JPWO2016185946A1 - ネットワーク装置及び基地局 - Google Patents

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Abstract

二重接続方式において、X2−GWは、複数のHeNBから運用情報を収集する。X2−GWは、UEがMeNBに報告した無線品質の測定結果をMeNBから取得する。X2−GWは、HeNBの運用情報及び前記測定結果に基づいて、MeNBから受け取ったSeNB追加要求メッセージの送り先を特定し、特定されたHeNBに対して、SeNB追加要求メッセージを送る。X2−GWは、HeNBからSeNB追加要求メッセージに対する肯定応答メッセージを取得すると、当該メッセージをMeNBに送る。

Description

本発明は、二重接続方式をサポートする移動通信システムにおけるネットワーク装置及び基地局に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、二重接続方式(Dual connectivity)が導入されている(非特許文献1参照)。
二重接続方式では、ユーザ端末は、複数のセルとの接続を同時に確立する。この場合、各セルは、それぞれ異なる基地局によって管理される。
二重接続方式では、ユーザ端末との接続を確立する複数の基地局のうち、1つの基地局(以下、「マスタ基地局」という)のみが当該ユーザ端末とのRRC接続を確立する。これに対し、当該複数の基地局のうち他の基地局(以下、「セカンダリ基地局」という)は、RRC接続をユーザ端末と確立せずに、追加的な無線リソースを当該ユーザ端末に提供する。
3GPP技術仕様書「TS36.300 v12.4.0」 2014年12月
一実施形態に係るネットワーク装置は、二重接続方式による通信を実行可能な移動通信システムにおいて用いられる。前記移動通信システムは、ユーザ端末とRRC接続を確立する第1基地局と、前記ユーザ端末に追加的な無線リソースを提供可能な第2基地局と、前記第1基地局及び前記第2基地局にそれぞれ接続された前記ネットワーク装置と、を有する。前記ネットワーク装置は、制御部を備える。前記制御部は、複数の前記第2基地局の運用状態を示す運用情報を収集する第1処理と、前記ユーザ端末が前記第1基地局に報告した前記第2基地局に関する無線品質の測定結果を前記第1基地局から取得する第2処理と、前記収集された運用情報及び前記取得された測定結果に基づいて、前記第1基地局から受け取った第2基地局追加要求メッセージの送り先となる前記第2基地局を決定する第3処理と、前記第3処理において決定された前記第2基地局に対して、前記第2基地局追加要求メッセージを送る第4処理と、前記第2基地局追加要求メッセージの送り先である前記第2基地局から、前記第2基地局追加要求メッセージに対する肯定応答メッセージを取得した場合には、当該肯定応答メッセージを前記第1基地局に送る第5処理と、を実行する。
第1実施形態に係るLTEシステムの構成図である。 第1実施形態に係るUEのブロック図である。 第1実施形態に係るeNBのブロック図である。 第1実施形態に係るHeNBのブロック図である。 第1実施形態に係るX2−GWのブロック図である。 第1実施形態に係るプロトコルスタック図である。 二重接続方式の概要を説明するための図である。 第1実施形態に係る運用状況を示す概念図である。 第1実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。 Resource Status Reporting initiationプロシージャの第1の例を示す図である。 Resource Status Reporting initiationプロシージャの第2の例を示す図である。 MeNBの動作を説明するためのシーケンス図である。 第2実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。 第2実施形態に係る別の動作を説明するためのシーケンス図である。
[実施形態の概要]
ところで、二重接続方式では、ホーム基地局(Home−eNB)(以下、「HeNB」という)をセカンダリ基地局として使用することも想定し得る。しかし、セカンダリ基地局としてHeNBを用いる場合の二重接続方式の運用方法が未だ規定されていない。
このため、特に、ホーム基地局をセカンダリ基地局として追加する場合等におけるスムーズな処理が望まれている。
そこで、実施形態は、二重接続方式において、ホーム基地局をセカンダリ基地局として追加する場合等におけるスムーズな処理を実行可能とするネットワーク装置及び基地局を提供する。
実施形態に係るネットワーク装置は、二重接続方式による通信を実行可能な移動通信システムにおいて用いられる。前記移動通信システムは、ユーザ端末とRRC接続を確立する第1基地局と、前記ユーザ端末に追加的な無線リソースを提供可能な第2基地局と、前記第1基地局及び前記第2基地局にそれぞれ接続された前記ネットワーク装置と、を有する。前記ネットワーク装置は、制御部を備える。前記制御部は、複数の前記第2基地局の運用状態を示す運用情報を収集する第1処理と、前記ユーザ端末が前記第1基地局に報告した前記第2基地局に関する無線品質の測定結果を前記第1基地局から取得する第2処理と、前記収集された運用情報及び前記取得された測定結果に基づいて、前記第1基地局から受け取った第2基地局追加要求メッセージの送り先となる前記第2基地局を決定する第3処理と、前記第3処理において決定された前記第2基地局に対して、前記第2基地局追加要求メッセージを送る第4処理と、前記第2基地局追加要求メッセージの送り先である前記第2基地局から、前記第2基地局追加要求メッセージに対する肯定応答メッセージを取得した場合には、当該肯定応答メッセージを前記第1基地局に送る第5処理と、を実行する。
一実施形態において、前記制御部は、前記第1処理において複数の前記第2基地局の運用情報を収集できたならば、収集された前記運用情報に対応する前記第2基地局の各々について優先順位を設定し、優先順位の高い前記第2基地局から前記第3処理を実行する。
一実施形態において、前記制御部は、前記第2基地局から前記肯定応答メッセージを受け取るまで、前記優先順位に基づいて前記第3処理を続行する。なお、前記制御部は、前記肯定応答メッセージを受け取ったら前記第3処理を停止してもよい。
他の実施形態において、前記制御部は、前記第3処理において、前記第2基地局を複数決定した場合には、前記第4処理において、前記決定された複数の第2基地局に対して一斉に前記第2基地局追加要求メッセージを送る。前記制御部は、前記第5処理において、前記複数の第2基地局から、前記肯定応答メッセージをそれぞれ取得した場合には、前記収集された運用情報に基づいて、当該複数の第2基地局の中から、前記肯定応答メッセージを前記第1基地局に送る対象の前記第2基地局を選択する。前記制御部は、該選択された前記第2基地局についての前記肯定応答メッセージを前記第1基地局に送る。
一実施形態において、前記制御部は、前記第1処理において収集された前記第2基地局の運用情報を記憶し、且つ、前記運用情報を前記第1基地局へ送る処理を更に実行する。
一実施形態及び他の実施形態において、前記運用情報は、前記第2基地局の負荷に関する情報、あるいは、前記第2基地局の運用モードを示す情報である。
一実施形態及び他の実施形態において、前記第2基地局の負荷に関する情報は、前記第2基地局が収容可能であるユーザ端末の数、前記第2基地局に現在接続されているユーザ端末の数、前記第2基地局において使用されている無線リソースブロック数、及び前記第2基地局のハードウェアの負荷度合のうち、少なくとも一つの情報である。
一実施形態及び他の実施形態において、前記第2基地局はホーム基地局であり、前記第2基地局の運用モードを示す情報は、前記第2基地局の運用モードが、ハイブリッドモード、クローズドモード、及びオープンモードのうち、何れかのモードであるかを示す。
一実施形態に係る第1基地局は、二重接続方式による通信を実行可能な移動通信システムにおいて用いられる。前記移動通信システムは、ユーザ端末とRRC接続を確立する前記第1基地局と、前記ユーザ端末に追加的な無線リソースを提供可能な第2基地局と、前記第1基地局及び前記第2基地局にそれぞれ接続された前記ネットワーク装置と、を有する。前記第1基地局は、制御部を備える。前記制御部は、前記ユーザ端末から、前記第2基地局についての無線品質の測定結果を取得する第1処理と、前記第2基地局についての無線品質の測定結果を取得した場合には、前記ネットワーク装置に、前記測定結果を含む第2基地局追加要求メッセージを送信する第2処理と、前記ネットワーク装置から、前記第2基地局追加要求メッセージに対する前記第2基地局の肯定応答メッセージを受信する第3処理と、前記ユーザ端末に対して、前記肯定応答メッセージの送信元である前記第2基地局を用いた前記二重接続方式のための構成情報を送信する第4処理と、を実行する。
