JPWO2018225215A1 - 管理システム - Google Patents

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Abstract

管理システム(1)は、受信器(3)、検出部(10)、及び制御部(12)を備える。受信器(3)は、携帯端末(2)から活動情報を受信する。検出部(10)は、受信器(3)が受信した活動情報に基づいて、携帯端末(2)を所持する人が第1時間帯に眠りに落ちたことを検出する。制御部(12)は、検出部(10)が検出した結果に基づいて、携帯端末(2)を所持する人を特定の領域から退去させるための退去動作を第1時間帯の後に機器(5)に行わせる。

Description

この発明は、活動情報を利用した管理システムに関する。
従来から、企業等の組織では、構成員の健康に関する様々な取り組みが行われている。例えば、ある企業では、従業員が特定の曜日に残業を行うことを禁止している。
特許文献1は、機器を制御するためのシステムを開示する。なお、特許文献1は、構成員の健康に関する技術を開示するものではない。特許文献1に開示されたシステムでは、利用者が装着している装置によってこの利用者の生体情報が取得される。制御装置は、この装置が取得した生体情報に基づいて、利用者の家に備えられた機器を制御する。
日本特開2016−5145号公報
従来では、例えば企業において、従業員に対して日中の挙動に応じて退社を促すような、組織的な管理を行うことができなかった。このような管理を行うことは、特許文献1に記載されたシステムでは実現することができない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、企業等の組織において、構成員に対して、各自の挙動に応じた管理を行うことができる管理システムを提供することである。
この発明に係る管理システムは、携帯端末から活動情報を受信する第1受信器と、第1受信器が受信した活動情報に基づいて、携帯端末を所持する人が第1時間帯に眠りに落ちたことを検出する検出手段と、機器を制御する制御手段と、を備える。携帯端末は、携帯端末を所持している人が活動することによって値が変わる情報を活動情報として送信する。制御手段は、検出手段が検出した結果に基づいて、携帯端末を所持する人を特定の領域から退去させるための退去動作を第1時間帯の後に機器に行わせる。
この発明に係る管理システムは、第1受信器、検出手段、及び制御手段を備える。検出手段は、第1受信器が受信した活動情報に基づいて、携帯端末を所持する人が第1時間帯に眠りに落ちたことを検出する。制御手段は、検出手段が検出した結果に基づいて、携帯端末を所持する人を特定の領域から退去させるための退去動作を第1時間帯の後に機器に行わせる。この発明に係る管理システムであれば、企業等の組織において、構成員に対して、各自の挙動に応じた管理を行うことができる。
この発明の実施の形態1における管理システムの例を示す図である。 図1の管理システムをある企業の工場に適用した例を示す。 従業員が社員証をカードリーダにかざす様子を示す図である。 部屋の出入口を部屋の外側から見た図である。 部屋の内部を示す図である。 部屋の内部を示す図である。 入退室管理システムの動作例を示すフローチャートである。 ビル管理システムの動作例を示すフローチャートである。 残業規制処理の例を示すフローチャートである。 入退室管理システムの他の動作例を示すフローチャートである。 入退室管理システムの他の動作例を示すフローチャートである。 ビル管理システムの他の動作例を示すフローチャートである。 入退室管理システムの他の動作例を示すフローチャートである。 ビル管理システムの他の動作例を示すフローチャートである。 規制解除処理の例を示すフローチャートである。 管理装置が備えるハードウェア要素の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における管理システム1の例を示す図である。管理システム1は、例えば携帯端末2、受信器3、管理装置4、及び機器5を備える。管理システム1は、タグ6及び受信器7を更に備えても良い。
受信器3は、携帯端末2から電波を受信する。受信器3が携帯端末2から電波を受信する範囲は予め設定される。受信器3は、例えば通信線によって管理装置4に接続される。
携帯端末2は、管理システム1が管理する人によって携帯される。管理システム1が管理する人は予め設定される。携帯端末2は、例えばリストバンド型の端末である。携帯端末2に、第1識別情報が記憶される。第1識別情報は、携帯端末2を特定するための情報である。即ち、各携帯端末2には固有の第1識別情報が割り当てられる。
携帯端末2は、活動情報を計測するための活動量計8を備える。活動情報は、携帯端末2を所持している人が活動することによって値が変わる情報である。例えば、活動量計8は、心拍数といった生体情報を計測する。心拍計は、活動量計8の一例である。活動量計8は、加速度といった携帯端末2の動きを表す情報を計測しても良い。加速度計は、活動量計8の一例である。携帯端末2は、第1識別情報と活動情報とを含む電波を送信する。携帯端末2は、例えば心拍数と加速度とを含む情報を活動情報として送信する。受信器3は、第1識別情報及び活動情報を含む電波を携帯端末2から受信する。受信器3は、携帯端末2から受信した第1識別情報と活動情報とを管理装置4に送信する。
管理装置4は、例えば記憶部9、検出部10、及び制御部12を備える。管理装置4は、特定部11を更に備えても良い。
