WO2016068289A1 - 天板昇降式デスク - Google Patents

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operation unit
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崇之 山本
隆之 崎本
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株式会社岡村製作所
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    • A47B9/00Tables with tops of variable height
    • A47B9/18Tables with tops of variable height with additional top or additional legs for varying the height of the top
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
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    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B97/00Furniture or accessories for furniture, not provided for in other groups of this subclass

Definitions

  • desks are generally arranged to provide work areas for office workers.
  • the height of the top plate that is easy to work with varies greatly depending on the individual depending on the physique, sex, preferences, etc. of the office worker.
  • a top plate lift desk that can change the top plate height up and down.
  • the upper support 9 is disposed so as to extend in the front-rear direction of the top plate 4, and the lower surface of the side end portion in the left-right direction of the top plate 4 Support.
  • the upper support 9 is lifted and lowered so that the front end side 9a which is the front side of the top plate 4 is longer than the lifting mechanism unit 5 and the rear end side 9b which is the rear side of the top plate 4 is shorter. It is integrally fixed to the upper end portion of the mechanism unit 5 by welding or the like.
  • the upper support 9 is formed by bending a metal plate as shown in the cross-sectional view of FIG. 4, and is integrally formed with the outer plate 10 disposed outside in the left-right direction of the top plate 4 and the upper end of the outer plate 10.
  • the upper arm 11 is formed.
  • the electronic device mounting portion 31 when the electronic device mounting portion 31 is suspended from the lower surface of the top plate 4, it is suspended across the connecting member 3 and the cover member 21 as shown in FIG. That is, the electronic device mounting portion 31 is disposed so that the connecting member 3 and the cover member 21 pass through the respective wiring insertion openings 39 and 39 of the pair of side plates 38 and 38, and is attached to the lower surface of the top plate 4.
  • the wiring insertion openings 39, 39 are formed longer than the length of the cover member 21 in the front-rear direction, and therefore a part thereof is opened without being covered by the cover member 21.
