WO2010049982A1 - スタンス設定補助具 - Google Patents
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Definitions
- the stance setting aid according to the present invention serves as a caddy for checking the direction of the player's body during the game.
- a general golf player who does not have a caddy can take a correct direction like a professional himself (without relying on a caddy) even on the actual course, and can greatly improve the shot.
- FIG. 1 to 6 show a stance setting assisting device according to a first embodiment of the present invention
- FIG. 1 is an exploded perspective view of the stance setting assisting device according to the first embodiment
- FIG. The folded stance setting aid is shown
- (a) is a plan view of the stance setting aid
- (b) is a side view of the stance setting aid
- (c) is a rear view of the stance setting aid.
- It is. 3 and 4 are cross-sectional views of the stance setting aid with the shaft folded
- FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line III-III shown in FIG. 2B
- FIG. FIG. 4 is a sectional view taken along line IV-IV shown in b).
- FIG. 6 are diagrams showing the usage state of the stance setting assisting device of this embodiment, and FIG. 5 (a) shows how the player places the target setting device along the target line from the stance direction side.
- Fig. 5 (b) is a view of the same child as seen from above.
- Fig. 6 (a) is a view of the player setting the stance and the like as he goes around to the stance direction side of the target setting device.
- FIG. 6B is a view of the child as seen from above.
- the shaft 30A includes a shaft main body 32 having one end integrated with the bracket 26A, and a grip portion 34 integrated with the other end of the shaft main body 32 by screwing.
- the portion 34 is configured to be removable from the shaft body 32.
- FIG. 3 is a cross-sectional view (a cross-sectional view taken along line III-III shown in FIG. 2B) of the stance setting auxiliary tool in a state where the shaft is folded.
- FIG. 4 is a cross-sectional view (a cross-sectional view taken along line IV-IV shown in FIG.
