WO2013145277A1 - ナビゲーションサーバ、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Definitions

  • the above navigation server receives information from a plurality of terminal devices and performs processing.
  • the specifying means specifies an unarrival destination that is a destination for which the terminal device has finished route guidance by the time it arrives based on information transmitted from the plurality of terminal devices, and the counting means includes a plurality of specified For each unarrived destination, the number of unarrived users, which is the number of users of the terminal device (in other words, the number of terminal devices), is totaled.
  • the output means is information on unarrived destinations in which the number of unarrived users is a predetermined number or more among a plurality of unarrived destinations, or an upper rank having a large number of unarrived users among a plurality of unarrived destinations.
  • the storage unit 12 stores information transmitted from a plurality of navigation devices 2. Further, the storage unit 12 stores the same map data as the map data stored in the navigation device 2.
  • the control unit 11 of the server 1 stores the route setting information (both the first route setting information 101 and the second route setting information 102) transmitted from the plurality of navigation devices 2 in the storage unit 12. Based on the route setting information collected in the storage unit 12, specifically, based on the first route setting information 101 to which the arrival information 103 is not added, the control unit 11 provides route guidance before arrival. Identify unfinished destinations that are finished destinations. In this case, the control unit 11 specifies a destination corresponding to the destination point information 101d included in the first route setting information 101 as an unarrived destination.
  • step 201 the control unit 11 extracts the first route setting information 101 from the route setting information collected in the storage unit 12. That is, the control unit 11 selects the first route setting information 101 to which the arrival information 103 is not added from the route setting information. Then, the process proceeds to step S202.
  • steps S204 and S205 a plurality of groups are ranked based on the result of counting the number of undelivered users, and information on the upper group having the largest number of unarrived users is output.
  • a plurality of groups may be sorted according to the number of arrival users, and the sorting result may be output.