一実施形態に係る第1基地局の制御部は、前記ネットワーク装置を介して、複数の前記第2基地局の運用状態を示す運用情報を取得し、該取得された運用情報と前記測定結果に基づいて、前記第1基地局が第2基地局追加要求メッセージを送る場合における、該第2基地局追加要求メッセージの送り先となる前記第2基地局の優先順位を設定する。
他の実施形態に係る第1基地局の制御部は、前記ネットワーク装置を介して、複数の前記第2基地局の運用状態を示す運用情報を取得する。前記制御部は、該取得された運用情報と前記測定結果に基づいて、前記第2基地局追加要求メッセージを前記ネットワーク装置へ送信するか否かを判断する。前記制御部は、前記第2基地局要求メッセージを送信すると決めた場合に前記2処理を実行する。
一実施形態及び他の実施形態において、前記運用情報は、前記第2基地局の負荷に関する情報、あるいは、前記第2基地局の運用モードを示す情報である。
一実施形態及び他の実施形態において、前記第2基地局の負荷に関する情報は、前記第2基地局に現在接続されているユーザ端末の数、前記第2基地局が収容可能であるユーザ端末の数、前記第2基地局において使用されている無線リソースブロック数、及び前記第2基地局のハードウェアの負荷度合のうち、少なくとも一つの情報である。
一実施形態及び他の実施形態において、前記第2基地局はホーム基地局であり、前記第2基地局の運用モードを示す情報は、前記第2基地局の運用モードが、ハイブリッドモード、クローズドモード、及びオープンモードのうち、何れかのモードであるかを示す。
他の実施形態に係る第1基地局の制御部は、前記第1処理において、前記ユーザ端末から、CSG(Closed Subscriber Group)セル識別子を前記測定結果とともに取得し、前記第2処理において、前記CSGセル識別子が、前記ネットワーク装置から予め取得していたCSGセル識別子リストに含まれているならば、前記第2基地局追加要求メッセージを、前記ネットワーク装置に送信する処理を実行する。
一実施形態に係る第2基地局は、二重接続方式による通信を実行可能な移動通信システムにおいて用いられる。前記移動通信システムは、ユーザ端末とRRC接続を確立する第1基地局と、前記ユーザ端末に追加的な無線リソースを提供可能な前記第2基地局と、前記第1基地局及び前記第2基地局にそれぞれ接続された前記ネットワーク装置と、を有する。前記第2基地局は、制御部を備える。前記制御部は、前記ネットワーク装置に、該第2基地局の運用状態を示す運用情報を送信する第1処理と、前記運用情報を送信した後、前記ネットワーク装置から、第2基地局追加要求メッセージを取得する第2処理と、前記第2基地局追加要求メッセージに対する肯定応答メッセージを、前記ネットワーク装置に送信する第3処理と、を実行する。
一実施形態において、前記運用情報は、前記第2基地局の負荷に関する情報、あるいは、前記第2基地局の運用モードを示す情報である。
一実施形態において、前記第2基地局の負荷に関する情報は、前記第2基地局が収容可能であるユーザ端末の数、前記第2基地局に現在接続されているユーザ端末の数、前記第2基地局において使用されている無線リソースブロック数、及び前記第2基地局のハードウェアの負荷度合のうち、少なくとも一つの情報である。
一実施形態において、前記第2基地局はホーム基地局であり、前記第2基地局の運用モードを示す情報は、前記第2基地局の運用モードが、ハイブリッドモード、クローズドモード、及びオープンモードのうち、何れかのモードであるかを示す。
[第1実施形態]
以下において、本発明をLTEシステムに適用する場合の実施形態を説明する。
(システム構成)
図1は、第1実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、第1の実施形態に係るLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、接続先のセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100は、後述するCSGセル/ハイブリッドセル/オープンセルとの無線通信を実行する機能を備える。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)と、HeNB400と、X2−GW500と、HeNB−GW600を含む。HeNB400と、X2−GW500の構成については後述する。
eNB200は、例えばマクロ基地局に相当する。マクロ基地局は、オペレータが設置する大規模な固定型無線通信装置である。本実施形態ではeNB200をマクロ基地局(MeNB)として説明する。なお、eNB200は、マクロ基地局よりも小型のタイプであるマイクロ基地局やピコ基地局等であってもよい。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。また、eNB200は、X2インターフェイスを介して後述するHeNB(Home eNB)400に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータのルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能などを有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20によりLTEシステムのネットワーク(LTEネットワーク)が構成される。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御などを行う。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200やHeNB400等と接続される。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、アンテナ101、無線送受信機110、ユーザインターフェイス120、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130、バッテリ140、メモリ150、及びプロセッサ160を備える。メモリ150は記憶部に相当し、プロセッサ160は制御部(コントローラ)に相当する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を、制御部を構成するプロセッサ160’(コントローラ)としてもよい。コントローラは、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160により実行されるプログラム、及びプロセッサ160による処理に使用される情報を記憶する。メモリ150は、UE100が接続可能なCSG(Closed Subscriber Group)セルを示すCSG−IDのリスト(ホワイトリスト)を記憶する。
プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、更に、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、アンテナ201、無線送受信機210、ネットワークインターフェイス220、メモリ230、及びプロセッサ240(コントローラ)を備える。なお、メモリ230をプロセッサ240と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を、制御部を構成するプロセッサ240’(コントローラ)としてもよい。
アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200やHeNB400と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240により実行されるプログラム、及びプロセッサ240による処理に使用される情報を記憶する。メモリ230は、後述するX2−GW500から提供された情報を記憶する。
プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、HeNB400のブロック図である。HeNB400は、半径数十メートルの狭い範囲に対して使用される小型基地局である。HeNB400は、CSGセル、ハイブリッドセル、又はオープンセルを形成し得る。なお、例えば、CSGセルを管理するHeNB400は、クローズドモードのHeNBと称される。ハイブリッドセルを管理するHeNB400は、ハイブリッドモードのHeNBと称される。オープンセルを管理するHeNB400は、オープンモードのHeNBと称される。
HeNB400は、屋内に設置可能な小規模な固定型無線通信装置である。HeNB400は、eNB200よりもカバー範囲が狭い特定セルを形成する。特定セルは、設定されるアクセスモードに応じて、「CSG(Closed Subscriber Group)セル」、「ハイブリッドセル」、又は「オープンセル」と称される。
CSGセルは、アクセス権を有するUE100(「メンバーUE」と称される)のみがアクセス可能なセルであり、CSG−IDをブロードキャストする。UE100は、自身がアクセス権を有するCSG−IDのリスト(「ホワイトリスト」と称される)をメモリ150に保持しており、当該ホワイトリストと、CSGセルがブロードキャストするCSG−IDと、に基づいて、アクセス権の有無を判断する。
ハイブリッドセルは、メンバーUEが非メンバーUEよりも有利に取り扱われるセルであり、CSG−IDに加えて、非メンバーUEにも解放されたセルであることを示す情報をブロードキャストする。UE100は、ホワイトリストと、ハイブリッドセルがブロードキャストするCSG−IDと、に基づいて、アクセス権の有無を判断する。ハイブリッドセルを管理するHeNB400は、ハイブリッドモードのHeNBと称され得る。
オープンセルは、メンバーであるか否かを問わずUE100が同等に取り扱われるセルであり、CSG−IDをブロードキャストしない。UE100の視点では、オープンセルはマクロセルと同等である。
図4に示すように、HeNB400は、アンテナ401、無線送受信機410、ネットワークインターフェイス420、メモリ430、及びプロセッサ440(コントローラ)を備える。なお、メモリ430をプロセッサ440と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を、制御部を構成するプロセッサ440’(コントローラ)としてもよい。
アンテナ401及び無線送受信機410(無線送受信部)は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機410は、プロセッサ440が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ401から送信する。また、無線送受信機410は、アンテナ401が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ440に出力する。無線送受信部は、CSGセル、ハイブリッドセル、又はオープンセルを形成する。
ネットワークインターフェイス420は、HeNB−GW600を経由するS1インターフェイスをMME/S−GW300との間に確立している場合には、HeNB−GW600を介してMME300との通信を行う。これに対し、ネットワーク通信部420は、HeNB−GW600を経由しないS5インターフェイスをMME300との間に確立している場合には、MME300と直接的に通信を行う。
ネットワークインターフェイス420は、X2インターフェイスを介してeNB200との通信を行う。また、ネットワークインターフェイス420は、X2インターフェイスを介してX2−GW500との通信を行う。
メモリ430は、プロセッサ440により実行されるプログラム、及びプロセッサ440による処理に使用される情報を記憶する。
プロセッサ440は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ430に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ440は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
HeNB400は、一つのX2−GW500にのみ接続し得る。HeNB400は、例えば、自HeNBが接続するX2−GW500のIPアドレスについての情報を事前に設定される。
図5は、X2−GW500のブロック図である。X2−GW500は、X2 Proxy serverの機能を備える。図5に示すように、X2−GW500は、ネットワークインターフェイス510、メモリ520、及びプロセッサ530(コントローラ)を備える。なお、メモリ520をプロセッサ530と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を、制御部を構成するプロセッサ530’(コントローラ)としてもよい。
ネットワークインターフェイス510は、X2インターフェイスを介してeNB200やHeNB400との通信を行う。
メモリ520は、プロセッサ530による制御に使用される各種情報を記憶する。メモリ520には、X2−GW500の管理下にあるeNB200/HeNB400が登録されている。メモリ520は、後述するHeNB400から提供された該HeNB400の運用情報を記憶する。メモリ520は、更に、後述するeNB200から提供された情報を記憶する。eNB200から提供された情報は、UE100からeNB200に提供されたMeasurement reportの内容に対応する。
プロセッサ530は、X2−GW500の各種機能を制御する。プロセッサ530は、後述する各種処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
X2−GW500は、X2APメッセージ転送手続きを除いてX2AP手続きを終端しないが、X2解放手順とX2エラー表示手順を開始する。なお、X2−GW500は、後述するHeNB400の運用情報を収集する場合、後述する図11に示した例のように、Resource Status Requestメッセージの送信を開始し得ると定義されてもよい。その他、X2−GW500は、自装置が終端しないその他の処理を実行するように構成されてもよい。
図6は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図6に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200(HeNB400)の物理層との間では、物理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMAC層とeNB200(HeNB400)のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。eNB200(HeNB400)のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式)、UE100への割当リソースブロックを決定(スケジューリング)するケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200(HeNB)のRRC層との間では、各種設定のための制御信号(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッド状態であり、そうでない場合、UE100はRRCアイドル状態である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
UE100において、物理層乃至RRC層は、AS(Access Stratum)エンティティ100Aを構成する。NAS層は、NASエンティティ100Bを構成する。ASエンティティ100A及びNASエンティティ100Bの機能はプロセッサ160(制御部)により実行される。すなわち、プロセッサ160(制御部)は、ASエンティティ100A及びNASエンティティ100Bを含む。アイドルモードにおいて、ASエンティティ100Aはセル選択/再選択を行い、NASエンティティ100BはPLMN選択を行う。
(二重接続方式)
実施形態に係るLTEシステムは、二重接続方式をサポートする。二重接続方式では、UE100は、複数のeNB200との接続を同時に確立する。なお、前記複数のeNB200のうちの一部がHeNB400であってもよい。UE100には、各eNB200(HeNB400)から無線リソースが割り当てられるため、スループットの向上が見込まれる。なお、二重接続方式は、eNB間キャリアアグリゲーション(inter−eNB CA)と称されることもある。