  • the connecting member 3 is an integrally molded product having a pair of connecting pieces 17 and 17 and a connecting plate 18 that integrally connects the connecting pieces 17 and 17.
  • the connecting pieces 17 and 17 may be attached to the top plate 4 with a space in the front and rear, and a space 19 may be formed between the connecting pieces 17 and 17.

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

下部支持体(8)と、上部支持体(9)と、これら下部支持体(8)と上部支持体(9)との間を伸縮可能に連結する昇降機構ユニット(5)と、を有する一対の脚体と、上部支持体(9)同士を連結する連結部材(3)と、天板(4)と、昇降機構ユニット(5)を制御する制御ユニット(6)と、を有する天板昇降式デスク(1)である。制御ユニット(6)が天板(4)の下面側に配設され、昇降機構ユニット(5)の昇降動作信号を入力する操作部(7)が、操作部用配線ケーブル(15)を介して制御ユニット(6)に接続されると共に、天板(4)の前端縁部下面側に配設され、上部支持体(9)には、その上端に設けられて天板(4)の下面を支持する上部アーム(11)が、前後方向に延びて配設され、操作部用配線ケーブル(15)が上部アーム(11)内に配設されている。

Description

天板昇降式デスク
 本発明は、オフィスや公共施設等の執務空間において、執務者の要望に応じて天板高さを上下に変更可能とした、天板昇降式デスクに関する。
 本願は、2014年10月30日に、日本に出願された特願2014-221893号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
 オフィスや公共施設等の執務空間においては、執務者に作業エリアを提供するためにデスクが配設されているのが一般的である。このようなデスクにおいて、作業のし易い天板高さは、執務者の体格や性別、嗜好等によって個々によって大きく異なる。しかし、天板高さが一定である一般的なデスクでは上記の実状に対応できないため、従来、天板高さを上下に変更可能とした天板昇降式デスクが提供されている。
 このような天板昇降式デスクを用いることにより、執務者の要望に応じた天板高さの作業エリアを提供することができ、作業効率を向上すると共に、執務者の体への負荷を低減することができる。天板高さを上下に変更するための手法としては、ガススプリングを用いること(例えば、特許文献1、特許文献2参照)や、ギアを用いることなどが提案されている。これらの手法によれば、比較的簡易な構造にすることができ、コストを安く抑えることができる。
 しかしながら、これらの手法では、力の弱い執務者では操作し難い可能性があり、また、天板の高さにおける操作姿勢の悪さの影響を受けやすいという問題を有している。
 こうした問題に鑑み、執務者の操作性を良好にする手法として、天板高さを自動的に上下変更できる電動式駆動ユニット(昇降駆動ユニット)を用いることが提案されている(例えば、特許文献3、特許文献4、特許文献5参照)。この手法によれば、執務者が簡易な操作で天板高さを変更することができる。なお、電動式駆動ユニットの駆動制御を行う駆動制御ユニットは、通常、天板の下面側に配置される。
日本国特許第3371959号公報 日本国特許第3391285号公報 日本国登録実用新案第3164739号公報 日本国特開2014-113505号公報 日本国特開2014-140753号公報
 ところで、電動式駆動ユニットを用いた天板昇降式デスクにおいては、電動式駆動ユニットと駆動制御ユニットとを連結するユニット間配線ケーブルや、電源と駆動制御ユニットとを連結する電源ケーブル、さらには電動式駆動ユニットの駆動動作信号を入力するための操作部と駆動制御ユニットとを連結する操作部用配線ケーブルなど、種々のケーブル(電気配線)が必要となっている。
 このような電気配線のうち、特に操作部用配線ケーブルについては、天板の下面側に配置された駆動制御ユニットと操作部とを接続する必要上、天板昇降式デスク内に引き入れられて配置される。
 しかし、デスクの特性として天板位置が上下に変位可能(昇降可能)となっているため、駆動制御ユニットや操作部が天板などの昇降部分に設けられている場合、天板の上下動作に連れて操作部用配線ケーブルも上下に変位する。
 このため、天板高さの変更時に操作部用配線ケーブルがデスクの天板周辺や天板下方に配置された他の物品、さらには他の配線に引っ掛かる可能性がある。
 また、通常の執務を行う際にも、操作部用配線ケーブルに触れる可能性があるというのは、操作部用配線ケーブルと駆動制御ユニットとの接続が不測に切断されてしまうなどの事態を招く可能性があり、好ましくない。
 本発明は上記事情に鑑みてなされ、執務時および天板高さの変更時のいずれにおいても、操作部用配線ケーブルが執務者および天板周辺の物品等に接触するのを防止することができる、天板昇降式デスクを提供することを目的とする。