検出部10は、受信器3が受信した活動情報に基づいて、携帯端末2を所持する人が第1時間帯に眠りに落ちたことを検出する。眠りに落ちたことを活動情報から検出する方法は、どのような方法であっても良い。第1時間帯は予め設定される。例えば、第1時間帯は、特定の時刻から特定の時刻までに設定される。第1時間帯を決定するための条件が予め設定されても良い。携帯端末2を所持する人の特定は、受信器3が受信した第1識別情報に基づいて行われる。
特定部11は、受信器3が受信した活動情報に基づいて、携帯端末2を所持する人の前夜の睡眠時間を特定する。活動情報から睡眠時間を特定する方法は、どのような方法であっても良い。携帯端末2は、活動量計8によって計測された1日分の結果を記憶しておくことが可能なメモリを備えることが好ましい。
制御部12は、機器5を制御する。制御部12は、検出部10が検出した結果に基づいて、第1時間帯の後に機器5に退去動作を行わせる。退去動作は、携帯端末2を所持する人を特定の領域から退去させるための動作である。例えば、制御部12は、携帯端末2を所持する人が第1時間帯に眠りに落ちた回数が規定回数以上である場合に、第1時間帯の後に機器5に退去動作を行わせる。上記規定回数は予め設定される。規定回数は、2以上の特定の数であることが好ましい。例えば、規定回数は3回に設定される。
制御部12は、特定部11が特定した結果に基づいて、第1時間帯の後に機器5に退去動作を行わせても良い。例えば、制御部12は、特定部11によって特定された睡眠時間が規定時間より短い場合に、第1時間帯の後に機器5に退去動作を行わせる。上記規定時間は予め設定される。
受信器7は、タグ6から電波を受信する。受信器7がタグ6から電波を受信する範囲は予め設定される。受信器7は、例えば通信線によって管理装置4に接続される。
タグ6は、管理システム1が管理する人によって携帯される。タグ6は、例えばカードに内蔵される。タグ6は、携帯端末2に内蔵されても良い。タグ6に、第2識別情報が記憶される。第2識別情報は、タグ6を特定するための情報である。即ち、各タグ6には固有の第2識別情報が割り当てられる。受信器7は、第2識別情報を含む電波をタグ6から受信する。受信器7は、タグ6から受信した第2識別情報を管理装置4に送信する。
記憶部9に、管理システム1が管理する人の情報が記憶される。例えば、記憶部9に、携帯端末2に割り当てられた第1識別情報が記憶される。記憶部9に、各第1識別情報に紐付けて第2識別情報が記憶される。記憶部9に、各第1識別情報に紐付けて機器情報が記憶される。機器情報は、退去動作を行わせる機器5を特定するための情報である。表1は、記憶部9に記憶された情報の例を示す。
Figure 2018225215
表1に示す例では、第1識別情報1001が記憶された携帯端末2を所持する従業員は、第2識別情報2001が記憶されたタグ6を所持する。一人の従業員に対して、同じ値の第1識別情報及び第2識別情報が割り当てられても良い。
以下に、図2から図15も参照し、管理システム1のより具体的な例について説明する。図2は、図1の管理システム1をある企業の工場に適用した例を示す。図2に示す例では、管理システム1は工場に勤務する従業員を管理する。従業員の全員が携帯端末2を所持しても良い。従業員のうちの一部の人が携帯端末2を所持しても良い。従業員の全員がタグ6を所持しても良い。従業員のうちの一部の人がタグ6を所持しても良い。タグ6は、例えば社員証に内蔵される。以下においては、管理システム1が管理をする人のことを「管理対象者」ともいう。
図2は、管理システム1が複数のサブシステムを備える例を示す。管理システム1は、例えば、入退室管理システム13、勤怠管理システム14、照明制御システム15、及びビル管理システム16をサブシステムとして備える。ビル管理システム16は、他のサブシステムを連携させるためのシステムである。図2に示す例では、図1に示す管理装置4の機能は、上記複数のサブシステムの一部或いは全部によって実現される。
図2は、管理システム1が複数の受信器3を備える例を示す。例えば、管理システム1は、携帯端末2から電波を受信する受信器として受信器3a〜3cを備える。受信器3aは、工場の通用門に設けられる。また、工場の通用門には、カードリーダ7a及び7bが設けられる。カードリーダ7aは受信器7の一例である。従業員は、出社する時に、タグ6が内蔵された社員証をカードリーダ7aにかざす。図3は、従業員が社員証をカードリーダ7aにかざす様子を示す図である。受信器3aは、従業員が社員証をカードリーダ7aにかざす際にその従業員の手首に巻かれた携帯端末2から電波を受信することができるように配置される。カードリーダ7bは受信器7の一例である。従業員は、退社する時に社員証をカードリーダ7bにかざす。
通用門に、セキュリティゲート17が設置されても良い。セキュリティゲート17は、例えば、カードリーダ7a、カードリーダ7b、及び受信器3aの各機能を有する。
入退室管理システム13は、例えば主制御器18と副制御器19a及び19bとを備える。入退室管理システム13は、3台以上の副制御器を備えても良い。主制御器18は、副制御器19a及び19bを制御する。例えば、副制御器19a及び19bの設定変更は、主制御器18からの変更指令に基づいて行われる。入退室管理システム13では、1台の副制御器に複数台のカードリーダが接続される。図2に示す例では、カードリーダ7a及び7bが副制御器19aに接続される。副制御器19aは、カードリーダ7a及び7bと通信する。
