JPWO2020031740A1 - 制御装置および制御方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

本開示は、より広範囲に画像を適切に投影することができるようにする制御装置および制御方法、並びにプログラムに関する。画像コンテンツを投影する投影部が出力する投影光の少なくとも一部を反射可能に構成されたミラーの姿勢を示す姿勢情報に基づいて、画像コンテンツを回転または反転するように補正する画像処理が画像コンテンツに対して施される。そして、その画像処理が施された画像コンテンツを投影部から出力する際に、ミラーのピッチ方向およびロール方向の姿勢が制御される。本技術は、例えば、ミラー反射機構を備えたプロジェクタに適用できる。

Description

本開示は、制御装置および制御方法、並びにプログラムに関し、特に、より広範囲に画像を適切に投影することができるようにした制御装置および制御方法、並びにプログラムに関する。
従来、空間内の任意の投影面に画像を投影するために、いくつかの方式が提案されている。例えば、そのうちの一つとして、プロジェクタ自体を駆動する方式があるが、明るい環境や広範囲に画像を投影したい場合にはプロジェクタの輝度を上げる必要があり、プロジェクタが大型化することになる。その結果、プロジェクタ自体を駆動させる方式では、設備が大掛かりとなっていた。
そこで、プロジェクタの大型化を回避するため、プロジェクタ自体を駆動させずに、ミラーを駆動させることによって画像を空間内の任意の投影面へ反射させる方式が提案されている。しかしながら、ミラーユニット自体の機構の制約やミラー自体が妨げとなってしまう結果、ミラーを駆動させる方式において画像の投影可能な範囲は、プロジェクタ自体を駆動させる方式よりも限定されることになっていた。
例えば、特許文献1には、1台の投影手段から複数画面の画像を投影し、ミラーなどの導光手段により所望の表示位置に別々に複数の画像を投影することができる投影装置が開示されている。
特開2001−305683号公報
ところで、上述したような方式を利用して、例えば、室内の側面や天面、床面などの広範囲に画像を投影する際に、画像が適切に投影されていないと認識されることがあり、その改善が求められていた。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より広範囲に画像を適切に投影することができるようにするものである。
本開示の一側面の制御装置は、画像コンテンツを投影する投影部が出力する投影光の少なくとも一部を反射可能に構成されたミラーの姿勢を示す姿勢情報に基づいて、前記画像コンテンツに対して補正処理を施す補正処理部と、前記補正処理部により前記補正処理が施された前記画像コンテンツの前記投影部からの出力を制御する制御部とを備える。
本開示の一側面の制御方法またはプログラムは、画像コンテンツを投影する投影部が出力する投影光の少なくとも一部を反射可能に構成されたミラーの姿勢を示す姿勢情報に基づいて、前記画像コンテンツに対して補正処理を施すことと、前記補正処理が施された前記画像コンテンツの前記投影部からの出力を制御することとを含む。
本開示の一側面においては、画像コンテンツを投影する投影部が出力する投影光の少なくとも一部を反射可能に構成されたミラーの姿勢を示す姿勢情報に基づいて、画像コンテンツに対して補正処理が施され、その補正処理が施された画像コンテンツの投影部からの出力が制御される。
本開示の一側面によれば、より広範囲に画像を適切に投影することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術を適用した投影システムの一実施の形態の構成例を示す図である。 ミラー反射型プロジェクタの外観構成を示す図である。 ミラー反射型プロジェクタにおけるミラーの駆動状態を説明する図である。 ミラー反射型プロジェクタにおけるミラーの収納状態を説明する図である。 ミラー反射型プロジェクタの設置例を示す図である。 コンテンツを投影する際の投影向きの決定について説明する図である。 ミラー不使用エリアの設定について説明する図である。 ミラー不使用境界を跨ぐ画像を結合する画像処理について説明する図である。 投影システムの機能的な構成例を示すブロック図である。 コンテンツ出力制御処理を説明するフローチャートである。 ミラー反射型プロジェクタに対する空間の断面方向について定義する図である。 ミラーのピッチ回転を図式化した図である。 ミラーのミラー長とミラーチルト角との関係を示す図である。 コンテンツの向きを考慮せずに投影される画像の一例を示す図である。 コンテンツの向きを考慮せずに画像を投影する場合におけるミラーの動きおよび補正処理について説明する図である。 コンテンツの向きを考慮して投影される画像の一例を示す図である。 コンテンツの向きを考慮して画像を投影する場合におけるミラーの動きおよび補正処理について説明する図である。 駆動型プロジェクタの外観構成を示す図である。 駆動型プロジェクタにより投影される画像の一例を示す図である。 駆動型プロジェクタにより画像を投影する場合における駆動機構の動きおよび補正処理について説明する図である。 本技術を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
以下、本技術を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<投影システムの構成例>
図1は、本技術を適用した投影システムの一実施の形態の構成例を示す図である。
図1に示すように、投影システム11は、センサモジュール12、ミラー反射型プロジェクタ13、および制御処理装置14が接続されて構成される。例えば、投影システム11は、複数人のユーザが居る部屋内での利用が想定され、室内の側面や天面、床面などの任意の投影面に対して画像を投影する。
センサモジュール12は、投影システム11を利用してコンテンツを視聴するユーザに関するユーザ情報、投影システム11が利用される環境に関する環境情報、および、ポインティングデバイスを利用したポインティングに関するポインティング情報を取得する。例えば、センサモジュール12は、ユーザ情報として、一人または複数人のユーザについて、位置や、姿勢、顔向き、視界、視線、手指などの検出結果を取得する。また、センサモジュール12は、環境情報として、画像を投影する対象となる投影面の形状や、投影面の凹凸、投影面の色、画像を投影する際の障害物または遮蔽物、画像を投影する環境の照度などの検出結果を取得する。
