JPWO2018163451A1 - 加熱調理器および加熱調理システム - Google Patents

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Abstract

加熱調理器は、音声入力部(70)と、音声入力部(70)に入力された音声メモを音声データに変換する音声データ変換部(110h)と、音声データ変換部(110h)により変換された上記音声データを複数の調理メニューのいずれかに対応付けて保存するための音声データ保存部(110f,110b,120)と、音声データ保存部(110f,110b,120)により調理メニューに対応付けて保存された音声データに基づく音声メモを出力する音声出力部(80,110i)とを備える。これにより、調理メニューに対応付けて保存された音声メモを、該当する調理メニューの加熱調理において再生できる加熱調理器を提供する。

Description

援用記載
本出願は2017年3月10日に出願された日本出願の特願2017−046374に対して、優先権の利益を主張するものであり、その日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
この発明は、加熱調理器および加熱調理システムに関する。
従来、加熱調理器としては、制御情報に対応した音声データを外部のサーバー装置に記憶し、そのサーバー装置から音声データを受信して、音声発生部から音声を出力するものがある(例えば、特開2008−46424号公報(特許文献1)参照)。
特開2008−46424号公報
しかしながら、上記加熱調理器では、予め決められた音声しか出力できず、ユーザーによる任意の音声メモを記憶しておいて、後で必要に応じて音声メモを再生することができないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、調理メニューに対応付けて保存された音声メモを、該当する調理メニューの加熱調理において再生できる加熱調理器およびその加熱調理器を備えた加熱調理システムを提供することにある。
この発明の一態様に係る加熱調理器は、
音声入力部と、
上記音声入力部に入力された音声メモを音声データに変換する音声データ変換部と、
上記音声データ変換部により変換された上記音声データを複数の調理メニューのいずれかに対応付けて保存するための音声データ保存部と、
上記音声データ保存部により上記調理メニューに対応付けて保存された上記音声データに基づく上記音声メモを出力する音声出力部と
を備えたことを特徴とする。
以上より明らかなように、この発明によれば、調理メニューに対応付けて保存された音声メモを、該当する調理メニューの加熱調理において再生できる加熱調理器およびその加熱調理器を備えた加熱調理システムを実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器を備えた加熱調理システムの概略構成図である。 図2は上記加熱調理器の外観斜視図である。 図3は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図4は上記加熱調理システムの管理サーバーの制御ブロック図である。 図5は上記加熱調理器の操作パネルの要部を示す図である。 図6は対話を受け付けたときの上記操作パネルのカラー液晶表示部の表示内容を示す図である。 図7は音声を認識しているときのカラー液晶表示部の表示内容を示す図である。 図8は返事をしたときのカラー液晶表示部の表示内容を示す図である。 図9は認識された調理メニューのリストを示す図である。 図10は図9のリストから選択された「チキンステーキ」の情報を管理サーバーからダウンロード中であることを示す図である。 図11はダウンロードされた「チキンステーキ」の写真を示す図である。 図12は「チキンステーキ」の情報を保存中であることを示す図である。 図13は保存された「チキンステーキ」の写真を示す図である。 図14は「チキンステーキ」の加熱スタート待ちのときのカラー液晶表示部の表示内容を示す図である。 図15は「おはなし」キーを押すときを示す図である。 図16はこの発明の第3実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。
以下、この発明の加熱調理器および加熱調理システムを図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器を備えた加熱調理システムの概略構成図を示している。
この第1実施形態の加熱調理システムは、図1に示すように、加熱調理器100と、加熱調理器100とインターネット網Nを介して通信する管理サーバー200とを備える。上記管理サーバー200は、サーバー装置の一例であり、クラウドコンピューティングシステムを構成している。
上記加熱調理器100は、無線アクセスポイント130およびインターネット網Nを介して管理サーバー200などと通信を行うWiFi通信モジュール120を備える。このインターネット網Nは、通信ネットワークの一例である。なお、WiFi通信モジュール120が直接インターネット網Nに接続されるようにしてもよい。
上記WiFi通信モジュール120は、屋内の無線アクセスポイント130との間で無線LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)による通信を行う。より詳しくは、WiFi通信モジュール120は、通信規格の一例としての無線LANの規格であるWiFi(登録商標)を用い、無線アクセスポイント130を介して屋外の管理サーバー200に情報を送信したり受信したりする。なお、WiFiの代わりにBluetooth(登録商標)などの他の通信規格を用いてもよい。
図2は上記加熱調理器100の外観斜視図を示している。
加熱調理器100は、図2に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口部2aを有する加熱庫2と、加熱庫2の開口部2aを開閉するドア3とを備えている。
