JPWO2016051763A1 - 軟骨センシング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光照射を伴う軟骨センシング装置において、穿刺具の穿刺の際に光照射面に汚れが付くことを防止し、かつ光照射面に傷が生じることを防止する。【解決手段】穿刺具(40)は、内腔を有する外管(41)と、外管(41)の内腔に挿抜可能に挿入される内管(42)とを含む。光ファイバ(35)は、内管(42)の内部に挿入される。光ファイバ(35)は、光源部(21)から出射した光が入射される第1の端面と、内管(42)の先端部分に配置される第2の端面とを含む。分岐部(22)は、光源部(21)と光ファイバ(35)との間に設けられる。受光部(23)は、分岐部(22)によって分岐された光を受光する。【選択図】図1

Description

本発明は、軟骨センシング装置に関し、更に詳しくは、軟骨に対して光を照射して軟骨の組成変化を調べる軟骨センシング装置に関する。
関節軟骨の主成分は、II型コラーゲン(20%)、水分(70%)、及びプロテオグリカン(10%)である。関節軟骨に含まれる軟骨細胞は2%程度と、軟骨全体から見るとわずかである。変形膝関節症で、軟骨の変性の初期では、機械的特性の変化(表面が粗くなる。やわらかくなる。)、組成変化(II型コラーゲン量が低下し、水分量が増加する。)、及び組織変化(コラーゲンネットワークの乱れ)などが起こることが知られている。重度では、軟骨組織のけずれ、はがれ、骨棘(こつきょく=軟骨下骨にとげの様なものが出来る)の形成、滑膜の炎症などが起こる。
超音波又は光音響を用いた軟骨センシングが知られている。超音波及び光音響では、機械的特性変化に着目している。MRI(magnetic resonance imaging)を用いた軟骨センシングも知られており、MRIでは水分量の変化に着目している。
生体内のコラーゲンの大半はI型コラーゲンで、これは、関節軟骨に含まれるII型コラーゲンとは、分子レベルで構造が異なる。構造が異なることに起因して、コラーゲンの種類による光学特性の違いが発現する。組成変化のうち、II型コラーゲン量を調べる技術としては、自家蛍光・ラマン散乱・偏光OCT(Optical Coherence Tomography)などがある。
特許文献1には、軟骨組織の物性測定用である光励起蛍光検出装置が開示されている。光励起蛍光検出装置は、レーザ光発生源、光ファイバを含むレーザ光照射装置、レーザ光と蛍光とを分離する分離手段、及び蛍光検出手段を有する。また、特許文献2には、FT−IR(フーリエ変換赤外分光)を用いた軟骨診断装置が開示されている。
特開2004−24855号公報 特開2006−110116号公報
しかしながら、特許文献1では、光ファイバのレーザ光照射面が、支持具(穿刺具)の先端面に固定されている。そのため、穿刺具を穿刺する際に、光ファイバの光照射面に血液などが付着する可能性がある。また、光ファイバの光照射面に、物理的接触に伴う傷が生じる可能性がある。特許文献2については、光波長として遠赤外が用いられており、先端部をプリズムを介して軟骨に接触させる必要があり、穿刺具の径を細くすることができない。
本発明は、上記に鑑み、光照射を伴う軟骨センシング装置において、穿刺具の穿刺の際に光照射面に汚れが付くことを防止でき、かつ光照射面に傷が生じることを防止できる軟骨センシング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、光源と、被検体に穿刺される穿刺具であって、内腔を有する外管と、外管の内腔に挿抜可能に挿入される内管とを含む穿刺具と、穿刺具の内管の内部に挿入され、光源から出射した光が入射される第1の端面と、内管の先端部分に配置される第2の端面とを含む光ファイバと、光源と光ファイバとの間に設けられ、第1の端面側から第2の端面側へ進行する第1の光と、第2の端面側から第1の端面側へ進行する第2の光とを分岐する分岐部と、分岐部によって分岐された第2の光を受光する受光部とを備えた軟骨センシング装置を提供する。
