JPWO2017204018A1 - スタンプ用インクおよびスタンプ台 - Google Patents

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Abstract

常態では視認することができないが、人体に有害とされ、また物質の劣化を促進するとされる紫外線には依らない光の照射によって印刷像を視認可能とさせるスタンプ印影を生体、例えば人体に押印し、セキュリティー情報をスタンプすることができるインクを提供することを目的とする。
アップコンバージョン発光する材料で構成された粒子を含むスタンプ用インク。

Description

本発明は、スタンプ用インクおよびスタンプ台に関する。
常態では視認することができないが、紫外線の照射によって印刷像を視認可能とさせることでセキュリティーを高めることを目的にした技術として蛍光体印刷物が知られている(特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に開示された蛍光印刷物では、印刷像を視認可能とさせるために紫外線が照射されるため、印刷物を劣化させしまう問題があった。特に、紫外線は人体に対して著しい悪影響を与えることが知られていることから、人体に紫外線が直接照射されないように紫外線照射装置が構成されなければならなかった。
特開2000−141863号公報
近年、アミューズメント施設などで入場後の一時退場による再入場者の管理に、入場証明となるリストバンドや、例えばICタグ、もしくはバーコードが印刷された入場カードによって、入退場管理を行うことが一般的に知られている。しかし、この入退場管理には、少なくともリストバンドの費用負担、あるいはICタグ、バーコードなどのシステム導入など、費用的な負担が大きいものである。そこで、入場者の手首などの身体の一部に、スタンプ印影を施し、単純な目視による入退場管理を行うことが行われる。
しかし、このスタンプ印影は、少なくとも想定される施設への入場時間内では印影が掠れたり消滅したりしてしまうことが無い耐久性が要求される。言い換えると、簡単には拭き取れない印影となり、退場後に入場者が拭き取ることが困難となり、単に汚れとして不愉快にさせてしまうものであった。
そこで、常態では視認することができないが、人体に有害とされ、また物質の劣化を促進するとされている紫外線には依らない光の照射によって印刷像を視認可能とさせるスタンプ印影を生体、例えば人体に押印し、セキュリティー情報をスタンプすることができるインクを提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
〔適用例1〕本適用例のスタンプ用インクは、アップコンバージョン発光する材料で構成された粒子を含むことを特徴とする。
本適用例のスタンプ用インクによれば、人体に有害とされ、また物質の劣化を促進する紫外線を用いなくても検出が可能な印影を形成することができるスタンプ用インクを提供することができる。
〔適用例2〕上述の適用例において、前記粒子の平均粒径が10nm以上200nm以下である。
上述の適用例によれば、粒子の発光効率をより優れたものとすることができる。また、インク中におけるアップコンバージョン発光する粒子の分散安定性をより優れたものにすることができる。その結果、スタンプによって被記録物に形成される印影においてアップコンバージョン発光する粒子は均一に配置(残留)させることができる。換言すると、印影の微細なパターン部分であっても、更には所定の印影の全体であっても、均一に不可視光である赤外線によって発光させることができ、判読性を損なうことが無い。
〔適用例3〕上述の適用例において、前記スタンプ用インク中における前記粒子の含有率は、0.1質量%以上20質量%以下である。
上述の適用例によれば、スタンプ用インクにおける粒子の分散安定性、保存安定性等を優れたものとしつつ、所望の印影を比較的少量のスタンプ用インクで効率よく形成することができる。
〔適用例4〕上述の適用例において、前記スタンプ用インクは、無色のものである。
上述の適用例によれば、スタンプされた印影は常態において観察者に視認することが困難となり、高いセキュリティー性を保持することができる。
〔適用例5〕上述の適用例において、前記スタンプ用インクは、有色のものである。
