JP2000003610A - ガス放電ランプを備えた増減光可能なヘッドライト - Google Patents
ガス放電ランプを備えた増減光可能なヘッドライトInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
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- F21S41/10—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
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- F21S41/60—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
- F21S41/63—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on refractors, filters or transparent cover plates
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ランプ支持体の機械的な調節無しに、且つ特
別に開発されたガス放電ランプの内部でアークを移動さ
せること無しに、また、分離されたヘッドライトを回避
して、ハイビーム及びすれ違いビームを生ぜしめる。 【解決手段】 ガス放電ランプ（４）が、ヘッドライト
（１）のリフレクタケーシング（２）内のリフレクタ
（３）に関して固定的な位置に組み込まれており、前記
ヘッドライト（１）のリフレクタケーシング（２）内の
リフレクタ（３）に関して適当な位置に適当な向きで局
所的に取り付けられた調節部材（７）が設けられてお
り、該調節部材（７）を制御して透明及び不透明にする
ことができ、これにより、ヘッドライト（１）の増光及
び減光等のビーム種の変化を生ぜしめることができるよ
うになっている。
別に開発されたガス放電ランプの内部でアークを移動さ
せること無しに、また、分離されたヘッドライトを回避
して、ハイビーム及びすれ違いビームを生ぜしめる。 【解決手段】 ガス放電ランプ（４）が、ヘッドライト
（１）のリフレクタケーシング（２）内のリフレクタ
（３）に関して固定的な位置に組み込まれており、前記
ヘッドライト（１）のリフレクタケーシング（２）内の
リフレクタ（３）に関して適当な位置に適当な向きで局
所的に取り付けられた調節部材（７）が設けられてお
り、該調節部材（７）を制御して透明及び不透明にする
ことができ、これにより、ヘッドライト（１）の増光及
び減光等のビーム種の変化を生ぜしめることができるよ
うになっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に自動車のため
の、ガス放電ランプを備えた増減光可能なヘッドライト
に関する。
の、ガス放電ランプを備えた増減光可能なヘッドライト
に関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第４４３
５５０７号明細書に基づき、特に自動車のための、ガス
放電ランプを備えた増減光可能なヘッドライトが公知で
ある。この公知のヘッドライトでは、増光及び減光のた
めにガス放電ランプがランプ支持体に固定されており、
このランプ支持体は、ガス放電ランプのアークがヘッド
ライトのリフレクタに関して調節されるように旋回可能
なので、ある時はハイビームが、また、ある時はすれ違
いビームが生ぜしめられる。この機械的な調節は、全て
の場合において満足のいく解決策であるというわけでは
ない。
５５０７号明細書に基づき、特に自動車のための、ガス
放電ランプを備えた増減光可能なヘッドライトが公知で
ある。この公知のヘッドライトでは、増光及び減光のた
めにガス放電ランプがランプ支持体に固定されており、
このランプ支持体は、ガス放電ランプのアークがヘッド
ライトのリフレクタに関して調節されるように旋回可能
なので、ある時はハイビームが、また、ある時はすれ違
いビームが生ぜしめられる。この機械的な調節は、全て