上記本体ケーシング1の上側かつ後側に排気ダクト5を設けている。また、本体ケーシング1の前面の下部に露受容器6を着脱可能に取り付けている。
上記ドア3は、本体ケーシング1の前面側に下側の辺を軸に回動可能に取り付けられている。このドア3の前面(加熱庫2とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7が設けられている。また、ドア3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に設けられた操作パネル9とを有している。
上記操作パネル9は、カラー液晶表示部10と、「おはなし」キー11と、途中で加熱を止めるときなどに押す「取り消し」キー12と、加熱を開始するときに押す「あたためスタート」キー13とを含んでいる。
図3は上記加熱調理器100の制御ブロック図を示している。この加熱調理器100は、図3に示すように、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置110を備えている。制御装置110は、WiFi通信モジュール120,操作パネル9,ヒータ30,マグネトロン40,蒸気発生装置50,ドアセンサ60,マイク70,スピーカ80などが接続されている。また、制御装置110は、操作パネル9,湿度センサ(図示せず),庫内温度センサ(図示せず),ドアセンサ60,マイク70などからの信号に基づいて、WiFi通信モジュール120,操作パネル9のカラー液晶表示部10,ヒータ30,マグネトロン40,蒸気発生装置50,スピーカ80などを制御する。上記マイク70は、音声入力部の一例である。
また、上記制御装置110は、ヒータ30,マグネトロン40を制御して加熱調理を行う加熱制御部110aと、WiFi通信モジュール120を制御する通信制御部110bと、カラー液晶表示部10を制御する表示制御部110cと、加熱調理器100で実行可能な調理メニューの情報を管理する調理メニュー管理部110dと、調理メニューの情報を記憶する調理メニュー記憶部110eと、音声入力および音声出力を制御する音声制御部110fと、音声データを記憶する音声データ記憶部110gと、マイク70に入力された音声を音声データに変換する音声データ変換部110hと、音声データに基づいて音声信号を合成する音声合成部110iとを有する。スピーカ80は、音声合成部110iにより合成された音声信号を受けて、音声を出力する。
上記スピーカ80と音声合成部110iで音声出力部を構成している。また、通信制御部110bとWiFi通信モジュール120で通信部を構成している。
なお、調理メニュー記憶部110eには、複数の調理メニューの情報が予め登録されていると共に、管理サーバー200からダウンロードされる調理メニューの情報が所定数記憶可能となっている。また、音声データ記憶部110gには、予め設定された発話データである音声データを記憶しており、ユーザーが登録する音声メモの音声データは、管理サーバー200側に保存される。
上記音声制御部110fと通信部(通信制御部110bとWiFi通信モジュール120)で、音声データ(音声メモ)を複数の調理メニューのいずれかに対応付けて管理サーバー200に保存するための音声データ保存部を構成している。
図4は上記加熱調理システムの管理サーバー200の制御ブロック図を示している。この管理サーバー200は、図4に示すように、インターネット網N(図1に示す)を介した通信を行う通信部200aと、調理メニューの情報を管理する調理メニュー管理部200bと、調理メニューの情報を記憶する調理メニュー記憶部200cと、音声データ(音声メモ)を管理する音声データ管理部200dと、音声データ(音声メモ)を記憶する音声データ記憶部200eとを備える。
なお、調理メニュー記憶部200cには、加熱調理器100側に予め登録されている複数の調理メニューの情報や、管理サーバー200側で管理している複数の調理メニューの情報が記憶される。また、音声データ記憶部200eには、ユーザーが音声メモとして登録する音声データが記憶される。
<調理メニューの選択>
上記加熱調理器100では、カラー液晶表示部10に表示されるメニュー画面に従って調理メニューを選択するか、または、音声入力による対話によって調理メニューを選択する。
<対話による調理メニューの選択>
次に、図5〜図10に従って対話による調理メニューの選択について説明する。
まず、図5に示す操作パネル9の「おはなし」キー11を押すと、対話を受け付けて発話(「はーい?」)し、図6に示す表示内容をカラー液晶表示部10に表示する。ここで、加熱調理器100の音声制御部110fは、音声データ管理部200dに記憶された「はーい?」の音声データに基づいて、音声合成部110i(図3に示す)により音声「はーい?」を合成して、スピーカ80から出力する。
図5において、11aは「おはなし」キー11のランプ、12は「取り消し」キー、13は「あたためスタート」キーである。また、図6では、「おはなし中」、「どんな相談かな?」、「食材?」、「料理名?」、「調理時間?」を表示している。
次に、図7に示す「聞いています」とマイクの画像をカラー液晶表示部10に表示して、音声を認識していることを示す。このとき、例えば、「チキンステーキ」を音声入力すると、加熱調理器100の音声制御部110fは、マイク70に入力された音声「チキンステーキ」を音声データ変換部110hにより音声データに変換して、その音声データを通信制御部110bにより管理サーバー200に送信する。管理サーバー200は、通信部200aにより受信した音声データが「チキンステーキ」であると認識すると、認識結果を加熱調理器100に送信する。
次に、管理サーバー200で「チキンステーキ」の音声が認識されると、加熱調理器100で管理サーバー200から受信した認識結果の調理メニュー名である「チキンステーキだね?」を音声出力して、図8に示す表示内容をカラー液晶表示部10に表示する。
次に、図9に示すように、認識された調理メニューのリストをカラー液晶表示部10に表示する。図9では、「チキンステーキ」と「チキンステーキ&焼き野菜」をカラー液晶表示部10にリスト表示している。
