JPWO2017195478A1 - ユーザ装置、及び基地局 - Google Patents

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Abstract

移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置において、前記基地局からシステム情報の変更通知を受信する受信部と、前記受信部が、前記変更通知を受信した後に、前記システム情報を受信しない場合に、当該システム情報の送信を前記基地局に要求する制御部とを備える。

Description

本発明は、移動通信システムにおけるユーザ装置、及び基地局に関する。
3GPP(非特許文献1)で規定されているとおり、既存の移動通信システムにおいて、基地局からユーザ装置に対してシステム情報が送信される。各システム情報は基地局からセル内に周期的に送信される。
システム情報には、全てのユーザ装置が取得しなければならないシステム情報と、特定のユーザ装置のみが必要とするシステム情報がある。
全てのユーザ装置が取得しなければならないシステム情報としては、例えば、MIB(Master Information Block、SIB1(System information block type1)がある。MIBは、システム帯域幅等の基本的な情報を含み、SIB1は、SIB1以降のSIBのスケジューリング情報等を含む。
特定のユーザ装置のみが必要とするシステム情報としては、例えば、SIB17(WLANインターワーキング用)、SIB18、19(サイドリンク用)等がある。
3GPP TS 36.331 V12.8.0 (2015−12)
上述した特定のユーザ装置のみが必要とするシステム情報に関し、このような特定のユーザ装置がセルに存在しなかったり、存在しても、当該特定のユーザ装置が既に必要なシステム情報を有している場合等には、特定のユーザ装置のみでしか必要としないシステム情報を周期的に送信することは無駄であり、オーバーヘッドの増加につながる。
特に、超大容量、超低遅延等を目標とする次世代移動通信システム(5G、new RAT)においては、システム情報送信によるオーバーヘッドの削減が必要である。システム情報送信によるオーバーヘッドの削減に関連し、全ユーザ装置にとって必須のシステム情報を周期的に送信し、それ以外のシステム情報は、ユーザ装置からの要求に応じて送信する考えが提案されている(これをSystem Information On Demandと呼ぶ)。
System Information On Demandの実現にあたっては、システム情報の変更への対応、セル間でのシステム情報の相違への対応等が必要となるが、これらについての具体的な提案はされていない。また、ユーザ装置からシステム情報を要求する方法についても具体的な適切な提案はなされていない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、システム情報送信によるオーバーヘッドの削減を実現するための技術を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、
前記基地局からシステム情報の変更通知を受信する受信部と、
前記受信部が、前記変更通知を受信した後に、前記システム情報を受信しない場合に、当該システム情報の送信を前記基地局に要求する制御部と
を備えることを特徴とするユーザ装置が提供される。
本発明の実施の形態によれば、システム情報送信によるオーバーヘッドの削減を実現するための技術が提供される。
本発明の実施の形態における無線通信システムの構成図である。 本実施の形態におけるシステム情報の送信方法例を説明するための図である。 変更されたシステム情報を個別に取得する処理を示すシーケンス図である。 セル間でシステム情報が異なる場合の例を説明するための図である。 セル間でシステム情報が異なる場合におけるシーケンス図である。 セル間でシステム情報が異なる場合の他の例を説明するための図である。 システム情報が変わらないエリアを定義する場合の例を説明するための図である。 システム情報が変わらないエリアを定義する場合におけるシーケンス図である。 変形例1におけるシーケンス図である。 変形例1におけるユーザ装置20の動作を説明するためのフローチャートである。 変形例1におけるシーケンス図である。 変形例2におけるシーケンス図である。 変形例3におけるシーケンス図である。 変形例4−1におけるシーケンス図である。 変形例4−2におけるシーケンス図である。 変形例5におけるシーケンス図である。 SIB要求に係る基本的な処理シーケンスを示す図である。 SIB要求方法詳細例1を説明するための図である。 SIB要求方法詳細例1を説明するための図である。 SIB要求方法詳細例2を説明するための図である。 SIB要求方法詳細例3を説明するための図である。 SIB要求方法詳細例4を説明するための図である。 SIB要求方法詳細例5を説明するための図である。 基地局10の構成図である。 ユーザ装置20の構成図である。 制御装置40の構成図である。 ユーザ装置20、基地局10、及び制御装置40のハードウェア構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
本実施の形態の移動通信システムは、LTEに対応していることを想定している。ただし、本明細書で使用する「LTE」は、LTE−Advanced、及び、LTE−Advanced以降の方式(例:5G)を含む広い意味を有するものとする。なお、本発明の実施の形態はLTEに限らず、他の方式にも適用可能である。例えば、本発明の実施の形態は、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra−WideBand)、Bluetooth(登録商標)、もしくは、これらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
(システム構成、基本動作)
図1に、本実施の形態における移動通信システムの構成例を示す。図1に示すように、本実施の形態の移動通信システムは、セルを形成する基地局10、基地局10と無線による通信を行うユーザ装置20を有する。また、基地局10は、コアネットワーク30に接続されており、コアネットワーク30には、各ユーザ装置のモビリティ制御等を行う制御装置40が備えられている。
図1には、ユーザ装置20が1つだけ示されているが、一般には複数のユーザ装置が存在する。
本実施の形態では、基地局10は、全ユーザ装置にとって必須のシステム情報(例:システム帯域幅、システムフレーム番号、後述するvalue tag等)を、ユーザ装置20からの要求を受けることなく、周期的に送信(ブロードキャスト)する。必須のシステム情報を最小限のシステム情報と呼んでもよい。一方、全ユーザ装置にとって必須のシステム情報以外のシステム情報は、基本的に、ユーザ装置20からの要求に基づいて送信する。以下、便宜上、必須のシステム情報以外のシステム情報をSIBと呼ぶことにする。ただし、「SIB1」は必須のシステム情報に含まれるものとする。
基地局10がSIBを送信するために使用するチャネルは特定のチャネルに限定されないが、本実施の形態では、Idle状態のユーザ装置20でも受信できるCCCH(Common Control Channel、共通制御チャネル)で送信することとしている。ただし、後述する変形例、SIB要求方法詳細例においては、CCCH以外のチャネルも使用する。
例えば、基地局10は、SIB_Aの送信の要求をユーザ装置20から受信すると、SIB_Aをユーザ装置20に送信する。基地局10は、要求を受信してから、予め定められた期間の間、例えば、SIB_Aを周期的に送信する。当該期間の間にユーザ装置20は、SIB_Aを受信し、保持する。当該期間が終了すると、基地局10はSIB_Aの送信を停止する。
(SIBの変更時の動作について)
SIBの内容(パラメータの値、設定値等)は常に同じではなく、基地局10により変更される場合がある。SIBの内容が変更された場合、当該SIBを使用するユーザ装置20は、変更後のSIBを取得する必要がある。そのための動作例を図2を参照して説明する。ここでは、SIB_Aが変更される場合を例に説明する。なお、以下では、1つのSIBであるSIB_Aが変更される場合を示しているが、複数のSIBが変更される場合でも、各SIBについて、同様の処理がなされる。
図2において、Aで示す時点の前において、SIB_Aの送信/送信停止が既に行われており、ユーザ装置20はSIB_Aを保持している。ここでは、既に保持しているSIB_Aを旧SIB_Aと呼ぶことにする。例えば、A時点の前に(あるいはA時点で)、基地局10が変更後の新SIB_Aを送信することを決定すると、まず、Aの時点で、SIB_Aが変更されることを示す変更通知を送信する。この変更通知は、例えば、ページングメッセージ、又は、value tagである。本実施の形態における変更通知は、特定のSIB(ここではSIB_A)が変更されたことを示す情報を有する。ただし、変更通知は、変更されるSIBを特定せずに、いずれかのSIBが変更されたことを示す通知であってもよい。その場合、以下で説明するユーザ装置20によるSIB要求において指定されるSIBは、ユーザ装置20が必要とする全てのSIBになる。
図2において、基地局10は、変更通知を、A時点の1回だけ送信することとしてもよいし、所定期間(Cで示す期間)に複数回(例えば周期的に)送信することとしてもよい。特に、本実施の形態では、value tagは、必須のシステム情報(例:SIB1)に含まれており、常に周期的に送信されている。SIBの変更は、value tagの値の変更により通知される。
B時点で、基地局10は、新SIB_Aの送信を開始する。本例では、新SIB_Aは、Dで示す期間、周期的に繰り返し送信される。Dで示す期間が終了する(Fの時点)と、新SIB_Aの送信は停止される。ユーザ装置20は、Dで示す期間に、新SIB_Aを受信し、保持する。
