JP2000006831A - タイロッドとタイロッドエンドの取付構造 - Google Patents

タイロッドとタイロッドエンドの取付構造

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JP2000006831A
JP2000006831A JP19236098A JP19236098A JP2000006831A JP 2000006831 A JP2000006831 A JP 2000006831A JP 19236098 A JP19236098 A JP 19236098A JP 19236098 A JP19236098 A JP 19236098A JP 2000006831 A JP2000006831 A JP 2000006831A
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JP
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tie rod
reinforcing member
fitting portion
fitting
mounting structure
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JP19236098A
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English (en)
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淳夫 ▲はい▼島
Atsuo Haijima
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Saitama Kiki Co Ltd
Original Assignee
Saitama Kiki Co Ltd
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイロッドへの高周波焼き入れ作業を省略す
る。 【解決手段】 ステアリングホイールの操舵に伴う操舵
力を車輪10、10に伝達するためのタイロッド20の
嵌合部21にはタイロッドエンド14が嵌合されてい
る。タイロッドエンド14はタイロッドアーム13、ナ
ックル12を介してフロント・アクスル・ビーム11に
連結されている。タイロッド20の嵌合部21の筒中空
部で形成された装着部23には補強部材24が圧入され
ている。補強部材24の両端部には面取り部25が形成
されている。 【効果】 タイロッドに高周波焼き入れを施さなくても
タイロッドエンドとの嵌合部の強度を高めることがで
き、タイロッドの疲労破壊を防止できる。その結果、タ
イロッドの製造の作業性を向上でき、コストを低減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイロッドとタイ
ロッドエンドの取付構造に関し、例えば、ステアリング
ホイールの操舵力を車輪に伝達するタイロッドとタイロ
ッドエンドの取付構造に利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のフロントアクスルには
ステアリングホイールの操作に伴う操舵力を車輪に伝達
するためのタイロッドが設けられている。このタイロッ
ドは構造用炭素鋼管が用いられて細長いパイプ形状に形
成されており、左右両輪の車軸にそれぞれ取り付けられ
たナックルに鋳鉄製等のタイロッドエンドを介して連結
され、ステアリングホイールの操作に伴う操舵力を各タ
イロッドエンドを介して左右両輪に伝達するように構成
されている。
【0003】タイロッド嵌合部におけるタイロッドエン
ドとの境界にはステアリングホイールの操舵力が集中し
て加わるため、タイロッドのタイロッドエンドとの嵌合
部が金属疲労するという問題点がある。そこで、従来の
この種のタイロッドにおいては、タイロッドエンドとの
嵌合部に高周波焼き入れを施して強度を高めることが行
われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タイロッドの
強度を高めるためにタイロッドエンドとの嵌合部に高周
波焼き入れを施す場合には、タイロッドが長い(約2
m)ため、高周波焼き入れの作業性が悪くコストが高く
なってしまう。
【0005】本発明の目的は、タイロッドに高周波焼き
入れを施すことなく強度を高めることができるタイロッ
ドとタイロッドエンドの取付構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタイロッド
とタイロッドエンドの取付構造は、タイロッドエンドの
嵌合穴にタイロッドの嵌合部が嵌合されて取り付けられ
るタイロッドとタイロッドエンドの取付構造において、
前記嵌合部は円筒形状に形成されており、この嵌合部の
内側または外側の少なくとも一方には補強部材が装着さ
れていることを特徴とする。
【0007】前記した手段によれば、タイロッドのタイ
ロッドエンドとの嵌合部は補強部材によって補強されて
いるため、金属疲労の起点になる部分の強度を強化する
ことができ、金属疲労によって破壊が発生するのを防止
することができる。したがって、タイロッドに高周波焼
き入れを施さなくても済み、その結果、タイロッドの製
造コストを大幅に低減させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に即して本発明の一実
施の形態を説明する。
【0009】本実施形態において、本発明の係るタイロ