また、センサモジュール12は、ポインティング情報として、空間内を光で指し示すポインティングデバイスをユーザが利用する場合に、カメラなどにより光を検出することによって、ポインティング位置を取得する。ポインティングデバイスとしては、レーザーポインタなどのように可視光を用いるものや、家電操作に用いるリモートコントローラの赤外線のように不可視光を用いるものなどを使用することができる。また、ポインティングデバイスとして、固定された光源から照射されて再帰性反射材で反射された赤外光を検出する方式のデバイスや、ジャイロまたは加速度センサを用いて方向を推定する方式のデバイスなどを使用してもよい。
ミラー反射型プロジェクタ13は、動画像や静止画像などのコンテンツを出力する出力装置である。例えば、ミラー反射型プロジェクタ13は、図2に示すようなミラー22を駆動し、制御処理装置14による制御に従って、所望の投影面に画像を投影することができる。
制御処理装置14は、センサモジュール12により取得された各種の情報の解析、および、ミラー反射型プロジェクタ13により出力されるコンテンツの解析を行い、ミラー反射型プロジェクタ13によるコンテンツの出力を制御するコンテンツ出力制御処理を行う。
例えば、制御処理装置14は、センサモジュール12により取得された情報に基づいて、ミラー反射型プロジェクタ13と投影面との三次元的な位置関係などを計算する。そして、制御処理装置14は、計算結果に従って、投影面に投影される画像がユーザによりどのように視認されるかなどを解析し、ユーザから適切に見えるようにする画像処理を画像に施して投影させる。
また、制御処理装置14は、コンテンツの属性を解析して、例えば、何らかの形でコンテンツをユーザに伝えるトリガが発動された際、そのコンテンツのフォーマット(例えば、文章や動画など)や、伝える対象者、緊急性などを踏まえ、ユーザと投影面との位置関係や投影面とミラー反射型プロジェクタ13との位置関係の解析に利用する。
また、制御処理装置14は、投影システム11が複数の出力装置を備えている場合、それらの出力装置の中から、ユーザにコンテンツを提供するのに最適な出力装置を決定するだけでなく、その出力装置に特有のパラメタも同時に最適化することができる。例えば、ミラー反射型プロジェクタ13の場合は、制御処理装置14は、ミラー反射型プロジェクタ13により投影される画像の明るさまたは大きさを調整するズーム機構やフォーカス機構などに設定されるパラメタを決定する。
このように投影システム11は構成されており、制御処理装置14がミラー反射型プロジェクタ13から出力されるコンテンツを制御することによって、より広範囲に画像を適切に投影することができる。
<ミラー反射型プロジェクタの構成例および設置例>
図2乃至図5を参照して、ミラー反射型プロジェクタ13の構成例および設置例について説明する。
図2に示すように、ミラー反射型プロジェクタ13は、プロジェクタ本体21から画像を投影する投影部に、ミラー22が駆動可能に装着された構成となっている。ミラー22は、ピッチアーム23に対して固定されており、ピッチアーム23がピッチモータ24によって回転駆動することで、投影部の光軸に対してピッチ方向にミラー22が駆動される。さらに、ピッチアーム23およびピッチモータ24は、ロールアーム25に対して固定されており、ピッチアーム23およびピッチモータ24がロールモータ26によって回転駆動することで、投影部の光軸に対してロール方向にミラー22が駆動される。
また、ロールアーム25は、プロジェクタ本体21の投影部に内蔵されている光源27から画像を投影する光軸を遮らないように構成され、その光軸を回転軸として回転可能な構成となっている。例えば、図3には、図4に示した状態から、ロールモータ26が駆動することによってミラー22をロール方向に回転させた状態が示されている。
また、ピッチアーム23は、その回転軸が、光源27から画像を投影する光軸と交差しない構成となっている。これにより、図4に示すように、ミラー反射型プロジェクタ13は、ミラー22を完全に折り畳んだ収納状態とすることができる。つまり、ミラー反射型プロジェクタ13は、ミラー22を収納状態とすることで、ミラー22で画像を反射させない通常のプロジェクタと同様に使用することが可能である。
このようにミラー反射型プロジェクタ13は構成されており、ピッチモータ24およびロールモータ26が、それぞれ独立してピッチアーム23およびロールアーム25を駆動することで、所望の角度および向きとなるようにミラー22を回転させることができる。従って、ミラー反射型プロジェクタ13は、ミラー22による反射を利用して、所望の方向および向きで、画像を投影することができる。なお、以下適宜、このようにミラー22による反射を利用して画像を投影する機構をミラー反射機構28と称する。
なお、プロジェクタ本体21の機能として搭載されているズームや、フォーカス、レンズシフトなどを、ミラー反射型プロジェクタ13がコンテンツを投影する際の調整に使用してもよい。
また、図5には、ミラー反射型プロジェクタ13の設置例が示されている。
例えば、ミラー反射型プロジェクタ13Aは、プロジェクタ本体21の投影部が天面に向かう姿勢で、ミラー反射機構28が床面から露出するように、床面に埋め込まれて設置される設置例である。また、ミラー反射型プロジェクタ13Bは、プロジェクタ本体21の投影部が床面に向かう姿勢で、ミラー反射機構28が天面から露出するように、天面に埋め込まれて設置される設置例である。
また、ミラー反射型プロジェクタ13Cは、ほぼ水平方向に光軸が向かうように天面に吊り下げられるように設置(いわゆる一般的な天吊り)される設定例である。なお、通常のプロジェクタにミラー反射機構28を装着して、ミラー反射型プロジェクタ13Cのような構成としてもよい。
なお、上述したように、ミラー反射型プロジェクタ13は、所望の方向および向きで画像を投影することができ、ミラー反射型プロジェクタ13の設置は、図3に示されるような設置例に限定されることはない。
<コンテンツの出力制御>
図6乃至図8を参照して、投影システム11においてコンテンツを出力する際の基本的な制御について説明する。
図6は、コンテンツを投影する際の投影向きの決定について説明する図である。
例えば、コンテンツに上下方向がある場合には、投影システム11を利用するユーザから見やすい向きとなるように、例えば、ユーザから見てコンテンツの上下が逆さとならないように、ミラー反射型プロジェクタ13からコンテンツを投影することが望ましい。
図6のAに示すように、投影面が部屋の側面である場合、制御処理装置14は、天面に向かう方向が上向きとなるように、コンテンツの投影向きを決定する。これにより、部屋の側面に投影されるコンテンツの上下方向は、例えば、図1に示したように立っているユーザや座っているユーザなどから見て逆さとなることなく、ミラー反射型プロジェクタ13によりコンテンツが適切に投影される。
図6のBに示すように、投影面が部屋の床面または天面である場合、制御処理装置14は、ユーザの位置や顔の向きなどに合わせてコンテンツの投影向きを決定する。例えば、ユーザが床面に仰向けで寝ているとき、制御処理装置14は、そのユーザの姿勢に合わせて、ユーザの頭側がコンテンツの上側となるようにコンテンツの投影向きを決定し、ミラー反射型プロジェクタ13によりコンテンツが適切に投影される。
