JPWO2018189822A1 - Ipmロータ - Google Patents

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Abstract

この発明によるIPMロータは、磁石を収納する穴部が設けられる複数のコアシートが積層され、穴部に磁石が挿入される。このIPMロータは、穴部に、バネ板部が設けられる第1コアシートと、穴部に、凹部が設けられる第2コアシートとを備え、積層された複数のコアシートの少なくとも1つにおいて、穴部に突起部が設けられる。突起部は、第1コアシートの穴部、第2コアシートの穴部、または、さらに設けられる第3コアシートの穴部の少なくとも1つに設けられる。

Description

本発明は、積層されたコアシートに永久磁石が埋設されるIPM(Interior Permanent Magnet)ロータに関するものである。
回転電機において、永久磁石を用いるロータには、磁石を回転子の表面に貼りつけるSPM(Surface Permanent Magnet)ロータと、磁石を回転子の中に埋め込むIPMロータとがある。IPMロータでは、直方体の磁石を利用できるので、取り付けおよびコスト面から、SPMロータと比較して有利であり、また、発生するトルクは大きく、さらにリラクタンストルクも利用できるため、IPMロータの採用が増加している。
このようなIPMロータでは、磁石の断面と同形状の穴部を打ち抜いた、略円形のコアシートを積層させた後、穴に磁石部材を挿入する方法が知られている。
IPMロータでは、磁石の磁極から出る磁束は、効率よく、ステータのコイルへ伝達されることが必要である。ステータのコイルへ向かわない磁束は無駄磁束となる。そのため、IPMロータでは、磁束の流れに注意が必要である。
また、IPMロータでは、高速回転すること、急に回転すること、または急に停止することがある。また、磁石には、カケおよび割れといった物理的もろさもある。そのため、磁石の固定方法には、注意が必要である。
例えば、特許文献1に記載されるIPMロータでは、2種類のコアシートが設けられている。1つのコアシートには、磁石の長手方向の端面に当接する穴部が設けられている。もう1つのコアシートには、磁石の長手方向の端面に隙間が生じる穴部が設けられている。これら2種類のコアシートが積層され、接着剤なしで磁石が固定されている。
また、特許文献2に記載されるIPMロータでは、1つの略円形のコアシートの円周方向に設けられる穴部が2種類ある。1つの穴部には、穴部の中で、コアシートの径方向外側に磁石を押し付けるバネ板部が設けられている。もう1つの穴部には、バネ板部の逃げ部となる凹部が設けられている。これら2種類の穴部を同時に有する1種類のコアシートが、回転されながら積層されている。
特開2016−46949号公報 特開2015−76956号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるIPMロータでは、磁石を穴部の長手方向に位置決めすることはできるが、磁石を穴部の幅方向に位置決めすることはできない。そのため、穴部の幅方向において、磁石とコアシートとの間に隙間ができ、磁束密度が低下する可能性があった。
また、特許文献2に記載されるIPMロータでは、1つのコアシートの穴部に、別々にバネ板部または凹部が設けられている。しかしながら、例えば、最上層のコアシートの凹部が設けられている穴部には、上側にコアシートがないため、上側にバネ板部は存在しない。このような凹部は、バネ板部によって埋められないので、穴部の幅方向において、磁石とコアシートとの間に隙間が生じる。そのため、磁束密度が低下する可能性があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構造で、磁束密度の低下を抑制するとともに、磁石を保持することができるIPMロータを提供するものである。
この発明によるIPMロータは、磁石を収納する穴部が設けられる複数のコアシートが積層され、穴部に磁石が挿入され、穴部に、バネ板部が設けられる第1コアシートと、穴部に、凹部が設けられる第2コアシートとを備え、積層された複数のコアシートの少なくとも1つにおいて、穴部に突起部が設けられる。
