WO2007043437A1

WO2007043437A1 - 経路案内装置、経路案内方法、経路案内プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number: WO2007043437A1
Application number: PCT/JP2006/319973
Authority: WO
Inventors: Munetaka Kojima; Osamu Ueno; Tetsuya Natori
Original assignee: Pioneer Corporation
Priority date: 2005-10-14
Filing date: 2006-10-05
Publication date: 2007-04-19

Abstract

　移動体情報受信部（１０１）は、複数の移動体の現在位置を含む移動体情報を受信し、利用要求受信部（１０２）は、利用者の使用言語を含む利用者情報とともに、移動体の利用に関する利用要求を受信する。移動体選択部（１０３）は、複数の移動体の中から、利用要求をした利用者に適した一の移動体を選択する。目的地点設定情報受信部（１０４）は、一の移動体から、利用者の目的地点の設定情報を受信し、案内情報生成部（１０５）は、目的地点までの経路の案内に関する案内情報を生成する。そして、案内情報変換部（１０６）は、利用者情報に基づいて、生成された案内情報を、利用者に適した使用言語に変換し、変換された案内情報は、送信部（１０７）によって一の移動体に送信される。

Description

明細書

経路案内装置、経路案内方法、経路案内プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体

技術分野

[0001] この発明は、移動体における目的地点までの経路を案内する経路案内装置、経路案内方法、経路案内プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体に関する。ただし、この発明は、上述した経路案内装置、経路案内方法、経路案内プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体には限られない。

背景技術

[0002] 従来、通信型のナビゲーシヨンシステムでは、車両などの移動体に搭載されるナビゲーシヨン装置から送信される車両の位置情報と目的地点情報を情報センターが受信して、情報センターの経路探索装置で目的地点までの誘導経路を探索する。そして、情報センターは、経路探索装置で探索した誘導経路に関する情報を車両のナビゲーシヨン装置へ送信し、車両のナビゲーシヨン装置は、受信した誘導経路に関する情報に基づ、て車両の経路案内をおこなって、る。

[0003] 近年の通信型ナビゲーシヨンシステムでは、車両のナビゲーシヨン装置力情報センターへ目的地点となる施設について、ジャンルを指定して検索要求を送信し、情報センターで検索要求に応じた施設を検索する場合に、利用頻度の大きい施設順に検索結果を取得する提案がされている (たとえば、下記特許文献 1参照。 ) o

[0004] 特許文献 1 :特開 2003— 50135号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0005] し力しながら、上記従来技術によれば、車両の利用者の使用言語は考慮されておらず、特に欧米など使用言語の異なる民族の移動が頻繁な地域においては、情報センタ一力車両のナビゲーシヨン装置に送信される誘導経路情報による経路案内が

、利用者の使用言語による案内でないため、利用者は、経路案内を理解するのに十分な注意と時間を要し、安全運転上好ましくないという問題が一例として挙げられる。また、車両の利用者の使用言語は考慮されていないため、特に不特定多数が利用するレンタカーサービスなどにおいては、使用言語の異なる利用者それぞれに理解が容易な案内ができないという問題が一例として挙げられる。

課題を解決するための手段

[0006] 上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項 1の発明にかかる経路案内装置は、複数の移動体の現在位置を含む移動体情報を受信する移動体情報受信手段と、利用者の使用言語を含む利用者情報とともに、移動体の利用に関する利用要求を受信する利用要求受信手段と、前記移動体情報受信手段によって受信された複数の前記移動体の中から、前記利用要求受信手段によって受信された利用要求をした前記利用者に適した一の移動体を選択する選択手段と、前記選択手段によつて選択された一の移動体から、前記利用者の目的地点の設定情報を受信する目的地点設定情報受信手段と、前記目的地点設定情報受信手段によって受信された目的地点までの経路の案内に関する案内情報を生成する案内情報生成手段と、前記利用要求受信手段によって受信された利用者情報に基づいて、前記案内情報生成手段によって生成された案内情報を、前記利用者に適した使用言語に変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された案内情報を前記選択手段によって選択された一の移動体に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。

[0007] また、請求項 7の発明にかかる経路案内方法は、複数の移動体の現在位置を含む移動体情報を受信する移動体情報受信工程と、利用者の使用言語を含む利用者情報とともに、移動体の利用に関する利用要求を受信する利用要求受信工程と、前記移動体情報受信工程によって受信された複数の前記移動体の中から、前記利用要求受信工程によって受信された利用要求をした前記利用者に適した一の移動体を選択する選択工程と、前記選択工程によって選択された一の移動体から、前記利用者の目的地点の設定情報を受信する目的地点設定情報受信工程と、前記目的地点設定情報受信工程によって受信された目的地点までの経路の案内に関する案内情報を生成する案内情報生成工程と、前記利用要求受信工程によって受信された利用者情報に基づいて、前記案内情報生成工程によって生成された案内情報を、前記利用者に適した使用言語に変換する変換工程と、前記変換工程によって変換された案内情報を前記選択工程によって選択された一の移動体に送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。