ここで、図9に示すリストから「チキンステーキ」を選択すると、図10に示す「ダウンロード中です」をカラー液晶表示部10に表示して、調理メニューである「チキンステーキ」の情報(レシピや加熱条件など)を管理サーバー200からダウンロードする。図10において、下側に「相談してくれてありがとう」と「中止」キーK1が表示される。
そして、「チキンステーキ」の情報のダウンロードが終了すると、図11に示すように、ダウンロードされた「チキンステーキ」の写真画像G1をカラー液晶表示部10に表示する。
<調理メニューの保存>
ここで、図11に示すカラー液晶表示部10の左下側に表示された「保存」キーK2を押すと、図12に示す「保存中です」をカラー液晶表示部10に表示して、ダウンロードされた「チキンステーキ」の情報(レシピや加熱条件など)を加熱調理器100の調理メニュー記憶部110eに記憶する。
「チキンステーキ」の情報が保存されると、図13に示すように、保存した「チキンステーキ」の写真画像G1をカラー液晶表示部10に表示する。図13において、K4は「<前へ」キー、K5は「決定」キー、K6は「次へ>」キー、K7は「<戻る」キー、K8は「保護」キー、K9は「削除」キーである。「保護」キーK8は、鍵が施錠されていない状態を示すときは保護されておらず、鍵が施錠されている状態を示すときは、表示された調理メニューが保護されており、新たに別の調理メニューが保存されても、上書きされることなく、加熱調理器100内に調理メニューが保存された状態が保持される。
図13に示す表示画面は、管理サーバー200からダウンロードされた調理メニューを示しており、ダウンロードされた複数の調理メニューを保存可能である。この実施形態では、最大で30通りの調理メニューが保存可能であり、30通りの調理メニューが保存された状態では、次に新しい調理メニューが保存されると、一番古い調理メニュー(保護された調理メニューを除く)が削除され、新しく保存されたものが追加される。
<調理メニューの加熱スタート>
一方、図11に示すカラー液晶表示部10の右下側に表示された「保存せず加熱に進む」キーK3を押すと、図14に示すように、「チキンステーキ」の加熱スタート待ちの画面がカラー液晶表示部10に表示される。図14において、カラー液晶表示部10の上側に「ウォーターグリル」が表示され、中央部分に「1〜2人分」キーK11と「3〜4人分」キーK12が表示されている。さらに、カラー液晶表示部10の下側に「水位1以上」と、加熱庫2内の上段に、調理網が載置されたトレイをセットすることが表示されている。ここで、「ウォーターグリル」とは、過熱水蒸気を用いて網焼き調理する加熱モードのことである。
<音声メモの入力>
次に、音声メモの入力について説明する。
複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューが特定されている状態でマイク70(音声入力部)に入力された音声メモを音声データ変換部110hにより音声データに変換する。
ここで、1つの調理メニューが特定されている状態とは、例えば、選択された調理メニューの加熱調理を実行して完了した状態や、カラー液晶表示部10に表示されるメニュー画面に従って1つの調理メニューを選択して、カラー液晶表示部10に選択された1つの調理メニューの画像が表示されている状態である。または、音声入力による対話によって調理メニューを選択して、図11に示すように、カラー液晶表示部10に選択された1つの調理メニューの画像が表示されている状態である。
選択された調理メニューの加熱調理を実行して終了したときに、スピーカ80から「覚えておきたいことがあったら言ってね」という音声メッセージを出力することにより、音声メモの入力をユーザーに促す。この場合、加熱調理の終了直後ではなく、所定時間(例えば1時間)経過した後に音声メモの入力をユーザーに促す音声メッセージをスピーカ80から出力することで、調理した料理を食べて得られた評価結果に基づく情報を音声メモとして残すことが可能になる。
あるいは、1つの調理メニューが特定されている状態で、「おはなし」キー11(図5に示す)を押すことにより、図7に示す「聞いています」とマイクの画像をカラー液晶表示部10に表示して、ユーザーが「クッキングメモ」などのキーワードを話すと、音声メモ入力モードとなる。この音声メモ入力モードにおいて、選択中の調理メニューに関する発話をすることにより、マイク70により音声メモが入力される。
ここで、音声メモとしては、例えば、「しょうゆ味が濃かったよ」、「焼き加減が強かったよ」などである。音声メモの入力処理は、発話が途切れた場合や、文言が完結した場合に完了する。
そして、音声データ変換部110hにより変換された音声データ(音声メモ)を、通信制御部110bによってWiFi通信モジュール120,インターネット網Nを介して管理サーバー200に送信する。
そして、管理サーバー200の通信部200aにより受信された音声データ(音声メモ)は、音声データ管理部200dによって、調理メニュー記憶部200cに記憶されている該調理メニューに対応付けて音声データ記憶部200eに記憶される。
このようにして、特定された調理メニューに対応付けて音声データを管理サーバー200側の音声データ記憶部200eに保存することができる。
<音声メモの出力>
調理メニューの情報が管理サーバー200から加熱調理器100にダウンロードされて、調理メニューの写真(例えば図11に示す「チキンステーキ」の写真)がカラー液晶表示部10に表示されたときに、調理メニューの情報と一緒に管理サーバー200からダウンロードされた音声データに基づく音声メモを、音声合成部110i(図3に示す)により音声合成してスピーカ80から出力する。
なお、図15に示すように、「おはなし」キー11のランプ11aが点滅することにより、音声メモがあることをユーザーに知らせて、ユーザーが「おはなし」キー11を押したときに、調理メニューの情報と一緒に管理サーバー200からダウンロードされた音声データに基づく音声メモを、音声合成部110iにより音声合成してスピーカ80から出力するようにしてもよい。