上述の適用例によれば、スタンプ用インクを有色とすることにより、スタンプによる印影を容易に視認することができ、正しく印影が形成されたかを確認することができる。また、アップコンバージョン発光する粒子を含んでいることにより、不可視光の赤外線を照射することで、印影の真贋を容易に確認することができ、高いセキュリティー性を保持することができる。
〔適用例6〕上述の適用例において、前記粒子は、無機物質を含む材料で構成されたものである。
上述の適用例によれば、スタンプ用インクの保存安定性をより優れたものとすることができるとともに、スタンプ用インクを用いて形成された印影の耐久性、信頼性をより優れたものとすることができる。
〔適用例7〕上述の適用例において、前記粒子は、ランタノイドイオン含有の無機物質を含むものである。
上述の適用例によれば、アップコンバージョン発光する粒子の発光効率をより優れたものとすることができる。
〔適用例8〕上述の適用例において、前記粒子は、遷移金属イオン含有の無機物質を含むものである。
上述の適用例によれば、アップコンバージョン発光する粒子の発光効率を十分なものとしつつ、粒子のコストの低減を図ることができる。
〔適用例9〕上述の適用例において、前記粒子は、無機物質で構成された母粒子が、アミノ基を有する化合物、カルボキシル基を有する化合物および糖よりなる群から選択される少なくとも1種で表面修飾されたものである。
上述の適用例によれば、表面処理を施すことより、スタンプ用インク中におけるアップコンバージョン発光する粒子の分散安定性をより優れたものとし、スタンプされた印影における発光の均一化と、微細なパターンにおいても確実に発光領域を形成させることができる。
〔適用例10〕上述の適用例において、前記スタンプ用インクは、前記粒子を分散させる機能を有する分散媒として、水、アルコール系液体、ケトン系液体、グリコールエーテル系液体、グリコールジエーテル液体、および芳香族系液体よりなる群から選択される1種または2種以上を含むものである。
上述の適用例によれば、スタンプ用インク中におけるアップコンバージョン発光する粒子の分散安定性をより優れたものとし、スタンプされた印影における発光の均一化と、微細なパターンにおいても確実に発光領域を形成させることができる。
〔適用例11〕上述の適用例において、前記スタンプ用インクは、前記粒子の分散剤として、水系もしくは非水系の高分子分散剤、低分子(界面活性剤)型分散剤、および、無機型分散剤よりなる群から選択される1種または2種以上含むものである。
上述の適用例において、スタンプ用インク中におけるアップコンバージョン発光する粒子の分散安定性をより優れたものとし、スタンプされた印影における発光の均一化と、微細なパターンにおいても確実に発光領域を形成させることができる。
〔適用例12〕上述の適用例において、第1の波長に特異的に反応するアップコンバージョン発光する材料で構成された第1粒子と、前記第1の波長とは異なる第2の波長に特異的に反応するアップコンバージョン発光する材料で構成された第2粒子と、を備える。
上述の適用例によれば、例えば、照射光の種類を変更することにより、発光により視認可能となる印影の色調等を異なるものとすることができる。また、所定の波長を正確に照射する照射装置を備えなくとも、少なくとも第1の波長および第2の波長を含む波長の範囲で不可視光を照射可能であればよい。これにより、簡易な照射装置を準備するだけで、印影に含む第1の波長、あるいは第2の波長に特異的にアップコンバージョン発光する粒子のいずれかから励起光を発光させることができる。
〔適用例13〕本適用例のスタンプ台は、上述の適用例に記載のスタンプ用インクが含浸されている。
本適用例のスタンプ台によれば、人体に有害とされ、また物質の劣化を促進する紫外線を用いなくても検出が可能な印影を押印することに好適なスタンプ台を提供することができる。