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Abstract

 ナビゲーションサーバは、複数の端末装置から情報を受信して処理を行う。特定手段は、複数の端末装置から送信される情報に基づいて、到着するまでに端末装置が経路案内を終了した目的地である未着目的地を特定する。集計手段は、特定手段によって特定された複数の未着目的地ごとに、目的地に到着するまでに経路案内を終了した端末装置のユーザ数である未着ユーザ数を集計する。そして、出力手段は、複数の未着目的地の中で未着ユーザ数が所定数以上である未着目的地の情報、又は、複数の未着目的地の中で未着ユーザ数が多い上位の所定数の未着目的地の情報を出力する。

Description

ナビゲーションサーバ、制御方法及びプログラム
 本発明は、端末装置から情報を受信して処理を行うナビゲーションサーバに関する。
 この種の技術が、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1には、ナビゲーション装置側では、目的地付近の駐車位置情報を検出してサーバに送信し、サーバ側では、同一内容の駐車位置情報の取得数が所定数を超えた場合に、その場所を目的地に対応する駐車場であるとみなして保存する技術が記載されている。
特開2010-176500号公報
 ところで、ナビゲーション装置等によって設定される目的地の中には、ユーザが到着できないような目的地があり得る。例えば、ユーザが到着できないような目的地としては、ナビゲーション装置等で保持している施設情報の整備不足などで、車両で実際に訪問可能な地点とかけ離れているような目的地が挙げられる。上記した特許文献1に記載された技術では、このようなユーザが到着できないような目的地を適切に特定することが困難であった。
 本発明が解決しようとする課題としては、上記のものが一例として挙げられる。本発明は、端末装置から送信される情報に基づいて、ユーザが到着できないような目的地を適切に特定することが可能なナビゲーションサーバ、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
 請求項1に記載の発明は、ナビゲーションサーバは、複数の端末装置から送信される情報に基づいて、到着するまでに前記端末装置が経路案内を終了した目的地である未着目的地を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された複数の前記未着目的地ごとに、前記目的地に到着するまでに経路案内を終了した前記端末装置のユーザ数である未着ユーザ数を集計する集計手段と、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が所定数以上である前記未着目的地の情報、又は、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が多い上位の所定数の前記未着目的地の情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
 請求項8に記載の発明は、ナビゲーションサーバで実行される制御方法は、複数の端末装置から送信される情報に基づいて、到着するまでに前記端末装置が経路案内を終了した目的地である未着目的地を特定する特定工程と、前記特定工程で特定された複数の前記未着目的地ごとに、前記目的地に到着するまでに経路案内を終了した前記端末装置のユーザ数である未着ユーザ数を集計する集計工程と、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が所定数以上である前記未着目的地の情報、又は、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が多い上位の所定数の前記未着目的地の情報を出力する出力工程と、を備える。
 請求項9に記載の発明は、コンピュータを備えるナビゲーションサーバで実行されるプログラムは、前記コンピュータを、複数の端末装置から送信される情報に基づいて、到着するまでに前記端末装置が経路案内を終了した目的地である未着目的地を特定する特定手段、前記特定手段によって特定された複数の前記未着目的地ごとに、前記目的地に到着するまでに経路案内を終了した前記端末装置のユーザ数である未着ユーザ数を集計する集計手段、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が所定数以上である前記未着目的地の情報、又は、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が多い上位の所定数の前記未着目的地の情報を出力する出力手段、として機能させる。
本実施例に係るサーバ及びナビゲーション装置によって実現されるシステムの概略構成例を示す。 本実施例に係るサーバ及びナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。 本実施例に係るルート設定情報を説明するための図を示す。 本実施例においてナビゲーション装置が行う処理フローを示す。 複数の未着目的地を順位付けした結果の具体例を示す。 本実施例においてサーバが行う処理フローを示す。 目的地付近の停車位置の具体例を示す。
 本発明の一つの観点では、ナビゲーションサーバは、複数の端末装置から送信される情報に基づいて、到着するまでに前記端末装置が経路案内を終了した目的地である未着目的地を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された複数の前記未着目的地ごとに、前記目的地に到着するまでに経路案内を終了した前記端末装置のユーザ数である未着ユーザ数を集計する集計手段と、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が所定数以上である前記未着目的地の情報、又は、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が多い上位の所定数の前記未着目的地の情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
