JPWO2018122943A1 - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

室内ユニットのそれぞれが冷房運転又は暖房運転を選択的に行うことができる冷暖同時運転が可能な空気調和装置であって、中継器は、室外ユニットに第1冷媒配管及び第2冷媒配管を介して接続され、室内ユニットにおける室内熱交換器の冷媒出入口の一方を第1冷媒配管又は気液分離器を介して第2冷媒配管に選択的に接続する開閉弁を有する第1分岐部と、室内ユニットにおける室内熱交換器の冷媒出入口の他方が冷媒入口となるとき第1絞り装置を介して気液分離器に接続し、室内ユニットにおける室内熱交換器の冷媒出入口の他方が冷媒出口となるとき第1絞り装置の出口側に接続する逆止弁を有する第2分岐部と、圧縮機の起動時に、第1絞り装置の前後の圧力差が基準値以上となる初期開度を、第1絞り装置の開度として設定する制御器と、を備えたものである。

Description

本発明は、逆止弁で発生する音を抑制する空気調和装置に関するものである。
一般的に、空気調和装置では、室外側ユニットと室内側ユニットとの間に設けられた配管に熱を搬送する冷媒が流通することで、調和空気が生成されるようになっている。また、冷房運転及び暖房運転が混在した冷暖同時運転を行うことができる空気調和装置では、室外側ユニットと室内側ユニットとの間に冷媒を各室内側ユニットへ分配する中継ユニットが設置されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の空気調和装置では、中継器内に逆止弁が並列に設けられており、その逆止弁によって冷房運転時及び暖房運転時の冷媒の流れが制御されている。
特許第4785508号公報
特許文献1の空気調和装置では、圧縮機の起動時など逆止弁の前後の圧力差が小さい時に、逆止弁の弁体が振動して、弁体が弁座に衝突する音が連続して発生してしまうという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、逆止弁で発生する音を抑制することができる空気調和装置を提供することを目的としている。
本発明に係る空気調和装置は、圧縮機、流路切替装置、及び、室外熱交換器を有する室外ユニットと、室内熱交換器及び室内絞り装置を有する複数の室内ユニットと、前記室外ユニットと前記室内ユニットとの間に設けられ、前記室内ユニットの運転状態に応じて前記室内ユニットに流入させる冷媒の流れを制御する中継器と、を備え、前記室内ユニットのそれぞれが冷房運転又は暖房運転を選択的に行うことができる冷暖同時運転が可能な空気調和装置であって、前記中継器は、前記室外ユニットに第1冷媒配管及び第2冷媒配管を介して接続され、前記室内ユニットにおける前記室内熱交換器の冷媒出入口の一方を前記第1冷媒配管又は気液分離器を介して前記第2冷媒配管に選択的に接続する開閉弁を有する第1分岐部と、前記室内ユニットにおける前記室内熱交換器の冷媒出入口の他方が冷媒入口となるとき第1絞り装置を介して前記気液分離器に接続し、前記室内ユニットにおける前記室内熱交換器の冷媒出入口の他方が冷媒出口となるとき前記第1絞り装置の出口側に接続する逆止弁を有する第2分岐部と、前記圧縮機の起動時に、前記第1絞り装置の前後の圧力差が基準値以上となる初期開度を、前記第1絞り装置の開度として設定する制御器と、を備えたものである。
本発明に係る空気調和装置によれば、圧縮機の起動時に、第1絞り装置の開度に、第1絞り装置の前後の圧力差が基準値以上となる初期開度を設定するため、逆止弁の前後の圧力差を確保することで、逆止弁の弁体の振動を抑制でき、逆止弁で発生する音を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置の構成を表す図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の全冷房運転時の冷媒回路における冷媒の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の全暖房運転時の冷媒回路における冷媒の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の冷房主体運転時の冷媒回路における冷媒の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の暖房主体運転時の冷媒回路における冷媒の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る室内ユニットの室内絞り装置の開度を決定する処理を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る室内ユニットの室内絞り装置の開度を決定する処理を示す第2のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る室外制御器及び中継器制御器が行う第1逆止弁及び第2逆止弁の振動音を抑制する制御のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置100の構成を表す図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る空気調和装置100は、室外ユニット51と、複数の室内ユニット52a、52bと、室外ユニット51及び室内ユニット52a、52bの間の中継器53と、を備える。室外ユニット51と中継器53とは、冷媒が流通する第1ガス配管103及び第1液配管104により接続されている。また、中継器53と室内ユニット52aとは、第2液配管105a及び第2ガス配管106aにより接続されており、中継器53と室内ユニット52bとは、第2液配管105b及び第2ガス配管106bにより接続されている。
なお、第1ガス配管103は、本発明の「第1冷媒配管」の一例であり、第1液配管104は、本発明の「第2冷媒配管」の一例である。
空気調和装置100は、例えば、それぞれの室内ユニット52a、52bが独立して冷房運転又は暖房運転を行うことが可能な空気調和装置100である。空気調和装置100は、室内ユニット52a、52bのうちどちらも冷房運転を行う全冷房運転、室内ユニット52a、52bのうちどちらも暖房運転を行う全暖房運転、及び、室内ユニット52a、52bのうち一方が冷房運転を行い、もう一方が暖房運転を行い、冷房運転及び暖房運転が混在している冷暖同時運転を行うことが可能である。
[室外ユニット51]
