JP2000002492A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2000002492A
JP2000002492A JP17012898A JP17012898A JP2000002492A JP 2000002492 A JP2000002492 A JP 2000002492A JP 17012898 A JP17012898 A JP 17012898A JP 17012898 A JP17012898 A JP 17012898A JP 2000002492 A JP2000002492 A JP 2000002492A
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exchange tube
fluid hole
heat exchanger
outer fluid
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Soichi Kato
宗一 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換管の耐圧性と熱交換効率を向上するこ
とができる熱交換器を提供すること。 【解決手段】 内側流体孔及び外側流体孔を有する熱交
換管を備え、前記内側流体孔を流通する媒体と、前記外
側流体孔を流通する媒体との間で熱交換が行われる熱交
換器において、前記熱交換管2は、前記内側流体孔21
の周囲に複数の前記外側流体孔22,22を一体に形成
してなる構成の熱交換器である。更に、前記熱交換管2
は、アルミニウム合金を押し出し成形してなり、内側流
体孔21及び外側流体孔22,22の一方又は双方の壁
面は、ちぢらせる形又は波形等の凹凸形にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノンフロン式CO
2サイクル等に利用される熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱交換器としては、内側流体孔及
び外側流体孔を有する熱交換管を備え、内側流体孔を流
通する媒体と、外側流体孔を流通する媒体との間で熱交
換を行うものが知られている。そしてこのような熱交換
器は、媒体として炭酸ガスを循環させるノンフロン式C
2サイクル等にも利用されている。
【0003】また、この種の熱交換器に用いられる熱交
換管は、一般に、内側流体孔を構成する管材を、外側流
体孔を構成する管材に挿通して、二重管構造に形成して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うな熱交換器にあっては、媒体に対する熱交換管の耐圧
性を十分に確保することが必要であり、内側流体孔及び
外側流体孔を構成する管材としては、主に銅製やチタン
製のものが採用されている。
【0005】しかしながら従来では、このような銅製や
チタン製の熱交換管に対し、アルミニウム合金製のコネ
クタ等が用いられている。そして、これらアルミニウム
合金製のコネクタ等を用いると、コネクタ接面の腐食が
進んで、熱交換管における耐久性の劣化、延いては媒体
洩出の原因となる虞があった。
【0006】この点、アルミニウム合金製の熱交換管を
用いると、一方で、そのような腐食の問題が改善され、
熱交換管はかなり軽量且つ康価になるが、他方で、耐圧
性を確保するには、各管材の板厚を厚くせざるを得ない
ため、熱交換効率が低下してしまう不都合があった。
【0007】そこで本発明は、このような問題に鑑み、
熱交換管の耐圧性と熱交換効率を向上することができる
熱交換器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、内側流体孔及び外側流体孔を有する熱交換管
を備え、前記内側流体孔を流通する媒体と、前記外側流
体孔を流通する媒体との間で熱交換が行われる熱交換器
において、前記熱交換管は、前記内側流体孔の周囲に複
数の前記外側流体孔を一体に形成してなる構成の熱交換
器である。
【0009】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管は、内側流体孔の周囲に複数の外側流体孔を一
体に形成してなるので、熱交換管の耐圧性が向上する。
【0010】すなわち、従来の熱交換管は、内側流体孔
を構成する管材を、外側流体孔を構成する管材に挿通し
てなる二重管構造であるため、媒体に対する耐圧性を十
分に確保するには、それらの管材の板厚を厚くせざるを
得ず、その結果、熱交換率が低下してしまうという不都
合があったが、本発明の熱交換管は、内側流体孔の周囲
に複数の外側流体孔を一体に形成することにより耐圧性
が向上するので、そのような不都合が解消される。
【0011】本願第2請求項に記載した発明は、請求項
1において、前記熱交換管は、アルミニウム合金を押し
出し成形してなる構成の熱交換器である。
【0012】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管は、アルミニウム合金を押し出し成形してなる
ので、容易に製造される。
【0013】更に、本発明のように、アルミニウム合金
製の熱交換管であれば、銅製やチタン製のものに対し、
アルミニウム合金製のコネクタとの接続において、コネ
クタ接面の腐食が改善され、耐久性の劣化及び媒体洩出
が防止される。また、熱交換管は、軽量且つ康価なもの