 上記のナビゲーションサーバは、複数の端末装置から情報を受信して処理を行う。特定手段は、複数の端末装置から送信される情報に基づいて、到着するまでに端末装置が経路案内を終了した目的地である未着目的地を特定し、集計手段は、特定された複数の未着目的地ごとに、端末装置のユーザ数(言い換えると端末装置の個数)である未着ユーザ数を集計する。そして、出力手段は、複数の未着目的地の中で未着ユーザ数が所定数以上である未着目的地の情報、又は、複数の未着目的地の中で未着ユーザ数が多い上位の所定数の未着目的地の情報を出力する。つまり、出力手段は、未着目的地の中でユーザの利用頻度が高い地点を出力する。これにより、調査や整備が必要な地点を適切に特定することができると共に、そのような地点に対して優先的に調査や整備を行うことができる。
 ここで、上記のナビゲーションサーバの構成と特許文献1に記載された構成とを比較してみる。特許文献1に記載された構成では、駐車位置情報を集めて駐車場とみなす処理を行っているが、この処理では、駐車場が増えた場合や、駐車場の位置が変更された場合や、駐車場のキャパシティが小さくて十分なサンプル数が集まらないような場合(例えば他の有料駐車場に車両が流れてしまう場合)には、適切に駐車場検出を行うことができない。他方で、上記のナビゲーションサーバは、ユーザが到着できないような目的地(未着目的地)を特定して、調査や整備が必要な地点を割り出している点で、このような特許文献1に記載された構成とは異なる。
 なお、本明細書では、「目的地(未着目的地も含む)」には、目的地を示す地点(例えば地点キーに対応する地点)だけでなく、目的地を含む、ある程度の広さを有する範囲も含まれるものとする。また、ユーザが経路案内要求を行った目的地とは異なる地点が目的地として設定される場合があるが(一つの例では「遊園地」に対して「遊園地の駐車場」が目的地として設定される場合がある)、そのようにして設定される目的地も含まれるものとする。
 上記のナビゲーションサーバの一態様では、前記出力手段によって出力された前記未着目的地が前記目的地として設定されていた前記端末装置の走行履歴に基づいて、当該未着目的地に対して用いる経路案内地点を設定する設定手段を更に備える。この態様では、走行履歴より特定される車両の停車位置などに基づいて、未着目的地に対して用いる経路案内地点を適切に設定することができる。
 上記のナビゲーションサーバの他の一態様では、前記出力手段によって出力された前記未着目的地が前記目的地として設定されていた、前記端末装置の電源がオフにされた際の当該端末装置の位置に基づいて、当該未着目的地に対して用いる経路案内地点を設定する設定手段を更に備える。これによっても、未着目的地に対して用いる経路案内地点を適切に設定することができる。
 上記のナビゲーションサーバにおいて好適には、前記特定手段は、前記目的地までの経路案内中において前記端末装置が搭載された移動体が所定時間以上停車した場合に、当該目的地を前記未着目的地として特定することができる。
 上記のナビゲーションサーバにおいて好適には、前記特定手段は、前記目的地までの経路案内中において前記端末装置の電源がオフにされた期間の時間が所定時間以上である場合に、当該目的地を前記未着目的地として特定することができる。
 好ましくは、前記集計手段は、一の前記未着目的地について、同一のユーザの数を前記未着ユーザ数として複数回カウントしない。これにより、同一のユーザが頻繁に設定するような目的地について、未着ユーザ数が複数回カウントされてしまうことを抑制することができる。
 本発明の他の観点では、ナビゲーションサーバで実行される制御方法は、複数の端末装置から送信される情報に基づいて、到着するまでに前記端末装置が経路案内を終了した目的地である未着目的地を特定する特定工程と、前記特定工程で特定された複数の前記未着目的地ごとに、前記目的地に到着するまでに経路案内を終了した前記端末装置のユーザ数である未着ユーザ数を集計する集計工程と、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が所定数以上である前記未着目的地の情報、又は、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が多い上位の所定数の前記未着目的地の情報を出力する出力工程と、を備える。
 本発明の更に他の観点では、コンピュータを備えるナビゲーションサーバで実行されるプログラムは、前記コンピュータを、複数の端末装置から送信される情報に基づいて、到着するまでに前記端末装置が経路案内を終了した目的地である未着目的地を特定する特定手段、前記特定手段によって特定された複数の前記未着目的地ごとに、前記目的地に到着するまでに経路案内を終了した前記端末装置のユーザ数である未着ユーザ数を集計する集計手段、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が所定数以上である前記未着目的地の情報、又は、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が多い上位の所定数の前記未着目的地の情報を出力する出力手段、として機能させる。
 以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
 [システム構成]