室外ユニット51は、圧縮機1、流路切替装置3、室外熱交換器2、アキュムレータ4、及び、冷媒流れ制御ユニット54を備えている。圧縮機1は、冷媒を吸入し、圧縮して吐出するものである。圧縮機1として、例えば、インバータ回路など、容量制御により単位時間あたりに送り出す冷媒の量を変化させることができるものを用いることができる。また、圧縮機1の吐出側には、圧力Pdを検出する第1圧力センサ31が設けられ、圧縮機1の吸入側には、圧力Psを検出する第2圧力センサ32が設けられている。そして、第1圧力センサ31及び第2圧力センサ32により検出された圧力Pd及びPsは、室外制御器201に送られる。室外制御器201は、空気調和装置100全体を統括する制御器として機能する。
室外熱交換器2は、内部に冷媒を流通させ、冷媒と室外の空気との熱交換を行わせるものである。室外熱交換器2は、暖房運転時には、蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させて気化させる。また、冷房運転時には、凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。流路切替装置3は、例えば四方弁等の冷媒の流れを切り替えるものであり、流路切替装置3が切り替えられることにより、冷房運転又は暖房運転など、運転内容が変更される。アキュムレータ4は、液体の冷媒の余剰分を貯留するものである。冷媒流れ制御ユニット54は、冷媒の流れ方向をそれぞれ一方向のみに許容するものである。
[冷媒流れ制御ユニット54]
冷媒流れ制御ユニット54は、接続部a、b、c、d同士を接続する接続配管130、131、132、133、及び、冷媒の流れを一方向に許容する逆止弁7a、7b、7c、7dにより構成されている。冷媒流れ制御ユニット54は、室外ユニット51の構成要素の一部である。接続配管130は、接続部cと接続部aとを接続し、接続配管131は、接続部dと接続部bとを接続し、接続配管132は、接続部cと接続部dとを接続し、接続配管133は、接続部aと接続部bとを接続している。接続配管132により、中継器53と接続する第1ガス配管103、及び、圧縮機1と接続する高圧配管102が接続されており、接続配管133により、圧縮機1と接続する低圧配管101、及び、中継器53と接続する第1液配管104が接続されている。
逆止弁7aは、接続配管132に配置され、冷媒の流れを接続部cから接続部dの方向に許容するものである。逆止弁7bは、接続配管133に配置され、冷媒の流れを接続部aから接続部bの方向に許容するものである。逆止弁7cは、接続配管131に配置され、冷媒の流れを接続部dから接続部bの方向に許容するものである。逆止弁7dは、接続配管130に配置され、冷媒の流れを接続部cから接続部aの方向に許容するものである。
[室内ユニット52a、52b]
室内ユニット52a、52bは、室内熱交換器5a、5bと、室内絞り装置6a、6bと、を備えている。室内ユニット52a、52bの各構成要素は、室内制御器202a、202bにより制御される。室内熱交換器5a、5bは、中継器53を通過した冷媒を内部に流通させ、冷媒と空調対象となる空気とに熱交換を行わせるものである。室内熱交換器5a、5bは、暖房運転時には凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。室内絞り装置6a、6bのそれぞれに接続されている第2液配管105a、105bは、中継器三叉部55a、及び、中継器第2液配管113を介して中継器三叉部55bにそれぞれ接続されている。また、室内熱交換器5a、5bは、冷房運転時には蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。
室内絞り装置6a、6bは、減圧弁又は膨張弁として機能し、冷媒を減圧して膨張させるものである。室内絞り装置6a、6bは、空調負荷に応じて冷媒の圧力調整が可能であればよく、例えば、電子式膨張弁などの流量制御手段を用いることができる。室内ユニット52a、52bには、第1温度センサ33a、33b、及び、第2温度センサ34a、34bが配置されている。第1温度センサ33a、33b、及び、第2温度センサ34a、34bは、室内熱交換器5a、5bに流出入する冷媒の温度を検出し、検出した信号を室内制御器202a、202bに送るものである。
[中継器53]
中継器53は、気液分離器8、第1分岐部20、第1絞り装置11、第2絞り装置12、第1熱交換器13、第2熱交換器14、及び、第2分岐部21により構成されており、おり、室内ユニット52a、52bの運転状態に応じて室内ユニット52a、52bに流入させる冷媒の流れを制御するものである。そして、中継器53が室外ユニット51と各室内ユニット52a、52bとの間の冷媒の流れを制御することで、室内ユニット52a、52bが冷暖同時運転を行うことが可能となる。
中継器53の各構成要素は、中継器制御器203により制御され、各構成要素は、バイパス配管110、中継器第1液配管111、中継器ガス配管112、及び、中継器第2液配管113により接続されている。中継器53は、第1ガス配管103及び第1液配管104により、室外ユニット51に接続されている。また、中継器53は、第2液配管105a、105b及び第2ガス配管106a、106bにより、室内ユニット52a、52bのそれぞれに接続されている。
気液分離器8は、冷媒を液冷媒及とガス冷媒とに分離するものであり、第1液配管104、中継器第1液配管111、及び、中継器ガス配管112に接続されている。第1液配管104は、室外ユニット51と気液分離器8とを接続し、中継器第1液配管111は、気液分離器8と中継器三叉部55bとを接続し、中継器ガス配管112は、気液分離器8と第1分岐部20の第1開閉弁9a、9bのそれぞれとを接続する。
第1分岐部20は、室内ユニット52a、52bにおける室内熱交換器5a、5bの冷媒出入口の一方を第1ガス配管103又は気液分離器8を介して第1液配管104に選択的に接続する第1開閉弁9a、9b、及び、第2開閉弁10a、10bにより構成されている。また、第2分岐部21は、室内ユニット52a、52bにおける室内熱交換器5a、5bの冷媒出入口の他方が冷媒入口となるとき第1絞り装置11を介して気液分離器8に接続し、室内ユニット52a、52bにおける室内熱交換器5a、5bの冷媒出入口の他方が冷媒出口となるとき第1絞り装置11の出口側に接続する第1逆止弁15a、15b、及び、第2逆止弁16a、16bにより構成されている。
