JPWO2023037915A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2023037915A5 JPWO2023037915A5 JP2023546890A JP2023546890A JPWO2023037915A5 JP WO2023037915 A5 JPWO2023037915 A5 JP WO2023037915A5 JP 2023546890 A JP2023546890 A JP 2023546890A JP 2023546890 A JP2023546890 A JP 2023546890A JP WO2023037915 A5 JPWO2023037915 A5 JP WO2023037915A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- laser beam
- workpiece
- along
- corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 10
Description
まず、切り欠きのエッジ部Aにおけるエッジ加工処理の詳細について、図3を参照して説明する。図3において、エッジ部Aは切断加工軌跡上の切り欠きのエッジ部であり、レーザ加工機1Aが、第1の辺L1に沿って移動する加工ヘッド35がエッジ部Aに到達した後に、レーザビームの射出を停止する。このことは、レーザ加工機1Aが、第1の辺L1に沿って移動する加工ヘッド35がエッジ部Aに到達した時に、レーザビームの射出を停止することを含む。
次に、外角のエッジ部Aにおけるエッジ加工処理の詳細について図4を参照して説明する。図4において、エッジ部Aは切断加工軌跡上の外角のエッジ部であり、レーザ加工機1Aが、第1の辺L1に沿って移動する加工ヘッド35がエッジ部Aに到達した後に、レーザビームの射出を停止する。このことは、レーザ加工機1Aが、第1の辺L1に沿って移動する加工ヘッド35がエッジ部Aに到達した後、レーザビームを射出しながら、加工ヘッド35をエッジ部Aから第1の辺L1の延長線に沿って第2所定距離(距離D2)だけ離れた第2所定位置(位置B)まで移動させ、加工ヘッド35が第2所定位置Bに到達した時に、レーザビームの射出を停止することを含む。
本発明の第1実施形態に係るレーザ加工方法において、角部は切断加工軌跡上の外角の角部であり、第1の辺L1に沿って移動する加工ヘッド35が角部に到達した後に、レーザビームの射出を停止することは、第1の辺L1に沿って移動する加工ヘッド35が角部に到達した後、レーザビームを射出しながら、加工ヘッド35を角部から第1の辺L1の延長線に沿って第2所定距離(距離D2)だけ離れた第2所定位置(位置B)まで移動させ、加工ヘッドが第2所定位置に到達した時に、レーザビームの射出を停止することを含む。
第1実施形態に係るレーザ加工方法において、角部が切断加工軌跡上の切り欠きの角部であり、第1の辺L1に沿って移動する加工ヘッド35が角部に到達した後に、レーザビームの射出を停止することは、第1の辺L1に沿って移動する加工ヘッド35が角部に到達した時に、レーザビームの射出を停止することを含む。
図13に示すように、第2実施形態に係るレーザ加工機1Bは、
ワークWを切断加工することで得られる製品400の形状に応じた軌跡でワークWにレーザビームを照射する加工機本体50Bと、
加工機本体50Bを制御する制御部(NC装置)60Bと、
を備え、
制御部60Bは、図14A及び図14Bに示すように、
製品400の外角のエッジ部401の頂点において突き合わされる2つの辺のうち一方の辺に沿ってワークW上を移動して頂点に達した通常加工条件のレーザビームLBが、頂点を通過し一方の辺の延長線に沿って、一方の辺の延長線上に位置する第1加工点403までさらにワークW上で移動し、
レーザビームLBのワークW上における照射位置が、第1加工点403から、2つの辺のうち他方の辺の延長線上に位置する第2加工点405に移動し、
レーザビームLBが、図15A及び図15Bに示すように、ワークW上で、他方の辺の延長線及び他方の辺に沿って、第2加工点405から頂点を経て他方の辺上の第3加工点407まで、通常加工条件よりも低速低出力の角部加工条件で移動し、
レーザビームLBのワークW上における照射位置が、図16A及び図16Bに示すように、レーザビームLBの出力を停止させた状態で、第3加工点407から第2加工点405まで移動し、
図17A及び図17Bに示すように、他方の辺の延長線に沿って第2加工点405から頂点までワークW上を通常加工条件で移動したレーザビームLBが、ワークW上で第3加工点407を通り他方の辺に沿ってさらに通常加工条件で移動する、