 図1は、本実施例に係るサーバ1及びナビゲーション装置2によって実現されるシステムの概略構成例を示している。図1に示すように、ナビゲーション装置2a~2cは、それぞれ異なる車両3a~3cに搭載され、サーバ1との間で情報の送受信を行う。サーバ1は、ナビゲーション装置2a~2cから受信された情報を記憶したり、生成した情報をナビゲーション装置2a~2cに送信したりする。例えば、ナビゲーション装置2は、車両3に設置される据え置き型のナビゲーション装置、PND(Portable Navigation Device)、又はスマートフォンなどの携帯電話とすることができる。
 サーバ1は、本発明における「ナビゲーションサーバ」の一例であり、ナビゲーション装置2は、本発明における「端末装置」の一例である。
 なお、図1では、説明の便宜上、3つのナビゲーション装置2a~2cしか図示していないが、実際にはナビゲーション装置2は4つ以上存在する。
 図2は、サーバ1及びナビゲーション装置2の概略構成を示すブロック図である。サーバ1とナビゲーション装置2とは無線ネットワークなどにより通信可能に構成されている。
 ナビゲーション装置2は、主に、制御部21と、記憶部22と、GPS受信機23と、自立測位装置24と、表示部25と、通信部26とを備える。
 GPS受信機23は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両3の絶対的な位置(現在位置)を検出するために用いられる。
 自立測位装置24は、図示しない加速度センサや、角速度センサや距離センサなどを備える。加速度センサは、例えば圧電素子からなり、車両3の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサは、例えば振動ジャイロからなり、車両3の方向変換時における車両3の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサは、車両3の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。
 通信部26は、サーバ1と無線通信を行うことが可能に構成されている。また、通信部26は、VICS(Vehicle Information Communication System)センタなどから配信される情報も受信可能に構成されている(「VICS」は登録商標である)。
 表示部25は、例えば液晶ディスプレイなどにより構成され、ユーザに対して文字、画像などを表示する。表示部25を、タッチパネルなどにて構成しても良い。
 記憶部22は、例えばHDDなどにより構成され、地図データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶する。
 制御部21は、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などを有しており、ナビゲーション装置2全体の制御を行う。例えば、制御部21は、記憶部22に記憶された地図データなどを参照して、出発地から目的地までのルート案内を行うための処理を行う。
 他方で、サーバ1は、主に、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、を備える。
 通信部13は、ナビゲーション装置2と無線通信を行うことが可能に構成されている。具体的には、通信部13は、複数のナビゲーション装置2から送信された情報を受信する。
 記憶部12は、複数のナビゲーション装置2から送信された情報を記憶している。また、記憶部12は、ナビゲーション装置2に記憶された地図データと同様の地図データを記憶している。
 制御部11は、図示しないCPUやROMやRAMなどを有しており、サーバ1全体の制御を行う。制御部11は、本発明における「特定手段」、「集計手段」、「出力手段」及び「設定手段」の一例である(詳細は後述する)。
 [ナビゲーション装置の処理]
 ここでは、本実施例においてナビゲーション装置2が行う処理について説明する。
 図3は、ナビゲーション装置2の制御部21が生成するルート設定情報を説明するための図である。
 制御部21は、出発地から目的地(案内地点)までのルートを設定した際に、具体的にはルート案内を開始した際に、図3(a)に示すような第1ルート設定情報101を生成する。第1ルート設定情報101は、案内ルートを識別するためのナンバーなどを示すルート案内識別子101aと、ルート案内を開始した日時を示す開始日時101bと、出発地点の情報を示す出発地点情報101cと、目的地点の情報を示す目的地点情報101dと、を有する。出発地点情報101cは、例えば、車両3の現在位置の位置座標である。目的地点情報101dは、例えば、目的地の地名や、目的地の位置座標や、目的地の地点キーである。ここで、位置座標は、GPS受信機23及び/又は自立測位装置24の検出値に基づいて求められる。また、地点キーは、記憶部22に格納され管理されている地点を一意に識別するIDである。制御部21は、このように生成した第1ルート設定情報101を記憶部22に記憶させる。なお、図3(a)に示した情報以外の情報を、第1ルート設定情報101に含めても良い。
 次に、制御部21は、車両3が目的地に到着した際に、つまりルート案内を終了した際に、図3(b)に示すような第2ルート設定情報102を生成する。第2ルート設定情報102は、第1ルート設定情報101に対して到着情報103が追記された情報である。到着情報103は、到着日時103aと、到着位置103bとを有する。ここで、ルート案内は、例えば、車両3の現在位置と、目的地に対応する位置との距離が所定値以下となった時点で終了される。したがって、到着情報103が有する到着日時103a及び到着位置103bは、そのようにしてルート案内が終了された時点での日時及び位置(位置座標)となる。制御部21は、このような第2ルート設定情報102を、通信部26を介してサーバ1に送信させる。なお、図3(b)に示した情報以外の情報を、第2ルート設定情報102に含めても良い。
