WO2004107296A1

WO2004107296A1 - 平板型画像表示装置

Info

Publication number: WO2004107296A1
Application number: PCT/JP2004/007661
Authority: WO
Inventors: Akira Mizuno; Masayuki Esaki
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2003-05-29
Filing date: 2004-05-27
Publication date: 2004-12-09
Also published as: EP1628280A4; US7456807B2; JP4046011B2; JP2004356981A; CN1759429B; KR20050099621A; KR100714166B1; CN1759429A; US20060197721A1; EP1628280A1

Abstract

プラズマディスプレイ装置などの平板型画像表示装置において、複数種類の画像信号に対応してより柔軟に対応可能な信号入力端子構造を備えた装置を提供する。平板型の表示パネルと、表示駆動回路ブロックと、この表示駆動回路ブロックと画像信号を出力する外部機器との間に接続される入力信号回路ブロックと、これらが収容される筐体とを有し、入力信号回路ブロックは、複数種類の画像信号に対応して交換可能な複数種類のボードブロック（２３、２４）と、筐体内に配置されかつ前記ボードブロック（２３、２４）を装着するための装着口とボードブロック（２３、２４）を所定の位置に位置決めするためのガイド部材（２５）を備えたケース部材（２２）とで構成し、かつガイド部材（２５）は最小単位のボードブロック（２３）に対応させて複数個設ける。

Description

明細書

平板型画像表示装置技術分野

本発明は、大画面で、薄型、軽量のディスプレイ装置として知られているプラズマディスプレイ装置などの平板型画像表示装置に関する。背景技術

プラズマディスプレイ装置は、液晶パネルに比べて高速の表示が可能である、視野角が広い、大型化が容易である、自発光型であるため表示品質が高い、等の理由から平板型画像表示装置の中で最近特に注目を集めている。そして、多くの人が集まる場所での表示装置や家庭で大画面の映像を楽しむための表示装置として使用されている。

また、プラズマディスプレイ装置は大型の表示装置として様々な用途に使用されている。したがって、信号入力端子構造には、パーソナルコンピュータ、テレビジョンチューナ、ビデオなどの各種の情報信号を含む画像信号を出力する外部機器と接続可能な構成が要求される。

このためプラズマディスプレイ装置においては、多くの外部信号発生源に接続できるように各種の信号入力端子が設けられている。しかし、一般のユーザ一が全ての信号入力端子を使用するような使い方をすることは少なく、ほとんどのュ一ザ一は特定の外部機器のみを接続して使用している。そのため、各種の機器に対応できるように設置された各種の信号入力端子の一部は不要になることがある。

ユーザーの要求に応じた信号入力端子を有する複数種類のプラズマディスプレイ装置を製造すればこれらの問題には対応できる。しかし、上述した各種用途に使用されるプラズマディスプレイ装置をユーザーに供給するためには、多品種の製品を生産しなければならなくなり、生産効率が悪くなる。

この問題を解決するために、信号入力端子部分が交換可能な信号入力端子構造を備えたプラズマディスプレイ装置が提案されている。

しかしながら、このプラズマディスプレイ装置においては、複数種類の画像信号に柔軟に対応することができないといった課題がある。発明の開示

本発明は、平板型の表示パネルと、シャーシ部材に配置されかつ表示パネルに信号を印加して表示を行う表示駆動回路ブロックと、この表示駆動回路ブロックに画像信号を出力する入力信号回路ブロックと、これらの表示パネル、表示駆動回路ブ口ック及び入力信号回路プロックが収容される筐体とを有し、入力信号回路プロックは、表示駆動回路プロックの信号入力用コネクタに着脱可能に接続される信号出力用コネクタを備えかつ複数種類の信号に対応して交換可能に設けられる複数種類のポ一ドブロックと、筐体内に配置されかつポ一ドブロックを装着するための装着口を有するとともに装着口よりボードブロックを装着したときにボードブロックを所定の位置に導きながら位置決めするためのガイド部材を備えたケース部材とで構成し、かつボードブロックは、予め決められた寸法のものを最小単位ユニットとして準備されており、ガイド部材は、最小単位ユニットのボードブロックの寸法に対応させて複数個設けられている平板型画像表示装置である。図面の簡単な説明

