JP2000000793A - カッティング装置 - Google Patents

カッティング装置

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JP2000000793A
JP2000000793A JP10166498A JP16649898A JP2000000793A JP 2000000793 A JP2000000793 A JP 2000000793A JP 10166498 A JP10166498 A JP 10166498A JP 16649898 A JP16649898 A JP 16649898A JP 2000000793 A JP2000000793 A JP 2000000793A
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JP
Japan
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cutting blade
tool
oblique cutting
work material
obliquely cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP10166498A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kawamura
豊 河村
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Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で斜めカットを行うことができる
カッティング装置を提供する。 【構成】 加工材とカッティング刃とを、相対的に移
動させて、該加工材に対して所望の切断を行うカッティ
ング装置において、上記加工材に対して所定の角度で取
り付けられるとともに該取り付け角度に平行に進退可能
に斜め切り刃を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加工材とカッティン
グ刃とを相対的に移動させて、該加工材をカッティング
加工するカッティング装置に関する。さらに詳しく言え
ば、加工材を斜めにカッティングすることができるカッ
ティング装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカッティング装置は、一般に、加
工材に対して直角の関係で配置されたカッティング刃を
有していた。そして、例えばくり抜きカッティングを行
う場合には、このカッティング刃を加工材を突き抜ける
ように進入させた状態で移動させる。このようなカッテ
ィングによる加工材の切り口は垂直となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、厚紙を用いて
額縁を制作しようとする場合など、くり抜き部の切り口
形状が斜めになっていると見栄えがよい。従来の通常の
カッティング装置においては、このような斜めカットが
行えるものはなかった。この発明はこの点を改善するた
めになされたもので、構成が簡単で、かつ確実に斜めカ
ットを行うことができるカッティング装置を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、加工材とカッティング刃とを、相対的に移動さ
せて、該加工材に対して所望の切断を行うカッティング
装置において、上記加工材に対して所定の角度で取り付
けられるとともに該取り付け角度に平行に進退可能に斜
め切り刃を設けた。
【0005】
【実施例】以下、本発明を図面の一実施例に基づき説明
する。図2に示すように、本発明に関わるカッティング
装置は、加工材400が載置されるテーブル100と、
このテーブル100上を一方の方向に移動するレール2
00と、このレール200に取り付けられるとともにこ
のレールに沿って移動可能なツールヘッド300を有し
ている。ツールヘッド300には、後述するように複数
の加工ツールが設置されており、テーブル100上に載
置された加工材400を加工することができるよう構成
されている。なお、これらの各要素は、図示しない制御
手段により制御されている。
【0006】ツールヘッド300は、図1に示すよう
に、下板301、上板302を有している。これらの2
つの板に、ペン機構310、第1ツール部320及び斜
め切りツール部340が設けられている。
【0007】ペン機構部310は、ペンとペン上下MC
(ムービングコイル型アクチュエータ、以下同じ。)3
11とからなる。制御手段からの指令により、ペン上下
MC311がペン310を加工材400に接離させる構
成となっている。そして、このペン310のみを動作状
態として、このツールヘッド300を移動させることに
より、加工材400に下絵を描くことができる。
【0008】第1ツール部320は、垂直カッティング
を行う垂直刃321と第1MC322及び第1ツール軸
323を有している。第1MC322は、制御手段の指
令に応答して第1ツール軸323を上下させる。したが
って、第1MC322により第1ツール軸323が下方
に押し下げられた状態で、このツールヘッド300を移
動させることで、加工材400をカッティング加工する
ことができる。
【0009】また、第1ツール軸323には、伝達歯車
324が取り付けられており、モータ331によって回
転駆動される構造を有している。したがって、ツールヘ
ッド300が曲線的に移動する際においても垂直刃32
1をその移動方向に制御することができる。なお、エン
コーダ325は第1ツール軸323すなわち垂直刃32
1の向きを管理するためのものである。
【0010】斜め切りツール部340は、斜め切り刃3
41、第2MC342及び第2ツール軸343を有して
いる。第2MC342の上下動作により第2ツール軸3
43を介して斜め切り刃341を作用可能な位置に位置
づけ可能に構成している。この第2ツール軸343に
も、第1ツール軸と同様、モータ331に連結された伝
達歯車344及びエンコーダ345が設けられている。
これにより、斜め切り刃341を第2ツール軸343の
回りに360度回転させることができる。
【0011】図3は、この斜め切りツール部340の動
作をより詳細に示すものである。図3(a)に示す状態
は不作用状態を、同(b)は斜め切り刃341が作用位
置に至る中間状態を、同(c)は作用状態をそれぞれ示
したものである。
【0012】斜め切り刃341が不作用の状態にあると
きには、第2MC342は非励磁であり上位置にある。
このときには、第2ツール軸343も上位置にある。し
たがって、斜め切り刃ブロック348も上位置にある。
【0013】制御手段から斜め切り刃341の作用指令
が発せられると、第2MC342が励磁され第2ツール
軸343を下方に駆動する。第2ツール軸343は、図
3(b)に示すように、斜め切り刃ブロック348の伝
達機構351に連結する内軸353と斜め切り刃支持具