 第1の発明の天板昇降式デスクは、床面上に配置される下部支持体と、下部支持体の上方に配置される上部支持体と、これら下部支持体と上部支持体との間を伸縮可能に連結する昇降機構ユニットと、を有する左右に離間して配設された一対の脚体と、一対の脚体の上部支持体同士を連結する連結部材と、一対の脚体の上部支持体上に支持されて連結部材上に配置される平板状の天板と、一対の脚体の昇降機構ユニットを共に制御する制御ユニットと、を有する天板昇降式デスクにおいて、制御ユニットが天板の下面側に配設され、昇降機構ユニットの昇降動作信号を入力する操作部が、操作部用配線ケーブルを介して制御ユニットに接続されると共に、天板の前端縁部下面側に配設され、上部支持体には、その上端に設けられて天板の下面を支持する上部アームが、前後方向に延びて配設され、操作部用配線ケーブルが、上部アーム内に配設されている。
 この構成によれば、昇降機構ユニットの昇降動作信号を入力する操作部が、操作部用配線ケーブルを介して制御ユニットに接続されると共に、天板の前端縁部下面側に配設されているので、執務者が天板を上下昇降させる際の操作性が良好になる。また、操作部用配線ケーブルが、上部支持体の上端に設けられて天板の下面を支持する前後方向に延びる上部アーム内に配設されているので、執務時および天板高さの変更時のいずれにおいても、操作部用配線ケーブルが執務者および天板周辺の物品等に接触するのが防止される。さらに、操作部用配線ケーブルが外部に露出しないため、デスクとしての外観の意匠性が良好になる。
 また、第2の発明の天板昇降式デスクにおいては、上部アームが、天板の下面に対向する天板載置部と、天板載置部の外側縁から下方に向かって延設された下向部と、下向部の下端縁から天板載置部の内側に向かって延設された配線保持部と、を有しており、配線保持部に操作部用配線ケーブルが保持されている。
 この構成によれば、上部アームを簡易的で安価な構造とすることができ、しかもこの上部アーム内に操作部用配線ケーブルを確実に保持することができる。
 また、第3の発明の天板昇降式デスクにおいては、上部アームの先端部に、上部アーム内に通された操作部用配線ケーブルを保持するキャップ部材が取り付けられている。
 この構成によれば、キャップ部材によって操作部用配線ケーブルを上部アーム内に容易に、かつ確実に保持することができる。また、上部アームの先端部をキャップ部材で覆うことで、外観の意匠性を高めることができる。
 また、第4の発明の天板昇降式デスクにおいては、連結部材が前後に離間して配設された一対の連結片を有して構成され、これら前後の連結片間に形成された空間部に制御ユニットが配設され、上部アーム内と連結片間に形成された空間部とが連結片の左右方向端部に設けられた挿通口を介して連通させられ、制御ユニットと一対の脚体の昇降機構ユニットとを接続するユニット間配線ケーブル、および制御ユニットと操作部とを接続する操作部用配線ケーブルが、共に空間部に通線されている。
 この構成によれば、ユニット間配線ケーブルおよび操作部用配線ケーブルが共に空間部に通線されているので、執務時および天板高さの変更時のいずれにおいても、ユニット間配線ケーブルおよび操作部用配線ケーブルが執務者および天板周辺の物品等に接触するのが防止される。さらに、ユニット間配線ケーブルも外部に露出しないため、デスクとしての外観の意匠性が良好になる。
 本発明の天板昇降式デスクによれば、操作部用配線ケーブルが上部アーム内に配設されているので、執務時および天板高さの変更時のいずれにおいても、操作部用配線ケーブルが執務者および天板周辺の物品等に接触するのを防止することができる。
本発明に係る天板昇降式デスクの一実施形態の概略構成を示す斜視図である。 図1に示した天板昇降式デスクの正面図である。 図1に示した天板昇降式デスクの背面図である。 図2AのA-A線矢視図である。 上部支持体の概略構成を示す横断面図である。 一対の上部支持体間に取り付けられた連結部材を示す底面図である。 図2AのB-B線矢視図である。 連結部材と脚体との間の接続部を示す斜視図である。 キャップ部材が設けられた上部アームの先端部を下側から見た斜視図である。 キャップ部材を内側から見た斜視図である。 電子機器載置部を示す斜視図である。 天板への電子機器載置部の吊支構造を説明するための要部側面図である。 キャップ部材の変形例を示す図であって、キャップ部材が設けられた上部アームの先端部の斜視図である。 キャップ部材の変形例を示す図であって、キャップ部材の斜視図である。
 以下、本発明に係る天板昇降式デスクの実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
 なお、以下の説明においては、天板昇降式デスクにおける矩形状の天板の長辺の長さ方向を左右方向、天板の短辺の長さ方向を前後方向と記す。
 図1は、本発明に係る天板昇降式デスクの一実施形態の概略構成を示す斜視図であり、図2Aは、図1に示した天板昇降式デスクの正面図、図2Bは、図1に示した天板昇降式デスクの背面図である。なお、図2A、Bでは、図1に示す電子機器載置部31の記載を省略している。これらの図において符号1は天板昇降式デスクである。
 天板昇降式デスク1は、左右に離間して配置された一対の脚体2、2と、これら一対の脚体2、2間を連結する連結部材3と、脚体2、2上に支持されて連結部材3上に配置された平板状の天板4と、を有しており、一対の脚体2、2にそれぞれ昇降機構ユニット5を備えたことにより、天板4が上下に昇降可能に構成されている。
 また、天板昇降式デスク1には、後述するように一対の昇降機構ユニット5、5を共に制御する制御ユニット6(図5参照)が設けられ、さらに、昇降機構ユニット5に昇降動作信号を入力するための操作部7が設けられている。
 脚体2は、床面上に配置される下部支持体8と、下部支持体8の上方に配置されて天板4の下面を支持する上部支持体9と、これら下部支持体8と上部支持体9との間を伸縮可能に連結する昇降機構ユニット5と、を有して構成されている。
 下部支持体8は、前後に延びる板状の部材で、前後の各端部にそれぞれアジャスター(図示せず)が設けられたことにより、床面からの高さの微調整が可能に構成されている。