ように、加工機本体50Bを制御する。
ワークWを切断加工することで得られる製品400の形状に応じた軌跡でワークWにレーザビームを照射する加工機本体50Bと、
加工機本体50Bを制御する制御部(NC装置)60Bと、
を備え、
制御部60Bは、図14A及び図14Bに示すように、
製品400の外角のエッジ部401の頂点において突き合わされる2つの辺のうち一方の辺に沿ってワークW上を移動して頂点に達した通常加工条件のレーザビームLBが、頂点を通過し一方の辺の延長線に沿って、一方の辺の延長線上に位置する第1加工点403までさらにワークW上で移動し、
レーザビームLBのワークW上における照射位置が、第1加工点403から、2つの辺のうち他方の辺の延長線上に位置する第2加工点405に移動し、
レーザビームLBが、図15A及び図15Bに示すように、ワークW上で、他方の辺の延長線及び他方の辺に沿って、第2加工点405から頂点を経て他方の辺上の第3加工点407まで、通常加工条件よりも低速低出力の角部加工条件で移動し、
レーザビームLBのワークW上における照射位置が、図16A及び図16Bに示すように、レーザビームLBの出力を停止させた状態で、第3加工点407から第2加工点405まで移動し、
図17A及び図17Bに示すように、他方の辺の延長線に沿って第2加工点405から頂点までワークW上を通常加工条件で移動したレーザビームLBが、ワークW上で第3加工点407を通り他方の辺に沿ってさらに通常加工条件で移動する、
ように、加工機本体50Bを制御する。
Claims (10)
- レーザビームをワークに向けて射出する加工ヘッドを、第1の辺、第2の辺、及び前記第1及び第2の辺が交わる一の角部を有する切断加工軌跡に沿って相対的に移動させることによって前記ワークの切断加工を行うレーザ加工方法であって、
前記レーザビームを射出しながら、前記加工ヘッドを前記第1の辺に沿って前記角部まで減速せずに移動させ、
前記第1の辺に沿って移動する前記加工ヘッドが前記角部に到達した後に、前記レーザビームの射出を停止し、
前記レーザビームを間欠的に射出しながら、前記加工ヘッドを、前記角部から前記第2の辺に沿って第1所定距離だけ離れた第1所定位置まで移動させ、前記加工ヘッドが前記第1所定位置に到達した時に、前記レーザビームの射出および前記加工ヘッドの移動を停止し、
前記レーザビームの射出を停止した状態で、前記加工ヘッドを前記第2の辺の延長線上かつ前記角部より手前の位置まで移動させた後に、前記加工ヘッドを前記角部に向けて加速させ、
前記角部に向けて加速する前記加工ヘッドが前記角部に到達した時に前記レーザビームの射出を開始して、前記加工ヘッドを前記第2の辺に沿って移動させる
レーザ加工方法。 - 前記角部は前記切断加工軌跡上の製品の外側に向けた凸部を呈す角部であり、
前記第1の辺に沿って移動する前記加工ヘッドが前記角部に到達した後に、前記レーザビームの射出を停止することは、
前記第1の辺に沿って移動する前記加工ヘッドが前記角部に到達した後、前記レーザビームを射出しながら、前記加工ヘッドを前記角部から前記第1の辺の延長線に沿って第2所定距離だけ離れた第2所定位置まで移動させ、
前記加工ヘッドが前記第2所定位置に到達した時に、前記レーザビームの射出を停止する
ことを含む
請求項1に記載のレーザ加工方法。 - 前記角部は前記切断加工軌跡上の切り欠きの角部であり、
前記第1の辺に沿って移動する前記加工ヘッドが前記角部に到達した後に、前記レーザビームの射出を停止することは、
前記第1の辺に沿って移動する前記加工ヘッドが前記角部に到達した時に、前記レーザビームの射出を停止する
ことを含む
請求項1又は2に記載のレーザ加工方法。 - 前記第2所定距離は、前記ワークの材質に基づいて設定される
請求項2に記載のレーザ加工方法。 - 前記第1所定距離は、前記ワークの材質に基づいて設定される
請求項1~4のいずれか1項に記載のレーザ加工方法。 - レーザビームをワークに向けて射出する加工ヘッドを、第1の辺、第2の辺、及び前記第1及び第2の辺が交わる一の角部を有する切断加工軌跡に沿って相対的に移動させることによって前記ワークの切断加工を行う加工機本体と、
前記加工機本体を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記レーザビームを射出しながら、前記加工ヘッドを前記第1の辺に沿って前記角部まで減速せずに移動し、
前記第1の辺に沿って移動する前記加工ヘッドが前記角部に到達した後に、前記レーザビームの射出および前記加工ヘッドの移動を停止し、