の場合において満足のいく解決策であるというわけでは
ない。
【０００３】ハイビーム及びすれ違いビームを準備する
ためには、フランス国特許第２６１６５８９号明細書に
基づき、ガス放電ランプのアークをランプのガラス球の
内部で局所的に移動させることが公知である。このこと
は、今日一般的な慣用のガス放電ランプに比べて、少な
くとも３つの電極と、アーク用の調節装置とを備えた新
しいランプの提供を必要とする。但し、このことも全て
の場合において満足のいく解決策であるというわけでは
ない。
ためには、フランス国特許第２６１６５８９号明細書に
基づき、ガス放電ランプのアークをランプのガラス球の
内部で局所的に移動させることが公知である。このこと
は、今日一般的な慣用のガス放電ランプに比べて、少な
くとも３つの電極と、アーク用の調節装置とを備えた新
しいランプの提供を必要とする。但し、このことも全て
の場合において満足のいく解決策であるというわけでは
ない。
【０００４】実際には、今日ガス放電ランプを備えたヘ
ッドライトシステムにおいては、ハイビーム用及びすれ
違いビーム用の分離されたヘッドライトを備えたダブル
ヘッドライトシステムが一般的であり、自動車の場合
は、ハイビーム用及びすれ違いビーム用のヘッドライト
の少なくとも２対を必要とする。
ッドライトシステムにおいては、ハイビーム用及びすれ
違いビーム用の分離されたヘッドライトを備えたダブル
ヘッドライトシステムが一般的であり、自動車の場合
は、ハイビーム用及びすれ違いビーム用のヘッドライト
の少なくとも２対を必要とする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、公知
の欠点を回避することにある。
の欠点を回避することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明では、ガス放電ランプが、ヘッドライトのリフ
レクタケーシング内のリフレクタに関して固定的な位置
に組み込まれており、前記ヘッドライトのリフレクタケ
ーシング内のリフレクタに関して適当な位置に適当な向
きで局所的に取り付けられた調節部材が設けられてお
り、該調節部材を制御して透明及び不透明にすることが
でき、これにより、ヘッドライトの増光及び減光等のビ
ーム種の変化を生ぜしめることができるようになってい
るようにした。
に本発明では、ガス放電ランプが、ヘッドライトのリフ
レクタケーシング内のリフレクタに関して固定的な位置
に組み込まれており、前記ヘッドライトのリフレクタケ
ーシング内のリフレクタに関して適当な位置に適当な向
きで局所的に取り付けられた調節部材が設けられてお
り、該調節部材を制御して透明及び不透明にすることが
でき、これにより、ヘッドライトの増光及び減光等のビ
ーム種の変化を生ぜしめることができるようになってい
るようにした。
【０００７】
【発明の効果】請求項１の特徴部に記載の構成を有す
る、ガス放電ランプを備えた本発明によるヘッドライト
は、簡単且つ確実な解決策を提供するという利点を有し
ており、この解決策においては、ランプ支持体の機械的
な調節無しに、且つ特別に開発されたガス放電ランプの
内部でアークを移動させること無しに、また、分離され
たヘッドライトを回避して、ハイビームとすれ違いビー
ムとを生ぜしめることが可能にされている。
る、ガス放電ランプを備えた本発明によるヘッドライト
は、簡単且つ確実な解決策を提供するという利点を有し
ており、この解決策においては、ランプ支持体の機械的
な調節無しに、且つ特別に開発されたガス放電ランプの
内部でアークを移動させること無しに、また、分離され
たヘッドライトを回避して、ハイビームとすれ違いビー
ムとを生ぜしめることが可能にされている。
【０００８】このためには、本発明によるヘッドライト
では、原則的にガス放電ランプはヘッドライトのリフレ
クタケーシング内のリフレクタに関して固定的な位置に
組み込まれており、ヘッドライトのリフレクタケーシン
グ内のリフレクタに関して適当な位置に適当な向きで局
所的に取り付けられた調節部材が設けられており、且つ
この調節部材を制御して透明及び不透明にすることがで