なお、Cで示す期間(A時点からB時点)は、非特許文献1に記載されているBCCH modification periodであってもよい。また、A時点(最初の変更通知)よりも前のEの時点からBの時点(変更されたSIB送信開始時点)が、BCCH modification periodであってもよい。また、Dの期間の長さは、特定の長さに限定されないが、例えば、BCCH modification periodのN倍(Nは1以上の整数)であってもよい。
ここで、例えば、図2に示すA〜Fの期間に、ユーザ装置20が基地局10からの信号を受信できない状態にあった場合(例:電源がOFFであった等)、その後に、基地局10からの信号を受信できる状態になったユーザ装置20は、変更通知(例:value tag)により、SIB_Aが変更されたことを知るが、Dで示す新SIB_Aの送信期間が終了しているため、このままでは新SIB_Aを受信することができない。
そこで、本実施の形態では、ユーザ装置20が、変通通知によりSIBの変更を検知したが、変更後のSIBを受信しない場合に、ユーザ装置20が、基地局10に対して、変更後のSIBを要求するメッセージを送信する。当該要求メッセージを受信した基地局10は、要求された変更後のSIBを要求元のユーザ装置20に送信する。
上記の場合における処理シーケンスを図3を参照して説明する。この例では、変更されるSIBが1つ又は複数であることを示すためにSIB(s)という記載を用いている。また、当該SIB(s)は、ユーザ装置20にとって必要なSIBであるものとする。
ステップS101において、基地局10は、SIB(s)が変更されることを示す変更通知(ページングメッセージ又はvalue tag)を送信する。ステップS102において、ユーザ装置20は、変更通知を受信することにより、特定のSIB(s)が変更されたことを検知する。
図3の例では、ステップS101の前の時点で、変更されたSIB(s)の送信は終了しており、ステップS102でSIB(s)変更を検知したユーザ装置20は、変更後のSIB(s)を受信できない。
例えば、ユーザ装置20は、SIB(s)の変更を検知した時点から、SIB(s)が送信されるチャネル(本実施の形態ではCCCH)を監視しても変更後のSIB(s)を受信せずに所定時間が経過した場合に、変更されたSIB(s)の個別送信を要求する要求メッセージを基地局10に送信する(ステップS103)。当該要求メッセージには、例えば、ユーザ装置20が取得を希望するSIB(s)を指定する情報(例:SIBの番号)が含まれる。
なお、SIB(s)の変更を検知した時点から、変更されたSIB(s)を受信せずに所定時間が経過した時点で要求メッセージを送信することは一例である。その他のタイミングで要求メッセージを送信することとしてもよい。
要求メッセージを受信した基地局10は、当該ユーザ装置20に対して、要求されたSIB(s)を送信する(ステップS104)。ステップS104でのSIB(s)送信は、所定期間だけ行われ、所定期間が経過すると送信が停止される。
本実施の形態では、CCCHを用いて要求されたSIB(s)を送信する。また、ユーザ装置20への個別の送信とするために、CCCHで運ばれる信号(要求メッセージを含む)のヘッダ等(例:MACヘッダ)に、ユーザ装置20の識別情報が付されることとしてもよい。また、当該CCCH送信のリソースを通知する制御情報(例:PDCCHで送信されるDCI)に当該ユーザ装置20の識別情報が含まれることとしてもよい。また、CCCHでユーザ装置20を特定せずに送信を行ってもよい。この場合は、報知(ブロードキャスト送信)となる。
後述するSIB要求方法詳細例1〜5はいずれも、図3に示すSIB(s)の要求(S103)、及びSIB(s)の送信(S104)に適用することが可能である。
また、図3に示したように、SIBの要求、及び受信を行うユーザ装置20はIdle状態あるいはInactive状態にあることを想定しているが、connected状態において、図3に示した動作を行うこととしてもよい。
上述したCCCHの送信方法、及び、Idle状態あるいはInactive状態を想定するが、connected状態であってもよいことについては、以下で説明する全ての例(変形例を除く)に適用できる。
(有効期限切れによりSIB(s)を要求する場合の例)
上記の例では、ユーザ装置20が、SIB(s)が変更されたことを検知しても変更後のSIB(s)を受信しない場合に、基地局10に対してSIB(s)の送信要求を行うこととしているが、ユーザ装置20が基地局10に対してSIB(s)の送信要求を行うケースはこのケースに限られず、以下のようなケースもある。
本実施の形態におけるSIB(s)は、有効期限を有する。当該有効期限は、全てのSIBに共通でもよいし、SIB毎に異なるものであってもよい。また、有効期限は、基地局10からユーザ装置20に通知される値であってもよいし、予めユーザ装置20に設定されている値であってもよい。
あるSIBの有効期限がT時間であるとする。この場合、ユーザ装置20は、基地局10からSIBを受信し、保持した時点から、変更通知を受けないまま、T時間が経過した時点で、当該SIBの有効期限が満了したと判断し、図3のステップS103、S104を実行することで、当該SIBを取得し、新たに有効期限(T時間)の計測を開始する。このような動作がユーザ装置20が保持するSIB毎に実行される。
なお、例えば、ユーザ装置20が基地局10からSIBを受信した後に電源をOFFとし、次に電源をONした後、変更通知を受信しない場合でも、この時点で、有効期限が経過していれば、図3のステップS103、S104を実行することで、当該SIBを取得することになる。
(セル毎にSIB(s)が異なる場合の動作例)
同じ種類のSIBであってもセル毎にそのパラメータの値が異なる場合がある。既存のSIBを例にとると、例えば、SIB4における同周波数のセル固有のセル再選択パラメータの値はセル毎に異なる可能性がある。
図4は、そのような状況の一例を示す図である。図4の例では、セル1、セル2、セル3が存在し、それぞれのセルの基地局10により、在圏するユーザ装置からの要求に基づいてSIBxが送信される。ただし、セル1とセル3ではSIBxはパラメータAを有するのに対し、セル2では、SIBxは、パラメータAと異なるパラメータBを有する。
例えば、図4のケース2として示すように、セル1に在圏して、セル1で受信した有効期限内のSIBxを有するユーザ装置20が、Idle状態のまま移動して、セル3に遷移(セル再選択によりセル3にCamp on)したとする。セル3とセル1との間では、SIBxのパラメータは同じであるため、ユーザ装置20はセル1で取得したSIBxをセル3でも継続して使用できる。
一方、図4のケース1として示すように、セル1で受信した有効期限内のSIBxを有するユーザ装置20が、Idle状態のまま移動して、セル2に遷移(セル再選択によりセル2にCamp on)したとする。セル2とセル1との間では、SIBxのパラメータが異なるため、ユーザ装置20はセル1で取得したSIBxをセル2でも継続して使用することができない。あるいは、継続して使用した場合に、適切な動作が行われない可能性がある。本実施の形態では、ユーザ装置20からの要求がなければ、SIBxが送信されないから、このままでは、セル2において、適切なSIBxを用いないで動作を継続してしまう可能性がある。
そこで、本実施の形態では、以下の例1、例2に示す方法で、上記の問題を解決している。
<例1>
例1では、各セルにおいて、自セルの複数SIBの中で、隣接セルとはその内容(パラメータ等)が異なるSIBが存在する場合に、当該異なるSIBの識別情報(例:SIBの番号)を含む情報(これをSIB相違情報と呼ぶ)をセル内に通知する。例1では、例えば、自セルの周囲に複数の隣接セルがある場合、少なくとも1つの隣接セルにおいて自セルと内容の異なるSIBが存在する場合に、この通知がなされる。本実施の形態では、この通知は、必須システム情報(例:MIB、SIB1等)によりなされるが、これに限られるわけではない。必須システム情報(報知信号)以外の、セル内で周期的に送信される他の信号を用いて通知を行ってもよい。
より具体的には、例えば、図4のセル2において、SIBxの内容が隣接セル(図4の場合、セル1)のSIBxの内容と異なるので、セル2の基地局10は、SIBxが隣接セルのSIBxと異なることを示すSIB相違情報を通知する。SIB相違情報には、SIBxの識別情報が含まれる。
なお、SIB相違情報が送信されない場合には、ユーザ装置20は、全ての隣接セルにおいて、全てのSIBの内容は、自セルと同じであると見なす。また、全ての隣接セルにおいて、全てのSIBの内容は、自セルと同じである場合に、当該自セルの基地局10は、全ての隣接セルにおいて、全てのSIBの内容は、自セルと同じであることを示す情報を必須システム情報として通知してもよい。
一例として、図4において、セル1でSIBxを受信したユーザ装置20が、隣接セル(セル2)にIdle状態のまま遷移した場合(セル再選択を行った場合)を考える。ユーザ装置20は、セル2で受信するSIB相違情報により、隣接セルではSIBxが自セル(セル2)とは異なることを検知すると、自セルで基地局10にSIBx送信を要求し、SIBxを取得する。なお、SIB相違情報に基づくSIB送信要求/取得の動作は、セル再選択後に1回だけ行えばよいが、複数回行うこととしてもよい。
上記の動作の処理シーケンスを図5を参照して説明する。
ステップS201において、ユーザ装置20は、セル再選択を行って、あるセルに在圏する。当該セルでは、一例として、SIB3、SIB5、SIB6が隣接セルと異なっているものとする。そのため、基地局10は、SIB3、SIB5、SIB6が隣接セルと異なることを示すSIB相違情報を報知している(ステップS202)。