前記レーザビームを間欠的に射出しながら、前記加工ヘッドを、前記角部から前記第2の辺に沿って第1所定距離だけ離れた第1所定位置まで移動し、前記加工ヘッドが前記第1所定位置に到達した時に、前記レーザビームの射出を停止し、
前記レーザビームの射出を停止した状態で、前記加工ヘッドを前記第2の辺の延長線上かつ前記角部より手前の位置まで移動した後に、前記加工ヘッドを前記角部に向けて加速し、
前記角部に向けて加速する前記加工ヘッドが前記角部に到達した時に前記レーザビームの射出を開始して、前記加工ヘッドを前記第2の辺に沿って移動する
ように、前記加工機本体を制御する
レーザ加工機。 - ワークを切断加工することで得られる製品の外側に向けた凸部を呈す角部の頂点において突き合わされる2つの辺のうち一方の辺に沿って前記ワーク上を移動して前記頂点に達した通常加工条件のレーザビームを、前記頂点を通過し前記一方の辺の延長線に沿って、前記一方の辺の延長線上に位置する第1加工点までさらに前記ワーク上で移動させ、
前記レーザビームの前記ワーク上における照射位置を、前記第1加工点から、前記2つの辺のうち他方の辺の延長線上に位置する第2加工点に移動させ、
前記他方の辺の延長線及び前記他方の辺に沿って、前記第2加工点から前記頂点を経て前記他方の辺上の第3加工点まで、前記ワーク上で前記レーザビームを前記通常加工条件よりも低速低出力の角部加工条件で移動させ、
前記レーザビームの出力を停止させた状態で、前記レーザビームの前記ワーク上における照射位置を前記第3加工点から前記第2加工点まで移動させ、
前記他方の辺の延長線に沿って前記第2加工点から前記頂点まで前記ワーク上を前記通常加工条件で移動させた前記レーザビームを、前記ワーク上で前記他方の辺に沿ってさらに前記通常加工条件で移動させる
レーザ加工方法。 - 前記レーザビームの前記ワーク上における照射位置を、前記一方の辺の延長線に沿って前記第1加工点から始まり前記他方の辺の延長線に沿って前記第2加工点に至るループを通って移動させる請求項7に記載のレーザ加工方法。
- 前記通常加工条件の前記レーザビームを前記ワーク上で前記第1加工点から前記第2加工点に移動させる請求項7又は8に記載のレーザ加工方法。
- ワークを切断加工することで得られる製品の形状に応じた軌跡で前記ワークにレーザビームを照射する加工機本体と、
前記加工機本体を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記製品の外側に向けた凸部を呈す角部の頂点において突き合わされる2つの辺のうち一方の辺に沿って前記ワーク上を移動して前記頂点に達した通常加工条件の前記レーザビームが、前記頂点を通過し前記一方の辺の延長線に沿って、前記一方の辺の延長線上に位置する第1加工点までさらに前記ワーク上で移動し、
前記レーザビームの前記ワーク上における照射位置が、前記第1加工点から、前記2つの辺のうち他方の辺の延長線上に位置する第2加工点に移動し、
前記レーザビームが、前記ワーク上で、前記他方の辺の延長線及び前記他方の辺に沿って、前記第2加工点から前記頂点を経て前記他方の辺上の第3加工点まで、前記通常加工条件よりも低速低出力の角部加工条件で移動し、
前記レーザビームの前記ワーク上における照射位置が、前記レーザビームの出力を停止させた状態で、前記第3加工点から前記第2加工点まで移動し、
前記他方の辺の延長線に沿って前記第2加工点から前記頂点まで前記ワーク上を前記通常加工条件で移動した前記レーザビームが、前記ワーク上で前記第3加工点を通り前記他方の辺に沿ってさらに前記通常加工条件で移動する、
ように、前記加工機本体を制御する、
レーザ加工機。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021146965 | 2021-09-09 | ||
JP2021146945 | 2021-09-09 | ||
PCT/JP2022/032343 WO2023037915A1 (ja) | 2021-09-09 | 2022-08-29 | レーザ加工方法及びレーザ加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2023037915A1 JPWO2023037915A1 (ja) | 2023-03-16 |
JPWO2023037915A5 true JPWO2023037915A5 (ja) | 2024-06-03 |
Family
ID=85506644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023546890A Pending JPWO2023037915A1 (ja) | 2021-09-09 | 2022-08-29 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP4400250A1 (ja) |