このように、投影システム11では、コンテンツを投影する投影面や、コンテンツを見るユーザの姿勢などのような利用環境に基づき、コンテンツを投影する際の投影向きが決定される。
図7は、ミラー反射型プロジェクタ13がコンテンツを投影する際のミラー不使用エリアの設定について説明する図である。
例えば、投影システム11では、ミラー反射型プロジェクタ13がコンテンツを投影する際に、ミラー22の反射を使用しないミラー不使用エリアが設定され、コンテンツの出力位置に応じた制御が行われる。
図7に示すように、投影部が天井に向かう姿勢で、ミラー反射型プロジェクタ13が床面に設置されている場合、ミラー反射型プロジェクタ13の真正面となる天面にミラー不使用エリアが設定される。ミラー不使用エリアは、ミラー反射型プロジェクタ13が、ミラー反射機構28を用いずに、プロジェクタ本体21の投影部から直接的にコンテンツを投影することが可能な投影範囲内に設定される。
例えば、ミラー不使用エリアは、ミラー反射型プロジェクタ13のスペック(画角や、ズーム比、フォーカス、レンズシフトなど)、および、ミラー反射型プロジェクタ13から投影面までの距離に従って設定される。図7に示す例では、破線で表すミラー不使用境界の内側がミラー不使用エリアとなり、ミラー不使用境界の外側がミラー不使用エリアの範囲外となる。
なお、プロジェクタ本体21の投影部から直接的にコンテンツを投影することが可能な投影範囲の一部を、ミラー不使用エリアの範囲外として、ミラー不使用エリアを狭く設定してもよい。例えば、ミラー不使用境界の近傍では、ミラー22のチルト角がミラー反射型プロジェクタ13に対して垂直に近づくため、ミラー22により反射されて投影される画像の投影面での解像度が低下してしまい、ミラー22を利用した画像の投影には適した状況とならない可能性がある。そのため、例えば、投影される画像の解像度(細かさ)に応じて、画像の投影に適したエリアであるかどうかをユーザが判断し、その状況に応じてミラー不使用エリアを調整するようにしてもよい。
ここで、ミラー反射型プロジェクタ13がコンテンツを投影するとき、ミラー不使用エリアの範囲外にコンテンツを投影するケース、ミラー不使用エリアにコンテンツを投影するケース、ミラー不使用境界を跨ぐようにコンテンツを投影するケースが発生する。
例えば、ミラー不使用エリアの範囲外にコンテンツを投影するケースでは、ミラー反射型プロジェクタ13は、ミラー22でコンテンツを反射させることになる。そのため、ミラー反射型プロジェクタ13は、ミラー22の反射によるコンテンツの反転を考慮して、コンテンツを補正する画像処理を行う必要がある。
即ち、図7の各側面に投影されているコンテンツのように、正面に対してコンテンツの上下方向が正しくなるような向きのままでは、右側面や、左側面、背面などに投影する際に、ミラー22の反射によってコンテンツが回転してしまう。従って、コンテンツに上下方向がある場合には、図6を参照して説明したように、コンテンツの投影向きを決定して、その投影向きに従った上下方向となるようにコンテンツを回転または反転させる画像処理を施す必要がある。
このように、ミラーを駆動させる方式では、例えば、プロジェクタ自体を駆動させる方式とは画像の投影のされ方が異なり、その違いを吸収するような補正処理が行われる。
また、ミラー不使用エリアにコンテンツを投影するケースでは、ミラー反射型プロジェクタ13は、本来の画角内にコンテンツが収まるため、その画角内の補正処理(例えば、正方形の画像が斜めに投影されることで台形に歪んでしまわないように形状やサイズなどを補正する画像処理)を行う。
例えば、図7に示す天面において、ミラー不使用エリアに投影されるコンテンツと、ミラー不使用エリアの範囲外に投影されるコンテンツとで、それぞれ向きが反転することになる。このように、ミラー22によりコンテンツが反転することを考慮して、ミラー不使用エリアとミラー不使用エリアの範囲外とのうち、いずれか一方のコンテンツを、予め反転させる画像処理を施す必要がある。これにより、ミラー不使用エリアに投影されるコンテンツと、ミラー不使用エリアの範囲外に投影されるコンテンツとの向きを一致させることができる。
そして、ミラー不使用境界を跨ぐようにコンテンツを投影するケースでは、コンテンツの一部分がミラー22によって反転されて投影される一方で、その他の部分は、そのまま投影されることになる。そのため、投影システム11では、ミラー22によって反転されて投影される一部分と、その他の部分とを分割して、ミラー不使用境界を跨いで投影されたときに元のコンテンツとなるように、それぞれの部分を結合する画像処理を行う必要がある。このとき、ミラー22によって反転されて投影される一部分に対して、回転または反転させる画像処理が施され、その他の部分には、その画像処理は施されない。
即ち、図8に示すように、ミラー反射型プロジェクタ13が投影する画像は、ミラー22で反射されない直接光に割り当てる画像と、ミラー22で反射される反射光に割り当てる画像とに分けられ、それらが1枚の画像に結合される。このとき、ミラー不使用境界を跨いで投影されたときに、ミラー22で反射されない直接光に割り当てる画像と、ミラー22で反射される反射光に割り当てる画像とが、元の画像となるように適切に結合されるように画像処理が行われる。なお、それらの2つの画像の結合については、図11乃至図13を参照して後述する。
<投影システムの機能的な構成例>
図9は、投影システム11の機能的な構成例を示すブロック図である。なお、図1に示したように、投影システム11は、センサモジュール12、ミラー反射型プロジェクタ13、および制御処理装置14を備えて構成されており、図9に示す機能ブロックは、いずれかが機能として備えていればよい。
図9に示すように、投影システム11は、入力部41、人認識処理部42、環境認識処理部43、ポインティング認識処理部44、出力コンテンツ色味決定部45、出力位置決定部46、出力時間/タイミング決定部47、出力コンテンツ補正処理部48、出力制御部49、および出力部50を備えて構成される。
入力部41は、各種の入力装置により取得される画像や情報などの入力を行う。例えば、入力41は、熱分布画像を取得するサーモカメラ61、距離画像を取得するTOF(Time of Flight)カメラ62、視差画像を取得するステレオカメラ63、ミラー22の現在の姿勢(例えば、ピッチ方向およびロール方向の角度)を示す姿勢情報を取得するエンコーダ64、マイクロフォンなどの音声入力装置65、慣性を計測する慣性計測装置66、カラー画像を取得するRGBカメラ67、および、赤外線画像を取得するIR(infrared)カメラ68を有している。