[0008] また、請求項 8の発明にかかる経路案内プログラムは、請求項 7に記載の経路案内方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。

[0009] また、請求項 9の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項

8に記載の経路案内プログラムを記録したことを特徴とする。

図面の簡単な説明

[0010] [図 1]図 1は、本実施の形態に力かる経路案内装置の機能的構成の一例を示すプロック図である。

[図 2]図 2は、本実施の形態に力かる経路案内装置の処理の内容を示すフローチヤートである。

[図 3]図 3は、本実施例に力かるサーバーのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。

[図 4]図 4は、本実施例に力かる車両のナビゲーシヨン装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。

[図 5]図 5は、本実施例にカゝかる変換テーブルの一例を示す説明図である。

[図 6]図 6は、本実施例にかかるサーバーの処理の内容を示すフローチャートである符号の説明

[0011] 100 経路案内装置

101 移動体情報受信部

102 利用要求受信部

103 移動体選択部

104 目的地点設定情報受信部

105 案内情報生成部

106 案内情報変換部

107 送信部

108 利用時刻取得部 109 課金部

110 道路慣習情報取得部

発明を実施するための最良の形態

[0012] 以下に添付図面を参照して、この発明にかかる経路案内装置、経路案内方法、経路案内プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。

[0013] (実施の形態）

(経路案内装置の機能的構成）

図 1を用いて、本実施の形態に力かる経路案内装置の機能的構成について説明する。図 1は、本実施の形態に力かる経路案内装置の機能的構成の一例を示すプロック図である。

[0014] 図 1において、経路案内装置 100は、移動体情報受信部 101と、利用要求受信部 102と、移動体選択部 103と、目的地点設定情報受信部 104と、案内情報生成部 10 5と、案内情報変換部 106と、送信部 107と、利用時刻取得部 108と、課金部 109と、道路慣習情報取得部 110と、を含み構成されている。

[0015] 移動体情報受信部 101は、移動体から移動体情報を受信する。移動体情報は、複数の移動体に対する情報であってもよぐたとえば、移動体の現在位置を含む情報である。また、利用要求受信部 102は、利用者から、利用者の利用者情報とともに移動体の利用に関する利用要求を受信する。利用要求は、たとえば、利用者が移動体の利用を所望する場合におこなう構成でもよぐ利用者情報は、利用者の使用する使用言語や利用者の現在位置や移動体の利用に関する用途などを含む情報である。また、利用者の使用言語は、たとえば、利用者の母国語や、利用者が容易に理解できる言語であってもよ、。

[0016] 移動体選択部 103は、移動体情報受信部 101によって移動体情報を受信した移動体の中から、利用要求受信部 102によって受信された利用要求をおこなった利用者に適した一の移動体を選択する。一の移動体の選択は、たとえば、利用要求をおこなった利用者に最寄りの移動体を選択してもよぐ移動体について利用者特有の要求を考慮して選択する構成でもよい。なお、移動体選択部 103は、利用要求に応じて一の移動体を選択するとともに、選択された一の移動体に関する情報を、利用者に対して通知する構成としてもょ、。

[0017] 目的地点設定情報受信部 104は、移動体選択部 103によって選択された一の移動体から、利用者の目的地点の設定情報を受信する。目的地点の設定は、たとえば、選択された一の移動体を利用する利用者が、図示しない移動体の具備する操作部など力もおこなってもよい。また、利用者は、一の移動体の操作部を操作して目的地点の設定をおこなう代わりに、前述の利用要求とともに目的地点設定情報を送信する構成としてもよい。その場合、目的地点設定情報受信部 104は、利用者から目的地点の設定情報を受信する。

[0018] 案内情報生成部 105は、移動体情報受信部 101によって受信された移動体の現在位置から、目的地点設定情報受信部 104によって受信された目的地点までの経路の案内に関する案内情報を生成する。案内情報の生成は、たとえば、移動体の現在位置と、目的地点と、図示しない記録媒体などに記録された地図情報と、に基づいておこなう。また、案内情報は、たとえば、目的地点までの経路上で案内をおこなう情報で、誘導経路や注意を喚起する案内地点などに関する情報でもよい。また、後述する道路慣習情報取得部 110によって取得される道路慣習情報を含む情報でもよぐ音声出力や文字表示などをおこなう情報である。

[0019] 案内情報変換部 106は、利用要求受信部 102によって受信された利用者情報に基づいて、案内情報生成部 105によって生成された案内情報を、利用者の使用言語に変換する。使用言語への変換は、たとえば、あらかじめ登録された複数の言語に対応した案内情報の中から、利用者の使用言語に対応した案内情報を選択する構成としてもよい。