図 1は本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の背面から見た分解斜視図である。

図 2は同プラズマディスプレイ装置において背面カバ一を取除いて見た背面図である。

図 3は同プラズマディスプレイ装置の入力信号回路プロックの組立て前の斜視図である。

図 4は同入力信号回路プロックの組立て後の斜視図である。

図 5は同プラズマディスプレイ装置のケース部材の要部を示す斜視図である。図 6は同プラズマディスプレイ装置の入力信号回路プロックの内部の配置構造を示す平面図である。

図 7は同プラズマディスプレイ装置の入力信号回路プロックの組立て直前の側面図である。図 8は同プラズマディスプレイ装置のポ一ドブロックのコネクタと制御回路ブロックのコネクタとの接続部を拡大して示した断面図である。

図 9は図 8のコネクタ部分をさらに拡大して示した断面図である。

図 1 0は同プラズマディスプレイ装置のポードブロックのコネクタと制御回路ブロックのコネクタとの接続部を拡大して示した平面図である。

図 1 1は本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の入力信号回路ブロックの他の一例を示す組立て前の斜視図である。

図 1 2は本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の入力信号回路プロックの別の一例を示す組立て前の斜視図である。

図 1 3は本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の入力信号回路ブロックのさらに別の一例を示す組立て前の斜視図である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の一実施の形態による平板型画像表示装置について、プラズマディスプレイ装置を例に、図を用いて説明する。

(実施の形態）

以下、実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置について、図 1〜図 1 3を用いて説明する。なお、本発明の実施の態様はこれに限定されるものではない。図 1は、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の背面から見た分解 #1見図である。図 1に示すように、平板型の表示パネル 1を収容する筐体を、前面枠 2と金属製の背面カバ一 3とから構成する。前面枠 2の開口部には光学フィル夕一および表示パネル 1の保護を兼ねたガラス等からなる前面カバ一 4を配置する。また、この前面カバ一 4には電磁波の不要輻射を抑制するために、例えば銀蒸着を施す。さらに、背面カバー 3には、表示パネル 1等で発生した熱を外部に放出するための複数の通気孔 3 aを設ける。

表示パネル 1は、アルミニウム等からなるシャ一シ部材 5の前面に熱伝導シート 6を介して接着して保持する。そしてシャーシ部材 5の後面側には、表示パネル 1 を表示駆動させるための複数の回路プロック 7を取付ける。熱伝導シ一ト 6は、表示パネル 1で発生した熱をシャーシ部材 5に効率よく伝え、放熱を行うためのものである。また、回路ブロック 7は表示パネル 1の表示駆動とその制御を行うための電気回路を備えている。そして、シャ一シ部材 5の四辺の縁部を越えて延びる複数のフレキシブル配線板（図示せず）によって、表示パネル 1の縁部に引き出された電極引出部に回路プロック 7を電気的に接続する。

また、シャーシ部材 5の後面には、回路ブロック 7を取り付けたり背面カバ一 3 を固定するためのボス部 7 aを、ダイカスト等による一体成型によって形成する。なお、このシャーシ部材 5は、アルミニウム平板に固定ピンで固定して構成してもよい。

図 2は、同プラズマディスプレイ装置において背面カバー 3を取除いて見た背面図である。図 2においては、図 1で省略した回路要素も詳細に示している。図 2 において、スキャンドライバ回路ブロック 1 0は表示パネル 1のスキャン電極に所定の信号電圧を供給する。サスティンドライバ回路ブロック 1 1は表示パネル 1のサスティン電極に所定の信号電圧を供給する。アドレスドライバ回路ブロック 1 2 は表示パネル 1のアドレス電極に所定の信号電圧を供給する。また、スキャンドラィバ回路プロック 1 0、サスティンドライバ回路プロック 1 1をシャーシ部材 5の

Ψ§方向の両端部にそれぞれ配置し、アドレスドライバ回路ブロック 1 2をシャーシ部材 5の高さ方向の上端部および下端部に配置する。

入力信号回路ブロック 1 4は、テレビジョンチューナ、パーソナルコンピュータ等の外部機器に接続するための接続ケーブルを着脱可能に接続する入力端子部を備える。そして、入力信号回路ブロック 1 4は、表示パネル 1にほぼ平行となるようにシャーシ部材 5に配置する。