第1実施形態に係るスタンプ用インクが含浸されたスタンプ台と、スタンプ台に押圧してスタンプ用インクが転写されるスタンプを示す外観斜視図。 第2実施形態に係る再入場管理のフローを示すフローチャート。 第2実施形態に係る再入場許可マーク形成を示す外観斜視図。 第2実施形態に示す再入場許可マークの確認方法を示す外観斜視図。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1にスタンプ100と、スタンプ100にインクを転写させるスタンプ台200を斜視図で示す。図1に示すスタンプ台200は、スタンプ台200に備えるスタンプ用インクを含浸することができるインクパッド210と、インクパッド210を収容する収容基台220と、収容基台220にヒンジ220aによってヒンジ220aを回動中心として回動可能に取り付けられた蓋体230と、を備えている。
インクパッド210は、後述するインクを含浸可能とし、且つスタンプ100の印影面100aに、インクパッド210に含浸されたスタンプ用インクが供給可能であれば、材料は特に限定されない。一般的に、インクパッド210は、インク保持力を有するフェルトと、不織布と、表層の表布と、が積層された構成を有し、本実施形態においてもフェルトと、不織布と、表層の表布と、の積層構成を例示し、説明する。
インクパッド210は、最下層に図示しないフェルトが1層、好ましくは複数層積層され、スタンプ用インクが含浸され、保持され、且つ、インクパッド210の表側にインクを多く存在させるように設定される。フェルト材としては、羊毛などの天然素材、あるいはポリエステル、アクリル、ポリアミドなどの合成繊維を単独または混合して形成される。
フェルトの上層には、フェルトのインクパッド210の表面側に多く存在させたスタンプ用インクを、スタンプ100をインクパッド210に押圧させた際に、余剰なインクが表布に染み出さないよう、図示しない不織布をフェルトと表布との間に配置させる。不織布としてはポリエステル、レーヨン、ナイロン、あるいは綿などの単独または混合物が用いられる。
表布は天然繊維、あるいは合成繊維の織物を用い、スタンプ100の繰り返し押圧への耐久性、インクの浸透性、などの要求品質から適宜、素材は選択される。
インクパッド210の含浸される第1実施形態に係るスタンプ用インクについて説明する。本実施形態に係るスタンプ用インクは、アップコンバージョン発光する材料で構成された粒子を含むものである。アップコンバージョン発光する材料で構成された粒子(以下、アップコンバージョン粒子という)とは、所定の波長を吸収することにより励起され、吸収された光の波長より短い波長の光を放出、発光する機能を有する粒子のことをいう。
例えば不可視光の赤外線をアップコンバージョン粒子に照射すると、赤外線より短い波長の可視光を放出、発光させることができる。すなわち、紫外線のような短波長の高エネルギー線を照射させずに、長波長の不可視光照射によって不可視光より短い波長の可視光の放出、発光が可能になる。
アップコンバージョン粒子としては、平均粒径が10nm以上、200nm以下であるのが好ましい。更に、15nm以上、100nm以下であることがなお好ましい。これにより、粒子の発光効率をより優れたものとすることができる。また、スタンプ用インク中におけるアップコンバージョン粒子の分散安定性をより優れたものにすることができる。その結果、スタンプ100によって被記録物に形成される印影においてアップコンバージョン粒子は均一に配置(残留)させることができる。換言すると、陰影の微細なパターン部分であっても、更には所定の印影の全体であっても、均一に不可視光である赤外線によって発光させることができ、判読性を損なうことが無い。
なお、本明細書において、平均粒径とは、体積基準の平均粒径を言い、例えば、サンプルをメタノールに添加し、超音波分散器で3分間分散した分散液をコールターカウンター法粒度分布測定器(例えば、COULTER ELECTRONICS INS製TA−II型等)にて、50μmのアパチャーを用いて測定することにより求めることができる。
アップコンバージョン粒子の構成材料(アップコンバージョン発光する材料)を励起する光(励起光)の波長は、750nm以上4000nm以下であるのが好ましく、760nm以上2500nm以下であるのがより好ましく、780nm以上1400nm以下であるのがさらに好ましい。
これにより、アップコンバージョン粒子の発光効率をより優れたものとすることができる。また、アップコンバージョン粒子の構成材料の選択の幅が広がる。また、アップコンバージョン粒子を発光させるための光源として、安価、簡易な構成で一般に広く普及しているものを好適に用いることができる。