人認識処理部42は、投影システム11を利用するユーザを認識するための処理を行う。例えば、人認識処理部42は、ユーザの位置を検出する位置検出部71、ユーザの姿勢を検出する姿勢検出部72、ユーザの顔向きを検出する顔向き検出部73、ユーザの視界および視線を検出する視界/視線検出部74、および、ユーザの手指を検出する手指検出部75を有している。
環境認識処理部43は、投影システム11が利用される環境を認識するための処理を行う。例えば、環境認識処理部43は、環境の照度を検出する照度検出部81、ミラー反射型プロジェクタ13から見て投影面がどのような平面になっているかを検出する平面検出部82、投影面の材質および色を検出する投影面材質/色検出部83、および、遮蔽物があるか否かを検出する遮蔽物検出部84を有している。
ポインティング認識処理部44は、投影システム11を利用するユーザにより使用されるポインティングデバイスの認識に関する処理を行う。例えば、ポインティング認識処理部44は、ポインティングデバイスから出力されるレーザ光の輝点を検出する輝点検出部91を有している。
出力コンテンツ色味決定部45は、例えば、投影面材質/色検出部83により検出される投影面の材質および色に応じて、投影面に画像が投影されたときにコンテンツの本来の色となるように、ミラー反射型プロジェクタ13が出力するコンテンツに対する色味を決定する。
出力位置決定部46は、ミラー反射型プロジェクタ13がコンテンツを出力する出力位置を決定する。
出力時間/タイミング決定部47は、ミラー反射型プロジェクタ13がコンテンツを出力する出力時間、および、コンテンツを出力するタイミングを決定する。
出力コンテンツ補正処理部48は、エンコーダ64により取得されるミラー22の現在の姿勢情報、出力コンテンツ色味決定部45により決定された色味、出力位置決定部46により決定された出力位置、並びに、出力時間/タイミング決定部47により決定された出力時間およびタイミングに従って、ミラー反射型プロジェクタ13が出力するコンテンツに対する補正処理を行う。例えば、出力コンテンツ補正処理部48は、投影向きに従った上下方向となるようにコンテンツを回転または反転させる補正処理を行う。また、出力コンテンツ補正処理部48は、ミラー22の現在の姿勢情報に従って、図8を参照して上述したように、直接光に割り当てる画像と反射光に割り当てる画像とが、元の画像となるように適切に結合されるように合成した合成画像を生成する補正処理を行う。
ここで、ミラー22の姿勢情報は画像の投影位置に対応する。従って、出力コンテンツ補正処理部48は、ミラー22の姿勢情報に基づき、どの投影位置に画像が投影されるかに応じて、ミラー反射型プロジェクタ13から出力される投影光(または、投影光の少なくとも一部)がミラー22で反射されるか否かを判断することができる。同様に、出力コンテンツ補正処理部48は、ミラー22の姿勢情報に基づいて、ミラー反射型プロジェクタ13から投影される画像がミラー不使用境界を跨ぐ(即ち、画像の一部がミラー22で反射され、かつ、画像の他の一部がミラー22で反射されない)か否かを判断することができる。
出力制御部49は、出力コンテンツ補正処理部48により補正処理が施されたコンテンツが、適切に投影されるように、ミラー反射型プロジェクタ13からの出力を制御する。例えば、出力制御部49は、画像の投影位置に応じてミラー22の姿勢、即ち、ミラー22のピッチ方向およびロール方向の角度を変更する制御を行う。さらに、直接光に割り当てる画像と反射光に割り当てる画像とが、元の画像となるように適切に結合されるような補正処理理が行われた場合、出力制御部49は、ミラー22の現在の姿勢情報に従って、直接光に割り当てる画像がミラー22で反射されず、かつ、反射光に割り当てる画像がミラー22で反射されるように、ミラー22の目標姿勢を制御する。
出力部50は、ミラー反射型プロジェクタ13に対する出力を行う。例えば、出力部50は、ミラー22を駆動するピッチモータ24およびロールモータ26に対する制御を行うミラー駆動用モータ101、ミラー反射型プロジェクタ13に画像を供給するプロジェクタ出力装置102、および、ミラー反射型プロジェクタ13のズームおよびフォーカスを調整するプロジェクタズーム/フォーカス調整装置103を有している。
なお、入力部41および出力部50は、上述したような各種のハードウェアにより構成される一方、例えば、人認識処理部42、環境認識処理部43、およびポインティング認識処理部44は、ファームウェアにより機能が実現される。また、出力コンテンツ色味決定部45、出力位置決定部46、出力時間/タイミング決定部47、出力コンテンツ補正処理部48、出力制御部49は、アプリケーションにより機能が実現される。即ち、投影システム11は、ファームウェアおよびアプリケーションを実行するCPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)などの1または複数の回路を備えて構成される。
<コンテンツ出力制御処理>
図10のフローチャートを参照して、投影システム11において行われるコンテンツ出力制御処理について説明する。
例えば、ミラー反射型プロジェクタ13から投影される画像の1フレームごとに処理が行われ、ステップS11において、人認識処理部42および環境認識処理部43は、投影システム11を利用するユーザおよび環境を認識する処理を行う。これにより、投影システム11では、利用空間内に歪みなく画像を投影するための3次元的な形状を把握するのに必要な環境情報や、床面や天面に画像を投影する際のコンテンツの向きを決定するために必要なユーザ情報などを取得する。
例えば、人認識処理部42は、投影システム11を利用するユーザを認識するための処理を行って、ユーザの位置や、姿勢、顔向き、視界、視線、手指などを検出し、それらの検出結果を示すユーザ情報を出力する。また、環境認識処理部43は、投影システム11が利用される環境を認識にするための処理を行って、環境の照度や、投影面がどのような平面であるか、投影面の材質および色、遮蔽物があるか否かなどを検出し、それらの検出結果を示す環境情報を出力する。
ステップS12において、出力位置決定部46は、ステップS11で取得した環境情報に基づいて、投影システム11が利用される室内空間におけるコンテンツの出力位置、即ち、画像を投影する投影位置を決定する。
ステップS13において、出力コンテンツ補正処理部48は、ステップS12で出力位置決定部51が決定した出力位置に従って、図6を参照して上述したようにコンテンツに上下方向があるとき、ステップS11で取得したユーザ情報および環境情報を参照してコンテンツを出力する際の投影向きを決定する。
ステップS14において、出力コンテンツ補正処理部48は、ステップS12で出力位置決定部51が決定したコンテンツの出力位置に従って、ミラー22を使用して反射光によりコンテンツが投影されるミラー使用エリアの範囲内(即ち、図7を参照して説明したミラー不使用エリアの範囲外)に画像を投影するか否かを判定する。
