JPWO2020105117A1 - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

室内機と室外機とが冷媒を流通する冷媒配管を介して接続された空気調和装置であって、室内機における冷媒の漏洩を検知する冷媒検知部と、冷媒の漏洩が発生した旨を報知するための報知部と、少なくとも報知部を制御する制御部と、室内機を操作するためのリモコンと、を備え、制御部は、冷媒検知部によって冷媒の漏洩が検知された場合、冷媒の漏洩が発生した旨を第一の態様で報知すると共に、第一の態様による報知から一定時間経過した後、第一の態様とは異なる第二の態様で報知するように報知部を制御する。これにより、冷媒の漏洩に関する報知を、第一の態様と第二の態様との二段階で報知することで、当該報知に対するユーザーの注意度を高めて気付かせ易くすることができ、冷媒の漏洩を十分に周知させることができる。

Description

本発明は、室内機と室外機とが冷媒を流通する冷媒配管を介して接続された空気調和装置に関する。
近年、地球温暖化対策の観点から、空気調和装置に使用される冷媒において、地球温暖化係数の低い冷媒への転換が求められている。よって、このような冷媒としては、HFC410Aに比べて地球温暖化係数の低いHFC32が主流となっている。
ところが、かかるHFC32は微燃性である。また、その他の地球温暖化係数の低い冷媒においても燃焼性の度合いは別として可燃性のものが多い。そして、このような地球温暖化係数の低い冷媒としては、今後、より環境負荷が小さいプロパン、またはCO等へ置き換えることも検討されており、安全性への更なる配慮が必要である。
ここで、仮に、ユーザーが可燃性の冷媒の漏洩に気付かないまま、一定時間が経過したとする。この場合、冷媒が漏洩している室内機を設置した室内では換気が行われず、冷媒が拡散されないため、溜まった冷媒によって冷媒濃度の高い箇所が生じる虞がある。そのため、緊急性が問われるので、可燃性の冷媒が漏洩した際は何らかの報知手段により、ユーザーに対して早急に認識させる必要がある。
従来の報知手段としては、例えば特許文献1に記載された空気調和装置のように、室内機の化粧パネルに設けられたランプを点灯させたり、または室内機に設けられたスピーカーから音声もしくはブザー等の音を鳴らしたりして報知するものが一般的である。また、この他、室内機が設置される室内に設けられた当該室内機を操作するためのリモコンの表示部に冷媒の漏洩を知らせるための表示を行うものも知られている。
特開2016−223650号公報
かかる特許文献1に記載の空気調和装置においては、冷媒の漏洩が発生した場合に、当該冷媒の漏洩が発生した旨を報知することはできるが、当該報知をユーザーに対して十分に周知させる保障がなかった。
すなわち、特許文献1に記載の空気調和装置の場合、ユーザーが何らかの理由で冷媒の漏洩に関する報知に気付かなかった場合、同じ状態で報知を続けても当該冷媒の漏洩が周知される可能性が低く、冷媒の漏洩に関する報知態様としては不十分であった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためのものであり、冷媒の漏洩に関して複数の態様で報知することで、当該報知に対するユーザーの注意度を高めて気付かせ易くすることができ、冷媒の漏洩を十分に周知させることができる空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和装置は、室内機と室外機とが冷媒を流通する冷媒配管を介して接続された空気調和装置であって、前記室内機における前記冷媒の漏洩を検知する冷媒検知部と、前記冷媒の漏洩が発生した旨を報知するための報知部と、少なくとも前記報知部を制御する制御部と、前記室内機を操作するためのリモコンと、を備え、前記制御部は、前記冷媒検知部によって前記冷媒の漏洩が検知された場合、前記冷媒の漏洩が発生した旨を第一の態様で報知すると共に、前記第一の態様による報知から一定時間経過した後、前記第一の態様とは異なる第二の態様で報知するように前記報知部を制御するものである。
本発明に係る空気調和装置によれば、冷媒の漏洩に関する報知を、第一の態様と第二の態様との二段階で報知することで、当該報知に対するユーザーの注意度を高めて気付かせ易くすることができ、冷媒の漏洩を十分に周知させることができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の設置例を示す説明図である。 図1の空気調和装置における冷媒の漏洩報知処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の冷媒回路を示す模式図である。 図1の空気調和装置における室内機の変形例を示す平面図である。 図1の空気調和装置における室内機の変形例を示す平面図である。 図1の空気調和装置における室内機の変形例を示す平面図である。 図1の空気調和装置における室内機の変形例を示す平面図である。 図1の空気調和装置における室内機の変形例を示す平面図である。 図1の空気調和装置における室内機の変形例を示す平面図である。 図1の空気調和装置における室内機の変形例を示す平面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。すなわち、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能である。また、そのような変更を伴う空気調和装置も本発明の技術思想に含まれる。さらに、各図において、同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
実施の形態1.