この発明のIPMロータによれば、突起部によって、磁石は、穴部の長手方向の動きを規制される。また、バネ板部によって、磁石は、穴部の幅方向に固定される。バネ板部の曲げ方向には、凹部が存在するため、凹部はバネ板部によって埋められ、隙間ができることはない。また、バネ板部は、磁束密度が低下しない位置に設けられる。
これにより、簡単な構造で、磁束密度の低下を抑制するとともに、磁石を保持することができるIPMロータを提供することができる。
本発明の実施の形態1によるIPMロータを有するモータ断面図である。 実施の形態1における基本コアシートの部分平面図である。 実施の形態1における第1コアシートの部分平面図である。 実施の形態1における第2コアシートの部分平面図である。 実施の形態1における第3コアシートの部分平面図である。 図2から図5の各コアシートが積層されたものについて、図2から図5のVI−VI線から見た断面図である。 図6におけるバネ板部周辺の模式的な拡大図である。 本発明の実施の形態2によるIPMロータを有するモータ断面図である。 実施の形態2における基本コアシートの部分平面図である。 実施の形態2における第1コアシートの部分平面図である。 実施の形態2における第2コアシートの部分平面図である。 実施の形態3における第1コアシートの部分平面図である。 実施の形態3における第2コアシートの部分平面図である。
以下、この発明のIPMロータの実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるIPMロータを有するモータにおいて、モータの回転軸の方向から見た断面図である。図1に示すように、回転軸1を中心軸として、IPMロータ101が設けられている。
IPMロータ101には、V字形状の穴部2が8つ設けられている。穴部2は、IPMロータ101の外径側にある外向面2c、および内径側にある内向面2dを有する。穴部2のV字の両辺には、それぞれ、略直方体の磁石3が1つずつ配置される。磁石3は、磁束の流れる向きによって2つの場合に分けられる。1つは、1つのV字の両辺に挟まれる空間である第1コア部5aがN極となるように配置されている磁石3aである。もう1つは、N極となる第1コア部5aに隣接する第1コア部5aが、S極となるように配置されている磁石3bである。
IPMロータ101の外周には、IPMロータ101と同心円状に、ステータ50が設けられている。ステータ50には、48個のスロット51が円周方向に沿って設けられている。1個のスロット51には、半径方向に4つのコイル52が設けられている。
磁石3からの磁束は、磁石3aから出て、第1コア部5aを通って、ステータ50へ達し、別の第1コア部5aを通り、磁石3bに戻ってくる。一方、ステータのコイル52には、電流を流すことにより磁界が生じる。コイル52の磁極は、磁石3と引き合い、または反発することによって、IPMロータ101を回転させる、コイル52に流す電流の向きを変えることで、IPMロータ101の回転方向を変更できる。
このIPMロータ101は、電磁鋼板製の略円形のコアシートが積層され、磁石3が挿入されたものである。
IPMロータ101を構成するコアシートについて、図2から図5を用いて説明する。図2から図5の各図面では、コアシートの一部のみを拡大して示す。
図2に、基本コアシート10の部分平面図を示す。基本コアシート10には、穴部10hが設けられている。図2は、穴部10hに磁石3が挿入された状態を示している。穴部10hは、基本コアシート10の径方向外側に開いたV字形状である。穴部10hは、挿入される磁石3の長手方向に、磁石3よりも長く空隙が設けられており、磁石3の動きに自由度がある。一方、穴部10hの幅方向の動きは規制されている。
穴部10hのV字形状の先端部2aおよびV字の曲折部2bは、それぞれ空間部が広げられている。先端部2aおよび曲折部2bの空間部は、フラックスバリア穴と呼ばれるものであり、隣接する磁石3同士の磁束の直接的な流れを抑止するものである。
図3から図5において説明する第1コアシート11、第2コアシート12、および第3コアシート13は、この基本コアシート10を元にして形成されている。
図3に、第1コアシート11の部分平面図を示す。第1コアシート11には、V字形状の穴部11hが設けられている。図3は、穴部11hに磁石3が挿入された状態を示している。穴部11hの内向面2dには、4つのバネ板部11a、11b、11cおよび11dが設けられている。バネ板部11aおよび11dは、穴部11hにおいて、V字形状先端部近傍にある。一方、バネ板部11bおよび11cは、穴部11hにおいて、V字形状の交点側近傍にある。すなわち、4つのバネ板部11a〜11dは、磁石3の長辺の端部3eに配置されている。4つのバネ板部11a〜11dは、穴部11hの内向面2dから穴部11hの外側に向かって矩形状のくぼみが設けられ、くぼみの中央部から穴部11hの内側に向かって直方体が突出した形状となっている。
