JPWO2016132516A1 - 接合構造 - Google Patents

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Abstract

接合構造1は、第一凸曲面111を有し固定部材8に連結される受け座部10と、第一凸曲面111に面接触しつつ摺動可能な第一凹曲面21及び第一凹曲面21の裏面側の第二凸曲面22を有する椀状部材20と、第二凸曲面22の中央から突出し被固定部材9に連結される軸部材30と、第二凸曲面22に面接触する第二凹曲面41を有し受け座部10に対して椀状部材20を押し付け固定する押付部材40と、第一凹曲面21の摺動範囲よりも外側で押付部材40を受け座部10又は固定部材8に締結する締結手段62と、を備える。第一凸曲面111、第一凹曲面21、第二凸曲面22及び第二凹曲面41は略同心の略真球面状を呈している。本発明に係る接合構造1によれば、固定部材8に対して被固定部材9の傾き角度及び傾き方向を調整可能であるとともに、傾き角度及び傾き方向によらず被固定部材9を安定して保持可能であり、かつ、被固定部材9の傾き角度及び傾き方向の再調整が容易である。

Description

本発明は、被固定部材を固定部材に固定する接合構造に関し、詳しくは、固定部材に対して被固定部材の傾き角度及び傾き方向を調整可能な接合構造に関するものである。
太陽光発電パネル設置用架台、大型のアンテナ装置、建築物の基礎梁等の比較的大型の被固定部材を地上に設置する場合には、地盤に支持杭等の固定部材を立設して、その上端部に被固定部材が取付けられることが多い。
急傾斜地、硬い地盤、地中障害物が多いなどの厳しい施工環境において支持杭の打設を行う場合には、杭の倒れ、ねじれ、高さの誤差(総称して施工誤差)が発生し易い。従って、支持杭等の固定部材に上部構造等の被固定部材を固定する際には、前記の施工誤差を吸収できる調整機能付きの接合構造が必要とされる。この種の調整機能付きの接合構造として、例えば、特許文献1及び2に開示された構造がある。
特許文献1に開示されている取付物支持ユニット11(接合構造)は、球座部23を具備する受け座部28Uと、球座部23の湾曲受け面23aに凹曲面38を面接触させ取付物が固定される取付台座部材30と、取付台座部材30を球座部23に締め付け固定する固定用ボルト50とを有している。そして、取付台座部材30の凹曲面の中央部に開口されたボルト挿通孔35内に、球座部23の湾曲受け面に沿う取付台座部材30のスライド移動を可能にするクリアランスが確保されている。取付物支持ユニット11の取付台座部材30は、受け座部28Uの球座部23に固定されていない状態において、球座部23の湾曲受け面23aに沿ってスライド移動可能であるため、受け座部28Uに対する向きを簡単に調整できる。また、取付台座部材30が受け座部28Uにボルト固定された後、再度、取付台座部材30の向きを調整したい場合には、固定用ボルト50を緩めることで簡単に再調整ができる。
特許文献2に開示されている接合構造7は、基礎梁5と鋼管杭3とを接続する構造であり、杭頭キャップ19に支承される凸面11bを有した球座頭ボルト11と、球座頭ボルト11の一方の端部である頭部11cを杭頭キャップ19に固定する位置調整部21(固定手段)と、球座頭ボルト11の他方の端部と基礎梁5とを連結する基礎梁固定プレート9とを備えている。位置調整部21は、球座頭ボルト11の他方の端部が挿通する挿通孔Haを有し、挿通孔Haは、球座頭ボルト11が揺動自在の孔径を有している。そして、位置調整部21が球座頭ボルト11の径方向への張出し部に当接することによって、球座頭ボルト11が位置調整部21の挿通孔Haから抜け出さないように係止される。従って、杭頭キャップ19に支承される凸面11bを支点として、球座頭ボルト11を挿通孔Ha内で傾けながら調整することで、基礎梁5の設置状態の傾きの誤差を簡単に調整でき、寸法精度よく基礎梁5を鋼管杭3に容易に接続することができる。
特開2013−174089号公報 特開2009−209557号公報
ここで、特許文献1に開示されている取付物支持ユニット11は、取付台座部材30の凹曲面の中央部に開口されたボルト挿通孔35に固定用ボルト50が挿通されている。従って、取付台座部材30に取付物が固定された状態では、固定用ボルト50の頭部が取付物に覆われてしまう場合があり、固定用ボルト50を緩めての再調整が不可能になる虞がある。