<空気調和装置1の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置を示す構成図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の設置状態を示す概念図である。図1および図2に示すように、本実施の形態1に係る空気調和装置1は、複数の室内機2a、2bと室外機3とが冷媒を流通する冷媒配管4a、4bを介して接続されている。なお、室内機2a、2bは室外機3に対して単数または複数設けられるが、本実施の形態1の場合、2台設けられることでマルチ型の空気調和装置1を構築している。また、以下の説明において、室内機2a、2bは同一の構成からなるため、本実施の形態1では便宜上、図2を除き室内機2aのみを図示して説明することとする。さらに、冷媒配管4a、4bも同様に、図2では、冷媒配管4aのみを図示して説明することとする。
室内機2a、2bは空調対象空間である室内Eの天井面Rに設置され、平面が矩形状の筐体表面側に化粧パネル5が取り付けられている。すなわち、室内機2a、2bは一つの室内Eの天井面Rに、それぞれ化粧パネル5が露出した状態で設置されている。化粧パネル5は、空調空気を4方向に吹出すことのできる4方向吹出し型で構成されている。なお、室内機2a、2bは、同じ室内Eに設置されてもよいし、異なる複数の室内に設置されてもよい。また、一つの室内Eに対して、室内機2a、2bは単数または複数設置される。さらに、化粧パネル5は4方向吹出し型に限らず、2方向吹き出し型であってもよいし、この他種々の態様を広く適用できる。
室内機2a、2bの中央部には、室内空気を吸込む吸込口6が設けられている。この吸込口6の奥側には、例えばファンからなる送風機7が設けられている。また、吸込口6の周囲には、熱交換された空調空気を4方向に吹出すための4箇所の吹出口が設けられている。そして、これら4箇所の吹出口には、それぞれ吹出す空調空気の吹出し風向を制御するためのルーバー8a〜8dが設けられている。
また、室内機2a、2bには、冷媒の漏洩を検知する冷媒検知部としての冷媒センサー9が設けられている。冷媒センサー9は、HFC32、または今後環境保護のために冷媒として使用される可能性のあるLPガス等の冷媒ガスの存在を検知し、その検知結果であるガスの濃度をセンサー出力(ppm)として発信するガスセンサである。冷媒センサー9としては、例えば還元ガスが検知部に触れることで、検知部の酸素原子が脱離し、検知部の電気抵抗が低下することによりガス漏洩を検知する半導体ガスセンサを適用できる。
さらに、室内機2a、2bの化粧パネル5には、冷媒センサー9によって冷媒の漏洩が検知されたとき、冷媒の漏洩が発生した旨を報知するための報知部である表示部10およびスピーカー11が設けられている。本実施の形態1の場合、表示部10は、LED(発光ダイオード)からなるが、これに限ることはない。このとき、表示部10およびスピーカー11は、化粧パネル5において隣り合って設けられている。これにより、冷媒の漏洩に関して報知する際、表示部10における発光と、スピーカー11における音とが隣り合った状態で報知するため、ユーザーに対する注意度を高めることができる。また、表示部10およびスピーカー11が隣り合った状態で設けられるので、メンテナンス時における部品の交換を容易とし、サービス性の向上を図ることができる。
さらに、本実施の形態1の場合、室内機2a、2bには、室内機の「ON」または「OFF」操作、温度、風量、風向およびタイマー等の詳細な設定を操作可能なワイヤード型のリモコン12が、制御部13と配線14を介して接続された状態で設けられている。また、リモコン12は、配線14を介して室外機3とも接続されている。
リモコン12には、ネットワークを介して外部の端末機器20と通信可能な通信部15が設けられている。具体的に、通信部15と外部の端末機器20との間のネットワークとしては、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信、またはインターネット、携帯電話網等の通信網を広く適用できる。
制御部13は、表示部10、スピーカー11および外部の端末機器20と、有線または無線によって接続されている。そして、制御部13は冷媒センサー9が冷媒の漏洩を検知した場合、冷媒の漏洩が発生した旨を報知するように表示部10またはスピーカー11の少なくとも一方を制御すると共に、外部の端末機器20に対しても当該報知を行うように通信部15を介して制御する。この外部の端末機器20としては、パソコン、スマートフォン、携帯電話、またはタブレット端末等の音、光または表示等の報知が可能なものであれば、種々の端末を適用することができる。さらに、制御部13は空気調和装置1の運転状態を管理する管理装置21と、通信部15および配線14を介して接続されている。なお、通信部15と管理装置21とはネットワークを介して通信可能となっていてもよい。