本発明の軟骨センシング装置では、光ファイバに第1の端面から第1の光として入射した光源の出射光は、第2の端面から被検体の被検部位に照射され、被検部位において、光照射に起因して蛍光が発生し、光ファイバには、被検部位において発生した蛍光が第2の端面から第2の光として入射することとしてもよい。
光源から出射した光の波長と蛍光の波長とが相互に異なる場合、分岐部は、入射する波長に応じて第1の光と第2の光とを分岐することが好ましい。
分岐部は、光源から出射した光の波長を透過又は反射し、蛍光の波長を反射又は透過するダイクロイックミラーを含んでいてもよい。あるいは、分岐部は、光源から出射した光の波長と蛍光の波長とを異なるポートに出力する波長多重ファイバカプラを含んでいてもよい。
受光部は、PINフォトダイオード、アバランシェフォトダイオード、バイプラナ光電管、及びストリークカメラのうちの少なくとも1つを含む構成とすることができる。
本発明の軟骨センシング装置では、蛍光のピーク波長、スペクトル幅、及び蛍光寿命のうちの少なくとも1つに基づいて、軟骨に含まれるコラーゲンの種類が判別されることが好ましい。
本発明の軟骨センシング装置では、光ファイバに第1の端面から第1の光として入射した光源の出射光は、第2の端面から被検体の被検部位に照射され、被検部位において、光照射に起因してラマン散乱光が生じ、光ファイバには、ラマン散乱光が第2の端面から第2の光として入射することとしてもよい。
光源から出射した光の波長とラマン散乱光の波長とが相互に異なるとき、分岐部は、入射する波長に応じて第1の光と第2の光とを分岐することが好ましい。
分岐部は、光源から出射した光の波長を透過又は反射し、ラマン散乱光の波長を反射又は透過するダイクロイックミラーを含んでいてもよい。あるいは、分岐部は、光源から出射した光の波長とラマン散乱光の波長とを異なるポートに出力する波長多重ファイバカプラを含んでいてもよい。
受光部は回折格子を有する分光器を含んでいてもよい。
本発明の軟骨センシング装置では、ラマン散乱光のスペクトルに基づいて軟骨に含まれるコラーゲンの種類が判別されることが好ましい。
本発明の軟骨センシング装置は、光源と光ファイバとの間に干渉計を更に含む構成であってもよい。そのような構成において、光ファイバに第1の端面から第1の光として入射した光源の出射光は、第2の端面から被検体の被検部位に照射され、被検部位において、光照射に起因して偏光散乱光が生じ、光ファイバには、偏光散乱光が第2の端面から第2の光として入射することとしてもよい。
分岐部は、ビームスプリッタ又は3dBファイバカプラを含んでいてもよい。
干渉計には、マッハゼンダー干渉計又はマイケルソン干渉計を用いることができる。
上記の軟骨センシング装置においては、光源から波長帯域幅を有する帯域光(広帯域光)を出射してもよい。その場合、受光部は、回折格子を有する分光器を含む構成とするとよい。
上記に代えて、光源から波長掃引光を出射してもよい。その場合、受光部はフォトダイオードを含む構成とすればよい。
本発明の軟骨センシング装置では、偏光散乱光の偏光散乱特性に基づいて軟骨に含まれるコラーゲンの種類が判別されることとすることができる。
本発明の軟骨センシング装置では、穿刺具が外管と内管とを含み、内管は外管の内腔に挿抜可能に挿入される。光源の出射光を被検部位に照射する光ファイバの一方の端面は、内管の先端部分に配置されている。本発明においては、内管が外管に挿入されていない状態で穿刺具を穿刺することができる。従って、穿刺具の穿刺の際に光照射面に汚れが付くことを防止でき、かつ光照射面に傷が生じることを防止できる。