アップコンバージョン粒子による発光のピーク波長は、380nm以上750nm以下であるのが好ましく、400nm以上730nm以下であるのがより好ましい。これにより、アップコンバージョン粒子による発光を肉眼によって容易に視認することができる。
アップコンバージョン粒子としては、有機材料で構成されたアップコンバージョン粒子と、無機物質を含む材料で構成されたアップコンバージョン粒子と、が混在していてもよい。アップコンバージョン粒子を構成する有機材料(アップコンバージョン発光しうる有機材料)としては、例えば、4−[N−(2−ヒドロキシエチル)−N−(メチル)アミノフェニル]−4’−(6−ヒドロキシヘキシルスルフォニル)スチルベン(APSS、励起光波長:962〜968nm、発光色:黄緑色)、ローダミンB(励起光波長:1054nm、発光色:橙赤色)、ローダミン6G(励起光波長:1054nm、発光色:赤色)等が挙げられる。
アップコンバージョン粒子を構成する無機物質(アップコンバージョン発光しうる無機物質)としては、例えば、ランタノイドイオン含有の無機物質、遷移金属イオン含有の無機物質等が挙げられる。中でも、アップコンバージョン粒子がランタノイドイオン含有の無機物質を含むものであると、アップコンバージョン粒子の発光効率をより優れたものとすることができる。また、アップコンバージョン粒子が遷移金属イオン含有の無機物質を含むものであると、アップコンバージョン粒子の発光効率を十分なものとしつつ、アップコンバージョン粒子のコストの低減を図ることができる。
アップコンバージョン発光しうるランタノイドイオン含有の無機物質としては、例えば、Y:Yb:ErをドープしたNaYF4(Y:Yb:Er=78:20:2、励起光波長:980nm、発光色:緑色)、Y:Yb:ErをドープしたNaYF4(Y:Yb:Er=69:30:1、励起光波長:980nm、発光色:青色)、Y:Yb:TmをドープしたNaYF4(Y:Yb:Tm=78:20:2、励起光波長:980nm、発光色:赤色)、Er3+をドープしたBaCl2(励起光波長:1535nm、発光色:緑色)等が挙げられる。
また、アップコンバージョン粒子が発光しうる遷移金属イオン含有の無機物質としては、例えば、Ti2+をドープしたMgCl2(励起光波長:1060〜1075nm、発光色:赤紫色)等が挙げられる。これにより、スタンプ用インク中におけるアップコンバージョン粒子の分散安定性をより優れたものとし、スタンプされた印影における発光の均一化と、微細なパターンにおいても確実に発光領域を形成させることができる。
なお、アップコンバージョン粒子は、表面修飾としての表面処理が施されたものであってもよい。表面処理を施すことより、スタンプ用インク中におけるアップコンバージョン粒子の分散安定性をより優れたものとし、スタンプされた印影における発光の均一化と、微細なパターンにおいても確実に発光領域を形成させることができる。
アップコンバージョン粒子の表面処理に用いることのできる化合物としては、例えば、シラン化合物、フッ素系化合物、アミノ基を有する化合物、カルボキシル基を有する化合物、糖等が挙げられるが、中でも、好ましい化合物としては、アミノ基を有する化合物、カルボキシル基を有する化合物、糖が挙げられる。言い換えると、粒子は、無機物質で構成された母粒子が、アミノ基を有する化合物、カルボキシル基を有する化合物および糖よりなる群から選択される少なくとも1種で表面修飾されたものであるのが好ましい。
また、スタンプ用インクは、条件(例えば、形状、組成、表面処理の種類、大きさ等)の異なる複数種のアップコンバージョン粒子を含むものであってもよい。スタンプ用インク中におけるアップコンバージョン粒子の含有率は、0.1質量%以上20質量%以下であるのが好ましく、0.3質量%以上15質量%以下であるのがより好ましい。
これにより、スタンプ用インクにおける粒子の分散安定性、保存安定性等を優れたものとしつつ、所望の印影を比較的少量のスタンプ用インクで効率よく形成することができる。