上記構成の加熱調理器100によれば、複数の調理メニューから1つの調理メニューを選択して加熱調理を実行したときに、その調理メニューの仕上がり状態を判断して次に同じ調理メニューの加熱調理をするときに役立つ情報(味付け、焼き加減、材料の大きさなどに関する情報を含む)を音声データ(音声メモ)として、その調理メニューに対応付けて音声データ保存部(110f,110b,120)により管理サーバー200側に保存する。この調理メニューに対応付けて保存された音声データに基づく音声メモを、該当する調理メニューの加熱調理を次に実行する前にスピーカ80から出力することによって、ユーザーは、調理メニューのレシピや加熱条件を改善して、料理の完成度を向上できると共に、調理失敗の可能性を減らすことができる。
また、複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューが特定されている状態でマイク70(音声入力部)の音声メモ入力が可能となり、マイク70に入力された音声メモを音声データ変換部110hにより音声データに変換し、変換された音声データを特定された調理メニューに対応付けて音声データ保存部(110f,110b,120)により管理サーバー200側に保存する。これによって、入力された音声メモに対応する調理メニューが特定されるので、その調理メニューに対応付けて音声メモを保存することができる。
また、上記加熱調理器100では、複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューの加熱調理が終了した時点から予め設定された期間(例えば1時間)経過後に、マイク70への音声メモ入力をユーザーに促す音声メッセージ(例えば「覚えておきたいことがあったら言ってね」)をスピーカ80から出力する。これによって、加熱調理終了後の料理の評価に基づいて、同じ調理メニューの加熱調理時に役立つ情報(味付け、焼き加減、材料の大きさなどに関する情報を含む)を、忘れずに音声メモとして残すことが可能になる。
ここで、ユーザーに音声メモ入力を促す音声メッセージをスピーカ80から出力する代わりに、ユーザーに音声メモ入力を促すメッセージをカラー液晶表示部10に表示してもよく、音声メッセージとカラー液晶表示部10の表示の両方によりユーザーに音声メモ入力を促すようにしてもよい。
また、複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューを選択して、その選択された調理メニューに対応付けて音声データ(音声メモ)が管理サーバー200側に保存されているときは、管理サーバー200からダウンロードされた該当する音声データに基づく音声メモをスピーカ80から出力するので、選択された調理メニューに関わる音声メモをユーザーが聞き漏らさないようにできる。
また、上記構成の加熱調理システムによれば、調理メニューに対応付けてサーバー装置200に記憶した音声データをインターネット網N(通信ネットワーク)を介して加熱調理器100で受信して、該調理メニューの加熱調理において再生することができる。
また、上記加熱調理システムでは、加熱調理器100から送信された調理メニューに対応付けられた音声データ(音声メモ)を管理サーバー200の通信部200aにより受信して、その音声データを調理メニュー記憶部200cに記憶された調理メニューに対応付けて音声データ記憶部200eに記憶する。そして、加熱調理器100から送信された調理メニューの情報を要求する信号を管理サーバー200の通信部200aにより受信して、調理メニュー記憶部200cに記憶された複数の調理メニューの中から該当する調理メニューの情報を管理サーバー200の通信部200aから加熱調理器100に送信する。このとき、その調理メニューに対応付けて音声データ記憶部200eに音声データ(音声メモ)が記憶されているときはその音声データを管理サーバー200の通信部200aから加熱調理器100に送信する。これによって、加熱調理器100は、要求した調理メニューの情報を管理サーバー200の通信部200aから受信したときに、その調理メニューに対応付けられた音声データ(音声メモ)を合わせて管理サーバー200の通信部200aから受信するので、必要な音声データのみを加熱調理器100が保持することで、加熱調理器100側の音声データの管理などを簡略化できる。
〔第2実施形態〕
この発明の第2実施形態の加熱調理器を備えた加熱調理システムは、加熱調理器の動作を除いて第1実施形態の加熱調理器を備えた加熱調理システムと同一の構成をしており、図1〜図4を援用する。
<音声メモの入力>
この第2実施形態の加熱調理器における音声メモの入力について以下に説明する。
まず、複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューが特定されている状態でマイク70(音声入力部)に入力された音声メモを音声データ変換部110hにより音声データに変換する。
ここで、1つの調理メニューが特定されている状態とは、例えば、選択された調理メニューの加熱調理を実行して完了した状態や、カラー液晶表示部10に表示されるメニュー画面に従って1つの調理メニューを選択して、カラー液晶表示部10に選択された1つの調理メニューの画像が表示されている状態である。または、音声入力による対話によって調理メニューを選択して、図11に示すように、カラー液晶表示部10に選択された1つの調理メニューの画像が表示されている状態である。
この1つの調理メニューが特定されている状態で、「おはなし」キー11(図5に示す)を押すことにより、図7に示す「聞いています」とマイクの画像をカラー液晶表示部10に表示して、ユーザーが「クッキングメモ」などのキーワードを話すと、音声メモ入力モードとなる。この音声メモ入力モードにおいて、選択中の調理メニューに関する発話をすることによりマイク70により音声メモが入力される。