第1開閉弁9a、9b、及び、第2開閉弁10a、10bのそれぞれには、第2ガス配管106a、106bが分岐して接続されている。第1開閉弁9a、9bは、開閉により中継器ガス配管112から室内ユニット52a、52bへ流入するガス冷媒を遮断、又は、中継器53から流出する方向に通過させるものである。この第1開閉弁9a、9bは、第2ガス配管106a、106bを介して接続された室内ユニット52a、52bが暖房運転を行っていると、開状態となる。また、第2開閉弁10a、10bは、室内ユニット52a、52bの第2ガス配管106a、106bから中継器53に流入するガス冷媒を遮断、又は、中継器53に流入させる方向に通過させるものである。この第2開閉弁10a、10bは、第2ガス配管106a、106bを介して接続された室内ユニット52a、52bが冷房運転を行っていると、開状態となる。
第1逆止弁15aは、冷媒の流れを接続部gから接続部fの方向に許容するものである。第1逆止弁15bは、冷媒の流れを接続部gから接続部hの方向に許容するものである。
第2逆止弁16aは、冷媒の流れを接続部fから接続部eの方向に許容するものである。第2逆止弁16bは、冷媒の流れを接続部hから接続部eの方向に許容するものである。
第1熱交換器13は、気液分離器8において分離された液冷媒と、第2熱交換器14を流通した液冷媒とを流通させ、熱交換させるものである。第1絞り装置11は、第1熱交換器13を通過した液冷媒を減圧し、第2熱交換器14に流入させるものである。第2熱交換器14は、第1絞り装置11において減圧された冷媒と、第2絞り装置12において減圧された液冷媒とを流通させ、熱交換を行わせるものである。
第1熱交換器13、第1絞り装置11、及び、第2熱交換器14は、気液分離器8と中継器三叉部55aとの間に介在し、中継器第1液配管111により接続されている。バイパス配管110は、中継器三叉部55aと、第1ガス配管103とを、第2絞り装置12、第2熱交換器14、及び、第1熱交換器13を経由しながら接続し、液冷媒を回収して室外ユニット51に戻すものである。なお、第1絞り装置11、及び、第2絞り装置12として、例えば、電子式膨張弁など、開度を変化させることで流量の緻密な制御が可能な流量制御手段を用いればよい。
第3圧力センサ35は、第1熱交換器13と第1絞り装置11との間に設置され、それらの間の圧力P35を検出するものである。第4圧力センサ36は、第1絞り装置11と第2熱交換器14との間に設置され、それらの間の圧力P36を検出するものである。第3圧力センサ35及び第4圧力センサ36により検出された圧力P35及びP36は、それぞれ中継器制御器203に送られる。
次に、本実施の形態に係る空気調和装置100の動作について説明する。空気調和装置100は、全冷房運転、全暖房運転、及び、冷暖同時運転を行うことが可能である。そのうち、冷暖同時運転は、暖房負荷が高い場合の暖房主体運転、及び、冷房負荷が高い場合の冷房主体運転の2つの運転形態での運転が可能である。したがって、空気調和装置100は、4つの異なる運転形態での運転が可能である。
図2は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置100の全冷房運転時の冷媒回路における冷媒の流れを示す図である。なお、図2の矢印は、冷媒の方向を示しており、後述する図3〜図5についても同様である。
始めに、室内ユニット52a、52bのうちどちらも冷房運転を行う全冷房運転時の動作について説明する。全冷房運転時においては、室内ユニット52a、52bが共に冷房運転を行い、中継器53の第1開閉弁9a、9bが閉状態となり、第2開閉弁10a、10bが開状態となる。
図2に示すように、冷媒は、圧縮機1において圧縮され、高温、高圧のガス冷媒となって吐出され、流路切替装置3から室外熱交換器2に流入する。室外熱交換器2に流入した冷媒は、室外熱交換器2内において、室外の空気と熱交換により凝縮して液化して流出し、低圧配管101から冷媒流れ制御ユニット54に流入する。冷媒流れ制御ユニット54に流入した冷媒は、冷媒流れ制御ユニット54において、逆止弁7dにより接続配管130に流入することなく、接続配管133の逆止弁7bを通過して冷媒流れ制御ユニット54から流出し、室外ユニット51から中継器53に流入する。
中継器53に流入した冷媒は、気液分離器8において液冷媒とガス冷媒とに分離される。全冷房運転時においては、冷媒の全てが液冷媒であり、冷媒の全てが中継器第1液配管111に流入するため、中継器ガス配管112には流入しない。中継器第1液配管111に流入した冷媒は、中継器第1液配管111を流通しながら、第1熱交換器13において過冷却度が増加され、第1絞り装置11において中間圧に減圧され、第2熱交換器14において、更に過冷却度が増加されて中継器三叉部55aに到達する。
中継器三叉部55aに到達した冷媒は、中継器三叉部55aにおいて分流し、一部はバイパス配管110に流入し、残りは第1逆止弁15a、15bを通過して中継器53から流出する。バイパス配管110に流入した冷媒は、第2絞り装置12において低圧に減圧され、第2熱交換器14、第1熱交換器13の順に流通し、熱交換により蒸発してガス冷媒となって第1ガス配管103に合流する。このとき、バイパス配管110の冷媒は、熱交換により中継器第1液配管111を流通する冷媒の過冷却度を増加させる。
中継器三叉部55bにおいて分流し、中継器53から流出した冷媒は、第2液配管105a、105bを流通し、室内ユニット52a、52bのそれぞれに流入する。室内ユニット52a、52bのそれぞれに流入した冷媒は、室内ユニット52a、52bの室内絞り装置6a、6bにおいて減圧された後、室内熱交換器5a、5bにおいて、空調対象空間の空気と熱交換を行い、空調対象空間の空気を冷却すると共に、蒸発してガス化する。これにより、空調対象空間の冷房が実現される。
ガス化した冷媒は、室内熱交換器5a、5bを通過し、第2ガス配管106a、106bを流通して室内ユニット52a、52bから流出し、再び中継器53に流入し、開状態の第2開閉弁10a、10bを通過する。第2開閉弁10a、10bを通過した冷媒は、第1ガス配管103においてバイパス配管110を流通した冷媒と合流して中継器53から流出し、室外ユニット51に流入する。
室外ユニット51に流入した冷媒は、室外ユニット51において、冷媒流れ制御ユニット54の接続配管132に配置された逆止弁7aを通過し、アキュムレータ4を介して圧縮機1に吸入される。これにより、冷媒による冷媒回路の循環が行われる。