スタンプ用インクには、アップコンバージョン粒子をスタンプ用インク内に均一に分散させる分散媒としての機能を有する液体成分を含む。分散媒としての機能を有する液体成分としては、例えば、水、あるいはエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の(ポリ)グリコールエーテル系液体、あるいはジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールブチルメチルエーテル、トリプロピレングリコールジメチルエーテル等の(ポリ)グリコールジエーテル系液体、あるいは酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸iso−プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸iso−ブチル等の酢酸エステル類等のエステル系液体、あるいはベンゼン、トルエン、キシレン、ジイソプロピルベンゼン、ジフェニルエーテル、3−フェノキシトルエン等の芳香族系液体、あるいはメチルエチルケトン、アセトン、メチルイソブチルケトン、エチル−n−ブチルケトン、ジイソプロピルケトン、アセチルアセトン等のケトン系液体、あるいはエタノール、プロパノール、ブタノール、エチレングリコール、ジエチレングリコール等のアルコール系液体、あるいはジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド等のスルホキシド系液体、あるいはピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、ベンゾフラン等の複素環式化合物液体、あるいはテトラアルキルアンモニウムアセテート(例えば、テトラブチルアンモニウムアセテート等)等のイオン液体等が挙げられ、これらから選択される1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。スタンプ用インクは、分散媒として、水、アルコール系液体およびケトン系液体、グリコールエーテル系液体、グリコールジエーテル液体、芳香族系液体よりなる群から選択される1種または2種以上を含むものであるのが好ましい。
これにより、スタンプ用インク中におけるアップコンバージョン粒子の分散安定性をより優れたものとし、スタンプされた印影における発光の均一化と、微細なパターンにおいても確実に発光領域を形成させることができる。なお、スタンプ用インクが金属材料で構成された粒子を含むものである場合、溶剤としては、非プロトン性液体を用いるのが好ましい。これにより、粒子の構成材料の不本意な酸化反応等を効果的に防止することができる。
また、分散媒としての機能を有する液体成分としては、例えば、溶融状態の樹脂材料や、硬化性樹脂のモノマー、ダイマー等の前駆体等を用いてもよい。
これにより、スタンプによる印影の形成において、揮発させる成分の割合を低下させることができる。また、印影において、樹脂材料で粒子を好適に固定することができ、記録物の耐久性をより優れたものとすることができる。
スタンプ用インクには、前述した粒子、分散媒としての液体成分以外の成分(その他の成分)を含むものであってもよい。このような成分(その他の成分)としては、例えば、ワックス、樹脂材料、フィラー、架橋剤、酸化防止剤、可塑剤、離型剤、重合開始剤、分散剤、界面活性剤、増粘剤、凝集防止剤、消泡剤、スリップ剤(レベリング剤)、着色剤、重合禁止剤、重合促進剤、浸透促進剤、湿潤剤(保湿剤)、定着剤、防黴剤、防腐剤、紫外線吸収剤、キレート剤、pH調整剤等が挙げられる。
特に、スタンプ用インクは、前記粒子の分散剤として、水系もしくは非水系の高分子分散剤、低分子(界面活性剤)型分散剤、および、無機型分散剤よりなる群から選択される1種または2種以上含むものであってもよい。
分散剤としては、例えば、以下のようなものが挙げられる。すなわち、水系の高分子分散剤としては、例えば、ポリカルボン酸アンモニウム塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合ポリマー等が挙げられる。また、非水系の高分子分散剤としては、例えば、ポリカルボン酸アルキルアミン塩等が挙げられる。また、低分子型分散剤としては、例えば、アルキルスルホン酸塩、4級アンモニウム塩等が挙げられる。また、無機型分散剤としては、例えば、トリポリリン酸塩等が挙げられる。