JP (1) | JPWO2023037915A1 (ja) |
WO (1) | WO2023037915A1 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1080784A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Amada Co Ltd | 熱切断機における多角形穴切断方法およびその装置 |
JPH10249563A (ja) | 1997-03-06 | 1998-09-22 | Komatsu Ltd | 熱切断加工方法 |
JP2007196254A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Fanuc Ltd | レーザ加工方法 |
JP5122833B2 (ja) * | 2007-02-20 | 2013-01-16 | ファナック株式会社 | レーザ加工方法及びレーザ加工装置 |
JP2016068144A (ja) * | 2014-10-01 | 2016-05-09 | 小池酸素工業株式会社 | レーザ切断方法 |
JP2021146945A (ja) | 2020-03-19 | 2021-09-27 | トヨタ自動車株式会社 | 電動車両 |
JP6940643B2 (ja) | 2020-03-23 | 2021-09-29 | 株式会社日立製作所 | 鉄道車両 |
-
2022
- 2022-08-29 WO PCT/JP2022/032343 patent/WO2023037915A1/ja active Application Filing
- 2022-08-29 JP JP2023546890A patent/JPWO2023037915A1/ja active Pending
- 2022-08-29 EP EP22867237.4A patent/EP4400250A1/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPWO2019003513A1 (ja) | レーザ加工システムおよびレーザ加工システムの制御方法 | |
JP6684872B2 (ja) | レーザ加工機及びレーザ加工方法 | |
JP6469328B1 (ja) | 付加製造装置、付加製造システムおよび付加製造方法 | |
JP2004009054A (ja) | レーザ加工機 | |
JP7012820B2 (ja) | 切削加工機及び切削加工方法 | |
US20200246919A1 (en) | Laser cutting method | |
EP3766630B1 (en) | Laser processing machine and laser processing method | |
JPH0999384A (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工方法、及び自動プログラミング装置 | |
JP3768730B2 (ja) | レーザ加工機およびその数値制御装置ならびにレーザ加工機の制御方法 | |
KR970005925B1 (ko) | 레이저 가공 장치 | |
JP6020715B2 (ja) | レーザ加工機および孔開け加工方法 | |
JPWO2023037915A5 (ja) | ||
WO2020085073A1 (ja) | レーザ加工機及びレーザ加工方法 | |
JP2018103251A (ja) | レーザ加工機及びレーザ加工方法 | |
JP6719683B2 (ja) | 切削加工機及び切削加工方法 | |
JPH1080784A (ja) | 熱切断機における多角形穴切断方法およびその装置 | |
KR20150115217A (ko) | 레이저 가공 방법 | |
JP5143661B2 (ja) | Nc旋盤の制御方法及び制御装置 | |
WO2023037915A1 (ja) | レーザ加工方法及びレーザ加工機 | |
JP6670983B1 (ja) | 切削加工機及び切削加工方法 | |
JP6986133B2 (ja) | 切削加工機及び切削加工方法 | |
WO2020021924A1 (ja) | レーザ加工機及びレーザ加工方法 | |
JP6820358B2 (ja) | レーザ加工機及びレーザ加工方法 | |
JP2845552B2 (ja) | パルスレーザ加工方法 | |
JP2650979B2 (ja) | レーザ加工機用数値制御装置 |