本発明の第1実施形態に係る軟骨センシング装置を示すブロック図。 分岐部の構成例を示すブロック図。 分岐部の別の構成例を示すブロック図。 蛍光検出の様子を示す図。 I型コラーゲン及びII型コラーゲンの蛍光スペクトルを示すグラフ。 ラマンスペクトルを示すグラフ。 直交する2つの面に対する光照射角度と光後方散乱係数と関係を示すグラフ。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る軟骨センシング装置を示す。軟骨センシング装置10は、蛍光励起・検出装置20と分析装置30と穿刺具40とを備える。本実施形態では、自家蛍光を用いて軟骨の組成変化を測定する。
蛍光は、分子に励起光を照射し、吸収させることで励起状態を作り、そこからの発光緩和を観測するものである。「自家蛍光」における“自家”とは、生体内に元から持っているものという意味で用いられている。コラーゲンは、種類により自家蛍光スペクトルが異なることが知られている(例えばDevelopment of a Noninvasive Multifunctional Measurement Method using Nanosecond Pulsed Laser for Evaluation of Regenerative Medicine for Articular Cartilage, M.Ishihara et al., SPIE vol. 6084, p.608405V, 2006(以下、参考文献1とも呼ぶ)を参照)。例えば、I型コラーゲンの蛍光は、ピーク波長438nm、スペクトル幅120nm、蛍光寿命1.45nsec〜5nsecである。II型コラーゲンの蛍光は、ピーク波長401nm、スペクトル幅66nm、蛍光寿命およそ6nsecである。これらは、試験管内での兎軟骨の測定結果のため、厳密には、ヒト生体とは異なる可能性があるが、ヒト生体においても何らかの違いはあると思われる。
穿刺具40は、被検体に穿刺される。穿刺具40は例えば穿刺針である。穿刺具40は、内腔を有する外管41と、外管41の内腔に挿抜可能に挿入される内管42とを含む。穿刺具40(外管41)の外径はφ1.2mm以下が好ましい。光ファイバ35の一端側は、内管42の内部に挿通される。光ファイバ35の他端側は、例えば光コネクタなどによって蛍光励起・検出装置20に接続される。光ファイバ35には、例えば石英光ファイバが用いられる。光ファイバ35は、光源側から出射した光が入射する第1の端面と、内管42の先端部分に配置される第2の端面とを含む。光ファイバ35のコア径は、シングルモード〜数100μm程度のマルチモードまで使用可能である。光ファイバ35は内管42の内部に挿通されるため、そのコア上限は内管42の内径で制限される。ある程度の励起光の伝送量を稼ぐためには、コア径も太くある必要があり、50μm〜600μm程度がより好ましい。なお、本明細書において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値をそれぞれ下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
蛍光励起・検出装置20は、光源部21、分岐部22、及び受光部23を有する。光源部21は、光源であり、I型コラーゲン及びII型コラーゲンを励起する励起光を出射する。光源部21が出射する励起光の波長には、例えばNd:YAGレーザの第3高調波(355nm)や窒素レーザの波長(337nm)が用いられている(参考文献1も参照)。半導体レーザの375nmLD(20mW出力、Thorlabs社)も市販されており、低コストな装置を構成するには好適である。物理的には、励起波長は、200nm〜380nmであればよい。200nmより短い波長帯域では伝送が困難になる。レーザの形態としては、蛍光のスペクトルを見る場合は連続発振でよい。蛍光寿命を見る場合は、5nsec以下の短パルス動作が望ましい。このような短パルス動作は、固体レーザ・窒素レーザでは容易に可能であり、半導体レーザでも、利得スイッチ動作で可能である。