そして、音声データ変換部110hにより変換された音声データ(音声メモ)を、特定された調理メニューに対応付けて記憶するように、通信制御部110bによってWiFi通信モジュール120,インターネット網Nを介して管理サーバー200に送信する。
そして、管理サーバー200の通信部200aにより受信された音声データ(音声メモ)は、音声データ管理部200dによって音声データ記憶部200eに記憶される。
上記加熱調理器において、同一の調理メニューが特定されている状態で、「追加のクッキングメモ」などと入力して、<音声メモの入力>を複数回繰り返すことにより、1つの調理メニューに対応付けて複数の音声データ(音声メモ)を管理サーバー200に保存する。これによって、次に同じ調理メニューの加熱調理をするときに多くの役立つ情報(味付け、焼き加減、材料の大きさなどに関する情報を含む)を残すことが可能になる。
また、1つの調理メニューに対応付けて管理サーバー200に保存された複数の音声データ(音声メモ)のうち、予め決められた条件、例えば、時系列順や予め決められたカテゴリ順などの条件に従って選択された少なくとも1つの音声データに基づく音声メモを、スピーカ80から出力する。これによって、複数の音声メモから役立つ情報が得やすくなり、利便性が向上する。
例えば、1つの調理メニューに対応付けて管理サーバー200に保存された複数の音声データ(音声メモ)のうち、時系列順において最新の音声データ(音声メモ)から順に1または2以上を選んで、スピーカ80から音声出力する。
また、1つの調理メニューに対応付けて管理サーバー200に保存された複数の音声データ(音声メモ)のうち、予め決められたカテゴリ順に並べたときに順位の最も高い音声データ(音声メモ)から順に1または2以上を選んで、スピーカ80から音声出力する。ここで、予め決められたカテゴリとしては、味付け、焼き加減、材料の大きさ、材料の増減などがあり、それぞれ音声出力する順位を設定する。そうして、管理サーバー200側で音声データ(音声メモ)を保存するときに、設定されたカテゴリに従って音声データ(音声メモ)を分類して記憶する。
なお、カテゴリをキーワードとして音声入力することにより、指定したカテゴリに係わる音声メモがスピーカ80から出力されるようにしてもよく、例えば「味付けメモをお願い」と音声入力すると、味付けに係わる音声メモがスピーカ80から出力される。
〔第3実施形態〕
図16はこの発明の第3実施形態の加熱調理器300の制御ブロック図を示している。この第3実施形態の加熱調理器300は、制御装置310の動作が異なる点および通信機能を有していない点を除いて第1実施形態の加熱調理器100と同一の構成をしており、図2を援用する。
この第3実施形態の加熱調理器300は、図16に示すように、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置310を備えている。制御装置310は、操作パネル9,ヒータ30,マグネトロン40,蒸気発生装置50,ドアセンサ60,マイク70,スピーカ80などが接続されている。また、制御装置310は、操作パネル9,湿度センサ(図示せず),庫内温度センサ(図示せず),ドアセンサ60,マイク70などからの信号に基づいて、操作パネル9のカラー液晶表示部10,ヒータ30,マグネトロン40,蒸気発生装置50,スピーカ80などを制御する。上記マイク70は、音声入力部の一例である。
また、上記制御装置310は、ヒータ30,マグネトロン40を制御して加熱調理を行う加熱制御部310aと、カラー液晶表示部10を制御する表示制御部310bと、加熱調理器300で実行可能な調理メニューの情報を管理する調理メニュー管理部310cと、調理メニューの情報を記憶する調理メニュー記憶部310dと、音声入力および音声出力を制御する音声制御部310eと、音声データを記憶する音声データ記憶部310fと、マイク70に入力された音声を音声データ(音声メモ)に変換する音声データ変換部310gと、音声データに基づいて音声信号を合成する音声合成部310hとを有する。スピーカ80は、音声合成部310hで合成された音声信号を受けて、音声を出力する。
なお、音声データ記憶部310fには、予め設定された発話データである音声データが保存されていると共に、ユーザーが登録する音声データ(音声メモ)が保存される。
上記スピーカ80と音声合成部310hで音声出力部を構成している。また、上記音声制御部310eと音声データ記憶部310fで、音声データ(音声メモ)を複数の調理メニューのいずれかに対応付けて保存するための音声データ保存部を構成している。
<音声メモの入力>
上記構成の加熱調理器300における音声メモの入力について以下に説明する。
調理メニュー記憶部310dに登録された複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューが特定されている状態でマイク70(音声入力部)に入力された音声メモを音声データ変換部310gにより音声データ(音声メモ)に変換する。
ここで、1つの調理メニューが特定されている状態とは、例えば、選択された調理メニューの加熱調理を実行して完了した状態や、カラー液晶表示部10に表示されるメニュー画面に従って1つの調理メニューを選択して、カラー液晶表示部10に選択された1つの調理メニューの画像が表示されている状態である。または、音声入力による対話によって調理メニューを選択して、図11に示すように、カラー液晶表示部10に選択された1つの調理メニューの画像が表示されている状態である。
この1つの調理メニューが特定されている状態で、「おはなし」キー11(図5に示す)を押すことにより、図7に示す「聞いています」とマイクの画像をカラー液晶表示部10に表示して、ユーザーが「クッキングメモ」などのキーワードを話すと、音声メモ入力モードとなる。この音声メモ入力モードにおいて、選択中の調理メニューに関する発話をすることによりマイク70により音声メモが入力される。
そして、音声データ変換部310gにより変換された音声データ(音声メモ)を、音声制御部310eによって、特定された調理メニューに対応付けて音声データ記憶部310fに記憶する。