図3は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置100の全暖房運転時の冷媒回路における冷媒の流れを示す図である。
次に、室内ユニット52a、52bのうちどちらも暖房運転を行う全暖房運転時の動作について説明する。全暖房運転時においては、室内ユニット52a、52bが共に暖房運転を行い、中継器53の第1開閉弁9a、9bが開状態となり、第2開閉弁10a、10bが閉状態となる。図3に示すように、冷媒は、圧縮機1において圧縮され、高温、高圧のガス冷媒となって吐出され、流路切替装置3から冷媒流れ制御ユニット54に流入し、接続部dに到達する。接続部dに到達した冷媒は、逆止弁7aにより接続部dから接続配管132を流通できず、接続配管131に流入して逆止弁7cを通過し、接続部bを通過しながら室外ユニット51から流出する。
室外ユニット51から流出した冷媒は、第1液配管104を流通して中継器53に流入する。中継器53に流入した冷媒は、気液分離器8においてガス冷媒と液冷媒とに分離される。全暖房運転時においては、冷媒が全てガス冷媒であり、冷媒の全てが中継器ガス配管112に流入するため、中継器第1液配管111には流入しない。中継器ガス配管112に流入した冷媒は、第1開閉弁9a、9bに到達し、共に開状態の第1開閉弁9a、9bを通過して中継器53から流出する。
中継器53から流出した冷媒は、室内ユニット52a、52bに流入し、室内熱交換器5a、5bにおいて、空調対象空間の空気と熱交換を行い、空調対象空間の空気に放熱しながら凝縮して液化する。これにより、空調対象空間の暖房が行われる。液化した冷媒は、室内熱交換器5a、5bを通過し、室内絞り装置6a、6bにおいて減圧されて中間圧の液冷媒となり、室内ユニット52a、52bから流出する。
室内ユニット52a、52bから流出した冷媒は、第2液配管105a、105bを流通して中継器53に流入し、第2逆止弁16a、16b、中継器三叉部55aを経てバイパス配管110から第1ガス配管103に合流し、中継器53から流出する。中継器53から流出した冷媒は、第1ガス配管103を流通して、冷媒流れ制御ユニット54の接続部cに到達する。接続部cに到達した冷媒は、接続部cにおいて、高圧である接続配管132を流通することはできず、接続配管130の逆止弁7dを通過し、低圧配管101を流通する。低圧配管101を流通した冷媒は、低圧配管101から室外熱交換器2を通過しながら室外の空気との熱交換により蒸発し、流路切替装置3、アキュムレータ4を介して圧縮機1に吸入される。これにより、冷媒による冷媒回路の循環が行われる。
図4は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置100の冷房主体運転時の冷媒回路における冷媒の流れを示す図である。
次に、室内ユニット52aが暖房運転を行い、室内ユニット52bが冷房運転を行う冷暖同時運転について説明する。冷暖同時運転時は、中継器53の第1開閉弁9a、及び、第2開閉弁10bが開状態であり、第1開閉弁9b、及び、第2開閉弁10aが閉状態である。
始めに、冷房負荷が暖房負荷よりも高い冷房主体運転を行う場合の冷媒の流れについて説明する。図4に示すように、冷媒は、圧縮機1により圧縮され、室外熱交換器2において熱交換することで凝縮、及び、液化し、気液二相冷媒となって流出する。室外熱交換器2において凝縮、及び、液化する冷媒の量、すなわち、ガス冷媒、及び、液冷媒の割合は、冷房負荷、及び、暖房負荷の割合に応じて定まる。室外熱交換器2から流出した冷媒は、低圧配管101を流通し、冷媒流れ制御ユニット54の逆止弁7bを通過して室外ユニット51から流出し、第1液配管104を流通して中継器53に流入する。
中継器53に流入した冷媒は、気液分離器8において液冷媒とガス冷媒とに分離され、そのうち液冷媒が中継器第1液配管111に流入し、ガス冷媒が中継器ガス配管112に流入する。
中継器第1液配管111に流入した液冷媒は、第1熱交換器13、第1絞り装置11、及び、第2熱交換器14を通過しながら過冷却度が増加されて中継器三叉部55aに到達する。中継器三叉部55aに到達した冷媒は、一部はバイパス配管110を流通し、残りは第1逆止弁15a、15bを通過して中継器53から流出するように分流する。中継器三叉部55aからバイパス配管110に流入した冷媒は、第2絞り装置12、第2熱交換器14、及び、第1熱交換器13を通過しながら、熱交換により吸熱し、蒸発して気化して第1ガス配管103に到達する。
一方、中継器ガス配管112に流入したガス冷媒は、第1開閉弁9a、9bに到達し、開状態である第1開閉弁9aを通過して中継器53から流出し、第2ガス配管106aを介して室内ユニット52aに流入する。冷媒は、室内ユニット52aの室内熱交換器5aを通過し、熱交換により空調対象空間の空気に放熱しながら凝縮して液化する。これにより、空調対象空間の暖房が行われる。室内熱交換器5aを通過した冷媒は、室内絞り装置6aで減圧されて中間圧の液冷媒となり、室内ユニット52aから流出して、第2液配管105aを通過し、中継器三叉部55bに到達する。
中継器三叉部55bでは、室内ユニット52aに接続する第2液配管105aを流通する冷媒と、第1絞り装置11を通過した冷媒とが合流し、第2熱交換器14を流通する。第2熱交換器14を流通した冷媒は、一部はバイパス配管110を流通し、残りは第1逆止弁15bを通過して中継器53から流出するように分流する。中継器53から流出した冷媒は、第2液配管105bから室内ユニット52b内の室内絞り装置6bにおいて減圧され、室内熱交換器5bに流入する。室内熱交換器5bに流入した冷媒は、室内熱交換器5bにおいて、空調対象空間の空気との熱交換により蒸発してガス化し、ガス冷媒となって流出する。これにより、空調対象空間の冷房が行われる。室内熱交換器5bを通過した冷媒は、開状態である第2開閉弁10bを通過する。
第2開閉弁10bを通過した冷媒は、同じく第1ガス配管103に到達するバイパス配管110を流通した冷媒と合流し、第1ガス配管103を流通して中継器53から流出し、室外ユニット51に流入する。室外ユニット51に流入した冷媒は、室外ユニット51の冷媒流れ制御ユニット54において、接続配管132に設けられた逆止弁7aを通過し、流路切替装置3からアキュムレータ4を介して圧縮機1に吸入される。これにより、冷媒による冷媒回路の循環が行われる。
図5は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置100の暖房主体運転時の冷媒回路における冷媒の流れを示す図である。