また、特許文献2に開示されている接合構造7は、球座頭ボルト11が頭部11cに形成された凸面11bを支点として揺動自在となっている。すなわち、球座頭ボルト11は、一点支持の点接触の状態となっている。また、球座頭ボルト11の頭部11cの張り出した側面が、位置調整部21の挿通孔Haの内周面に当接することによって、球座頭ボルト11が位置調整部21の挿通孔Haから抜け出さないように係止される。このため、傾いた状態の球座頭ボルト11を保持する際には、球座頭ボルト11の頭部11cの側面と位置調整部21の挿通孔Haの内周面との接触面積が減少し、二点接触の状態で保持されることとなる。
すなわち、傾いた状態の球座頭ボルト11は、頭部11cが凸部の一点と張出し部の二点の合計三点で保持された状態となっている。この状態では、球座頭ボルト11の傾きを固定する方向に対しては保持力が強いが、傾き方向に直交する方向に対しては保持力が最も弱く、傾いた状態の球座頭ボルト11の保持力の強さに方向性が生じるという問題がある。また、点接触の保持では、接触点に荷重が集中するため、長期的に接触点が凹み易く(クリープ変形)、これにより、接触点の接触圧が低下して、球座頭ボルト11の保持力が長期的に損なわれる虞がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、固定部材に対して被固定部材の傾き角度及び傾き方向を調整可能であるとともに、傾き角度及び傾き方向によらず被固定部材を安定して保持可能であり、かつ、被固定部材の傾き角度及び傾き方向の再調整が容易である接合構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、第一凸曲面を有し固定部材に連結される受け座部と、前記第一凸曲面に面接触しつつ摺動可能な第一凹曲面及び該第一凹曲面の裏面側の第二凸曲面を有する椀状部材と、前記第二凸曲面の中央から突出し被固定部材に連結される軸部材と、前記第二凸曲面に面接触する第二凹曲面を有し前記受け座部に対して前記椀状部材を押し付け固定する押付部材と、前記第一凹曲面の摺動範囲よりも外側で前記押付部材を前記受け座部又は前記固定部材に締結する締結手段と、を備え、前記第一凸曲面、前記第一凹曲面、前記第二凸曲面及び前記第二凹曲面が略同心の略真球面状を呈していることを特徴とする接合構造を提供する(発明1)。
上記発明(発明1)によれば、押付部材を受け座部又は固定部材に対して締結している位置が椀状部材の第一凹局面の摺動範囲よりも外側であることにより、接合構造の上部に被固定部材が載せられた状態であっても、押付部材を受け座部又は固定部材に締結する締結手段を緩めることにより椀状部材を受け座部と押付部材との間で摺動させ、固定部材に対する軸部材の傾き角度及び傾き方向を調整できるため、固定部材に対して被固定部材を取り付ける傾き角度及び傾き方向を調整することができる。また、傾き角度及び傾き方向を調整するために、被固定部材を接合構造から取り外す必要がないため、被固定部材は安定的に保持され、何度でも再調整が容易である。
上記発明(発明1)においては、前記軸部材が、外周に雄ねじが形成された雄ねじ部材と、内周に雌ねじが形成された雌ねじ部材と、が螺合された構造よりなり、前記雄ねじ部材と前記雌ねじ部材とを相対回転させることによって、前記軸部材の軸方向の長さの調整が可能であることが好ましい(発明2)。
上記発明(発明2)によれば、固定部材に対する被固定部材の傾き角度及び傾き方向の調整に加えて、雄ねじ部材と雌ねじ部材とを相対回転させるという簡易な操作だけで固定部材に対する被固定部材の高さの調整も容易に行うことができる。
上記発明(発明2)においては、前記軸部材と前記被固定部材とを第一挟持部及び第二挟持部によって挟み込み、もって前記軸部材を前記被固定部材に連結する挟持部材を更に備え、前記第一挟持部と前記第二挟持部とが締緩自在に構成されていることが好ましい(発明3)。
上記発明(発明3)によれば、第一挟持部と第二挟持部とが締緩自在に構成されていることにより、第一挟持部及び第二挟持部による軸部材及び被固定部材の挟持状態を解除することができるため、被固定部材を完全に接合構造から取り外すことなく軸部材の雄ねじ部材及び雌ねじ部材の相対回転が可能になる。それにより、一旦決めた軸部材の傾き角度及び傾き方向を維持したまま固定部材に対する被固定部材の高さのみを容易に微調整・再調整することができる。
上記発明(発明1〜3)においては、前記受け座部が、前記第一凸曲面を有する受け部材と、該受け部材を取り付けて前記固定部材に連結する取付部材とを備え、前記受け部材を前記取付部材に取り付ける位置を変えることによって、前記固定部材に対する前記第一凸曲面の相対的な位置の調整が可能であることが好ましい(発明4)。