図7は、二重接続方式の概要を説明するための図である。図7に示すように、二重接続方式では、UE100との接続を確立する複数のeNB200のうち、マスタeNB(MeNB)200Mのみが当該UE100とのRRC接続を確立する。これに対し、当該複数のeNB200のうちセカンダリeNB(SeNB)200S(400S)は、RRC接続をUE100と確立せずに、追加的な無線リソースをUE100に提供する。言い換えると、MeNB200Mは、ユーザプレーン接続だけでなく制御プレーン接続をUE100と確立する。これに対し、SeNB200S(400S)は、制御プレーン接続をUE100と確立せずに、ユーザプレーン接続をUE100と確立する。MeNB200MとSeNB200S(400S)との間にはXnインターフェイスが設定される。Xnインターフェイスは、X2インターフェイス又は新たなインターフェイスである。
二重接続方式では、UE100は、MeNB200Mが管理するN個のセル及びSeNB200S(400S)が管理するM個のセルを同時に利用したキャリアアグリゲーションが可能である。二重接続方式においてUE100のサービングセルの最大数、すなわち、(N+M)の最大数は、例えば5である。ここで、MeNB200Mが管理するN個のセルからなるグループは、マスタセルグループ(MCG)と称される。また、SeNB200S(400S)が管理するM個のセルからなるグループは、セカンダリセルグループ(SCG)と称される。SCGには、UE100のPUCCHを設ける特別なセルが設定される。特別なセルは、キャリアアグリゲーションにおけるプライマリセル(PCell)の機能の一部を遂行する。
二重接続方式では、HeNB400もSeNBの機能を有することができる。この場合、図8に示すように、HeNB400(図8の例では、HeNB400−1とHeNB400−2が対応する)は、X2−GW500を介してeNB200(図8の例では、eNB200−1が対応する)に接続されることが想定される。なお、図8以降の説明においては、説明の便宜上、2つのHeNB400(HeNB400−1とHeNB400−2)を挙げて説明しているが、これに限定されるものではない。UE100が接続可能なHeNB400が2以上あるならば2以上であってよい。以降、説明の便宜上、2以上のHeNB400を、単に2つのHeNB400(HeNB400−1とHeNB400−2)として説明する。
HeNB400が収容できるUE100の許容数は、例えば2〜5である。なお、HeNB400がSeNBの候補として規定されるならば、その収容許容数は、5よりも多い数が規定されてもよい。なお、HeNB400における各モードのUE100の許容数の関係は、例えば、次のようになる。
・オープンモードの収容許容数>ハイブリッドモードの収容許容数>クローズドモードの収容許容数
eNB200がHeNB400をSeNBの候補として選択した場合には、次の事態が想定される。eNB200は、選択されたHeNB400に向けて、SeNB Addition要求メッセージを送ると、SeNB Addition要求メッセージを受け取ったHeNB400において、上述した通り、収容可能UE数が他のセル(例えば、マクロセル,マイクロセル,ピコセル等)よりも少ないという特性上、負荷が高くなっている可能性が高い。HeNB400において負荷が高くなっている場合とは、選択されたHeNB400において収容されている端末数が所定数になっている場合等である。HeNB400は、自装置における負荷が高い場合には、SeNB Additionを拒否する旨のメッセージ(SeNB Addition Rejectメッセージ)をeNB200に送るだろう。つまり、HeNB400がSeNBの候補として選択されるシナリオでは、SeNB Additionプロシージャが失敗する確率が高くなるという事態が想定される。以下、このような事態に対応するための処理や構成について説明する。
(SeNB Addition処理)
図9乃至図12に基づいて、第1実施形態に係る動作を説明する。図9乃至図12は、X2−GW500が、複数のHeNB(HeNB400−1/HeNB400−2)についての運用状態を示す運用情報と、UE100からeNB200に報告された複数のHeNB(HeNB400−1/HeNB400−2)に関する下り方向の無線品質の測定結果と、に基づいて、eNB200から受け取ったSeNB Addition要求メッセージの送り先となるHeNBを決定する処理を示す。なお、図9において、UE100とMeNB200−1はRRC接続状態である。
図9において、X2−GW500は、Resource Status Reporting Initiation procedureにて、HeNB400−1/HeNB400−2における運用状態を示すHeNB運用情報を収集する(ステップS101)。ステップS101の詳細を図10及び図11に示す。図10に示す例(S101−01)は、MeNB200−1(この場合の「M」は「マクロ」に対応する。)がHeNB運用情報の収集処理の起点となる例である。図11に示す例(S101−02)は、X2−GW500がHeNB運用情報の収集処理の起点となる例である。
図10に示す例において、MeNB200−1は、事前にUE100のためのCSG−IDのリスト(ホワイトリスト)をネットワーク装置(MME等)から提供されて記憶しているものとする。MeNB200−1は、所定のタイミングで、X2−GW500にResource Status要求メッセージを送る(ステップS10)。この場合、MeNB200−1は、ホワイトリストに示されたCSG−IDを示すCSG−ID識別情報(CSG−ID IE)をResource Status要求メッセージに含めて送信する。
X2−GW500は、Resource Status要求メッセージを取得すると、Resource Status要求メッセージに含まれていたCSG−ID識別情報に基づいて、Resource Status要求メッセージの送り先であるHeNB400を特定する。図10の例では、HeNB400−1及びHeNB400−2が特定されたものとする。X2−GW500は、特定されたHeNB400−1及びHeNB400−2に対して、ステップS10で取得されたResource Status要求メッセージを送る(ステップS11)。
Resource Status要求メッセージを取得したHeNB400−1及びHeNB400−2は、それぞれ、HeNB運用情報を含んだResource Status応答メッセージをX2−GW500に送る(ステップS12)。Resource Status応答メッセージは、該メッセージの送り元であるHeNBを特定するための識別情報(セルID等)を含む。HeNB運用情報は、HeNB400−1(HeNB400−2)の負荷に関する情報(第1の運用情報)、及び運用モードを示す情報(第2の運用情報)である。まず、第1の運用情報は、HeNB400−1(HeNB400−2)に現在接続されているユーザ端末の数、HeNB400−1(HeNB400−2)が収容可能であるユーザ端末の数、HeNB400−1(HeNB400−2)において使用されている無線リソースブロック数、及びHeNB400−1(HeNB400−2)のハードウェアの負荷度合のうち、少なくとも一つの情報である。第2の運用情報は、HeNB400−1(HeNB400−2)の運用モードが、ハイブリッドモード、クローズドモード、及びオープンモードのうち、何れかのモードであるかを示す。なお、第2の運用情報は、HeNB400−1(HeNB400−2)が運用管理するセルが、CSGセル、ハイブリッドセル、及びオープンセルのうち、何れかのセルであるかを示してもよい。
X2−GW500は、HeNB400−1から提供された第1の運用情報及び第2の運用情報と、HeNB400−2から提供された第1の運用情報と第2の運用情報とを記憶する(ステップS13)。
X2−GW500は、HeNB400−1からの第1の運用情報、第2の運用情報及びHeNB400−1の識別情報を構成したHeNB400−1用の情報と、HeNB400−2からの第1の運用情報、第2の運用情報及びHeNB400−2の識別情報を構成したHeNB400−2用の情報と、を含んだResource Status応答メッセージを生成し、MeNB200−1に送信する(ステップS14)。これにより、X2−GW500は、HeNB400−1とHeNB400−2からそれぞれ収集した各運用情報等を、一つのResource Status応答メッセージに含めてMeNB200−1に送るので、X2−GW500からMeNB200−1への送信処理を簡略化できる。このことは、迅速な処理の実現に貢献する。なお、X2−GW500は、このような送信方法(第1方法)に代えて、HeNB400−1からの第1の運用情報及び第2の運用情報を含むResource Status応答メッセージ(HeNB400−1の識別情報を含む)と、HeNB400−2からの第1の運用情報及び第2の運用情報を含むResource Status応答メッセージ(HeNB400−2の識別情報を含む)とを、個別にMeNB200−1に送信する第2の方法を適用してもよい。この場合、HeNB−GW500は、上述した2つの方法を、自X2−GW500における動作状況に応じて適宜切り替えて運用するようにしてもよい。