また、室内機2a、2bの化粧パネル5には、温度、風量および風向等の簡易な空調設定を操作可能なワイヤレス型のリモコン16から送信される操作信号を受信する受光部17が設けられている。さらに、室内機2a、2bの化粧パネル5には、周囲に存在する人を検知する温度センサーとしての人感センサー18が設けられている。このとき、受光部17および人感センサー18は、化粧パネル5において対向する位置に設置されている。さらに、受光部17は、化粧パネル5において、表示部10およびスピーカー11と隣り合って設けられている。これにより、受光部17を表示部10およびスピーカー11と隣り合った状態で設けるので、メンテナンス時における部品の交換を容易とし、サービス性の向上を図ることができる。また、表示部10およびスピーカー11を人感センサー18から離して配置することで、これら表示部10およびスピーカー11による発熱によって、人感センサー18の検知における温度ズレを未然に防止することができる。
なお、通信部15はリモコン12に限らず、リモコン16または双方のリモコン12、16または化粧パネル5に設けられてもよい。また、報知部としての表示部10およびスピーカー11は、室内機2a、2bの化粧パネル5に限らず、リモコン12、16側に設けられていてもよい。
さらに、室内機2a、2bと室外機3とを接続する冷媒配管4a、4bには、室内機2a、2bと室外機3との間における冷媒の流通を遮断するための遮断弁19が設けられている。この遮断弁19は、冷媒センサー9によって冷媒の漏洩が検知された場合、制御部13によって開状態から閉状態に切り替えられることで、冷媒の漏洩が発生した室内機2a、2bを隔離することが可能になっている。
すなわち、制御部13は、冷媒センサー9によって冷媒の漏洩が検知された場合、冷媒の漏洩が発生した旨の報知に関する制御に加え、遮断弁19を開状態から閉状態に切り替え、冷媒の漏洩が発生した室内機2a(2b)を他の室内機2b(2a)から隔離する。これにより、冷媒の漏洩の拡大を回避できる。
また、制御部13は、冷媒センサー9によって冷媒の漏洩が検知された場合、冷媒の漏洩が発生した旨の報知に関する制御に加え、室内機2a、2bの送風機7を強制運転させる。ここで、強制運転とは、室内機2a、2bの送風機7が停止している状態または運転している状態であっても、強風の状態で運転させることを意味する。これにより、室内Eに漏洩した冷媒を拡散させ、冷媒が溜まることによって冷媒濃度の高い箇所が生じるのを未然に回避できる。さらに、冷媒センサー9によって冷媒の漏洩が検知された場合、室内機2a、2bの送風機7の強制運転と、遮断弁19による冷媒の漏洩が発生した室内機2a、2bの隔離とを併用することで、冷媒の漏洩の拡大を効率よく回避できる。
本実施の形態1の場合、室内機2a、2bの設置された室内Eに設置された窓Wまたは扉Dには、これら窓Wまたは扉Dの開閉を検知する開閉検知部22、23が備えられている。これら開閉検知部22、23は、配線14を介して制御部13と接続されている。
そして、冷媒の漏洩が発生した旨の報知において、冷媒の漏洩が生じた室内Eの窓Wまたは扉Dを解放する旨の内容を加えることが望ましい。これにより、制御部13は、冷媒センサー9によって冷媒の漏洩が検知された場合、当該冷媒の漏洩が発生した旨の報知に関する制御によって、室内Eに漏洩した冷媒を拡散させ、冷媒が溜まることによって冷媒濃度の高い箇所が生じるのを未然に回避できる。
<冷媒の漏洩に関する報知について>
ここで、本実施の形態1の空気調和装置1における冷媒の漏洩報知処理手順について説明する。図3は、図1の空気調和装置1における冷媒の漏洩報知処理手順を示すフローチャートである。
制御部13は、ステップS1において、冷媒センサー9によって冷媒の漏洩が検知される肯定結果を得るまで、このルーチンを繰り返し、肯定結果を得ると(S1がY)、ステップS2へ移行する。
制御部13は、ステップS2において、表示部10、スピーカー11および外部の端末機器20に対し、当該冷媒の漏洩が発生した旨を第一の態様で報知するよう制御すると共に、安全制御を行う。この安全制御とは、前述した遮断弁19の閉状態への切り替え、送風機7の強制運転または室内Eの窓Wまたは扉Dを解放する旨の報知によって、冷媒の漏洩の拡大、または冷媒濃度の高い箇所が生じるのを回避する制御を意味する。なお、安全制御の具体的な説明は前述した説明と重複するため、ここでは割愛するものとする。