[0020] 送信部 107は、案内情報変換部 106によって、利用者の使用言語に変換された案内情報を、移動体に送信する。また、送信部 107は、利用要求受信部 102によって受信された利用者情報と、目的地点設定情報受信部 104によって受信された目的地点の設定情報と、に基づいて、目的地点となる施設に、利用者が到達する旨を含む利用者情報を送信する。利用者が到達する旨を含む利用者情報を送信するのは、利用者の必要に応じておこなう構成でもよぐたとえば、病院や警察署などの緊急機関を目的地点とする場合に、緊急機関に対して利用者情報を送信する構成としてもよい。また、送信部 107は、後述する利用時刻取得部 108によって取得される移動体の利用開始時刻と利用終了時刻に基づいて、移動体の停止措置の解除と停止措置を施す制御信号を移動体に送信する。移動体の停止措置は、たとえば、利用者が移動体を利用する際に、移動体の動作を制限する措置で、停止措置が解除されて V、な、移動体は、利用者は利用することができな!、構成としてもょ、。

[0021] 利用時刻取得部 108は、移動体選択部 103によって選択された一の移動体を利用する利用者の利用開始時刻および利用終了時刻を取得する。利用開始時刻および利用終了時刻の取得は、たとえば、移動体選択部 103によって選択された一の移動体を利用する利用者から通知を受ける構成でもよぐ移動体の移動に基づいて、移動開始した時刻を利用開始時刻とし、所定の時間移動が継続されなくなった時刻を利用終了時刻とする構成でもよい。また、課金部 109は、利用時刻取得部 108によつて取得された利用者の利用開始時刻および利用終了時刻に基づく利用時間に対応した、移動体の利用料金の課金処理をおこなう。

[0022] 道路慣習情報取得部 110は、移動体情報受信部 101によって受信された移動体情報に基づ、て、移動体の現在位置を含む地域における道路慣習情報を取得する。道路慣習情報は、たとえば、地域ごとに特有の規則などでもよぐ交差点の右左折の手順や信号機の動作に関する情報などでもよい。

[0023] (経路案内装置の処理の内容）

つぎに、図 2を用いて、本実施の形態に力かる経路案内装置 100の処理の内容について説明する。図 2は、本実施の形態に力かる経路案内装置の処理の内容を示すフローチャートである。図 2のフローチャートにおいて、まず、経路案内装置 100は、移動体情報受信部 101が移動体力も移動体情報を受信した力否かを判断する (ステップ S201)。移動体情報は、たとえば、複数の移動体に対する情報であってもよぐ移動体の現在位置を含む情報である。

[0024] ステップ S201にお、て、移動体情報を受信するのを待って、受信した場合 (ステツプ S201 :Yes)は、つづいて、経路案内装置 100は、利用要求受信部 102が利用要求を受信したか否かを判断する (ステップ S 202)。利用要求は、たとえば、移動体の利用に関する要求であり、利用者から利用者情報とともに受信する。ここで、利用要求を受信するのを待って、利用要求を受信した場合 (ステップ S 202 : Yes)は、移動体選択部 103は、ステップ S 201において移動体情報を受信した移動体の中から、ステツプ S202にお、て利用要求をおこなった利用者に適した一の移動体を選択する（ステップ S203)。

[0025] つづ、て、目的地点設定情報受信部 104は、ステップ S203にお、て選択された一の移動体から、利用者の目的地点の設定情報を受信する (ステップ S204)。目的地点の設定は、たとえば、選択された一の移動体を利用する利用者が、図示しない移動体の具備する操作部など力もおこなってもよい。また、利用者は、一の移動体の操作部を操作して目的地点の設定をおこなう代わりに、前述の利用要求とともに目的地点設定情報を送信する構成としてもよい。その場合、目的地点設定情報受信部 1 04は、利用者から目的地点の設定情報を受信する。

[0026] つぎに、案内情報生成部 105は、ステップ S201において受信された移動体情報と、ステップ S204において受信された目的地点の設定情報と、に基づいて、移動体の現在位置から目的地点までの経路の案内に関する案内情報を生成する (ステップ S 205)。案内情報の生成は、たとえば、移動体の現在位置と、目的地点と、図示しない記録媒体などに記録された地図情報と、に基づいておこなう。また、案内情報は、たとえば、目的地点までの経路上で案内をおこなう情報で、誘導経路や注意を喚起する案内地点などに関する情報でもよい。また、道路慣習情報取得部 110によって取得される道路慣習情報を含む情報でもよぐ音声出力や文字表示などをおこなう情報である。

[0027] つづいて、案内情報変換部 106は、ステップ S202において受信された利用者情報に基づいて、ステップ S205において生成された案内情報を、利用者の使用言語に変換する (ステップ S206)。使用言語への変換は、たとえば、あら力じめ登録された複数の言語に対応した案内情報の中から、利用者の使用言語に対応した案内情報を選択する構成としてもょヽ。