図2は、受信器3が入退室管理システム13に接続される例を示す。例えば、受信器3aは、副制御器19aに接続される。副制御器19aは、受信器3aと通信する。
図2に示す例では、工場の敷地に建てられたビルAに部屋Bが形成される。図4は、部屋Bの出入口を部屋Bの外側から見た図である。部屋Bの出入口にドア20が設けられる。ドア20は、電気錠21によって施錠される。電気錠21は、副制御器19bに接続される。電気錠21は、副制御器19bによって制御される。
ドア20に隣接する壁にカードリーダ7c及び受信器3bが設けられる。カードリーダ7cは受信器7の一例である。従業員は、部屋Bに入る時に、タグ6が内蔵された社員証をカードリーダ7cにかざす。カードリーダ7cは、副制御器19bに接続される。副制御器19bは、カードリーダ7cと通信する。受信器3bは、従業員が社員証をカードリーダ7cにかざした際にその従業員の手首に巻かれた携帯端末2から電波を受信することができるように配置される。受信器3bは、副制御器19bに接続される。副制御器19bは、受信器3bと通信する。
図2は、部屋Bに、受信器3c、パーソナルコンピュータ22、及び照明器具23が設けられる例を示す。以下においては、パーソナルコンピュータ22をPC22とも表記する。図5及び図6は、部屋Bの内部を示す図である。図5に示すように、受信器3cは、PC22が載せられた机の上に設けられる。受信器3cは、従業員がPC22のキーボード或いはマウスを操作した際にその従業員の手首に巻かれた携帯端末2から電波を受信することができるように配置される。図2は、勤怠管理システム14がPC22を制御可能な例を示す。
図6に示すように、受信器3cは、部屋Bの天井に設けられても良い。受信器3cは、照明器具23に隣接するように配置される。受信器3cは、従業員が自分の席に着いた際にその従業員の手首に巻かれた携帯端末2から電波を受信することができるように配置される。照明器具23は、照明制御システム15によって制御される。
図2は、管理システム1が複数の機器5を備える例を示す。電気錠21は機器5の一例である。例えば、部屋Bに自分の席がある従業員に関しては、電気錠21を特定するための情報が機器情報として記憶部9に記憶される。PC22は機器5の一例である。例えば、PC22を使用する従業員に関しては、PC22を特定するための情報が機器情報として記憶部9に記憶される。照明器具23は機器5の一例である。部屋Bに自分の席がある従業員に関しては、照明器具23を特定するための情報が機器情報として記憶部9に記憶される。部屋Bに多くの照明器具23が設けられている場合は、照明器具23のうちその従業員の席の上にある器具を特定するための情報が機器情報として記憶部9に記憶される。
図7は、入退室管理システム13の動作例を示すフローチャートである。図7は、従業員が出社した時に行われる動作例を示す。
入退室管理システム13は、カードリーダ7aが第2識別情報を受信したか否かを判定する(S101)。上述したように、工場に勤務する従業員は、出社する時に、タグ6が内蔵された社員証をカードリーダ7aにかざす。これにより、カードリーダ7aは、タグ6から第2識別情報を含む電波を受信する。カードリーダ7aは、タグ6から受信した第2識別情報を入退室管理システム13に送信する。
入退室管理システム13には、工場に入ることができる人の情報が予め登録されている。以下においては、工場に入ることを許されている人のことを「入門許可者」ともいう。例えば、入退室管理システム13に、入門許可者が所持するタグ6に割り当てられた第2識別情報が記憶される。以下においては、この第2識別情報のことを「入門許可者の第2識別情報」とも表記する。入退室管理システム13は、カードリーダ7aから第2識別情報を受信すると、カードリーダ7aが受信した第2識別情報が入門許可者の第2識別情報の何れかと一致するか否かを判定する(S102)。
入退室管理システム13は、S102で一致することを判定すると、出社情報をビル管理システム16に送信する(S103)。出社情報は、例えば、カードリーダ7aが受信した第2識別情報とカードリーダ7aが第2識別情報を受信した時刻の情報とを含む。ビル管理システム16は、例えば、入退室管理システム13から出社情報を受信すると、受信した出社情報を勤怠管理システム14に送信する。勤怠管理システム14は、受信した出社情報に基づいて、当該従業員の出社時刻を記録する。
入退室管理システム13は、S102で一致しないことを判定すると、通行が許可されていないことをカードリーダ7aから報知させる(S113)。
入退室管理システム13は、S102で一致することを判定すると、カードリーダ7aに社員証をかざした人が、管理対象者であるか否かを判定する(S104)。例えば、入退室管理システム13に、管理対象者が所持するタグ6に割り当てられた第2識別情報が記憶される。以下においては、この第2識別情報のことを「管理対象者の第2識別情報」とも表記する。入退室管理システム13は、S104において、カードリーダ7aが受信した第2識別情報が管理対象者の第2識別情報の何れかと一致するか否かを判定する。
例えば、この工場への訪問者は、タグ6が内蔵された訪問者カードを受付で受け取る。この訪問者が訪問者カードをカードリーダ7aにかざすと、S104でNoと判定される。入退室管理システム13は、S104で管理対象者ではないことを判定すると、通行が許可されたことをカードリーダ7aから報知させる(S109)。
