WO2019230518A1

WO2019230518A1 - コネクタ組立体

Info

Publication number: WO2019230518A1
Application number: PCT/JP2019/020240
Authority: WO
Inventors: 長宮本
Original assignee: 住友電装株式会社
Priority date: 2018-05-28
Filing date: 2019-05-22
Publication date: 2019-12-05

Abstract

コネクタ組立体１０は、第１コネクタと、第１コネクタに嵌合される第２コネクタと、を備えるコネクタ組立体１０であって、第１コネクタは、第１フード部２８と、固定部材により筐体側に固定される固定部１６と、第１フード部２８と固定部１６との間に設けられ、第１フード部２８から、固定部１６に向けて突出する第１リブ３２と、を備え、第２コネクタは、第２フード部５２と、第２フード部５２の外周面に配置されるシールリング５８と、を備え、第２フード部５２には、第２フード部５２の開口縁から開口方向に突出する第２リブ６０が設けられている。

Description

コネクタ組立体

　本明細書によって開示される技術は、コネクタ組立体に関する。

　従来のコネクタ組立体の一例として、特開２０１７－４５５９０号公報（下記特許文献１）に記載の端子台が知られている。この端子台は、機器に設けられた機器側端子と電線の端末に接続された電線側端子とを中継接続する複数の導電部材と、一対の取付部と、これらの導電部材および取付部を一体に保持するハウジングとを備えて構成されている。

　取付部は平板状をなしハウジングから突出して設けられている。取付部には、固定部材を挿通する挿通孔が開口して設けられており、挿通された固定部材を機器のケースに設けられた固定孔に挿通することで端子台が機器のケースに固定される。

　ハウジングは、筒状をなすコネクタ嵌合部を有しており、コネクタ嵌合部は、電線側端子と一体に成形された電線側嵌合部と嵌合される。コネクタ嵌合部と電線側嵌合部とが嵌合された状態で、電線側端子と導電部材とは、固定される。

　電線側嵌合部の外周面には、シールリングが嵌着されている。電線側嵌合部とコネクタ嵌合部とが嵌合されると、シールリングは、電線側嵌合部の外周面とコネクタ嵌合部の内周面との間に介在し、これらの間を止水処理するものとされる。

特開２０１７－４５５９０号公報

　例えば、コネクタ嵌合部が下方に開口して設けられ、電線側嵌合部は、コネクタ嵌合部に下方から嵌合される場合、一般的に、作業者はコネクタ嵌合部を下方から覗きながら嵌合作業を行うため、嵌合作業が行い難くなる。これにより、作業中に電線側嵌合部の外周面に嵌着されたシールリングが、取付部の固定部材に誤って当たってしまい、シールリングが傷ついてしまう虞がある。

　本明細書で開示されるコネクタ組立体は、筐体側に固定される第１コネクタと、前記第１コネクタに嵌合される第２コネクタと、を備えるコネクタ組立体であって、前記第１コネクタは、一方の方向に開口する第１フード部と、挿通孔を有し、前記挿通孔に固定部材を挿通させて前記筐体側に固定する固定部と、前記第１フード部と前記固定部との間に設けられ、前記第１フード部の外周面から、前記固定部に向けて突出する第１リブと、を備え、前記第２コネクタは、前記一方の方向と逆の他方の方向に開口し、前記第１フード部の開口内に収容される第２フード部と、前記第２フード部の外周面に配置されるシールリングと、を備え、前記固定部の前記挿通孔は、前記第１フード部の開口縁よりも前記一方の方向側に配されており、前記第２フード部には、前記第２フード部の開口縁のうち、前記第２フード部が前記第１フード部内に収容された状態において、前記固定部に近い側の開口縁から、前記他方の方向に突出する第２リブが設けられている。

　第１フード部の外周面と固定部との間に第１リブが設けられているため、第１フード部は、固定部から第１リブの高さ分、オフセットされる。これにより、第１コネクタと第２コネクタとの嵌合時において、第２フード部を他方の方向（嵌合方向）に変位させ、第１フード部内に収容する際に、固定部に取付けられた固定部材が、第２フード部の外周面に配置されるシールリングに接触することが抑制される。また、仮に、シールリングが固定部材に接触しようとしても、第２フード部の開口縁のうち、固定部に近い側の開口縁から他方の方向（嵌合方向）に突出する第２リブが先当たりするため、シールリングが固定部材に接触することが抑制される。