具体的に、制御部13は、冷媒センサー9によって冷媒の漏洩が検知された場合、以下のような第一の態様にて報知を行うよう表示部10、スピーカー11および外部の端末機器20を制御する。第一の態様による報知のうち、表示部10による報知としては、例えば、警告灯等のランプを点灯または点滅させ、発光によってユーザーに冷媒が漏洩していることを報知する。あるいは、表示部10に冷媒が漏洩している旨の文字または画像を表示させることによってユーザーに冷媒が漏洩していることを報知してもよい。また、スピーカー11による報知としては、例えば、ブザー等の警報音を吹鳴させたり、冷媒が漏洩している旨を音声でアナウンスしたりすることによってユーザーに冷媒が漏洩していることを報知する。あるいは、表示部10およびスピーカー11の両方を用いて、音、光および表示を組み合わせてユーザーに冷媒の漏洩を報知してもよい。さらに、外部の端末機器20を用いた報知としては、音、光および表示のいずれか、またはこれらを組み合わせてユーザーに冷媒の漏洩を報知してもよい。さらに、冷媒の漏洩が発生した室内機2a(2b)と、その他の室内機2b(2a)とで、異なった内容で報知するようにしてもよい。このとき、異なった内容の報知としては、例えば、表示部10の点灯色を変えたり、点滅の頻度もしくはタイミングを変えたり、表示する文言を変えたり、表示する画像を変えたり等が挙げられる。また、異なった内容の報知としては、この他、例えば、スピーカー11でのブザー音を変えたり、またはスピーカー11でのアナウンスする文言を変えたり等が挙げられる。
次に、制御部13はステップS3へ移行する。ステップS3において制御部13は、第一の態様による報知から一定時間経過するまでの間に、第一の態様による報知がユーザーに確認されるか否かを判断する。このステップS3において、制御部13は、リモコン12または16による操作がなされると(S3がN)、第一の態様に報知がユーザーに確認された(ユーザーに周知された)と判断し、この冷媒の漏洩報知処理を終了する。
なお、制御部13が第一の態様の報知を確認されたと判断する材料としては、これに限らず、この他、第一の態様による報知から一定時間経過した後、人感センサー18により室内機2a、2bの周囲にユーザー(人)の存在が検知されない場合であってもよい。または、第一の態様による報知から一定時間経過するまでの間に、開閉検知部22、23により窓Wまたは扉Dが開かれた(解放)状態であることを検知した場合であってもよい。
これに対し、ステップS3において制御部13は、第一の態様による報知から一定時間経過した後、第一の態様による報知がユーザーに確認されない場合(S3がY)、ステップS4へ移行する。そして、ステップS4において制御部13は、第一の態様による報知とは異なる第二の態様で冷媒の漏洩が発生した旨を報知するように表示部10、スピーカー11および外部の端末機器20を制御する。第二の態様による報知としては、第一の態様と比較して、スピーカー11でのブザー音もしくは音声の音量増加による報知が挙げられる。または、第一の態様と比較して、表示部10での警告灯等のランプの点灯、点滅もしくはメッセージ表示(文字または画像の表示)における輝度増加による報知、または、表示部10でのランプの点滅の頻度増加による報知等が挙げられる。
具体的に、制御部13は、第一の態様による報知から一定時間経過してもなおリモコン12または16による操作がなされない場合、前述した第二の態様で報知するように表示部10、スピーカー11および外部の端末機器20を制御する。
なお、制御部13が第一の態様による報知の未確認を判断する材料としては、これに限らず、この他、第一の態様による報知から一定時間経過した後、人感センサー18で室内機2aの周囲における人(ユーザー)の存在を検知した場合であってもよい。
あるいは、制御部13が、第一の態様による報知から一定時間経過してもなお開閉検知部22、23により窓Wまたは扉Dの開閉が検知されない場合であってもよい。
そして、制御部13はステップS4にて第二の態様による報知の制御を行うと、この冷媒の漏洩報知処理を終了する。
<冷媒回路について>
図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置1の冷媒回路を示す模式図である。なお、室内機2a、2bは同一の構成からなるため、ここでは便宜上、室内機2aのみを図示して説明することとする。図4に示すように、空気調和装置1は、冷媒を介して外気と室内の空気との間で熱を移動させることにより、室内を暖房または冷房して空気調和を行う。空気調和装置1は、室外機3と、室内機2aとを有する。