入退室管理システム13は、S104で管理対象者であることを判定すると、受信器3aが活動情報を受信したか否かを判定する(S105)。例えば、従業員が手首に携帯端末2をはめていれば、従業員が社員証をカードリーダ7aにかざす際に受信器3aが携帯端末2から第1識別情報と活動情報とを受信する。受信器3aは、携帯端末2から受信した第1識別情報と活動情報とを入退室管理システム13に送信する。入退室管理システム13は、受信器3aから第1識別情報と活動情報とを受信すると、その受信した情報をビル管理システム16に送信する(S106)。
入退室管理システム13は、S105で活動情報を受信していないことを判定すると、カードリーダ7aがタグ6から第2識別情報を受信してから一定時間が経過したか否かを判定する(S110)。入退室管理システム13は、S104で管理対象者であることを判定すると、タイマーをリセットしても良い。かかる場合、入退室管理システム13は、タイマーをリセットしてから一定時間が経過したか否かをS110において判定する。例えば、入退室管理システム13は、S110において3秒が経過したか否かを判定する。
入退室管理システム13は、S110で一定時間が経過したことを判定すると、当該従業員が携帯端末2を携帯していないことをビル管理システム16に通知する(S111)。また、入退室管理システム13は、S110で一定時間が経過したことを判定すると、その日の残業が規制されることをカードリーダ7aから報知させる(S112)。
入退室管理システム13は、S106で活動情報をビル管理システム16に送信すると、その応答としてビル管理システム16から当該従業員に関する規制情報を受信したか否かを判定する(S107)。
図8は、ビル管理システム16の動作例を示すフローチャートである。以下においては、ビル管理システム16が記憶部9、検出部10、及び特定部11の各機能を備える例について説明する。制御部12の機能は、各サブシステムにおいて実現される。図8は、従業員が出社した時に行われる動作例を示す。
ビル管理システム16は、入退室管理システム13から出社情報を受信したか否かを判定する(S201)。上述したように、ビル管理システム16は、入退室管理システム13から出社情報を受信すると、受信した出社情報を勤怠管理システム14に送信する(S202)。
ビル管理システム16は、入退室管理システム13から出社情報を受信すると、当該従業員が管理対象者であるか否かを判定する(S203)。例えば、ビル管理システム16に、表1に示す情報が記憶される。ビル管理システム16は、出社情報に含まれる第2識別情報が管理対象者の第2識別情報の何れかと一致するか否かを判定する。ビル管理システム16は、S203で管理対象者ではないことを判定すると、処理を終了する。
ビル管理システム16は、S203で管理対象者であることを判定すると、入退室管理システム13から活動情報を受信したか否かを判定する(S204)。S106で第1識別情報と活動情報とが送信されていれば、S204でYesと判定される。ビル管理システム16は、入退室管理システム13から第1識別情報と活動情報とを受信すると、受信した活動情報に基づいて当該従業員の前夜の睡眠時間を特定する(S205)。
ビル管理システム16は、S205で特定した睡眠時間が規定時間より短いか否かを判定する(S206)。ビル管理システム16は、S205で特定した睡眠時間が規定時間以上であれば、当該従業員について残業規制がないことを通知する(S207)。例えば、ビル管理システム16は、S207において、当該従業員について残業規制がないことを示す規制情報を入退室管理システム13に送信する。ビル管理システム16は、S205で特定した睡眠時間が規定時間より短ければ、当該従業員に対する残業規制処理を行う(S209)。
ビル管理システム16は、S204で活動情報を受信していないことを判定すると、カードリーダ7aがタグ6から第2識別情報を受信してから一定時間が経過したか否かを判定する(S208)。ビル管理システム16は、S203で管理対象者であることを判定すると、タイマーをリセットしても良い。かかる場合、ビル管理システム16は、タイマーをリセットしてから一定時間が経過したか否かをS208において判定する。例えば、ビル管理システム16は、S208において3秒が経過したか否かを判定する。
ビル管理システム16は、S208で一定時間が経過したことを判定すると、当該従業員に対する残業規制処理を行う(S209)。
図9は、残業規制処理の例を示すフローチャートである。残業規制処理では、先ず、当該従業員に対して残業規制があることが通知される(S301)。例えば、ビル管理システム16は、当該従業員について残業規制があることを示す規制情報を入退室管理システム13に送信する。また、残業規制処理では、規定の就業時間が経過した後に機器5による退去動作が行われる。退去動作については後述する。
上述したように、入退室管理システム13は、S107において規制情報を受信したか否かを判定する。S207で送信された規制情報は、入退室管理システム13に受信される。S301で送信された規制情報は、入退室管理システム13に受信される。入退室管理システム13は、ビル管理システム16から規制情報を受信すると、受信した規制情報に基づいて当該従業員について残業規制があるか否かを判定する(S108)。
入退室管理システム13は、S207で送信された規制情報を受信した場合、S108で残業規制がないことを判定する。かかる場合、入退室管理システム13は、通行が許可されたことをカードリーダ7aから報知させる(S109)。入退室管理システム13は、S301で送信された規制情報を受信した場合、S108で残業規制があることを判定する。かかる場合、入退室管理システム13は、その日の残業が規制されることをカードリーダ7aから報知させる(S112)。