　また、前記第１リブの前記一方の方向の端部は、前記第１フード部の開口縁から、前記一方の方向に、前記固定部の板面に向けて傾斜する傾斜部となっている構成としても良い。

　第１リブの一方の方向の端部は、第１フード部の開口縁から、固定部の板面に向けて傾斜する傾斜部となっているため、第２フード部の第２リブが第１リブの傾斜部に当たると、第２フード部は、第１フード部の開口内に案内されるため、第２コネクタの第１コネクタへの取付け作業性が向上する。

　また、前記第１リブの前記傾斜部は、前記第１フード部の開口縁から、前記固定部の板面に向けて傾斜する第１傾斜部と、前記第１傾斜部の前記固定部の板面側の端部から、前記固定部の板面に向けて傾斜する第２傾斜部と、を備え、前記第２傾斜部は、前記第１傾斜部よりも緩やかな傾斜となっている構成としても良い。

　第２傾斜部は、第１傾斜部よりも緩やかな傾斜とすることで、第２傾斜部は、第２フード部の第２リブが、第２傾斜部に当たった際に、第２フード部の第２リブは、第１傾斜部へ案内され、さらに、第２フード部の第２リブが第１傾斜部に当たり、第２フード部は、第１フード部の開口内に案内される。このように、第１傾斜部へ案内する第２傾斜部を設けることで、さらに、第２コネクタの第１コネクタへの取付け作業性を向上させることができる。

　また、前記挿通孔に挿通される前記固定部材としてのボルトは、頭部が前記挿通孔の開口縁から露出しており、前記第１リブの前記第１フード部の外周面から、前記固定部の板面に向かう突出方向の長さは、前記頭部の前記突出方向の長さよりも長い構成としても良い。

　第１リブの突出方向の長さを、挿通孔の開口縁から露出するボルトの頭部の長さよりも長くすることで、第１コネクタと第２コネクタとの嵌合時において、第２フード部を第１フード部内に収容する際に、第２フード部がボルトの頭部に接触することを抑制することができる。

　本明細書に開示されるコネクタ組立体によれば、筐体側に固定部材で固定された第１コネクタと、第２コネクタとを嵌合する際に、第２コネクタに設けられているシールリングが固定部材に当たることを抑制することができる。

本実施形態におけるコネクタ組立体の正面図コネクタ組立体の底面図コネクタ組立体の左側面図図３において、ハーネス側コネクタ（第２コネクタ）を取付ける前の図端子台（第１コネクタ）の正面図端子台（第１コネクタ）の底面図

　＜実施形態＞
　図１から図６を参照して本実施形態のコネクタ組立体１０を説明する。以降の説明では、図１から図６におけるＺ方向を上方、Ｙ方向を右方、Ｘ方向を前方とする。

　本実施形態のコネクタ組立体１０は、図１に示すように、車両の一部を構成する筐体側に固定される端子台（第１コネクタ）１２と、端子台１２に下方から接続されるハーネス側コネクタ（第２コネクタ）１４と、から構成されている。

　端子台１２は、図４に示すように、筐体側に取付けられ、ハーネス側と車両側機器（図示せず）とを中継する端子台であって、上下方向に長い板状をなす金属製の固定部１６と、固定部１６と一体に成形される樹脂製の第１ハウジング１８と、第１ハウジング１８に一部が埋設され第１ハウジング１８に固定されている３つの導電金属製の第１端子２０と、を備えている。

　固定部１６の四隅には、図１に示すように、筐体側に固定される固定部材としてのボルト２２が挿通されるボルト挿通孔（挿通孔）２４がそれぞれ開口して設けられている。ボルト２２は、図４に示すように、前方からボルト挿通孔２４に挿通され、ボルト２２の頭部２６がボルト挿通孔２４の開口縁に当接した状態で、図示しない筐体側に固定される。ボルト２２の頭部２６は、ボルト挿通孔２４の開口縁から露出している。

