JP2000008304A - 鉄道工事桁用受台、及び鉄道工事桁用受台の施工方法 - Google Patents

鉄道工事桁用受台、及び鉄道工事桁用受台の施工方法

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JP2000008304A
JP2000008304A JP10188165A JP18816598A JP2000008304A JP 2000008304 A JP2000008304 A JP 2000008304A JP 10188165 A JP10188165 A JP 10188165A JP 18816598 A JP18816598 A JP 18816598A JP 2000008304 A JP2000008304 A JP 2000008304A
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railroad
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concrete
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孝治 坂田
Manabu Nishii
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Isao Fukunaga
功 福永
Yasutaka Kikuchi
保孝 菊池
Takehisa Hamazaki
武久 濱崎
Kojiro Tamai
浩次郎 玉井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強固かつ安定で列車徐行速度を向上し得る鉄
道工事桁用受台、及び鉄道工事桁用受台の施工方法を提
供する。 【解決手段】 鉄道の線路の下方を掘削する場合に線路
のまくらぎSを支持する鉄道工事桁20を支持する受台
10であって、鉄道工事桁用受台20を設置する箇所以
外の場所で予め製作され、まくらぎSの略下方でかつ鉄
道工事桁20の工事桁支持点に設置されるプレキャスト
コンクリート部材11A,11Bと、超早強コンクリー
ト等を用いプレキャストコンクリート部材11A等を現
場で連結する現場打ちコンクリート12を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道の線路の下方
で掘削等の工事を行う場合にまくらぎを支持する鉄道工
事桁を支持する鉄道工事桁用受台、及びこの鉄道工事桁
用受台の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道においては、線路(軌道)の下方
に、線路をその直角方向に横断する構造物を構築するこ
とがある。例えば、上下水道やガス管又は電力・電話線
等を収容する管渠、あるいは、水路や歩行者・自動車等
の交通に供する函形構造物等(以下、「線路下横断構造
物」という。)である。このような線路下横断構造物
は、線路の下方を掘削し、掘削により形成された空間内
に構造物を建設する場合が多い。このような場合、工事
対象となる線路における列車の運行を休止することがで
きれば、まくらぎやレール等を一時的に取り外して掘削
を行うことができるため施工が比較的容易になるが、当
該線路に営業列車を走行させつつ、その下を掘削して線
路下横断構造物を建設しなければならない場合(以下、
「活線施工」という。)も多い。
【0003】このような活線施工の場合には、掘削によ
り線路下が空洞となっても、その上方の線路を強固に支
持し、列車が当該区間を安全に走行できるような対策が
必要である。このための対策の一つとして、「工事桁工
法」が知られている。工事桁工法とは、鋼製桁等(以
下、「鉄道工事桁」という。)を用いて掘削対象地点の
線路のまくらぎを支持し、掘削の影響を受けない強固な
支持路盤等の上に設けられた受台(以下、「鉄道工事桁
用受台」という。)によって鉄道工事桁を支持させた後
に、線路下の掘削を行う工法である。
【0004】上記の鉄道工事桁用受台としては、従来、
「木製サンドル」と呼ばれる構造のものが用いられてい
た。これは、木製の角材(例えば、長さ:3.6メート
ル、断面:1辺20センチメートルの正方形)を多数用
