WO1983000668A1 - Device for driving vacuum pump - Google Patents

Description

真空ポンプ駆動装置

発 明 の 名称

真空 ポ ン プ

技術分野

こ の 発 明 は 真空 ポ ン プ に 関 す る も の で あ る 。 背景技術

従来、 こ の 種の 真空 ポ ン プ は 自 動車用 発電機の 後端部 に 取 り 付 け ら れ て お り 、 こ の 構成 を 第 1 図 第 2 図 に つ い て 説 明 す る 。

(1) は 自 動車用 発電機の リ ャ ブ ラ ケ ッ ト 、 （ は 上 記 リ ャ ブ ラ ケ ッ ト （1) に 軸受（3) を 介 し て 支持 さ れ 、 かつ 図示 し な い エ ン ジ ン に よ り 駆動 さ れ る 軸で あ る (⁴) は 上記軸（2) に ス プ ラ イ ン 嵌合 に よ り 固定 さ れ る ロ ー タ A で あ る (5) は 上記 (2) 上記 ロ ー タ

A (⁴) の 中心 と 、 偏心 し た 筒状内周 面 を 持つ ハ ウ ジ ン グ、 （⁶) は 上記 リ ャ ブ ラ ケ ッ ト （1) と 上記 ハ ウ ジ ン グ（⁵) と の 間 に 俠着 さ れ ポ ン プの 作動.室 ） を 構成す る プ レ ー ト 、 ） は 上 記 ノヽ ウ ジ ン グ （⁵) と 上 記 プ レ ー ト （⁶) を 上記 リ ャ ブ ラ ケ ッ ト （1) に 固 定す る 取付 ボ ル ト で あ る 。 （9) は 上記 ロ ー タ A (4) に 放射状 に 、 つ 径方向 に 摺動可能 に 揷入 さ れ て い る ベ ー ン で あ る &o ， o¾ は上記 リ ャ ブ ラ ケ ッ ト ひ） と プ レ ー ト （6)及 び 上記 プ レ ー ド（e) と ハ ウ ジ ン グ（⁵) と の 接合面の 気密 を 保つ パ ッ キ ン 、 a¾ は 上記 リ ャ ブ ラ ケ ッ ト ひ） に 固 定 さ れ 、 上記軸 （ に周 接 し ポ ン プ の 作動室 ） の 気 密 を 保つ オ イ ル シ ー ル 、 ， 04) ， な3 は上記ハ ウ ジ ン グ（⁵) に 設 け ら れ た 吸入 口 ， 排出 口 ， 給油 口 で あ り 、 そ れ ぞ れ 図示 し な い 真空 タ ン ク （ 又 は マ ス タ 一 バ ッ ク の 蓄圧部 ） ， オ イ ル パ ン ， 油 ポ ン プ に接 続 さ れて い る 。 は 軸（ に 固定 さ れ発電機の 界磁 卷線 を 保持す る ロ ー タ B 。 C¾ は電機子巻線 を 保持 す る ス テ ー タ で あ る 。 ^ は リ ャ ブ ラ ケ ッ ト ひ） と 共 に 発電機の 外枠 を 構成す る フ 口 ン ト ブ ラ ケ ッ ト で あ り 、 こ の フ ロ ン ト ブ ラ ケ ッ ト ^ に は 軸受 ^ 力 s '固 定 さ れ て お り 、 軸 （²) を 回転可能 に 支承 し て い る 。

^ は 軸 （²) に 固定 さ れ エ ン ジ ン か ら の 回転の伝達 を 受 け る プ ー リ で あ る

次 に動作 に つ い て説明 す る

ま ず 、 真空 ポ ン プ に つ い て エ ン ジ ン の 回転カ べ ル ト に よ り プ ー リ ^ に伝達 さ れ、 (2) が矢印 © 方 向へ回転す る と ベ一 ン （⁹) に 生ず る 達心力 に よ り ぺ ー ン （⁹) は外方 向へ飛 び 出 し ハ ウ ジ ン グ（⁵) の 内壁