ステップS14において、出力位置決定部51が、ミラー使用エリアの範囲内に画像を投影すると判定した場合、処理はステップS15に進む。即ち、この場合、ミラー反射型プロジェクタ13は、コンテンツを出力するのにミラー反射機構28を使用することになる。
ステップS15において、出力コンテンツ補正処理部48は、上述の図7を参照して説明したように、ミラー反射機構28の使用を考慮し、コンテンツに上下方向がコンテンツの投影向きに合うように、画像を反転または回転させる補正処理を行う。
一方、ステップS14において、出力コンテンツ補正処理部48が、ミラー使用エリアの範囲内に画像を投影しないと判定した場合、処理はステップS16に進む。ステップS16において、出力コンテンツ補正処理部48は、ミラー不使用境界を跨いで画像を投影するか否かを判定する。
ステップS16において、出力コンテンツ補正処理部48が、ミラー不使用境界を跨いで画像を投影しないと判定した場合、処理はステップS17に進む。即ち、この場合、ミラー反射型プロジェクタ13は、コンテンツを出力するのにミラー反射機構28を使用せずに、ミラー不使用エリア内に画像を投影することになる。
ステップS17において、出力コンテンツ補正処理部48は、上述の図7を参照して説明したように、ミラー反射機構28の使用を考慮せずに、ミラー反射型プロジェクタ13の本来の画角内で画像に対する補正処理を行う。
一方、出力コンテンツ補正処理部48が、ミラー不使用境界を跨いで画像を投影すると判定した場合、処理はステップS18に進む。
ステップS18において、出力コンテンツ補正処理部48は、上述の図8を参照して説明したように、ミラー反射機構28の使用を考慮して画像を反転または回転させる補正処理を行うとともに、ミラー22の境界で直接光と反射光とに割り当てた画像を結合する画像処理を行う。
そして、ステップS15、ステップS17、またはステップS18の処理後、処理はステップS19に進む。ステップS19において、出力コンテンツ補正処理部48は、ミラー反射型プロジェクタ13から見て投影面がどのような平面になっているかに従って、空間に歪みなく投影されるように画像を補正する空間マッピング補正を行う。
その後、ステップS19で空間マッピング補正が行われた画像が、出力制御部49による制御に従ってプロジェクタ出力装置102からミラー反射型プロジェクタ13に出力され、ステップS12で決定された投影位置に画像が投影された後、処理は終了される。そして、次の画像の1フレームを対象として、以下、同様の処理が繰り返される。
以上のように、投影システム11においてコンテンツ出力制御処理を実行することで、ユーザの姿勢などに応じた投影向きで画像を投影することができるとともに、ミラー反射機構28の使用を考慮した適切な画像を広範囲に投影することができる。
<コンテンツ出力制御処理における画像処理>
図11乃至図17を参照して、コンテンツ出力制御処理において行われる画像処理について説明する。
まず、図11に示すように、ミラー反射型プロジェクタ13に対する空間の断面方向について定義し、図12に示すように、ミラー22のピッチ回転を図式化する。この場合、図13に示すように、ミラー22の長さを狭めると、ミラー22のピッチを更に回転させなければ、ミラー22で反射されない直接光に割り当てる画像と、ミラー22で反射される反射光に割り当てる画像(図8参照)との、2つの画像は結合されなくなる。
即ち、図13において、2つの画像が結合されるミラー長およびミラーチルト角の組み合わせの条件には「OK」が示されている。一方、2つの画像が結合されないミラー長およびミラーチルト角の組み合わせの条件には「NG」が示されている。
従って、投影システム11では、空間の広さや、ミラー22の長さ、ミラー22のピッチ回転角度、ピッチ回転軸の光源27に対する相対距離、プロジェクタ本体21の画角などを調整することで、空間内で2つの画像が結合されるような画像処理が行われる。
なお、2つの画像のつなぎ目を目立たなくさせるために、両方の画像を少しずつ重ね合わせて、色味やガンマカーブなどを調整することで、つなぎ目が目立たなくなるような画像処理を行ってもよい。また、2つの画像を結合させることができない場合でも、それぞれの画像の境界付近をぼかす画像処理を行って、そのギャップが目立たなくするようにしてもよい。
ここで、ユーザがコンテンツを見る際の姿勢などに従って、コンテンツに上下方向がある場合には、コンテンツの投影向きを考慮する必要があり、コンテンツに上下方向がない場合には、コンテンツの投影向きを考慮する必要はない。そして、コンテンツに上下方向がある場合と、コンテンツに上下方向がない場合とではコンテンツ出力制御処理における画像処理が異なるものとなる。
まず、図14および図15を参照して、コンテンツに上下方向がない場合における画像処理について説明し、次に、図16および図17を参照して、コンテンツに上下方向がある場合における画像処理について説明する。
図14には、上下方向がないコンテンツとして、流れ星の画像を投影する例が示されている。
例えば、図14に示す出力位置aから出力位置eまで連続的にコンテンツを出力する例について説明する。例えば、出力位置aは、ミラー不使用エリアの範囲外とであり、出力位置bは、ミラー不使用境界を跨ぎ、出力位置cは、ミラー不使用エリアである。また、出力位置dは、ミラー不使用境界を跨ぎ、出力位置eは、ミラー不使用エリアである。
そして、図14に示すように、ユーザが、ミラー反射型プロジェクタ13の右側に立っている場合、ユーザから見て右側の側面の出力位置aから、天面の出力位置cを通り、左側の側面の出力位置dへコンテンツが遷移する。ここで、流れ星の画像は、コンテンツの方向をユーザの位置を考慮することなく投影することができる。
そして、図15には、図14に示したようにコンテンツを出力する出力位置aから出力位置eまでの、ミラー反射機構28の動きと、図10のステップS13、ステップS14乃至S18、およびステップS19の処理内容の一例が示されている。
図15に示すように、ミラー反射機構28は、出力位置aから出力位置eまで、ピッチ回転を連続して行い、その際、出力位置cの区間のみロール回転を行うことになる。また、出力位置aおよび出力位置eの区間では、ミラー22の反射のみを用いた画像が投影されるため、左右を反転するように補正処理が施される(図10のステップS15)。一方で、出力位置cの区間では、ミラー22を用いずに画像が投影されるため、左右を反転するような補正処理は施されない(図10のステップS17)。