い、これらを縦横に組み合わせることにより直方体状の
構造体(図示せず)を形成し、この構造体の上部に鉄道
工事桁(図示せず)を載置するようにしたものである。
【0005】このような木製サンドルが鉄道工事桁用受
台として用いられたのは、以下の理由による。
【0006】 鉄道工事桁用受台は、軌道の直下を小
規模掘削して受台設置用凹部を形成し、受台設置用凹部
内に設けられるが、受台設置用凹部は列車の安全を考慮
して可能な限り小さく設定されるため、内部が狭隘であ
り、比較的小さな部品を組み合わせて受台を構成するの
が施工上最も妥当であった。
【0007】 活線施工では、ある列車とその後続列
車との間の時間間隔(以下、「列車間合」という。)の
範囲内で作業を開始しかつ終了する必要がある。また、
列車通過時の安全を確保するため、鉄道車両を含む所定
領域(以下、「建築限界」という。)の内方に工事用資
材又は工事用機器等が突出しないように厳格に規制され
ている。このため、列車間合の間に人力により小運搬可
能な木製角材は受台の部品として好適であった。
【0008】 鉄道工事桁用受台は、仮設用工事資材
であり、線路下構造物の完成後にはてっ去されるもので
ある。木製角材は入手が容易で安価であり、かつある程
度の耐久性を有しており他の工事へ何回か転用が可能
で、仮設用工事資材としての条件を満たすものであっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の木製サンドル製の鉄道工事桁用受台において
は、以下に述べるような問題があった。
【0010】i) 木材は強度が低く、列車荷重を繰り
返し受けることにより、折損等の可能性がある。
【0011】ii) 多数の木製角材を組み合わせて構成
されるが、各角材の製作寸法誤差のため、角材どうしの
間でガタつきが生じやすい。
【0012】iii) 多数の木製角材を組み合わせて構成
されており、鉛直上方からの押圧荷重についてはほぼ一
体の構造体として対応するが、水平方向からの横方向力
に対する横抵抗力が小さく、横方向力によりズレが生じ
る場合があり、地震力のような大きな横方向力の場合に
は著大な変形が生じたり、極端な場合には分解するおそ
れもある。
【0013】以上の理由から、従来は、不測の列車事故
を防止する観点から、鉄道工事桁の設置箇所における列
車の走行速度は例えば45キロメートル/時に規制さ
れ、徐行運転を余儀なくされていた。しかし、近年、鉄
道における旅客サービス向上の観点から、列車の高速化
が要請され、鉄道工事桁設置区間での列車徐行速度の向
上が求められるようになってきた。
【0014】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、強
固かつ安定で列車徐行速度を向上し得る鉄道工事桁用受
台、及び鉄道工事桁用受台の施工方法を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る鉄道工事桁用受台は、鉄道の線路の下
方を掘削する場合に前記線路のまくらぎを支持する鉄道
工事桁を支持する受台であって、前記鉄道工事桁用受台
を設置する箇所以外の場所で予め製作され、前記まくら
ぎの略下方でかつ前記鉄道工事桁の工事桁支持点に設置
される予製作部材と、前記予製作部材を現場で連結する
現場連結手段を備えることを特徴とする。
【0016】上記の鉄道工事桁用受台において、好まし
くは、前記予製作部材はプレキャストコンクリート部材
であり、前記現場連結手段は超早強コンクリート又は早
強コンクリートを用いた現場打ちコンクリートである。
【0017】また、本発明に係る鉄道工事桁用受台の施
工方法は、鉄道の線路の下方を掘削する場合に前記線路
のまくらぎを支持する鉄道工事桁用受台の施工方法であ
って、前記鉄道工事桁用受台を設置する箇所以外の場所
で予製作部材を予め製作する予製作部材製作工程と、前
記まくらぎの略下方でかつ前記鉄道工事桁用受台を設置
するための受台設置用凹部を掘削する受台設置用凹部掘
削工程と、前記受台設置用凹部内でかつ前記鉄道工事桁
を支持する工事桁支持点の位置に前記予製作部材を設置
する予製作部材設置工程と、現場連結手段を用いて前記
予製作部材を現場で連結することにより鉄道工事桁用受