次に、従業員が出社した後に行われる動作例について説明する。図10及び図11は、入退室管理システム13の他の動作例を示すフローチャートである。図10及び図11は、一連の動作を示す。図10及び図11は、従業員が部屋Bに入る時に行われる動作例を示す。
入退室管理システム13は、カードリーダ7cが第2識別情報を受信したか否かを判定する(S401)。上述したように、従業員は、部屋Bに入る時に、タグ6が内蔵された社員証をカードリーダ7cにかざす。これにより、カードリーダ7cは、タグ6から第2識別情報を含む電波を受信する。カードリーダ7cは、タグ6から受信した第2識別情報を入退室管理システム13に送信する。
入退室管理システム13には、各部屋に入ることができる人の情報が予め登録されている。以下においては、部屋Bに入ることを許されている人のことを「入室許可者」ともいう。例えば、入退室管理システム13に、入室許可者が所持するタグ6に割り当てられた第2識別情報が記憶される。以下においては、この第2識別情報のことを「入室許可者の第2識別情報」とも表記する。入退室管理システム13は、カードリーダ7cから第2識別情報を受信すると、カードリーダ7cが受信した第2識別情報が入室許可者の第2識別情報の何れかと一致するか否かを判定する(S402)。
入退室管理システム13は、S402で一致することを判定すると、入室情報をビル管理システム16に送信する(S403)。入室情報は、例えば、カードリーダ7cが受信した第2識別情報とカードリーダ7cが第2識別情報を受信した時刻の情報とを含む。ビル管理システム16は、例えば、入退室管理システム13から入室情報を受信すると、受信した入室情報を勤怠管理システム14に送信する。勤怠管理システム14は、受信した入室情報に基づいて、当該従業員の入室時刻を記録する。
入退室管理システム13は、S402で一致しないことを判定すると、入室が許可されていないことをカードリーダ7cから報知させる(S413)。
入退室管理システム13は、S402で一致することを判定すると、カードリーダ7cに社員証をかざした人が、管理対象者であるか否かを判定する(S404)。例えば、入退室管理システム13は、S404において、カードリーダ7cが受信した第2識別情報が管理対象者の第2識別情報の何れかと一致するか否かを判定する。
例えば、この工場への出張者が自分の社員証をカードリーダ7cにかざすと、S404でNoと判定される。入退室管理システム13は、S404で管理対象者ではないことを判定すると、通行が許可されたことをカードリーダ7cから報知させる(S409)。
入退室管理システム13は、S404で管理対象者であることを判定すると、受信器3bが活動情報を受信したか否かを判定する(S405)。例えば、従業員が手首に携帯端末2をはめていれば、従業員が社員証をカードリーダ7cにかざす際に受信器3bが携帯端末2から第1識別情報と活動情報とを受信する。受信器3bは、携帯端末2から受信した第1識別情報と活動情報とを入退室管理システム13に送信する。入退室管理システム13は、受信器3bから第1識別情報と活動情報とを受信すると、その受信した情報をビル管理システム16に送信する(S406)。
入退室管理システム13は、S405で活動情報を受信していないことを判定すると、カードリーダ7cがタグ6から第2識別情報を受信してから一定時間が経過したか否かを判定する(S410)。入退室管理システム13は、S404で管理対象者であることを判定すると、タイマーをリセットしても良い。かかる場合、入退室管理システム13は、タイマーをリセットしてから一定時間が経過したか否かをS410において判定する。例えば、入退室管理システム13は、S410において3秒が経過したか否かを判定する。
入退室管理システム13は、S410で一定時間が経過したことを判定すると、当該従業員が携帯端末2を携帯していないことをビル管理システム16に通知する(S411)。また、入退室管理システム13は、S410で一定時間が経過したことを判定すると、その日の残業が規制されることをカードリーダ7cから報知させる(S412)。
入退室管理システム13は、S406で活動情報をビル管理システム16に送信すると、その応答としてビル管理システム16から当該従業員に関する規制情報を受信したか否かを判定する(S407)。
図12は、ビル管理システム16の他の動作例を示すフローチャートである。図12は、従業員が部屋Bに入る時に行われる動作例を示す。
ビル管理システム16は、入退室管理システム13から入室情報を受信したか否かを判定する(S501)。上述したように、ビル管理システム16は、入退室管理システム13から入室情報を受信すると、受信した入室情報を勤怠管理システム14に送信する(S502)。
ビル管理システム16は、入退室管理システム13から入室情報を受信すると、当該従業員が管理対象者であるか否かを判定する(S503)。ビル管理システム16は、S503で管理対象者ではないことを判定すると、処理を終了する。
ビル管理システム16は、S503で管理対象者であることを判定すると、入退室管理システム13から活動情報を受信したか否かを判定する(S504)。S406で第1識別情報と活動情報とが送信されていれば、S504でYesと判定される。ビル管理システム16は、入退室管理システム13から第1識別情報と活動情報とを受信すると、受信した活動情報に基づいて当該従業員が第1時間帯及びその後に眠りに落ちたか否かを判定する(S505)。