ユーザ装置20は、ステップS202で受信したSIB相違情報により、SIB3、SIB5、SIB6が隣接セルと異なることを把握すると、基地局10に対し、SIB3、SIB5、SIB6の個別送信を要求する要求メッセージを基地局10に送信する(ステップS203)。当該要求メッセージには、ユーザ装置20が取得を希望するSIB(s)を指定する情報(例:SIBの番号)が含まれる。なお、この例では、ユーザ装置20は、SIB3、SIB5、SIB6の全てを必要とするためにこれらを要求するが、仮に、SIB相違情報の中に、ユーザ装置20が必要としないSIBが含まれる場合、当該SIBについては送信要求を行わない。
要求メッセージを受信した基地局10は、当該ユーザ装置20に対して、要求されたSIB(s)を送信する(ステップS204)。本実施の形態では、CCCHにより要求されたSIB(s)を送信する。ステップS204でのSIB(s)送信は、所定期間だけ行われ、所定期間が経過すると送信が停止される。
後述するSIB要求方法詳細例1〜5はいずれも、図5に示すSIB(s)の要求(S203)、及びSIB(s)の送信(S204)に適用することが可能である。
<例2>
例1では、図4の例において、ユーザ装置20が、セル1からセル3に遷移する場合でも、セル1からセル2に遷移する場合と同様に、ユーザ装置20はセル3においてSIBxを取得する動作を実行する。セル3において、SIBxが隣接セル(ここではセル2)と異なることを示すSIB相違情報が報知されているためである。しかし、セル1とセル3とではSIBxの内容は同じであるので、無駄な動作となる。例2では、このような無駄な動作を解消する例を説明する。
例2は、例1と比べて、基地局10から送信されるSIB相違情報の内容が異なる。すなわち、例2において、各セル(自セル)で送信されるSIB相違情報には、どの隣接セルのどのSIBが、自セルと異なるかを示す情報が含まれる。図6を参照して一例を説明する。図6は、図4と同じ状況を示している。つまり、セル1とセル3においてSIBxはパラメータAを有するのに対し、セル2では、SIBxは、パラメータAと異なるパラメータBを有する。なお、図6においては、SIB相違情報をSIB1で報知する場合の例を示している。
例2において、セル1では、自セルのSIBxがセル2のSIBxと異なることを示すSIB相違情報が報知される。セル2では、自セルのSIBxがセル1及びセル3のSIBxと異なることを示すSIB相違情報が報知される。セル3では、自セルのSIBxがセル2のSIBxと異なることを示すSIB相違情報が報知される。
例2でも処理シーケンスは図5に示したものと同様である。ただし、例2では、ステップS202において、上述したようなSIB相違情報が報知され、ユーザ装置20は、遷移元のセルとの関係を考慮して、SIB送信要求が必要である場合にのみ、ステップS203、S204を実行する。
一例として、図6の例で、セル1でSIBxを受信したユーザ装置20が、セル2に遷移する場合、ユーザ装置20は、SIB相違情報により、セル2では、遷移元のセル1とSIBxが異なることを検知するので、セル2において、SIBxの要求、受信を実施する。
一方、図6の例で、セル1でSIBxを受信したユーザ装置20が、セル3に遷移する場合、ユーザ装置20は、SIB相違情報により、セル3では、遷移元のセル1と異なるSIBは存在しないことを検知するので、SIBxの要求、受信を実施しない。
(SIB(s)が変わらないエリアを定義する例)
本実施の形態に係る移動通信システムにおいて、セル間でSIBが変わらないエリアを設けて、当該エリアを出て、他のエリアに入る場合に、SIBの要求を行うこととしてもよい。当該エリアは、例えば、複数のセルからなるエリアである。また、SIBが変わらないとは、当該エリア内のセル内、セル間のいずれにおいても、全てのSIBの内容が変わらないことである。例えば、あるエリアのSIBとしてSIB_Aがある場合、当該SIB_Aのパラメータは、エリア内のどのセルでも同一である。以下、このようなエリアをSIB共通エリアと呼ぶ。
図7に一例を示す。図7の例では、SIB共通エリアAと、SIB共通エリアBが示されている。1つのSIB共通エリア内では、どのセルでも、各SIBの内容は変わらずに同一である。また、異なるSIB共通エリア間では、一般に各SIBの内容は異なるものとする。ただし、異なるSIB共通エリア間でも、各SIBの内容は同一であってもよい。
図7の例では、SIB共通エリアA内を移動するユーザ装置20は、在圏するセルの基地局10に対して、図5に示すようなSIB(s)の要求を行わない。一方、ユーザ装置20は、SIB共通エリアAからSIB共通エリアBに移動した場合には、例えば、図6で説明した例2の仕組みをエリアに適用して、ユーザ装置20が必要とするSIB(s)を取得する。
一例として、あるSIB共通エリアに属する各セルの基地局10は、当該SIB共通エリアの識別情報(ID)と、エリア単位でのSIB相違情報を、必須システム情報として報知する。例えば、図7の例で、SIB共通エリアAとSIB共通エリアBとの間で、SIBxの内容が異なるとする。この場合、SIB共通エリアAに属する各セルの基地局10は、エリアのIDとともに、SIB相違情報として、自エリアのSIBxは、SIB共通エリアBのSIBxと異なることを示す情報を報知(ブロードキャスト)する。また、SIB共通エリアBに属する各セルの基地局10は、エリアのIDとともに、SIB相違情報として、自エリアのSIBxは、SIB共通エリアAのSIBxと異なることを示す情報を報知(ブロードキャスト)する。
そして、例えば、SIB共通エリアAでSIBxを取得したユーザ装置20が、SIB共通エリアAから、SIB共通エリアBのあるセルに移動すると、当該ユーザ装置20は、必須システム情報に含まれるSIB共通エリアのIDから、SIB共通エリアBに遷移したことを検知するとともに、SIB相違情報から、SIB共通エリアBでは、遷移元のSIB共通エリアAに対して、SIBxが異なることを検知し、当該検知に応じて、在圏セルの基地局10に対してSIBxを要求し、SIBxを取得する。
なお、上記の例では、エリア単位のSIB相違情報を用いているが、当該SIB相違情報を使用しないこととしてもよい。この場合、ユーザ装置20は、SIB共通エリアのIDに基づき、異なるSIB共通エリアに移動したことを検知した場合に、自身が必要とするSIB(s)を在圏セルの基地局10に要求し、取得する。
上記の後者の例における処理シーケンスを図8を参照して説明する。ステップS301において、ユーザ装置20が、あるSIB共通エリアから別のSIB共通エリアに移動したことを検知する。すると、ステップS302において、ユーザ装置20は、自身が必要とするSIB(s)を在圏するセルの基地局10に要求する。そして、ユーザ装置20は、基地局10から、要求したSIB(s)を受信する(ステップS303)。ステップS303でのSIB(s)送信は、所定期間だけ行われ、所定期間が経過すると送信が停止される。
後述するSIB要求方法詳細例1〜5はいずれも、図8に示すSIB(s)の要求(S302)、及びSIB(s)の送信(S303)に適用することが可能である。
なお、SIB共通エリアのIDは、各基地局10に予め設定しておいてもよいし、コアネットワーク30の制御装置40が、SIB共通エリアとセル(基地局)との対応関係を管理して、制御装置40が各基地局に対して、当該対応関係に基づくSIB共通エリアのIDを通知することとしてもよい。例えば、制御装置40は、いくつかのセルにおいて、SIB(s)の内容が変更される場合において、SIB共通エリアとセル(基地局)との対応関係を更新し、更新後の当該対応関係に基づくSIB共通エリアのIDを各基地局に通知する。
(変形例)
これまでに説明した例では、ユーザ装置20が、SIB(s)をあるセルで取得していることを前提にして、その後、SIB(s)が変更される場合、及びユーザ装置20が別のセルに移動する場合等について説明した。
ここで、ユーザ装置20が、電源ON後にネットワークにattach(接続)する際に、ユーザ装置20がシステム情報を全く保持していない場合が考えられる。このように、あるセルにおいて、ユーザ装置20がシステム情報を全く保持していない場合に、ユーザ装置20は、以下のケースAとケースBをどのように判定すればよいのか明らかでないという課題(課題1と呼ぶ)がある。
ケースA)当該セル(当該セルの基地局)は、あるSIB(s)を常にブロードキャストすることを行っていないが、SIB(s)の機能に対応している。つまり、当該SIB(s)をサポートしている。
ケースB)当該セル(当該セルの基地局)は、あるSIB(s)の機能に対応していないので、当該SIB(s)のブロードキャストを全く行わない。
ケースAにおいて、あるSIB(s)を常にブロードキャストすることを行っていないとは、例えば、前述したように、通常時は全くブロードキャストを行わず、変更時に所定時間だけブローキャストを行うことである。また、ユーザ装置20からの要求に基づき、個別に当該SIB(s)が通知される。
ケースAは、例えば、次のケースに該当する。当該セルの基地局は、SIB13及びSIB15の常時ブロードキャストを行っていないが、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast Services)をサポートしている。例えば、ユーザ装置20は、別のセルで個別に通知されたSIB13及びSIB15のパラメータに対応した動作を当該セル上で行う。
また、ユーザ装置20がシステム情報を全く保持していない場合に、ユーザ装置20は、どのような具体的手順を実行して、ブロードキャストされていないSIB(s)を個別に取得するのか明らかでないという課題(これを課題2と呼ぶ)もある。
以下、変形例1において、課題1の解決方法と課題2の解決方法を説明する。また、変形例2〜5においては、課題2の解決方法のバリエーションを説明する。変形例2〜5における課題1の解決方法は、変形例1における課題1の解決方法と同じである。
<変形例1>