台を形成する予製作部材現場連結工程を有することを特
徴とする。
【0018】上記の鉄道工事桁用受台の施工方法におい
て、好ましくは、前記予製作部材製作工程において前記
予製作部材はプレキャストコンクリート部材で形成さ
れ、前記予製作部材連結工程において前記現場連結手段
には超早強コンクリート又は早強コンクリートを用いた
現場打ちコンクリートが用いられる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0020】(1)第1実施形態 図1は、本発明の第1実施形態である鉄道工事桁用受台
の構成、及び鉄道工事桁及び軌道との関係を示す断面図
である。また図2は、本発明の第1実施形態である鉄道
工事桁用受台の構成を示す上面図である。
【0021】図1及び図2に示すように、この鉄道工事
桁用受台10は、栗石層13と、その上部に設置された
プレキャストコンクリート部材11A,11B、及び現
場打ちコンクリート12を備えて構成されている。プレ
キャストコンクリート部材11AはレールR1(後述)
の略下方位置に配置され、プレキャストコンクリート部
材11AはレールR2(後述)の略下方位置に配置さ
れ、現場打ちコンクリート12は、これらのプレキャス
トコンクリート部材11A,11Bの間に設けられる。
ここに、プレキャストコンクリート部材11A,11B
は、予製作部材に相当している。また、現場打ちコンク
リート12は、現場連結手段に相当している。
【0022】上記の栗石層13は、掘削された路盤面
G′の上に敷設された割栗石(粗大な砕石)の層であ
る。
【0023】プレキャストコンクリート部材11Aは、
直方体状で内部に下主鉄筋111Aと、上主鉄筋112
Aと、配力鉄筋113Aを有する鉄筋コンクリート部材
であり、設置箇所以外の製作ヤード(例えば、工事用桟
橋等)などで予め製作された後に設置箇所に運搬された
部材である。プレキャストコンクリート部材11Bも同
様であり、直方体状で内部に下主鉄筋111Bと、上主
鉄筋112Bと、配力鉄筋113Bを有する鉄筋コンク
リート部材であり、設置箇所以外の場所で予め製作され
た後に設置箇所に運搬された部材である。各プレキャス
トコンクリート部材11A,11Bの上部には、後述す
る主桁固定ボルトをねじ込むためのボルト孔部材が設け
られている。
【0024】また、現場打ちコンクリート12は、直方
体状で内部に下主鉄筋121と、上主鉄筋122と、配
力鉄筋123を有する鉄筋コンクリートであり、設置箇
所において、粘性体又は流動体状態の固まっていないコ
ンクリート(生コンクリート)が現場打設(場所打ち)
されたものである。
【0025】この場合、現場打設される生コンクリート
としては、「早強コンクリート」又は「超早強コンクリ
ート」が用いられる。早強コンクリートとは、セメント
として早強ポルトランドセメントを用いたコンクリート
であり、普通ポルトランドセメントを用いる通常のコン
クリートに比べ、1日強度が約3倍、3日強度が約2倍
と、早期強度が大きい。また、超早強コンクリートと
は、早強ポルトランドセメントよりもさらに早期に強度
を発現する超早強ポルトランドセメントを用いたコンク
リートであり、早強コンクリートの3日強度をほぼ1日
で発現することが可能である。列車間合を考慮した施工
の迅速化の観点から、現場打ちコンクリート12には、
超早強コンクリートを使用することがより望ましい。
【0026】また、プレキャストコンクリート部材11
Aと現場打ちコンクリート12の間には連結用鉄筋11
4Aが介在するように配置(以下、「介設」という。)
され、プレキャストコンクリート部材11Bと現場打ち
コンクリート12の間には連結用鉄筋114Bが介設さ
れている。これらの連結用鉄筋114A,114Bによ
り、プレキャストコンクリート部材11Aと現場打ちコ
ンクリート12とプレキャストコンクリート部材11B
は一体化される。ここに、連結用鉄筋114A,114
Bは、現場連結手段に相当している。
【0027】次に、上記した鉄道工事桁用受台10によ
って支持される鉄道工事桁20、及び鉄道工事桁20に
より支持される軌道の構成について説明する。
【0028】この鉄道工事桁20は、2本の主桁21
A,21Bと、横桁22と、横桁支持部23A,23B
と、横桁固定ボルト24A,24Bと、主桁固定板25