また、出力位置bおよび出力位置dの区間では、ミラー不使用境界を跨ぐように投影されるため、左右を反転するように補正した画像と、その補正を行わない画像とを1つに結合する画像処理(図10のステップS18)が行われる。そして、出力位置bの区間では、ミラー22で反射される反射光に割り当てられる画像から、ミラー22で反射されない直接光に割り当てる画像へ徐々に移行させながら2つの画像が結合される。また、出力位置dの区間では、その逆に、ミラー22で反射されない直接光に割り当てる画像からミラー22で反射される反射光に割り当てる画像へ徐々に移行させながら2つの画像が結合される。さらに、連動するように、使用していないミラー22を次の投影面に使用するために、ロール回転を行うように先回りされている。
図16には、上下方向があるコンテンツとして、子犬の画像を投影する例が示されている。
図16には、図14で説明した例と異なり、コンテンツの向きをユーザの位置に合わせて回転させた見え方が示されている。図16に示すように、物理法則に乗っ取った生物や物などは人の位置に応じてその向きを変えなければ違和感が生じる。
そこで、図17に示すように、空間形状/人の位置に基づくコンテンツの方向の補正、即ち、コンテンツの投影向きを決定する処理(図10のステップS13)を行って、画像を回転させる画像処理が施される。この画像処理における角度の算出は、図7に示したような画像の回転を元に戻すように逆算することで求められる。
なお、ミラー機構特有の補正処理(図10のステップS15、ステップS17、ステップS18)、および、空間マッピング補正(図10のステップS19)は、上下方向があるコンテンツでも、上下方向がないコンテンツでも同様に行われる。
<駆動型プロジェクタな構成例>
図18乃至図20を参照して、プロジェクタ本体21を駆動する駆動型プロジェクタ131について説明する。
上述したような、ユーザ情報および環境情報に基づいてコンテンツを出力する際の投影向きを決定する補正処理(図10のステップS13)や、空間に歪みなく投影するように画像を補正する空間マッピング補正を行う補正処理(図10のステップS13)は、駆動型プロジェクタ131にも適用することができる。
図18には、駆動型プロジェクタ131の外観構成が示されている。
図18に示すように、駆動型プロジェクタ131は、チルト機構132およびパン機構133にプロジェクタ本体21が搭載されて構成される。そして、チルト機構132がプロジェクタ本体21をチルト方向に駆動し、パン機構133がプロジェクタ本体21をパン方向に駆動する。
このような構成の駆動型プロジェクタ131においても、図19に示すように、上述したミラー反射型プロジェクタ13と同様の軌跡で、出力位置aから出力位置eへと画像を移動させながら投影することができる。
図20には、駆動型プロジェクタ131による画像の投影時における画像処理の例が示されている。
駆動型プロジェクタ131では、プロジェクタ本体21が駆動するため、駆動型プロジェクタ131でのミラー反射機構28の使用を考慮して画像を回転する処理(図10のステップS15)などは行われない。即ち、駆動型プロジェクタ131では、画像を回転する処理に替えて、空間マッピング補正において、プロジェクタ本体21のロール回転が行われる。
例えば、駆動型プロジェクタ131では、プロジェクタ本体21の画角を有効活用し、ピッチ方向に90°回らずにコンテンツを画像内で移動させることで、あたかも90°上まで移動しているような表現を行うことができる。これにより、駆動型プロジェクタ131は、チルト機構132およびパン機構133が急制動を行うことを抑制することができる。
以上のように構成される投影システム11において、ミラー反射型プロジェクタ13は、ミラー反射機構28自体によってプロジェクタ本体21から投影される光が遮られることなく、非常に広範囲に画像を投影することができる。また、図4に示したように、ミラー反射型プロジェクタ13は、ミラー22を完全に折り畳んだ収納状態での使用も可能である。
また、投影システム11では、ミラー22によって反射されて投影される画像と、ミラー22によって反射されずに投影される画像とを結合することにより、投影システム11自身のオクルージョンを除いた全方位へ連続して画像を移動させることができる。さらに、本技術は、図18乃至図20を参照して説明したように、駆動型プロジェクタ131にも適用することができる。
なお、本実施の形態において、ミラー22の姿勢情報には、システム的な目標姿勢(これから動かそうとする目標となる姿勢)の値と、現在の物理的な姿勢(エンコーダ64により取得された現在のピッチモータ24およびロールモータ26の回転角)の値との、両方の値が含まれる。また、画像は、静止画像および動画像の両方を含むものである。
<コンピュータの構成例>
次に、上述した一連の処理(制御処理方法)は、ハードウェアにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、汎用のコンピュータ等にインストールされる。
図21は、上述した一連の処理を実行するプログラムがインストールされるコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
プログラムは、コンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスク205やROM203に予め記録しておくことができる。
あるいはまた、プログラムは、ドライブ209によって駆動されるリムーバブル記録媒体211に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体211は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。ここで、リムーバブル記録媒体211としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto Optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリ等がある。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体211からコンピュータにインストールする他、通信網や放送網を介して、コンピュータにダウンロードし、内蔵するハードディスク205にインストールすることができる。すなわち、プログラムは、例えば、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送することができる。
コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)202を内蔵しており、CPU202には、バス201を介して、入出力インタフェース210が接続されている。
CPU202は、入出力インタフェース210を介して、ユーザによって、入力部207が操作等されることにより指令が入力されると、それに従って、ROM(Read Only Memory)203に格納されているプログラムを実行する。あるいは、CPU202は、ハードディスク205に格納されたプログラムを、RAM(Random Access Memory)204にロードして実行する。