MeNB200−1は、X2−GW500から提供された、HeNB400−1のHeNB運用情報と、HeNB400−2のHeNB運用情報とを、それぞれ、各HeNB400の識別情報と対応付けて記憶する(ステップS15)。MeNB200−1は、HeNB400−1とHeNB400−2の各HeNB運用情報と、HeNB400−1及びHeNB400−2に関する無線品質の測定結果に基づいて、少なくともHeNB400−1及びHeNB400−2を含む複数のeNBについて優先順位を設定する。優先順位は、MeNB200−1が、SeNB Addition要求メッセージを送る場合における、該SeNB Addition要求メッセージの送り先の順番に対応する。なお、HeNB400−1及びHeNB400−2に関する無線品質の測定結果については後述する。
図11に示す例において、X2−GW500は、事前にUE100のためのCSG−IDのリスト(ホワイトリスト)をネットワーク装置(MME等)から提供されて記憶しているものとする。X2−GW500は、所定のタイミングで、Resource Status要求メッセージをホワイトリストに記憶されていたCSG−IDに対応するHeNB400(図11の例ではHeNB400−1、HeNB400−2とする)に対して送る(ステップS20)。
Resource Status要求メッセージを取得したHeNB400−1及びHeNB400−2は、それぞれ、HeNB運用情報を含んだResource Status応答メッセージをX2−GW500に送る(ステップS21)。Resource Status応答メッセージは、該メッセージの送り元であるHeNBを特定するための識別情報(セルID等)を含む。HeNB運用情報は、前述した第1の運用情報及び第2の運用情報である。
X2−GW500は、HeNB400−1から提供された第1の運用情報及び第2の運用情報と、HeNB400−2から提供された第1の運用情報及び第2の運用情報とを記憶する(ステップS22)。
X2−GW500は、HeNB400−1からの第1の運用情報、第2の運用情報及びHeNB400−1の識別情報を構成したHeNB400−1用の情報と、HeNB400−2からの第1の運用情報、第2の運用情報及びHeNB400−2の識別情報を構成したHeNB400−2用の情報と、を含んだResource Status Informationメッセージを生成し、MeNB200−1に送信する(ステップS23)。なお、X2−GW500は、このような送信方法(第1の方法)に代えて、HeNB400−1からの第1の運用情報及び第2の運用情報を含むResource Status応答メッセージ(HeNB400−1の識別情報を含む)と、HeNB400−2からの第1の運用情報及び第2の運用情報を含むResource Status応答メッセージ(HeNB400−2の識別情報を含む)とを、それぞれ、Resource Status Informationメッセージに置き換えた上でMeNB200−1に送信する第2の方法を適用してもよい。この場合、HeNB−GW500は、上述した2つの方法を、自X2−GW500における動作状況に応じて適宜切り替えて運用するようにしてもよい。
MeNB200−1は、X2−GW500から提供された、HeNB400−1のHeNB運用情報と、HeNB400−2のHeNB運用情報とを、それぞれ、各HeNB400の識別情報と対応付けて記憶する(ステップS24)。MeNB200−1は、図10に示した例と同様、HeNB400−1のHeNB運用情報/HeNB400−2のHeNB運用情報と、HeNB400−1及びHeNB400−2に関する無線品質の測定結果に基づいて、少なくともHeNB400−1及びHeNB400−2を含む複数のeNBについて優先順位を設定する。
次に、図9に示す動作説明を再開する。図9において、X2−GW500は、ステップS101の後、所定のタイミングでHeNB400−1及びHeNB400−2から、それぞれ、上述したHeNB運用情報(更新された第1の運用情報)を含むResource Status Updateメッセージを取得できたならば(ステップS102)、該Resource Status Updateメッセージに含まれたHeNB運用情報(更新された第1の運用情報)を、先のステップS101の段階で記憶されていた第1の運用情報に上書きして記憶する。更に、X2−GW500は、ステップS102において取得されたHeNB400−1のHeNB運用情報とHeNB400−2のHeNB運用情報とを含んだResource Status UpdateメッセージをMeNB200−1に送信する(ステップS103)。なお、図9では、X2−GW500から送信されるResource Status Updateメッセージは一つのメッセージとして記載しているが、HeNB400−1からのResource Status Updateメッセージと、HeNB400−2からのResource Status UpdateメッセージをそれぞれMeNB200−1に送信してもよい。
ステップS103においてX2−GW500からMeNB200−1に提供されたHeNB400−1及びHeNB400−2の各HeNB運用情報(更新された第1の運用情報)は、MeNB200−1において上書きされて記憶される。上書きされたHeNB400−1及びHeNB400−2の各HeNB運用情報は、その後、MeNB200−1における上述した優先順位の設定において利用される。
ステップS101〜ステップS103の処理(バックホール側での処理)とは独立して、UE100はステップS104を実行する。ここで、UE100は、予め、CSGに関するホワイトリスト(CSG−IDリスト)をメモリ150に記憶しているものとする。ステップS104は、UE100がSeNB候補となる候補セル(図9の例では、HeNB400−1とHeNB400−2を含む)からの同期信号を検出する処理である。候補セルは、CSGセル、ハイブリッドセル、及びオープンセルのうち、少なくとも何れか一つのセルである。なお、候補セルは、通信システムの運用ポリシーに従って設定されてよい。まず、UE100は、同期信号を受信すると、受信された同期信号(プライマリー同期信号及びセカンダリ同期信号)からPCIを特定する。UE100は、この段階で、同期信号の送り元のセルが、CSGセルかハイブリッドセルかオープンセルかを理解していない。次に、UE100は、PBCH(Physical Broadcast Channel)を受信し、PBCHに含まれるMIB(Master Information Block)を取得する。その後、UE100は、候補セルからPDSCH(Physical Broadcast Channel)によって報知された、System情報(System Information Block Type 1)を取得する(ステップS105)。図9の例では、UE100が、HeNB400−1及びHeNB400−2からSystem情報を取得するものとする。