- b) is a view of the child as seen from above. It is a disassembled perspective view of the stance setting assistance tool which is the 2nd Example of this invention. It is a disassembled perspective view which expands and shows the principal part of the stance setting auxiliary tool.
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Abstract
【課題】本番のプレーにおいてプレーヤーが目標方向に正しくスタンス等を決めるために使用する、使い勝手のよいスタンス設定補助具を提供。 【解決手段】地面に載置可能な所定の幅と長さをもつ扁平な平面視横長矩形状のターゲット設定器10と、ターゲット設定器10の長手方向略中央部にユニバーサルジョイント20を介して連結されたシャフト30と、を備えたスタンス設定補助具で、スタンス設定補助具1に基づいて決めたスタンス等がスタンス設定補助具1を取り除いても維持されるので、スタンス等をやり直すことなく、適正なスタンス等に基づくショットが可能。スタンスを決めた後に簡単かつスムーズにスタンス設定補助具1を取り除けるので、プレーが遅延しない。シャフト30を折り畳めば、持ち運びでき、キャディバッグにも収容できる。
Description
本発明は、ゴルファーがショットする際に、ショットするゴルフボールと目標とを結ぶ飛球線(以下、ターゲットラインという)に対し、ショットする際の両足の位置(以下、スタンスという)および構え(以下、アドレスという)を正確に決めることができるスタンス設定補助具に係り、特に、練習場での練習よりも実戦(本番のプレー)において有効なスタンス設定補助具に関する。
ゴルフスイングにおいてボールを正確に目標方向に打ち出していくためには、ターゲットラインに対し正対(両足・両膝・両腰・両肩を結ぶ線がターゲットラインに平行となる状態)するようにアドレスすることが基本である。これは世界中のあらゆるゴルフの指導書・解説書にも書かれている基本中の基本であり、日々ゴルファーは、ターゲットラインに正対するようにアドレスして目標に真直ぐボールを飛ばせるように練習するのである。
このように本番のプレーにおいては、目標方向に正しくアドレスすることが先ず重要である。これは例えば建築構造物の設計における水平面の確定の如く最も基本的で最も重要な要素である。
しかしながら自分の体をターゲットラインに平行に構えるということは、体および頭の向きは目標に対して90度開いた方向を向いて立つこと意味している。このため自分の体が目標に対して正しく正対した状態になっているか否かを自分自身で確認することが非常に難しく目標に対してずれた方向を向いていることがままあるのが現状である。アマチュアゴルファーの8割は目標より右方向を向いて構えているともいわれており、プロゴルフ選手でさえ目標に対して常に正しく構えるのは難しいといわれている。
このため本当に目標に正対しているか否か疑心暗鬼でスイングする場合も多く、これらが物理的・精神的にショットの方向性を悪くする要因となっている。
プロのゴルフトーナメントの試合中によく見かける光景であるが、プロ選手のように専用のキャディーを有しているプレーヤーは、アドレス後、ショットに入る直前にキャディーを自分の後方に立たせ体の向きがターゲットラインに平行になっているかどうかをチェックさせているが、これはまさにこの対策のためである。
プロのゴルフトーナメントの試合中によく見かける光景であるが、プロ選手のように専用のキャディーを有しているプレーヤーは、アドレス後、ショットに入る直前にキャディーを自分の後方に立たせ体の向きがターゲットラインに平行になっているかどうかをチェックさせているが、これはまさにこの対策のためである。
下記特許文献1,2等には、ターゲット支持部材である細長い第1の杆体と、該第1の杆体に直交するように接続した細長い第2の杆体とを備えたT字型のスタンス矯正器が開示されており、第1の杆体をターゲットラインに一致させてスタンス矯正器を地面に載置し、第2の杆体を跨いで第1の杆体に正対するようにスタンスおよびアドレス(以下、スタンス等という)を決めて、第1の杆体に沿ったターゲットラインを意識しつつスイングすることで、正しいスイングが身につくというものである。
特開平10-94629号
特開平8-71193号
しかし、前記した従来型のスタンス矯正器は、いずれも練習場での練習用に開発されたもので、矯正器を用いて正しいアドレスで反復練習をして目標に正対したときの状態を体に感覚的に覚えこませることに主眼においたものである。このように、従来型のスタンス矯正器は、元々地面に置いたままの使用を前提とした練習用に開発されたものであるため、実戦での使用となると種々の不具合が生じる。