ッドとタイロッドエンドの取付構造は、前輪駆動車のフ
ロント・アクスル・ビームに図2に示されているように
併設されたタイロッドに使用されている。すなわち、図
2において、左右の前輪(左車輪だけが図示されてい
る。以下、各構成要素について同じ。)10、10の間
にはフロント・アクスル・ビーム(以下、ビームとい
う。)11が軸架されており、ビーム11の両端部に装
着された各ナックル12には各タイロッド・アーム(以
下、アームという。)13の一端部がそれぞれ支持され
ている。各アーム13の他端部にはタイロッドエンド
(以下、エンドという。)14の一端部がそれぞれ支持
されており、各エンド14の他端部に形成された嵌合穴
15には雌ねじ16が形成されている。そして、エンド
14の両嵌合穴15、15にはタイロッド20の両端の
嵌合部21、21がそれぞれ螺入されている。この状態
において、タイロッド20は左右のアーム13、13の
間に左右のアーム13、13をそれぞれ介してビーム1
1に平行に軸架された状態になっている。
【0010】エンド14は鉄鋼材料を用いて鋳造あるい
は型鍛造等により形成されており、エンド14の嵌合穴
15は円筒形状に形成されている。エンド14の嵌合穴
15の端部内周面には雌ねじ16がそれぞれ形成されて
いる。タイロッド20は構造用炭素鋼管が用いられて細
長い円形のパイプ形状に形成されており、両端部には一
対の嵌合部21、21が絞り加工によって縮径されてそ
れぞれ形成されている。各嵌合部21の端部外周には雄
ねじ22が形成されており、雄ねじ22はエンド14の
雌ねじ16に螺入されている。ちなみに、タイロッド2
0のアーム13に対するトーイン等の位置調整は、エン
ド14の雌ねじ16に対するタイロッド20の雄ねじ2
2のねじ込み量の加減によって実施することができる。
【0011】図1(a)に示されているように、タイロ
ッド20の嵌合部21における筒中空部によって形成さ
れた装着部23には円柱形状の補強部材24が打ち込み
によって圧入されている。補強部材24の両端部外周に
は先細りのテーパ面になる面取り部25が、図1(b)
示されているように形成されており、面取り部25の傾
斜角度は約5度〜15度の小さい値に設定されている。
したがって、補強部材24の面取り部25の外周面とタ
イロッド20の装着部23の内周面との間には先方に行
くに従って拡大する隙間26が形成されている。
【0012】次に、前記構成に係るタイロッドとタイロ
ッドエンドの取付構造の作用を説明する。
【0013】ステアリングホイール(図示せず)が操舵
されると、ステアリングホイールの操舵に伴う操舵力が
図示しないステアリングコラム、ステアリングギヤ、ピ
ットマンアーム、ドラックリンクおよびナックルアーム
12a、ナックル12を介して右前輪10へ伝達され、
また、ナックル12から分岐してアーム13、エンド1
4、タイロッド20を介して左前輪10に伝達され回動
される。
【0014】ステアリングホイールの操舵力がタイロッ
ド20を介して両前輪10、10に伝達される際にタイ
ロッド20の嵌合部21には曲げ応力が繰り返し生じる
ため、タイロッド20の嵌合部には金属疲労が生ずるお
それがある。
【0015】本実施形態においては、タイロッド20の
強度を高めて金属疲労による破壊を防止するために、タ
イロッド20の嵌合部21の装着部23には補強部材2
4が圧入されている。すなわち、タイロッド20の嵌合
部21は補強部材24によって補強されているため、ス
テアリングホイールの操舵に伴う操舵力がタイロッド2
0の嵌合部21に作用して、万一、嵌合部21に繰り返
し曲げ応力が生じても金属疲労による嵌合部21の破壊
は防止することができる。したがって、タイロッド20
に高周波焼き入れを施す作業を省略することができる。
【0016】ここで、補強部材24の端部に面取り部2
5が形成されていないと、補強部材24の外周面全体が
装着部23の内周面と密着して補強部材24の端面のエ
ッジが装着部23の内周面に当たった状態になるため、
タイロッド20の当該部位に応力集中が発生する。
【0017】しかし、本実施形態においては、補強部材
24の端部には面取り部25が形成されているため、装
着部23の内周面と補強部材24との間に隙間26が形
成されることにより、補強部材24の端面のエッジによ
る応力集中が図1(b)に示されているように分散され
る。その結果、補強部材24によって補強したタイロッ
ド20のエッジに対向する部位に金属疲労による破壊が
起こるのを防止することができる。また、補強部材24
に面取り部25を設けることにより、打ち込み作業を容
易化することもできる。
【0018】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、タイロッド20の嵌合部21における装着部23に
補強部材24を圧入することにより、タイロッド20の
金属疲労による破壊を防止することができるため、タイ
ロッド20に高周波焼き入れを施す作業を省略すること
ができ、その結果、タイロッド20の生産性を向上させ
ることができ、タイロッド20の製造コストを低減させ
ることができる。
【0019】前記実施形態においては、円柱形状の補強
部材24を用いた場合について述べたが、図3(a)に
示されているように、円筒形状の補強部材24Aを用い
ることもできる。この場合にも、補強部材24Aの両端
部外周には面取り部25が形成される。また、この補強
部材24Aの場合においても打ち込みによって嵌合部2
1の装着部23に圧入される。
【0020】本実施形態においても、前記実施形態と同
様に、タイロッドに高周波焼き入れを施すことなく、タ