空気調和装置1は、室外機3と室内機2aとが冷媒配管4a、4bにより配管接続され、冷媒が循環する冷媒回路30が構成されている。そして、空気調和装置1の冷媒回路30では、圧縮機31、流路切替装置32、室外熱交換器33、膨張弁34および室内熱交換器35が冷媒配管4a、4bを介して接続されている。
室外機3は、圧縮機31、流路切替装置32、室外熱交換器33および、膨張弁34を有している。圧縮機31は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、圧縮機31は、インバータ装置を備えていてもよく、インバータ装置によって運転周波数を変化させて、圧縮機31の容量を変更することができるように構成されてもよい。なお、圧縮機31の容量とは、単位時間当たりに送り出す冷媒の量である。流路切替装置32は、例えば四方弁であり、冷媒流路の方向の切り換えが行われる装置である。
空気調和装置1は、制御部13(図1)からの指示に基づいて、流路切替装置32を用いて冷媒の流れを切り換えることで、暖房運転または冷房運転を実現することができる。室外熱交換器33は、冷媒と室外空気との熱交換を行う。室外熱交換器33は、暖房運転時には蒸発器の働きをし、冷媒配管4bから流入した低圧の冷媒と室外空気との間で熱交換を行って冷媒を蒸発させて気化させ、冷媒配管4a側に流出させる。室外熱交換器33は、冷房運転時には、凝縮器の働きをし、流路切替装置32側から流入した圧縮機31で圧縮済の冷媒と室外空気との間で熱交換を行って、冷媒を凝縮させて液化させる。室外熱交換器33には、冷媒と室外空気との間の熱交換の効率を高めるために、室外送風機36が設けられている。室外送風機36は、インバータ装置を取り付け、ファンモータの運転周波数を変化させてファンの回転速度を変更してもよい。膨張弁34は、絞り装置(流量制御手段)であり、膨張弁34を流れる冷媒の流量を調節することにより、膨張弁として機能し、開度を変化させることで、冷媒の圧力を調整する。例えば、膨張弁34が、電子式膨張弁等で構成された場合は、制御部13(図1)等の指示に基づいて開度調整が行われる。
室内機2aは、冷媒と室内空気との間で熱交換を行う室内熱交換器35および、室内熱交換器35が熱交換を行う空気の流れを調整する送風機7を有する。また、室内機2aは、冷媒回路30内で使用される冷媒が漏洩したことを検知する冷媒センサー9を有する。
室内熱交換器35は、暖房運転時において凝縮器の働きをし、冷媒配管4aから流入した冷媒と室内空気との間で熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化させ、冷媒配管4b側に流出させる。室内熱交換器35は、冷房運転時には蒸発器の働きをし、膨張弁34によって低圧状態にされた冷媒と室内空気との間で熱交換を行い、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させて気化させ、冷媒配管4a側に流出させる。送風機7の運転速度は、ユーザーの設定により決定される。送風機7には、インバータ装置を取り付け、ファンモータの運転周波数を変化させてファンの回転速度を変更してもよい。
<空気調和装置1の冷房および暖房運転の動作例>
次に、空気調和装置1の動作例として冷房運転の動作を説明する。圧縮機31によって圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒は、流路切替装置32を経由して、室外熱交換器33に流入する。室外熱交換器33に流入したガス冷媒は、室外送風機36により送風される外気との熱交換により凝縮し、低温の冷媒となって、室外熱交換器33から流出する。室外熱交換器33から流出した冷媒は、膨張弁34によって膨張および減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、室内機2aの室内熱交換器35に流入し、送風機7により送風される室内空気との熱交換により蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室内熱交換器35から流出する。このとき、冷媒に吸熱されて冷却された室内空気は、空調空気(吹出風)となって、室内機2aから空調対象空間である室内E(図2)に吹き出される。室内熱交換器35から流出したガス冷媒は、流路切替装置32を経由して圧縮機31に吸入され、再び圧縮される。空気調和装置1の冷房運転は、以上の動作が繰り返される(図中、実線の矢印で示す)。