上記発明(発明4)によれば、固定部材に対する被固定部材の傾き角度及び傾き方向の調整に加えて、受け部材を取付部材に取り付ける位置を変えるという簡易な操作だけで固定部材に対する被固定部材の平面位置の調整も容易に行うことができる。
本発明に係る接合構造によれば、固定部材に対して被固定部材の傾き角度及び傾き方向を調整可能であるとともに、傾き角度及び傾き方向によらず被固定部材を安定して保持可能であり、かつ、被固定部材の傾き角度及び傾き方向の再調整が容易である。
本発明の一実施形態に係るコネクタ(接合構造)を用いて太陽光発電パネル設置用架台(縦桟先行構造)の上部構造を支持杭に取り付ける様子を示す説明図である。 図1に示した太陽光発電パネル設置用架台の縦桟の断面構造を示す説明図である。 図1に示した太陽光発電パネル設置用架台の支持杭の断面構造を示す説明図である。 同実施形態に係るコネクタの使用状態を示す説明図である。 同実施形態に係るコネクタの構造を示す分解斜視図である。 同実施形態に係るコネクタの構造を示す断面図であり、(a)は東西方向の断面図、(b)は南北方向の断面図である。 同実施形態に係るコネクタを構成する押付部材の構造を示す平面図である。 同実施形態に係るコネクタを用いて太陽光発電パネル設置用架台(横桟先行構造)の上部構造を支持杭に取り付ける様子を示す説明図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、被固定部材たる太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9を、コネクタ1(接合構造)を用いて固定部材たる太陽光発電パネル設置用架台の下部構造である支持杭8に固定する。ただし、本発明のコネクタ1を適用する固定部材、被固定部材はこれに限られない。
太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9は、図1に示すように、複数の縦桟91を平行に並べた上に複数の横桟92を縦桟91とは直交する方向に平行に並べ、連結金具、ねじ止め等の公知の固定手段によって縦桟91と横桟92とを固定してなるものである。横桟92上には太陽光発電パネル(不図示)が設置される。なお、本実施形態の説明においては、図1に示すように、便宜上、縦桟91の長手方向を南北方向、横桟92の長手方向を東西方向、鉛直方向を上下方向とするが、これら方向の記載が実際の方位や設置方向と一致するものではない。
太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9は、下部を地盤7に打ち込んで鉛直方向に立設されている複数の支持杭8に対して、コネクタ1を介して固定される。具体的には、一つの支持杭8に一つのコネクタ1が取り付けられ、太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9を構成する一本の縦桟91を、南北方向に並ぶ二つの支持杭8に対してそれぞれコネクタ1を介して固定する。同様にして複数の縦桟91を平行に並べて支持杭8上にコネクタ1を介して固定し、その複数の縦桟91に直交するように横桟92を縦桟91上に複数平行に並べて固定していく。
なお、図1においては、支持杭8が南北方向に二本、東西方向に三本が並べられ、合計六本の支持杭8が図示されているが、これに限られるものではなく、設置する太陽光発電パネルの大きさや枚数、その設置場所の自然条件等に応じて支持杭8の数や並べ方は変化してもよい。また、本実施形態においては平行する三本の縦桟91に対して四本の横桟92が直交するように並べられているが、これに限られるものではなく、設置する太陽光発電パネルの大きさや枚数、その設置場所の自然条件等に応じて縦桟91及び横桟92の数や並べ方は変化してもよい。縦桟91の長さに応じて横桟92の本数や間隔が変化することや、横桟92の長さに応じて縦桟91の本数や間隔が変化することも当然に許容される。
縦桟91は、図2に示すように、略コの字形状の断面形状を有し、開口側の両端辺は内側に向かって折り曲げられて係止部911を構成している。また、横桟92は、太陽光発電パネルを設置するに適した形状、かつ縦桟91に固定するに適した形状を有していればその形状は特に限定されないが、例えば縦桟91と同様の略コの字形状の断面形状を有するものや、略Z字形状の断面形状を有するものが挙げられる。縦桟91及び横桟92の材質はいずれも鉄であり、例えば鋼板のベンダー加工やロール鋼板のロールフォーミングによって製造されるが、これに限られるものではなく、例えば押し出し成形によって製造されるアルミニウム合金製であってもよい。