 昇降機構ユニット5は、従来公知の構成からなり、寸法の異なる複数の角筒が互いに相対移動可能に嵌り合っていることにより、内部に収容された駆動機構の駆動によって上下方向に伸縮可能になっている。これにより、昇降機構ユニット5は下部支持体8と上部支持体9との間を伸縮可能に連結している。
 上部支持体9は、図2AのA-A線矢視図である図3に示すように、天板4の前後方向に延びて配置されて、天板4の左右方向における側端部の下面を支持している。この上部支持体9は、昇降機構ユニット5に対して天板4の前側となる前端側9aの方が長く、天板4の後側となる後端側9bの方が短くなるように、昇降機構ユニット5の上端部に溶接等によって一体に固定されている。上部支持体9は、図4の横断面図に示すように金属板が折り曲げられて形成され、天板4の左右方向において外側に配置された外板10と、外板10の上端に一体に形成された上部アーム11と、からなっている。
 外板10は、図3に示すように天板4の前後方向に延びると共に、天板4の下面から下方に垂下するように形成され、前端側9a、後端側9bのいずれにおいても、昇降機構ユニット5側から外側に行くに連れて下端縁が漸次天板4に近づくように、下端縁が傾斜して形成されている。なお、前端側9a、後端側9bのそれぞれの先端部では、下端縁が湾曲して天板4の下面に達するように形成されている。
 上部アーム11は、上部支持体9の前端側9aでは昇降機構ユニット5との接続部から外板10の先端より少し手前まで延びており、後端側9bでも昇降機構ユニット5との接続部から外板10の先端より少し手前まで延びている。上部アーム11は、図4に示すように天板4の下面に対向し、当接してこれを支持する天板載置部12と、天板載置部12の外側縁、すなわち外板10と反対側の外側縁から下方に向かって延設された下向部13と、下向部13の下端縁から天板載置部12の内側(外板10側)に向かい、かつ斜め上方に向かって延設された配線保持部14と、を有して形成されている。
 このような構成のもとに、上部アーム11はその内部、すなわち下向部13と配線保持部14とによって形成された空間部の配線保持部14上に、各種の配線ケーブルを保持して引き回せるように(通線できるように)なっている。
 具体的には、図3に示すように操作部7が配置される側の前端側9aでは、その配線保持部14上に、後述する制御ユニット6と操作部7とを接続する操作部用配線ケーブル15が保持されている。また、図1に示した天板4の左右方向において、操作部7が配置された側と反対側の上部支持体9では、図3に示すような後端側9bの上部アーム11の配線保持部14上に、電源ケーブル16(図1参照)が保持されている。
 図1に示すように電源ケーブル16は、天板昇降式デスク1が配置される執務空間に設けられた電源と、後述する制御ユニット6との間を接続し、電源から引き回されて天板昇降式デスク1内に引き入れられる。その際、電源ケーブル16が天板4の下側に垂れ下がった状態で配置されていると、天板高さの変更時に電源ケーブル16がデスクの天板4周辺や天板4下方に配置された他の物品、さらには他の配線に引っ掛かる可能性があり、また、執務者が不測に電源ケーブル16に触れてしまう可能性があるため、好ましくない。
 そこで、本実施形態では電源から引き回されてきた電源ケーブル16は、まず、天板昇降式デスク1の後側から一方の上部支持体9の後端側9bの上部アーム11内、すなわち配線保持部14上に引き入れられる。そして、後述する連結部材3に形成された空間部19を通って制御ユニット6に接続される。なお、電源ケーブル16は、天板昇降式デスク1の近傍部において上部アーム11内に引き入れられるまでの間の部位が、電源ケーブル16の変位を規制する規制部材(図示せず)に保持されている。電源ケーブル16は規制部材によって保持されたことにより、その自由な変位が規制されて天板高さの変更時に所定の方向にのみ変位するようになっており、これによって天板周辺の物品等への接触が防止されている。
 図5は、一対の上部支持体9、9間に取り付けられた連結部材3を示す底面図である。
図5に示すように連結部材3は、一対の上部支持体9、9に溶接等によって取り付けられており、これによって一対の脚体2、2の上部支持体9同士を連結している。この連結部材3は、図2AのB-B線矢視図である図6に示すように金属板が折り曲げられて形成され、天板4の前後に離間して配設された一対の連結片17、17と、これら連結片17、17間を一体に接続する接続板18と、を有して構成されている。
 連結片17は、本実施形態では接続板18の前後方向の各端縁から下方に向かって延設された下向板17aと、下向板17aの下端縁から内側に向かって延設された水平板17bと、水平板17bの内側縁から上方に向かって延設された上向板17cとからなっている。これら連結片17、17間、すなわちそれぞれの上向板17c、17c間には、下方に開口する空間部19が形成されている。
 空間部19は、図5に示すように上向板17c、17c間の幅が広く形成された第1空間部19aと、第1空間部19aより上向板17c、17c間の幅が狭く形成された第2空間部19bとからなっている。第1空間部19aは、連結部材3の左右方向において所定の間隔をあけて2箇所に形成されている。すなわち、2つの第1空間部19aは、連結部材3の左右方向において対称に配置されている。これら第1空間部19a、19a間、およびこれらの左右方向外側には、それぞれ第2空間部19bが形成されている。
 一方の第1空間部19aには、図5、図6に示すように制御ユニット6が配設され、連結部材3にビス止め等によって固定され、収容されている。制御ユニット6は、一対の脚体2、2のそれぞれに設けられた昇降機構ユニット5、5の昇降動作を、共に制御し、電源ケーブル16に接続されてこれから電力が供給されることにより、作動する。