き、これにより、ヘッドライトの増光及び減光等のビー
ム種の変化を生ぜしめることができる。
では、原則的にガス放電ランプはヘッドライトのリフレ
クタケーシング内のリフレクタに関して固定的な位置に
組み込まれており、ヘッドライトのリフレクタケーシン
グ内のリフレクタに関して適当な位置に適当な向きで局
所的に取り付けられた調節部材が設けられており、且つ
この調節部材を制御して透明及び不透明にすることがで
き、これにより、ヘッドライトの増光及び減光等のビー
ム種の変化を生ぜしめることができる。
【０００９】別の請求項に記載の手段によって、請求項
１に記載のヘッドライトの有利な改良が可能である。
１に記載のヘッドライトの有利な改良が可能である。
【００１０】本発明の特に有利な構成では、調節部材は
偏光フィルタである。この偏光フィルタは、有利な構成
では発光ダイオードマトリックスの形式で構成されてい
る。
偏光フィルタである。この偏光フィルタは、有利な構成
では発光ダイオードマトリックスの形式で構成されてい
る。
【００１１】本発明の別の有利な構成では、ヘッドライ
トの基本構成は、調節部材の設けられた減光ヘッドライ
トである。
トの基本構成は、調節部材の設けられた減光ヘッドライ
トである。
【００１２】本発明の更に別の特に有利な構成では、調
節部材の制御は電気的に実施される。
節部材の制御は電気的に実施される。
【００１３】ビーム形成の特別な多様性を可能にする、
本発明の特に有利な構成に対応して、調節部材は複数の
構成部材から成っており、全体として所望の光透過性及
び非光透過性を得るために、個々の構成部材は単独で、
又は組み合わされて切換え可能である。
本発明の特に有利な構成に対応して、調節部材は複数の
構成部材から成っており、全体として所望の光透過性及
び非光透過性を得るために、個々の構成部材は単独で、
又は組み合わされて切換え可能である。
【００１４】本発明によるヘッドライトの別の有利な構
成に対応して、ビーム方向で見て調節部材の背後に鏡に
類似した面が設けられており、この面は、特に路面に対
するハイビームのより良好な方位づけを生ぜしめる。
成に対応して、ビーム方向で見て調節部材の背後に鏡に
類似した面が設けられており、この面は、特に路面に対
するハイビームのより良好な方位づけを生ぜしめる。
【００１５】本発明によるヘッドライトの有利な使用に
対応して、調節部材は照明距離調整に関連して、路面照
明のために動的に使用可能である。
対応して、調節部材は照明距離調整に関連して、路面照
明のために動的に使用可能である。
【００１６】構造を特に有利に形成する本発明の更に別
の有利な構成では、調節部材の特に電気的な制御装置
は、ガス放電ランプのランプ制御装置と一緒にヘッドラ
イトケーシングに収納されている。
の有利な構成では、調節部材の特に電気的な制御装置
は、ガス放電ランプのランプ制御装置と一緒にヘッドラ
イトケーシングに収納されている。
【００１７】本発明の更に別の非常に有利な構成では、
すれ違いビームとフォグライトとを切り換えるための調
節部材は、適当に形成されたリフレクタケーシングにお
いて使用される。
すれ違いビームとフォグライトとを切り換えるための調
節部材は、適当に形成されたリフレクタケーシングにお
いて使用される。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【００１９】図１には、ヘッドライト１の概略側面図が
示されており、このヘッドライト１はヘッドライトケー
シング２０内に、内側に位置するリフレクタ３を備えた
リフレクタケーシング２を有している。リフレクタケー
シング２内部のリフレクタ３に関して固定的な位置にガ
ス放電ランプ４が組み込まれている。
示されており、このヘッドライト１はヘッドライトケー
シング２０内に、内側に位置するリフレクタ３を備えた
リフレクタケーシング２を有している。リフレクタケー
シング２内部のリフレクタ３に関して固定的な位置にガ
ス放電ランプ４が組み込まれている。
【００２０】このガス放電ランプ４は、リフレクタケー
シング２を貫通して突出し、且つ該リフレクタケーシン