UE100は、ステップS105において、HeNB400−1/HeNB400−2から、System情報を取得すると、System情報に含まれた所定の情報から、HeNB400−1/HeNB400−2の管理するセル(候補セル)が、CSGセルかハイブリッドセルかオープンセルかを理解する。所定の情報は、CGI(Cell Global Identity)と、TAI(Tracking Area Identity)と、CSG−ID(HeNB400−1からはHeNB400−1を示すCSG−ID/HeNB400−2からはHeNB400−2を示すCSG−ID)等を含む。なお、CGIは、全世界でセルを一意に識別するための識別子である。TAIは、UEが位置登録を行うエリア単位を示し、1つ以上のセルで構成される。UE100は、System情報にCSG−IDが含まれていれば、HeNB400−1/HeNB400−2の管理するセルが、少なくともCSGセル又はハイブリッドセルであると理解する。なお、UE100は、System情報に、CSG−IDとともに、CSGに属さないユーザにも開放されたセルであることを示す情報(1ビット情報)が含まれていれば、HeNB400−1/HeNB400−2の管理するセルがハイブリッドセルであると理解する。また、UE100は、System情報にCSG−IDが含まれていても、CSGに属さないユーザにも開放されたセルであることを示す情報が含まれていなければ、HeNB400−1/HeNB400−2の管理するセルがCSGセルであると理解する。UE100は、System情報にCSG−IDが含まれていなければ、HeNB400−1/HeNB400−2の管理するセルがオープンセルであると理解する。図9の例では、候補セルがCGSセル及び/又はハイブリッドセルであるとして説明する。なお、候補セルがオープンセルの場合には、以降に説明するCSG−IDに関連した情報を除いた情報に基づいて所定の処理が実行される。
UE100は、HeNB400−1/HeNB400−2から、System情報を取得した後、例えば、ハンドオーバ処理時に適用される所定の条件が満たされたことを契機として、HeNB400−1とHeNB400−2に関する無線品質(例えば、RSRP等)の測定を開始する。UE100は、少なくともHeNB400−1とHeNB400−2に関する無線品質を測定できたならば、その測定結果をMeNB200−1に報告するために、メジャーメントレポートを作成する。
メジャーメントレポートは、HeNB400−1/HeNB400−2から取得したCGI、TAI、HeNB400−1/HeNB400−2に関するCSG−ID、HeNB400−1/HeNB400−2に関するCSGメンバーステータス、及びHeNB400−1/HeNB400−2についての無線品質の測定結果を含む。CSGメンバーステータスは、UE100が、CSGに属するか否かを示す情報である。UE100は、作成されたメジャーメントレポートをMeNB200−1に送信する(ステップS106)。MeNB200−1は、UE100からメジャーメントレポートを取得する(ステップS106)。MeNB200−1は、図12に示す処理を実行する。
図12において、MeNB200−1は、メジャーメントレポートを取得すると(ステップS106)、CSGセル/ハイブリッドセルを対象にしたSeNB Addition処理を開始するか否か決定する(ステップS107−1)。ステップS107−1は、MeNB200−1が、メジャーメントレポートに含まれたHeNB400−1及びHeNB400−2に関する各CSG−IDが、自MeNBにおいて予め記憶していたCSG−IDのリスト(ホワイトリスト)に含まれているか否かを確認することによって行われる。
ステップS107−1において、MeNB200−1は、HeNB400−1とHeNB400−2に関するCSG−IDが、予め記憶していたホワイトリストに含まれていると理解できたならば、CSGセル/ハイブリッドセルを対象にしたSeNB Addition処理を開始すると決める。その場合、MeNB200−1は、X2−GW500に、SeNB Addition要求メッセージを送る(ステップS107)。SeNB Addition要求メッセージは、図9に示すように、HeNB400−1/HeNB400−2に関するCSGメンバーステータスと、HeNB400−1/HeNB400−2についての無線品質の測定結果と、を含む。CSGメンバーステータスと無線品質の測定結果は、ステップS106におけるメジャーメントレポートに含まれていた情報である。MeNB200−1は、X2−GW500に、SeNB Addition要求メッセージを送るとき、X2−GWを送り先として設定し、X2−GWよりも先に存在するHeNB400を送り先に設定しない。つまり、MeNB200−1は、SeNB Addition要求メッセージの送り先となるHeNB400を決めない。これにより、MeNB200−1の処理負荷を減らすことができる。
ステップS107−1において、MeNB200−1は、HeNB400−1/HeNB400−2に関するCSG−IDが、予め記憶していたホワイトリストに含まれていなかったならば、X2−GW500に、SeNB Addition要求メッセージを送らない(ステップS107−2)。
なお、ステップS107−01において、MeNB200−1は、先に説明した方法に代えて、次の方法(第2方法)を適用してもよい。第2方法では、MeNB200−1は、図10に示すステップS14(図11に示すステップS23)において、X2−GWから、HeNB400−1/HeNB400−2に関する上述した第2の運用情報を取得できていたならば、第2の運用情報に基づいてSeNB Addition処理を開始する。この処理は、MeNB200−1の運用ポリシーに従って実行される。例えば、MeNB200−1は、運用上、SeNBの候補として少なくともハイブリッドモードのHeNBを望むならば、HeNB400−1/HeNB400−2に関する第2の運用情報の一部又は全部がハイブリッドモードである場合にSeNB Addition処理を開始する。一方で、MeNB200−1は、運用上、SeNBの候補として少なくともクローズドモードのHeNBを望むならば、HeNB400−1/HeNB400−2に関する第2の運用情報の一部又は全部がクローズドモードである場合にSeNB Addition処理を開始する。
次に、図9に示す動作説明を再開する。図9において、X2−GW500は、ステップS107においてMeNB200−1からSeNB Addition要求メッセージを取得すると、ステップS108を実行する。ステップS108では、X2−GW500が、ステップS101乃至ステップS102において取得して記憶していたHeNB400−1/HeNB400−2に関するHeNB運用情報(第1の運用情報)と、SeNB Addition要求メッセージに含まれていたHeNB400−1/HeNB400−2に関する無線品質の測定結果に基づいて、MeNB200−1から受け取ったSeNB Addition要求メッセージの送り先となるHeNB400を決定する。この場合、X2−GW500は、HeNB運用情報(第1の運用情報)に対応するHeNB400の各々(HeNB400−1/HeNB400−2)について優先順位を設定する。
優先順位は、例えば、以下に示すポリシーによって設定される。
(1)無線品質が他のHeNBよりも相対的に良く、収容可能であるUE数が多いHeNBほど優先順位を高くする。
(2)無線品質が他のHeNBよりも相対的に良く、現在接続されているUE数の少ないHeNBほど優先順位を高くする。
(3)無線品質が他のHeNBよりも相対的に良く、使用されている無線リソースブロック数が少ないHeNBほど優先順位を高くする。
(4)無線品質が他のHeNBよりも相対的に良く、ハードウェアの負荷度合が小さいHeNBほど優先順位を高くする。
なお、上記(1)〜(4)のポリシーを複合して適用してもよい。
X2−GW500は、設定された優先順位に従って、優先順位の高いHeNB400(図9ではHeNB400−1とする)からSeNB Addition要求メッセージを送信する(ステップS109)。
X2−GW500は、SeNB Addition要求メッセージの送り先であるHeNB400−1から、SeNB Addition拒否メッセージ(HeNB400−1の識別情報{セルID等}を含む)を取得したならば(ステップS110)、優先順位に従って、次の順位のHeNB400(図9ではHeNB400−2とする)に対してSeNB Addition要求メッセージを送信する(ステップS110)。X2−GW500は、SeNB Addition要求メッセージの送信先のHeNB400−2からSeNB Addition肯定応答メッセージ(HeNB400−2の識別情報{セルID等}を含む)を取得したならば(ステップS112)、SeNB Addition要求メッセージの送信処理を停止する。つまり、X2−GW500は、SeNB Addition要求メッセージの送信先のHeNB400−2からSeNB Addition肯定応答メッセージを受け取るまで、優先順位に基づいてSeNB Addition要求メッセージの送信処理を続行する。なお、X2−GW500は、eNB Addition要求メッセージの送信先のHeNB400−2から一定閾値以上のNACKを受信した場合にSeNB Addition FailureメッセージをMeNB200−1に送信してもよい。この場合の閾値の設定方法は、SeNB Addition動作に要するLatencyや、MeNB200−1からUE100の移動速度を取得できたならば、そのUE100の移動速度等を考慮して設定されてもよい。