この制御ユニット6には、電源ケーブル16とは別に、制御ユニット6と一対の昇降機構ユニット5、5との間を接続するユニット間配線ケーブル20、20が接続されており、さらに、操作部7の操作部用配線ケーブル15も接続されている。
 このような構成によって制御ユニット6は、電源ケーブル16から供給された電力を昇降機構ユニット5に送ると共に、操作部7からの昇降機構ユニット5の昇降動作信号を受信すると、受信した信号に基づいて昇降機構ユニット5の昇降動作を制御し、天板高さの変更を行う。なお、制御ユニット6に接続する電源ケーブル16やユニット間配線ケーブル20、20、操作部用配線ケーブル15は、制御ユニット6が配置された第1空間部19aとは別の第1空間部19aや、第2空間部19bに通線される。
 図6に示すように連結部材3の下面側には、前後の連結片17、17およびこれらの間の空間部19を覆ってカバー部材21が取り付けられている。カバー部材21は、金属板が折り曲げられて形成され、前後の連結片17、17のそれぞれの下向板17a、17a間の長さ寸法よりも大きな前後寸法を有している。これにより、カバー部材21は連結部材3の下面側に取り付けられることにより、連結部材3の前後いずれかの方向に向かって延びている。本実施形態では天板4の後側に延びているが、前側に延びていてもよく、前後両側に延びていてもよい。
 上記延びている部分は、左右方向に溝状に延びる凹部を有して樋状に形成されて、上記凹部内に配線やテーブルタップ等を載置する配線載置部22となっている。この配線載置部22には、図2Bに示すように左右方向における中央部に、外側部の一部が矩形状に切りかかれてなる切欠部22aが形成されている。一方、図6に示すように連結部材3を覆う部分となるカバー本体23は、平板がL字状に折曲されて形成されており、連結片17の水平板17bにビス止めによって着脱可能に取り付けられている。このような構成のもとにカバー部材21は、連結部材3を介して天板4に吊支されている。
 連結部材3の左右両端部には、連結部材3と脚体2との間の接続部を示す図7に示すように、接続部材24が設けられている。接続部材24は、連結部材3の左右方向各端部と脚体2との間、すなわち脚体2の上部支持体9と昇降機構ユニット5との間の接続部に設けられ、連結部材3の左右方向から見た断面形状がU字状に形成されている。接続部材24は、連結部材3の左右方向端部にてこれの下面と両側面とを覆うように取り付けられ、その状態で上部支持体9の外板10の内面に突き当たるようにして取り付けられている。また、その状態で昇降機構ユニット5の上端に当接してこれを覆っている。そして、接続部材24は、連結部材3、上部支持体9、昇降機構ユニット5に対してそれぞれ溶接等で固定されている。
 接続部材24の、連結部材3の両側面に当接する側板25には、上部支持体9の上部アーム11内に連通して、側板挿通口25aが形成されている。側板挿通口25aは上部アーム11内の配線保持部14上に連通するように形成されると共に、連結部材3の連結片17、17間の空間部19にも連通して形成されている。すなわち、連結片17にも側板挿通口25aに連通する挿通口(図示せず)が形成されている。これにより、配線保持部14に通された配線ケーブルは、側板挿通口25aを通って空間部19に引き入れられ、制御ユニット6に接続される。
 具体的には、上記のように図3に示した操作部7が配置される側の前端側9aの配線保持部14上に通されて保持された操作部用配線ケーブル15が、側板挿通口25aを通って空間部19に引き入れられ、制御ユニット6に接続される。また、操作部7が配置された側と反対側の後端側9bの配線保持部14に内に通されて保持された電源ケーブル16が、側板挿通口25aを通って空間部19に引き入れられ、制御ユニット6に接続される。したがって、操作部用配線ケーブル15と電源ケーブル16とは、制御ユニット6に対して互いに左右方向における逆方向から接続するように空間部19に通線されている。
 また、連結部材3の下面には、図7に示すように連結部材3の下面側を覆ってカバー部材21が取り付けられている。カバー部材21の左右方向端部には半円状の切欠21aが形成されており、この切欠21aが連結片17、17間の空間部19に通じている。
 昇降機構ユニット5には、昇降機構ユニット5を駆動させるための電力や昇降動作信号を供給するユニット間配線ケーブル20が設けられており、このユニット間配線ケーブル20は、昇降機構ユニット5の上端内側面に形成された開口5aから引き出され、カバー部材21の切欠21aに引き入れられている。そして、空間部19を通り、制御ユニット6に接続されている。すなわち、ユニット間配線ケーブル20は空間部19に通線されている。
 天板4は、図1に示すように矩形板状で、本実施形態では後側の左右両側部に、天板4の上下面間を貫通する配線挿通孔27が穿設されている。この配線挿通孔27は、例えば図1中に二点鎖線で示すように天板4上に置かれたディスプレイ28の接続配線ケーブル29を天板4の下方に案内する。すなわち、図6に示すように配線挿通孔27は、カバー部材21の配線載置部22の近傍に配置されており、これによって接続配線ケーブル29を通し、配線載置部22上に容易に案内可能となる。
 配線載置部22上に案内された接続配線ケーブル29は、例えば図6中に二点鎖線で示すように、配線載置部22上に配置されたテーブルタップ30に接続可能になっている。
 ただし、本実施形態では、接続配線ケーブル29は配線載置部22上を通った後、後述する電子機器載置部31に載置されたPC本体32(電子機器)に直接接続されている。なお、配線載置部22上に配置されたテーブルタップ30は、例えば図2Bに示した切欠部22aから外側に臨んで配置される。これにより、例えばACアダプターなどの比較的大きく、配線載置部22上に直接載せられない接続具を、切欠部22aを通してテーブルタップ30に接続することが可能になる。また、配線挿通孔27には、配線挿通孔27を開閉可能に閉塞する樹脂製のカバー(図示せず)が被着されていてもよい。