ここで、磁束の流れ6aおよび6bについて説明する。磁束の流れ6aおよび6bは、磁石3の短辺方向を貫通して、第1コア部5aを通り、破線で示す外側のステータ50へ流れていく。磁石3の中央部を通る磁束は、端部を通る磁束より多く、4つのバネ板部11a〜11dが磁石3の端部にあっても、磁束には大きな損失とならないことがわかった。一方で、4つのバネ板部11a〜11dが、穴部11hの外向面2cの側に設けられる、または、4つのバネ板部11a〜11dがそれぞれ別々の側に設けられると、磁束の流れは阻止される。そのため、4つのバネ板部11a〜11dが配置される部位は重要である。
図4に、第2コアシート12の部分平面図を示す。第2コアシート12には、V字形状の穴部12hが設けられている。図4は、穴部12hに磁石3が挿入された状態を示している。穴部12hの内向面2dには、4つの凹部12a〜12dが設けられている。4つの凹部12a〜12dは、図3で説明した第1コアシ−ト11の4つのバネ板部11a〜11dが設けられている部位に対応する位置にある。4つの凹部12a〜12dは、第1コアシート11の厚さ分だけ、第2コアシート12の内側に向かって、穴部12hが矩形状に広げられている。4つの凹部12a〜12dは、それぞれ、4つのバネ板部11a〜11dが曲げられてくるための逃げ部になっている。なお、穴部12hにおいて、4つの凹部12a〜12d以外の部位については、磁石3との空隙ができる限り小さくなるように設けられている。そのため、穴部12hの形状が、磁束の流れ6aおよび6bに及ぼす影響は小さい。
図5に、第3コアシート13の部分平面図を示す。第3コアシート13には、V字形状の穴部13hが設けられている。図5は、穴部13hに磁石3が挿入された状態を示している。穴部13hには、磁石3の短辺3sの外側に、穴部13hの幅を狭めるように突出した突起部13a、13bおよび13cが設けられている。3つの突起部13a〜13cは、穴部13h内において、磁石3の長手方向の動きを規制する。
次に、実施の形態1におけるIPMロータ101用のコアシートの積層構造について、図6を用いて説明する。
図6は、IPMロータ101における、穴部2周辺の断面図である。図6に示す断面図は、図2から図5において、VI−VI線から見た図である。
IPMロータ101は、基本コアシート10、第1コアシート11、第2コアシート12、および第3コアシート13が、後述する順で積層されている。それぞれのコアシートに設けられている穴部10h、11h、12hおよび13hは、コアシートが積層されることによって連通し、穴部2を構成する。穴部2に、磁石3が挿入される。穴部2は、外向面2cおよび内向面2dを有する。
IPMロータ101では、磁石3が挿入される上方から、以下の順でコアシートが積層されている。
まず、第3コアシート13が3つ積層されている。磁石3の背後には、突起部13aが破線で示されている。示されている面は、図5における突起部13aの磁石側端部面13tである。
次に、基本コアシート10が5つ積層されている。
次に、1つの第1コアシート11および3つの第2コアシート12からなる組が5組積層されている。
最後に、第3コアシート13が6つ積層されている。最後の第3コアシート13が積層される数によって、ロータ長、すなわちIPMロータ101の高さが調整される。図6では、磁石3が挿入された際に、磁石3の背後となる突起部13aが一点鎖線で示されている。示されている面は、図5における突起部13aの磁石側端部面13tである。ロータ長の調整には、基本コアシート10を用いてもよい。
次に、IPMロータ101のコアシートの積層構造における、それぞれのコアシートの機能について、図6および図7を用いて説明する。説明は、磁石3の挿入工程に沿って行う。
図6に示すように、IPMロータ101用のコアシートの積層構造に対して、磁石3は上方から挿入されている。磁石3は、未着磁状態で挿入され、挿入完了後に着磁される。
まず、磁石3は、第3コアシート13の部分を通る。破線で示す突起部13aは、穴部2内において、磁石3の長手方向の動きを規制し、磁石3の位置決めをする。