これにより、CPU202は、上述したフローチャートにしたがった処理、あるいは上述したブロック図の構成により行われる処理を行う。そして、CPU202は、その処理結果を、必要に応じて、例えば、入出力インタフェース210を介して、出力部206から出力、あるいは、通信部208から送信、さらには、ハードディスク205に記録等させる。
なお、入力部207は、キーボードや、マウス、マイク等で構成される。また、出力部206は、LCD(Liquid Crystal Display)やスピーカ等で構成される。
ここで、本明細書において、コンピュータがプログラムに従って行う処理は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に行われる必要はない。すなわち、コンピュータがプログラムに従って行う処理は、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含む。
また、プログラムは、1のコンピュータ(プロセッサ)により処理されるものであっても良いし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであっても良い。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであっても良い。
さらに、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
また、例えば、1つの装置(または処理部)として説明した構成を分割し、複数の装置(または処理部)として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置(または処理部)として説明した構成をまとめて1つの装置(または処理部)として構成されるようにしてもよい。また、各装置(または各処理部)の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置(または処理部)の構成の一部を他の装置(または他の処理部)の構成に含めるようにしてもよい。
また、例えば、本技術は、1つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、例えば、上述したプログラムは、任意の装置において実行することができる。その場合、その装置が、必要な機能(機能ブロック等)を有し、必要な情報を得ることができるようにすればよい。
また、例えば、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。換言するに、1つのステップに含まれる複数の処理を、複数のステップの処理として実行することもできる。逆に、複数のステップとして説明した処理を1つのステップとしてまとめて実行することもできる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、プログラムを記述するステップの処理が、本明細書で説明する順序に沿って時系列に実行されるようにしても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで個別に実行されるようにしても良い。つまり、矛盾が生じない限り、各ステップの処理が上述した順序と異なる順序で実行されるようにしてもよい。さらに、このプログラムを記述するステップの処理が、他のプログラムの処理と並列に実行されるようにしても良いし、他のプログラムの処理と組み合わせて実行されるようにしても良い。
なお、本明細書において複数説明した本技術は、矛盾が生じない限り、それぞれ独立に単体で実施することができる。もちろん、任意の複数の本技術を併用して実施することもできる。例えば、いずれかの実施の形態において説明した本技術の一部または全部を、他の実施の形態において説明した本技術の一部または全部と組み合わせて実施することもできる。また、上述した任意の本技術の一部または全部を、上述していない他の技術と併用して実施することもできる。
<構成の組み合わせ例>
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
画像コンテンツを投影する投影部が出力する投影光の少なくとも一部を反射可能に構成されたミラーの姿勢を示す姿勢情報に基づいて、前記画像コンテンツに対して補正処理を施す補正処理部と、
前記補正処理部により前記補正処理が施された前記画像コンテンツの前記投影部からの出力を制御する制御部と
を備える制御装置。
(2)
前記補正処理部は、前記姿勢情報が、前記画像コンテンツを投影するための投影光の少なくとも一部が前記ミラーで反射されることを示す場合、前記画像コンテンツの少なくとも一部に対して前記補正処理を施す
上記(1)に記載の制御装置。
(3)
前記補正処理部は、前記姿勢情報が、前記画像コンテンツを投影するための投影光の一部が前記ミラーで反射される反射光として投影され、かつ、前記投影光の他の一部が前記ミラーで反射されない直接光として投影されることを示す場合、前記画像コンテンツのうち前記反射光に割り当てられる部分の画像に対しては前記補正処理を行い、前記画像コンテンツのうち前記直接光に割り当てられる部分の画像に対しては前記補正処理を行わない
上記(2)に記載の制御装置。
(4)
前記補正処理部は、前記画像コンテンツのうち前記反射光に割り当てられる部分の画像と、前記画像コンテンツのうち前記直接光に割り当てられる部分の画像とを合成した合成画像を生成し、
前記制御部は、前記合成画像を前記投影部に出力させる制御を行う
上記(3)に記載の制御装置。
(5)
前記補正処理部は、前記姿勢情報が、前記画像コンテンツを投影するための投影光が前記ミラーで反射されない直接光として投影されることを示す場合、前記画像コンテンツに対して前記補正処理を行なわない
上記(4)に記載の制御装置。
(6)
前記補正処理は、前記画像コンテンツを回転または反転する画像処理である
上記(1)から(5)までのいずれかに記載の制御装置。
(7)
前記姿勢情報は、前記画像コンテンツの投影位置に対応する情報である
上記(1)から(6)までのいずれかに記載の制御装置。
(8)
前記姿勢情報は、前記投影部の光軸に対する前記ミラーのピッチ方向の角度を示す情報を含む
上記(7)に記載の制御装置。
(9)
前記姿勢情報は、前記投影部の光軸に対する前記ミラーのロール方向の角度を示す情報を含む
上記(7)に記載の制御装置。
(10)
前記制御部は、前記画像コンテンツの投影位置に応じて、前記ミラーの姿勢を変更する制御を行う
上記(1)から(9)までのいずれかに記載の制御装置。
(11)
前記制御部は、前記投影部の光軸に対してピッチ方向に、前記ミラーの姿勢を変更する制御を行う
上記(10)に記載の制御装置。
(12)