[0028] そして、送信部 107は、移動体に対して、ステップ S206において利用者の使用言語に変換された案内情報を送信し (ステップ S207)、一連の処理を終了する。なお、送信部 107は、ステップ S202において受信された利用者情報と、ステップ S201において受信された移動体情報と、に基づいて、目的地点となる施設に、利用者が到達する旨を含む利用者情報を送信する。利用者が到達する旨を含む利用者情報を送信するのは、利用者の必要に応じておこなう構成でもよぐたとえば、病院や警察署などの緊急機関を目的地点とする場合に、緊急機関に対して利用者情報を送信する構成としてちよい。

[0029] また、送信部 107は、利用時刻取得部 108によって取得される移動体の利用開始時刻と利用終了時刻に基づいて、移動体の停止措置の解除と停止措置を施す制御信号を移動体に送信してもよ!ヽ。移動体の停止措置の解除と停止措置を施す制御信号によって、利用者による移動体の利用と経路案内をおこなう。また、経路案内装置 100は、ステップ S207における案内情報の送信とともに、課金部 109がおこなう、利用時刻取得部 108によって取得される移動体の利用開始時刻と利用終了時刻に基づく利用時間に対応した、移動体の利用料金の課金処理の結果を送信してもよ、

[0030] 以上説明したように、本実施の形態によれば、使用言語の異なる利用者が利用する複数の移動体についても、利用者に適した移動体を選択して、利用者の使用言語に基づいた経路案内情報を送信する。したがって、利用者は、適切な移動体を利用して、不慣れな言語ではなぐ自己の使用言語に基づいた案内情報を使用できるため、安全運転を図ることができる。

実施例

[0031] 以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、車両（四輪車、二輪車を含む)などの移動体と通信をおこなうセンターにおける、サーバーによつて本発明の経路案内装置を実施した場合の一例について説明する。

[0032] (サーバーのハードウェア構成）

図 3を用いて、本実施例に力かるサーバーのハードウェア構成について説明する。図 3は、本実施例に力かるサーバーのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。

[0033] 図 3において、サーバー 300は、車両などと通信をおこなうセンターに設置されており、 CPU (セントラルプロセッシングユニット） 301と、 ROM (リードオンリーメモリ） 302 と、 RAM (ランダムアクセスメモリ） 303と、不揮発 RAM304と、 FDD (フレキシィブルディスクドライブ） 305と、 FD (フレキシィブルディスク） 306と、 HDD (ハードディスクドライブ） 307と、 HD (ノヽードディスク） 308と、ディスプレイ 309と、通信 I/F (インターフェース） 310と操作 IZF311と、力 Sバス 320によって接続され、構成されている。

[0034] CPU301は、装置全体を制御する。 ROM302には、基本入出力プログラムが記憶されている。 RAM303は、 CPU301のワークエリアとして使用される。不揮発 RAM3 04は、電源を切ってもデータを保持しておくことが可能である。

[0035] FDD305は、 CPU301の制御にしたがって FD306に対するデータのリード Zライトの制御をおこなう。 FD306は着脱自在になっており、 FDD305の制御にしたがつて書き込まれたデータを記憶する。

[0036] また、 HDD307は、 CPU301の制御にしたがって HD308に対するデータのリード Zライトの制御をおこなう。 HD308は HDD307の制御にしたがって、書き込まれたデータを記憶する。

[0037] FD306や HD308に記録されるデータは、たとえば、地図情報や案内情報や図 5 に後述する、各種言語と案内情報を関連づけた変換テーブルなどである。地図情報は、たとえば、車両の位置情報に対応した道路慣習情報を含むものであってもよい。また、本図では、記録媒体として FD306および HD308を用いて説明している力 D VD (Digital Versatile Disk)や CD (Compact Disk)などでもよい。なお、本実施例では、地図情報などを FD306および HD308などの記録媒体に記録するようにしたが、サーバー 300外部力も取得する構成としてもよい。その場合、サーバー 300 は、たとえば、後述する通信 IZF310を通じて、ネットワークを介して地図情報を取得する。取得された地図情報は、 RAM303などに記録される。

[0038] ディスプレイ 309は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データの表示をおこなう。

[0039] 通信 IZF310は、 FM (Frequency Modulation)多重チューナー、無線通信機器およびその他の通信機器を介して、他の通信機器との通信をおこなう。また、図示しない通信ケーブルを介して、インターネットなどのネットワーク、外部 PC (パーソナル 'コンピュータ)などとも通信をおこなう構成としてもよい。より具体的には、車両と各種情報の送受信をおこなったり、外部 PCなど力各種情報を取得する構成である。車両から受信する各種情報は、たとえば、車両の利用要求や、車両の位置情報や、利用者の使用言語情報や、目的地点の設定情報や、車両の利用開始および終了についての連絡などである。また、車両に送信する各種情報は、たとえば、経路案内情報や、道路慣習情報や、車両のロック解除およびロック設定の制御信号などである。また、外部 PCなど力も取得する各種情報は、たとえば、渋滞や交通規制などの道路交通情報などである。