となる。
【0014】本願第3請求項に記載した発明は、請求項
1又は2において、前記熱交換管における内側流体孔の
横断面は、略円形である構成の熱交換器である。
【0015】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管における内側流体孔の横断面は、略円形である
ので、熱交換管の耐圧性が一層向上する。
【0016】本願第4請求項に記載した発明は、請求項
1乃至3のいずれかにおいて、前記熱交換管における外
側流体孔の横断面は、略円形又は略楕円形である構成の
熱交換器である。
【0017】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管における外側流体孔の横断面は、略円形又は略
楕円形であるので、熱交換管の耐圧性が一層向上する。
【0018】特に、アルミニウム合金の押し出し成形に
より熱交換管を製造する場合は、複数の外側流体孔が略
楕円形であると、各流体孔の間にアルミニウム合金が廻
り込み易くなるので、その成形性が向上する。
【0019】また、略楕円形の外側流体孔は、内側流体
孔の外周に対し、その短径が垂直になるように配置する
と、これらの流体孔を流通する媒体同士がより接近する
ので、熱交換率が一層向上する。
【0020】本願第5請求項に記載した発明は、請求項
1乃至4のいずれかにおいて、前記熱交換管の内外側流
体孔の一方又は双方の壁面は、少なくともこれら内外側
流体孔が対向する部位において凹凸形、例えばちぢらせ
た形又は波形に設けられている構成の熱交換器である。
【0021】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管の内外側流体孔の一方又は双方を凹凸形にした
ので、媒体と接する内外側流体孔の一方又は双方の表面
積を拡大することができ、熱交換率がより向上する。
【0022】本願第6請求項に記載した発明は、請求項
1乃至5のいずれかにおいて、前記熱交換管における複
数の外側流体孔の横断面は、前記内側流体孔の中心に対
して点対称又はほぼ点対称である構成の熱交換器であ
る。
【0023】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管における複数の外側流体孔の横断面は、内側流
体孔の中心に対して点対称又はほぼ点対称であるので、
内側流体孔に対して複数の外側流体孔が効率良く配置さ
れ、熱交換管の耐圧性及び熱交換性が更に向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体例を図面に
基いて詳細に説明する。
【0025】図1乃至図3において、本例の熱交換器1
は、それぞれ媒体を流通する内側流体孔21及び複数の
外側流体孔22,22を有するチューブ2と、前記内側
流体孔21に連通接続されたコネクタ3,3と、前記複
数の外側流体孔22,22に連通接続されたコネクタ
4,4とを備え、前記内側流体孔21を流通する媒体
と、前記外側流体孔22を流通する媒体との間で熱交換
が行われるように構成している。
【0026】また、媒体としては炭酸ガスを採用してお
り、当該熱交換器1は、この炭酸ガスを循環させるノン
フロン式CO2サイクルに用いられている。
【0027】本例の熱交換管2は、内側流体孔21及び
複数の外側流体孔22,22を一体に形成した円管状も
のであって、アルミニウム合金を押し出し成形してな
り、その長手方向に亘る横断面においては、中央に略円
形の内側流体孔21を設けるとともに、内側流通孔21
の中心に対して30度の間隔で6個の略楕円形の外側流
体孔22,22を設けている。
【0028】すなわち、これらの複数の外側流体孔2
2,22は、それぞれ等しい形状のものであって、内側
流体孔21の中心に対して点対称又はほぼ点対称となる
ように配置している。
【0029】また、このような略楕円形の各外側流体孔
22,22は、内側流体孔21の外周に対し、その短径
が垂直になるように配置しており、内側流体孔21と外
側流体孔22,22とを流通する媒体同士がより接近す
るようにしている。
【0030】更に、この熱交換管2においては、内側流
体孔21及び複数の外側流体孔22,22の壁面を、横
断面において凹凸形、例えばちぢらせる形又は波形にす
ることによって、媒体と接する内側流体孔21及び外側
流体孔22,22の表面積を拡大している。
【0031】このように、内側流体孔21及び外側流体
孔22,22の表面積を拡大する点では、それらの各横
断面は、完全な円形、楕円形でなくともよい。
【0032】尚、各外側流体路22,22は、内側流体
孔21と対向する部位のみをちぢらせる又は波形にする
ことにより、熱交換管2の外周との間隔が狭くならない
ようにしている。すなわち、熱交換管2の強度及び耐圧
性が確保されるように構成している。
【0033】内側流体孔21のコネクタ3,3は、それ
ぞれ、アルミニウム合金製の部材であって、熱交換管2
の両端にろう付けすることにより、外側流体孔22,2
2を閉鎖するとともに、その内部に形成された継手路3
1が内側流体孔21と合致するように設けており、媒体
送給用又は受給用の配管(図示は省略)と接続されてい
る。
【0034】一方、外側流体孔22,22のコネクタ
4,4は、それぞれ、アルミニウム合金製の部材であっ
て、熱交換管2の両端近傍にろう付けすることにより設
けられており、媒体送給用又は受給用の配管(図示は省