次に、磁石3は、基本コアシート10の部分を通る。基本コアシート10では、磁石3の位置ずれは発生しない。
次に、磁石3は、第1コアシート11のバネ板部11aに当接する。破線で示すように、バネ板部11aは、磁石3によって下方に押し曲げられる。磁石3は、バネ板部11aの復元力によって、外向面2cに押しつけられる。また、押し曲げられたバネ板部11aは、第2コアシート12と磁石3との隙間となる凹部12aを埋める。磁石3は、このバネ板部11aの押し曲げを4回行う。
次に、磁石3は、第3コアシート13を通過して底面で止められる。一点鎖線で示す突起部13aは、穴部2内において、磁石3の長手方向の動きを規制する。磁石3は、上部および下部の両方で長手方向の動きが規制されるため、動きがより強く制約される。
図7は、図6におけるバネ板部11aの周辺の模式的な拡大図である。図7では、第1コアシート11のバネ板部11aが、下向きに押し曲げられている途中の状態を示している。バネ板部11aは、接触端部11pを起点として、押し曲げられる。接触端部11pは、第1コアシート11のバネ板部11a、および第2コアシート12の凹部12aが接触している内向面2dの角部である。第2コアシート12が積層される厚さは、少なくとも、このバネ板部11aの長さTが必要である。これにより、第2コアシート12の凹部12aは、第1コアシート11のバネ板部11aの曲がりによって埋められ、空隙ができなくなる。バネ板部11aの長さTは、第2コアシートの厚さtにもよるが、10t≧T≧tであることが望ましい。
実施の形態1では、バネ板部11aの長さTは、第2コアシートの厚さtの2.6倍程度である。一方、バネ板部11aの押し曲げに対する逃げは、3つの第2コアシート12が積層されることによって行われている。すなわち、第2コアシート12が連続して積層される厚さは3tである。したがって、第2コアシート12が連続して積層される厚さ3tは、バネ板部11aの長さT(≒2.6t)以上である。バネ板部11b、11cおよび11dの長さについても同様である。
第1コアシート11のバネ板部11aの幅mについて、図4を用いて説明する。幅mは、第1コアシート11の厚さt’とともに、磁石3を穴部2の外向面2cに押し付ける力を決める。押し付ける力が強すぎると、磁石3を損傷させる。また、バネ板部11aが変形しにくくなるため、磁石3は挿入しにくくなる。一方、押し付ける力が弱すぎると、磁石3を固定することができない。そのため、バネ板部11aの幅mは、第1コアシート11の厚さt’に対して、10t’>m>t’であることが望ましい。
実施の形態1では、バネ板部11aの幅mは、第1コアシート11の厚さt’に対して約6倍としている。バネ板部11b、11cおよび11dの幅についても同様である。
また、4つのバネ板部11a〜11dの幅mは、磁石3の大きさにも関係する。図4に示すように、穴部11hの長手方向における磁石3の長さkは、4つのバネ板部11a〜11dの幅mに対して、0.34k≧mであることが望ましい。
実施の形態1では、4つのバネ板部11a〜11dの幅mは、磁石3の長さkの0.11倍程度であり、kおよびmの関係式を満たしている。
以上のように、4つのバネ板部11a〜11dの大きさを、第1コアシート11の厚さt’および磁石3の長さkによって規定することにより、磁石3に対する適切な押し付け力と、磁石3の挿入容易性との両立を図ることができる。
このように、実施の形態1によるIPMロータ101では、磁石3を収納する穴部2が設けられる複数のコアシート10〜13が積層され、穴部2に磁石3が挿入されている。
穴部11hに、バネ板部11a〜11dが設けられる第1コアシート11と、穴部12hに、凹部12a〜12dが設けられる第2コアシート12とを備え、積層された複数のコアシート10〜13の少なくとも1つにおいて、穴部2に突起部13a〜13cが設けられている。
これにより、簡単な構造で、磁束密度の低下を抑制するとともに、磁石を保持することができるIPMロータを提供することができる。
IPMロータ101は、第3コアシート13を備え、第3コアシート13に3つの突起部13a〜13cが設けられている。これにより、コアシートの積層構造のバリエーションを増やすことができるので、設計の自由度を増やすことができる。