[0040] 操作 IZF311は、図示しないキーボードやマウスを介して、各種情報の入力や、各種操作を受け付ける。

[0041] なお、実施の形態に力かる経路案内装置 100の機能的構成である移動体情報受信部 101、利用要求受信部 102、目的地点設定情報受信部 104、利用時刻取得部 108および送信部 107は通信 IZF310によって、移動体選択部 103、案内情報生成部 105、案内情報変換部 106および課金部 109は CPU301や ROM302や RA M303ゃ不揮発 RAM304によって、道路慣習情報取得部 110は FDD305や HDD 307や通信 IZF310によって、それぞれその機能を実現する。

[0042] つぎに、図 4を用いて、本実施例に力かる車両におけるナビゲーシヨン装置のハードウエア構成について説明する。図 4は、本実施例に力かる車両のナビゲーシヨン装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、本実施例にかかるナビゲーシヨン装置は、図 3とほぼ同様のハードウェア構成によって実現できるため、一部を抽出して説明する。

[0043] 図 4において、ナビゲーシヨン装置 400は、 GSM (Global System for Mobile communication)通信部 401と、 GPS (Global Positioning System)部 402と、車載機器 403と、ロック制御部 406と、を含み構成されている。また、車載機器 403 は、表示部 404と、音声出力部 405と、を含み構成されている。

[0044] GSM通信部 401は、ナビゲーシヨン装置 400に対して着脱可能としてもよぐ GPS 部 402および車載機器 403と、各種情報の入出力をおこなう。各種情報の入出力は、有線や無線による通信でおこなう構成であり、たとえば、 GPS部 402からは、 GPS 部 402で取得した車両の現在位置を含む位置情報の入力を受け付ける。また、 GS M通信部 401は、図示しない操作部や音声入力部などから車両の利用要求や車両の利用に関する連絡や利用者の使用言語や目的地点の設定情報などの入力を受け付ける。

[0045] また、 GSM通信部 401は、通信 IZF310を介して、サーバー 300と各種情報の送受信をおこなう。各種情報の送受信は、無線で通信をおこなってもよぐたとえば、サ一バー 300から案内情報を受信して、車載機器 403へ出力する。また、 GSM通信部 401は、サーバー 300から車両のロック制御に関する信号を受信して、ロック制御部 406へ出力する。また、 GPS部 402から入力された車両の現在位置を含む位置情報や、図示しな!、操作部や音声入力部などから入力された車両の利用要求や車両の利用に関する連絡や利用者の使用言語や目的地点の設定情報などをサーバー 30 0へ送信する。

[0046] GPS部 402は、 GPS衛星からの電波を受信し、 GPS衛星との幾何学的位置を求めることで、車両の位置情報を算出する。 GPS部 402は、たとえば、 GPS衛星からの電波を受信するためのアンテナ、受信した電波を復調するチューナーおよび復調した情報に基づいて現在位置を算出する演算回路などによって構成することができる

[0047] 車載機器 403は、 GSM通信部 401から入力された各種情報を出力する。車載機器 403は、たとえば、 GSM通信部 401と無線通信で通信をおこなう BluetootM登録商標)対応機器でもよぐ表示部 404や音声出力部 405によって案内情報を出力する。

[0048] ロック制御部 406は、 GSM通信部 401から入力された車両のロック制御に関する信号に基づいて、車両のロック設定およびロック解除をおこなう。車両のロック制御は、たとえば、車両のドアの施解錠や、エンジンの ONZOFFを制御するものでもよぐ利用者に対して車両の利用を許可する時点で解除し、車両の利用が終了したら設定してちよい。

[0049] つぎに、図 5を用いて、 FD306や HD308などの記録媒体に記録された各種言語と案内情報を関連づけた変換テーブルについて説明する。図 5は、本実施例にかかる変換テーブルの一例を示す説明図である。

[0050] 図 5において、変換テーブル 500は、案内情報 501と、言語 502が関連づけられて構成されている。ここで、案内情報 501は、車両の位置情報と目的地点の設定情報に基づいて、経路の案内をおこなう情報で、誘導経路や注意を喚起する案内地点などに関する情報でもよい。また、道路慣習情報を含む情報でもよぐ音声出力や文字表示などをおこなう情報である。より具体的には、次の交差点で右折を促す情報や、付近の踏切で注意を促す情報や目的地点に到達したことを報知する情報などである

[0051] 言語 502は、日本語や英語などの複数言語が設定されており、それぞれ案内情報 501が関連づけられている。より具体的に、本実施例における変換テーブル 500では、次の交差点で右折を促す情報について、日本語で関連づけられた案内情報 50 1は、「この先の交差点を右折です」となるのに対し、次の交差点で右折を促す情報について、英語で関連づけられた案内情報 501は、「Turn right at next cross ing」となる。また、付近の踏切で注意を促す情報について、日本語で関連づけられた案内情報 501は、「この先踏切があります」となるのに対し、付近の踏切で注意を促す情報について、英語で関連づけられた案内情報 501は、「Next railroad cross ing」となる。同様に、目的地点に到達したことを報知する情報について、日本語で関連づけられた案内情報 501は、「目的地点周辺です」となるのに対し、目的地点に到達したことを報知する情報について、英語で関連づけられた案内情報 501は、「We will soon arrive at DestinationJとなる。