X2−GW500は、HeNB400−2からSeNB Addition肯定応答メッセージを受け取ると(ステップS112)、そのSeNB Addition肯定応答メッセージを、MeNB200−1に送る(ステップS113)。
MeNB200−1は、X2−GW500からSeNB Addition肯定応答メッセージを取得すると、UE100に対して、SeNBの候補となるHeNB400−2に関するCSG−IDを含んだRRC Connection Reconfigurationメッセージを送る(ステップS114)。
UE100は、MeNB200−1からRRC Connection Reconfigurationメッセージを取得すると、該UE100におけるSeNBのための設定を実行する。UE100は、設定が完了すると、MeNB200−1にRRC Connection Reconfiguration Completeメッセージを送信する(ステップS115)。
MeNB200−1は、UE100からRRC Connection Reconfiguration Completeメッセージを取得すると、X2−GW500を介してHeNB400−2にSeNB Reconfiguration Completeメッセージを送信する(ステップS116)。なお、MeNB200−1は、HeNB400−2との間にX2インターフェイスを構築しているならば、X2−GW500を介さずに、そのX2インターフェイスを介して直接RRC Connection Reconfiguration CompleteメッセージをHeNB400−2に送ってもよい。
以上の処理が完了すると、UE100とHeNB400−2との間でRandom Access処理が実行される(ステップS117)。これにより、UE100は、MeNB200−1をマスタ基地局、HeNB400−2をセカンダリ基地局とした二重接続方式による通信を実行できる。
(第1実施形態のまとめ)
上述した第1実施形態では、X2−GW500が、HeNB400−1/HeNB400−2に関するHeNB運用情報(第1の運用情報)と、HeNB400−1/HeNB400−2に関する無線品質の測定結果に基づいて、SeNB Addition要求メッセージの送り先となるHeNB400を決定する。つまり、X2−GW500が、UE100のために、HeNB400の運用状況や無線品質を考慮して、SeNBとして適切なHeNB400を決めることができる。これにより、HeNB400がSeNBの候補として選択されるシナリオにおいて、SeNB Additionプロシージャが失敗する確立が高くなるという事態を回避することが可能となる。また、X2−GW500が、MeNB200−1に代わって、UE100にとって適切なSeNBを特定することができるので、MeNB200−1によるSeNB Additionプロシージャのための処理負荷を低減できる。
[第2実施形態]
次に、図13及び図14を用いて、第2実施形態を説明する。第2実施形態については、第1実施形態との相違点を主として説明する。
第1実施形態では、X2−GW500が、ステップS108において、HeNB運用情報(第1の運用情報)に対応するHeNB400の各々(HeNB400−1/HeNB400−2)について優先順位を設定し、優先順位の高いHeHB400から順次SeNB Addition要求メッセージを送信していたが、第2実施形態は、優先順位の最上位から所定順位までのHeNB400(図13及び図14ではHeNB400−1とHeNB400−2)に対して、同時に一斉にSeNB Addition要求メッセージを送信する(S109A)。なお、X2−GW500は、ステップS108の段階で優先順位を設定せずに、HeNB運用情報(第1の運用情報)に対応するHeNB400の全てに対して一斉にSeNB Addition要求メッセージを送信してもよい。
X2−GW500が、複数のHeNB400に対して一斉にSeNB Addition要求メッセージを送信した後は、図13及び図14に示す処理が想定される。図13は、X2−GW500が、一つのHeNB400(図13では、HeNB400−2)から、SeNB Addition肯定応答メッセージを取得した場合の動作を示す。図14は、X2−GW500が、複数のHeNB400(図14では、HeNB400−1とHeNB400−2)から、それぞれSeNB Addition肯定応答メッセージを取得した場合の動作を示す。
図13において、X2−GW500は、HeNB400−1からSeNB Addition拒否メッセージ(HeNB400−1の識別情報{セルID等}を含む)を取得すると(ステップS110)、そのSeNB Addition拒否メッセージに対しては特に反応しない。X2−GW500は、HeNB400−2からSeNB Addition肯定応答メッセージ(HeNB400−2の識別情報{セルID等}を含む)を取得すると、そのSeNB Addition肯定応答メッセージを、MeNB200−1に送る(ステップS113)。その後の動作は、第1実施形態を同様である。
図14において、X2−GW500は、HeNB400−1/HeNB400−2からそれぞれSeNB Addition肯定応答メッセージ(各HeNB400の識別情報{セルID等}を含む)を取得すると(ステップS112)、ステップS201を実行する。ステップS201では、X2−GW500が、ステップS101乃至ステップS102において取得して記憶していたHeNB400−1/HeNB400−2に関するHeNB運用情報(第1の運用情報)と、SeNB Addition要求メッセージに含まれていたHeNB400−1/HeNB400−2に関する無線品質の測定結果に基づいて、どのHeNB400(HeNB400−1/HeNB400−2)のSeNB Addition肯定応答メッセージをMeNB200−1に送るべきかを判断し、その対象となるHeNB400を選択(特定)する。図14では、HeNB400−2が選択されたものとする。なお、X2−GW500は、ステップS201を実行するにあたり、ステップS108において用いた優先順位を利用するのが望ましい。
X2−GW500は、ステップS201でHeNB400−2を選択すると、HeNB400−2から取得していたSeNB Addition肯定応答メッセージ(HeNB400−2の識別情報{セルID等}を含む)をMeNB200−1に送る(ステップS113)。ステップS113から後の動作は、第1実施形態と同様である。一方で、ステップS201において選択されなかったHeNB400−1には、SeNB Release要求メッセージを送る(ステップS202)。
なお、X2−GW500は、ステップS109Aにおいて、複数のHeNB400に対して同時に一斉にSeNB Addition要求メッセージを送信してから、所定時間の間に取得された複数のSeNB Addition肯定応答メッセージに対応した複数のHeNB400を対象にしてステップS201を実行してもよい。この場合、所定時間の間に一つのHeNB400のみからSeNB Addition肯定応答メッセージが返ってこなかったならば、そのSeNB Addition肯定応答メッセージをMeNB200−1に送るようにしてもよい。
(第2実施形態のまとめ)
上述した第2実施形態は、第1実施形態と同様に、HeNB400がSeNBの候補として選択されるシナリオにおいて、SeNB Additionプロシージャが失敗する確立が高くなるという事態を回避することが可能となる。また、X2−GW500が、MeNB200−1に代わって、UE100にとって適切なSeNBを特定することができるので、MeNB200−1によるSeNB Additionプロシージャのための処理負荷を低減できる。
[その他の実施形態]
上述した各実施形態では、X2−GW500が、MeNB200−1に代わって、UE100にとって適切なSeNBを特定していたが、X2−GW以外のネットワーク装置(例えば、MMEやHeNB−GW等)が実行できるようにしてもよい。
上述した実施形態では、移動通信システムの一例としてLTEシステムを説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
[相互参照]
日本国特許出願第2015−100130号(2015年5月15日出願)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、通信分野において有用である。