 サーバ1は、上記のような第2ルート設定情報102を複数のナビゲーション装置2から受信して、複数の第2ルート設定情報102を収集する。こうしてサーバ1に収集された複数の第2ルート設定情報102は、例えば案内施設のユーザ訪問状況の解析などに利用される。
 ところで、車両3が目的地に到着するまでにルート案内が中断(終了)された場合には、制御部21は、ルート案内が中断された際に、通信部26を介して第1ルート設定情報101をサーバ1に送信させる。つまり、この場合には到着情報103を生成できないため(つまり第2ルート設定情報102を生成できないため)、制御部21は、ルート案内の開始時に生成した第1ルート設定情報101をサーバ1に送信させる。
 なお、以下では、第1ルート設定情報101と第2ルート設定情報102とを区別しないで用いる場合には、単に「ルート設定情報」と表記する。
 次に、図4を参照して、本実施例においてナビゲーション装置2が行う処理フローについて説明する。当該処理フローは、ルート案内を開始した際に、ナビゲーション装置2の制御部21によって実行される。
 まず、ステップS101では、制御部21は、図3(a)に示したような第1ルート設定情報101を生成して、生成した第1ルート設定情報101を記憶部22に記憶させる。そして、処理はステップS102に進む。
 ステップS102では、制御部21は、車両3が目的地に到着するまでにルート案内が中断(終了)されたか否かを判定する。例えば、制御部21は、ルート案内を終了するための操作がユーザによってナビゲーション装置2に対してなされた場合や、ルート案内中にナビゲーション装置2の電源がオフとされた期間の時間が所定時間以上であった場合や、ルート案内中での車両3の停車時間が所定時間以上であった場合に、ルート案内が中断されたと判定する。
 車両3が目的地に到着するまでにルート案内が中断された場合(ステップS102:Yes)、制御部21は、ステップS101で記憶部22に記憶された第1ルート設定情報101を、通信部26を介してサーバ1に送信させる(ステップS103)。そして、処理は終了する。
 これに対して、車両3が目的地に到着するまでにルート案内が中断されていない場合(ステップS102:No)、制御部21は、目的地に到着したか否かを判定する(ステップS104)。具体的には、制御部21は、GPS受信機23及び/又は自立測位装置24の検出値などに基づいて、車両3の現在位置と、目的地に対応する位置との距離が所定値以下となったか否かを判定する。目的地に到着していない場合(ステップS104:No)、処理はステップS102に戻る。
 目的地に到着した場合(ステップS104:Yes)、制御部21は、図3(b)に示したような、第1ルート設定情報101に対して到着情報103を追記した第2ルート設定情報102を生成する(ステップS105)。この後、制御部21は、ステップS105で生成した第2ルート設定情報102を、通信部26を介してサーバ1に送信させる(ステップS106)。そして、処理は終了する。
 なお、制御部21は、第2ルート設定情報102を生成した際に通信部26がサーバ1と通信可能な状態でない場合には、生成した第2ルート設定情報102を記憶部22に一時的に記憶させておき、通信部26がサーバ1と通信可能な状態になったタイミングで、記憶させておいた第2ルート設定情報102を一斉にサーバ1に送信させる。これに対して、制御部21は、第2ルート設定情報102を生成した際に通信部26がサーバ1と通信可能な状態である場合には、生成した第2ルート設定情報102をそのままサーバ1に送信させる。
 ところで、上記したように車両3が目的地に到着するまでにルート案内が中断(終了)される原因の一つとして、ナビゲーション装置2で保持している施設情報の整備不足などにより、車両3で実際に訪問可能な地点と目的地(ルート案内地点)とがかけ離れている場合が挙げられる。そのような場合には、ナビゲーション装置2でのルート案内が終了に至らないまま、ユーザが目的地で車両3を降りてしまったり、ユーザが次のルート設定を行いその案内が開始されてしまったりする。この場合には、到着情報103が生成されないため、到着情報103が追記されていない第1ルート設定情報101がサーバ1に送信されることとなる。
 第1ルート設定情報101は、目的地にユーザが実際に訪問したかどうかが不明な情報であるため、案内施設のユーザ訪問状況の解析などに有効に使うことができない。また、このようなことが発生した場合には、ナビゲーション装置2のルート案内が不十分な状態であったことが予想される。しかしながら、到着情報103が追記されていない第1ルート設定情報101は、例えばナビゲーション装置2で保持している施設情報などの不十分さを表しているとも言える。よって、第1ルート設定情報101は、このような不具合を改善するために利用できる情報であると言える。したがって、本実施例では、サーバ1に第1ルート設定情報101を収集させることとした。
 [サーバの処理]
 次に、本実施例においてサーバ1の制御部11が行う処理について説明する。
 本実施例では、サーバ1の制御部11は、複数のナビゲーション装置2から送信されたルート設定情報(第1ルート設定情報101及び第2ルート設定情報102の両方)を記憶部12に記憶させる。そして、制御部11は、記憶部12に収集されたルート設定情報に基づいて、具体的には到着情報103が追記されていない第1ルート設定情報101に基づいて、到着するまでにルート案内が終了された目的地である未着目的地を特定する。この場合、制御部11は、第1ルート設定情報101が有する目的地点情報101dに対応する目的地を、未着目的地として特定する。