[0052] (サーバーの処理の内容）

つぎに、図 6を用いて、本実施例に力かるサーバー 300の処理の内容について説明する。図 6は、本実施例にかかるサーバーの処理の内容を示すフローチャートである。なお、本実施例は、レンタカーサービスを複数の利用者に提供するサービスセンターにおいてサーバー 300を利用する場合について説明する。図 6のフローチャートにおいて、まず、サーバー 300は、通信 IZF310を介して、車両の位置情報を取得する（ステップ S601)。車両の位置情報は、移動中の車両や停車中の車両などの複数の車両に対する情報であってもよ、。 [0053] つづいて、サーバー 300は、通信 IZF310を介して、レンタカーサービスの利用要求を受け付けた力否かを判断する (ステップ S602)。レンタカーサービスの利用要求は、利用者カゝら受け付ける構成でもよぐ利用者は、レンタカーサービスの提供を受けたい場合にサーバー 300に連絡する構成としてもよい。また、利用要求の連絡は、たとえば、利用者情報とともに連絡する構成でもよぐ利用者情報は、利用者の使用する使用言語や利用者の現在位置や車両の利用に関する用途などを含む情報である。より具体的には、利用者は、利用者がレンタル車両を借りたい場合に、利用者の現在いる場所や、レンタル車両の車種に関する希望や、レンタカーサービスの提供で使用する利用者の使用言語をサーバー 300に連絡する。ここで、利用者の使用言語は、たとえば、利用者の母国語や、利用者が容易に理解できる言語であってもよい

[0054] そして、サーバー 300は、通信 IZF310を介してレンタカーサービスの利用要求を受け付けるのを待って、受け付けた場合 (ステップ S602: Yes)は、ステップ S601で取得した車両の位置情報に基づ、て、ステップ S602にお、て利用要求をした利用者に適したレンタル車両を選択する（ステップ S603)。利用要求に適したレンタル車両は、たとえば、停車中の車両と利用者との距離や、利用者の希望車種などを考慮しておこなってもよ!/、。

[0055] つぎに、サーバー 300は、通信 IZF310を介して、禾 IJ用者にステップ S603において選択されたレンタル車両に関するレンタル車両情報を送信する (ステップ S604)。レンタル車両情報は、たとえば、ステップ S603において選択されたレンタル車両の位置や特徴に関する情報で、利用者は、レンタル車両情報に基づいて、レンタカーサービスの提供を受けることのできる車両を利用することができる。

[0056] そして、サーバー 300は、通信 IZF310を介して、利用者からレンタカーサービス利用開始連絡を受け付ける (ステップ S605)。レンタカーサービス利用開始連絡は、たとえば、利用者がステップ S603において選択されたレンタル車両に到達して、利用を開始する直前に利用者力も受け付ける構成でもよい。

[0057] ステップ S605にお、て、レンタカーサービス利用開始連絡を受け付けると、つづ!/ヽて、サーバー 300は、通信 I/F310を介してレンタル車両のロック解除をおこなう（ステツプ S606)。レンタル車両のロック解除は、たとえば、利用者が利用するレンタル車両のドアのロック解除をおこなう信号を GSM通信部 401に送信する構成でもよ、。

[0058] つづいて、サーバー 300は、通信 IZF310を介して、 GSM通信部 401から目的地点の設定情報を受け付けたか否かを判断する (ステップ S607)。目的地点の設定情報は、たとえば、利用者力 GSM通信部 401に対しておこなう構成としてもよぐ利用者がレンタカーサービスを利用して、経路案内が必要な場合におこなってもよい。

[0059] ステップ S607にお、て、目的地点の設定情報を受け付けた場合 (ステップ S607： Yes)は、サーバー 300は、ステップ S601において取得した車両の位置情報と、ステップ S607において受け付けた目的地点の設定情報と、に基づいて、目的地点までの経路案内情報を生成する (ステップ S608)。経路案内情報は、たとえば、目的地点までの経路上で案内をおこなう情報で、誘導経路や注意を喚起する案内地点などに関する情報でもよい。また、ステップ S607において、目的地点の設定情報を受け付けない場合 (ステップ S607 : No)は、ステップ S611へ移行して以降の処理をおこなう。

[0060] そして、サーバー 300は、ステップ S602において取得した利用者の使用言語に基づいて、ステップ S608において生成された経路案内情報を利用者の使用言語に変換する (ステップ S609)。経路案内情報の変換は、たとえば、前述の変換テーブル 5 00を用いておこなってもよぐ目的地点までに必要な案内情報 501を、利用者の使用言語に適した言語 502に変換する。