制御回路ブロック 1 3は、入力信号回路ブロック 1 4から送られる画像信号を、表示パネル 1の画素数に応じた画像データ信号に変換し、ァドレスドライバ回路ブロック 1 2に供給する。さらに、制御回路ブロック 1 3は、放電制御タイミング信号を発生し、スキャンドライバ回路ブロック 1 0およびサスティンドライバ回路ブロック 1 1に各々供給し、階調制御等の表示駆動制御を行う。そして、シャーシ部材 5のほぼ中央部に、制御回路ブロック 1 3を配置する。

電源プロック 1 5は、上述した各回路プロックに電圧を供給する。電源プロック

1 5は、制御回路プロック 1 3と同様、シャーシ部材 5のほぼ中央部に配置する。そして、電源ケーブル（図示せず）を装着するコネクタ 1 6を有する電源入カブ口ック 1 7を通して商用電源電圧を電源プロック 1 5に供給する。

フレキシブル配線板 1 8は、表示パネル 1のスキャン電極、サスティン電極の電極引出部とスキャンドライバ回路ブロック 1 0、サスティンドライバ回路ブロック 1 1のプリント配線板とを接続する。フレキシブル配線板 1 9は、表示パネル 1のァドレス電極の電極引出部とァドレスドライバ回路プロック 1 2のプリント配線板とを接続する。そして、それぞれ表示パネル 1の外周部を通して前面側より背面側に 1 8 0度湾曲させて配置する。

図 3〜図 1 0に制御回路プロック 1 3と入力信号回路プロック 1 4の構成を示す。以下、この部分について詳細に説明する。

図 3は同プラズマディスプレイ装置の入力信号回路プロック 1 4の組立て前の斜視図、図 4は入力信号回路ブロック 1 4の組立て後の斜視図である。図 3、図 4に示すように、入力信号回路ブロック 1 4は、ケース部材 2 2と、ポ一ドブロック 2 3、 2 4とを備えた構成である。ケース部材 2 2は、金属板を折り曲げ加工することによって構成する。そして、ケース部材 2 2のシャーシ部材 5側の面には、シャ —シ部材 5にビスなどで取付けるための取付片 2 2 bを任意の個所に、ケース部材 2 2と一体にして設ける。また、このシャーシ部材 5への取付け面よりほぼ直角に立ち上がる面には、装着口 2 2 aを設ける。そして、ケース部材 2 2を、背面カバ —3に設けた開口（図示せず）より装着口 2 2 aを外部に開口させた状態でシャ一シ部材 5に取付ける。したがって、本実施の形態において、装着口 2 2 aは背面力バー 3より外部に開口した構成となる。

ボードブロック 2 3、 2 4は、回路基板 2 6、 2 7と、金属製のガイド板 2 8と、シールド板 2 9とを備えた構成である。回路基板 2 6、 2 7は、入力信号回路を構成する I Cや電気回路部品等の部品を搭載する。金属製のガイド板 2 8は、回路基板 2 6、 2 7の上面に取付けることで入力信号回路を構成する部品を電磁的にシールドする。また、ガイド板 2 8は凹状のガイド部 2 8 aを有しており、ケ一ス部材 2 2の内壁面に取付けたガイド部材 2 5に嵌まり合う。このガイド部 2 8 aは、ガイド板 2 8を成形加工して凹部を形成することにより設ける。シールド板 2 9は、回路基板 2 6、 2 7の下面に取付けられた入力信号回路を構成する部品を電磁的にシールドする。

ここで、ボードプロック 2 3は予め決められた寸法で作製した最小単位ユニットのものである。そして、この最小単位ユニットのボードブロック 2 3には 1個のガイド板 2 8を配設する。一方、ボードブロック 2 4は、最小単位ユニットのボードブロック 2 3を 2個結合した大きさの寸法であり、ボードブロック 2 4には 2個のガイド板 2 8を配設する。