第1には、この器具を目標に合わせて置いたまま実戦でプレーすることは「故意の目標物の設定」を禁じているゴルフの競技規則に抵触する。このため、目標に合わせて地面に置いたスタンス矯正器は、スタンス等を決めた後、ショットする前に取り除く必要があるが、スタンス矯正器をかがんで取り除く際に、一旦確定したスタンス等が狂ってしまうおそれがある。
第2には、スタンス矯正器を取り除くには、前かがみにかがまねばならない等、面倒な上に、それだけ時間もかかる。
第3には、従来のT字型のスタンス矯正器は、嵩張るため持ち運びに不便で、キャディバッグにも収容できない。
本発明は、前記従来技術も問題点に鑑みなされたもので、その目的は、本番のプレーにおいてプレーヤーが目標方向に正しくスタンス等を決めるために使用する、使い勝手のよいスタンス設定補助具を提供することにある。
本発明は、前記従来技術も問題点に鑑みなされたもので、その目的は、本番のプレーにおいてプレーヤーが目標方向に正しくスタンス等を決めるために使用する、使い勝手のよいスタンス設定補助具を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1に係るスタンス設定補助具においては、地面に載置可能な所定の幅と長さをもつ扁平な平面視横長矩形状のターゲット設定器と、前記ターゲット設定器の長手方向略中央部にユニバーサルジョイントを介して連結されたシャフトと、を備えるように構成した。
なお、スタンス設定補助具のシャフトの長さは、ゴルフクラブの中で最も長いドライバーから最も短いサンドウェッジやパターに至る全てのクラブを使用する際のスタンス等の設定に利用できるように、例えば、サンドウェッジの長さ程度が望ましい。また、ターゲット設定器の長さは、スタンス幅(両足の位置)として一般的に望ましいとされる肩幅程度よりも極端に短いと、正対してスタンス等を決める基準として機能しないし、逆に長過ぎると、スタンス等の設定がし易いものの、ターゲット設定器と平行となるようにスタンス設定補助具のシャフトを折り畳んだとしても、スタンス設定補助具の全長が長すぎる(48インチを超える)とキャディバッグに収容できない。
したがって、ターゲット設定器の長さは、スタンス設定補助具のシャフトの長さにもよるが、体を正対させてスタンス等を決める基準として十分に機能するだろうと考えられる肩幅程度程度の長さが望ましい。また、ターゲット設定器の幅は、大きい方が地面に対する安定性が高まるが、キャディバッグに収容することを考えると、例えば、10cmを超えない程度が望ましい。
(作用)スタンス設定補助具のシャフトは、ターゲット設定器に対し、ユニバーサルジョイントを中心に如何なる方向にも傾動できるので、ボール近くのスタンス側(またはスタンス側と反対側)にターゲットラインと平行で、ボールとユニバーサルジョイントを結ぶ線がターゲットラインとほぼ直交する位置となるように載置されたターゲット設定器に対し、プレーヤーがスタンス設定補助具のシャフトを把持して、ユニバーサルジョイントを中心にスタンス側に廻り込むと、プレーヤーの廻り込む動作に追随するように、把持したスタンス設定補助具のシャフトがユニバーサルジョイントを中心にスムーズに傾動するので、プレーヤーは、ターゲット設定器と正対するようにスタンス等を簡単に決めることができる。
具体的には、一方の手でゴルフクラブを持ち、他方の手でスタンス設定補助具のシャフトを把持して、ユニバーサルジョイントを中心にターゲット設定器と正対する方向(例えば左サイド)に廻り込むと、プレーヤーの廻り込む動作に追随して、把持したスタンス設定補助具のシャフトがユニバーサルジョイントを中心にスムーズに傾動して、プレーヤーはターゲット設定器とほぼ正対する状態となる。ここで、一方の手に持ったゴルフクラブのフェースをターゲットラインと直角に合わせてアドレスの間合いを測って、ターゲット設定器と正対するようにスタンス等を決める。そして、スタンス等を固定したまま、把持しているスタンス設定補助具のシャフトとともにターゲット設定器をスイングの邪魔にならない位置(たとえばプレーヤーの後方)に移動させた後、ゴルフクラブを両手で握り、ターゲットラインに正対している両足に対し、膝,腰、肩も平行に合わせ、ボールとの間合いを微調整してスイングのためのアドレスが完了する。後はショットするだけである。
即ち、スタンス設定補助具を用いてスタンス等を決めた後に、前かがみになることなく、スタンス等を決めたその姿勢のまま、シャフトをもってスタンス矯正器をスイングの邪魔にならない所定位置まで移動させることができ、一旦設定したスタンス等は、そのまま維持される。
また、スタンス設定補助具は、そのシャフトをターゲット設定器と平行となるように折り畳むことで、ゴルフクラブと同じような細長い形態となるので、持ち運が容易で、ゴルフクラブと一緒にキャディバッグに収容することもできる。
請求項2においては、請求項1に記載のスタンス設定補助具において、前記ターゲット設定器の上面に、該ターゲット設定器の長手方向に沿って真っ直ぐに延びる指標線を設けるように構成した。