略)と接続されている。
【0035】すなわち、熱交換管2の両端近傍において
は、熱交換管2の外周部を削成することによって、複数
の外側流体孔22,22を部分的に破断しており、外側
流体孔22,22のコネクタは、それぞれ、複数の外側
流体孔22,22の破断部分を被覆するとともに、その
内部に形成された継手路41が複数の外側流体孔22,
22と連通されるように設けられている。
【0036】尚、熱交換管2及びコネクタ3,4のろう
付けは、本例ではトーチろう付けにより行っているが、
或は、これらの各部材を治具等を用いて一体に組み付け
て、この組み付け体を加熱処理することにより一括して
行うようにしてもよい。この場合、各部材には、予めろ
う材をクラッドしておくとよい。
【0037】このように、本例の熱交換器1によると、
内側流体孔21のコネクタ3,3の一方から内側流体孔
21に取り入れられた媒体は、内側流体孔21を流通し
て、それらのコネクタ3,3の他方から排出される。ま
た、外側流体孔22,22のコネクタ4,4の一方から
外側流体孔22,22に取り入れられた媒体は、外側流
体孔22,22を流通して、それらのコネクタ4,4の
他方から排出される。
【0038】そして、内側流体孔21を流通する媒体
と、複数の外側流体孔22,22を流通する媒体との間
で熱交換が行われる。
【0039】熱交換管2は、内側流体孔21の周囲に複
数の外側流体孔22,22を一体に形成してなるので、
媒体に対する耐圧性は十分に確保される。
【0040】以上説明したように、本例の熱交換器によ
ると、熱交換管は、内側流体孔の周囲に複数の外側流体
孔を一体に形成してなるので、熱交換管の耐圧性を向上
することができる。
【0041】すなわち、従来の熱交換管は、内側流体孔
を構成する管材を、外側流体孔を構成する管材に挿通し
てなる二重管構造であるため、媒体に対する耐圧性を十
分に確保するには、それらの管材の板厚を厚くせざるを
得ず、その結果、熱交換率が低下してしまうという不都
合があったが、本例の熱交換管は、内側流体孔の周囲に
複数の外側流体孔を一体に形成することにより耐圧性を
向上することができるので、そのような不都合を解消す
ることができる。
【0042】また、本例の熱交換器によると、熱交換管
は、アルミニウム合金を押し出し成形してなるので、容
易に製造することができる。
【0043】更に、本例のように、アルミニウム合金製
の熱交換管であれば、銅製やチタン製のものに対し、ア
ルミニウム合金製のコネクタとの接続において、コネク
タ接面の腐食を改善することができ、これにより耐久性
の劣化及び媒体洩出を防止することができる。また、熱
交換管は、軽量且つ康価なものにすることができる。
【0044】また、本例の熱交換器によると、熱交換管
における内側流体孔の横断面は、略円形であるので、熱
交換管の耐圧性を一層向上することができる。
【0045】また、本例の熱交換器によると、熱交換管
における外側流体孔の横断面は、略円形又は略楕円形で
あるので、熱交換管の耐圧性を一層向上することができ
る。
【0046】特に、アルミニウム合金の押し出し成形に
より熱交換管を製造する場合は、複数の外側流体孔が略
楕円形であると、各流体孔の間にアルミニウム合金が廻
り込み易くなるので、その成形性を向上することができ
る。
【0047】また、略楕円形の外側流体孔は、内側流体
孔の外周に対し、その短径が垂直になるように配置する
と、これらの流体孔を流通する媒体同士がより接近する
ので、熱交換率を一層向上することができる。
【0048】また、本例の熱交換器によると、熱交換管
の内側流体孔及び外側流体孔の一方又は双方の壁面は、
ちぢらせた又は波形にしたので、媒体と接する内側流体
孔及び外側流体孔の表面積を拡大することができ、熱交
換率をより向上することができる。
【0049】また、本例の熱交換器によると、熱交換管
における複数の外側流体孔の横断面は、内側流体孔の中
心に対して点対称又はほぼ点対称であるので、内側流体
孔に対して複数の外側流体孔を効率良く配置することが
でき、熱交換管の耐圧性及び熱交換性を更に向上するこ
とができる。
【0050】
【発明の効果】本願第1請求項に記載した発明は、内側
流体孔及び外側流体孔を有する熱交換管を備え、前記内
側流体孔を流通する媒体と、前記外側流体孔を流通する
媒体との間で熱交換が行われる熱交換器において、前記
熱交換管は、前記内側流体孔の周囲に複数の前記外側流
体孔を一体に形成してなる構成の熱交換器である。
【0051】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管は、内側流体孔の周囲に複数の外側流体孔を一
体に形成してなるので、熱交換管の耐圧性を向上するこ
とができる。
【0052】すなわち、従来の熱交換管は、内側流体孔
を構成する管材を、外側流体孔を構成する管材に挿通し
てなる二重管構造であるため、媒体に対する耐圧性を十
分に確保するには、それらの管材の板厚を厚くせざるを
得ず、その結果、熱交換率が低下してしまうという不都
合があったが、本発明の熱交換管は、内側流体孔の周囲
に複数の外側流体孔を一体に形成することにより耐圧性
を向上することができるので、そのような不都合を解消
することができる。
【0053】本願第2請求項に記載した発明は、請求項
1において、前記熱交換管は、アルミニウム合金を押し
出し成形してなる構成の熱交換器である。