 次に、制御部11は、複数の第1ルート設定情報101より特定した複数の未着目的地ごとに、目的地に到着するまでにルート案内を終了したナビゲーション装置2のユーザ数である未着ユーザ数を集計する。例えば、ユーザを識別するユーザIDなどを第1ルート設定情報101に含めておけば、制御部11は、そのようなユーザIDに基づいて、未着ユーザ数を集計することができる。なお、未着ユーザ数は、目的地に到着するまでにルート案内を終了したナビゲーション装置2の個数と言い換えることができる。
 そして、制御部11は、このようにして集計された未着ユーザ数に基づいて、ユーザの利用頻度が高いと言える未着目的地の情報を出力する。具体的には、制御部11は、複数の未着目的地の中で、未着ユーザ数が所定数以上である未着目的地の情報を出力する。若しくは、制御部11は、未着ユーザ数によって複数の未着目的地を順位付けし、未着ユーザ数が多い上位の所定数の未着目的地の情報を出力する。
 図5は、複数の未着目的地を順位付けした結果の具体例を示している。図5(a)は、未着ユーザ数によって複数の未着目的地を順位付けした結果の一例を示している。図5(b)は、未着ユーザ数の割合(%)によって複数の未着目的地を順位付けした結果の一例を示している。この割合は、全未着目的地についての未着ユーザ数の総数に対して、一の未着目的地についての未着ユーザ数が占める割合を示している。図5(a)及び(b)に示すような結果が得られた場合、制御部11は、例えば上位の4つの未着目的地の情報を出力する。
 図6は、本実施例においてサーバ1が行う処理フローを示している。当該処理フローは、サーバ1の制御部11によって実行される。
 まず、ステップ201では、制御部11は、記憶部12に収集されたルート設定情報の中から、第1ルート設定情報101を抽出する。つまり、制御部11は、ルート設定情報の中から、到着情報103が追記されていない第1ルート設定情報101を選別する。そして、処理はステップS202に進む。
 ステップS202では、制御部11は、ステップS201で抽出された第1ルート設定情報101を、未着目的地ごとにグループ分けを行う。この場合、制御部11は、目的地に設定された地点の地点キーが同一である第1ルート設定情報101が複数あれば、それらは同一地点を目的地としたルート案内によるものとして扱い、未着目的地についてのグループ分けを行う。そして、処理はステップS203に進む。
 ステップS203では、制御部11は、ステップS202でグループ分けされた未着目的地ごとに、未着ユーザ数を集計する。具体的には、制御部11は、第1ルート設定情報101に含まれるユーザIDに基づいて、未着目的地ごとに未着ユーザ数を集計する。この場合、制御部11は、ユーザIDを用いることで、一の未着目的地について、同一のユーザの数が未着ユーザ数として複数回カウントされないようにする。これにより、同一のユーザが頻繁に設定する目的地について、未着ユーザ数が複数回カウントされてしまうことを抑制することができる。以上のステップS203の後、処理はステップS204に進む。
 ステップS204では、制御部11は、ステップS203の集計結果に基づいて、未着ユーザ数によって複数の未着目的地を順位付けする。そして、ステップS205では、制御部11は、未着ユーザ数が多い上位の所定数の未着目的地の情報を出力する。この後、処理は終了する。
 なお、ステップS202では、地点キーで規定された目的地(未着目的地)ごとにグループ分けする例を示したが、そのような目的地の代わりに、目的地を含む位置メッシュごとにグループ分けしても良い。位置メッシュは、緯度経度を丸めてグループ化したときの個々のグループであり、地図上では所定長の方形枡で表現される。そのような位置メッシュを用いた場合には、グループ分けされた位置メッシュごとに未着ユーザ数を集計し、未着ユーザ数が多い上位の位置メッシュの情報を出力すれば良い。
 また、ステップS204及びS205では、未着ユーザ数の集計結果に基づいて、複数のグループを順位付けし、未着ユーザ数が多い上位のグループの情報を出力していたが、この代わりに、未着ユーザ数によって複数のグループをソートし、そのソート結果を出力しても良い。
 以上説明した本実施例によれば、到着情報103が記録されなかった第1ルート設定情報101を集計し解析することにより、情報整備が必要な地点を自動で特定することができる。よって、そのような地点の調査コストや整備コストを低減することが可能となる。また、本実施例によれば、未着目的地の中でユーザの利用頻度が高い地点を適切に出力することができる。そのため、利用頻度の高い地点に対して優先的に調査や情報整備(主に案内地点の整備)を行うことができる。したがって、ナビゲーションのユーザビリティを向上させることが可能となると共に、到着情報の確度が向上することにより、サーバ1においてより精度の高いユーザ行動解析を行うことが可能となる。
 ところで、上記したようにして出力された未着目的地の情報は、例えば対象施設における到着・駐車可能な地点への案内地点を割り出すために利用される。その方法としては、施設へ問い合わせる(資料請求など)といった方法や、航空写真データ等を目視で調査するといった方法や、現地調査を行うといった方法などがある。
 また、ナビゲーション装置2からサーバ1へ走行履歴データ(車両3が走行した走行軌跡を示すデータ)を送信すれば、第1ルート設定情報101が有する開始日時101bから走行履歴データの情報を照合するなどして、ルート案内開始以降の目的地付近での停車位置をサーバ1で特定することにより、設定された目的地における推定訪問位置の統計を取ること(例えば位置メッシュごとの停車位置個数の算出など)が可能になる。統計を取った結果、停車位置の分布に有意な偏りが見られる場合は(例えば特定の位置メッシュに停車位置が集中する場合)、偏りのあった場所には駐車場など車で訪問可能な地点が存在する可能性が高いと判断できる。したがって、そのような場所を、調査対象エリアとして絞り込むことができる。若しくは、未着目的地に対して用いるルート案内地点(経路案内地点)として採用することができる。