次に、暖房負荷が冷房負荷よりも高い暖房主体運転を行う場合の冷媒の流れについて説明する。図5に示すように、冷媒は、圧縮機1により圧縮されて吐出され、流路切替装置3を通過して冷媒流れ制御ユニット54の接続部dに到達する。接続部dに到達した冷媒は、接続配管131に設けられた逆止弁7cを通過し、第1液配管104により室外ユニット51から流出し、中継器53に流入する。
中継器53に流入した冷媒は、気液分離器8から中継器ガス配管112に流入する。このとき、暖房主体運転が行われているため、気液分離器8において分離される液冷媒は存在せず、中継器第1液配管111に冷媒が流れない。中継器ガス配管112に流入した冷媒は、第1開閉弁9a、9bに到達し、開状態の第1開閉弁9aを通過して中継器53から流出し、第2ガス配管106aを介して室内ユニット52aに流入する。室内ユニット52aに流入した冷媒は、室内ユニット52aの室内熱交換器5aを通過し、熱交換により空調対象空間の空気に放熱しながら凝縮して液化する。これにより、空調対象空間の暖房が行われる。室内熱交換器5aを通過した冷媒は、室内絞り装置6aで減圧されて中間圧の液冷媒となり、室内ユニット52aから第2液配管105aに流入し、中継器53へ流入する。
中継器53へ流入した冷媒は、第2逆止弁16a、中継器第2液配管113、及び、第2熱交換器14を流通し、中継器三叉部55aに到達する。中継器三叉部55aに到達した冷媒は、一部はバイパス配管110を流通し、残りは第1逆止弁15bを通過して中継器53から流出するように分流する。中継器53から流出した冷媒は、第2液配管105bから室内ユニット52b内の室内絞り装置6bにおいて減圧され、室内熱交換器5bに流入する。室内熱交換器5bに流入した冷媒は、室内熱交換器5bにおいて、空調対象空間の空気との熱交換により蒸発してガス化し、ガス冷媒となって流出する。これにより、空調対象空間の冷房が行われる。室内熱交換器5bを通過した冷媒は、開状態である第2開閉弁10bを通過する。
第2開閉弁10bを通過した冷媒は、同じく第1ガス配管103に到達するバイパス配管110を流通した冷媒と合流し、第1ガス配管103を流通して中継器53から流出し、室外ユニット51に流入する。室外ユニット51に流入した冷媒は、室外ユニット51の冷媒流れ制御ユニット54において、接続配管130に配置された逆止弁7dを通過して低圧配管101から室外熱交換器2に流入する。室外熱交換器2に流入した冷媒は、室外熱交換器2において熱交換により蒸発しガス化し、流路切替装置3、アキュムレータ4を介して圧縮機1に吸入される。これにより、冷媒による冷媒回路の循環が行われる。
なお、全暖房運転時、圧縮機1の起動の際にホットガスを中継器53内に流して立ち上がりを改善するため、中継器53の第1絞り装置11が開かれる。また、冷暖同時運転時は、中継器53内の第1絞り装置11前後の圧力差である、圧力P35と圧力P36との圧力差ΔPが、あらかじめ設定された値となるように、第1絞り装置11の開度LEV11が調整される。
しかし、第1絞り装置11の開度LEV11が大きくなると、第1絞り装置11前後の圧力差ΔPは小さくなる。接続部f、hの圧力は第3圧力センサ35の圧力に近く、接続部e、gは第4圧力センサ36の圧力に近い。そのため、第1絞り装置11の開度LEV11が大きくなると、第1逆止弁15a、15b、及び、第2逆止弁16a、16bの前後の圧力差ΔPaは小さくなる。
また、第1逆止弁15a、15b、及び、第2逆止弁16a、16bは、それら前後の圧力差ΔPaが基準値B以上になると弁体が持ち上げられ、冷媒が流れ、基準値B未満の場合は自重で弁体が下がる仕組みになっている。なお、基準値Bの値には、メーカーによる保証値、又は、試験であらかじめ求められた特定の値が使用される。圧力差ΔPaが基準値Bに近づくと、弁体が持ち上げられたり、下がったりを繰り返し、弁体が弁座に衝突する音が連続して発生してしまう。そこで、本実施の形態では、第1逆止弁15a、15b、及び、第2逆止弁16a、16bの振動音を抑制する。
図6は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置100の機能ブロック図である。
図6に示すように、室外制御器201は、室内制御器202a、202b、及び、中継器制御器203のそれぞれと電気的に接続されている。室外制御器201は、空気調和装置100の制御を統括する主制御器としての機能を備えたものである。また、室外制御器201は、時間の計測を行うためのタイマ(図示せず)を有する。
室外制御器201は、室内制御器202a、202b、及び、中継器制御器203から通知される情報に基づき、室内制御器202a、202b、及び、中継器制御器203のそれぞれに対して指示を決定し、通知する。室外制御器201は、室外ユニット51に設けられた第1圧力センサ31及び第2圧力センサ32が検出した圧力Pd及びPsを取得し、圧縮機1の運転周波数Fa及び室外熱交換器2の容量AKaを制御する。
室内制御器202a、202bは、第1温度センサ33a、33b及び第2温度センサ34a、34bにより温度T33a、T33b及びT34a、T34bを検出し、室外制御器201に通知する。更に、温度T33a、T33b及びT34a、T34bに基づき、室内絞り装置6a、6bのそれぞれの開度LEV6a、LEV6bを算出し、室内絞り装置6a、6bに対して通知する。
中継器制御器203は、室外制御器201の指示に応じて、第1絞り装置11及び第2絞り装置12に対して開度LEV11、LEV12を通知し、第1開閉弁9a、9b及び第2開閉弁10a、10bに対して開閉の指示をする。また、第3圧力センサ35及び第4圧力センサ36が検出したP35及びP36を取得し、第1絞り装置11及び第2絞り装置12に対して開度LEV11、LEV12を指示し、室外制御器201へ通知する。
図7は、本発明の実施の形態に係る室内ユニット52aの室内絞り装置6aの開度LEV6aを決定する処理を示す第1のフローチャートである。なお、図7は、室内ユニット52aが冷房運転時の処理を示している。
室内絞り装置6aの開度LEV6aは、空気調和装置100全体を統括する制御器により制御されるものであり、この例においては、室外制御器201により制御される。図7に示すように、室内ユニット52aの運転が開始されると、室外制御器201は、室内絞り装置6aの開度LEV6aの運転開始時の開度LEV6を取得すると共に、タイマtの計測を開始する。
ステップS1Aにおいて、室外制御器201は、基準時間tm0が経過したか否かを判断し、基準時間tm0を経過していると判断したら(ステップS1AのYes)、ステップS2Aに移行し、タイマtをゼロにリセットしてステップS3Aに移行する。