グ２に固定されているランプソケット５によって保持さ
れる。このランプソケット５は、電気的な線路６１，６
２を介して点火部材６０に接続されている。この点火部
材６０自体は、電気的な線路６３，６４を介してランプ
制御装置６に接続されている。点火部材６０とランプ制
御装置６とは、ヘッドライトケーシング２０と一緒に組
み付けられており、この実施例の場合はヘッドライトケ
ーシング２０の内部に組み込まれている。
シング２を貫通して突出し、且つ該リフレクタケーシン
グ２に固定されているランプソケット５によって保持さ
れる。このランプソケット５は、電気的な線路６１，６
２を介して点火部材６０に接続されている。この点火部
材６０自体は、電気的な線路６３，６４を介してランプ
制御装置６に接続されている。点火部材６０とランプ制
御装置６とは、ヘッドライトケーシング２０と一緒に組
み付けられており、この実施例の場合はヘッドライトケ
ーシング２０の内部に組み込まれている。
【００２１】ガス放電ランプ４の上位、特にこのガス放
電ランプ４の光を放射する部分４１の上位の適当な位置
に適当な傾斜で調節部材７が配置されており、特にリフ
レクタケーシング２の内部で固定されている。この調節
部材７の位置決めと傾斜とは、場合によっては図１に示
した実施例とは異なる位置及び角度であってもよい。調
節部材７は制御されて透明及び不透明にされるので、ビ
ーム８によって示された、ガス放電ランプ４から出発す
る光は、調節部材７を貫通して通過するか、又は通過を
阻止されるかのいずれかである。ガス放電ランプ４、若
しくはこのガス放電ランプ４の光を放射する部分４１か
ら出発するビーム８が調節部材７を貫通して通過する
と、この光はハイビーム９、若しくはハイビームの一部
として反射され、光自体は正面１０を貫通してヘッドラ
イト１、若しくはリフレクタケーシング２から出射す
る。調節部材７が非光透過性にされているために、ガス
放電ランプ４、若しくはこのガス放電ランプ４の光を放
射する部分４１から出発するビーム８が調節部材７を貫
通通過しないとこの光は遮断され、これによりヘッドラ
イト１は、もともとその基本構成においてはこのために
形成されているすれ違いビーム機能を満たす。つまり、
このヘッドライト１の基本構成は、内部に本発明により
調節部材７が組み込まれる、すれ違いビーム用の減光ヘ
ッドライトである。
電ランプ４の光を放射する部分４１の上位の適当な位置
に適当な傾斜で調節部材７が配置されており、特にリフ
レクタケーシング２の内部で固定されている。この調節
部材７の位置決めと傾斜とは、場合によっては図１に示
した実施例とは異なる位置及び角度であってもよい。調
節部材７は制御されて透明及び不透明にされるので、ビ
ーム８によって示された、ガス放電ランプ４から出発す
る光は、調節部材７を貫通して通過するか、又は通過を
阻止されるかのいずれかである。ガス放電ランプ４、若
しくはこのガス放電ランプ４の光を放射する部分４１か
ら出発するビーム８が調節部材７を貫通して通過する
と、この光はハイビーム９、若しくはハイビームの一部
として反射され、光自体は正面１０を貫通してヘッドラ
イト１、若しくはリフレクタケーシング２から出射す
る。調節部材７が非光透過性にされているために、ガス
放電ランプ４、若しくはこのガス放電ランプ４の光を放
射する部分４１から出発するビーム８が調節部材７を貫
通通過しないとこの光は遮断され、これによりヘッドラ
イト１は、もともとその基本構成においてはこのために
形成されているすれ違いビーム機能を満たす。つまり、
このヘッドライト１の基本構成は、内部に本発明により
調節部材７が組み込まれる、すれ違いビーム用の減光ヘ
ッドライトである。
【００２２】本発明の一実施例（図示せず）によれば、
すれ違いビームとフォグライトとを切り換えるための調
節部材７は、適当に形成されたリフレクタケーシングに
おいて使用され得る。フォグランプとしての機能におい
ては、ヘッドライトから出射する光のビーム路は、自動
車の直前の領域だけが照明されるように覆われる。この
場合、特に有利な形式では、既存の減光ヘッドライトが
フォグライトを出射するように調節部材７の制御装置を