 図7は、走行履歴データより抽出した目的地付近の停車位置の具体例を示している。図7(a)は、目的地A(未着目的地)を設定した各ユーザの停車位置(P1、P2、…)を示している。サーバ1の制御部11は、ナビゲーション装置2から走行履歴データ(例えば緯度経度座標のデータや走行速度のデータや走行方向のデータなどを含む)を受信し、第1ルート設定情報101が有する開始日時101bから走行履歴データを照合することで、各ユーザの停車位置を特定する。例えば、制御部11は、走行履歴データなどに基づいて、車両3が所定時間以上停車していた位置を、停車位置として特定する。そして、制御部11は、こうして特定された停車位置の統計を取る。具体的には、制御部11は、位置メッシュごとの停車位置の個数を算出する。
 図7(b)は、各ユーザの目的地A付近の停車位置(白丸で示す)をマッピングした具体例を示している。図7(b)に示す例では、破線領域A1、A2に示すように、停車位置の分布に有意な偏りが見られる。サーバ1の制御部11は、一の位置メッシュ内の停車位置の個数が所定数以上である場合に、停車位置の分布に有意な偏りがあると判定する。その場合、制御部11は、停車位置の個数が所定数以上である位置メッシュに含まれる複数の停車位置の平均位置を、未着目的地に対して用いるルート案内地点として設定する。若しくは、制御部11は、停車位置の個数が所定数以上である位置メッシュを、調査対象エリアとして出力する。
 なお、上記したような走行履歴データは、第1ルート設定情報101及び第2ルート設定情報102に含めても良いし、第1ルート設定情報101及び第2ルート設定情報102とは別にサーバ1に送信することとしても良い。
 [変形例]
 以下では、上記の実施例に好適な変形例について説明する。なお、下記の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施例に適用することができる。
 (変形例1)
 上記では、未着ユーザ数に基づいて未着目的地の順位付けを行う実施例を示したが、未着ユーザ数に加えて、目的地のジャンルに応じた優先度を用いて、未着目的地の順位付けを行っても良い。具体的には、施設情報などは一般的にはジャンルで区分されているため、そのようなジャンルごとに予め優先度(調査や整備を行う優先度に応じた値など)を設定しておけば、優先度にて未着ユーザ数を重み付けした結果に基づいて、未着目的地の順位付けを行うことができる。これにより、目的地のジャンルを加味した整備優先度などを設定することが可能となる。
 更に他の例では、上記した目的地のジャンルに応じた優先度の代わりに、目的地のジャンルごとに時期(季節など)に応じて変わるように設定された優先度を用いて、未着目的地の順位付けを行っても良い。例えば、この優先度としては、年末年始には神社や仏閣に関する目的地の値が高くなるように設定されたものや、冬季にはスキー場が含まれる目的地の値が高くなるように設定されたものを用いることができる。これにより、目的地のジャンル及び時期を加味した整備優先度などを設定することが可能となる。
 なお、未着目的地の順位付けを行う場合に、上記した未着ユーザ数やジャンルや時期だけでなく、車両3の停車時間を更に加味しても良い。具体的には、走行履歴データを解析してナビゲーション装置2が搭載された車両3の停車時間を算出し、停車時間が所定時間以上である情報のみを用いて、未着目的地の順位付けを行うことができる。これにより、例えば3分以内の停車はコンビニエンスストアやガソリンスタンドなどへの単なる立ち寄りのためのものと判断して、そのような停車に関する情報を、未着目的地の順位付けに用いる情報から排除することができる。
 (変形例2)
 上記では、走行履歴データに基づいて、未着目的地に対して用いるルート案内地点を設定する実施例を示したが、他の例では、走行履歴データの代わりに、ナビゲーション装置2の電源がオフにされた際の位置に基づいて、未着目的地に対して用いるルート案内地点を設定することができる。具体的には、ナビゲーション装置2側で、目的地までのルート案内中において電源がオン/オフされる毎に、そのときの位置を第1ルート設定情報101に付加しておけば、サーバ1側では、第1ルート設定情報101に含まれる当該位置に基づいて、未着目的地に対して用いるルート案内地点を設定することができる。更に、サーバ1側では、そのような第1ルート設定情報101に基づいて、ナビゲーション装置2の電源がオフにされている期間の時間を停車時間として用いることができる。
 上記した変形例によれば、未着目的地に対して用いるルート案内地点を設定する場合に、サーバ1側で走行履歴データとの照合などの処理を行わなくて済む。また、全走行区間の走行履歴データがサーバ1に収集されない場合があるが、変形例によれば、そのような場合にも、未着目的地に対して用いるルート案内地点を適切に設定することが可能となる。
 (変形例3)
 上記したナビゲーション装置2が行う処理を、サーバ1側で適宜行っても良い。例えば、ナビゲーション装置2がスマートフォンなどの携帯型の端末装置である場合に、目的地までのルートを設定する処理をサーバ1側で行っても良い。この場合、サーバ1は、端末装置から目的地に関する情報を受信し、その目的地までのルートを設定して、設定したルートの情報を端末装置に送信することができる。また、この場合には、サーバ1は、ルートを設定した際に第1ルート設定情報101を生成し、記憶することができる。
 更に、サーバ1は、端末装置が搭載された車両3が目的地に到着した場合に、第1ルート設定情報101に対して到着情報103を追記した第2ルート設定情報102を生成することができる。加えて、サーバ1は、車両3が目的地に到着するまでにルート案内が中断(終了)された場合には、第2ルート設定情報102を生成せずに、第1ルート設定情報101を処理に用いる情報(つまり未着目的地を特定するための情報)として採用することができる。