また、IPMロータ101は、穴部10hのみが設けられる基本コアシート10をさらに備え、3つの第3コアシート13、5つの基本コアシート10、第1コアシート、および3つの第2コアシートの順に積層される部分を備えている。これにより、磁石3に対する位置の固定と、磁石の挿入容易性との両立を図ることができる。
第2コアシート12は、第1コアシート11に連続して積層され、バネ板部11aは、第1コアシート11のバネ板部11a、および第2コアシート12の凹部12aの接触端部11pを起点に曲げられ、第2コアシート12が連続して積層される厚さは、バネ板部11aの長さT以上であり、バネ板部11aの長さTは、第2コアシート12の厚さtの1倍以上10倍以下の範囲内の3倍である。これにより、第2コアシートの凹部12aは、バネ板部11aによって埋められるので、空隙が生じることがなく、磁束密度の低下が発生しない。
バネ板部11aの幅mは、第1コアシート11の厚さt’の1倍〜10倍の間にある6倍である。これにより、磁石3を損傷させることなく、磁石3を固定することができるとともに、磁石3の挿入容易性を図ることができる。
磁石3は略直方体をなし、穴部2はコアシート10〜13の外径側に向かって開くV字形状に設けられ、3つの突起部13a〜13cは、磁石3の短辺3sの外側に設けられ、4つのバネ板部11a〜11dは、穴部11hの内径側の内向面2dであり、磁石3の長辺の端部3eに設けられている。これにより、磁束の流れ6aおよび6bに大きな損失を与えることなく、磁石3の位置を固定することができる。
実施の形態1では、コアシートを4種類用いたが、第3コアシート13を基本コアシート10の代わりに用い、3種類のコアシートで構成してもよい。
また、第1コアシート11の厚さt’および第2コアシート12の厚さtは、等しくてもよい。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2によるIPMロータ102について図8から図11を用いて説明する。実施の形態2では、実施の形態1に対して、磁石を挿入する穴部の形状が異なっている。
図8は、実施の形態2によるIPMロータ102を、回転軸1の方向から見た概略図である。IPMロータ102では、略円形のIPMロータ102の弦方向に、直線形状の穴部4が8つ設けられている。穴部4に挿入される磁石3は、IPMロータ102の外側が、N極およびS極が交互になるように配置されている。穴部4の長手方向の両端には、穴部が広げられた隙間4aおよび4bが設けられている。隙間4aおよび4bは、フラックスバリア穴であり、隣接する磁石3同士の磁束の直接的な流れを抑止するものである。また、隙間4aおよび4bの外側には、ブリッジ部5dが設けられている。ブリッジ部5dは、穴部4の外周部において、他の部位より細く形成されている。ブリッジ部5dも、隣接する磁石3からの磁束が直接流れ込みにくくするためのものである。
IPMロータ102は、3種類のコアシートによって構成されている。IPMロータ102を構成するコアシートについて、図9から図11を用いて説明する。図9から図11の各図面は、コアシートの一部のみを拡大して示す。また、図9から図11の各図面は、それぞれの穴部に磁石3が挿入された状態を示している。
図9に、基本コアシート20の部分平面図を示す。基本コアシート20には、弦方向に穴部20hが設けられている。穴部20hの長手方向には、磁石3よりも長く空隙が設けられており、磁石3の動きに自由度がある。一方、穴部20hの幅方向には、磁石3の動きは規制される。また、穴部20hは、基本コアシート20の外径側にある外向面4c、および内径側にある内向面4dを有する。
図10および図11において説明する第1コアシート21、および第2コアシート22は、この基本コアシート20を元にして形成されている。
図10に、第1コアシート21の部分平面図を示す。第1コアシート21には、弦方向に穴部21hが設けられている。穴部21hの内向面4dには、磁石3の長辺の中央部3mに、バネ板部21aが設けられている。バネ板部21aは、穴部21hの内向面4dから穴部21hの外側に向かって矩形状のくぼみが設けられ、くぼみの中央部から穴部21hの内側に向かって直方体が突出した形状となっている。バネ板部21aは、磁石3によって押し曲げられる。押し曲げられたバネ板部21aは復元力によって、磁石3を、穴部21hの外向面4cに押し付けるように作用する。