支持杭8は、それぞれ下部を地盤7に打ち込んで固定され、鉛直に立設されている。図3に示すように、支持杭8の断面形状は略コの字形状であり、両側面の開口側の両端辺が外側に向かって略直角に折り曲げられたフランジ部81を有している。支持杭8の両側面の上部には、図5に示すように、取付部材連結孔82がそれぞれ三つずつ設けられている。支持杭8の材質は溶融亜鉛メッキされた鋼であり、例えばロール成形によって製造されるが、これに限られるものではない。本実施形態においては、支持杭8は、縦桟91の長手方向(すなわち南北方向)ではなく横桟92の長手方向(すなわち東西方向)に開口側が来るように地盤7に打ち込まれて立設されている。
コネクタ1は、図4〜6に示すように、受け座部10、椀状部材20、軸部材30、押付部材40及び挟持部材50を組み合わせて構成され、受け座部10が支持杭8に連結され、軸部材30が挟持部材50を介して太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9の縦桟91に連結されることにより、太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9を支持杭8に固定するものである。本実施形態のコネクタ1の材質は鉄であり、例えば鋼板をプレス加工することによって製造されるが、これに限られるものではない。
なお、図4はコネクタ1の使用状態を示す説明図であり、図1中の一つのコネクタ1周辺部分を拡大したものである。実際に太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9を設置する際は、主に南側に太陽光発電パネルが向くように角度を付けて支持杭8に固定される。そのため図4においては、太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9を支持杭8に対して所定の角度でコネクタ1によって固定する様子が示されている。また、説明の都合上、地盤7は平坦とし、支持杭8は鉛直方向に立設するものとしているが、実際には傾斜地において支持杭8を地盤7に対して角度を付けて打ち込むこともある。一方、図4とは異なり、図5及び6においては、コネクタ1の構造を説明するに適した図とするために、支持杭8に対して角度を付けずに太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9を固定する様子を示している。すなわち、太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9の縦桟91は支持杭8上に水平に固定されている。
まず、コネクタ1を構成する各部材の構造について説明する。受け座部10は、図6に示すように、椀状部材接触面111(第一凸曲面)を中央部に有する受け部材11と、受け部材11を取り付けて支持杭8に連結する左右一対の取付部材12a,12bとから構成される。取付部材12aと取付部材12bとは同一の部材である。
受け部材11は平面視略正方形状の平板形状を有し、その中央部に椀状部材接触面111が形成されている。椀状部材接触面111は、受け部材11の中央部を下側から半球形状に押し出して当該半球の上部を水平に切り取った形状を有する。椀状部材接触面111の中央部には正円形状の開口部112が形成されている。
受け部材11の対向する二つの辺115a,115cの中央部近傍には、それらの辺115a,115cに沿って矩形長孔形状の取付部材締結孔113a,113bが設けられている。また、受け部材11を支持杭8に取り付けた際に支持杭8の開口側に位置する辺115bの中央部近傍と、その辺115bに対向する辺115dの両隅近傍の合計三カ所に角孔形状の押付部材締結孔114a,114b,114cが設けられている。(辺115bの中央部近傍に設けられていたものを押付部材締結孔114a、辺115dの両隅近傍に設けられたものを押付部材締結孔114b,114cとする。)