分岐部22は、光源部21と光ファイバ35との間に設けられ、光ファイバ35において第1の端面側から第2の端面側に進行する第1の光と、光ファイバ35において第2の端面側から第1の端面側に進行する光とを分岐(分離)する。光源部21から出射した励起光は、分岐部22を介して光ファイバ35に第1の光として入射し、光ファイバ35の第2の端面から被検体の被検部位に照射される。被検部位において、光ファイバ35から出射した励起光に起因して蛍光が発生し、光ファイバ35には、発生した蛍光が第2の端面から第2の光として入射する。分岐部22は、第2の光として入射した蛍光を光源部21とは異なる方向に分岐する。
分岐部22は、自家蛍光と励起光とを効率よく分離できればよい。光源部21から出射する励起光の波長と被検部位において発生した蛍光の波長とが異なる場合、分岐部22は、波長に応じて励起光と蛍光とを分岐してもよい。図2は、分岐部22の構成例を示す。この構成例では、分岐部22はダイクロイックミラー221を含む。ダイクロイックミラー221は、光源部21から出射した励起光の波長を透過し、蛍光の波長を反射する。透過と反射は逆でもよい。つまり、ダイクロイックミラー221が、光源部21から出射した励起光の波長を反射し、蛍光の波長を透過してもよい。
例えば光源部21に、波長375nmのレーザダイオードを用いる場合、波長300nm程度〜380nm程度の波長範囲の光を透過し、波長380nm程度〜700nm程度の波長範囲の光を反射する誘電体多層膜フィルタを有するダイクロイックミラーを用いればよい。受光部23において、自家蛍光の帯域のうちで、自家蛍光の最も特徴を現す帯域である360nm〜550nmを検出できればよく、従って分岐部22は、その波長帯域の光を例えば反射して受光部23方向へ分岐できればよい。
図3は、分岐部22の別の構成例を示す。この例では、分岐部22は波長分割多重(WDM(Wavelength Division Multiplex))カプラ222を含む。WDMカプラ222は、光ファイバを用いた融着延伸型WDMカプラである。WDMカプラ222は、光源部21から出射した光の波長と蛍光の波長とを異なるポートに出力する。このようなWDMカプラ222を用いることによっても、励起光と蛍光とを分離可能である。
受光部23は、分岐部22によって分岐された蛍光を受光する。受光部23は、コラーゲンの自家蛍光の特徴を分離できればよい。受光部23には、蛍光のスペクトルの違いを分離する場合は分光器が用いられ、蛍光寿命の違いを見る場合は高速検出器が用いられる。分光器は通常の回折格子を用いた小型分光器を用いることができる。例えば浜松ホトニクスC10082(帯域200nm〜800nm、分解能1nm。)を用いることができる。さらに簡素な手段として、特徴波長として400nm近傍(II型コラーゲン)、420nm近傍(I型コラーゲン)、及びそれらよりも長い波長及び短い波長(例えば、500nm、360nm)を例えば帯域幅5nm程度の狭帯域光フィルタで抽出することとしてもよい。その場合も、自家蛍光がI型コラーゲンなのかII型コラーゲンなのかを判別することが可能である。高速検出器としては、蛍光寿命がnsecオーダであることから、帯域1GHz以上のPINフォトダイオード、アバランシェフォトダイオード、バイプラナ光電管、又はストリークカメラなどを用いることができる。感度を補うため、電気アンプを増設することも可能である。
分析装置30は、受光部23によって受光された蛍光の検出信号に基づいて、軟骨組織の性状に関連した測定値を計算する。分析装置30は、例えば蛍光のピーク波長、スペクトル幅、及び蛍光寿命のうちの少なくとも1つに基づいて、軟骨に含まれるコラーゲンの種類を判別する。分析装置30は、例えば、軟骨組織の性状に関連した測定値として、I型コラーゲンとII型コラーゲンの組成比を計算する。その組成比に基づいて、変形膝関節症の有無の診断が可能である。分析装置30には、例えばコンピュータを用いることができる。分析装置30は、軟骨センシング装置の一部であってもよいし、軟骨センシング装置の外部にあってもよい。