イロッドの強度を高めることができる。
【0021】前記実施形態においては、補強部材24の
全体がタイロッド20の嵌合部21の装着部23に圧入
されているが、図3(b)に示されているように、タイ
ロッド20の縮径しない嵌合部21Bに補強部材24B
の一端部だけを圧入し、タイロッド20の両端部端面に
溶接を施してタイロッド20と補強部材24Bとを固着
してもよい。そして、補強部材24Bの突出した外周面
に雄ねじ22Bを形成して、エンド14の雌ねじ16が
螺合される。この場合にも、補強部材24Bの端部には
面取り部25が形成される。
【0022】本実施形態においても、前記実施形態と同
様に、タイロッドに高周波焼き入れを施すことなく、タ
イロッドの強度を高めることができる。
【0023】この場合にも図3(c)に示されているよ
うに、円筒形状の補強部材24Cを使用することができ
る。
【0024】前記実施形態においては、補強部材24が
タイロッド20の嵌合部21の筒中空部によって形成さ
れた装着部23に圧入されているが、図3(d)に示さ
れているように、タイロッド20の嵌合部21の外周に
円筒形状の補強部材24Dを嵌合し、補強部材24Dの
両端部に溶接部を形成し、補強部材24Dの雄ねじ22
Dにエンド14を螺合させてもよい。この場合には、補
強部材24Dの端部内周側に面取り部25が形成され
る。
【0025】本実施形態においても、前記実施形態と同
様に、タイロッドに高周波焼き入れを施すことなく、タ
イロッドの強度を高めることができる。
【0026】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々に変更が可能であることはいうまでもない。
【0027】例えば、補強部材の面取り部は、傾斜面が
直線状になる所謂C面取り部に形成するに限らず、傾斜
面が円弧状になる所謂R面取り部に形成してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タイロッドのエンドとの嵌合部に補強部材を嵌合するこ
とにより、嵌合部の強度を高めることができるため、タ
イロッドに高周波焼き入れを施す作業を省略することが
でき、タイロッドの生産性を向上させることができ、タ
イロッドの製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるタイロッドとタイ
ロッドエンドの取付構造を示しており、(a)は正面断
面図、(b)は(a)のb部の拡大部分図である。
【図2】その使用状態を示しており、(a)は一部省略
平面図、(b)は一部省略正面図である。
【図3】(a)は本発明の実施形態2を示す正面断面
図、(b)は本発明の実施形態3を示す正面断面図、
(c)は本発明の実施形態4を示す正面断面図、(d)
は本発明の実施形態5を示す正面断面図である。
【符号の説明】
10…前輪、11…フロント・アクスル・ビーム(ビー
ム)、12…ナックル、12a…ナックルアーム、13
…タイロッド・アーム、14…タイロッドエンド、15
…嵌合穴、16…雌ねじ、20…タイロッド、21…嵌
合部、22…雄ねじ、23…装着部、24、24A、2
4B、24C、24D…補強部材、25…面取り部、2
6…隙間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイロッドエンドの嵌合穴にタイロッド
    の嵌合部が嵌合されて取り付けられるタイロッドとタイ
    ロッドエンドの取付構造において、 前記嵌合部は円筒形状に形成されており、この嵌合部の
    内側または外側の少なくとも一方には補強部材が装着さ
    れていることを特徴とするタイロッドとタイロッドエン
    ドの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記嵌合部が縮径されていることを特徴
    とする請求項1に記載のタイロッドとタイロッドエンド
    の取付構造。
  3. 【請求項3】 タイロッドの端部に穴形状に形成された
    嵌合部内に補強部材の一端部が挿入されて固定されてお
    り、前記補強部材の他端部がタイロッドエンドの嵌合穴
    に嵌合されていることを特徴とするタイロッドとタイロ
    ッドエンドの取付構造。
JP19236098A 1998-06-23 1998-06-23 タイロッドとタイロッドエンドの取付構造 Pending JP2000006831A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009204033A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Somic Ishikawa Inc ジョイント部材および同ジョイント部材を備えるリンク部材
JP2011225065A (ja) * 2010-04-17 2011-11-10 Somic Ishikawa Inc ボールジョイントおよびリンク部材
JP2015074044A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 オーエッチ工業株式会社 ハンマー
JP2017508651A (ja) * 2013-12-19 2017-03-30 フェデラル−モーグル・モーターパーツ・コーポレイションFederal−Mogul Motorparts Corporation 操縦機構のための長さ調節器および固定機構

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