[0061] そして、サーバー 300は、通信 IZF310を介してステップ S609において利用者の使用言語に変換された経路案内情報を送信する (ステップ S610)。そして、サーバ一 300は、通信 IZF310を介して、利用者力もレンタカーサービス利用終了連絡を受け付ける (ステップ S611)。レンタカーサービス利用終了連絡は、たとえば、利用者がステップ S603において選択されたレンタル車両の利用を終了した直後に利用者力も受け付ける構成でもよ、。

[0062] ステップ S611において、レンタカーサービス利用終了連絡を受け付けると、つづいて、サーバー 300は、通信 IZF310を介してレンタル車両のロック設定をおこなう（ステツプ S612)。レンタル車両のロック設定は、たとえば、利用者が利用したレンタル車両のドアのロック設定をおこなう信号を GSM通信部 401に送信する構成でもよ、。

[0063] そして、サーバー 300は、レンタル車両の利用に対して課金処理をおこなって (ステップ S613)、一連の処理を終了する。課金処理は、利用者がレンタル車両を利用した時間に応じておこなう構成でもよぐたとえば、ステップ S605においてレンタカーサ一ビス利用開始連絡を受け付けた時点から、ステップ S611にお、てレンタカーサービス利用終了連絡を受け付けた時点までの時間によって利用時間を算出して課金処理するものとしてもよい。また、レンタカーサービス利用開始連絡およびレンタカーサービス利用終了連絡の代わりに、レンタル車両の移動に基づいて、移動開始した時刻を利用開始時刻とし、所定の時間移動が継続されなくなった時刻を利用終了時刻として、利用時間を算出してもよい。

[0064] なお、本図の説明によるステップ S607において、病院や警察署などの緊急機関を目的地点とする場合に、利用者が向力うことや、利用者の使用言語や、利用者の状況 (緊急機関を目的地点とした理由）などの連絡情報を目的地点の施設に連絡してもよい。連絡が必要力否かの判断は、たとえば、あら力じめ記録された、連絡が必要と判断される目的地点のリストと照合して判断してもよい。また、連絡が必要と判断されるリストと照合しなくても、ステップ S607における目的地点の設定情報とともに利用者力も連絡の要否に関する情報を受信する構成としてもよい。

[0065] また、本図の説明によるステップ S608において、サーバー 300は、ステップ S601 にお!/、て取得された車両の位置情報に基づ!/、て、車両の現在位置を含む地域における道路慣習情報を取得してもよい。道路慣習情報は、たとえば、地域ごとに特有の規則などでもよぐ交差点の右左折の手順や信号機の動作に関する情報などでもよい。また、道路慣習情報は、あら力じめ FD306や HD308に記録される地図情報に含まれている構成でもよぐたとえば、車両の位置情報に対応した道路慣習情報が地図情報として記録されている。そして、取得した道路慣習情報を利用者の使用言語に変換して、車両に送信してもよい。

[0066] また、ステップ S608にお、て、目的地点までの経路上の経路案内情報を生成する構成としているが、目的地点の設定がない場合に経路案内情報を生成する構成としてもよい。目的地点の設定がない場合の経路案内情報は、たとえば、車両の現在位置および進行方向と、利用者の使用言語に基づいて、車両周辺における注意を喚起すべき地点の案内をおこなう構成としてもよい。より具体的には、車両周辺の踏切について、この先踏切を通過する情報や、交通規制情報などを案内情報として生成してちよい。

[0067] 以上説明したように、本実施例によれば、使用言語の異なる複数の利用者が利用するレンタカーサービスであっても、利用者の利用要求に基づいて、適正なレンタル車両を提供するとともに、利用者の使用言語に応じた経路案内をおこなうことができる。

[0068] また、利用者の使用言語を用いて、目的地点までの経路案内情報を生成して、利用者の車両へ送信する。そして、車両では、受信した経路案内情報を表示部や音声出力部などで出力して経路案内をおこなうため、利用者は、不慣れな言語による案内に多くの注意を払うことなぐ安全運転を図ることができる。

[0069] また、音声出力による経路案内情報を車両のナビゲーシヨン装置に送信して経路案内をおこなえば、利用者は、ナビゲーシヨン装置が地図情報やそれを表示する機能を有していなくても、経路案内にしたがって目的地点へ到達することができる。また、目的地点の設定がなくても、利用者の使用言語に基づいて、車両周辺における注意を喚起すべき地点の案内をおこなうことで、利用者は自己の使用言語で運転に関する注意をすることができるため、安全運転を促すことができる。

[0070] また、複数の車両の位置情報を取得し、利用者のレンタカーサービスの利用要求によって、利用者に適したレンタル車両を提供することができる。したがって、レンタル車両の停車位置を一箇所に固定しなくても、多くの利用者がレンタカーサービスを禾 IJ用することがでさる。

[0071] また、レンタル車両の利用の開始と終了によって、ロックを制御するため、適切なサ一ビスの提供をし、レンタル車両の利用の開始と終了の時間に応じた課金処理をおこなえるため、レンタル車両の不正な利用を防ぐことができる。