図4は、蛍光検出の様子を示す。医師などの術者は、内管42(図1を参照)が抜かれた状態で、穿刺具40を例えば膝関節に穿刺する。穿刺具40の穿刺後、外管41の内腔に内管42を挿入する。光源部21から出射した励起光Lは、光ファイバ35を通じて膝関節に穿刺された穿刺具40の先端まで導光され、穿刺具40の先端から軟骨50に向けて照射される。軟骨50に含まれるコラーゲンは、励起光Lの照射を受けて自家蛍光FLを発する。コラーゲンから発せられた自家蛍光FLは、穿刺具40の先端から光ファイバ35に逆向きに入射し、分岐部22で分岐され受光部23で受光される。
図5は、参考文献1に記載されたI型コラーゲン及びII型コラーゲンの蛍光スペクトルを示す。図5に示すグラフにおいて、縦軸は蛍光の強度を表し、横軸は蛍光の波長を表す。例えば受光部23において、蛍光の波長ごとの強度を測定する。蛍光の発生源がI型コラーゲンであれば、図5に示すように、ピーク波長438nmでスペクトル幅120nmとなる。一方、蛍光の発生源がII型コラーゲンであれば、II型コラーゲンの蛍光は、ピーク波長401nmでスペクトル幅66nmとなる。分析装置30では、これらの特性の違いに基づいて、I型コラーゲンとII型コラーゲンの組成比を計算することができる。
本実施形態では、穿刺具40は、外管41と内管42とを有しており、内管42は、外管41に対して着脱可能である。光ファイバ35の励起光の光出射面は内管42の先端部に設けられており、特許文献1に記載のものとは異なり、光ファイバ35の励起光の光出射面は穿刺具40に対して固定されていない。本実施形態においては、穿刺具40を穿刺するときは、内管42を外管41の内腔に挿入せず、穿刺後に内管42を挿入することができる。このようにすることで、穿刺具40の穿刺の際に、光ファイバ35の励起光の出射面が血液などで汚れることを防ぐことが可能になり、励起光の照射が妨げられることがなくなる。また、内管42を外管41から抜く、或いは内管42が外管41から露出しないように内管42を少し引いた状態で穿刺を行うことで、穿刺の際の物理的接触に伴って傷が付くことを防止することもできる。本実施形態では、特許文献2に記載のものとは異なり、先端にプリズムは不要であり、特許文献2に記載のものに比べて穿刺具40の径を細くできる。
本実施形態では、内管42は外管41に対して着脱可能であり、内管42が挿入された状態で励起光の照射及び蛍光の検出を行った後に、内管42を外管41から抜き取ることもできる。内管42を抜き取った後は、穿刺具40を通常の穿刺具として利用可能である。例えば、外管41の内腔を通じて、被検部位に、例えばヒアルロン酸や痛み止めなどの薬液を注入することもできる。特許文献1では、光ファイバのレーザ照射面が支持具(穿刺具)の先端面に固定されており、蛍光の検出を行った後に薬液を注入するためには、別の穿刺具(穿刺針)を被検部位に穿刺する必要がある。本実施形態では、穿刺具40を穿刺し直さずに、励起光の照射及び蛍光の検出と薬液注入とを実施できる効果もある。
次いで、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態に係る軟骨センシング装置は、図1に示す軟骨センシング装置と同様な構成でよい。本実施形態は、ラマン散乱を用いて軟骨の組成変化を測定する点で、第1実施形態と異なる。
ラマン散乱は、分子に励起光を照射し、分子からの光散乱を観測する。その散乱成分内に、分子固有の振動モード(ラマン振動)で波長がシフトした成分を観測できる。これをラマン散乱という。コラーゲンも種類によりラマン散乱スペクトルが異なることが知られている(Correlating Chemical Changes in Subchondral Bone Mineral due to Aging or Defective Type II Collagen by Raman Spectroscopy, K.A.Dehring et al., SPIE vol. 6430、 p.64301B, 2007(以下、参考文献2とも呼ぶ)を参照)。