 図1、図3に示すように天板4の前端縁部下面側には、操作部7が設けられている。操作部7は、昇降機構ユニット5に対してその昇降動作信号を入力するための操作ボタンを有し、天板4の下面に取付部材(図示せず)を介して取り付けられている。この操作部7には操作部用配線ケーブル15が接続されており、操作部用配線ケーブル15は、前述したように天板4の左右方向において操作部7と同じ側に位置する上部支持体9の前端側9aの、上部アーム11内に引き入れられている。
 操作部用配線ケーブル15が引き入れられる上部支持体9の前端側9aには、図8Aに示すようにその先端部にキャップ部材33が設けられている。キャップ部材33は、上部支持体9の前端側9aの上部アーム11内に通された操作部用配線ケーブル15を保持し、上部支持体9の前端側9aの先端部に嵌め込まれ、その状態で上部支持体9に固定されている。
 キャップ部材33は、上部支持体9の先端部に上部支持体9の長さ方向に嵌め込まれる嵌合部34と、上部支持体9の先端に係止する外端部35とからなる樹脂製の一体成形品である。また、キャップ部材33は、キャップ部材33の内側を示す図8Bに示すように、嵌合部34および外端部35の外形に沿う略U字状の外板33aと、外板33aの一方の側に設けられた側板33bとからなっている。
 外板33aには、嵌合部34と外端部35との間に段差部33cが形成されており、この段差部33cが、図8Aに示すように上部支持体9の先端に係止する係止部となっている。
 外端部35の外端面35aには、操作部用配線ケーブル15を引き入れるための切欠口35bが、上部アーム11の天板載置部12側が切り欠かれ、開かれて形成されている。
 図8Bに示すように嵌合部34側の側板33bには、上部支持体9の上部アーム11の天板載置部12の裏面に当接する当接部34aが形成されている。当接部34aは、天板載置部12側に突出して形成され、外端面35a側が半円形状に湾曲して形成されている。この当接部34aには、ビス挿通用のビス孔34bが形成されている。
 また、キャップ部材33には、その内面側に、外板33aと当接部34aとの間に略U字状の溝部33dが形成されている。すなわち、当接部34aが、嵌合部34の幅方向、すなわち上部支持体9の長さ方向と直交する方向の中央部に形成されていることにより、外端面35a側から当接部34aの両側に向かって、略U字状の溝部33dが形成されている。
 このような構成のもとに、操作部7に接続する操作部用配線ケーブル15は、外端部35の切欠口35bから溝部33d内に引き入れられ、さらに当接部34aの一方の外側を通って上部アーム11内に引き入れられる。ただし、実際の組み立てでは、図5に示す制御ユニット6側から空間部19を通り、さらに連結片17の挿通口、および図7に示す接続部材24の側板挿通口25aを通って上部アーム11内に通された操作部用配線ケーブル15を、図8Aに示す上部アーム11の先端から引き出しておく。その際、操作部用配線ケーブル15には操作部7が接続されている。
 このようにして操作部用配線ケーブル15を上部アーム11の先端から引き出して伸ばしたら、キャップ部材33を上部アーム11の先端から嵌め込む。その際、操作部用配線ケーブル15を溝部33d内に通し、さらに切欠口35b内を通して外側に引き出す。その後、当接部34aのビス孔34bにビス36を差し込み、上部アーム11の天板載置部12に形成されたビス孔(図示せず)を通して天板4に形成された雌ねじ部(図示せず)に螺着する。操作部7については、取付部材によって天板4の下面に取り付ける。
 このようなキャップ部材33を上部支持体9の前端側9aに設けたことにより、操作部用配線ケーブル15を上部支持体9の上部アーム11内に容易に収容することができ、また、金属板からなる上部支持体9の端面を露出させることなく覆うことができる。すなわち、キャップ部材33は操作部用配線ケーブル15の収容を容易にすると共に、上部支持体9の端面を覆う化粧材としても機能する。
 また、本実施形態では、図1に示すように天板4の下面に電子機器載置部31が吊支されている。電子機器載置部31は、図9に示すように床面と略平行に配置される載置板37と、載置板37の左右端部から上方に向かって延設された左右一対の側板38、38とによって正面視略U字状に形成され、本実施形態では一対の側板38、38のそれぞれの上端部に、前後方向中央部の一部が切り欠かれて配線挿通用開口39が形成されている。
 また、電子機器載置部31には、一対の側板38、38の上端縁間に、吊支板40が一体に形成されている。吊支板40は、配線挿通用開口39の前側と後側とにそれぞれ形成されており、ビス孔を有し、このビス孔にビスが通されることで天板4の下面に取り付けられる。これにより、電子機器載置部31は天板4の下面に吊支される。
 このような構成からなる電子機器載置部31は、前側、後側が共に開口しており、したがって図1に示すようにこの電子機器載置部31内に、PC本体(電子機器)32が容易に収容できる。ここで、PC本体32は、天板4上に置かれるディスプレイ28に接続されてデスクトップパソコンを構成するもので、接続配線ケーブル29を介してディスプレイ28に接続される。
 なお、この電子機器載置部31には、PC本体32が後側の開口から不測に落下したり、後述するように接続配線ケーブル29が配線挿通用開口39を通ってではなく、後側の開口を通ってディスプレイ28に接続されるのを防止するため、図9に示すように後側の開口を覆う蓋41を開閉可能に被着してもよい。