　第１ハウジング１８は、図６に示すように、固定部１６の前面側に設けられ、下方に開口する第１フード部２８と、固定部１６の前面に設けられた平面部３０と、第１フード部２８及び平面部３０と連なる４つの第１リブ３２と、を備えている。

　図１、図５に示すように、固定部１６の４つのボルト挿通孔２４のうち、下側の２つのボルト挿通孔２４は、図５に示すように、正面視上、第１フード部２８の開口縁よりも下方に位置している。

　４つの第１リブ３２は、図６に示すように、左右方向に所定の間隔を空けて配されており、第１フード部２８の外周面のうち、固定部１６の前面と対向する面から固定部１６の前面に向けてそれぞれ突出して設けられている。第１フード部２８は、第１リブ３２の前後方向（突出方向）の長さ分、固定部１６の前面から前方にオフセットされている。また、第１リブ３２の前後方向の長さは、ボルト２２の頭部２６の前後方向の長さよりも長くなっている。

　図４に示すように、第１リブ３２の下端部は、第１フード部２８の開口縁から固定部１６の前面の下端側に向けて傾斜する傾斜部３４となっている。傾斜部３４は、第１フード部２８の開口縁から固定部１６の前面に向けて傾斜する第１傾斜部３６と、第１傾斜部３６の固定部１６の前面側の端部から、固定部１６の前面に向けて傾斜する第２傾斜部３８と、から構成されており、第２傾斜部３８は、第１傾斜部３６よりも緩やかな傾斜となっている。

　第１端子２０は、図６に示すように、第１フード部２８の開口内にそれぞれ設けられている３つのハーネス側接続部４０と、図３に示すように、固定部１６の後面側に位置し、車両側機器（図示せず）に接続される３つの機器側接続部４２と、を備え、３つのハーネス側接続部４０と、３つの機器側接続部４２とは、第１ハウジング１８に埋設された図示しないバスバーによりそれぞれ連結され、電気的に接続されている。

　ハーネス側接続部４０は、図６に示すように、板状をなしており、ハーネス側接続部４０の板面上には、後述する第２端子４４の端子台側接続部４６と締結される締結孔が開口して設けられている。３つのハーネス側接続部４０は、第１フード部２８の開口内に、左右方向に所定の間隔を空けて配されている。機器側接続部４２は、図３に示すように、板状をなしており、機器側接続部４２の板面上には、図示しない機器側と締結される締結孔が開口して設けられている。３つの機器側接続部４２は、図３に示すように、上下方向に所定の間隔を空けて配されている。

　ハーネス側コネクタ１４は、図２に示すように、第１ハウジング１８と嵌合される第２ハウジング４８と、３つの第２端子４４と、３つの第２端子４４にそれぞれ接続される３つの電線５０と、を備えている。３つの第２端子４４、及び、３つの電線５０は、第２ハウジング４８に一部が埋設され、固定されている。

　第２ハウジング４８は、図４に示すように、上方が開口しており、第１ハウジング１８と第２ハウジング４８との嵌合の際に、第１フード部２８の開口内に収容される第２フード部５２と、第２フード部５２の外周面のうち、後側の面と連なり、下方に突出する電線埋設部５４と、を備えている。３つの電線５０は、図３に示すように、上下方向に延びて設けられており、また、３つの電線５０の上端部は、電線埋設部５４内に埋設されており、図示しないものの、電線埋設部５４内で第２端子４４と接続されている。また、３つの電線５０は、図１、図２に示すように、左右方向に所定の間隔を空けて配されている。

　第２フード部５２の外周面には、図４に示すように、凹状の溝部５６が設けられており、溝部５６には、円環状のシールリング５８が配置されている。第２フード部５２が第１フード部２８の開口内に収容されると、シールリング５８の外周面は、第１フード部２８の内周面と弾性的に接触する。これにより、第２フード部５２の外周面と第１フード部２８の外周面との間から端子台１２の第１ハウジング１８及びハーネス側コネクタ１４の第２ハウジング４８の内部に水が浸入することが抑制される。

　第２ハウジング４８には、図４に示すように、第２フード部５２の開口縁のうち、後側の開口縁から上方に突出する第２リブ６０が設けられている。

　第２端子４４は、図２に示すように、板状の端子台側接続部４６を備えており、端子台側接続部４６の板面には、第１端子２０のハーネス側接続部４０と締結される締結孔が開口して設けられている。３つの端子台側接続部４６は、図２に示すように、第２フード部５２の開口内に設けられており、左右方向に所定の間隔を空けて配されている。