第1時間帯は、例えば当該従業員の規定の就業時間に設定される。当該従業員の規定の就業時間が例えば9時から17時であれば、第1時間帯は9時から17時までに設定される。第1時間帯は、当該従業員がその日に出社した時刻から特定の時刻までに設定されても良い。例えば、第1時間帯は、カードリーダ7aが第2識別情報を受信した時刻から17時までに設定される。
ビル管理システム16は、S505で眠りに落ちていないことを判定すると、当該従業員について残業規制がないことを通知する(S508)。例えば、ビル管理システム16は、S508において、当該従業員について残業規制がないことを示す規制情報を入退室管理システム13に送信する。
ビル管理システム16は、S505で眠りに落ちたことを判定すると、当該従業員が眠ったのが第1時間帯の後であるか否かを判定する。例えば、ビル管理システム16は、当該従業員が規定の就業時間の後に眠りに落ちたことがあるか否かを判定する(S506)。ビル管理システム16は、第1時間帯の後に眠りに落ちたことをS506で判定すると、当該従業員に対する残業規制処理を行う(S510)。
ビル管理システム16は、第1時間帯の後に眠りに落ちていないことをS506で判定すると、当該従業員が第1時間帯に眠りに落ちた回数が規定回数以上であるか否かを判定する(S507)。ビル管理システム16は、眠りに落ちた回数が規定回数未満であることをS507で判定すると、当該従業員について残業規制がないことを通知する(S508)。ビル管理システム16は、眠りに落ちた回数が規定回数以上であることをS507で判定すると、当該従業員に対する残業規制処理を行う(S510)。
ビル管理システム16は、S504で活動情報を受信していないことを判定すると、入退室管理システム13から不携帯の通知を受けたか否かを判定する(S509)。携帯端末2を携帯していないことがS411で通知されていれば、S509でYesと判定される。ビル管理システム16は、入退室管理システム13から不携帯の通知を受けると、当該従業員に対する残業規制処理を行う(S510)。なお、携帯端末2を携帯していないことがS111で通知されている場合も、S509でYesと判定された時に行われる処理と同様の処理が行われる。
残業規制処理では、当該従業員について残業規制があることが通知される(S301)。また、残業規制処理では、規定の就業時間が経過した後に機器5による退去動作が行われる。
上述したように、入退室管理システム13は、S407において規制情報を受信したか否かを判定する。S508で送信された規制情報は、入退室管理システム13に受信される。S301で送信された規制情報は、入退室管理システム13に受信される。入退室管理システム13は、ビル管理システム16から規制情報を受信すると、受信した規制情報に基づいて当該従業員について残業規制があるか否かを判定する(S408)。
入退室管理システム13は、S508で送信された規制情報を受信した場合、S408で残業規制がないことを判定する。かかる場合、入退室管理システム13は、通行が許可されたことをカードリーダ7cから報知させる(S409)。S409で報知が行われると、入退室管理システム13は、電気錠21を解錠する(S414)。これにより、従業員は、ドア20を開けて部屋Bに入ることができる。
入退室管理システム13は、S301で送信された規制情報を受信した場合、S408で残業規制があることを判定する。かかる場合、入退室管理システム13は、その日の残業が規制されることをカードリーダ7cから報知させる(S412)。S412で報知が行われると、入退室管理システム13は、現在が規定の就業時間内であるか否かを判定する(S415)。入退室管理システム13は、就業時間内であることをS415で判定すると、電気錠21を解錠する(S414)。入退室管理システム13は、就業時間内でないことをS415で判定すると、電気錠21を解錠することなく処理を終了する。
上述したように、退去動作は、携帯端末2を所持する人を特定の領域から退去させるために行われる。本実施の形態に示す例では、上記特定の領域は部屋Bである。上記特定の領域はビルA或いは工場の敷地であるとみなしても良い。図11のS415に続く処理は、退去動作の一例である。即ち、入退室管理システム13は、管理対象者が部屋Bに入ろうとしている場合に、現在が規定の就業時間内であればS414において電気錠21を解錠する。しかし、残業規制がある管理対象者に対しては、入退室管理システム13は、就業時間後に電気錠21を解錠させない。例えば、入退室管理システム13は、就業時間の終了時刻から一定時間が経過すると、当該従業員に対して電気錠21を解錠しないように制御する。
図9のS302に示す処理は、退去動作の一例である。勤怠管理システム14は、残業規制がある管理対象者のPC22を就業時間後に強制終了させても良い。例えば、勤怠管理システム14は、就業時間の終了時刻から一定時間が経過すると、PC22を強制終了させる。勤怠管理システム14は、PC22を強制終了させた後、当該従業員の残業規制が解除されなければ、強制終了させたPC22を起動させないように制御する。
図9のS303に示す処理は、退去動作の一例である。照明制御システム15は、照明器具23を消灯させても良い。例えば、照明制御システム15は、就業時間の終了時刻から一定時間が経過すると、照明器具23を消灯させる。照明制御システム15は、照明器具23を消灯させた後、当該従業員の残業規制が解除されなければ、消灯させた照明器具23を点灯させないように制御する。