本実施形態においても、内管42を外管41から抜き取った状態で穿刺具40を被検部位に穿刺し、その後内管42を外管41の内腔に挿入して光源部21を発光させる。光ファイバ35に第1の端面から第1の光として入射した光源部21の出射光(励起光)は、穿刺具40の先端部分に位置する第2の端面から被検部位に照射される。被検部位においては、光照射に起因してラマン散乱光が生じる。このラマン散乱光は、光ファイバ35に、第2の端面から第2の光として入射する。光ファイバ35に入射したラマン散乱光は、分岐部22で分岐され受光部23で受光される。
光源部21が出射する励起光の波長は、被検体の被検部位において自家蛍光が発生しない波長に設定されていることが好ましい。励起光の波長は、長波長であることが好ましく、具体的には700nm〜1800nmが好ましい。波長の上限は、光ファイバ35の導光限界によって決まる。波長範囲は700nm〜900nmがより好ましい。この波長範囲であれば、受光部23に高感度のSi検出器の使用が可能である。光源部21には、例えば励起波長780nmの分布帰還型(DFB型)半導体レーザを使用可能である。
光源部21の出射光の波長とラマン散乱光の波長とは相互に異なっており、分岐部22は、入射する波長に応じて光源部21の出射光とラマン散乱光とを分岐する。分岐部22には、第1実施形態で説明したものと同様に、光源の出射光の波長を透過又は反射し、ラマン散乱光の波長を反射又は透過するダイクロイックミラーを用いることができる。あるいは、分岐部22に、光源部21の出射光の波長とラマン散乱光の波長とを異なるポートに出力する波長多重ファイバカプラを用いてもよい。
受光部23は、コラーゲンのラマン散乱スペクトルの特徴を分離できればよい。この場合は、スペクトルの違いを利用する。分光器は通常の回折格子を用いた小型分光器を用いることができる。小型高感度・広帯域分光器として、浜松ホトニクス社製のTG−Raman−II(帯域790nm〜920nm、分解能0.3nm(slit10×1000μm))を用いることができる。分析装置30は、ラマン散乱光のスペクトルに基づいて軟骨に含まれるコラーゲンの種類を判別する。
図6は、参考文献2に記載されたラマンスペクトルを示す。図6に示すグラフにおいて、縦軸はラマン強度を表し、横軸はラマンシフトを表す。図6には、I型コラーゲンのラマンスペクトル(グラフ(a))と、II型コラーゲンのラマンスペクトル(グラフ(b))とが示されている。グラフ(a)とグラフ(b)とを比較すると、特に800cm−1〜1000cm−1の領域において、ラマンスペクトルに違いが生じている。従って、その領域のスペクトルの違いを観察すれば、I型コラーゲンとII型コラーゲンとの判別が可能である。例えば励起光の波長を780nmとした場合、ラマンシフトは800cm−1から1000cm−1なので、ラマン散乱光の波長領域は831nm〜845nmとなる。このため、800nm〜900nmの波長領域を受光部23において観測できればよい。
本実施形態では、ラマン散乱を用いて軟骨の組成変化を測定する。本実施形態においても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。すなわち、穿刺具40の穿刺の際に光ファイバ35の励起光の出射面が血液などで汚れること、及び、光ファイバの励起光の出射面に物理的接触に伴って傷が付くことを防止できる。また、穿刺具40を用いた励起光の照射及び蛍光の検出を行った後に、穿刺具40を穿刺し直さずに、薬液注入を実施できる。
続いて、本発明の第3実施形態を説明する。本実施形態は、偏光OCT(optical coherence tomography)を用いて軟骨の組成変化を測定する点で、第1実施形態と異なる。本実施形態に係る軟骨センシング装置の構成は、図1に示す軟骨センシング装置において分岐部22が分岐部と干渉計に置き換わった構成でよい。一般に、干渉計は、入射光波を2つに分け(分波)、一方を参照光路に、他方を測定対象の物体側に送り出した後(干渉アーム)、物体側から戻ってきた光(後方散乱光)を再度合波し、検出器に向ける。分岐部22は、干渉計の一部であってもよい。あるいは、分岐部22を、分波、干渉アーム、及び合波の機能を有する干渉計そのものとしてもよい。