　第２フード部５２の後面には、図２に示すように、作業孔６２が開口しており、第１ハウジング１８と第２ハウジング４８とが嵌合された状態で、作業孔６２から、第１端子２０のハーネス側接続部４０と、第２端子４４の端子台側接続部４６との締結作業が行われる。

　次に、本実施形態の作用について説明する。
　本実施形態では、図４に示すように、端子台１２の第１ハウジング１８にハーネス側コネクタ１４の第２ハウジング４８を下方から嵌合させる際に、第１フード部２８の開口が視認し難い状況下で嵌合作業が行われるものとされている。このとき、第１フード部２８は、第１リブ３２の前後方向の長さ分、固定部１６の前面から前方にオフセットされており、また、第１リブ３２の前後方向の長さは、ボルト２２の頭部２６の前後方向の長さよりも長くなっていることから、嵌合作業時に、第１ハウジング１８の第１フード部２８及びシールリング５８がボルト２２の頭部２６に接触することが抑制されている。

　次に、第１ハウジング１８と第２ハウジング４８との嵌合作業において、第１ハウジング１８の第１フード部２８の開口に向けて、第２ハウジング４８の第２フード部５２を上方に変位させる際に、誤って第２ハウジング４８が左後方側にずれて、第２フード部５２の開口縁のうち、後側の開口縁がボルト２２の頭部２６の下方に位置する状態で、嵌合作業が行われることが起こり得る。このとき、第２ハウジング４８を上方に変位させると、第２ハウジング４８の開口縁のうち、後側の開口縁から上方に突出する第２リブ６０が、ボルト２２の頭部２６に先当たりする。これにより、第２リブ６０の下方に位置するシールリング５８が、ボルト２２の頭部２６に接触することが抑制される。

　次に、第１ハウジング１８と第２ハウジング４８との嵌合作業において、第１ハウジング１８の第１フード部２８の開口に向けて、第２ハウジング４８の第２フード部５２を上方に変位させる際に、誤って第２ハウジング４８が後方側にずれた状態で、嵌合作業が行われることが起こり得る。このとき、第２ハウジング４８の第２リブ６０が、端子台１２の第２傾斜部３８に下方から当接し、第２リブ６０の上端と、第２傾斜部３８とが摺動し、第２ハウジング４８は、第１傾斜部３６側に案内される。さらに、第２リブ６０は、端子台１２の第１傾斜部３６に下方から当接し、第２リブ６０の上端と第１傾斜部３６とが摺動し、第２ハウジング４８の第２フード部５２は、第１ハウジング１８の第１フード部２８の開口内に案内される。

　以上のように本実施形態によれば、第１フード部２８の外周面と固定部１６との間に第１リブ３２が設けられているため、第１フード部２８は、固定部１６の板面から第１リブ３２の高さ分、オフセットされる。これにより、端子台（第１コネクタ）１２とハーネス側コネクタ（第２コネクタ）１４との嵌合時において、第２フード部５２を上方（他方の方向）に変位させ、第１フード部２８内に収容する際に、固定部１６に取付けられた固定部材が、第２フード部５２の外周面に配置されるシールリング５８に接触することが抑制される。また、仮に、シールリング５８が固定部材に接触しようとしても、第２フード部５２の開口縁のうち、固定部１６に近い側の開口縁から上方（他方の方向）に突出する第２リブ６０が先当たりするため、シールリング５８が固定部材に接触することが抑制される。

　また、第１リブ３２の一方の方向の端部は、第１フード部２８の開口縁から固定部１６の板面に向けて傾斜する傾斜部３４となっているため、第２フード部５２の第２リブ６０が第１リブ３２の傾斜部３４に当たると、第２フード部５２は、第１フード部２８の開口内に案内されるため、第２コネクタの第１コネクタへの取付け作業性が向上する。