次に、空気調和装置1の動作例として暖房運転の動作を説明する。圧縮機31によって圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒は、流路切替装置32を経由して、室内機2aの室内熱交換器35に流入する。室内熱交換器35に流入したガス冷媒は、送風機7により送風される室内空気との熱交換により凝縮し、低温の冷媒となって、室内熱交換器35から流出する。このとき、ガス冷媒から熱を受け取り暖められた室内空気は、空調空気(吹出風)となって、室内機2aから室内E(図2)に吹き出される。室内熱交換器35から流出した冷媒は、膨張弁34によって膨張および減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、室外機3の室外熱交換器33に流入し、室外送風機36により送風される外気との熱交換により蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室外熱交換器33から流出する。室外熱交換器33から流出したガス冷媒は、流路切替装置32を経由して圧縮機31に吸入され、再び圧縮される。空気調和装置1の暖房運転は、以上の動作が繰り返される(図中、破線の矢印で示す)。
<実施の形態1における効果>
以上、説明したように、本実施の形態1の空気調和装置1では、制御部13が、冷媒センサー9によって冷媒の漏洩が検知された場合、冷媒の漏洩が発生した旨を第一の態様で報知する。これと共に、制御部13が、第一の態様による報知から一定時間経過した後、第一の態様とは異なる第二の態様で報知するように表示部10、スピーカー11および外部の端末機器20を制御する。このように、空気調和装置1では、冷媒の漏洩に関する報知を、第一の態様と第二の態様との二段階で報知する。すわなち、同じ状態の報知態様を続けることなく、異なる態様の報知により、当該報知に対するユーザーの注意度を高めて気付かせ易くすることができ、冷媒の漏洩を十分に周知させることができる。
また、制御部13が、冷媒センサー9によって冷媒の漏洩が検知された室内機2a(2b)と、その他の室内機2b(2a)とで、冷媒の漏洩が発生した旨の報知を異ならせるように表示部10、スピーカー11および外部の端末機器20を制御してもよい。これにより、冷媒の漏洩を生じている室内機2a(2b)を、その他の室内機2b(2a)と区別して報知でき、メンテナンスの際に容易に識別できる。
変形例
次に、図5〜図11を参照しながら、図1の空気調和装置1における室内機2aの化粧パネル5の変形例について説明する。なお、ここでは、化粧パネル5における表示部10およびスピーカー11並びに受光部17および人感センサー18の配置についての説明であり、その他の構成については前述した実施の形態1と同様であるため、重複する説明は割愛するものとする。また、室内機2aと室内機2bとは同様の構成であるため、以下においても、便宜上、室内機2aのみ図示して説明するものとする。
図5は、図1の空気調和装置1における室内機2aの変形例を示す平面図である。この場合、化粧パネル5において、受光部17と人感センサー18とが対角線上に配置され、表示部10およびスピーカー11が、人感センサー18と隣り合って配置されている。これにより、冷媒の漏洩に関して報知する際、表示部10における発光と、スピーカー11における音とが隣り合った状態で報知するため、ユーザーに対する注意度を高めることができる。また、表示部10、スピーカー11、および人感センサー18が隣り合った状態で設けられるので、メンテナンス時における部品の交換を容易とし、サービス性の向上を図ることができる。
図6は、図1の空気調和装置1における室内機2aの変形例を示す平面図である。この場合、化粧パネル5において、受光部17と人感センサー18とが対角線上に配置され、表示部10が人感センサー18と隣り合って配置され、スピーカー11が受光部17と隣り合って配置されている。これにより、冷媒の漏洩に関して報知する際、表示部10における発光と、スピーカー11における音とが対角線上に離間していることから拡散状態で報知するため、ユーザーに対する注意度を高めることができる。また、表示部10と人感センサー18とが隣り合った状態で設けられ、スピーカー11と受光部17とが隣り合った状態で設けられるので、メンテナンス時における部品の交換を容易とし、サービス性の向上を図ることができる。
図7は、図1の空気調和装置1における室内機2aの変形例を示す平面図である。この場合、化粧パネル5において、受光部17と人感センサー18とが対角線上に配置され、これらに直交する対角線上に表示部10とスピーカー11とが配置されている。すなわち、化粧パネル5において、表示部10、スピーカー11、受光部17および人感センサー18の全てが離間した状態で配置されている。これにより、冷媒の漏洩に関して報知する際、表示部10における発光と、スピーカー11における音とが対角線上に離間していることから拡散状態で報知するため、ユーザーに対する注意度を高めることができる。また、表示部10およびスピーカー11を人感センサー18から離して配置することで、これら表示部10およびスピーカー11による発熱によって、人感センサー18の検知における温度ズレを未然に防止することができる。