O PI を 摺動 し な 力 ら 回転 し 、 こ れ に よ り 吸入 ロ ^ カ ら 真空 タ ン ク （ 又 は マ ス タ ー バ ッ ク 蓄圧部 ） 内 の 空 気 を 吸入 し 排出 口 か ら 排出 し ポ ン プ作用 を 行 う 又 、 給油 ロ ^ カ ら ノヽ ウ ジ ン グ （⁵) 内 に 供給 さ れ た 油 は べ ー ン （⁹) と ロ ー タ ω の 摺動面の 潤滑 を 行な い排 出 口 力 ら オ イ ル ノヽ⁰ ン へ排出 さ れ る 。

発電機 に つ い て は 軸（ が 回転す る 事 に よ り ロ ー タ よ り 発生 し た 磁界 を 切 り ス テ ー タ に は 交 流が誘起 さ れ る の 交流 は 直流 に 整流 さ れ 車体 側 の 充電 回 路へ流れ る 。

—般 に 自 動車用 発電機 は エ ン ジ ン か ら ベ ル ト 駆 動 さ れ 、 そ の 発電特性の 関 係カゝ ら エ ン ジ ン 回転数 の 約 2 倍 の 回 転数 を も っ て 使用 さ れ る 。 こ れ に よ り 、 こ の 発電機 に 直結 さ れ て い る 真空 ポ ン プ に つ い て も 発電機 と 同 回転 で 使用 さ れ る 為、 低回転域

( 約 1 0 0 0 r pm ：) か ら 高 回 転域 （ 約 1 2 0 0 0 r pm ) ま で 急激な加減速 に よ り 使用 さ れ 、 そ し.て エ ン ジ ン の 運転中 は 真空 ポ ン プ も 常 時、 運転 さ れ る の で真空 ポ ン プ を 構成す る 部 品 に い て は 高 回転域及 び長 時間使用 に 対す る 耐久性 ゃ 耐衝撃 性 を 必要 と し 、 高価 な装置 と な っ て い た 。 又 、 発電機が ベ ル ト に

ΟΜΡΙ よ り 駆動 さ れ て い る 為 に 、 ベ ル ト 切れ に よ り 真空 ポ ン プが停止す る の で 真空が得 ら れ な い と 云 う 欠 点が あ っ た 。

発 明 の 開示- こ の 発 明 に よ れ ば、 始動電動機 を 駆動源 と し て 真空 ポ ン プ を 形成 し た の で 一定回転数で運転出来 る の で 従来装置の 様な高 回転域で の 耐久性 を 必要 と せ ず 、 又直接電動機 に よ っ て 駆動す る の で安価 で 、 し か も 信頼性が高い真空 .ポ ン プ が ら れ る と 云 う 効果が あ る 。

図面の箇単な 説 明

第 1 図 は 従来.装置 を 示す断面図、 第 2 図 は第 1 図 の Π — Π 線で の 断面図 、 第 3 図 は こ の 発明の 一 実施例 を 示す断面図 で あ る 。

発明 を 実施す る た め の 最良の 形態

こ の 発明 の 一実施例 を 第 3 図 に よ り 説 明す る 。 Φ¾ は 始動電動機の リ ャ ブ ラ ケ ッ ト 、 . ¾ は こ の リ ャ ブ ラ ケ ッ ト © に 軸受 ^ を 介 し て 回転可能 に 支持 さ れ た 軸で あ る 。 こ の 軸 ^ に は 電機子 ^ が固定 さ れ て い る 。 ^ は こ の 電機子 と 径方向 に対向 し て設 け ら れ た 界磁鉄心、 ¾ は の 界磁鉄心 に 卷回 さ れ