346を保持する外軸354を有している。そして、こ
れら両軸はスプリング347により連結されているの
で、このときには、内軸353及び外軸354はほぼ同
期して下方に移動する。
【0014】図3(b)の状態は、外軸354に取り付
けられた斜め切り刃支持具346の下端すなわち加工材
押さえ352が加工材400に接触した状態である。こ
のため、外軸354はこの位置で停止するが、内軸35
3はさらに下方に移動することができる。
【0015】斜め切り刃ブロック348には斜め切り刃
341の進退方向を規定するガイド溝350が設けられ
ている。また、このブロック348の伝達機構351は
内軸353との連結部を長穴として形成している。した
がって、第2ツール軸343の内軸353がさらに下降
することにより、図3(c)に示すように、斜め切り刃
341を加工材400に進入させることができる。
【0016】この場合において、加工材400に接触し
て抑える加工材押さえ352及び斜め切り刃支持具34
6の下方右端部は、進退する斜め切り刃341が接触す
る面として構成している。これにより、斜め切り刃34
1が加工材400に進入(突き刺される)させられる際
の刃341のわん曲等を防止している。
【0017】斜め切り刃341が所定の長さだけ加工材
400に進入した段階(図3(c)の状態)で、制御手
段がツールヘッド300に移動指令を発する。これによ
り、斜め切り刃341が移動し、斜めカットが行われ
る。なお、この斜めカットが終了したときには、第2M
C342を逆向きに励磁して、斜め切り刃341の加工
材400からの抜けを良くしている。
【0018】以上の実施例においては、斜め切り刃34
1の支持方法として斜め切り刃341の片面をガイドし
て摺動進退させる構造を用いたが、斜め切り刃341の
両面をサンドイッチして摺動進退させるような支持具を
用いても良い。これにより、さらに確実な斜め切り刃3
41の加工材400に対する進入を確保することができ
る。
【0019】図1及び図3に示した斜め切り刃341
は、加工材400に対して45度の角度で支持されたも
のを示した。が、必要な場合、図4に示すように、斜め
切り刃341を60度に支持することもできる。この場
合には、ガイド溝350も60度となるように構成す
る。なお、この場合において、駆動源を用いて、斜め切
り刃ブロック348を一括して回動させるよう構成し
て、斜め切り刃341の角度を自動制御する角度調整機
構を搭載しても良い。
【0020】図5は、図1に示したツールヘッド300
により、カッティングシート401をカッティングする
状態を示したものである。図5には、垂直刃321と斜
め切り刃341とが同時にカッティングシート401に
作用しているが、実際にはそれぞれ単独に作用する。垂
直刃321は、カッティングシート401に対して垂直
に作用し、斜め切り刃341は所定の角度で作用する。
【0021】図6は、図5に示したそれぞれによるカッ
ティング形状を示したものである。垂直刃321による
カッティングは図6左方に示すように垂直の切り口とな
る。斜め切り刃341による切り口は、同図右方に示す
ように、所定角度のテーパーを付けることができる。額
縁等の形成に最適である。
【0022】図7は、図1のツールヘッドの斜め切りツ
ール部340を作用させて、スチレンボード403に4
5度の斜めカットを施したものである。まず、斜め切り
刃341の切断方向を、図1のモータ331を用いて、
矢印(1)の方向に向ける。次いで、この斜め切り刃3
41をスチレンボード403に突き刺すようにして矢印
(1)方向に向けて移動させる。次に、矢印(2)の段
階で、モータ331を駆動して斜め切り刃341の向き
を反転させる。そして、矢印(3)に示す方向に移動さ
せることで、2つの45度の斜めカットができ、45度
に開放した3角形状のスペースを作ることができる。こ
のようにカットすることで、図8に示すように、このス
チレンボード403の折り曲げを正確に行うことができ
る。これは、模型等の制作に好都合である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、比較的簡単な構造で確実な斜めカットを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるツールヘッドを示した構成図で
ある。
【図2】本発明に係るカッティング装置の要部構成斜視
図である。
【図3】本発明の斜め切りツール部の構成を詳細に示す
説明図である。
【図4】斜め切りツール部の他の例を示す説明図であ
る。
【図5】図1に示したツールヘッドの作用状態を示す模
式図である。
【図6】図1のツールヘッドのカッティング例を示す説
明図である。
【図7】本発明の斜めカットの他の例を示す説明図であ
る。
【図8】図7のスチレンボードを折り曲げた状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
100:テーブル 300:ツールヘッド 400:加
工材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工材とカッティング刃とを、相対的に
    移動させて、該加工材に対して所望の切断を行うカッテ
    ィング装置において、 上記加工材に対して所定の角度で取り付けられるととも
    に該取り付け角度に平行に進退可能に設置された斜め切
    り刃、 上記斜め切り刃が上記加工材に作用する近傍に設けられ
    た加工材押さえ、 上記斜め切り刃を上記取り付け角度で進退させる斜め切
    り刃進退機構、 上記加工材押さえを上記加工材に対して接離するための
    接離機構、及びこれらの各装置を制御する制御手段、 とを備え、 上記接離機構により上記加工材押さえを上記加工材に接
    触させた後、上記刃進退機構を作用させて上記斜め切り
    刃を上記加工材に所定の角度で進入させた状態で、上記
    加工材と上記斜め切り刃とを相対的に移動させて上記加
    工材のカッティングを行なうことを特徴とするカッティ
    ング装置。
JP10166498A 1998-06-15 1998-06-15 カッティング装置 Pending JP2000000793A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008044301A1 (ja) * 2006-10-12 2010-02-04 有限会社 ベナテクノ スチレンボード用カッター
JP2017148911A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 セルカム株式会社 段ボール用加工装置及び段ボールの加工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008044301A1 (ja) * 2006-10-12 2010-02-04 有限会社 ベナテクノ スチレンボード用カッター
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