(1)課題1の解決方法
課題1の解決方法として、変形例(変形例1〜5)では、基地局10が、周期的にブロードキャストするシステム情報(例:MIB、SIB1、SIB2等)の中で、周期的にブロードキャストされてないSIB毎にvalue tagを送信する。なお、周期的にブロードキャストするシステム情報をブロードキャスト情報と呼んでもよい。当該value tagを受信したユーザ装置20は、該当セル(つまり基地局10)は、value tagが通知されたSIBの機能に対応していると判断する。逆に、value tagが通知されていないSIBに関しては、ユーザ装置20は、そのセルは当該SIBの機能に対応していないと判断する。
図9のシーケンス図を参照して、上記の手順の具体例を説明する。図9に示すように、基地局10は、SIB3のvalue tagの値として1を含み、SIB4のvalue tagの値として5を含み、SIB5のvalue tagの値として10を含むSIB1を送信(ブロードキャスト)する(ステップS401)。
SIB1を受信したユーザ装置20は、SIB1から、SIB3、SIB4、及びSIB5についてのvalue tagを検出するので、当該セルは、SIB3、SIB4、及びSIB5をサポートしていると判定する(ステップS402)。
図10は、SIB1を受信するユーザ装置20の動作をより詳細に示したフローチャートである。図10を参照して、SIB1を受信するユーザ装置20の動作例を説明する。
ユーザ装置20がSIB1を受信する(ステップS501)と、ステップS502〜S505の処理がフローチャートの手順に従って、SIB1以降、予め定められたSIBの数だけ繰り返される。図10の例では、予め定められたSIBの数は、標準仕様で規定しているSIBの数としているが、これに限られるわけではない。
ステップS502において、ユーザ装置20は、対象のSIBがブロードキャストされているか否かを判断する。つまり、ユーザ装置20は、対象のSIBを受信するか否かを判断する。対象のSIBがブロードキャストされている場合(ステップS502のYes)、ユーザ装置20は、当該セルは当該SIBをサポートしていると判断する(ステップS503)。
対象のSIBがブロードキャストされていない場合(ステップS502のNo)、ユーザ装置20は、SIB1で当該SIBのvalue tagが通知されているか否かを判断する(ステップS504)。SIB1で当該SIBのvalue tagが通知されていると判断された場合(ステップS504のYes)、ユーザ装置20は、当該セルは当該SIBをサポートしていると判断する(ステップS503)。SIB1で当該SIBのvalue tagが通知されていないと判断された場合(ステップS504のNo)、ユーザ装置20は、当該セルは当該SIBをサポートしていないと判断する(ステップS505)。
なお、課題1の解決方法として、上記のように、value tagを使用する方法の他、value tag以外の情報を用いる方法もある。この方法では、例えば、基地局10は、value tagとは別に、当該セルで対応しているSIB(s)を示すbitmap等の情報を、周期的にブロードキャストされるシステム情報(例:MIB、SIB1、SIB2等)に含める。当該システム情報を受信するユーザ装置20は、bitmap等の情報に基づき、当該セルにおいてサポートされるSIB(s)を判断する。
例えば、32ビットのbitmapを定義し、各ビットをSIBに対応付ける。一例として、MSBをSIB1に対応付け、SIB2を2番目のビット(2nd MSB)に対応付ける、といったように、SIBの番号とビットの位置を対応付けることが考えられる。また、ビットの値と対応/非対応との関係については、例えば、ビットが1であれば対応を意味し、ビットが0であれば非対応を意味すると定義することができる(この逆であってもよい)。この場合、例えば、ユーザ装置20は、MSBが1であれば、セルはSIB1に対応、0であればセルはSIB1に非対応、といった判断を行うことができる。
(2)課題2の解決方法
変形例1では、ユーザ装置20は、上述した方法により対応SIBを判定した後、RRC connection establishment procedure中のRRC connection request messageで、個別通知が必要なSIB(s)を基地局10に要求する。もしくは、ユーザ装置20は、RRC connection setup complete messageで個別通知が必要なSIB(s)を基地局10に要求することとしてもよい。その後、基地局10は、RRC connection reconfiguration procedureで、要求されたSIB(s)をユーザ装置20に個別に通知する。なお、ユーザ装置20がRRC connection request messageでSIB(s)を要求する場合、基地局10は、RRC connection setup messageでSIB(s)を送信してもよい。
また、後述するSIB要求方法詳細例1〜5のいずれかを適用して、ユーザ装置20が、SIB(s)の要求、及びSIB(s)の受信を行うこととしてもよい。ただし、後述するSIB要求方法詳細例1〜5に関しては、課題1の解決方法を実施しない場合でも適用可能である。
変形例1における、課題2の解決方法に係る動作例を図11のシーケンス図を参照して説明する。
既に説明したステップS401、S402により、ユーザ装置20は、当該セルにおいてSIB3、SIB4、及びSIB5がサポートされていると判断する。
ユーザ装置20は、基地局10との接続確立のために、RRC connection request messageを基地局10に送信する(ステップS403)と、基地局10からユーザ装置20にRRC connection setup messageが送信される(ステップS404)。続いて、ユーザ装置20は、RRC connection setup complete messageを基地局10に送信し(ステップS405)、基地局10はユーザ装置20にRRC connection reconfiguration messageを送信する(ステップS406)。そして、ユーザ装置20は、RRC connection reconfiguration complete messageを基地局10に送信する(ステップS407)。
上記の手順において、ユーザ装置20は、ステップS403(RRC connection request message)で、SIB3、SIB4、及びSIB5の送信を基地局10に要求する。この場合、基地局10は、ステップS404(RRC connection setup message)又はステップS406(RRC connection reconfiguration message)で、SIB3、SIB4、及びSIB5をユーザ装置20に個別に送信する。
また、ユーザ装置20は、ステップS405(RRC connection setup complete message)で、SIB3、SIB4、及びSIB5の送信を基地局10に要求することとしてもよい。この場合、基地局10は、ステップS406(RRC connection reconfiguration message)で、SIB3、SIB4、及びSIB5をユーザ装置20に個別に送信する。
<変形例2>
変形例2では、ユーザ装置20は、変形例1で説明した課題1の解決方法により対応SIBを判定した後、RRC connection resume procedure中のRRC connection resume request messageで、個別通知が必要なSIB(s)を基地局10に要求する。もしくは、ユーザ装置20は、RRC connection resume complete messageで個別通知が必要なSIB(s)を基地局10に要求することとしてもよい。その後、基地局10は、RRC connection reconfiguration procedureで、要求されたSIB(s)をユーザ装置20に個別に通知する。なお、ユーザ装置20がRRC connection resume request messageでSIB(s)を要求する場合、基地局10は、RRC connection resume messageでSIB(s)を送信してもよい。
変形例2における、動作例を図12のシーケンス図を参照して説明する。
ステップS601、S602により、ユーザ装置20は、当該セルにおいてSIB3、SIB4、及びSIB5がサポートされていると判断する。
ユーザ装置20は、基地局10との接続再開のために、RRC connection resume request messageを基地局10に送信する(ステップS603)と、基地局10からユーザ装置20にRRC connection resume messageが送信される(ステップS604)。続いて、ユーザ装置20は、RRC connection resume complete messageを基地局10に送信し(ステップS605)、基地局10はユーザ装置20にRRC connection reconfiguration messageを送信する(ステップS606)。そして、ユーザ装置20は、RRC connection reconfiguration complete messageを基地局10に送信する(ステップS607)。
上記の手順において、ユーザ装置20は、ステップS603(RRC connection resume request message)で、SIB3、SIB4、及びSIB5の送信を基地局10に要求する。この場合、基地局10は、ステップS604(RRC connection resume message)又はステップS606(RRC connection reconfiguration message)で、SIB3、SIB4、及びSIB5をユーザ装置20に個別に送信する。