 また、電子機器載置部31は、天板4の下面に吊支される際、図10に示すように連結部材3およびカバー部材21を跨いで吊支される。すなわち、電子機器載置部31は、連結部材3およびカバー部材21が一対の側板38、38のそれぞれの配線挿通用開口39、39を通るように配置され、天板4の下面に取り付けられる。ただし、配線挿通用開口39、39はカバー部材21の前後方向の長さより長く形成されており、したがってその一部はカバー部材21に塞がれることなく、開口している。
 本実施形態では、配線挿通用開口39、39のカバー部材21に塞がれることなく開口した部位39a、39aが、天板4に形成された配線挿通孔27の近傍に位置するように配置されている。すなわち、部位39a、39aが配線挿通孔27の近傍に位置するように、電子機器載置部31が天板4の下面に取り付けられ、吊支されている。このような構成のもとに電子機器載置部31に載置されるPC本体32の接続配線ケーブル29は、一方の配線挿通用開口39を通って例えば切欠部22aから一旦配線載置部22上に案内され、さらに配線載置部22上に通線されてここに一部保持された後、配線挿通孔27を通って天板4上に引き出され、ディスプレイ28に接続される。
 このような構成からなる天板昇降式デスク1にあっては、図1に示す操作部7を操作して昇降動作信号を送信することで昇降機構ユニット5、5を共に駆動させ、天板4の高さを任意に変更することができる。その際、電源ケーブル16やユニット間配線ケーブル20、20、操作部用配線ケーブル15、さらには電子機器(PC本体32、ディスプレイ28)の接続配線ケーブル29を、連結部材3の空間部19やカバー部材21の配線載置部22上に配置しているので、これら配線ケーブルが外部にほとんど露出することなく、したがって執務時はもちろん、天板高さの変更時にも配線ケーブル同士が互いに干渉することが防止される。
 本実施形態の天板昇降式デスク1によれば、操作部7を、操作部用配線ケーブル15を介して制御ユニット6接続すると共に、天板4の前端縁部下面側に配設しているので、執務者が天板4を上下昇降させる際の操作性が良好になる。また、操作部用配線ケーブル15を上部アーム11内に配設しているので、執務時および天板高さの変更時のいずれにおいても、操作部用配線ケーブル15が執務者および天板周辺の物品等に接触するのを防止することができる。さらに、操作部用配線ケーブルが外部に露出しないため、デスクとしての外観の意匠性が良好になる。
 また、上部アーム11を、天板載置部12と下向部13と配線保持部14とによって形成しているので、上部アームを簡易的で安価な構造とすることができる。また、配線保持部14に操作部用配線ケーブル15を保持しているので、上部アーム11内に操作部用配線ケーブル15を確実に保持することができる。
 また、上部アーム11の先端部に、上部アーム11内に通された操作部用配線ケーブル15を保持するキャップ部材33を取り付けているので、キャップ部材33によって操作部用配線ケーブル15を上部アーム11内に容易に、かつ確実に保持することができる。また、上部アーム11の先端部をキャップ部材33で覆うことでキャップ部材33を上部支持体9の端面を覆う化粧材として機能させることができ、したがって天板昇降式デスク1の外観の意匠性を高めることができる。
 また、連結部材3を前後に離間して配設された一対の連結片17、17で構成し、これら前後の連結片17、17間に形成された空間部19に制御ユニットを配設し、上部アーム11内と連結片17、17間に形成された空間部19とを連結片17の左右方向端部に設けた挿通口を介して連通させ、制御ユニット6と昇降機構ユニット5とを接続するユニット間配線ケーブル20、および制御ユニット6と操作部7とを接続する操作部用配線ケーブル15を、共に空間部19に通線しているので、執務時および天板高さの変更時のいずれにおいても、ユニット間配線ケーブル20および操作部用配線ケーブル15が執務者および天板周辺の物品等に接触するのを防止することができる。さらに、ユニット間配線ケーブル20も外部に露出しないため、天板昇降式デスク1の外観の意匠性が良好になる。
 なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
 例えば、上記実施形態では連結部材3を、一対の連結片17、17と、これら連結片17、17間を一体に接続する接続板18と、を有した一体成形品とした。しかしながら、単に一対の連結片17、17のみとし、これら連結片17が前後に間隔をあけて天板4に取り付けられて、連結片17、17間に空間部19が形成されてもよい。
 また、上記実施形態では電子機器載置部31として、一対の側板38、38のそれぞれの上端部において、前後方向中央部の一部を切り欠いて配線挿通用開口39を形成したが、前後方向中央部ではなく、前後方向の一方の側を切り欠いて配線挿通用開口39を形成してもよい。
 また、上記実施形態では、図8Aに示したようにキャップ部材33を、その当接部34aが天板4側に向くようにして、上部支持体9の前端側9aの先端部に嵌め込んだが、図11Aに示すように、当接部34aに対応するボス部50を、天板4と反対側を向くように、すなわちボス部50が露出するように、キャップ部材51を上部支持体9の前端側9aの先端部に嵌め込んでもよい。ここで、図11Aに示したキャップ部材51は、図8Bに示したキャップ部材33に対して、ボス部50の形状がこれに対応する当接部34aと異なっているだけで、他の部位については基本的に同じである。