A,25Bと、主桁固定ボルト26A,26Bを有して
いる。
【0029】主桁21A,21Bは、鋼材からなり、断
面形状が略「I」字状又は略「H」字状の梁状部材であ
り、主桁の長手方向が軌道の長手方向と合致するように
配置される。主桁の断面形状は、略「Π」字状、略
「ロ」字状等であってもよい。主桁21A,21Bに
は、鉄道工事桁用受台10によって支持される位置とな
る箇所の下部に、主桁固定板25A,25Bが予め溶接
等によって取り付けられている。主桁固定板25A,2
5Bは、鋼材からなる板状部材であり、その一部にはボ
ルト挿通孔が開設されており、主桁固定ボルト26A,
26Bをボルト挿通孔に挿通させ、プレキャストコンク
リート部材11A,11Bに設けられたボルト孔部材に
ねじ込むことにより、主桁21A,21Bをプレキャス
トコンクリート部材11A,11Bに固定させることが
できる。
【0030】横桁22は、鋼材からなり、「コ」を横に
した形状の断面を有し、内部に溝状の凹部を有する梁状
部材であり、横桁の長手方向が軌道の長手方向と直角に
なるように配置される。また、横桁22の溝状凹部内に
は、軌道のまくらぎSが収容されるように構成されてい
る。また、横桁22の両端には、ボルト挿通孔が開設さ
れている。横桁は、断面形状が略「H」字状等であって
もよく、底板の下部に略「I」字状、略「ロ」字状等の
桁を連結するようにしてもよい。また、横桁22の溝状
凹部の内部、例えば底板上面又は側壁内面等には、まく
らぎSが水平方向(軌道直角方向)にずれることを防止
するためのズレ止め用突起(図示せず)等を設けておい
てもよい。また、横桁22には、まくらぎSを横桁22
に固定するためのボルト孔(図示せず)等を設けておい
てもよい。
【0031】主桁21A,21Bには、横桁22を支持
する位置となる箇所の側部に、横桁支持部23A,23
Bが予め溶接等によって取り付けられている。横桁支持
部23A,23Bは、断面形状が略「T」字状又は略
「Π」字状等の部材であり、上部の板状部の上面に横桁
の端部を乗せるように構成されている。横桁支持部23
A,23Bの上部の板状部にはボルト挿通孔が開設され
ており、横桁固定ボルト24A,24Bを横桁支持部2
3A,23Bのボルト挿通孔に挿通させるとともに、横
桁22の両端のボルト挿通孔に挿通させ、ナットにより
締結することにより、横桁22の両端を主桁21A,2
1Bに固定させることができる。
【0032】また、鉄道工事桁20と鉄道工事桁用受台
20により支持される軌道は、まくらぎSと、タイプレ
ートT1,T2と、レール締結装置F1,F2と、レー
ルR1,R2を有する公知の構造の軌道である。
【0033】上記のような構成により、本実施形態の鉄
道工事桁用受台10は、以下のような利点を有してい
る。
【0034】1) 受台の材質がコンクリートであるた
め強度が高く、列車荷重を繰り返し受けても、損傷する
おそれはない。
【0035】2) 各主桁について見ると、主桁21A
の支持構造物は単一のプレキャストコンクリート部材1
1Aであり、主桁21Bの支持構造物は単一のプレキャ
ストコンクリート部材11Bである。このため、ガタつ
き等は生じない。また、2つのプレキャストコンクリー
ト部材11A,11Bは、その中間の空間部分に現場打
ちコンクリート12が打設され、連結用鉄筋114A,
114Bによって連結される。したがって、この部分に
おいてもガタつきが生じることはない。
【0036】3) 上記したように、本実施形態の鉄道
工事桁用受台10は、全体として見ると、コンクリート
の一体部材となっているうえ、主桁下部に結合された主
桁固定板25A,25Bが主桁固定ボルト26A,26
Bによりプレキャストコンクリート部材11A,11B
に固定されるため、鉛直上方からの押圧荷重に対して一
体の強固な構造体として対応することに加え、水平方向
からの横方向力に対しても横抵抗力が大きく、横方向力
により変形等が生じることはない。
【0037】4) 以上の利点から、本実施形態の鉄道
工事桁用受台により支持される鉄道工事桁の場合には、
従来実施されていた徐行の速度をより向上させることが
可能となった。例えば、試験施工においては、鉄道工事
桁の架設途中(主桁固定ボルト26A,26Bの締結