O PI た 界磁巻線で あ る 。 ^ は フ ロ ン ト ブ ラ ケ ッ ト で あ り 、 こ の フ ロ ン ト ブ ラ ケ ッ ト に は 軸受 ^ カ 固定 さ れ て お り 上記軸 ® を 回転可能 に 支承 し て い る は ロ ン ト ブ ラ ケ ッ ト ¾ ( に 固 定 さ れ た 電磁 ス ィ ツ チ で あ り 、 （30) は こ の 電磁 ス ィ ッ チ を 構成す る 部 品 の 一 つ で あ る プ ン ジ ャ ー で あ る 又、 ス イ ッ チ （2S) に は 図示 し な い接点 A と 接点 B 力 あ り 、 接点 A は ブ ラ ン ジ ャ （30) を 左方向へ吸引 さ せ る 為 の 電磁回 路の 接点で あ り 、 接点 B は プ ラ ン ジ ャ （so) が 左方向へ移動 し た 時、 及 び 図 示 し な い 真空 タ ン ク —( 又 は マ ス タ ー バ ッ ク の 蓄圧部 ） に 接続 し た セ ン サ 一 に よ り 開 閉す る 接点で あ り 、 電機子（24) 及 び界 磁巻線 6) の 回路 に 接続 さ れ て い る 。 （31) は 図示 し な 関 の リ ン グ ギ ヤ 一 合 さ れ る ピ ニ オ ン ギ ヤ 一 、 （3?) は 才 ー ノ ー ラ ン ニ ン グ ク ラ ッ チ で あ り 、 上 記 ピ ニ ォ ン ギ ヤ ー （31) と 一体的 に 上記軸 ^ に対 し 摺 動可能 に 組 み込 ま れ て い る 。 （33) は プ. ラ ン ジ ャ 0) と ォ ー ノ、' ラ ン ニ ン グ ク ラ ッ チ （32) に 接続 さ れ て い る シ フ ト レ ノ ー で あ る 。 p は シ フ ト レ ノ — ¾ と フ ロ ン ト ブ ラ ケ ッ ト ® で 生ず る 支点 で あ る 。

エ ン ジ ン 始動 時 に お い て 、 ま ず 図 示 し な い キ ー

OM?L ス ィ ッ チ に よ り 接点 A が 閉 と な り 電磁 ス ィ ッ チ ¾ の 電磁回路 に電流が流れ 、 プ ラ ン ジ ャ （30) を 左方向 へ吸引 さ せ る れ に よ り 、 プ ラ ン ジ ャ （30) に接続 し て い る シ フ ト レ ノマ ー カ P を 支点 と し て 回動 し ォ ー ノ ラ ン ニ ン グ ク ラ ッ チ ^ と ビ ニ オ ン ギヤ 一 （31) が 軸 ®上 を 右方向へ摺動す る し た ピ ニ オ ン ギ ヤ ー 1) は 図示 し な い エ ン ジ ン側 に 設 け ら れ た リ ン グギヤ ー に 力 み合 う 。 こ の 状態で プ ラ ン ジ ャ （30) の 左方向の 移動 に よ り 閉 と な っ た 接点 B に よ り 電機 子 ^及 び界磁巻線 ^ に電流が流れ電機子 ^ が 回転 す る 。 こ れ に よ り ピ ニ オ ン ギ ヤ 一 （3 リ ン グギヤ 一 を 回転 さ せ エ ン ジ ン を 駆動す る 。 こ の 時 に お い て 真空 ポ ン プ は 従来装置 と 同様の 動作 に よ り ボ ン プ作用 を 行 う 。 エ ン ジ ン が立上 る と 電機子 ^ の 回 転数よ り も エ ン ジ ン の 回転数の 方が高 く な る の で オ ー バ — ラ ン ニ ン グ ク ラ ッ チ ^ に よ り ビ ニ オ ン ギ ヤ ー I) を 空 回 り さ せ電機子 ^ を 保護.す る 。 そ し て 接点 A ， 接点 B を 開 と し て電機子 ^ の 回転 を 停止 し 、 ビ ニ オ ン ギヤ 一 （31) 、 ォ ー ノヽ ' 一 ラ ン ニ ン グ ク ラ ツ チ ^ を 元 の 位置 に戻 し エ ン ジ ン の 始動 を 完了 す る