(作用)ターゲット設定器の上面に設けられた指標線をターゲットラインと平行となるようにターゲット設定器を載置し、この指標線に対し正対するようにスタンス等を決めるので、ターゲットラインと平行となるようにターゲット設定器を載置し、ターゲット設定器と正対するようにスタンス等を決める請求項1の場合に比べて、スタンス等をターゲットラインに対しより適正な位置に決めることができる。特に、ゴルフ場の芝に溶け込むような緑色のターゲット設定器に対し指標線を白色で構成した場合は、スタンス等を決める基準にしたスタンス設定補助具(ターゲット設定器)を取り除いた後も、適正なスタンスを維持できることに加えて、緑の芝とは対照色である白い指標線の残像がターゲットラインに平行に残るので、ターゲットラインに対しよりいっそう適正な位置にアドレスすることができる。
請求項3においては、請求項1または2に記載のスタンス設定補助具において、前記ターゲット設定器の上面に、該ターゲット設定器と平行となるように折り畳んだ前記シャフトを掛止する掛止部を設けるように構成した。
(作用)シャフトを掛止部に掛止することで、シャフトを折り畳んだ状態に保持できる。
本発明に係るスタンス設定補助具によれば、スタンス矯正器を用いて決めた適正なスタンス等がスタンス矯正器を取り除く動作によって狂わない(一旦決めた適正なスタンス等がそのまま維持される)ので、第1には、スタンス等をやり直すことなく、スタンスに対し平行に膝、腰、肩等の向きを合わせて微調整するだけで適正なアドレスが完成し正確なショットを行うことができる。
第2には、前かがみにかがまなくても簡単かつスムーズにしかも短時間でスタンス矯正器を取り除くことができるので、プレーの遅延につながることもない。
第3には、シャフトを折り畳めば、持ち運びがし易く、ゴルフクラブと一緒にキャディバッグに収容することもできるので、取扱い上の不便もない。
このように、本発明に係るスタンス設定補助具は、試合中にプレーヤーの体の向きをチェックするキャディーの役割を果たすものであり、本発明に係るスタンス設定補助具を使用することにより、専用のキャディーを有していない一般のゴルフプレーヤーが本番のコース上においても自分自身で(キャディーに頼ることなく)プロのような正確な方向取りが可能となり、大幅なショットの改善を図ることができる。
請求項2によれば、スタンス等をターゲットラインに対しより適正な位置に決めることができるので、より正確なショットが可能となる。
請求項3によれば、シャフトを折り畳んだ状態に保持できるので、スタンス設定補助具を直接持ち運びするにも、キャディバッグに収容して搬送するにも、いっそう便利である。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
図1~図6は、本発明の第1の実施例であるスタンス設定補助具を示し、図1は、第1の実施例であるスタンス設定補助具の分解斜視図、図2は、シャフトが折り畳まれた状態のスタンス設定補助具を示し、(a)は同スタンス設定補助具の平面図、(b)は同スタンス設定補助具の側面図、(c)は同スタンス設定補助具の背面図である。図3および図4は、シャフトが折り畳まれた状態のスタンス設定補助具の断面図で、図3は、図2(b)に示す線III-IIIに沿う断面図、図4は、図2(b)に示す線IV-IVに沿う断面図である。図5および図6は、本実施例のスタンス設定補助具の使用状態を示す図で、図5(a)はプレーヤーがターゲットラインに沿ってターゲット設定器を載置する様子をスタンス方向側から見た図、図5(b)は同様子を上方から見た図、図6(a)はプレーヤーがターゲット設定器のスタンス方向側に回り込んで、スタンス等を設定する様子を目標側方向から見た図、図6(b)は同様子を上方から見た図である。
これらの図において、スタンス設定補助具1は、地面に載置可能な所定の幅と長さをもつ扁平な平面視横長矩形状のターゲット設定器10と、ターゲット設定器10の長手方向略中央部にユニバーサルジョイント20を介して連結されたシャフト30と、を備えて構成されている。
ターゲット設定器10は、樹脂の成形体で構成され、地面に安定して載置可能な幅と長さ(例えば、肩幅程度の長さ)をもち、その底面側には、剛性強度を確保するためのリブ12が縦横に設けられて、フェアウェイのみならずラフであっても安定した状態に載置できる。
ターゲット設定器10の上面には、ターゲット設定器10の長手方向に沿って帯状の真っ直ぐな指標線14がその表面より僅かに盛り上がる段差部14aによって形成されている。なお、ターゲット設定器10は、ゴルフ場に溶け込むことのできる緑色に構成されるとともに、指標線14は、緑色に対して目立つ白色に構成されている。
ユニバーサルジョイント20は、ターゲット設定器10上面の長手方向略中央部に指標線14(段差部14a)を挟んで対向するように立設された一対の立壁22と、二対のピン24a,24a;24b,24bを直交方向に配置した矩形筒型のジョイント部23と、シャフト30の一端部が螺着一体化されている二股状ブラケット26で構成されている。立壁22,ブラケット26には、ピン24a,24bがそれぞれ係合する係合孔25,27が設けられている。