前)は60キロメートル/時の列車走行を行い、鉄道工
事桁の架設完了後(主桁固定ボルト26A,26Bの締
結後)は80キロメートル/時の列車走行を行うことが
できた。その後、鉄道工事桁用受台10の沈下、変状、
列車動揺等、各種のデータを継続的に計測したところ、
受台沈下量は約2ミリメートル以下程度であり、特に変
状は見られず、列車動揺も約0.2g(g:重力加速
度)以下程度で推移した。これらのことを踏まえ、最終
的には100キロメートル/時の列車走行を行うことが
できた。通常の区間の列車最高速度は120キロメート
ル/時であるから、鉄道工事桁区間における速度の低減
分はわずか20キロメートル/時にすぎない。このた
め、鉄道における旅客サービス向上に寄与する点が大き
い。
【0038】5) また、受台に用いているコンクリー
トの強度は木材に比べて非常に高いことから、受台全体
の寸法は木製サンドルの場合よりも小さくすることがで
き、受台設置用凹部箇所の土掘削量が低減される。ま
た、受台構築のために現場で小運搬する部材は主として
2つのプレキャストコンクリート部材11A,11Bだ
けであるため、運搬作業量が低減される。これらのこと
から、木製サンドルの場合よりも工事費用の大幅コスト
ダウンが可能となる。
【0039】6) さらに、プレキャストコンクリート
部材11A,11Bを受台設置箇所以外の場所で予め製
作してあるため、多数の木製角材を組み合わせる木製サ
ンドル工法に比べて受台構築工程が簡素化され、施工が
容易となる。さらに、連結用の現場打ちコンクリート1
2として、超早強コンクリート又は早強コンクリートを
用いるため、列車間合が短い大都市部等の線路区間でも
容易に施工可能である。
【0040】(2)第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態である鉄道工事桁用受台の
施工方法について、図3ないし図8に基づき詳細に説明
する。
【0041】図3は、本発明の第2実施形態である鉄道
工事桁用受台の施工方法を説明する図のうち、施工前の
状態を示す断面図である。図3に示すように、施工前
は、砕石等からなるバラスト道床Bが路盤G上に形成さ
れており、バラスト道床Bの上に、まくらぎSと、タイ
プレートT1,T2と、レール締結装置F1,F2と、
レールR1,R2からなる軌道が設置されている。
【0042】次に、図示はしていないが、鉄道工事桁を
設置する箇所以外の場所、例えば線路わきの工事用桟橋
等において、上記したプレキャストコンクリート部材1
1A,11Bを予め製作する。この場合は、図示はしな
いが、型枠内に間隔保持部材(スペーサー:図示せず)
等により、下主鉄筋111Aと、上主鉄筋112Aと、
配力鉄筋113Aと、連結用鉄筋114Aを所定位置に
配置・保持した後、生コンクリート(図示せず)を打設
し、養生・硬化させた後に型枠から脱型することにより
プレキャストコンクリート部材11Aを形成する。ま
た、同様にして、型枠(図示せず)内に間隔保持部材
(図示せず)等により、下主鉄筋111Aと、上主鉄筋
112Aと、配力鉄筋113Aと、連結用鉄筋114A
を所定位置に配置・保持した後、生コンクリート(図示
せず)を打設し、養生・硬化させた後に型枠から脱型す
ることによりプレキャストコンクリート部材11Bを形
成する。したがって、完成したプレキャストコンクリー
ト部材11A,11Bの一面からは、連結用鉄筋114
A,114Bが突出した状態となっている。これが、
「予製作部材製作工程」である。
【0043】なお、上記の予製作部材製作工程におい
て、プレキャストコンクリート部材11A,11Bの表
面のうち、連結用鉄筋114A,114Bが突出してい
る面については、予め型枠内面に凹凸突起や粗面を形成
しておくことにより、形成されたコンクリート面を粗面
状にするか、あるいは、プレキャストコンクリート部材
11A,11Bの製作後に、ワイヤーブラシ等の治具を
用いて、表面を粗面化するとなおよい。このようにする
と、後述する予製作部材現場連結工程において、各プレ
キャストコンクリート部材11A,11Bと、現場打ち
コンクリート12との付着性が向上し、両者の一体化が
より一層促進される効果が発揮される。
【0044】次に、まくらぎSの略下方に、鉄道工事桁