OMPI

p^o エ ン ジ ン 始動後 に お い て 、 真空 ポ ン プ は 真空 タ ン ク （ 又 は マ ス タ ー ノ ッ ク の 蓄圧部 ） に 接続 し た セ ン サ ー に よ り 真空度 を 感知 し 、 一定以下 に 真空 度が低下 し た 場合 に 、 接点 B の み を 閉 と し ビ ニ ォ ン ギ ヤ ー （33 を 移動 さ せず に 電機子 ^ の み を 回転 さ せ一定の 回 転数で 真空 ポ ン プ を 駆動 し 真空 を 得 る 真空 タ ン ク （ 又 は マ ス タ ー ノマ ッ ク の 蓄圧部 ） の 真 空度が到達す る と 、 セ ン サ ー に よ り 感知 し 接点 B を 開 と し 真空 ポ ン プ を 停止 さ せ る 。 又、 場合 に よ つ て は エ ン ジ ン 使用 後、 接点 B の み を 閉 と し 常時 真空 ポ ン プ を 一定の 回転数で運転 し 真空 を 得 る 事 も 可能で あ る 。

尚 、 上記実施例 に お い て は 、 リ ャ ブ ラ ケ ッ ト と プ レ ー ト （⁶) を 別体 で形成 し た が 、 一体 で形成 し て も 同様 の 効果 を 奏す る 。

又、 上記実施例 に お い て は 油潤滑式の 真空 ボ ン プ に つ い て 説 明 し た が、 無潤滑式の.真空 ポ ン プ を 用 い て も 同 様の 効果 を 奏す る

更 に 、 上記実施例 に お い て は 軸 ¾ に 直接 ロ ー タ

~ (4) を 嵌合 し て い る 力; ロ ー タ （4) と の 間 に 力 ッ プ リ ン グ を 介 し て ロ ー タ （⁴) を 駆 し て も 同 様の 効

、 リ γ 果 を 奏す る 。

以上 の よ う に こ の 発明 に よ れ ば、 始動電動機 を 駆動源 と し て 真空 ポ ン プ を 形成 し た の で一定回転 数で運転岀来 る の で 従来装置の 様な高回転域で の 耐久性 を 必要 と せず、 又直接電動機 に よ っ て駆動 す る の で安価で、 し カゝ も 信頼性が高い真空 ポ ン プ が得 ら れ る と 云 う 効果力 あ る 。

産業上の 利用 可能性

こ の 発明 は 電磁移送式の 始動電動機 に 限 ら ず、 始動電動機で あ れ ば利用 で き る も の で あ る 。

Claims

請 求 の 囲

始動電動機の 回転 こ の 回転軸 に よ り 駆動 さ れ る ロ ー タ 、 の ロ ー タ の 中心 と 偏心 し た 筒状内 周 面 を 形成す る ハ ウ ジ ン グ の ハ ウ ジ ン グ と 上 記 ブ ラ ケ ッ ト リ ャ と の 間 に 俠着 さ れ上記 ハ ウ ジ ン グ と 作動室 を 構成 す る プ レ ー ト .、 及 び上記 ロ ー タ に径方向 に 摺動可能 に装着 さ れ る と 共 に 上記ハ ウ ジ ン グの 筒状内周 面 に 常 に 摺接 し て上 記 ハ ウ ジ ン グ に 設 け ら れ た 吸入 ロ カ > ら 排出 口 へ流体 を 圧送 し 得 る ベ ー ン を 備 え た 事 を 特徵 と す る 真空 ポ ン プ。

_ OMPI IPO

" ¾NAT ノ