ステップS3Aにおいて、室外制御器201は、第1温度センサ33a及び第2温度センサ34aにより検出された温度T33a及び温度T34aを取得する。なお、温度T33a及び温度T34aは、冷媒の飽和温度及び冷媒の温度をそれぞれ表している。
ステップS4Aにおいて、室内制御器202aは、温度T34aと温度T33aとの温度差SHを算出する。
ステップS5Aにおいて、室外制御器201は、温度差SHとあらかじめ設定された目標値温度差SHmとの差ΔSHを算出する。
ステップS6Aにおいて、室内制御器202aは、室内絞り装置6aの開度LEV6aの補正値ΔLEV6aを算出する。補正値ΔLEV6aは、例えば、あらかじめ試験などにより係数k1を算出しておき、係数k1と温度差ΔSHとを乗算して求めればよい。
ステップS7Aにおいて、室外制御器201は、現在の室内絞り装置6aの開度LEV6aに補正値ΔLEV6aを加えた開度を、新たな室内絞り装置6aの開度LEV6aとして設定する。
ステップS8Aにおいて、室外制御器201は、基準時間tm1が経過したか否かを判断し、基準時間tm1を経過していると判断したら(ステップS8AのYes)、処理を終了する。処理の終了は、例えば、室内絞り装置6aを全閉などにすればよい。一方、室外制御器201が、基準時間tm1を経過していないと判断したら(ステップS8AのNo)ステップS1Aに戻り、基準時間毎にステップS1A〜ステップS8Aまでの処理を繰り返す。
図8は、本発明の実施の形態に係る室内ユニット52aの室内絞り装置6aの開度LEV6aを決定する処理を示す第2のフローチャートである。なお、図8は、室内ユニット52aが暖房運転時の処理を示している。
室内絞り装置6aの開度LEV6aは、空気調和装置100全体を統括する制御器により制御されるものであり、この例においては、室外制御器201により制御される。図8に示すように、室内ユニット52aの運転が開始されると、室外制御器201は、室内絞り装置6aの開度LEV6aの運転開始時の開度LEV6を取得すると共に、タイマtの計測を開始する。
ステップS1Bにおいて、室外制御器201は、基準時間tm0が経過したか否かを判断し、基準時間tm0を経過していると判断したら(ステップS1BのYes)、ステップS2Bに移行し、タイマtをゼロにリセットしてステップS3Bに移行する。
ステップS3Bにおいて、室外制御器201は、第1温度センサ33a及び第1圧力センサ31により検出された温度T33a及び圧力P31を取得し(ステップS3B1)、圧力P31から飽和温度Tc31を算出する(ステップS3B2)。
ステップS4Bにおいて、室内制御器202aは、温度T33aと飽和温度Tc31との温度差SCを算出する。
ステップS5Bにおいて、室外制御器201は、温度差SCとあらかじめ設定された目標値温度差SCmとの差ΔSCを算出する。
ステップS6Bにおいて、室内制御器202aは、室内絞り装置6aの開度LEV6aの補正値ΔLEV6aを算出する。補正値ΔLEV6aは、例えば、あらかじめ試験などにより係数k2を算出しておき、係数k2と温度差ΔSCとを乗算して求めればよい。
ステップS7Bにおいて、室外制御器201は、現在の室内絞り装置6aの開度LEV6aに補正値ΔLEV6aを加えた開度を、新たな室内絞り装置6aの開度LEV6aとして設定する。
ステップS8Bにおいて、室外制御器201は、基準時間tm1が経過したか否かを判断し、基準時間tm1を経過していると判断したら(ステップS8BのYes)、処理を終了する。処理の終了は、例えば、室内絞り装置6aを全閉などにすればよい。一方、室外制御器201が、基準時間tm1を経過していないと判断したら(ステップS8BのNo)ステップS1Bに戻り、基準時間毎にステップS1B〜ステップS8Bまでの処理を繰り返す。
以上、室内ユニット52aの室内絞り装置6aの開度LEV6aを決定する処理について説明したが、室内ユニット52bの室内絞り装置6bの開度LEV6bの決定についても、同様の処理によって行われる。
図9は、本発明の実施の形態に係る室外制御器201及び中継器制御器203が行う第1逆止弁15a、15b及び第2逆止弁16a、16bの振動音を抑制する制御のフローチャートである。なお、図9は、空気調和装置100の全暖房運転時又は冷暖同時運転時の圧縮機1の起動直後の処理を示している。また、室内絞り装置6a、6bの開度LEV6a、LEV6bは、上述した処理によって決定される。
図9に示すように、ステップS11において、室外ユニット51の圧縮機1の運転が開始されると、室外制御器201は、タイマtの計測を開始する。
ステップS12において、中継器制御器203は、第1絞り装置11の開度LEV11をあらかじめ設定された初期開度LEV11iniに設定する。なお、初期開度LEV11iniは、圧力P35とP36との圧力差ΔPが基準値A以上となるような開度であり、あらかじめ試験等で求めておく。
ステップS13において、室外制御器201は、基準時間tm2が経過したか否かを判断し、基準時間tm2を経過していると判断したら(ステップS13のYes)、ステップS14においてタイマtをリセットし、ステップS15に移行する。
ステップS15において、中継器制御器203は、第3圧力センサ35により検出された圧力P35と、第4圧力センサ36により検出された圧力P36との圧力差ΔPが、基準値A未満か否かを判断する。中継器制御器203が、圧力差ΔPが基準値A未満であると判断したら(ステップS15のYes)、ステップS16に移行する。一方、中継器制御器203が、圧力差ΔPが基準値A以上であると判断したら(ステップS15のNo)、ステップS25に移行する。
ステップS16において、中継器制御器203は、現在の第1絞り装置11の開度LEV11に、あらかじめ設定された第1補正値ΔLEV11を加えた開度を、新たな第1絞り装置11の開度LEV11として設定し、ステップS17に移行する。なお、第1補正値ΔLEV11は負の値であり、第1絞り装置11が閉じる方向の値である。そして、第1絞り装置11の開度を下げることで、第1絞り装置11前後の圧力差ΔPが増加する。また、第1補正値ΔLEV11は、あらかじめ試験等で決めておく。
ステップS17において、中継器制御器203は、第3圧力センサ35により検出された圧力P35と、第4圧力センサ36により検出された圧力P36との圧力差ΔPが、基準値A未満か否かを判断する。中継器制御器203が、圧力差ΔPが基準値A未満であると判断したら(ステップS17のYes)、ステップS18に移行する。一方、中継器制御器203が、圧力差ΔPが基準値A以上であると判断したら(ステップS17のNo)、ステップS25に移行する。