図13は、入退室管理システム13の他の動作例を示すフローチャートである。図13は、従業員が退社する時に行われる動作例を示す。
入退室管理システム13は、カードリーダ7bが第2識別情報を受信したか否かを判定する(S601)。上述したように、工場に勤務する従業員は、退社する時に、タグ6が内蔵された社員証をカードリーダ7bにかざす。これにより、カードリーダ7bは、タグ6から第2識別情報を含む電波を受信する。カードリーダ7bは、タグ6から受信した第2識別情報を入退室管理システム13に送信する。
入退室管理システム13は、カードリーダ7bから第2識別情報を受信すると、カードリーダ7bが受信した第2識別情報が入門許可者の第2識別情報の何れかと一致するか否かを判定する(S602)。入退室管理システム13は、S602で一致することを判定すると、退社情報をビル管理システム16に送信する(S603)。退社情報は、例えば、カードリーダ7bが受信した第2識別情報とカードリーダ7bが第2識別情報を受信した時刻の情報とを含む。ビル管理システム16は、例えば、入退室管理システム13から退社情報を受信すると、受信した退社情報を勤怠管理システム14に送信する。勤怠管理システム14は、受信した退社情報に基づいて、当該従業員の退社時刻を記録する。
入退室管理システム13は、S602で一致することを判定すると、通行が許可されたことをカードリーダ7bから報知させる(S604)。入退室管理システム13は、S602で一致しないことを判定すると、通行が許可されていないことをカードリーダ7bから報知させる(S605)。
図14は、ビル管理システム16の他の動作例を示すフローチャートである。図14は、従業員が退社する時に行われる動作例を示す。
ビル管理システム16は、入退室管理システム13から退社情報を受信したか否かを判定する(S701)。上述したように、ビル管理システム16は、入退室管理システム13から退社情報を受信すると、受信した退社情報を勤怠管理システム14に送信する。また、入退室管理システム13から退社情報が送信されることにより、規制解除処理が行われる(S702)。
図15は、規制解除処理の例を示すフローチャートである。規制解除処理では、先ず、当該従業員について、残業規制が「なし」に設定される(S801)。これにより、残業規制があった従業員に関しては、社員証をカードリーダ7bにかざすことによってその規制が解除される。また、カードリーダ7bが第2識別情報を受信してから一定時間が経過すると、当該従業員に対して行われていた退去動作が終了される(S802)。
本実施の形態に示す例であれば、企業等の組織において、構成員のそれぞれに対して、挙動に応じた管理を行うことができる。例えば、従業員が第1時間帯に複数回眠りに落ちると、退社を促すための動作が行われる。従業員に対して生活リズムの改善を促すことができ、それぞれの体調に合わせた組織的な健康管理が可能となる。
本実施の形態に示す例では、図12のS506に示すように、検出部10は、従業員が第1時間帯の後の第2時間帯に眠りに落ちたことを検出する。第2時間帯は、例えば、規定の就業時間の終了時刻からカードリーダ7bが第2識別情報を受信した時刻までに設定される。制御部12は、従業員が第2時間帯に1回でも眠りに落ちたことが検出部10によって検出されると、機器5に退去動作を行わせる。これにより、従業員に早期の退社を促すことができる。
本実施の形態に示す例では、制御部12は、前日の睡眠時間が規定時間より短いと、第1時間帯の後に機器5に退去動作を行わせる。従業員に早期の退社を促すことができ、睡眠時間が短い状態が続くことを防止できる。
本実施の形態では、受信器3bが受信した活動情報に基づいて、眠りに落ちたことを検出部10が検出する例について説明した。検出部10は、受信器3a或いは3cが受信した活動情報に基づいて、従業員が眠りに落ちたことを検出しても良い。本実施の形態では、受信器3aが受信した活動情報に基づいて、特定部11が前日の睡眠時間を特定する例について説明した。特定部11は、受信器3b或いは3cが受信した活動情報に基づいて、前日の睡眠時間を特定しても良い。
本実施の形態では、ビル管理システム16が記憶部9、検出部10、及び特定部11の各機能を備える例について説明した。これは一例である。例えば、入退室管理システムが記憶部9、検出部10、及び特定部11の各機能を備えても良い。
符号9〜12に示す各部は、管理装置4が有する機能を示す。図16は、管理装置4が備えるハードウェア要素の例を示す図である。管理装置4は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ24とメモリ25とを含む処理回路26を備える。記憶部9が有する機能はメモリ25によって実現される。管理装置4は、メモリ25に記憶されたプログラムをプロセッサ24によって実行することにより、符号10〜12に示す各部の機能を実現する。
プロセッサ24は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ或いはDSPともいわれる。メモリ25として、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク或いはDVDを採用しても良い。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM及びEEPROM等が含まれる。