用受台10を設置するための受台設置用凹部15を掘削
する(図4参照)。図4(A)は、図4(B)における
A−A断面図である。また、図4(B)は、図4(A)
の箇所における側面図である。図4に示すように、受台
設置用凹部15は、路盤Gに、矢板P等の土留め対策を
施した後に小規模な掘削を行い、新たな路盤面G′まで
掘り下げることにより形成する。この場合、掘削によっ
て完全に露出しレールに懸架された状態となる(下方が
空洞となる)まくらぎSは数本(2〜4本程度)であ
り、他のまくらぎSはバラスト道床Bによって支持され
ている。これが、受台設置用凹部掘削工程である。な
お、上記の予製作部材製作工程は、受台設置用凹部掘削
工程と同時、あるいは受台設置用凹部掘削工程の終了後
に行ってもよい。
【0045】次に、受台設置用凹部15内の新たな路盤
面G′の上に、割栗石を入れ、十分に突き固めることに
より栗石層13を形成する(図5参照)。その後、受台
設置用凹部15内において、鉄道工事桁20を支持する
点(以下、「工事桁支持点」という。)の位置となる栗
石層13の上に、すでに製作されているプレキャストコ
ンクリート部材11A,11Bを設置する(図6参
照)。この場合、各プレキャストコンクリート部材11
A,11Bの一面から突出する連結用鉄筋114A,1
14Bがそれぞれ受台設置用凹部15の中央付近を向
き、互いに対向するような状態となるように配置する。
これが、予製作部材設置工程である。なお、図5におい
ては、まくらぎSやレールR1,R2からなる軌道が空
中に浮んだように図示しているが、このような状態とな
っているまくらぎSは受台設置用凹部15の上方となる
数本(2〜4本程度)であり、他のまくらぎSはバラス
ト道床Bによって支持されている。図6,7についても
同様である。
【0046】次に、上記の状態で、載置された各プレキ
ャストコンクリート部材11A,11Bで挟まれる部分
の開放された側面を閉そくするようにして型枠(図示せ
ず)を設置し、この型枠の内部に、間隔保持部材(スペ
ーサー:図示せず)等により、下主鉄筋121と、上主
鉄筋122と、配力鉄筋123を所定位置に配置・保持
した後、粘性体又は流動体状態の固まっていない超早強
コンクリート又は早強コンクリート(生コンクリート)
を打設し、養生・硬化させた後に型枠を取り外すことに
より現場打ちコンクリート12を形成する(図7参
照)。これにより、連結用鉄筋114A,114Bは、
現場打ちコンクリート12の内部に埋設され、各プレキ
ャストコンクリート部材11A,11Bは現場で連結さ
れ、鉄道工事桁用受台10が形成される。これが、予製
作部材現場連結工程である。
【0047】このようにして、鉄道工事桁受台10が形
成される。その後は、上記した鉄道工事桁20のうちの
主桁21A,21Bを収容する溝状凹部を軌道の側方に
掘削形成した後、主桁21A,21Bを鉄道工事桁用受
台10の工事桁支持点位置で支持させるように据え付け
たのちに主桁固定ボルト26A,26Bによってプレキ
ャストコンクリート部材11A,11B上に固定する。
次に、まくらぎSの下方及び側方のバラスト砕石を除去
したのち、まくらぎSの下方に横桁22を挿入し、主桁
21A,21Bの横桁支持部23A,23B上に横桁2
2の両端を横桁固定ボルト24A,24Bによって固定
し、横桁22の溝状凹部の底板でまくらぎSを支持させ
ることにより、軌道は鉄道工事桁20で支持されるよう
になる。その後、鉄道工事桁用受台10の周囲の空間を
土砂等で埋め戻し、矢板Pを抜くことにより、図8に示
す状態となる。この後は、鉄道工事桁設置箇所の線路下
の掘削等の工事が可能となる。
【0048】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本
発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的
に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、
いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
【0049】例えば、上記各実施形態においては、予製
作部材として、鉄道工事桁用受台を設置する箇所以外の
場所で予め製作される鉄筋コンクリート(RC)部材
