように構成されている
    請求項1または2に記載の油圧モータ制御装置。
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