ステップS18において、中継器制御器203は、現在の第1絞り装置11の開度LEV11が最小開度LEV11minか否かを判断する。中継器制御器203が、現在の第1絞り装置11の開度LEV11が最小開度LEV11minであると判断したら(ステップS18のYes)、ステップS19に移行する。一方、中継器制御器203が、現在の第1絞り装置11の開度LEV11が最小開度LEV11minでないと判断したら(ステップS18のNo)、ステップS16に戻る。
ステップS19において、中継器制御器203は、現在の第2絞り装置12の開度LEV12にあらかじめ設定された第2補正値ΔLEV12を加えた開度を、新たな第2絞り装置12の開度LEV12として設定し、ステップS20に移行する。なお、第2補正値ΔLEV12は正の値であり、第2絞り装置12が開く方向の値である。そして、第2絞り装置12の開度を上げることで、第4圧力センサ36の圧力P36が下がり、P35とP36との圧力差ΔPが大きくなる。また、第2補正値ΔLEV12の値は、試験等であらかじめ決めておく。
ステップS20において、中継器制御器203は、第3圧力センサ35により検出された圧力P35と、第4圧力センサ36により検出された圧力P36との圧力差ΔPが、基準値A未満か否かを判断する。中継器制御器203が、圧力差ΔPが基準値A未満であると判断したら(ステップS20のYes)、ステップS21に移行する。一方、中継器制御器203が、圧力差ΔPが基準値A以上であると判断したら(ステップS20のNo)、ステップS25に移行する。
ステップS21において、中継器制御器203は、現在の第2絞り装置12の開度LEV12が最大開度LEV12maxか否かを判断する。中継器制御器203が、現在の第2絞り装置12の開度LEV12が最大開度LEV12maxであると判断したら(ステップS21のYes)、ステップS22に移行する。一方、中継器制御器203が、現在の第2絞り装置12の開度LEV12が最大開度LEV12maxでないと判断したら(ステップS21のNo)、ステップS19に戻る。
ステップS22において、室外制御器201は、現在の圧縮機1の運転周波数Faに、あらかじめ設定された第3補正値ΔFaを加えた運転周波数を、新たな圧縮機1の運転周波数Faとして設定し、ステップS23に移行する。圧縮機1の運転周波数が増加することで、高圧側圧力が増加し、低圧側圧力が低下する。すなわち、P35は増加し、P36が低下するため、圧力差ΔPが増加する。なお、第3補正値ΔFaの値は、試験等であらかじめ決めておく。
ステップS23において、中継器制御器203は、第3圧力センサ35により検出された圧力P35と、第4圧力センサ36により検出された圧力P36との圧力差ΔPが、基準値A未満か否かを判断する。中継器制御器203が、圧力差ΔPが基準値A未満であると判断したら(ステップS23のYes)、ステップS24に移行する。一方、中継器制御器203が、圧力差ΔPが基準値A以上であると判断したら(ステップS23のNo)、ステップS25に移行する。
ステップS24において、室外制御器201は、現在の圧縮機1の運転周波数Faが最大運転周波数Famaxか否かを判断する。室外制御器201が、現在の圧縮機1の運転周波数Faが最大運転周波数Famaxであると判断したら(ステップS24のYes)、ステップS25に移行する。一方、室外制御器201が、現在の圧縮機1の運転周波数Faが最大運転周波数Famaxでないと判断したら(ステップS24のNo)、ステップS22に戻る。
ステップS25において、室外制御器201は、基準時間tm3が経過したか否かを判断し、基準時間tm3を経過していると判断したら(ステップS25のYes)、処理を終了する。処理の終了は、例えば、圧縮機1の運転周波数Fa、第1絞り装置11の開度LEV11、及び、第2絞り装置12の開度LEV12を戻せばよい。一方、室外制御器201が、基準時間tm3を経過してないと判断したら(ステップS25のNo)、ステップS13に戻り、一定時間毎にステップS13〜ステップS25までの処理を繰り返す。なお、ステップS25において、室外制御器201は、圧力P35とP36との圧力差ΔPがあらかじめ設定された値未満か否かで判断するようにしてもよい。
このように、本実施の形態に係る空気調和装置100では、圧縮機1の起動時に中継器53の第1絞り装置11の開度LEV11をあらかじめ設定された初期開度LEV11iniで運転開始することで、第1逆止弁15a、15b、及び、第2逆止弁16a、16b前後の圧力差をつけて運転することができる。そのため、第1逆止弁15a、15b、及び、第2逆止弁16a、16bの弁体が振動して弁体が弁座に衝突する音が連続して発生するのを抑えて起動することができるため、不快な振動音を出さずに運転することができる。
また、運転中に第1絞り装置11の開度LEV11、第2絞り装置12の開度LEV12、及び、圧縮機1の運転周波数Faを、P35、P36の圧力差ΔPが基準値A以上に保たれるように調整する。そうすることで、第1逆止弁15a、15b、及び、第2逆止弁16a、16bの弁体が振動して弁体が弁座に衝突する音が連続して発生するのを抑えることができるため、不快な振動音を出さずに運転することができる。
図9では、制御の開始が圧縮機1の起動時として示したが、一度制御が終了した後の空調機が運転中でも、ステップS13から制御を開始することで、振動音の発生を抑えることができる。
本実施の形態に係る空気調和装置によれば、室外ユニット51の室外制御器201により、空気調和装置100の動作全体が統括される。
なお、本実施の形態では、空気調和装置100の動作を制御する制御器として、室外制御器201、室内制御器202a、202b、及び、中継器制御器203の3種類を備えているが、それに限定されず、3種類より少なくてもよいし、3種類より多くてもよい。また、室外制御器201及び中継器制御器203は、本発明の「制御器」の一例である。