取付部材12a,12bは、支持杭8に取り付けられるときに支持杭8に接触する支持杭取付部121a,121bと、受け部材11に取り付けられるときに受け部材11に接触する受け部材取付部123a,123bとを有している。取付部材12a,12bは一枚の矩形平板がL字形状に折り曲げられた形状を有するアングル部材であり、受け部材取付部123a,123bが支持杭取付部121a,121bの上端部から略直角に延設されている。支持杭取付部121a,121bの下端部近傍には角孔形状の支持杭取付孔122a,122bがそれぞれ一つずつ設けられている。一方、受け部材取付部123a,123bにはその中央部に長角孔形状の受け部材取付孔124a,124bがそれぞれ一つずつ設けられている。
椀状部材20は半球面形状を有し、内側が椀状部材接触面111に面接触しつつ摺動可能な受け座部接触面21(第一凹曲面)、その裏側、すなわち外側が押付部材接触面22(第二凸曲面)となっている。
軸部材30は、外周に雄ねじが形成された雄ねじ部材31と、内周に雌ねじが形成された雌ねじ部材32とが螺合された構造よりなり、雄ねじ部材31が椀状部材20の押付部材接触面22の中央から突出し、雌ねじ部材32が太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9の縦桟91に連結される。雄ねじ部材31はその外周に雄ねじが形成された中空円筒形状を有し、椀状部材20の押付部材接触面22中央部に溶接、ねじ止め等の公知の固定手段を用いて立設されている。雌ねじ部材32は円盤状の頭部321と、その内周に雌ねじが形成された中空円筒形状の胴部322とを有し、挟持部材50を介して太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9の縦桟91に連結される。胴部322には切り欠き323が平行に二つ形成されており(図5において一つは胴部322の裏面側にあるため不図示)、二つの切り欠き323をスパナ等で掴むことで、容易に雌ねじ部材32を回転させることが可能となっている。このような構造を有することにより、本実施形態においては、雄ねじ部材31と雌ねじ部材32とを相対回転させることによって軸部材30の軸方向の長さの調整が可能となっている。
押付部材40は、受け座部10に対して椀状部材20を押し付け固定するための部材であり、半球面形状を有する椀状の部材からその底部を水平に切り取った形状を有し、その内側に、椀状部材20の押付部材接触面22に面接触する椀状部材押付面41(第二凹曲面)を有する。押付部材40(椀状部材押付面41)の中央部には正円形状の開口部42が形成されている。また、図7に示すように、押付部材40の下端周縁部からは三方向に三つの締結片43a,43b,43cが延設されており、三つの締結片43a,43b,43cのそれぞれに角孔形状の締結孔431a,431b,431cが一つずつ設けられている。
図7に示すように、締結片43aは平面視略正方形状の板状部材であり、締結片43b,43cは略長方形状の板片に略二等辺三角形状の板片を組み合わせた平面視剣先形状の板状部材である。三つの締結片43a,43b,43cの設けられている位置関係は、椀状部材押付面41が椀状部材20の押付部材接触面22に面接触し、椀状部材20の受け部材接触面21が受け部材11の椀状部材接触面111に面接触するように、押付部材40と受け部材11との間に椀状部材20を挟み込んで組み合わせたとき、締結孔431aが受け部材11の辺115bの中央部近傍に設けられた押付部材締結孔114aに対応する位置に合わせると、締結孔431b,431cが受け部材11の辺115dの両隅近傍に設けられた二つの押付部材締結孔114b,114cにそれぞれ対応する位置に来るように配されている。
ここで、押付部材40と受け部材11との間に椀状部材20を挟み込んで組み合わせたときに、押付部材40の椀状部材押付面41(第二凹曲面)が椀状部材20の押付部材接触面22(第二凸曲面)に摺動可能に面接触し、椀状部材20の受け部材接触面21(第一凹曲面)が受け部材11の椀状部材接触面111(第一凸曲面)に摺動可能に面接触するように、椀状部材接触面111(第一凸曲面)、受け座部接触面21(第一凹曲面)、押付部材接触面22(第二凸曲面)及び椀状部材押付面41(第二凹曲面)は略同心の略真球面状を呈している。
挟持部材50は、軸部材30を太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9へと連結するための部材であり、第一挟持板部材51と第二挟持板部材52とから構成される。第一挟持板部材51と第二挟持板部材52との間に、軸部材30の雌ねじ部材32と太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9の縦桟91とが締緩自在に挟持される。本実施形態においては第一挟持板部材51と第二挟持板部材52とは全く同一の形状を有するため、第一挟持板部材51についてのみその構造を説明する。