介して遮蔽される一方、調節部材７の適当に変化される
制御装置を介して同一ヘッドライトがハイビームを送光
するためにも配慮される。
すれ違いビームとフォグライトとを切り換えるための調
節部材７は、適当に形成されたリフレクタケーシングに
おいて使用され得る。フォグランプとしての機能におい
ては、ヘッドライトから出射する光のビーム路は、自動
車の直前の領域だけが照明されるように覆われる。この
場合、特に有利な形式では、既存の減光ヘッドライトが
フォグライトを出射するように調節部材７の制御装置を
介して遮蔽される一方、調節部材７の適当に変化される
制御装置を介して同一ヘッドライトがハイビームを送光
するためにも配慮される。
【００２３】上で述べたすれ違いビームのハイビームへ
の第１の適用、及びフォグライトのすれ違いビームへの
別の適用において、非光透過性と光透過性とを制御装置
を介して簡単に切り換えるには、一体に構成された調節
部材７が特に適している。
の第１の適用、及びフォグライトのすれ違いビームへの
別の適用において、非光透過性と光透過性とを制御装置
を介して簡単に切り換えるには、一体に構成された調節
部材７が特に適している。
【００２４】複数の構成部材の形態の調節部材７の別の
可能な構成では、定置のガス放電ランプ４、若しくはこ
のガス放電ランプ４の光を放射する部分４１に関して前
記の複数の構成部材が適当に傾斜をつけられて配置さ
れ、個々の構成部材が単独で、又は適当に組み合わされ
て切り換わる場合に、所望の光透過性と非光透過性とを
得ることが可能である。本発明のこの有利な構成（詳し
くは図示せず）では、ビーム形成の特別な多様性が可能
である。つまり、対応する調節部材は複数の構成部材か
ら成っており、単一ランプにおける光透過性部分と非光
透過性部分とをそれぞれ適当に組み合わせて、すれ違い
ビームも、ハイビームも、更にフォグライトをも得られ
るようにするために、個々の構成部材は単独で、又は組
み合わされて切換え可能である。
可能な構成では、定置のガス放電ランプ４、若しくはこ
のガス放電ランプ４の光を放射する部分４１に関して前
記の複数の構成部材が適当に傾斜をつけられて配置さ
れ、個々の構成部材が単独で、又は適当に組み合わされ
て切り換わる場合に、所望の光透過性と非光透過性とを
得ることが可能である。本発明のこの有利な構成（詳し
くは図示せず）では、ビーム形成の特別な多様性が可能
である。つまり、対応する調節部材は複数の構成部材か
ら成っており、単一ランプにおける光透過性部分と非光
透過性部分とをそれぞれ適当に組み合わせて、すれ違い
ビームも、ハイビームも、更にフォグライトをも得られ
るようにするために、個々の構成部材は単独で、又は組
み合わされて切換え可能である。
【００２５】本発明により設けられた調節部材７として
は、有利な構成では殊に発光ダイオードマトリックスの
形式で構成された偏光フィルタが使用される。調節部材
７として使用されるこの偏光フィルタは、図１に示した
実施例では、２本の線路１１，１２を介して電子制御装
置１３によって電気的に制御される。この電子制御装置
１３は、図１には示されていないが、本発明の有利な構
成に対応してガス放電ランプ４用のランプ制御装置６と
一緒に組み付けられていてよい。
は、有利な構成では殊に発光ダイオードマトリックスの
形式で構成された偏光フィルタが使用される。調節部材
７として使用されるこの偏光フィルタは、図１に示した
実施例では、２本の線路１１，１２を介して電子制御装
置１３によって電気的に制御される。この電子制御装置
１３は、図１には示されていないが、本発明の有利な構
成に対応してガス放電ランプ４用のランプ制御装置６と
一緒に組み付けられていてよい。
【００２６】図１には、特に有利な実施例が示されてい
る。この実施例では、ビーム方向で見て調節部材７の背
後に鏡に類似した面７１が設けられており、この面７１
は、特に路面に対するハイビーム１０のより良好な方位
づけを生ぜしめる。図１に示したビーム８，９を有する
ビーム路は、鏡に類似した面７１におけるビーム８の反
射を示している。
る。この実施例では、ビーム方向で見て調節部材７の背