1 圧縮機、2 室外熱交換器、3 流路切替装置、4 アキュムレータ、5a 室内熱交換器、5b 室内熱交換器、6a 室内絞り装置、6b 室内絞り装置、7a 逆止弁、7b 逆止弁、7c 逆止弁、7d 逆止弁、8 気液分離器、9a 第1開閉弁、9b 第1開閉弁、10a 第2開閉弁、10b 第2開閉弁、11 第1絞り装置、12 第2絞り装置、13 第1熱交換器、14 第2熱交換器、15a 第1逆止弁、15b 第1逆止弁、16a 第2逆止弁、16b 第2逆止弁、20 第1分岐部、21 第2分岐部、31 第1圧力センサ、32 第2圧力センサ、33a 第1温度センサ、33b 第1温度センサ、34a 第2温度センサ、34b 第2温度センサ、35 第3圧力センサ、36 第4圧力センサ、51 室外ユニット、52a 室内ユニット、52b 室内ユニット、53 中継器、54 制御ユニット、55a 中継器三叉部、55b 中継器三叉部、100 空気調和装置、101 低圧配管、102 高圧配管、103 第1ガス配管、104 第1液配管、105a 第2液配管、105b 第2液配管、106a 第2ガス配管、106b 第2ガス配管、110 バイパス配管、111 中継器第1液配管、112 中継器ガス配管、113 中継器第2液配管、130 接続配管、131 接続配管、132 接続配管、133 接続配管、201 室外制御器、202a 室内制御器、202b 室内制御器、203 中継器制御器。
本発明に係る空気調和装置は、圧縮機、流路切替装置、及び、室外熱交換器を有する室外ユニットと、室内熱交換器及び室内絞り装置を有する複数の室内ユニットと、前記室外ユニットと前記室内ユニットとの間に設けられ、前記室内ユニットの運転状態に応じて前記室内ユニットに流入させる冷媒の流れを制御する中継器と、を備え、前記室内ユニットのそれぞれが冷房運転又は暖房運転を選択的に行うことができる冷暖同時運転が可能な空気調和装置であって、前記中継器は、前記室外ユニットに第1冷媒配管及び第2冷媒配管を介して接続され、前記室内ユニットにおける前記室内熱交換器の冷媒出入口の一方を前記第1冷媒配管又は気液分離器を介して前記第2冷媒配管に選択的に接続する開閉弁を有する第1分岐部と、前記室内ユニットにおける前記室内熱交換器の冷媒出入口の他方が冷媒入口となるとき第1絞り装置を介して前記気液分離器に接続し、前記室内ユニットにおける前記室内熱交換器の冷媒出入口の他方が冷媒出口となるとき前記第1絞り装置の出口側に接続する逆止弁を有する第2分岐部と、前記圧縮機の起動時に、前記第1絞り装置の前後の圧力差が基準値以上となる初期開度を、前記第1絞り装置の開度として設定する制御器と、を備え、前記基準値は、前記逆止弁の弁体が自重で下がらない値である

Claims (5)

  1. 圧縮機、流路切替装置、及び、室外熱交換器を有する室外ユニットと、
    室内熱交換器及び室内絞り装置を有する複数の室内ユニットと、
    前記室外ユニットと前記室内ユニットとの間に設けられ、前記室内ユニットの運転状態に応じて前記室内ユニットに流入させる冷媒の流れを制御する中継器と、を備え、
    前記室内ユニットのそれぞれが冷房運転又は暖房運転を選択的に行うことができる冷暖同時運転が可能な空気調和装置であって、
    前記中継器は、
    前記室外ユニットに第1冷媒配管及び第2冷媒配管を介して接続され、
    前記室内ユニットにおける前記室内熱交換器の冷媒出入口の一方を前記第1冷媒配管又は気液分離器を介して前記第2冷媒配管に選択的に接続する開閉弁を有する第1分岐部と、
    前記室内ユニットにおける前記室内熱交換器の冷媒出入口の他方が冷媒入口となるとき第1絞り装置を介して前記気液分離器に接続し、前記室内ユニットにおける前記室内熱交換器の冷媒出入口の他方が冷媒出口となるとき前記第1絞り装置の出口側に接続する逆止弁を有する第2分岐部と、
    前記圧縮機の起動時に、前記第1絞り装置の前後の圧力差が基準値以上となる初期開度を、前記第1絞り装置の開度として設定する制御器と、を備えた
    空気調和装置。
  2. 前記中継器は、
    前記第1絞り装置の前後の圧力差を検出する圧力センサを備え、
    前記制御器は、
    前記初期開度を、前記第1絞り装置の開度として設定した後、
    前記圧力センサが検出した圧力差が前記基準値未満である場合は、現在の前記第1絞り装置の開度に、閉じる方向の値である予め設定された第1補正値を加えた開度を、新たな前記第1絞り装置の開度として設定する
    請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記中継器は、
    一端が前記第2分岐部の入口側に接続され、他端が第2絞り装置を介して前記第1冷媒配管に接続されたバイパス配管を備え、
    前記制御器は、
    現在の前記第1絞り装置の開度に、前記第1補正値を加えた開度を、新たな前記第1絞り装置の開度として設定した後、
    前記圧力センサが検出した圧力差が前記基準値未満であり、かつ、現在の前記第1絞り装置の開度が最小開度である場合は、現在の前記第2絞り装置の開度に、開く方向の値である予め設定された第2補正値を加えた開度を、新たな前記第2絞り装置の開度として設定し、
    前記圧力センサが検出した圧力差が前記基準値未満であり、かつ、現在の前記第1絞り装置の開度が最小開度でない場合は、現在の前記第1絞り装置の開度に、前記第1補正値を加えた開度を、新たな前記第1絞り装置の開度として設定する
    請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記制御器は、
    現在の前記第2絞り装置の開度に、前記第2補正値を加えた開度を、新たな前記第2絞り装置の開度として設定した後、
    前記圧力センサが検出した圧力差が前記基準値未満であり、かつ、現在の前記第2絞り装置の開度が最大開度である場合は、現在の前記圧縮機の運転周波数に、予め設定された第3補正値を加えた運転周波数を、新たな前記圧縮機の運転周波数として設定し、
    前記圧力センサが検出した圧力差が前記基準値未満であり、かつ、現在の前記第2絞り装置の開度が最大開度でない場合は、現在の前記第2絞り装置の開度に、前記第2補正値を加えた開度を、新たな前記第2絞り装置の開度として設定する
    請求項3に記載の空気調和装置。
  5. 前記制御器は、
    現在の前記圧縮機の運転周波数に、前記第3補正値を加えた運転周波数を、新たな前記圧縮機の運転周波数として設定した後、
    前記圧力センサが検出した圧力差が前記基準値未満であり、かつ、現在の前記圧縮機の運転周波数が最大運転周波数でない場合は、現在の前記圧縮機の運転周波数に、前記第3補正値を加えた運転周波数を、新たな前記圧縮機の運転周波数として設定する
    請求項4に記載の空気調和装置。
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