図8は、図1の空気調和装置1における室内機2aの変形例を示す平面図である。この場合、化粧パネル5において、受光部17と人感センサー18とが対角線上に配置され、表示部10が受光部17と隣り合って配置されると共に、スピーカー11が、受光部17および人感センサー18とは離間して配置されている。これにより、冷媒の漏洩に関して報知する際、表示部10における発光と、スピーカー11における音とが離間して拡散した状態で報知するため、ユーザーに対する注意度を高めることができる。また、表示部10と受光部17とが隣り合った状態で設けられるので、メンテナンス時における部品の交換を容易とし、サービス性の向上を図ることができる。また、表示部10、スピーカー11、および受光部17が人感センサー18から離して配置されることで、これら表示部10およびスピーカー11による発熱によって、人感センサー18の検知における温度ズレを未然に防止することができる。
図9は、図1の空気調和装置1における室内機2aの変形例を示す平面図である。この場合、化粧パネル5において、受光部17と人感センサー18とが対角線上に配置され、スピーカー11が受光部17と隣り合って配置されると共に、表示部10が、受光部17および人感センサー18とは離間して配置されている。これにより、冷媒の漏洩に関して報知する際、表示部10における発光と、スピーカー11における音とが離間して拡散した状態で報知するため、ユーザーに対する注意度を高めることができる。また、スピーカー11と受光部17とが隣り合った状態で設けられるので、メンテナンス時における部品の交換を容易とし、サービス性の向上を図ることができる。また、表示部10、スピーカー11、および受光部17が人感センサー18から離して配置されることで、これら表示部10およびスピーカー11による発熱によって、人感センサー18の検知における温度ズレを未然に防止することができる。
図10は、図1の空気調和装置1における室内機2aの変形例を示す平面図である。この場合、化粧パネル5において、受光部17と人感センサー18とが対角線上に配置され、スピーカー11が人感センサー18と隣り合って配置されると共に、表示部10が、受光部17および人感センサー18とは離間して配置されている。これにより、冷媒の漏洩に関して報知する際、表示部10における発光と、スピーカー11における音とが離間して拡散した状態で報知するため、ユーザーに対する注意度を高めることができる。また、スピーカー11と人感センサー18とが隣り合った状態で設けられるので、メンテナンス時における部品の交換を容易とし、サービス性の向上を図ることができる。
図11は、図1の空気調和装置1における室内機2aの変形例を示す平面図である。この場合、化粧パネル5において、受光部17と人感センサー18とが対角線上に配置され、表示部10が人感センサー18と隣り合って配置されると共に、スピーカー11が、受光部17および人感センサー18とは離間して配置されている。これにより、冷媒の漏洩に関して報知する際、表示部10における発光と、スピーカー11における音とが離間して拡散した状態で報知するため、ユーザーに対する注意度を高めることができる。また、表示部10と人感センサー18とが隣り合った状態で設けられるので、メンテナンス時における部品の交換を容易とし、サービス性の向上を図ることができる。
1 空気調和装置、2a、2b 室内機、3 室外機、4a、4b 冷媒配管、5 化粧パネル、6 吸込口、7 送風機、8a、8b、8c、8d ルーバー、9 冷媒センサー、10 表示部、11 スピーカー、12、16 リモコン、13 制御部、14 配線、15 通信部、17 受光部、18 人感センサー、19 遮断弁、20 端末機器、21 管理装置、22 開閉検知部、23 開閉検知部、30 冷媒回路、31 圧縮機、32 流路切替装置、33 室外熱交換器、34 膨張弁、35 室内熱交換器、36 室外送風機、D 扉、E 室内、R 天井面、W 窓。
本発明に係る空気調和装置は、室内機と室外機とが冷媒を流通する冷媒配管を介して接続された空気調和装置であって、前記室内機における前記冷媒の漏洩を検知する冷媒検知部と、前記冷媒の漏洩が発生した旨を報知するための報知部と、少なくとも前記報知部を制御する制御部と、前記室内機を操作するためのリモコンと、を備え、前記制御部は、前記冷媒検知部によって前記冷媒の漏洩が検知された場合、前記冷媒の漏洩が発生した旨を第一の態様で報知すると共に、前記第一の態様による報知が確認されたか否かを判断し、判断した結果に応じて、前記第一の態様とは異なる第二の態様で報知するように前記報知部を制御するものである。