後に鏡に類似した面７１が設けられており、この面７１
は、特に路面に対するハイビーム１０のより良好な方位
づけを生ぜしめる。図１に示したビーム８，９を有する
ビーム路は、鏡に類似した面７１におけるビーム８の反
射を示している。
【００２７】調節部材７として設けられた偏光フィルタ
は、照明距離調整に関する本発明の別の有利な構成に対
応して、路面照明のための動的な調節部材として構成さ
れ、且つ使用され得る。
は、照明距離調整に関する本発明の別の有利な構成に対
応して、路面照明のための動的な調節部材として構成さ
れ、且つ使用され得る。
【００２８】本発明によって構成されたヘッドライトは
異なる種類のビームを送光するので、本発明は、自動車
の場合、ただ１つのヘッドライト対で間に合わせること
を可能にする。即ち、このヘッドライトは、すれ違いビ
ームとハイビームとのダブル機能、別の構成ではフォグ
ライトとすれ違いビームとのダブル機能、更に別の構成
ではハイビームとすれ違いビームとフォグライトとのト
リプル機能を満たす。これにより、従来汎用の構成に比
べてスペース及び重量の節約が実現される。このヘッド
ライトには、振動によって損傷されるか、又は摩耗する
恐れのある可動構成部材は存在しない。ハイビームヘッ
ドライトの省略により、自動車の損失出力が低下されて
いる。調節部材の制御は簡単に可能であり、すれ違いビ
ームからハイビームへの切換え、又は逆にハイビームか
らすれ違いビームへの切換え、全般的にはあるビーム種
から別のビーム種への切換えが迅速に行われる。
異なる種類のビームを送光するので、本発明は、自動車
の場合、ただ１つのヘッドライト対で間に合わせること
を可能にする。即ち、このヘッドライトは、すれ違いビ
ームとハイビームとのダブル機能、別の構成ではフォグ
ライトとすれ違いビームとのダブル機能、更に別の構成
ではハイビームとすれ違いビームとフォグライトとのト
リプル機能を満たす。これにより、従来汎用の構成に比
べてスペース及び重量の節約が実現される。このヘッド
ライトには、振動によって損傷されるか、又は摩耗する
恐れのある可動構成部材は存在しない。ハイビームヘッ
ドライトの省略により、自動車の損失出力が低下されて
いる。調節部材の制御は簡単に可能であり、すれ違いビ
ームからハイビームへの切換え、又は逆にハイビームか
らすれ違いビームへの切換え、全般的にはあるビーム種
から別のビーム種への切換えが迅速に行われる。
【図１】本発明による調節部材が組み込まれたヘッドラ
イトの概略図である。
イトの概略図である。
１ ヘッドライト、 ２ リフレクタケーシング、 ３
リフレクタ、 ４ガス放電ランプ、 ５ ランプソケ
ット、 ６ ランプ制御装置、 ７ 調節部材、 ８
ビーム、 ９ ハイビーム、 １０ 正面、 １１，１
２ 線路、１３ 電子制御装置、 ２０ ヘッドライト
ケーシング、 ４１ 光を放射する部分、 ６０ 点火
部材、 ６１〜６４ 電気的な線路、 ７１ 鏡に類似
した面
リフレクタ、 ４ガス放電ランプ、 ５ ランプソケ
ット、 ６ ランプ制御装置、 ７ 調節部材、 ８
ビーム、 ９ ハイビーム、 １０ 正面、 １１，１
２ 線路、１３ 電子制御装置、 ２０ ヘッドライト
ケーシング、 ４１ 光を放射する部分、 ６０ 点火
部材、 ６１〜６４ 電気的な線路、 ７１ 鏡に類似
した面
Claims (10)
- 【請求項１】 ガス放電ランプ（４）を備えた増減光可
能なヘッドライト（１）であって、 前記ガス放電ランプ（４）が、ヘッドライト（１）のリ
フレクタケーシング（ ２）内のリフレクタ（３）に関して固定的な位置に組み
込まれており、前記ヘッドライト（１）のリフレクタケ
ーシング（２）内のリフレクタ（３）に関して適当な位
置に適当な向きで局所的に取り付けられた調節部材
（７）が設けられており、 該調節部材（７）を制御して透明及び不透明にすること
ができ、これにより、ヘッドライト（１）の増光及び減
光等のビーム種の変化を生ぜしめることができるように
なっていることを特徴とする、ガス放電ランプを備えた
増減光可能なヘッドライト。 - 【請求項２】 調節部材（７）が偏光フィルタである、