偏光OCTは、組織・分子の配列に応じた信号を取得できる。I型コラーゲンとII型コラーゲンでは、偏光散乱特性が大きく異なることが報告されている(Comparative study of the angle-resolved backscattering properties of collagen fibers in bovine tendon and cartilage, D.K.Kasaragod et al., Journal of Biomedical Optics vol. 16、 p.080501, 2011(以下、参考文献3とも呼ぶ)を参照)。I型コラーゲンは検出される散乱光が入射角度に依存して大きく変化するのに対し、II型コラーゲンは、検出される散乱光は入射角にほとんど依存しない。
内管42を外管41から抜き取った状態で穿刺具40を被検部位に穿刺し、その後内管42を外管41の内腔に挿入して光源部21を発光させる。光ファイバ35に第1の端面から第1の光として入射した光源部21の出射光(励起光)は、穿刺具40の先端部分に位置する第2の端面から被検部位に照射される。被検部位においては、光照射に起因して偏光散乱光が生じる。この偏光散乱光は、光ファイバ35に、第2の端面から第2の光として入射する。光ファイバ35に入射した偏光散乱光は、分岐部22で分岐され受光部23で受光される。
光源部21には、OCT検出用に広帯域の光源を用いる。励起光の波長は長波長が好ましく、700nm〜1800nmが好ましい。波長の上限は、光ファイバ35の導光限界で決まる。800nm〜1600nmであれば、ブロードバンド光源が利用可能である。光源部21には、具体的には、波長1310nm(帯域幅85nm)のスーパールミネセントダイオードが使用可能である。あるいは、1.5μm帯半導体デバイスも使用可能である。光源部21には、波長掃引を行う波長スイープ光源を用いてもよい。
分岐部22は、偏光散乱光と励起光とを分離できればよい。偏光散乱光と励起光の波長は同じである。偏光散乱光は、生体組織で偏光回転を受けているので、分岐部22には、50:50のビームスプリッタや3dBファイバカプラを用いることができる。干渉計は、光源部21と光ファイバ35との間に配置される。干渉計には、マッハゼンダー干渉計又はマイケルソン干渉計を用いることが可能である。
受光部23は、散乱強度の違いを観測できればよい。特に穿刺具40の角度を変えつつ走査したときに散乱強度が大きく変わるか否かによって、I型コラーゲンとII型コラーゲンの判別が可能となる。広帯域光源を用いる場合は分光器を使用する。この場合、通常の回折格子を用いた小型分光器を用いることができる。波長スイープ光源を用いる場合はフォトダイオードでよい。分析装置30は、偏光散乱光の偏光散乱特性に基づいて軟骨に含まれるコラーゲンの種類を判別する。
図7は、参考文献3に記載された、光照射角度と光後方散乱係数と関係を示すグラフである。aのグラフは、牛腱サンプルに対して光照射を行った場合のグラフであり、bのグラフ及びcのグラフは牛軟骨サンプルに対して光照射を行った場合のグラフである。牛腱サンプルはI型コラーゲンに対応し、牛軟骨サンプルはII型コラーゲンに対応する。光照射角度の変化は、穿刺具40の穿刺部位における角度の変化に対応する。これらグラフにおいて、Plane1とplane2は、偏光が互いに直交する面を指す。aのグラフを参照すると、光照射角度を変化させると、入射角度に応じて光後方散乱係数が大きく変化する。一方、bのグラフ及びcのグラフを参照すると、光照射角度を変化させても、光後方散乱係数は大きく変化しない。従って、穿刺具40の角度を変化させたときに偏光散乱光の強度が大きく変化するか否かに基づいて、I型コラーゲンとII型コラーゲンとの判別が可能である。