Claims (9)

  1. 室内機と室外機とが冷媒を流通する冷媒配管を介して接続された空気調和装置であって、
    前記室内機における前記冷媒の漏洩を検知する冷媒検知部と、
    前記冷媒の漏洩が発生した旨を報知するための報知部と、
    少なくとも前記報知部を制御する制御部と、
    前記室内機を操作するためのリモコンと、を備え、
    前記制御部は、
    前記冷媒検知部によって前記冷媒の漏洩が検知された場合、
    前記冷媒の漏洩が発生した旨を第一の態様で報知すると共に、前記第一の態様による報知から一定時間経過した後、前記第一の態様とは異なる第二の態様で報知するように前記報知部を制御する空気調和装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第一の態様による報知から一定時間経過してもなお前記リモコンによる操作がなされない場合、前記第二の態様で前記冷媒の漏洩が発生した旨を報知するように前記報知部を制御する請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記室内機の周囲における人の存在を検知する人感センサーを更に備え、
    前記制御部は、
    前記第一の態様による報知から一定時間経過した後、前記人感センサーにより前記室内機の周囲における人の存在を検知した場合、前記第二の態様で前記冷媒の漏洩が発生した旨を報知するように前記報知部を制御する請求項1に記載の空気調和装置。
  4. 前記室内機の設置された室内に備えられた窓または扉の開閉を検知する開閉検知部を更に備え、
    前記第一の態様による報知から一定時間経過してもなお前記開閉検知部により前記窓または扉の開閉が検知されない場合、前記第二の態様で前記冷媒の漏洩が発生した旨を報知するように前記報知部を制御する請求項1に記載の空気調和装置。
  5. 前記報知部には、
    前記室内機の筐体表面に設けられた表示部もしくはスピーカー、または前記リモコンのうちの少なくとも一つが含まれ、
    前記第一の態様による報知には、
    前記スピーカーもしくは前記リモコンにおけるブザー音もしくは音声の出力による報知、または、前記表示部もしくは前記リモコンにおけるランプの点灯、点滅もしくはメッセージ表示による報知のうちの少なくとも一つが含まれ、
    前記第二の態様による報知には、
    前記第一の態様と比較して、前記ブザー音もしくは音声の音量増加による報知、または、前記ランプの点灯、点滅もしくはメッセージ表示における輝度増加による報知、または、前記ランプの点滅の頻度増加による報知のうちの少なくとも一つが含まれる請求項1〜4のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  6. 前記冷媒配管に設けられ、前記室内機と前記室外機との間における前記冷媒の流通を遮断するための遮断弁を更に備え、
    前記制御部は、
    前記冷媒検知部によって前記冷媒の漏洩が検知された場合、前記遮断弁を開状態から閉状態に切り替える請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  7. 前記制御部は、
    前記冷媒検知部によって前記冷媒の漏洩が検知された場合、前記室内機の送風機を強制運転させる請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  8. 前記制御部は、
    前記室内機が複数設けられる場合、複数の前記室内機のうち、前記冷媒検知部によって前記冷媒の漏洩が検知された室内機と、その他の室内機とで、前記第一の態様において異なる内容で報知するように前記報知部を制御する請求項1〜7のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  9. 空気調和装置の運転状態を管理する管理装置と、接続される通信部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記冷媒検知部によって前記冷媒の漏洩が検知された場合、前記管理装置に前記冷媒の漏洩が発生した旨を報知するよう前記通信部を制御する請求項1〜8のいずれか一項に記載の空気調和装置。
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