請求項１記載のヘッドライト。 - 【請求項３】 偏光フィルタが発光ダイオードマトリッ
クスの形式で構成されている、請求項２記載のヘッドラ
イト。 - 【請求項４】 ヘッドライト（１）の基本構成が、内部
に調節部材（７）の設けられた減光ヘッドライトであ
る、請求項１から３までのいずれか１項記載のヘッドラ
イト。 - 【請求項５】 調節部材（７）の制御が電気的に行われ
る、請求項１から４までのいずれか１項記載のヘッドラ
イト。 - 【請求項６】 ビーム方向で見て調節部材（７）の背後
に鏡に類似した面（７１）が設けられており、該面が、
路面に対するハイビーム（１０）のより良好な方位づけ
を生ぜしめる、請求項１から５までのいずれか１項記載
のヘッドライト。 - 【請求項７】 調節部材（７）が、照明距離調整に関連
して、路面照明のために動的に使用可能である、請求項
１から６までのいずれか１項記載のヘッドライト。 - 【請求項８】 調整部材（７）の電気的な制御装置（１
３）が、ガス放電ランプ（４）のランプ制御装置（６）
と一緒にヘッドライトケーシング（２０）に収納されて
いる、請求項１から７までのいずれか１項記載のヘッド
ライト。 - 【請求項９】 すれ違いビームとフォグライトとを切り
換えるための調節部材（７）が、適当に形成されたリフ
レクタケーシングにおいて使用される、請求項１から８
までのいずれか１項記載のヘッドライト。 - 【請求項１０】 調節部材（７）が複数の構成部材から
成っており、所望の光透過性、及び非光透過性を得るた
めに、個々の構成部材が単独で、又は組み合わされて切
換え可能である、請求項５に記載のヘッドライト。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| DE19825375A DE19825375C2 (de) | 1998-06-06 | 1998-06-06 | Auf- und abblendbarer Scheinwerfer mit Gasentladungslampe, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
| DE19825375.3 | 1998-06-06 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000003610A true JP2000003610A (ja) | 2000-01-07 |
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ID=7870160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11156775A Pending JP2000003610A (ja) | 1998-06-06 | 1999-06-03 | ガス放電ランプを備えた増減光可能なヘッドライト |
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|---|---|
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| DE (1) | DE19825375C2 (ja) |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103162109A (zh) * | 2011-12-14 | 2013-06-19 | 海洋王照明科技股份有限公司 | 一种可调光束宽窄的灯具 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN103162109A (zh) * | 2011-12-14 | 2013-06-19 | 海洋王照明科技股份有限公司 | 一种可调光束宽窄的灯具 |
| CN103162109B (zh) * | 2011-12-14 | 2015-11-18 | 海洋王照明科技股份有限公司 | 一种可调光束宽窄的灯具 |
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