このようにして、特定された調理メニューに対応付けて音声データ(音声メモ)を加熱調理器300に保存することができる。
<音声メモの出力>
調理メニュー記憶部310dに登録された複数の調理メニューの中から1つの調理メニューが選択されて、調理メニューの写真(例えば図11に示す「チキンステーキ」の写真)がカラー液晶表示部10に表示されたときに、該調理メニューに対応する音声データ記憶部310fに記憶された音声データに基づく音声メモを、音声合成部110i(図3に示す)により音声合成してスピーカ80から出力する。
なお、図15に示すように、「おはなし」キー11のランプ11aが点滅することにより、音声メモがあることをユーザーに知らせて、ユーザーが「おはなし」キー11を押したときに、音声データ記憶部310fに調理メニューに対応付けて記憶された音声データに基づく音声メモを、音声合成部110iにより音声合成してスピーカ80から出力するようにしてもよい。
上記構成の加熱調理器によれば、複数の調理メニューから1つの調理メニューを選択して加熱調理を実行したときに、その調理メニューの仕上がり状態を判断して次に同じ調理メニューの加熱調理をするときに役立つ情報(味付け、焼き加減、材料の大きさなどに関する情報を含む)を音声データ(音声メモ)として、その調理メニューに対応付けて音声データ保存部(310e,310f)により音声データ記憶部310fに保存する。この調理メニューに対応付けて保存された音声データに基づく音声メモを、該当する調理メニューの加熱調理を次に実行する前にスピーカ80から出力することによって、ユーザーは、調理メニューのレシピを改善して、料理の完成度を向上できると共に、調理失敗の可能性を減らすことができる。
また、複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューが特定されている状態でマイク70(音声入力部)の音声メモ入力が可能となり、マイク70に入力された音声メモを音声データ変換部110hにより音声データに変換し、変換された音声データを特定された調理メニューに対応付けて音声データ保存部(310e,310f)により音声データ記憶部310fに保存する。これによって、入力された音声メモに対応する調理メニューが特定されるので、その調理メニューに対応付けて音声メモを保存することができる。
また、複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューの加熱調理が終了した時点から予め設定された期間(例えば1時間)経過後に、マイク70への音声メモ入力をユーザーに促す音声メッセージをスピーカ80から出力するので、加熱調理終了後の料理の評価に基づいて、同じ調理メニューの加熱調理時に役立つ情報(味付け、焼き加減、材料の大きさなどに関する情報を含む)を、忘れずに音声メモとして残すことが可能になる。
ここで、マイク70への音声メモ入力をユーザーに促す音声メッセージをスピーカ80から出力する代わりに、音声メモ入力をユーザーに促す表示をカラー液晶表示部10にしてもよい。
また、複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューを選択して、その選択された調理メニューに対応付けて音声データ(音声メモ)が音声データ記憶部310fに保存されているときは、音声データ記憶部310fに記憶された該当する音声データに基づく音声メモをスピーカ80から出力するので、選択された調理メニューに関わる音声メモをユーザーが聞き漏らすことがないようにできる。
上記第1〜第3実施形態では、カラー液晶表示部10を備えた加熱調理器100,300について説明したが、加熱調理器はこれに限らず、表示部を有しない加熱調理器にこの発明を適用してもよい。この表示部を有しない加熱調理器では、音声入力部と音声出力部を用いて加熱調理器とユーザーが対話することにより、加熱調理器のすべての操作を行うと共に、種々の情報を表示する代わりに音声出力によりユーザーに通知する。
また、上記第1〜第3実施形態では、蒸気を用いた加熱機能を備えた加熱調理器について説明したが、蒸気を用いた加熱機能を備えていないオーブンレンジや電子レンジなどの加熱調理器にこの発明を適用してもよく、この発明は調理鍋などの他の構成の加熱調理器に適用してもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1〜第3実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の一態様に係る加熱調理器100,300は、
音声入力部70と、
上記音声入力部70に入力された音声メモを音声データに変換する音声データ変換部110h,310gと、
上記音声データ変換部110h,310gにより変換された上記音声データを複数の調理メニューのいずれかに対応付けて保存するための音声データ保存部(110f,110b,120,310e,310f)と、
上記音声データ保存部(110f,110b,120,310e,310f)により上記調理メニューに対応付けて保存された上記音声データに基づく上記音声メモを出力する音声出力部(80,110i,310h)と
を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、複数の調理メニューから1つの調理メニューを選択して加熱調理を実行したときに、その調理メニューの仕上がり状態を判断して、例えば次に同じ調理メニューの加熱調理をするときに役立つ情報(味付け、焼き加減、材料の大きさなどに関する情報を含む)を音声メモとして、音声入力部70に入力し、入力された音声メモを音声データ変換部110h,310gにより音声データに変換する。この音声データを該当する調理メニューに対応付けて音声データ保存部(110f,110b,120,310e,310f)により保存する。この音声データ保存部(110f,110b,120,310e,310f)により調理メニューに対応付けて保存された音声データに基づく音声メモを、該当する調理メニューの加熱調理を次に実行する前に音声出力部(80,110i,310h)から出力する。これによって、調理メニューに対応付けて保存された音声メモが、該当する調理メニューの加熱調理において再生されるので、ユーザーが調理メニューのレシピや加熱条件を改善することで、料理の完成度を向上できると共に、調理失敗の可能性を減らすことができる。