(例えば11A,11B)を例に挙げて説明したが、本
発明はこれには限定されず、他の構成の予製作部材、例
えば、鉄道工事桁用受台を設置する箇所以外の場所で予
め製作されるプレストレストコンクリート(PC)部材
であってもよい。あるいは、鋼製のブロック状部材、鋼
製の箱状部材等であってもよい。要は、鉄道工事桁の荷
重を支持可能で、かつ鉄道工事桁用受台を設置する箇所
以外の場所で予め製作される部材であれば、どのような
ものであってもよいのである。
【0050】また、上記各実施形態においては、現場連
結手段として、鉄筋コンクリートである現場打ちコンク
リート12と連結用鉄筋114A及び114Bを例に挙
げて説明したが、本発明はこれには限定されず、他の構
成の現場連結手段、例えば、無筋コンクリートである現
場打ちコンクリートであってもよい。また、連結用鉄筋
のかわりに、コンクリート橋りょうにおけるジベルのよ
うな鋼製の連結用治具を用いてもよい。また、プレキャ
ストコンクリート部材の製作時に、プレキャストコンク
リート部材の一方の表面にボルト孔部材を埋設しておく
とともに、連結用鉄筋や連結用治具の一端にボルトねじ
を形成しておくことにより、プレキャストコンクリート
部材の製作後に、製作場所で、又は現場において、連結
用鉄筋や連結用治具をプレキャストコンクリート部材に
取り付けるように構成してもよい。あるいは、プレキャ
ストコンクリート部材11A,11Bの対向面に十分な
目荒しを施したり、凹凸部を設けるだけで、連結用の治
具等は用いなくてもよい。さらには、現場打ちコンクリ
ートのかわりに、鋼製のブロック状部材、鋼製の箱状部
材等を用いてもよい。要は、予製作部材を現場において
連結可能な手段であれば、どのようなものであってもよ
いのである。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鉄道工事桁用受台を設置する箇所以外の場所で予め製作
されるとともにまくらぎの略下方でかつ鉄道工事桁の工
事桁支持点に設置される予製作部材と、予製作部材を現
場で連結する現場連結手段により、鉄道工事桁用受台を
構成するようにしたので、予製作部材を例えばコンクリ
ート等の高強度材料で形成することにより、列車荷重を
繰り返し受けても損傷するおそれのないものとすること
ができる。また、予製作部材自体は一体であるため、ガ
タつきが生じることはなく、強固な受台とすることがで
きる。また、鉛直上方からの押圧荷重に対して一体の強
固な構造体として対応することに加え、水平方向からの
横方向力に対しても横抵抗力が大きく、横方向力により
変形等が生じることはない。また、列車の徐行を最小限
に抑えることができ、鉄道における旅客サービス向上に
大きく寄与し得る。さらに、受台設置用凹部の掘削量の
低減、現場小運搬部材の減少等により、工事費用の大幅
コストダウンが可能となる。しかも、予製作部材を施工
箇所以外で予め製作することができ、現場連結手段とし
て超早強コンクリート又は早強コンクリートを用いた現
場打ちコンクリートを採用すれば、工期を大幅に短縮で
き、列車間合が短い大都市部等の線路区間でも容易に施
工可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である鉄道工事桁用受台
の構成、及び鉄道工事桁及び軌道との関係を示す断面図
である。
【図2】本発明の第1実施形態である鉄道工事桁用受台
の構成を示す上面図である。
【図3】本発明の第2実施形態である鉄道工事桁用受台
の施工方法を説明する図のうち、施工前の状態を示す断
面図である。
【図4】本発明の第2実施形態である鉄道工事桁用受台
の施工方法を説明する図のうち、受台施工箇所の路盤掘
削状態を示す図であり、図4(A)は断面図を、図4
(B)は側面図を、それぞれ示している。
【図5】本発明の第2実施形態である鉄道工事桁用受台
の施工方法を説明する図のうち、栗石層の施工状態を示
す断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態である鉄道工事桁用受台
の施工方法を説明する図のうち、プレキャストコンクリ
ート部材を設置した状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態である鉄道工事桁用受台