Claims (19)

  1. 二重接続方式による通信を実行可能な移動通信システムにおけるネットワーク装置であって、
    前記移動通信システムは、
    ユーザ端末とRRC接続を確立する第1基地局と、
    前記ユーザ端末に追加的な無線リソースを提供可能な第2基地局と、
    前記第1基地局及び前記第2基地局にそれぞれ接続された前記ネットワーク装置と、を有し、
    前記ネットワーク装置は、制御部を備え、
    前記制御部は、複数の前記第2基地局の運用状態を示す運用情報を収集する第1処理と、
    前記ユーザ端末が前記第1基地局に報告した前記第2基地局に関する無線品質の測定結果を前記第1基地局から取得する第2処理と、
    前記収集された運用情報及び前記取得された測定結果に基づいて、前記第1基地局から受け取った第2基地局追加要求メッセージの送り先となる前記第2基地局を決定する第3処理と、
    前記第3処理において決定された前記第2基地局に対して、前記第2基地局追加要求メッセージを送る第4処理と、
    前記第2基地局追加要求メッセージの送り先である前記第2基地局から、前記第2基地局追加要求メッセージに対する肯定応答メッセージを取得した場合には、当該肯定応答メッセージを前記第1基地局に送る第5処理と、を実行するネットワーク装置。
  2. 前記制御部は、前記第1処理において複数の前記第2基地局の運用情報を収集できたならば、収集された前記運用情報に対応する前記第2基地局の各々について優先順位を設定し、優先順位の高い前記第2基地局から前記第3処理を実行する前記請求項1に記載のネットワーク装置。
  3. 前記制御部は、前記第2基地局から前記肯定応答メッセージを受け取るまで、前記優先順位に基づいて前記第3処理を続行する前記請求項2記載のネットワーク装置。
  4. 前記制御部は、前記第3処理において、前記第2基地局を複数決定した場合には、前記第4処理において、前記決定された複数の第2基地局に対して一斉に前記第2基地局追加要求メッセージを送り、
    前記制御部は、前記第5処理において、前記複数の第2基地局から、前記肯定応答メッセージをそれぞれ取得した場合には、前記収集された運用情報に基づいて、当該複数の第2基地局の中から、前記肯定応答メッセージを前記第1基地局に送る対象の前記第2基地局を選択し、
    前記制御部は、該選択された前記第2基地局についての前記肯定応答メッセージを前記第1基地局に送る前記請求項1記載のネットワーク装置。
  5. 前記制御部は、前記第1処理において収集された前記第2基地局の運用情報を記憶し、且つ、前記運用情報を前記第1基地局へ送る処理を更に実行する前記請求項1記載のネットワーク装置。
  6. 前記運用情報は、前記第2基地局の負荷に関する情報、あるいは、前記第2基地局の運用モードを示す情報である前記請求項1記載のネットワーク装置。
  7. 前記第2基地局の負荷に関する情報は、前記第2基地局が収容可能であるユーザ端末の数、前記第2基地局に現在接続されているユーザ端末の数、前記第2基地局において使用されている無線リソースブロック数、及び前記第2基地局のハードウェアの負荷度合のうち、少なくとも一つの情報である前記請求項6記載のネットワーク装置。
  8. 前記第2基地局はホーム基地局であり、
    前記第2基地局の運用モードを示す情報は、前記第2基地局の運用モードが、ハイブリッドモード、クローズドモード、及びオープンモードのうち、何れかのモードであるかを示す前記請求項6に記載のネットワーク装置。
  9. 二重接続方式による通信を実行可能な移動通信システムにおける第1基地局であって、
    前記移動通信システムは、
    ユーザ端末とRRC接続を確立する前記第1基地局と、
    前記ユーザ端末に追加的な無線リソースを提供可能な第2基地局と、
    前記第1基地局及び前記第2基地局にそれぞれ接続された前記ネットワーク装置と、を有し、
    前記第1基地局は、制御部を備え、
    前記制御部は、前記ユーザ端末から、前記第2基地局についての無線品質の測定結果を取得する第1処理と、
    前記第2基地局についての無線品質の測定結果を取得した場合には、前記ネットワーク装置に、前記測定結果を含む第2基地局追加要求メッセージを送信する第2処理と、
    前記ネットワーク装置から、前記第2基地局追加要求メッセージに対する前記第2基地局の肯定応答メッセージを受信する第3処理と、
    前記ユーザ端末に対して、前記肯定応答メッセージの送信元である前記第2基地局を用いた前記二重接続方式のための構成情報を送信する第4処理と、を実行する第1基地局。
  10. 前記制御部は、前記ネットワーク装置を介して、複数の前記第2基地局の運用状態を示す運用情報を取得し、
    前記制御部は、該取得された運用情報と前記測定結果に基づいて、前記第1基地局が第2基地局追加要求メッセージを送る場合における、該第2基地局追加要求メッセージの送り先となる前記第2基地局の優先順位を設定する請求項9に記載の第1基地局。
  11. 前記制御部は、前記ネットワーク装置を介して、複数の前記第2基地局の運用状態を示す運用情報を取得し、
    前記制御部は、該取得された運用情報と前記測定結果に基づいて、前記第2基地局追加要求メッセージを前記ネットワーク装置へ送信するか否かを判断し、
    前記制御部は、前記第2基地局要求メッセージを送信すると決めた場合に前記2処理を実行する前記請求項9に記載の第1基地局。
  12. 前記運用情報は、前記第2基地局の負荷に関する情報、あるいは、前記第2基地局の運用モードを示す情報である前記請求項10に記載の第1基地局。
  13. 前記第2基地局の負荷に関する情報は、前記第2基地局に現在接続されているユーザ端末の数、前記第2基地局が収容可能であるユーザ端末の数、前記第2基地局において使用されている無線リソースブロック数、及び前記第2基地局のハードウェアの負荷度合のうち、少なくとも一つの情報である前記請求項12に記載の第1基地局。
  14. 前記第2基地局はホーム基地局であり、
    前記第2基地局の運用モードを示す情報は、前記第2基地局の運用モードが、ハイブリッドモード、クローズドモード、及びオープンモードのうち、何れかのモードであるかを示す前記請求項13に記載の第1基地局。
  15. 前記制御部は、前記第1処理において、前記ユーザ端末から、CSG(Closed Subscriber Group)セル識別子を前記測定結果とともに取得し、
    前記第2処理において、前記CSGセル識別子が、前記ネットワーク装置から予め取得していたCSGセル識別子リストに含まれているならば、前記第2基地局追加要求メッセージを、前記ネットワーク装置に送信する処理を実行する前記請求項9に記載の第1基地局。
  16. 二重接続方式による通信を実行可能な移動通信システムにおける第2基地局であって、
    前記移動通信システムは、
    ユーザ端末とRRC接続を確立する第1基地局と、
    前記ユーザ端末に追加的な無線リソースを提供可能な前記第2基地局と、
    前記第1基地局及び前記第2基地局にそれぞれ接続された前記ネットワーク装置と、を有し、
    前記第2基地局は、制御部を備え、
    前記制御部は、前記ネットワーク装置に、該第2基地局の運用状態を示す運用情報を送信する第1処理と、
    前記運用情報を送信した後、前記ネットワーク装置から、第2基地局追加要求メッセージを取得する第2処理と、
    前記第2基地局追加要求メッセージに対する肯定応答メッセージを、前記ネットワーク装置に送信する第3処理と、を実行する第2基地局。
  17. 前記運用情報は、前記第2基地局の負荷に関する情報、あるいは、前記第2基地局の運用モードを示す情報である前記請求項16に記載の第2基地局。
  18. 前記第2基地局の負荷に関する情報は、前記第2基地局が収容可能であるユーザ端末の数、前記第2基地局に現在接続されているユーザ端末の数、前記第2基地局において使用されている無線リソースブロック数、及び前記第2基地局のハードウェアの負荷度合のうち、少なくとも一つの情報である前記請求項16に記載の第2基地局。
  19. 前記第2基地局はホーム基地局であり、
    前記第2基地局の運用モードを示す情報は、前記第2基地局の運用モードが、ハイブリッドモード、クローズドモード、及びオープンモードのうち、何れかのモードであるかを示す前記請求項16に記載の第2基地局。
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