第一挟持部材51は、縦桟91を挟持するための平板形状の桟接触部511と、桟接触部511の下側に位置し、軸部材30の雌ねじ部材32の形状に対応する略半円柱形状の窪みが設けられた軸接触部514とを有している。また、縦桟91を挟持したときに縦桟91が上方向にずれて抜けることがないように、桟接触部511の上端部は内側に向かって折り曲げられて返し512を構成しており、当該返し512は縦桟91を挟持したときに縦桟91の係止部911を覆うような形状となっている。軸接触部514の両側部には、第一挟持板部材51と第二挟持板部材52とを対向させ、縦桟91及び雌ねじ部材32を間に挟んで固定するためのボルト・ナット63を通す丸孔513が設けられている。ボルト・ナット63をきつく締めることにより、第一挟持板部材51と第二挟持板部材52とよって縦桟91及び雌ねじ部材32を間に挟持して固定状態となり、ボルト・ナット63を緩めることにより、固定状態が解除される。ボルト・ナット63を緩めて固定状態が解除された場合にも雌ねじ部材32が第一挟持板部材51及び第二挟持板部材52の間から抜けることがないように、軸接触部514には、雌ねじ部材32を挟持したときに雌ねじ部材32の頭部321が嵌合する溝515が形成されている。
以上に説明したコネクタ1を構成する各部材を組み合わせ、コネクタ1を使用して縦桟91を支持杭8に固定する方法を説明する。まず、取付部材12a,12bの受け部材取付部123a,123bが支持杭8の上端から外側に位置するように、取付部材12a,12bの支持杭取付孔122a,122bと支持杭8の取付部材連結孔82とをボルト・ナット60で締めて取付部材12a,12bを支持杭8に取り付ける。支持杭取付孔122a,122bは角孔形状を有しているため、この角孔形状に対応した角根丸頭ボルト60を用いると、ボルト・ナットの締結作業が容易になる。支持杭8の取付部材連結孔82は両側面にそれぞれ三つずつ穿設されているが、求められる縦桟91の設置高さに合わせて三つの中から任意に選択することができる。
続いて、受け部材取付孔124a,124b上に取付部材締結孔113a,113bが来るように、取付部材12a,12bの受け部材取付部123a,123b上に受け部材11を載置し、受け部材取付孔124a,124bと取付部材締結孔113a,113bとをボルト・ナット61で締めて受け部材11を取付部材12a,12bに取り付ける。このとき受け部材11は、受け部材11の各辺が支持杭8の各辺と平行になるように、取付部材12a,12bに取り付けることになるが、取付部材締結孔113a,113bが矩形長孔形状に形成されていることにより、受け部材11の支持杭8に対する東西方向の取り付け位置はこの取付部材締結孔113a,113bの東西方向長さの範囲内で自由に動かすことができる。また、受け部材取付孔124a,124bも長角孔形状に形成されているため、受け部材11の支持杭8に対する南北方向の取り付け位置もこの受け部材取付孔124a,124bの南北方向長さの範囲内で調整することが可能となっている。なお、受け部材11の支持杭8に対する南北方向の取り付け位置の調整幅は東西方向の調整幅より小さいが、南北方向の位置調整は縦桟91を挟持部材50に挟持させる位置自体を動かすことによってより広範囲に調整可能である。
このように、本実施形態においては、受け部材11を取付部材12a,12bに取り付ける位置を変えることによって、支持杭8に対する受け部材11や受け部材11に設けられた椀状部材接触面111の相対的な位置の調整が可能となっている。そのため、受け部材11を取付部材12a,12bに取り付ける位置を変えるという簡易な操作だけで支持杭8に対する太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9の平面位置の調整も容易に行うことができる。