また、ユーザ装置20は、ステップS605(RRC connection resume complete message)で、SIB3、SIB4、及びSIB5の送信を基地局10に要求することとしてもよい。この場合、基地局10は、ステップS606(RRC connection reconfiguration message)で、SIB3、SIB4、及びSIB5をユーザ装置20に個別に送信する。
<変形例3>
変形例3では、ユーザ装置20は、変形例1で説明した課題1の解決方法により対応SIBを判定した後、RRC connection establishment procedure完了後の、UE capability transfer procedure中のUE capability information messageで、個別通知が必要なSIB(s)を基地局10に要求する。その後、基地局10は、RRC connection reconfiguration procedureで、要求されたSIB(s)をユーザ装置20に個別に通知する。
変形例3における動作例を図13のシーケンス図を参照して説明する。
ステップS701、S702により、ユーザ装置20は、当該セルにおいてSIB3、SIB4、及びSIB5がサポートされていると判断する。
ユーザ装置20は、基地局10との接続確立のために、RRC connection request messageを基地局10に送信する(ステップS703)と、基地局10からユーザ装置20にRRC connection setup messageが送信される(ステップS704)。続いて、ユーザ装置20は、RRC connection setup complete messageを基地局10に送信し(ステップS705)、基地局10はユーザ装置20にUE capability enquiry messageを送信する(ステップS706)。そして、ユーザ装置20は、UE capability information messageを基地局10に送信する(ステップS707)。
そして、基地局10はユーザ装置20にRRC connection reconfiguration messageを送信し(ステップS708)、ユーザ装置20は、RRC connection reconfiguration complete messageを基地局10に送信する(ステップS709)。
上記の手順において、ユーザ装置20は、ステップS707(UE capability information message)で、SIB3、SIB4、及びSIB5の送信を基地局10に要求する。基地局10は、ステップS709(RRC connection reconfiguration message)で、SIB3、SIB4、及びSIB5をユーザ装置20に個別に送信する。
<変形例4>
変形例4では、ユーザ装置20がシステム情報を個別に取得するための新規procedureを使用する。ユーザ装置20は、変形例1で説明した課題1の解決方法により対応SIBを判定した後、RRC connection establishment procedure完了前、もしくは完了後に、上記の新規procedureを使用して、個別通知が必要なSIB(s)を基地局10に要求し、基地局10から、要求されたSIB(s)を受信する。
以下では、RRC connection establishment procedure完了前に新規procedureを使用する場合を変形例4−1として説明し、RRC connection establishment procedure完了後に新規procedureを使用する場合を変形例4−2として説明する。
<変形例4−1>
変形例4−1における動作例を図14のシーケンス図を参照して説明する。
ステップS801、S802により、ユーザ装置20は、当該セルにおいてSIB3、SIB4、及びSIB5がサポートされていると判断する。図14のAで示すS803〜S805が新規procedureである。
ユーザ装置20は、SIB3、SIB4、及びSIB5の送信を要求するSystem Information Enquiryを基地局10に送信する(ステップS803)と、基地局10からユーザ装置20にSIB3、SIB4、及びSIB5を含むSystem Information reconfigurationが送信される(ステップS804)。ユーザ装置20は、SIB3、SIB4、及びSIB5の設定(格納)が完了すると、System Information reconfiguration completeを基地局10に送信する(ステップS805)。
その後、ステップS806〜S808により、RRC connectionが確立される。
<変形例4−2>
変形例4−2における動作例を図15のシーケンス図を参照して説明する。
ステップS851、S852により、ユーザ装置20は、当該セルにおいてSIB3、SIB4、及びSIB5がサポートされていると判断する。図15のAで示すS856〜S858が新規procedureである。
ステップS853〜S855により、RRC connectionが確立される。その後、ユーザ装置20は、SIB3、SIB4、及びSIB5の送信を要求するSystem Information Enquiryを基地局10に送信する(ステップS856)と、基地局10からユーザ装置20にSIB3、SIB4、及びSIB5を含むSystem Information reconfigurationが送信される(ステップS857)。ユーザ装置20は、SIB3、SIB4、及びSIB5の設定(格納)が完了すると、System Information reconfiguration completeを基地局10に送信する(ステップS858)。
<変形例5>
変形例5では、ユーザ装置20は、変形例1で説明した課題1の解決方法により対応SIBを判定した後、RRC connection establishment procedure実施前のRA preambleにより、ユーザ装置20に対する個別通知が必要なSIB(s)を基地局10に要求する。その後、基地局10は、Random Access Responseで、要求されたSIB(s)をユーザ装置20に個別に通知する。
例えば、特定のSIB(s)を要求するRA preamble sequenceを該当セル(つまり、基地局10)の中で確保(reserve)し、ユーザ装置20は要求するSIB(s)に応じたRA preambleを送信する。
一例として、LTEを例にとると、1セル当たり64個あるpreamble sequenceの中から、1番目のsequenceをSIB3用、2番目をSIB4、3番目をSIB5、4番目をSIB3+SIB4、....といった具合に設定する。これらのpreamble sequenceと要求するSIBとのマッピング情報については、例えば、基地局10から周期的にブロードキャストされるシステム情報(例:SIB1)によりユーザ装置20に通知される。なお、RA preambleによりSIB(s)を要求する方法に関しては、より詳細な例をSIB要求方法詳細例として後述する。
変形例5における動作例を図16のシーケンス図を参照して説明する。
ステップS901、S902により、ユーザ装置20は、当該セルにおいてSIB3、SIB4、及びSIB5がサポートされていると判断する。
ユーザ装置20は、SIB3、SIB4、及びSIB5の送信を要求するRandom Access Preambleを基地局10に送信する(ステップS903)と、基地局10からユーザ装置20に、SIB3、SIB4、及びSIB5を含むRandom Access Responseが送信される(ステップS904)。その後、ステップS905〜S907により、RRC connectionが確立する。
(SIB要求方法詳細例)
次に、ユーザ装置20が基地局10に対してシステム情報を要求する方法の詳細例を説明する。これまでの説明と同様、明細書において、便宜上、要求に係るシステム情報をSIBと呼ぶ。「SIB要求方法詳細例」において説明する各SIB要求方法は、矛盾が生じない限り、本実施の形態におけるいずれのSIB要求のステップにも適用可能である。
図17は、SIB要求に係る基本的な処理シーケンスを示す。図17に示すとおり、基地局10から、最小限のシステム情報(Minimum System Information)が送信され、ユーザ装置20が当該最小限のシステム情報を受信する(ステップS1001)。当該最小限のシステム情報は、基地局10から周期的に、常時、ブロードキャストされるシステム情報である。また、オプショナルなシステム情報が周期的に基地局10からブロードキャストされてもよい(ステップS1002)。
ステップS1003において、ユーザ装置20からの要求に基づき、基地局10は、その他のシステム情報としてのSIB(other system information via on-demand basis)を送信する。これまでに説明したように、当該SIBは、基地局10からユーザ装置20に対し、ブロードキャストあるいは個別シグナリングにより送信される。
図17におけるユーザ装置20は、RRC_CONNECTED状態、RRC_INACTIVE状態、又はRRC_IDLE状態にある。
RRC_IDLE状態又はINACTIVE状態のユーザ装置20が、SIB(s)を基地局10に要求し、取得する処理の例として、例えば、図18、図19に示す例と図20に示す例がある。図18、図19に示す例と図20に示す例をそれぞれSIB要求方法詳細例1、SIB要求方法詳細例2として説明する。
<SIB要求方法詳細例1>
図18に示す例では、ステップS1012において、ユーザ装置20は、ランダムアクセス手順のメッセージ1(RA preamble)でSIB(s)の要求(Other System Information Request)を基地局10に送信する。ステップS1013において、基地局10は、要求されたSIB(s)を、ブロードキャスト又は個別シグナリングでユーザ装置20に送信する。