また、ボードブロック 2 3、 2 4は、信号出力用のコネクタ 2 3 a、 2 4 a (図 3、図 4には図示せず）と入力端子部 2 3 b、 2 4 bとを有する。回路基板 2 6、 2 7の背面側には、コネクタ 2 3 a、 2 4 aの端子を回路基板 2 6 , 2 7に電気的に接続して固定することによりコネクタ 2 3 a、 2 4 aを配置する。回路基板 2 6、 2 7の前面側には、回路基板 2 6、 2 7に電気的に接続された入力端子部 2 3 b、 2 4 bを設ける。入力端子部 2 3 b、 2 4 bには外部機器に接続するための接続ケ —カレを着脱可能に接続する。また、入力端子部 2 3 b、 2 4 bには、ポードブロック 2 3、 2 4を取り外しする際につまみとなる U字金具 3 0を取付けており、ポ —ドブロック 2 3、 2 4を、装着口 2 2 aよりケース部材 2 2に着脱可能に装着する。すなわち、本実施の形態では、それぞれ異なる信号処理回路を有する複数種類のポードブロックをあらかじめ用意することで、画像信号に応じてポ一ドブロック 2 3、 2 4を交換することが可能な構成となっている。

また、ケース部材 2 2には、別の外部機器に接続するための接続ケーブルが着脱可能に接続される入力端子を備えた別の入力信号ブロック（図示せず）を内蔵しており、制御回路ブロック 1 3に常時接続している。

図 5は、同プラズマディスプレイ装置のケース部材 2 2の要部を示す斜視図である。図 5に示すように、ケース部材 2 2の内壁面には、装着口 2 2 aに対して直交する方向に延長し、力つ金属板の折り曲げ加工により成形した突状のガイド部材 2 5を取付ける。このガイド部材 2 5は、装着口 2 2 aよりボードブロック 2 3、 2 4をケース部材 2 2内に装着したとき、ポ一ドブロック 2 3、 2 4を所定の位置に導きながら位置決めするためのものである。

ここで、このガイド部材 2 5には、装着口 2 2 a側の一端部には装着口 2 2 aに向かって徐々に細くなるテーパー部 2 5 aを設け、他端部には突起 2 5 bを設ける。また、このガイド部材 2 5は、最小単位ュニットのポードブロック 2 3に対応するように、ケース部材 2 2の内壁面に一定の間隔で複数個配設する。本実施の形態では、図 3に示したように 3個のガイド部材 2 5を配設する例を示した。しかし、これに限定するものではなく、装着口 2 2 aやボードブロック 2 3等の大きさに応じて任意に設定してもかまわない。

また、ケ一ス部材 2 2の上面に切り込みを設け、その切り込みにより分離された部分を内側に折り曲げ加工することにより、ボードブロック 2 3、 2 4と別の入力信号ブロックを分離する立ち上がり壁 2 2 cをケース部材 2 2の内壁面に設ける。この立ち上がり壁 2 2 cを設けることにより、別の入力信号ブロック部分を電磁的にシールドする。

図 6は、同プラズマディスプレイ装置の入力信号回路ブロック 1 4の内部の配置構造を示す平面図である。図 7は、同プラズマディスプレイ装置の入力信号回路ブロック 1 4の組立て直前の側面図である。図 6、図 7に示すように、制御回路プロック 1 3の回路基板 2 0は、上述したような所定の制御回路を構成するマイクロコンピュー夕、ドライバ I C、電気回路部品等を搭載するものである。これにより制御回路ブロック 1 3を構成する。回路基板 2 0は、表示パネル 1とほぼ平行になるようにシャーシ部材 5にビス等により固定する。回路基板 2 0の端部には、信号入力用のコネクタ 2 1を配置する。また、ポ一ドブロック 2 3、 2 4をケ一ス部材 2 2に装着することにより、図 6に示すように、コネクタ 2 3 a、 2 4 aをコネクタ 2 1に着脱可能に接続する。このとき、図 3、図 5で説明したように、ガイド部材 2 5がボードブロック 2 3、 2 4をガイドすることによって、コネクタ 2 3 a、 2 4 aをコネクタ 2 1に容易に挿入できるようにしている。このコネクタ 2 1を通して入力信号回路ブロック 1 4から信号を入力する。

図 8は、ボードブロック 2 3、 2 4のコネクタ 2 3 a、 2 4 aと制御回路ブロック 1 3のコネクタ 2 1との接続部を拡大して示した断面図である。図 9は、図 8のコネクタ部分をさらに拡大して示した断面図である。図 1 0は、ボードブロック 2 3、 2 4のコネクタ 2 3 a、 2 4 aと制御回路ブロック 1 3のコネクタ 2 1との接続部を拡大して示した平面図である。