　また、第２傾斜部３８は、第１傾斜部３６よりも緩やかな傾斜とすることで、第２傾斜部３８は、第２フード部５２の第２リブ６０が、第２傾斜部３８に当たった際に、第２フード部５２の第２リブ６０は、第１傾斜部３６へ案内され、さらに、第２フード部５２の第２リブ６０が第１傾斜部３６に当たり、第２フード部５２は、第１フード部２８の開口内に案内される。このように、第１傾斜部３６へ案内する第２傾斜部３８を設けることで、さらに、第２コネクタの第１コネクタへの取付け作業性を向上させることができる。

　また、第１リブ３２の突出方向の長さを、挿通孔の開口縁から露出するボルト２２の頭部２６の長さよりも長くすることで、第１コネクタと第２コネクタとの嵌合時において、第２フード部５２を第１フード部２８内に収容する際に、第２フード部５２がボルト２２の頭部２６に接触することを抑制することができる。

　＜他の実施形態＞
　本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
（１）上記実施形態では、第１フード部２８は下方に開口しており、第２フード部５２は、第１フード部２８に下方から嵌合される構成としたが、第２フード部５２の嵌合方向は、これに限られることはなく、例えば、第１フード部は左方に開口しており、第２フード部は左方から嵌合される構成としても良い。
（２）上記実施形態では、固定部１６は、金属製としたが、第１ハウジング１８と共に、樹脂で一体成形し、締結孔となる箇所に金属製のカラーを圧入もしくはインサート成形する構成としても良い。
（３）上記実施形態では、第１端子２０及び第２端子４４は、それぞれ３つ備える構成としたが、２つ以下の構成としても良いし、４つ以上の構成としても良い。
（４）上記実施形態では、第１コネクタは、車両側機器とハーネス側とを中継する端子台１２である構成としたが、第１コネクタは、車両側機器のコネクタであっても良い。

１０：コネクタ組立体
１２：端子台（第１コネクタ）
１４：ハーネス側コネクタ（第２コネクタ）
１６：固定部
１８：第１ハウジング
２２：ボルト（固定部材）
２４：ボルト挿通孔（挿通孔）
２６：頭部
２８：第１フード部
３２：第１リブ
３４：傾斜部
３６：第１傾斜部
３８：第２傾斜部
４８：第２ハウジング
５２：第２フード部
５８：シールリング
６０：第２リブ

Claims

　筐体側に固定される第１コネクタと、前記第１コネクタに嵌合される第２コネクタと、を備えるコネクタ組立体であって、
　前記第１コネクタは、
一方の方向に開口する第１フード部と、
挿通孔を有し、前記挿通孔に固定部材を挿通させて前記筐体側に固定する固定部と、
前記第１フード部と前記固定部との間に設けられ、前記第１フード部の外周面から、前記固定部に向けて突出する第１リブと、を備え、
　前記第２コネクタは、
前記一方の方向と逆の他方の方向に開口し、前記第１フード部の開口内に収容される第２フード部と、
前記第２フード部の外周面に配置されるシールリングと、を備え、
　前記固定部の前記挿通孔は、前記第１フード部の開口縁よりも前記一方の方向側に配されており、
　前記第２フード部には、前記第２フード部の開口縁のうち、前記第２フード部が前記第１フード部内に収容された状態において、前記固定部に近い側の開口縁から、前記他方の方向に突出する第２リブが設けられているコネクタ組立体。
　前記第１リブの前記一方の方向の端部は、前記第１フード部の開口縁から、前記一方の方向に、前記固定部の板面に向けて傾斜する傾斜部となっている請求項１に記載のコネクタ組立体。
　前記第１リブの前記傾斜部は、前記第１フード部の開口縁から、前記固定部の板面に向けて傾斜する第１傾斜部と、前記第１傾斜部の前記固定部の板面側の端部から、前記固定部の板面に向けて傾斜する第２傾斜部と、を備え、前記第２傾斜部は、前記第１傾斜部よりも緩やかな傾斜となっている請求項２に記載のコネクタ組立体。
　前記挿通孔に挿通される前記固定部材としてのボルトは、頭部が前記挿通孔の開口縁から露出しており、
　前記第１リブの前記第１フード部の外周面から、前記固定部の板面に向かう突出方向の長さは、前記頭部の前記突出方向の長さよりも長い請求項１から請求項３のいずれか一項に記載のコネクタ組立体。