図18に示す例のように、RA preambleのみを用いてSIB(s)を要求する場合、RA preambleと要求するSIBとを対応付ける。例えば、Preamble#1=SIB1、Preamble#2=SIB2、Preamble#3=SIB1+SIB2.....のように対応付けを行うことが考えられる。これにより、基地局10は、受信するRA preambleにより、要求されたSIB(s)を把握できる。
しかし、上記の方法では、非常に多くのRA preamble系列数が必要になる。例えば、Rel−13 LTEではSIB1〜SIB20までの20個のSIBが規定されている。この場合に、20個のSIBの中から、1〜20個のSIBを要求する全ての組み合せを考えると、2020+…+2020=1048575個のRA preambleが必要になる。一方、LTEでは1cell当たりのRA preamble数は64であり、このままでは上記の組み合わせを考慮したSIB要求を行うことができない。
代替案として、ユーザ装置20は、1つのRA preambleで1つのSIBのみ要求してもよい。ユーザ装置20が複数のSIBを要求する場合には、RACH送信タイミングを要求SIB毎に分けて、各RACH送信タイミングで1つのSIBを要求する。この場合の処理例を図19に示す。図19は、LTEでのPRACH locationを例として使用している。図19に示すとおり、ユーザ装置20は、Aで示すRACH送信タイミングでSIB3を要求するRA preambleを送信し、Bで示すRACH送信タイミングでSIB4を要求するRA preambleを送信し、Cで示すRACH送信タイミングでSIB5を要求するRA preambleを送信する。この例では、ユーザ装置20は、3つのRA preambleを時間を分けて送信するため、SIB3、SIB4、SIB5の3つのSIBを要求するのに20msかかる。
<SIB要求方法詳細例2>
図20に示す例では、RA preambleとRA responseの送受信(S1022、S1023)の後、ステップS1024において、ユーザ装置20は、ランダムアクセス手順におけるメッセージ3(例:RRCメッセージ、又は、MAC CE)でSIB(s)の要求(Other System Information Request)を基地局10に送信する。ステップS1025において、基地局10は、要求されたSIB(s)を、ブロードキャスト又は個別シグナリングでユーザ装置20に送信する。
図20に示す例のように、メッセージ3を用いてSIBを要求する場合、ユーザ装置20は、要求するSIBの情報を含むRRCメッセージ、又は、要求するSIBの情報を含むMAC CE(MAC Control Element)をPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)で送信する。要求するSIBの情報は例えば20bit長のbitmapである。当該bitmapの各bitのon/offでどのSIBを要求するかが通知される。なお、メッセージ3を用いる場合、基地局10の処理負荷が上がり、Msg.2/3向けにより多くのリソースが必要になると考えられる。
本実施の形態において、SIB要求方法として、上述したRA preambleのみを使用する方法(例:図19に示した方法)とメッセージ3を利用する方法のいずれも使用することが可能である。ただし、上述したように、SIB取得に時間がかかったり、処理負荷が上がる可能性がある。以下では、これらの課題を解決したSIB要求方法の例として、SIB要求方法詳細例3〜SIB要求方法詳細例5を説明する。
<SIB要求方法詳細例3>
SIB要求方法詳細例3の全体の処理手順は、図18に示したSIB要求方法詳細例1の処理手順と同じである。ただし、SIB要求方法詳細例3では、図18のステップS1012においてユーザ装置20から送信されるSIB要求信号が、SIB要求方法詳細例1における信号とは異なる。
SIB要求方法詳細例3では、図18のステップS1012において、ユーザ装置20は、図21に示すPreamble formatのメッセージをPRACH(Physical Random Access Channel)で基地局10に送信する。図21に示すPreamble formatは、RA preambleにSIBの要求有無を示すbitmapを追加した系列に、GT(Guard Time)とCPを追加したformatである。bitmapは、例えば20ビットであり、各bitのon/offで要求SIBが指定される。
図21に示すPreamble formatを用いてSIB要求を行うことにより、多くのSIB(s)を迅速に取得することが可能となる。
<SIB要求方法詳細例4>
図22は、SIB要求方法詳細例4での処理手順を示す図である。ユーザ装置20は、最小限のシステム情報を受信した(ステップS1101)後、要求するSIB(s)を示すbitmapを含むメッセージ(RRCメッセージ、又は、MAC CE)とRA preambleとを同一TTI(Transmission Time Interval)で送信する(ステップS1102)。1TTIは、例えば1サブフレームである。また、1TTIが、1スロットであってもよい。ステップS1102におけるRA preambleはPRACHで送信され、bitmapを有するメッセージはPUSCHで送信される。
メッセージ送信のためのPUSCHリソースに関し、例えば、RA Preambleが送信される同じ時間領域(TTI)の別の周波数リソースがPUSCH用に予め割り当てられている。ユーザ装置20は当該リソースを利用して、bitmapを有するメッセージのPUSCH送信を行う。また、RA Preambleには、ユーザ装置20を識別する識別情報が含まれる。あるいは、RA Preambleの送信リソースが、ユーザ装置20を識別する識別情報であってもよい。
メッセージに含まれるbitmapは、これまでに説明したbitmapと同様であり、各bitのon/offで要求SIBが指定される。
ステップS1103において、bitmapを有するメッセージにより要求されたSIB(s)が基地局10からユーザ装置20に送信される。基地局10は、ステップS1102で受信したRA Preamble(あるいはRA Preambleの送信リソース)に含まれるユーザ装置20の識別情報を使用して、ユーザ装置20宛てに要求されたSIB(s)を送信することができる。
上記のように、RA preambleと、bitmapを有するメッセージとを1TTIで送信することで、多くのSIB(s)を迅速に取得することが可能となる。
<SIB要求方法詳細例5>
図23は、SIB要求方法詳細例5での処理手順を示す図である。ユーザ装置20は、最小限のシステム情報を受信した(ステップS1201)後、要求する全てのSIB(s)の中の一部のSIB(s)をRA preambleで要求する(ステップS1202)。ステップS1202におけるSIBの要求においては、SIB要求方法詳細例1で説明したように、RA preambleとSIBとを対応付ける方法を用いる。あるいは、SIB要求方法詳細例3で説明したように、図21に示すpreamble formatを使用してbitmapでSIB(s)を要求してもよい。
ステップS1203において、基地局10は、RA responseを送信すると同時に、ステップS1202のRA preambleで要求されたSIB(s)を送信する。ユーザ装置20は、RA response と、RA preambleで要求したSIB(s)を基地局10から受信する。
ステップS1204において、ユーザ装置20は、要求する残りのSIB(s)を指定したbitmapを含むメッセージ3(RRCメッセージ、又は、MAC CE)を基地局10に送信する。bitmapは、これまでに説明したbitmapと同様であり、各bitのon/offで要求SIBが指定される。
ステップS1205において、ユーザ装置20は、メッセージ3で要求したSIB(s)を基地局10から受信する。
例えば、LTEのSIBを例に挙げて説明すると、ユーザ装置20は、LTE内のcell reselection用に必要なSIB2〜SIB5をRA preambleで要求し、SIB6以降のSIBをメッセージ3のbitmapで要求する。RA preambleによるSIB要求においてRA preambleとSIBとを対応付ける方法を用いるとすると、必要なRA preambleの数は、=15となり、RA preambleのみを用いてSIBを要求する場合に比べて非常に小さな数となる。
以上、実施の形態と変形例、及びSIB要求方法詳細例において様々な例を説明したが、各例は組み合わせて実施することが可能である。
(装置構成)
次に、本発明の実施の形態における基地局10、ユーザ装置20、制御装置40の構成例を示す。
<基地局10>
図24に、基地局10の機能構成図を示す。図24に示すように、基地局10は、信号送信部11、信号受信部12、システム情報送信制御部13を含む。
信号送信部11は、基地局10から送信されるべき上位のレイヤの情報から、物理レイヤの各種信号を生成し、送信する機能を含む。信号受信部12は、ユーザ装置20から各種の上り信号を受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。
システム情報送信制御部13は、本実施の形態及び変形例及びSIB要求方法詳細例で説明した、基地局10からのシステム情報の送信の制御を実施する。例えば、システム情報送信制御部13は、システム情報の変更を行う場合に、変更通知を信号送信部11を介して送信し、信号受信部12を介して、ユーザ装置20から、特定のSIBを指定したSIBの送信要求を受信すると、当該SIBを信号送信部11を介してユーザ装置20に送信する。また、システム情報送信制御部13は、SIB相違情報の作成/送信制御、SIB共通エリアのIDの送信制御等を実施する。また、システム情報送信制御部13は、SIB共通エリアのIDを制御装置40から受信し、保持する機能も含む。また、システム情報送信制御部13は、各変形例及び各SIB要求方法詳細例で説明したように、ユーザ装置20から、特定のSIB(s)の個別送信の要求を信号受信部12を介して受信すると、要求されたSIB(s)を信号送信部11を介して個別送信する機能を含む。なお、システム情報送信制御部13が、信号送信部11及び/又は信号受信部12に含まれていてもよい。