ジョイント部23は、ピン24a,24bが係合孔25,27にそれぞれ係合するように、立壁22とブラケット26間に連結されて、ブラケット26は、ピン24b,24b(係合孔27,27)を通るX軸周りに回動でき、連結されたブラケット26及びジョイント部23は、ピン24a,24a(係合孔25,25)を通るY軸周りに回動できる。このため、シャフト30は、ターゲット設定器10に対し、ユニバーサルジョイント20を中心として360度の如何なる方向にも自由に傾動できる。
また、ターゲット設定器10の長手方向一端部寄りの上面には、シャフト30を掛止するための一対の舌片状の掛止部16,16が指標線14(段差部14a)を挟んで対向するように立設され、掛止部16,16間には、掛止部16,16成形の際にアンダーカット部となる領域を成形するための金型配設用の開口部17が設けられている。
ターゲット設定器10,ジョイント部23,ブラケット26およびシャフト30は、いずれも合成樹脂の成形体で構成されており、立壁22やブラケット26の弾性(可撓性)を利用することで、立壁22,ジョイント部23,ブラケット26を簡単に一体化できるとともに、軽量で持ち運びも簡単である。
特に、図2~図4に示すように、スタンス設定補助具は、シャフト30を掛止部16,16に掛止させた(折り畳んだ)形態にして、持ち運んだり、キャディバッグの中にクラブと一緒に収容することができる。
なお、スタンス設定補助具1のシャフト30の長さは、ゴルフクラブの中で最も長いドライバーから最も短いサンドウェッジやパターに至る全てのクラブを使用する際のスタンス等の設定に利用できるように、例えば、サンドウェッジの長さ程度が望ましい。
また、ターゲット設定器10の長さは、スタンス幅(両足の位置)として一般的に望ましいとされる肩幅程度よりも極端に短いと、正対してスタンス等を決める基準として機能しないし、逆に長過ぎると、スタンス等の設定がし易いものの、ターゲット設定器10と平行となるようにシャフト30を折り畳んだとしても、スタンス設定補助具1の全長が長すぎる(48インチを超える)とキャディバッグに収容できない。したがって、ターゲット設定器10の長さは、シャフト30の長さにもよるが、体を正対させてスタンス等を決める基準として十分に機能するだろうと考えられる肩幅程度程度の長さが望ましい。また、ターゲット設定器10の幅は、大きい方が地面に対する安定性が高まるが、キャディバッグに収容することを考えると、例えば、10cmを超えない程度が望ましい。
次に、本実施例のスタンス設定補助具1を使用してスタンス等を決める様子を、図5および図6を参照して説明する。
まず、図5(b)に示すように、ボール近くのスタンス方向側(またはスタンス方向側と反対側、図ではスタンス方向側)に、ボールの後方から見て指標線14がターゲットラインLと平行となって、ボールとユニバーサルジョイント20を結ぶ線L1がターゲットラインLとほぼ直交する位置となるようにターゲット設定器10(スタンス設定補助具1)を載置する。例えば、左手でゴルフクラブをもち、右手でスタンス設定補助具1のシャフト30をもって、図5(a),(b)に示すように、ボールの後方から、指標線14がターゲットラインLと平行となるように、スタンス設定補助具1(ターゲット設定器10)をセットする。
次に、図5(a)矢印に示すように、プレーヤーは、ゴルフクラブをもったまま、ボールの後方からシャフト30を把持してユニバーサルジョイント20を中心にターゲット設定器10と正対する方向(左サイド)に廻り込む。すると、図6(a),(b)に示すように、プレーヤーは、ターゲット設定器10に対し概略正対する状態となる。ここで、左手で持ったクラブのフェースをターゲットラインLに直角に合わせてアドレスの間合いを測るとともに、ターゲット設定器10の指標線14と正対するようにスタンス(両足の位置)を決める。そして、スタンスを固定したまま、右手に掴んでいるシャフト30とともにターゲット設定器10をスイングの邪魔にならない位置(たとえばプレーヤーの後方)に移動させた後、クラブを両手で握り、ターゲットラインLに正対しているスタンスに対し、膝,腰、肩も平行に合わせ、ボールとの間合いを微調整してアドレスが完了する。後はショットするだけである。
図7および図8は、本発明の第2の実施例であるスタンス設定補助具を示し、図7は第2の実施例であるスタンス設定補助具の分解斜視図、図8は同スタンス設定補助具の要部を拡大して示す分解斜視図である。