前記制御部は、前記投影部の光軸に対してロール方向に、前記ミラーの姿勢を変更する制御を行う
上記(10)に記載の制御装置。
(13)
前記投影部が利用される利用環境として、前記画像コンテンツを視聴するユーザ、および、前記画像コンテンツを投影する投影面を認識する環境認識部
をさらに備える上記(1)から(11)までのいずれかに記載の制御装置。
(14)
画像コンテンツの投影を制御する制御処理装置が、
前記画像コンテンツを投影する投影部が出力する投影光の少なくとも一部を反射可能に構成されたミラーの姿勢を示す姿勢情報に基づいて、前記画像コンテンツに対して補正処理を施すことと、
前記補正処理が施された前記画像コンテンツの前記投影部からの出力を制御することと
を含む制御方法。
(15)
画像コンテンツの投影を制御する制御処理装置のコンピュータに、
前記画像コンテンツを投影する投影部が出力する投影光の少なくとも一部を反射可能に構成されたミラーの姿勢を示す姿勢情報に基づいて、前記画像コンテンツに対して補正処理を施すことと、
前記補正処理が施された前記画像コンテンツの前記投影部からの出力を制御することと
を含む処理を実行させるためのプログラム。
なお、本実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
11 投影システム, 12 センサモジュール, 13 ミラー反射型プロジェクタ, 14 制御処理装置, 21 プロジェクタ本体, 22 ミラー, 23 ピッチアーム, 24 ピッチモータ, 25 ロールアーム, 26 ロールモータ2, 27 光源, 28 ミラー反射機構, 41 入力部, 42 人認識処理部, 43 環境認識処理部, 44 ポインティング認識処理部, 45 出力コンテンツ色味決定部, 46 出力位置決定部, 47 出力時間/タイミング決定部, 48 出力コンテンツ補正処理部, 49 出力制御部, 50 出力部, 61 サーモカメラ, 62 TOFカメラ, 63 ステレオカメラ, 64 エンコーダ, 65 音声入力装置, 66 慣性計測装置, 67 RGBカメラ, 68 IRカメラ, 71 位置検出部, 72 姿勢検出部, 73 検出部, 74 視界/視線検出部, 75 手指検出部, 81 照度検出部, 82 平面検出部, 83 投影面材質/色検出部, 84 遮蔽物検出部, 91 輝点検出部, 101 ミラー駆動用モータ, 102 プロジェクタ出力装置, 103 プロジェクタズーム/フォーカス調整装置

Claims (15)

  1. 画像コンテンツを投影する投影部が出力する投影光の少なくとも一部を反射可能に構成されたミラーの姿勢を示す姿勢情報に基づいて、前記画像コンテンツに対して補正処理を施す補正処理部と、
    前記補正処理部により前記補正処理が施された前記画像コンテンツの前記投影部からの出力を制御する制御部と
    を備える制御装置。
  2. 前記補正処理部は、前記姿勢情報が、前記画像コンテンツを投影するための投影光の少なくとも一部が前記ミラーで反射されることを示す場合、前記画像コンテンツの少なくとも一部に対して前記補正処理を施す
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記補正処理部は、前記姿勢情報が、前記画像コンテンツを投影するための投影光の一部が前記ミラーで反射される反射光として投影され、かつ、前記投影光の他の一部が前記ミラーで反射されない直接光として投影されることを示す場合、前記画像コンテンツのうち前記反射光に割り当てられる部分の画像に対しては前記補正処理を行い、前記画像コンテンツのうち前記直接光に割り当てられる部分の画像に対しては前記補正処理を行わない
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記補正処理部は、前記画像コンテンツのうち前記反射光に割り当てられる部分の画像と、前記画像コンテンツのうち前記直接光に割り当てられる部分の画像とを合成した合成画像を生成し、
    前記制御部は、前記合成画像を前記投影部に出力させる制御を行う
    請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記補正処理部は、前記姿勢情報が、前記画像コンテンツを投影するための投影光が前記ミラーで反射されない直接光として投影されることを示す場合、前記画像コンテンツに対して前記補正処理を行なわない
    請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記補正処理は、前記画像コンテンツを回転または反転する画像処理である
    請求項4に記載の制御装置。
  7. 前記姿勢情報は、前記画像コンテンツの投影位置に対応する情報である
    請求項1に記載の制御装置。
  8. 前記姿勢情報は、前記投影部の光軸に対する前記ミラーのピッチ方向の角度を示す情報を含む
    請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記姿勢情報は、前記投影部の光軸に対する前記ミラーのロール方向の角度を示す情報を含む
    請求項7に記載の制御装置。
  10. 前記制御部は、前記画像コンテンツの投影位置に応じて、前記ミラーの姿勢を変更する制御を行う
    請求項1に記載の制御装置。
  11. 前記制御部は、前記投影部の光軸に対してピッチ方向に、前記ミラーの姿勢を変更する制御を行う
    請求項10に記載の制御装置。
  12. 前記制御部は、前記投影部の光軸に対してロール方向に、前記ミラーの姿勢を変更する制御を行う
    請求項10に記載の制御装置。
  13. 前記投影部が利用される利用環境として、前記画像コンテンツを視聴するユーザ、および、前記画像コンテンツを投影する投影面を認識する環境認識部
    をさらに備える請求項1に記載の制御装置。
  14. 画像コンテンツの投影を制御する制御処理装置が、
    前記画像コンテンツを投影する投影部が出力する投影光の少なくとも一部を反射可能に構成されたミラーの姿勢を示す姿勢情報に基づいて、前記画像コンテンツに対して補正処理を施すことと、
    前記補正処理が施された前記画像コンテンツの前記投影部からの出力を制御することと
    を含む制御方法。
  15. 画像コンテンツの投影を制御する制御処理装置のコンピュータに、
    前記画像コンテンツを投影する投影部が出力する投影光の少なくとも一部を反射可能に構成されたミラーの姿勢を示す姿勢情報に基づいて、前記画像コンテンツに対して補正処理を施すことと、
    前記補正処理が施された前記画像コンテンツの前記投影部からの出力を制御することと
    を含む処理を実行させるためのプログラム。
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