図24に示す基地局10の構成は、全体をハードウェア回路(例:1つ又は複数のICチップ)で実現してもよいし、一部をハードウェア回路で構成し、その他の部分をCPU及びメモリとプログラムとで実現してもよい。
<ユーザ装置20>
図25に、ユーザ装置20の機能構成図を示す。図25に示すように、ユーザ装置20は、信号送信部21、信号受信部22、システム情報格納部23、システム情報取得制御部24を含む。
信号送信部21は、ユーザ装置20から送信されるべき上位のレイヤの情報から、物理レイヤの各種信号を生成し、基地局10に対して送信する機能を含む。信号受信部22は、基地局10から各種の下り信号を受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。
システム情報格納部23は、基地局10から受信したシステム情報を格納する。格納されたシステム情報におけるパラメータを用いることで、例えば、信号送信部21/信号受信部22により信号の送受信動作等が行われる。
システム情報取得制御部24は、本実施の形態及び変形例及びSIB要求方法詳細例で説明した、システム情報の要求/受信に係る制御を実行する。例えば、システム情報取得制御部24は、信号受信部22を介して変更通知を基地局10から受信すると、当該変更通知で示された変更されるSIB(s)の中で、自身が必要とするSIB(s)を、信号送信部21を介して基地局10に要求し、信号受信部22を介して取得する。また、システム情報取得制御部24は、システム情報格納部23に格納されている各SIBの有効期限を管理しており、有効期限が切れたSIBを基地局10に要求する。
また、システム情報取得制御部24は、ユーザ装置20が、あるセルから別のセルに遷移した際に、当該別のセルで受信するSIB相違情報、SIB共通エリアのID等に基づいて、SIB(s)要求の要否を判断し、要であれば、SIB(s)の要求、取得を実施する。システム情報取得制御部24は、基地局10から取得したSIBをシステム情報格納部23に格納する。
また、システム情報取得制御部24は、図10に示したフローに従って、周期的にブロードキャストされるシステム情報におけるvalue tagに基づき、在圏セルでの対応/非対応のSIB(s)を判断することができる。また、システム情報取得制御部24は、信号送信部21を介して、SIB(s)を基地局10に要求し、信号受信部22を介して、基地局10からSIB(s)を取得する機能を含む。なお、システム情報取得制御部24は、信号送信部21及び/又は信号受信部22に含まれていてもよい。
図25に示すユーザ装置20の構成は、全体をハードウェア回路(例:1つ又は複数のICチップ)で実現してもよいし、一部をハードウェア回路で構成し、その他の部分をCPU及びメモリとプログラムとで実現してもよい。
<制御装置40>
図26に、制御装置40の機能構成図を示す。図26に示すように、制御装置40は、エリア−基地局対応情報管理部41、ID通知部42を含む。エリア−基地局対応情報管理部41は、SIB共通エリアのIDと基地局(あるいはセル)との対応関係を管理し、当該対応関係の情報を保持している。
ID通知部42は、例えば、エリア−基地局対応情報に変更があった場合に、該当する各基地局に対して、当該基地局が属するSIB共通エリアのIDを通知する。
図26に示す制御装置40の構成は、全体をハードウェア回路(例:1つ又は複数のICチップ)で実現してもよいし、一部をハードウェア回路で構成し、その他の部分をCPU及びメモリとプログラムとで実現してもよい。
以上、基地局10、ユーザ装置20、制御装置40の構成を説明したが、上記の構成は一例であり、機能区分、機能部の名称等は、上記の例に限られない。
<ハードウェア構成>
上記のブロック図(図24〜図26)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態における基地局10、ユーザ装置20、及び制御装置40のそれぞれは、本実施の形態における処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図27は、本発明の一実施の形態に係る基地局10、ユーザ装置20、及び制御装置40のそれぞれのハードウェア構成の一例を示す図である。基地局10、ユーザ装置20、及び制御装置40は、ハードウェアとしては同様の構成を備えるため、1つの図(図27)にこれらのハードウェア構成を示している。
図27に示すとおり、上述の基地局10、ユーザ装置20、及び制御装置40は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局10、ユーザ装置20、及び制御装置40のハードウェア構成は、図に示した各装置(各部)を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局10、ユーザ装置20、及び制御装置40における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御し、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、及びデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、基地局10の信号送信部11、信号受信部12、システム情報送信制御部13は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、ユーザ装置20の信号送信部21、信号受信部22、システム情報格納部23、システム情報取得制御部24は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、制御装置40のエリア−基地局対応情報管理部41、ID通知部42は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。
上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などのうちの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本実施の形態で説明した処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどのうちの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介して装置間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、ユーザ装置20の信号受信部22、及び、信号送信部21は通信装置1004で実現されてもよい。また、基地局10の信号送信部11、及び、信号受信部12は、通信装置1004で実現されてもよい。また、制御装置40のID通知部42は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局10、ユーザ装置20、及び制御装置40は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本実施の形態により、移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、前記基地局からシステム情報の変更通知を受信する受信部と、前記受信部が、前記変更通知を受信した後に、前記システム情報を受信しない場合に、当該システム情報の送信を前記基地局に要求する制御部とを備えることを特徴とするユーザ装置が提供される。
上記の構成により、ユーザ装置からの要求に基づいて基地局がシステム情報を送信する方式において、システム情報が変更される場合でも、基地局はユーザ装置からの要求に基づくシステム情報の送信を行うことができるため、システム情報送信によるオーバーヘッドの削減を実現することができる。
前記制御部は、前記基地局から受信したシステム情報の有効期限が切れたことを検知した場合に、当該システム情報の送信を前記基地局に要求することとしてもよい。この構成により、ユーザ装置は、有効期限内のシステム情報を継続して保持することが可能となる。
また、本実施の形態により、移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、前記基地局から、隣接セルにおけるシステム情報が当該基地局のセルにおけるシステム情報と異なることを示す相違情報を受信する受信部と、前記受信部により受信した前記相違情報に示される前記システム情報の送信を前記基地局に要求する制御部とを備えることを特徴とするユーザ装置が提供される。
上記の構成により、ユーザ装置からの要求に基づいて基地局がシステム情報を送信する方式において、システム情報がセル間で異なる場合でも、基地局は、隣接セルと異なるシステム情報を常に報知するといった動作を行うことなく、ユーザ装置からの要求に基づくシステム情報の送信を行うことができるため、システム情報送信によるオーバーヘッドの削減を実現することができる。
また、本実施の形態により、移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、前記基地局から、セル間でシステム情報が共通であるエリアの識別情報を受信する受信部と、前記受信部により受信した前記識別情報に基づいて、前記ユーザ装置が、別エリアから前記エリアに移動したことを検知した場合に、システム情報を前記基地局に要求する制御部とを備えることを特徴とするユーザ装置が提供される。