 すなわち、本例のキャップ部材51は、図11Bに示すようにボス部50が平面視長円形状に形成されているだけで、他の部位は図8Bに示したキャップ部材33と同一である。このようなキャップ部材51を用いた場合には、図11Aに示すように操作部用配線ケーブル15を単にボス部50の側方に通すようにしてもよいが、図11Bに示すように操作部用配線ケーブル15をボス部50に一周(または複数周)巻き付けることで、操作部用配線ケーブル15の余長分を収容できると共に、操作部用配線ケーブル15を抜け止めすることもできる。すなわち、ボス部50を操作部用配線ケーブル15の抜け止めとして機能させることができる。その際、ボス部50は長円形状に形成されているため、操作部用配線ケーブル15は引っかかることなく容易にボス部50に巻回される。なお、ボス部50の平面視形状としては、長円形状に代えて、例えば楕円形状や円形状にすることもできる。
 また、上記実施形態では電子機器として、PC本体32とディスプレイ28とからなるデスクトップパソコンを用い、電子機器載置部31にPC本体32を載置したが、例えばルーターなどを電子機器として用い、これを電子機器載置部31に載置してもよい。
 本発明の天板昇降式デスクによれば、操作部用配線ケーブルが上部アーム内に配設されているので、執務時および天板高さの変更時のいずれにおいても、操作部用配線ケーブルが執務者および天板周辺の物品等に接触するのを防止することができる。
1 天板昇降式デスク
2 脚体
3 連結部材
4 天板
5 昇降機構ユニット
6 制御ユニット
7 操作部
8 下部支持体
9 上部支持体
11 上部アーム
12 天板載置部
13 下向部
14 配線保持部
15 操作部用配線ケーブル
16 電源ケーブル
17 連結片
19 空間部
20 ユニット間配線ケーブル
21 カバー部材
22 配線載置部
27 配線挿通孔
28 ディスプレイ
29 接続配線ケーブル
31 電子機器載置部
32 PC本体
33、51 キャップ部材

Claims (8)

  1.  床面上に配置される下部支持体と、前記下部支持体の上方に配置される上部支持体と、これら下部支持体と上部支持体との間を伸縮可能に連結する昇降機構ユニットと、を有する左右に離間して配設された一対の脚体と、
     前記一対の脚体の上部支持体同士を連結する連結部材と、
     前記一対の脚体の上部支持体上に支持されて前記連結部材上に配置される平板状の天板と、
     前記一対の脚体の昇降機構ユニットを共に制御する制御ユニットと、を有する天板昇降式デスクにおいて、
     前記制御ユニットが前記天板の下面側に配設され、
     前記昇降機構ユニットの昇降動作信号を入力する操作部が、操作部用配線ケーブルを介して前記制御ユニットに接続されると共に、前記天板の前端縁部下面側に配設され、
     前記上部支持体には、その上端に設けられて前記天板の下面を支持する上部アームが、前後方向に延びて配設され、
     前記操作部用配線ケーブルが、前記上部アーム内に配設されている天板昇降式デスク。
  2.  前記上部アームが、前記天板の下面に対向する天板載置部と、該天板載置部の外側縁から下方に向かって延設された下向部と、該下向部の下端縁から前記天板載置部の内側に向かって延設された配線保持部と、を有しており、前記配線保持部に前記操作部用配線ケーブルが保持されている請求項1記載の天板昇降式デスク。
  3.  前記上部アームの先端部に、該上部アーム内に通された操作部用配線ケーブルを保持するキャップ部材が取り付けられている請求項1に記載の天板昇降式デスク。
  4.  前記上部アームの先端部に、該上部アーム内に通された操作部用配線ケーブルを保持するキャップ部材が取り付けられている請求項2に記載の天板昇降式デスク。
  5.  前記連結部材が前後に離間して配設された一対の連結片を有して構成され、
     これら前後の連結片間に形成された空間部に前記制御ユニットが配設され、
     前記上部アーム内と前記連結片間に形成された空間部とが前記連結片の左右方向端部に設けられた挿通口を介して連通させられ、
     前記制御ユニットと前記一対の脚体の昇降機構ユニットとを接続するユニット間配線ケーブル、および前記制御ユニットと前記操作部とを接続する前記操作部用配線ケーブルが、共に前記空間部に通線されている請求項1に記載の天板昇降式デスク。
  6.  前記連結部材が前後に離間して配設された一対の連結片を有して構成され、
     これら前後の連結片間に形成された空間部に前記制御ユニットが配設され、
     前記上部アーム内と前記連結片間に形成された空間部とが前記連結片の左右方向端部に設けられた挿通口を介して連通させられ、
     前記制御ユニットと前記一対の脚体の昇降機構ユニットとを接続するユニット間配線ケーブル、および前記制御ユニットと前記操作部とを接続する前記操作部用配線ケーブルが、共に前記空間部に通線されている請求項2に記載の天板昇降式デスク。
  7.  前記連結部材が前後に離間して配設された一対の連結片を有して構成され、
     これら前後の連結片間に形成された空間部に前記制御ユニットが配設され、
     前記上部アーム内と前記連結片間に形成された空間部とが前記連結片の左右方向端部に設けられた挿通口を介して連通させられ、
     前記制御ユニットと前記一対の脚体の昇降機構ユニットとを接続するユニット間配線ケーブル、および前記制御ユニットと前記操作部とを接続する前記操作部用配線ケーブルが、共に前記空間部に通線されている請求項3に記載の天板昇降式デスク。
  8.  前記連結部材が前後に離間して配設された一対の連結片を有して構成され、
     これら前後の連結片間に形成された空間部に前記制御ユニットが配設され、
     前記上部アーム内と前記連結片間に形成された空間部とが前記連結片の左右方向端部に設けられた挿通口を介して連通させられ、
     前記制御ユニットと前記一対の脚体の昇降機構ユニットとを接続するユニット間配線ケーブル、および前記制御ユニットと前記操作部とを接続する前記操作部用配線ケーブルが、共に前記空間部に通線されている請求項4に記載の天板昇降式デスク。
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