[0072] また、利用者が目的地点に設定した施設が病院や警察署などの緊急機関であった場合には、必要に応じて、緊急機関へ連絡情報を送信するとともに経路案内情報を車両に送信して、利用者を目的地点まで案内する。したがって、緊急機関では利用者が到達する前に言語などの対応に関する準備期間を得ることができ、利用者は、目的地点へ到達すると、迅速な処置を受けることができる。

[0073] また、本発明は、車両などの移動体の経路案内について説明したが、車両に限るものではない。携帯電話などによる経路案内などに用いれば、汎用性の高い利用を図ることがでさる。

[0074] また、本発明は、レンタカーサービスの利用以外にも、所定の地域における共有車両サービスに適用して、複数の車両と利用者の利用状況を管理することで、二酸ィ匕炭素や窒素化合物などの削減に寄与することもできる。

[0075] なお、本実施の形態で説明した経路案内方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル 'コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシィブルディスク、 CD-ROM, MO、 DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体力も読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。

Claims

請求の範囲

[1] 複数の移動体の現在位置を含む移動体情報を受信する移動体情報受信手段と、利用者の使用言語を含む利用者情報とともに、移動体の利用に関する利用要求を受信する利用要求受信手段と、

前記移動体情報受信手段によって受信された複数の前記移動体の中から、前記利用要求受信手段によって受信された利用要求をした前記利用者に適した一の移動体を選択する選択手段と、

前記選択手段によって選択された一の移動体から、前記利用者の目的地点の設定情報を受信する目的地点設定情報受信手段と、

前記目的地点設定情報受信手段によって受信された目的地点までの経路の案内に関する案内情報を生成する案内情報生成手段と、

前記利用要求受信手段によって受信された利用者情報に基づいて、前記案内情報生成手段によって生成された案内情報を、前記利用者に適した使用言語に変換する変換手段と、

前記変換手段によって変換された案内情報を前記選択手段によって選択された一の移動体に送信する送信手段と、

を備えることを特徴とする経路案内装置。

[2] 前記変換手段は、前記利用要求受信手段によって受信された利用者情報に基づいて、複数の言語に対応した前記案内情報の中から、前記利用者の使用言語に対応した当該案内情報を選択することを特徴とする請求項 1に記載の経路案内装置。

[3] 前記選択手段によって選択された一の移動体の前記利用者による利用開始時刻および利用終了時刻をそれぞれ取得する取得手段を有し、

前記送信手段は、前記取得手段によって取得された一の前記移動体の利用開始時刻に当該移動体の停止措置を解除するとともに、利用終了時刻に当該移動体の停止措置を施す停止措置制御信号を当該移動体に送信することを特徴とする請求項 1に記載の経路案内装置。

[4] 前記取得手段によって取得された一の前記移動体の前記利用者による利用開始時刻と利用終了時刻に基づく利用時間に対応した、当該移動体の利用料金を課金する課金手段を備えることを特徴とする請求項 1〜3のいずれか一つに記載の経路案内装置。

[5] 前記移動体情報受信手段によって受信された移動体情報に基づ!、て、前記移動体の前記現在位置を含む地域における道路慣習情報を取得する道路慣習情報取得手段を有し、

前記案内情報生成手段は、前記道路慣習情報取得手段によって取得された道路慣習情報を含む案内情報を生成することを特徴とする請求項 1または 2に記載の経路案内装置。

[6] 前記送信手段は、前記利用要求受信手段によって受信された利用者情報と、前記目的地点設定情報受信手段によって受信された目的地点の設定情報と、に基づいて、前記目的地点となる施設に対して、前記利用者が到達する旨を含む前記利用者情報を送信することを特徴とする請求項 1または 2に記載の経路案内装置。

[7] 複数の移動体の現在位置を含む移動体情報を受信する移動体情報受信工程と、利用者の使用言語を含む利用者情報とともに、移動体の利用に関する利用要求を受信する利用要求受信工程と、

前記移動体情報受信工程によって受信された複数の前記移動体の中から、前記利用要求受信工程によって受信された利用要求をした前記利用者に適した一の移動体を選択する選択工程と、

前記選択工程によって選択された一の移動体から、前記利用者の目的地点の設定情報を受信する目的地点設定情報受信工程と、

前記目的地点設定情報受信工程によって受信された目的地点までの経路の案内に関する案内情報を生成する案内情報生成工程と、

前記利用要求受信工程によって受信された利用者情報に基づいて、前記案内情報生成工程によって生成された案内情報を、前記利用者に適した使用言語に変換する変換工程と、

前記変換工程によって変換された案内情報を前記選択工程によって選択された一の移動体に送信する送信工程と、

を含むことを特徴とする経路案内方法。請求項 7に記載の経路案内方法をコンピュータに実行させることを特徴とする経路案内プログラム。

請求項 8に記載の経路案内プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。