上記の構成により、ユーザ装置からの要求に基づいて基地局がシステム情報を送信する方式において、システム情報がエリア間で異なる場合でも、基地局は、隣接エリアと異なるシステム情報を常に報知するといった動作を行うことなく、ユーザ装置からの要求に基づくシステム情報の送信を行うことができるため、システム情報送信によるオーバーヘッドの削減を実現することができる。
また、変形例により、移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、前記基地局から周期的に送信されるブロードキャスト情報を受信する受信部と、前記受信部により受信したブロードキャスト情報から、前記基地局が所定のシステム情報をサポートしていることを示す情報を検出した場合に、当該所定のシステム情報を前記基地局に要求し、当該所定のシステム情報を前記基地局から取得する制御部とを備えることを特徴とするユーザ装置が提供される。この構成により、基地局は、所定のシステム情報を周期的に、常時送信する必要がなくなるので、システム情報送信によるオーバーヘッドの削減を実現することができる。
例えば、前記制御部は、前記所定のシステム情報を示すビットマップと、ランダムアクセスプリアンブルとを含む信号を前記基地局に送信することにより、前記所定のシステム情報を要求することができる。また、前記制御部は、前記所定のシステム情報を示すビットマップを含むメッセージと、ランダムアクセスプリアンブルとを同一TTI内で前記基地局に送信することにより、前記所定のシステム情報を要求することとしてもよい。また、前記制御部は、前記所定のシステム情報の一部に対応するランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信することにより、前記所定のシステム情報の一部を要求し、当該一部のシステム情報を除く前記所定のシステム情報を示すビットマップを含むメッセージを前記基地局に送信することにより、当該一部のシステム情報を除く前記所定のシステム情報を要求することとしてもよい。
また、本実施の形態により、移動通信システムにおいてユーザ装置と通信を行う基地局であって、隣接セルにおけるシステム情報が当該基地局のセルにおけるシステム情報と異なることを示す相違情報を送信する送信部と、前記ユーザ装置から、前記相違情報に示される前記システム情報の送信の要求を受信する受信部と、を備え、前記受信部が前記要求を受信した場合に、前記送信部は、前記システム情報を前記ユーザ装置に送信することを特徴とする基地局が提供される。
上記の構成により、ユーザ装置からの要求に基づいて基地局がシステム情報を送信する方式において、システム情報がセル間で異なる場合でも、基地局は、隣接セルと異なるシステム情報を常に報知するといった動作を行うことなく、ユーザ装置からの要求に基づくシステム情報の送信を行うことができるため、システム情報送信によるオーバーヘッドの削減を実現することができる。
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE−Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra−WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
また、本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンスなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、メッセージは信号であってもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。また、参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本明細書において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置20との通信のために行われる様々な動作は、基地局10および/または基地局10以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局10以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS−GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(enhanced NodeB)、ベースステーション(Base Station)、gNB、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa,an,及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
本特許出願は2016年5月12日に出願した日本国特許出願第2016−96525号、及び2016年8月10日に出願した日本国特許出願第2016−158262号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2016−96525号及び日本国特許出願第2016−158262号の全内容を本願に援用する。
10 基地局
11 信号送信部
12 信号受信部
13 システム情報送信制御部
20 ユーザ装置
21 信号送信部
22 信号受信部
23 システム情報格納部
24 システム情報取得制御部
30 コアネットワーク
40 制御装置
41 エリア−基地局対応情報管理部
42 ID通知部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (9)

  1. 移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、
    前記基地局からシステム情報の変更通知を受信する受信部と、
    前記受信部が、前記変更通知を受信した後に、前記システム情報を受信しない場合に、当該システム情報の送信を前記基地局に要求する制御部と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  2. 前記制御部は、前記基地局から受信したシステム情報の有効期限が切れたことを検知した場合に、当該システム情報の送信を前記基地局に要求する
    ことを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、
    前記基地局から、隣接セルにおけるシステム情報が当該基地局のセルにおけるシステム情報と異なることを示す相違情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信した前記相違情報に示される前記システム情報の送信を前記基地局に要求する制御部と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  4. 移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、
    前記基地局から、セル間でシステム情報が共通であるエリアの識別情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信した前記識別情報に基づいて、前記ユーザ装置が、別エリアから前記エリアに移動したことを検知した場合に、システム情報を前記基地局に要求する制御部と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  5. 移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、
    前記基地局から周期的に送信されるブロードキャスト情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信したブロードキャスト情報から、前記基地局が所定のシステム情報をサポートしていることを示す情報を検出した場合に、当該所定のシステム情報を前記基地局に要求し、当該所定のシステム情報を前記基地局から取得する制御部と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  6. 前記制御部は、前記所定のシステム情報を示すビットマップと、ランダムアクセスプリアンブルとを含む信号を前記基地局に送信することにより、前記所定のシステム情報を要求する
    ことを特徴とする請求項5に記載のユーザ装置。
  7. 前記制御部は、前記所定のシステム情報を示すビットマップを含むメッセージと、ランダムアクセスプリアンブルとを同一TTI内で前記基地局に送信することにより、前記所定のシステム情報を要求する
    ことを特徴とする請求項5に記載のユーザ装置。
  8. 前記制御部は、前記所定のシステム情報の一部に対応するランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信することにより、前記所定のシステム情報の一部を要求し、当該一部のシステム情報を除く前記所定のシステム情報を示すビットマップを含むメッセージを前記基地局に送信することにより、当該一部のシステム情報を除く前記所定のシステム情報を要求する
    ことを特徴とする請求項5に記載のユーザ装置。
  9. 移動通信システムにおいてユーザ装置と通信を行う基地局であって、
    隣接セルにおけるシステム情報が当該基地局のセルにおけるシステム情報と異なることを示す相違情報を送信する送信部と、
    前記ユーザ装置から、前記相違情報に示される前記システム情報の送信の要求を受信する受信部と、を備え、
    前記受信部が前記要求を受信した場合に、前記送信部は、前記システム情報を前記ユーザ装置に送信する
    ことを特徴とする基地局。
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