管理装置4が有する各機能の一部又は全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。管理装置4が有する機能を実現する専用ハードウェアとして、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを処理回路26に備えても良い。
この発明は、活動情報を利用したシステムに適用できる。
1 管理システム
2 携帯端末
3 受信器
4 管理装置
5 機器
6 タグ
7 受信器
8 活動量計
9 記憶部
10 検出部
11 特定部
12 制御部
13 入退室管理システム
14 勤怠管理システム
15 照明制御システム
16 ビル管理システム
17 セキュリティゲート
18 主制御器
19a 副制御器
19b 副制御器
20 ドア
21 電気錠
22 パーソナルコンピュータ
23 照明器具
24 プロセッサ
25 メモリ
26 処理回路
この発明に係る管理システムは、携帯端末から活動情報を受信する第1受信器と、第1受信器が受信した活動情報に基づいて、携帯端末を所持する人が第1時間帯に眠りに落ちたことを検出する検出手段と、機器を制御する制御手段と、タグから識別情報を受信する第2受信器と、を備える。携帯端末は、携帯端末を所持している人が活動することによって値が変わる情報を活動情報として送信する。制御手段は、検出手段が検出した結果に基づいて、携帯端末を所持する人を特定の領域から退去させるための退去動作を第1時間帯の後に機器に行わせる。第1時間帯は、第2受信器がタグから識別情報を受信した時刻から特定の時刻までである。
この発明に係る管理システムは、第1受信器、検出手段制御手段、及び第2受信器を備える。検出手段は、第1受信器が受信した活動情報に基づいて、携帯端末を所持する人が第1時間帯に眠りに落ちたことを検出する。制御手段は、検出手段が検出した結果に基づいて、携帯端末を所持する人を特定の領域から退去させるための退去動作を第1時間帯の後に機器に行わせる。第1時間帯は、第2受信器がタグから識別情報を受信した時刻から特定の時刻までである。この発明に係る管理システムであれば、企業等の組織において、構成員に対して、各自の挙動に応じた管理を行うことができる。

Claims (10)

  1. 携帯端末から活動情報を受信する第1受信器と、
    前記第1受信器が受信した活動情報に基づいて、前記携帯端末を所持する人が第1時間帯に眠りに落ちたことを検出する検出手段と、
    機器を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記携帯端末は、前記携帯端末を所持している人が活動することによって値が変わる情報を活動情報として送信し、
    前記制御手段は、前記検出手段が検出した結果に基づいて、前記携帯端末を所持する人を特定の領域から退去させるための退去動作を前記第1時間帯の後に前記機器に行わせる管理システム。
  2. 前記制御手段は、前記携帯端末を所持する人が前記第1時間帯に眠りに落ちた回数が規定回数以上である場合に、前記第1時間帯の後に前記機器に退去動作を行わせ、
    前記規定回数は、2以上の特定の数である請求項1に記載の管理システム。
  3. タグから識別情報を受信する第2受信器を更に備え、
    前記第1時間帯は、前記第2受信器が前記タグから識別情報を受信した時刻から特定の時刻までである請求項1又は請求項2に記載の管理システム。
  4. 前記検出手段は、前記第1受信器が受信した活動情報に基づいて、前記携帯端末を所持する人が前記第1時間帯の後の第2時間帯に眠りに落ちたことを検出し、
    前記制御手段は、前記携帯端末を所持する人が前記第2時間帯に1回でも眠りに落ちたことが前記検出手段によって検出された場合に、前記機器に退去動作を行わせる請求項1から請求項3の何れか一項に記載の管理システム。
  5. 前記携帯端末から活動情報を受信する第3受信器と、
    前記第3受信器が受信した活動情報に基づいて、前記携帯端末を所持する人の前夜の睡眠時間を特定する特定手段と、
    を更に備え、
    前記制御手段は、前記特定手段によって特定された睡眠時間が規定時間より短い場合に、前記第1時間帯の後に前記機器に退去動作を行わせる請求項1から請求項4の何れか一項に記載の管理システム。
  6. 前記第1受信器が受信した活動情報に基づいて、前記携帯端末を所持する人の前夜の睡眠時間を特定する特定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記特定手段によって特定された睡眠時間が規定時間より短い場合に、前記第1時間帯の後に前記機器に退去動作を行わせる請求項1から請求項4の何れか一項に記載の管理システム。
  7. 前記携帯端末は、心拍数と加速度とを含む情報を活動情報として送信する請求項1から請求項6の何れか一項に記載の管理システム。
  8. 前記機器は照明装置であり、
    前記制御手段は、退去動作として前記照明装置を消灯させる請求項1から請求項7の何れか一項に記載の管理システム。
  9. 前記機器は電気錠であり、
    前記制御手段は、退去動作として前記電気錠を解錠させない請求項1から請求項7の何れか一項に記載の管理システム。
  10. 前記機器はパーソナルコンピュータであり、
    前記制御手段は、退去動作として前記パーソナルコンピュータを強制終了させる請求項1から請求項7の何れか一項に記載の管理システム。
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