また、一実施形態の加熱調理器100,300では、
上記音声入力部70は、上記複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューが特定されている状態で上記音声メモを入力可能とし、
上記音声データ変換部110h,310gは、上記調理メニューが特定されている状態で上記音声入力部70に入力された上記音声メモを上記音声データに変換し、
上記音声データ保存部(110f,110b,120,310e,310f)は、上記音声データ変換部110h,310gにより変換された上記音声データを特定された上記調理メニューに対応付けて保存する。
上記実施形態によれば、複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューが特定されている状態で音声入力部70の音声メモ入力が可能となり、音声入力部70に入力された音声メモを音声データ変換部110h,310gにより音声データに変換し、変換された音声データを特定された調理メニューに対応付けて音声データ保存部(110f,110b,120,310e,310f)により保存する。これによって、入力された音声メモに対応する調理メニューが特定されるので、その調理メニューに対応付けて音声メモを保存することができる。
また、一実施形態の加熱調理器100,300では、
上記音声出力部(80,110i,310h)は、上記複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューの加熱調理が終了した時点から予め設定された期間後に、上記音声入力部70への音声メモの入力をユーザーに促す音声メッセージを出力する。
上記実施形態によれば、複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューの加熱調理が終了した時点から予め設定された期間後に、音声入力部70への音声メモの入力をユーザーに促す音声メッセージを音声出力部(80,110i,310h)から出力するので、加熱調理終了後の料理の評価に基づいて、同じ調理メニューの加熱調理時に役立つ情報(味付け、焼き加減、材料の大きさなどに関する情報を含む)を、忘れずに音声メモとして残すことが可能になる。
また、一実施形態の加熱調理器100,300では、
上記音声出力部(80,110i,310h)は、上記複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューが選択され、かつ、その選択された上記調理メニューに対応付けて上記音声データが保存されているとき、上記音声データに基づく上記音声メモを出力する。
上記実施形態によれば、複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューが選択されたとき、その選択された調理メニューに対応付けて音声データが保存されているときは、保存された音声データに基づく音声メモを音声出力部(80,110i,310h)から出力するので、保存された音声メモをユーザーが聞き漏らさないようにできる。
また、一実施形態の加熱調理器100,300では、
上記音声データ保存部(110f,110b,120,310e,310f)は、上記複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューに対応付けて複数の音声データを保存可能である。
上記実施形態によれば、複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューに対応付けて複数の音声データを音声データ保存部(110f,110b,120,310e,310f)により保存することができるので、次に同じ調理メニューの加熱調理をするときに多くの役立つ情報(味付け、焼き加減、材料の大きさなどに関する情報を含む)を残すことが可能になる。
また、一実施形態の加熱調理器100,300では、
上記音声出力部(80,110i,310h)は、上記1つの調理メニューに対応付けて保存された上記複数の音声データのうち、予め決められた条件に従って選択された少なくとも1つの音声データに基づく上記音声メモを出力する。
上記実施形態によれば、1つの調理メニューに対応付けて保存された複数の音声データのうち、予め決められた条件、例えば、時系列順や予め決められたカテゴリ順などの条件に従って選択された少なくとも1つの音声データに基づく音声メモを、音声出力部(80,110i,310h)から出力することによって、複数の音声メモから役立つ情報が得やすくなり、利便性が向上する。
また、一実施形態の加熱調理器100,300では、
上記予め決められた条件に従って選択された少なくとも1つの音声データは、上記複数の音声データから時系列の新しい順に選択された少なくとも最新の音声データである。
上記実施形態によれば、1つの調理メニューに対応付けて保存された複数の音声データから時系列の新しい順に選択された少なくとも最新の音声データに基づく音声メモを、音声出力部(80,110i,310h)から出力することによって、役に立つ新しい情報が得やすくなり、利便性が向上する。
また、一実施形態の加熱調理器100では、
上記音声データ保存部(110f,110b,120)は、上記音声データ変換部110hにより変換された上記音声データを、上記調理メニューに対応付けて記憶するようにサーバー装置200に送信する一方、上記サーバー装置200に上記調理メニューに対応付けて記憶された上記音声データを上記サーバー装置200から受信する通信部110b,120を有し、
上記音声出力部(80,110i)は、上記通信部110b,120により受信された上記音声データを上記調理メニューに対応付けて音声出力する。