【0054】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管は、アルミニウム合金を押し出し成形してなる
ので、容易に製造することができる。
【0055】更に、本発明のように、アルミニウム合金
製の熱交換管であれば、銅製やチタン製のものに対し、
アルミニウム合金製のコネクタとの接続において、コネ
クタ接面の腐食を改善することができ、耐久性の劣化及
び媒体洩出を防止することができる。また、熱交換管
は、軽量且つ康価なものにすることができる。
【0056】本願第3請求項に記載した発明は、請求項
1又は2において、前記熱交換管における内側流体孔の
横断面は、略円形である構成の熱交換器である。
【0057】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管における内側流体孔の横断面は、略円形である
ので、熱交換管の耐圧性を一層向上することができる。
【0058】本願第4請求項に記載した発明は、請求項
1乃至3のいずれかにおいて、前記熱交換管における外
側流体孔の横断面は、略円形又は略楕円形である構成の
熱交換器である。
【0059】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管における外側流体孔の横断面は、略円形又は略
楕円形であるので、熱交換管の耐圧性を一層向上するこ
とができる。
【0060】特に、アルミニウム合金の押し出し成形に
より熱交換管を製造する場合は、複数の外側流体孔が略
楕円形であると、各流体孔の間にアルミニウム合金が廻
り込み易くなるので、その成形性を向上することができ
る。
【0061】また、略楕円形の外側流体孔は、内側流体
孔の外周に対し、その短径が垂直になるように配置する
と、これらの流体孔を流通する媒体同士がより接近する
ので、熱交換率を一層向上することができる。
【0062】本願第5請求項に記載した発明は、請求項
1乃至4のいずれかにおいて、前記熱交換管の内外側流
体孔の一方又は双方の壁面は、少なくともこれら内外側
流体孔が対向する部位において凹凸形、例えばちぢらせ
た形又は波形に設けられている構成の熱交換器である。
【0063】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管の内外側流体孔の一方又は双方を凹凸形にした
ので、媒体と接する内外側流体孔の一方又は双方の表面
積を拡大することができ、熱交換率をより向上すること
ができる。
【0064】本願第6請求項に記載した発明は、請求項
1乃至5のいずれかにおいて、前記熱交換管における複
数の外側流体孔の横断面は、前記内側流体孔の中心に対
して点対称又はほぼ点対称である構成の熱交換器であ
る。
【0065】このように、本発明の熱交換器によると、
熱交換管における複数の外側流体孔の横断面は、内側流
体孔の中心に対して点対称又はほぼ点対称であるので、
内側流体孔に対して複数の外側流体孔を効率良く配置す
ることができ、熱交換管の耐圧性及び熱交換性を更に向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の具体例に係り、熱交換器を示す概要
図である。
【図2】 本発明の具体例に係り、図1におけるA−A
矢視断面図であって、熱交換管を示す横断面図である。
【図3】 本発明の具体例に係り、図1におけるB−B
矢視断面図であって、熱交換管及び外側流体孔のコネク
タを示す横断面図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 熱交換管 3 内側流体孔のコネクタ 4 外側流体孔のコネクタ 21 内側流体孔 22 外側流体孔 31 継手路 41 継手路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側流体孔及び外側流体孔を有する熱交
    換管を備え、前記内側流体孔を流通する媒体と、前記外
    側流体孔を流通する媒体との間で熱交換が行われる熱交
    換器において、 前記熱交換管は、前記内側流体孔の周囲に複数の前記外
    側流体孔を一体に形成してなることを特徴とする熱交換
    器。
  2. 【請求項2】 前記熱交換管は、アルミニウム合金を押
    し出し成形してなることを特徴とする請求項1記載の熱
    交換器。
  3. 【請求項3】 前記熱交換管における内側流体孔の横断
    面は、略円形であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記熱交換管における外側流体孔の横断
    面は、略円形又は略楕円形であることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記熱交換管の内外側流体孔の一方又は
    双方の壁面は、少なくともこれら内外側流体孔が対向す
    る部位において凹凸形に設けられていることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記熱交換管における複数の外側流体孔
    の横断面は、前記内側流体孔の中心に対して点対称又は
    ほぼ点対称であることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか記載の熱交換器。
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