次に、受け部材11の椀状部材接触面111に椀状部材20の受け座部接触面21が当接するように、受け部材11上に椀状部材20を載置し、椀状部材20から突出する軸部材30(雄ねじ部材31に雌ねじ部材32を螺合させた状態にしておく)が開口部42から突き出すように、更に押付部材40を椀状部材20及び受け部材11上に載置する。この結果、押付部材40と受け部材11との間に椀状部材20が挟み込まれた状態となり、押付部材40の椀状部材押付面41が椀状部材20の押付部材接触面22に面接触し、椀状部材20の受け部材接触面21が受け部材11の椀状部材接触面111に面接触する。このとき、押付部材の締結孔431aが受け部材11の押付部材締結孔114a上に来るように、押付部材の締結孔431b,431cが受け部材11の押付部材締結孔114b,114cそれぞれの上に来るように、押付部材40の載置位置を決め、締結孔431a,431b,431cと押付部材締結孔114a,114b,114cとをボルト・ナット62で締めて押付部材40を受け座部10の受け部材11に締結する。ここまでの作業を各支持杭8に対して繰り返し、挟持部材50を除くコネクタ1を各支持杭8の上部に取り付ける。
続いて、軸部材30の雌ねじ部材32の頭部321が第一挟持板部材51及び第二挟持板部材52の溝515に嵌合するように第一挟持板部材51と第二挟持板部材52とで軸部材30を挟持し、縦桟91を第一挟持板部材51及び第二挟持板部材52の桟接触部511の間に通した状態で、第一挟持板部材51及び第二挟持板部材52の丸孔513をボルト・ナット63で締める。この作業を各支持孔8において繰り返し、支持杭8上に複数の縦桟91を平行に並べて取り付けていく。
縦桟91を平行に並べて取り付けた後、今度は縦桟91上に複数の横桟92を平行に並べ、連結金具、ねじ止め等の公知の固定手段によって縦桟91と横桟92とを固定して太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9を支持杭8上で組み立てる。
ここで、押付部材40を受け座部10の受け部材11に対して締結している位置は、図6に示すように、椀状部材20の受け座部接触面21の摺動範囲よりも外側にある。このように押付部材40を受け座部10の受け部材11に対して締結していることにより、コネクタ1の上部に太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9が載せられた状態であっても、ボルト・ナット62を緩めることにより椀状部材20を受け座部10と押付部材40との間で摺動させ、支持杭8に対する軸部材30の傾き角度及び傾き方向を調整できるため、支持杭8に対して太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9を取り付ける傾き角度及び傾き方向を調整することができる。傾き角度及び傾き方向を調整するために、太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9をコネクタ1から取り外す必要がないため、太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9は安定的に保持され、何度でも再調整が容易である。
また、第一挟持板部材51と第二挟持板部材52とはボルト・ナット63によって締緩自在に連結されていることにより、当該ボルト・ナット63を緩めることにより第一挟持板部材51及び第二挟持板部材52による軸部材30及び縦桟92の挟持状態を解除することができる。このように挟持状態を解除すると、太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9を完全にコネクタ1から取り外すことなく軸部材30の雄ねじ部材31及び雌ねじ部材32の相対回転が可能になるため、一旦決めた傾き角度及び傾き方向を維持したまま支持杭8に対する太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9の設置高さのみを容易に再調整・微調整することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、本実施形態において、挟持部材50は第一挟持板部材51及び第二挟持板部材52の二つの部材からなるものとしたが、軸部材30と被固定部材たる太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9等を挟持するための第一挟持部及び第二挟持部を有していればこれに限られるものではなく、一つの部材のみからなるものであってもよい。
また、本実施形態においては雄ねじ部材31が椀状部材20に立設されていたが、雄ねじ部材31と椀状部材20とが一体成型された一つの部材として構成されていてもよい。雄ねじ部材31と雌ねじ部材32の位置関係は逆でもよく、例えば雌ねじ部材32が椀状部材20に立設されていてもよい。