上記実施形態によれば、通信部110b,120より送信された音声データを調理メニューに対応付けてサーバー装置200に記憶し、必要なときに音声データをサーバー装置200から受信するので、加熱調理器100自体に音声データを保存するための大容量の記憶部を備える必要がなくなり、加熱調理器100のコストを低減できる。
また、この発明の加熱調理システムでは、
上記加熱調理器100と、
上記加熱調理器100と通信ネットワークNを介して通信する上記サーバー装置200と
を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、調理メニューに対応付けてサーバー装置200に記憶した音声データを通信ネットワークNを介して加熱調理器100で受信して、該調理メニューの加熱調理において再生できる。このように、調理メニューに対応付けて保存された音声メモが、該当する調理メニューの加熱調理において再生されるので、ユーザーが調理メニューのレシピや加熱条件を改善することで、料理の完成度を向上できると共に、調理失敗の可能性を減らすことができる。
1…本体ケーシング
2…加熱庫
3…ドア
5…排気ダクト
6…露受容器
7…外ガラス
8…ハンドル
9…操作パネル
10…カラー液晶表示部
11…「おはなし」キー
12…「取り消し」キー
13…「あたためスタート」キー
30…ヒータ
40…マグネトロン
50…蒸気発生装置
60…ドアセンサ
70…マイク
80…スピーカ
100,300…加熱調理器
110,310…制御装置
110a,310a…加熱制御部
110b…通信制御部
110c,310b…表示制御部
110d,310c…調理メニュー管理部
110e,310d…調理メニュー記憶部
110f,310e…音声制御部
110g,310f…音声データ記憶部
110h,310g…音声データ変換部
110i,310h…音声合成部
120…WiFi通信モジュール
130…無線アクセスポイント
200…管理サーバー
200a…通信部
200b…調理メニュー管理部
200c…調理メニュー記憶部
200d…音声データ管理部
200e…音声データ記憶部
N…インターネット網

Claims (9)

  1. 音声入力部と、
    上記音声入力部に入力された音声メモを音声データに変換する音声データ変換部と、
    上記音声データ変換部により変換された上記音声データを複数の調理メニューのいずれかに対応付けて保存するための音声データ保存部と、
    上記音声データ保存部により上記調理メニューに対応付けて保存された上記音声データに基づく上記音声メモを出力する音声出力部と
    を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記音声入力部は、上記複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューが特定されている状態で上記音声メモを入力可能とし、
    上記音声データ変換部は、上記調理メニューが特定されている状態で上記音声入力部に入力された上記音声メモを上記音声データに変換し、
    上記音声データ保存部は、上記音声データ変換部により変換された上記音声データを特定された上記調理メニューに対応付けて保存することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記音声出力部は、上記複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューの加熱調理が終了した時点から予め設定された期間後に、上記音声入力部への音声メモの入力をユーザーに促す音声メッセージを出力することを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記音声出力部は、上記複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューが選択され、かつ、その選択された上記調理メニューに対応付けて上記音声データが保存されているとき、上記音声データに基づく上記音声メモを出力することを特徴とする加熱調理器。
  5. 請求項1から4までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記音声データ保存部は、上記複数の調理メニューのうちの1つの調理メニューに対応付けて複数の音声データを保存可能であることを特徴とする加熱調理器。
  6. 請求項5に記載の加熱調理器において、
    上記音声出力部は、上記1つの調理メニューに対応付けて保存された上記複数の音声データのうち、予め決められた条件に従って選択された少なくとも1つの音声データに基づく上記音声メモを出力することを特徴とする加熱調理器。
  7. 請求項6に記載の加熱調理器において、
    上記予め決められた条件に従って選択された少なくとも1つの音声データは、上記複数の音声データから時系列の新しい順に選択された少なくとも最新の音声データであることを特徴とする加熱調理器。
  8. 請求項1から7までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記音声データ保存部は、上記音声データ変換部により変換された上記音声データを、上記調理メニューに対応付けて記憶するようにサーバー装置に送信する一方、上記サーバー装置に上記調理メニューに対応付けて記憶された上記音声データを上記サーバー装置から受信する通信部を有し、
    上記音声出力部は、上記通信部により受信された上記音声データを上記調理メニューに対応付けて音声出力することを特徴とする加熱調理器。
  9. 請求項8に記載の加熱調理器と、
    上記加熱調理器と通信ネットワークを介して通信する上記サーバー装置と
    を備えたことを特徴とする加熱調理システム。
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