 1つの例では、サーバ1は、ルート案内中に端末装置から走行履歴データを受信し、走行履歴データに基づいて、車両3が目的地に到着したか否かや、車両3が目的地に到着するまでにルート案内が中断されたか否かを判定することができる。この例では、サーバ1は、走行履歴データに基づいて車両3の停車時間を求めて、停車時間が所定時間以上である場合に、ルート案内が中断されたと判定する。他の例では、サーバ1は、変形例2で示したような端末装置の電源がオフにされている期間の時間を停車時間として取得し、当該停車時間が所定時間以上である場合に、ルート案内が中断されたと判定する。
 本発明は、ナビゲーション装置から送信される情報を収集するサーバに利用することができる。
 1 サーバ
 2 ナビゲーション装置
 3 車両
 11、21 制御部
 12、22 記憶部
 13、26 通信部
 23 GPS受信機
 24 自立測位装置
 101 第1ルート設定情報
 102 第2ルート設定情報
 103 到着情報

Claims (9)

  1.  複数の端末装置から送信される情報に基づいて、到着するまでに前記端末装置が経路案内を終了した目的地である未着目的地を特定する特定手段と、
     前記特定手段によって特定された複数の前記未着目的地ごとに、前記目的地に到着するまでに経路案内を終了した前記端末装置のユーザ数である未着ユーザ数を集計する集計手段と、
     前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が所定数以上である前記未着目的地の情報、又は、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が多い上位の所定数の前記未着目的地の情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴とするナビゲーションサーバ。
  2.  前記出力手段によって出力された前記未着目的地が前記目的地として設定されていた前記端末装置の走行履歴に基づいて、当該未着目的地に対して用いる経路案内地点を設定する設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションサーバ。
  3.  前記出力手段によって出力された前記未着目的地が前記目的地として設定されていた、前記端末装置の電源がオフにされた際の当該端末装置の位置に基づいて、当該未着目的地に対して用いる経路案内地点を設定する設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションサーバ。
  4.  前記特定手段は、前記目的地までの経路案内中において前記端末装置が搭載された移動体が所定時間以上停車した場合に、当該目的地を前記未着目的地として特定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のナビゲーションサーバ。
  5.  前記特定手段は、前記目的地までの経路案内中において前記端末装置の電源がオフにされた期間の時間が所定時間以上である場合に、当該目的地を前記未着目的地として特定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のナビゲーションサーバ。
  6.  前記出力手段は、前記未着ユーザ数だけでなく、前記目的地のジャンルごとに設定された優先度、若しくは前記目的地のジャンルごとに時期に応じて変わるように設定された優先度を用いて、前記複数の未着目的地に対して順位付けを行い、前記順位が上位の所定数の前記未着目的地の情報を出力することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のナビゲーションサーバ。
  7.  前記集計手段は、一の前記未着目的地について、同一のユーザの数を前記未着ユーザ数として複数回カウントしないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のナビゲーションサーバ。
  8.  ナビゲーションサーバで実行される制御方法であって、
     複数の端末装置から送信される情報に基づいて、到着するまでに前記端末装置が経路案内を終了した目的地である未着目的地を特定する特定工程と、
     前記特定工程で特定された複数の前記未着目的地ごとに、前記目的地に到着するまでに経路案内を終了した前記端末装置のユーザ数である未着ユーザ数を集計する集計工程と、
     前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が所定数以上である前記未着目的地の情報、又は、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が多い上位の所定数の前記未着目的地の情報を出力する出力工程と、を備えることを特徴とする制御方法。
  9.  コンピュータを備えるナビゲーションサーバで実行されるプログラムであって、
     前記コンピュータを、
     複数の端末装置から送信される情報に基づいて、到着するまでに前記端末装置が経路案内を終了した目的地である未着目的地を特定する特定手段、
     前記特定手段によって特定された複数の前記未着目的地ごとに、前記目的地に到着するまでに経路案内を終了した前記端末装置のユーザ数である未着ユーザ数を集計する集計手段、
     前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が所定数以上である前記未着目的地の情報、又は、前記複数の未着目的地の中で前記未着ユーザ数が多い上位の所定数の前記未着目的地の情報を出力する出力手段、として機能させることを特徴とするプログラム。
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