ここで、磁束の流れ6cおよび6dについて説明する。磁束の流れ6cおよび6dは、磁石3の短辺にほぼ平行に出た後、左右に広がるように第1コアシート21の外部へ流れている。そのため、磁石3の中央部にバネ板部21aが設けられても、磁束の流れ6cおよび6dへの影響は少ない。磁石3は、穴部21hの外向面4cに密着させられており、磁石3と第1コアシート21との間に隙間はなくなる。そのため、磁束の流れ6cおよび6dが抑制されることはない。
図11に、第2コアシート22の部分平面図を示す。第2コアシート22には、弦方向に穴部22hが設けられている。穴部22hの内向面4dには、磁石3の長辺の中央部3mに、凹部22aが設けられている。凹部22aは、第1コアシート21の厚さ分だけ、第2コアシート22の内径方向に、穴部22hが矩形状に広げられている。また、凹部22aは、第1コアシート21のバネ板部21aに対応する位置にあり、バネ板部21aの逃げ部として機能する。
また、穴部22hには、磁石3の短辺3sの外側に、穴部22hの幅を狭めるように突出した突起部22bおよび22cが設けられている。突起部22bおよび22cは、穴部22h内において、磁石3の長手方向の動きを規制する。
これらの3種類のコアシートを用いたIPMロータ102の積層順は、以下のとおりである。すなわち、第1コアシート21の下側に、第2コアシート22が積層される。第2コアシート22が積層される厚さは、バネ板部21aの長さ以上となるように設定する。このような第1コアシート21および第2コアシート22の組が複数組設けられ、基本コアシート20が、それらの組と組との間、またはそれらの組の上下両端に配置される。
このように、実施の形態2におけるIPMロータ102では、突起部22bおよび22cが、第2コアシート22の穴部22hに設けられている。これにより、用意するコアシートの種類を減らすことができるので、コストの削減をはかることができる。
また、磁石3は、略直方体をなし、穴部4は、コアシート20〜22の弦方向に設けられ、突起部22bおよび22cは、磁石3の短辺3sの外側に設けられ、バネ板部21aは、穴部21hの内径側の内向面4dであり、磁石3の長辺の中央部3mに設けられている。これにより、磁束の流れ6cおよび6dを阻止することがなく、簡単な構造で磁石3を固定できる。その結果として、効率のよい回転電機のロータを実現できる。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3によるIPMロータについて、図12および13を用いて説明する。実施の形態3では、磁石の長手方向の動きを規制する突起部が、バネ板部を有する第1コアシートに設けられている。
図12および図13では、略円形のコアシートの一部のみを拡大して示す。また、図12および図13では、それぞれの穴部に磁石3が挿入された状態を示している。
図12に、第1コアシート31の部分平面図を示す。第1コアシート31には、弦方向に穴部31hが設けられている。穴部31hは、第1コアシート31に対して外径側にある外向面4c、および内径側にある内向面4dを有する。穴部31hの内向面4dには、磁石3の長辺の中央部3mに、バネ板部31aが設けられている。バネ板部31aは、穴部31hの内向面4dから穴部31hの外側に向かって矩形状のくぼみが設けられ、くぼみの中央部から穴部31hの内側に向かって直方体が突出した形状となっている。バネ板部31aは、磁石3によって押し曲げられる。押し曲げられたバネ板部31aは、復元力によって、磁石3を、穴部31hの外向面4cに押し付けるように作用する。
また、穴部31hには、磁石3の短辺3sの外側に、穴部31hの幅を狭めるように突出した突起部31bおよび31cが設けられている。突起部31bおよび31cは、穴部31h内において、磁石3の長手方向の動きを規制する。
図13に、第2コアシート32の部分平面図を示す。第2コアシート32には、弦方向に穴部32hが設けられている。穴部32hの内向面4dには、磁石3の長辺の中央部3mに、矩形状の凹部32aが設けられている。凹部32aは、第1コアシート31のバネ板部31aに対応する位置にあり、バネ板部31aの逃げ部として機能する。
これらの2種類のコアシートは、1つの第1コアシート31の下側に、バネ板部31aの長さ以上の厚さを有するように、第2コアシート32が積層されることによって1組となる。この組が複数設けられ、例えば、図9で説明した基本コアシート20が、それらの組と組との間、または組の上下両端に設けられ、磁石3が挿入されることによって、IPMロータが構成される。