制御回路ブロック 1 3の信号入力用のコネクタ 2 1は、雌型のコネクタである。そしてコネクタ 2 1は、ケーシング部 2 1 aと端子部 2 1 bとで構成する。ケーシング ¾52 1 aにはボードブロック 2 3、 2 4の信号出力用のコネクタ 2 3 a、 2 4 aを装着する。端子部 2 l bはケーシング部 2 1 a内に配設し、ボードブロック 2 3、 2 4のコネクタ 2 3 a、 2 4 aの端子と電気的に接触する。

そして、図 9、図 1 0に示すように、ケ一シング部 2 1 aの内径寸法は、ボードブロック 2 3、 2 4のコネクタ 2 3 a、 2 4 aの外径寸法より大きめに構成している。すなわち、両者の間に遊びを持たせるための隙間 3 1を設けている。

以上説明したように、ボードブロック 2 3、 2 4は、表示駆動回路プロックの信号入力用コネクタ 2 1に着脱可能に接続される信号出力用コネクタ 2 3 a、 2 4 a を備える。そして、ケ一ス部材 2 2は、ボードブロック 2 3、 2 4を装着するための装着口 2 2 aと、装着口 2 2 aよりポ一ドブロック 2 3、 2 4を装着したときにポ一ドブロック 2 3、 2 4を所定の位置に導きながら位置決めするためのガイド部材 2 5とを備える。また、ボードブロック 2 3、 2 4は、予め決められた寸法のュニットを最小単位ユニットとして準備し、ガイド部材 2 5は、最小単位のポードブロック 2 3の寸法に対応させて複数個設ける。

本発明の実施の形態においては、以上のようにボードブロック 2 3、 2 4およびケ一ス部材 2 2を構成し、着脱可能なボードブロック 2 3、 2 4をケ一ス部材 2 2 に装着することで、入力信号回路ブロック 1 4を構成する。そして、それぞれ異なる信号処理回路を有する複数種類のポードブロックをあらかじめ用意しておく。こうして、目的に応じて入力信号回路ブロック 1 4のボードブロック 2 3、 2 4を交換するだけで様々な画像信号に対応することが可能となり、ュ一ザ一の利用目的に応じた信号入力端子構造を備えたプラズマディスプレイ装置を提供することができるようになる。

また、本発明の実施の形態では、ボードブロック 2 3、 2 4が着脱可能に装着されるケース部材 2 を表示パネル 1に対してほぼ平行になるようにシャーシ部材 5 に取付ける。したがって、ケース部材 2 2とボードブロック 2 3、 2 4とからなる入力信号回路ブロック 1 4をプラズマディスプレイ装置の背面側の厚みを利用して配置することができるので、装置全体の厚みを不要に厚くしない。

また、ボードブロック 2 3、 2 4は、入力信号回路を構成する部品を搭載した回路基板 2 6、 2 7に配置したガイド板 2 8を有する。そして、ボードブロック 2 3、 2 4が装着されるケース部材 2 2の内壁面に、ガイド板 2 8を嵌め合わせることによりボードブロック 2 3、 2 4を位置決めするガイド部材 2 5を配設する。このような構成とすることで、ボードブロック 2 3、 2 4を位置決めしてケース部材 2 2 内にスムーズに装填することができる。

さらに、信号入力用コネクタ 2 1は、ボードブロック 2 3、 2 4の信号出力用コネクタ 2 3 , 2 4 aが装着されるケーシング部 2 1 aと、ケーシング部 2 1 a内に配設されボードブロック 2 3、 2 4の信号出力用コネクタ 2 3 a、 2 4 aの端子と電気的に接触する端子部 2 1 bとで構成する。そして、ケーシング部 2 1 aとポードブロック 2 3、 2 4の信号出力用コネクタ 2 3 a、 2 4 aとの間には隙間 3 1 を設ける。例えば、 2個のコネクタ 2 4 aを有するボードブロック 2 4のような複数個のボードブロックを結合する場合、仮にコネクタ 2 4 aの取付け位置にばらつきがあったとしても、このように構成することで、ボードブロック 2 4をケース部材 2 2に装着する際スムーズにコネクタ 2 4 aをコネクタ 2 1に装着することができる。したがって、コネクタ 2 4 aに無理な力が; ¾わることを防止でき、コネクタ 2 4 aの破損を防止することができる。