これにより、スタンプ用インク中における分散安定性等をさらに優れたものとし、スタンプ用インクの保存安定性をさらに優れたものとすることができる。その結果、より長期間にわたってさらに安定的にスタンプ用インクをインクパッド210に保持することができ、スタンプ用インクを用いた印影作成の安定性をさらに優れたものとすることができる。また、アップコンバージョン粒子の分散性が向上することにより、より微細なパターンであっても好適に形成することができる。また、例えば、粒子による発光効率のさらなる向上等を図ることができる。
スタンプ用インクでは、上述したスタンプ台200のインクパッド210に含浸させて用いられる。従って、インクパッド210に容易に含浸させることができ、尚且つインクパッド210から容易に蒸散しない溶剤を含んでいる。
溶剤としては公知の有機溶剤が用いられ、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリグリセリン等のポリアルキレングリコール類、あるいは、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリエキシプロピレンアルキルエーテル等のポリオキシアルキレンアルキルエーテル類等が挙げられる。
スタンプ用インクの色調は特に限定されないが、無色であることが好ましい。これにより、スタンプされた印影は観察者に視認することが困難となり、高いセキュリティー性を保持することができる。
なお、スタンプ用インクは有色であってもよい。例えば黒色、赤色、青色など色調に限定は無い。スタンプ用インクを有色とすることにより、スタンプによる印影を容易に視認することができ、正しく印影が形成されたかを確認することができる。また、アップコンバージョン粒子を含んでいることにより、不可視光の赤外線を照射することで、印影の真贋を容易に確認することができ、高いセキュリティー性を保持することができる。
以上、述べたように、アップコンバージョン粒子を含むスタンプ用インクは、長波長の不可視光が照射されることで、アップコンバージョン粒子は照射された光の波長より短い波長の光を放出することで発光状態を形成することができる。不可視光が例えば赤外線であれば、赤外線より短波長の可視光が発光される。
すなわち、従来の紫外線の照射による発光インクでは、照射される紫外線による人体への悪影響、あるいは被照射物に劣化を生じさせることが知られているが、アップコンバージョン粒子を含むスタンプ用インクでは、長波長の不可視光(例えば、赤外線)であることから、人体への影響、および被照射物の劣化は大幅に軽減される。
図1に示すスタンプ台200のインクパッド210に含浸されるスタンプ用インクは、第1の波長の励起光に特異的に反応するアップコンバージョン粒子としての第1粒子と、第1の波長とは異なる第2の波長に特異的に反応するアップコンバージョン粒子としての第2粒子と、の2種類のアップコンバージョン粒子を含んでいてもよい。
第1粒子と、第2粒子と、を含むスタンプ用インクを用いて形成された印影は、少なくとも第1の波長もしくは第2の波長のどちらか一方を照射する不可視光照射装置であれば、印影から発光させることができ、印影が視認可能となる。すなわち、所定の波長を正確に照射する照射装置を備えなくとも、少なくとも第1の波長および第2の波長を含む波長の範囲で不可視光を照射可能であればよい。これにより、簡易な照射装置を準備するだけで、印影に含む第1粒子あるいは第2粒子のいずれかから励起光を発光させることができる。
また、第1粒子の励起光と、第2粒子の励起光と、の発光色を異なる色にすることにより、照射する不可視光の波長を切り替えることで、異なる色調の発光色を印影から発光させることができ、印影に変化を与える意匠的効果を付与することができる。なお、上述では2種類のアップコンバージョン粒子を含むスタンプ用インクを例示したが、これに限定されず3種以上のアップコンバージョン粒子を含むものであってもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態として第1実施形態に係るスタンプ用インクを用いて、施設への再入場管理を行う方法を説明する。ここでいう施設とは、入場者制限として、例えば入場料金を支払うことで入場可能となる施設、あるいは被招待者だけが入場可能な施設、など特定の人だけが入場可能な施設をいう。具体的には、遊園地、博物館などが想定される。