このように、実施の形態3におけるIPMロータでは、突起部31bおよび31cが、第1コアシート31の穴部31hに設けられている。これにより、用意するコアシートの種類を減らすことができるので、コストの削減をはかることができる。
このように、バネ板部、凹部および突起部を、どのコアシートに設けるかについては、種々の組合せがあることは言うまでもない。
また、磁石の磁極中心位置をずらした、いわゆる段スキューする場合が考えられる。段スキューする場合には、以下の方法を用いることができる。まず、実施の形態1から3で説明したように、複数の種類のコアシートを積層し、磁石を挿入した1組のロータを構成する。次に、同様にして、1組以上のロータを別に構成する。次に、先に構成した1組のロータの上または下に、別に構成したロータを一体化させる。その場合に、軸を中心に所定角度ずらして組み上げる。このようにすることで、段スキューは実現可能である。これにより、コアシートの種類を増やすことなくさまざまなIPMロータを製造できる。その結果、トルクリップルを低減できるロータを実現することができる。
2,4,10h,11h,12h,13h,20h,21h,22h,31h,32h 穴部、2d,4d 穴部の内向面、3,3a,3b 磁石、3e 磁石の長辺の端部、3m 磁石の長辺の中央部、3s 磁石の短辺、10,20 基本コアシート、11,21,31 第1コアシ−ト、11a,11b,11c,11d,21a,31a バネ板部、11p 接触端部、12,22,32 第2コアシ−ト、12a,12b,12c,12d,22a,32a 凹部、13 第3コアシート、13a,13b,13c,22b,22c,31b,31c 突起部、101,102 IPMロータ、k 磁石の長さ、m バネ板部の幅、T バネ板部の長さ、t 第2コアシートの厚さ、t’ 第1コアシートの厚さ。

Claims (9)

  1. 磁石を収納する穴部が設けられる複数のコアシートが積層され、前記穴部に前記磁石が挿入されるIPMロータであって、
    前記穴部に、バネ板部が設けられる第1コアシートと、
    前記穴部に、凹部が設けられる第2コアシートとを備え、
    前記積層された複数の前記コアシートの少なくとも1つにおいて、前記穴部に突起部が設けられるIPMロータ。
  2. 前記突起部が、前記第1コアシートの前記穴部に設けられる請求項1に記載のIPMロータ。
  3. 前記突起部が、前記第2コアシートの前記穴部に設けられる請求項1に記載のIPMロータ。
  4. 第3コアシートをさらに備え、前記突起部が、前記第3コアシートに設けられる請求項1に記載のIPMロータ。
  5. 前記穴部のみが設けられる基本コアシートをさらに備え、
    少なくとも1つの前記第3コアシート、少なくとも1つの前記基本コアシート、前記第1コアシート、および少なくとも1つの前記第2コアシートの順に積層される部分を備える請求項4に記載のIPMロータ。
  6. 前記第2コアシートは、前記第1コアシートに連続して積層され、
    前記バネ板部は、前記第1コアシートの前記バネ板部、および前記第2コアシートの前記凹部の接触端部を起点に曲げられ、
    前記第2コアシートが連続して積層される厚さは、前記バネ板部の長さ以上であり、
    前記バネ板部の長さは、前記第2コアシートの厚さの1倍以上10倍以下である請求項1から5のいずれか1項に記載のIPMロータ。
  7. 前記バネ板部の幅は、前記第1コアシートの厚さの1倍〜10倍の間である請求項1から6のいずれか1項に記載のIPMロータ。
  8. 前記磁石は、略直方体をなし、
    前記穴部は、前記コアシートの外径側に向かって開くV字形状に設けられ、
    前記突起部は、前記磁石の短辺の外側に設けられ、
    前記バネ板部は、前記穴部の内径側の面であり、前記磁石の長辺の端部に設けられる請求項1から7のいずれか1項に記載のIPMロータ。
  9. 前記磁石は、略直方体をなし、
    前記穴部は、前記コアシートの弦方向に設けられ、
    前記突起部は、前記磁石の短辺の外側に設けられ、
    前記バネ板部は、前記穴部の内径側の面であり、前記磁石の長辺の中央部に設けられる請求項1から7のいずれか1項に記載のIPMロータ。
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