なお、上述したボードブロック 2 3、 2 4の組合せは実施の形態における一例を示したに過ぎず、本発明をこの構成に限定するものではない。図 1 1は、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の入力信号回路プロックの他の一例を示す組立て前の斜視図である。図 1 1に示すように、 3個の最小単位ユニットのポードブロック 2 3をケース部材 2 2に装着し、入力信号回路プロック 1 4を構成してもよい。

図 1 2は、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の入力信号回路ブロックの別の一例を示す組立て前の斜視図である。図 1 2に示すように、 2個の最小単位ュニットのポードブロックを結合したボードブロック 2 4のみをケース部材 2 2に装着して入力信号回路ブロック 1 4を構成してもよい。図 1 2に示した例では、ボードブロック 2 4のみをケース部材 2 2に装着しているため、ケース部材 2 2の装着口 2 2 aの一部が開口したままの状態となる。そこで、その開口部分を塞ぐため、蓋 3 2を併用して取付けている。図 1 3は、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の入力信号回路ブロックのさらに別の一例を示す組立て前の斜視図である。図 1 3に示すように、 3個の最小単位ュニットのポードブロックを結合したポードブロック 3 3をケース部材 2 2に装着して入力信号回路ブロック 1 4を構成してもよい。なお、ポードブロック 3 3は、ガイド板 2 8を 3個配設する、入力端子部 3 3 bが装着口 2 2 aとほぼ同じ大きさである、等一部の部品の大きさや数が異なる以外はポードブロック 2 3、 2 4と同様の構成であり、回路基板 3 4も回路基板 2 6、 2 7と同様の構成である。産業上の利用可能性

以上説明したように、本発明によれば、入力信号回路ブロックのボードブロックを交換するのみで、ユーザ一の利用目的に応じた信号入力端子構造を備えた画像表示装置を提供することができるという有利な効果が得られる。

Claims

請求の範囲

1 . 平板型の表示パネルと、シャーシ部材に配置されかつ前記表示パネルに信号を印加して表示を行う表示駆動回路プロックと、この表示駆動回路プロックに画像信号を出力する入力信号回路プロックと、これらの表示パネル、表示駆動回路プロック及び入力信号回路ブロックが収容される筐体とを有し、

前記入力信号回路プロックは、前記表示駆動回路プロックの信号入力用コネクタに着脱可能に接続される信号出力用コネクタを備えかつ複数種類の信号に対応して交換可能に設けられる複数種類のポードプロックと、前記筐体内に配置されかつ前記ポ一ドブロックを装着するための装着口を有するとともに前記装着口よりポードブロックを装着したときにポードブロックを所定の位置に導きながら位置決めするためのガイド部材を備えたケース部材とで構成し、

かつ前記ポ一ドブロックは、予め決められた寸法のものを最小単位ュニットとして準備されており、前記ガイド部材は、最小単位ユニットのボードブロックの寸法に対応させて複数個設けられていることを特徴とする平板型画像表示装置。

2. ボードブロックは、外部機器に接続するための接続ケ一ブルが着脱可能に接続される入力端子部を備えていることを特徴とする請求項 1に記載の平板型画像表示装置。

3. ガイド部材は、一定の間隔で複数個配設されていることを特徴とする請求項 1に記載の平板型画像表示装置。

4. ケース部材は、表示パネルに対してほぼ平行となるように筐体内に配置されていることを特徴とする請求項 1に記載の平板型画像表示装置。

5. ボードブロックは、入力信号回路を構成する部品を搭載した回路基板に配置したガイド板を有し、前記ボードブロックのガイド板を嵌め合わせるためのガイド部材をケース部材の内壁面に配設したことを特徴とする請求項 1に記載の平板型画像表示装置。

6 . 信号入力用コネクタは、ボードブロックの信号出力用コネクタが装着されるケーシング部と、このケ一シング部内に配設され前記ボードブロックの信号出力用コネクタの端子と電気的に接触する端子部とで構成し、かつ前記ケーシング部とポ ―ドブロックの信号出力用コネクタとの間に隙間を設けたことを特徴とする請求項 1に記載の平板型画像表示装置。