更に、本実施形態においては押付部材40が受け座部10の受け部材11に対して締結されていたが、これに限られるものではなく、第一凹曲面たる受け座部接触面21の摺動範囲よりも外側において押付部材40が支持杭8に対して締結されていてもよい。また、押付部材40に設ける締結片43a,43b,43cの数及び位置もあくまで一例であり、これに限られるものではなく、例えば受け部材11の辺115bの中央部近傍及び辺115dの中央部近傍の二カ所に押付部材締結孔114を設け、押付部材40のそれに対応する位置に二つの締結片43を設けてもよい。
なお、本発明に係るコネクタ1は、図8に示すように、横桟先行構造の太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9Aを支持杭8に取り付ける場合にも適用可能である。横桟先行構造の太陽光発電パネル設置用架台の上部構造9Aは、複数の横桟92Aを平行に並べた上に複数の縦桟91Aを横桟92Aとは直交する方向に平行に並べ、連結金具、ねじ止め等の公知の固定手段によって縦桟91Aと横桟92Aとを固定してなるものである。この場合、支持杭8は、横桟92Aの長手方向(すなわち東西方向)ではなく縦桟91Aの長手方向(すなわち南北方向)に開口側が来るように地盤7に打ち込まれて立設され、コネクタ1も90度回転させて支持杭8に取り付けられる。
本発明に係る接合構造(コネクタ)は、太陽光発電パネル設置用架台、大型のアンテナ装置、建築物の基礎梁等の比較的大型の被固定部材を地上に設置するために好適に用いられる。
1…コネクタ(接合構造)
10…受け座部
11…受け部材
111…椀状部材接触面(第一凸曲面)
112…開口部
113a,113b…取付部材締結孔
114a,114b,114c…押付部材締結孔
12a,12b…取付部材
121a,121b…支持杭取付部
122a,122b…支持杭取付孔
123a,123b…受け部材取付部
124a,124b…受け部材取付孔
20…椀状部材
21…受け座部接触面(第一凹曲面)
22…押付部材接触面(第二凸曲面)
30…軸部材
31…雄ねじ部材
32…雌ねじ部材
321…頭部
322…胴部
323…切り欠き
40…押付部材
41…椀状部材押付面(第二凹曲面)
42…開口部
43a,43b,43c…締結片
431a,431b,431c…締結孔
50…挟持部材
51…第一挟持板部材
511…桟接触部
512…返し
513…丸孔
514…軸接触部
515…溝
52…第二挟持板部材
60,61,62,63…ボルト・ナット
7…地盤
8…支持杭
81…フランジ
82…取付部材連結孔
9,9A…太陽光発電パネル設置用架台の上部構造
91,91A…縦桟
911…係止部
92,92A…横桟

Claims (4)

  1. 第一凸曲面を有し固定部材に連結される受け座部と、
    前記第一凸曲面に面接触しつつ摺動可能な第一凹曲面及び該第一凹曲面の裏面側の第二凸曲面を有する椀状部材と、
    前記第二凸曲面の中央から突出し被固定部材に連結される軸部材と、
    前記第二凸曲面に面接触する第二凹曲面を有し前記受け座部に対して前記椀状部材を押し付け固定する押付部材と、
    前記第一凹曲面の摺動範囲よりも外側で前記押付部材を前記受け座部又は前記固定部材に締結する締結手段と、を備え、
    前記第一凸曲面、前記第一凹曲面、前記第二凸曲面及び前記第二凹曲面が略同心の略真球面状を呈していることを特徴とする接合構造。
  2. 前記軸部材が、外周に雄ねじが形成された雄ねじ部材と、内周に雌ねじが形成された雌ねじ部材と、が螺合された構造よりなり、
    前記雄ねじ部材と前記雌ねじ部材とを相対回転させることによって、前記軸部材の軸方向の長さの調整が可能であることを特徴とする請求項1に記載の接合構造。
  3. 前記軸部材と前記被固定部材とを第一挟持部及び第二挟持部によって挟み込み、もって前記軸部材を前記被固定部材に連結する挟持部材を更に備え、
    前記第一挟持部と前記第二挟持部とが締緩自在に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の接合構造。
  4. 前記受け座部が、前記第一凸曲面を有する受け部材と、該受け部材を取り付けて前記固定部材に連結する取付部材とを備え、
    前記受け部材を前記取付部材に取り付ける位置を変えることによって、前記固定部材に対する前記第一凸曲面の相対的な位置の調整が可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の接合構造。
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