図2は、再入場管理のフローを示すフローチャートである。ここで、再入場とは、所定の料金、あるいは所定の招待状の提示で入場した会場から退場し、改めて入場料金の支払い、あるいは所定の招待状の提示を行わずに会場に入場することを許可されることをいう。
図2に示すフローチャートでは、初めに所定の料金を支払い既に会場に入場している、もしくは所定の招待状の提示で既に会場に入場している状態からを示している。図2に示すように、会場外に退場し、再度入場しようとする場合、退場口において退場確認(S1)が行われる。退場確認(S1)では、再入場の意思確認の問いかけとして、例えば「再入場しますか?」と確認し、再入場しない(NO)の場合には会場を退場(S11)する。
しかし、再度入場する意思を有している(YES)の場合には、後述する再入場許可スタンプが押印されているかが確認される(S2)。再入場のための最初の退場である場合、再入場許可スタンプの押印が無い(NO)状態であるので、次の、再入場許可スタンプ押印(S3)のステップに進む。
再入場許可スタンプ押印(S3)のステップでは、図3に示すような再入場が許可されることを示すマークが、スタンプ110に刻印された刻印マーク110aに第1実施形態に係るスタンプ用インクが含浸されたスタンプ台200のインクパッド210(図1参照)に押圧し、転写されたスタンプ用インクによって、本例では手首Hに印影としての再入場許可スタンプ印影M(以下、許可マークMという)が押印される。
本実施形態に係る許可マークMを形成するスタンプ用インクは無色インクを例示する。無色インクとすることにより、許可マークMがスタンプされた入場者(手首H)にとって、常態において、許可マークMが自身でも、あるいは他者からも視認されることが無く、所謂、汚れが付着しているとの誤解を生じることが無い。また、仮に許可マークMの一部が衣服に付着したとしても、無色であることから汚れとして認識されることもない。そして、再入場許可スタンプ押印(S3)のステップを経過し、所定の退場口から退場する(S12)ことができる。
会場外で所要を済ませると、再度、会場への入場のために定められた再入場口より再入場する。この時、再入場口では再入場許可スタンプ印影確認(S4)のステップが実施される。
再入場許可スタンプ印影確認(S4)では、図4に示すように、不可視光である赤外線を照射する赤外線ランプ300を備える照射装置が設置された、図示しない印影確認ブース内に手首Hを入れて、赤外線ランプ300から出射される赤外線Rを手首Hに照射させる。
上述したように許可マークMは第1実施形態に係るスタンプ用インクである、アップコンバージョン粒子を含むインクにより形成されていることから、許可マークMは照射された赤外線Rより短波長の光が放出、発光され、許可マークMの視認を可能にさせる。
視認可能となった許可マークMを確認者が目視確認し、再入場を許可された者か、許可されていない者か、が判定される。すなわち、再入場者許可スタンプ印影確認(S4)では、アップコンバージョン発光する印影(許可マークM)が有(YES)の場合には、再入場が許可され会場に入ることができる。しかし、印影(許可マークM)無の場合、もしくは許可マークMと同じ印影であってもアップコンバージョン発光しない印影の場合は、印影無(NO)と判定され、再入場は許可されず入場不許可(S20)となる。
再入場した後は、再度退場確認(S1)において、再入場の意思確認「再入場しますか?」が行われ、再入場しない(NO)の場合には会場を退場(S11)し、再入場する意思を有する場合には、次のステップの再入場許可スタンプの押印有無確認(S2)に移行される。
上述したように、本実施形態に係る施設への再入場管理では、第1実施形態に係るアップコンバージョン粒子を含むスタンプ用インクを用いて、所定の印影を人体の一部、本例では手首Hにスタンプ形成する。アップコンバージョン粒子を含むスタンプ用インクは汎用インクとは異なり容易に入手することは困難であり、再入場管理のためのセキュリティー管理手段として簡便でありながら高いセキュリティー管理を可能とするものである。更に人体の一部の手首Hに照射される不可視光は、人体にとって有害とされる紫外線ではなく、無害な赤外線を照射することでアップコンバージョン発光を得ることができる安全性を備えている。無論、再入場者の印影を確認する確認者にとっても、常態として不可視光を見続けることとなり、眼球に対して高い危険性を有する紫外線ではなく、無害な赤外線を用いることによって高い安全性を確保することができる。