の施工方法を説明する図のうち、現場打ちコンクリート
を施工した状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態である鉄道工事桁用受台
の施工方法を説明する図のうち、鉄道工事桁用受台の上
に鉄道工事桁を設置した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 鉄道工事桁用受台 11A,11B プレキャストコンクリート部材 12 現場打ちコンクリート 13 栗石層 15 受台設置用凹部 20 鉄道工事桁 21A,21B 主桁 22 横桁 23A,23B 横桁支持部 24A,24B 横桁固定ボルト 25A,25B 主桁固定板 26A,26B 主桁固定ボルト 111A,111B 下主鉄筋 112A,112B 上主鉄筋 113A,113B 配力鉄筋 114A,114B 連結用鉄筋 121 下主鉄筋 122 上主鉄筋 123 配力鉄筋 B バラスト道床 F1,F2 レール締結装置 G,G′ 路盤 P 矢板 R1,R2 レール S まくらぎ T1,T2 タイプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西井 学 大阪府大阪市北区芝田二丁目4番24号 西 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 福永 功 大阪府大阪市北区芝田二丁目4番24号 西 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 菊池 保孝 大阪府池田市宇保町2−1−404 (72)発明者 濱崎 武久 大阪府富田林市向陽台3−3−13−410 (72)発明者 玉井 浩次郎 滋賀県大津市松山町3−3−219 Fターム(参考) 2D057 CC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道の線路の下方を掘削する場合に前記
    線路のまくらぎを支持する鉄道工事桁を支持する受台で
    あって、 前記鉄道工事桁用受台を設置する箇所以外の場所で予め
    製作され、前記まくらぎの略下方でかつ前記鉄道工事桁
    の工事桁支持点に設置される予製作部材と、 前記予製作部材を現場で連結する現場連結手段を備える
    ことを特徴とする鉄道工事桁用受台。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鉄道工事桁用受台におい
    て、 前記予製作部材はプレキャストコンクリート部材であ
    り、 前記現場連結手段は超早強コンクリート又は早強コンク
    リートを用いた現場打ちコンクリートであることを特徴
    とする鉄道工事桁用受台。
  3. 【請求項3】 鉄道の線路の下方を掘削する場合に前記
    線路のまくらぎを支持する鉄道工事桁用受台の施工方法
    であって、 前記鉄道工事桁用受台を設置する箇所以外の場所で予製
    作部材を予め製作する予製作部材製作工程と、 前記まくらぎの略下方でかつ前記鉄道工事桁用受台を設
    置するための受台設置用凹部を掘削する受台設置用凹部
    掘削工程と、 前記受台設置用凹部内でかつ前記鉄道工事桁を支持する
    工事桁支持点の位置に前記予製作部材を設置する予製作
    部材設置工程と、 現場連結手段を用いて前記予製作部材を現場で連結する
    ことにより鉄道工事桁用受台を形成する予製作部材現場
    連結工程を有することを特徴とする鉄道工事桁用受台の
    施工方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の鉄道工事桁用受台の施工
    方法において、 前記予製作部材製作工程において前記予製作部材はプレ
    キャストコンクリート部材で形成され、 前記予製作部材連結工程において前記現場連結手段には
    超早強コンクリート又は早強コンクリートを用いた現場
    打ちコンクリートが用いられることを特徴とする鉄道工
    事桁用受台の施工方法。
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