前記した第1の実施例では、ユニバーサルジョイント20が、ターゲット設定器10上面の指標線14を挟んで対向する一対の立壁22と、二対のピン24a,24a;24b,24bを直交配置(正確には、同一平面上で直交するのではなく、二対のピンを互いにねじれの関係に離間して直交配置)した矩形筒型のジョイント部23と、シャフト30が螺着されている二股状ブラケット26で構成されていたが、この第2の実施例では、ユニバーサルジョイント20Aがターゲット設定器10A上面の長手方向中央部に指標線14に直角に設けられた一対の立壁22Aと、二対のピン24a,24a;24b,24bを同一平面上で直交配置しその周縁を球状に面取りしたサイコロ型のジョイント部23Aと、シャフト30Aが螺着されている二股状ブラケット26Aで構成されている。
ジョイント部23Aは、ピン24a,24bをブラケット26A,立壁22Aに設けた係合孔27,25にそれぞれ係合させて、立壁22Aとブラケット26A間に連結されており、ブラケット26Aは、ピン24a,24a(係合孔27,27)を通るY軸周りに回動でき、ブラケット26A及びジョイント部23Aは、ピン24b,24b(係合孔25,25)を通るX軸周りに回動できる。このため、シャフト30Aは、ターゲット設定器10Aに対し、ユニバーサルジョイント20Aを中心として360度の如何なる方向にも自由に傾動できる。
また、この第2の実施例では、ターゲット設定器10A底面側の四隅に、ゴルフシューズに使用されると同様のソフトスパイク18が螺着されており、フェアウェイやラフにおいても、このスパイク18が地面をグリップするので、ターゲット設定器10Aは載置された所定位置に確実に保持されるように構成されている。
また、シャフト30Aは、一端部がブラケット26Aに一体化されたシャフト本体32と、シャフト本体32の他端部に螺合により一体化されたグリップ部分34で構成されており、必要に応じてグリップ部分34をシャフト本体32から取り外すことができるように構成されている。
このため、シャフト30Aを折り畳んだ状態にしても、スタンス設定補助具1Aの全長が長すぎて(例えば、48インチを超えて)キャディバッグに収容できない場合は、グリップ部分34をシャフト本体32から取り外して、スタンス設定補助具1Aの全長を短くした上で、キャディバッグに収容することができる。なお、取り外したグリップ部分34は、キャディバッグのサイドポケット等に収容すれば、紛失することもない。
1,1A スタンス設定補助具
10,10A ターゲット設定器
14 指標線
16 掛止部
20,20A ユニバーサルジョイント
30,30A シャフト
10,10A ターゲット設定器
14 指標線
16 掛止部
20,20A ユニバーサルジョイント
30,30A シャフト
Claims (3)
- 地面に載置可能な所定の幅と長さをもつ扁平な平面視横長矩形状のターゲット設定器と、前記ターゲット設定器の長手方向略中央部にユニバーサルジョイントを介して連結されたシャフトと、を備えたことを特徴とするスタンス設定補助具。
- 前記ターゲット設定器の上面には、該ターゲット設定器の長手方向に沿って真っ直ぐに延びる指標線が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のスタンス設定補助具。
- 前記ターゲット設定器の上面には、該ターゲット設定器と平行となるように折り畳んだ前記シャフトを掛止する掛止部が設けられことを特徴とする請求項1または2に記載のスタンス設定補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2008/069423 WO2010049982A1 (ja) | 2008-10-27 | 2008-10-27 | スタンス設定補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2008/069423 WO2010049982A1 (ja) | 2008-10-27 | 2008-10-27 | スタンス設定補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO2010049982A1 true WO2010049982A1 (ja) | 2010-05-06 |
Family
ID=42128361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2008/069423 WO2010049982A1 (ja) | 2008-10-27 | 2008-10-27 | スタンス設定補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
WO (1) | WO2010049982A1 (ja) |
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2008
- 2008-10-27 WO PCT/JP2008/069423 patent/WO2010049982A1/ja active Application Filing
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