なお、上述した再入場管理用の許可マークMを形成させるスタンプ用インクは、本形態の無色に限定されず、有色、例えば黒色、赤色などであってもよい。有色であっても、アップコンバージョン粒子を含んでいることにより、不可視光の赤外線照射によるアップコンバージョン発光によって、正規の印影であるかどうかは容易に判別することができる。
上述した、図4に示す再入場許可スタンプ印影確認(S4)での図示されない印影確認ブースは、許可マークMからのアップコンバージョン発光の視認性を高めるために、確認者の許可マークMの視認のために必要な確認開口以外は、外光が遮断可能となる形態が好ましい。
第1実施形態に係るアップコンバージョン粒子を含むスタンプ用インクによる印影形成の実施形態は、上述した第2実施形態に係る再入場管理として、手首Hに印影を形成する構成に限定されない。例えば、セキュリティー管理を要する書類へ第1実施形態に係るスタンプ用インクを用いてスタンプによって例えば「社外秘」などの機密書類である旨の印影を押印することもできる。これにより、例えば、複写書類を作成した場合に、書類に不可視光の赤外線を照射することにより、正本のスタンプ印影はアップコンバージョン発光させることができ、副本との明確な区分を可能にし、高度なセキュリティー管理が行われる。尚且つ、不可視光として長波長の赤外線が照射されるので、紫外線によって容易に変色する紙類の劣化を防止し、書類の長期保存を可能にするものである。
100…スタンプ、200…スタンプ台。

Claims (13)

  1. アップコンバージョン発光する材料で構成された粒子を含むことを特徴とするスタンプ用インク。
  2. 前記粒子の平均粒径が10nm以上200nm以下である請求項1に記載のスタンプ用インク。
  3. 前記スタンプ用インク中における前記粒子の含有率は、0.1質量%以上20質量%以下である請求項1または2に記載のスタンプ用インク。
  4. 前記スタンプ用インクは、無色のものである請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスタンプ用インク。
  5. 前記スタンプ用インクは、有色のものである請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスタンプ用インク。
  6. 前記粒子は、無機物質を含む材料で構成されたものである請求項1ないし5のいずれか1項に記載のスタンプ用インク。
  7. 前記粒子は、ランタノイドイオン含有の無機物質を含むものである請求項6に記載のスタンプ用インク。
  8. 前記粒子は、遷移金属イオン含有の無機物質を含むものである請求項6または7に記載のスタンプ用インク。
  9. 前記粒子は、無機物質で構成された母粒子が、アミノ基を有する化合物、カルボキシル基を有する化合物および糖よりなる群から選択される少なくとも1種で表面修飾されたものである請求項1ないし8のいずれか1項に記載のスタンプ用インク。
  10. 前記スタンプ用インクは、前記粒子を分散させる機能を有する分散媒として、水、アルコール系液体、ケトン系液体、グリコールエーテル系液体、グリコールジエーテル液体、および芳香族系液体よりなる群から選択される1種または2種以上を含むものである請求項1ないし9のいずれか1項に記載のスタンプ用インク。
  11. 前記スタンプ用インクは、前記粒子の分散剤として、水系もしくは非水系の高分子分散剤、低分子(界面活性剤)型分散剤、および、無機型分散剤よりなる群から選択される1種または2種以上含むものである請求項1ないし10のいずれか1項に記載のスタンプ用インク。
  12. 第1の波長に特異的に反応するアップコンバージョン発光する材料で構成された第1粒子と、
    前記第1の波長とは異なる第2の波長に特異的に反応するアップコンバージョン発光する材料で構成された第2粒子と、を備える請求項1ないし11のいずれか1項に記載のスタンプ用インク。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載のスタンプ用インクが含浸されたスタンプ台。
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