本実施形態では、偏光OCTを用いて軟骨の組成変化を測定する。本実施形態においても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。すなわち、穿刺具40の穿刺の際に光ファイバ35の励起光の出射面が血液などで汚れること、及び、光ファイバの励起光の出射面に物理的接触に伴って傷が付くことを防止できる。また、穿刺具40を用いた励起光の照射及び蛍光の検出を行った後に、穿刺具40を穿刺し直さずに、薬液注入を実施できる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の軟骨センシング装置は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。

Claims (19)

  1. 光源と、
    被検体に穿刺される穿刺具であって、内腔を有する外管と、該外管の内腔に挿抜可能に挿入される内管とを含む穿刺具と、
    前記内管の内部に挿入され、前記光源から出射した光が入射される第1の端面と、前記内管の先端部分に配置される第2の端面とを含む光ファイバと、
    前記光源と前記光ファイバとの間に設けられ、前記第1の端面側から前記第2の端面側へ進行する第1の光と、前記第2の端面側から前記第1の端面側へ進行する第2の光とを分岐する分岐部と、
    前記分岐部によって分岐された前記第2の光を受光する受光部とを備えた軟骨センシング装置。
  2. 前記光ファイバに前記第1の端面から前記第1の光として入射した前記光源の出射光は、前記第2の端面から被検体の被検部位に照射され、該被検部位において、前記光照射に起因して蛍光が発生し、前記光ファイバには、前記蛍光が前記第2の端面から前記第2の光として入射する請求項1に記載の軟骨センシング装置。
  3. 前記光源から出射した光の波長と前記蛍光の波長とが相互に異なり、前記分岐部は、入射する波長に応じて前記第1の光と前記第2の光とを分岐する請求項2に記載の軟骨センシング装置。
  4. 前記分岐部は、前記光源から出射した光の波長を透過又は反射し、前記蛍光の波長を反射又は透過するダイクロイックミラーを含む請求項3に記載の軟骨センシング装置。
  5. 前記分岐部は、前記光源から出射した光の波長と前記蛍光の波長とを異なるポートに出力する波長多重ファイバカプラを含む請求項3に記載の軟骨センシング装置。
  6. 前記受光部は、PINフォトダイオード、アバランシェフォトダイオード、バイプラナ光電管、及びストリークカメラのうちの少なくとも1つを含む請求項2から5何れか1項に記載の軟骨センシング装置。
  7. 前記蛍光のピーク波長、スペクトル幅、及び蛍光寿命のうちの少なくとも1つに基づいて、軟骨に含まれるコラーゲンの種類を判別する請求項2から6何れか1項に記載の軟骨センシング装置。
  8. 前記光ファイバに前記第1の端面から前記第1の光として入射した前記光源の出射光は、前記第2の端面から被検体の被検部位に照射され、該被検部位において、前記光照射に起因してラマン散乱光が生じ、前記光ファイバには、前記ラマン散乱光が前記第2の端面から前記第2の光として入射する請求項1に記載の軟骨センシング装置。
  9. 前記光源から出射した光の波長と前記ラマン散乱光の波長とが相互に異なり、前記分岐部は、入射する波長に応じて前記第1の光と前記第2の光とを分岐する請求項8に記載の軟骨センシング装置。
  10. 前記分岐部は、前記光源から出射した光の波長を透過又は反射し、前記ラマン散乱光の波長を反射又は透過するダイクロイックミラーを含む請求項9に記載の軟骨センシング装置。
  11. 前記分岐部は、前記光源から出射した光の波長と前記ラマン散乱光の波長とを異なるポートに出力する波長多重ファイバカプラを含む請求項9に記載の軟骨センシング装置。
  12. 前記受光部は、回折格子を有する分光器を含む請求項8から10何れか1項に記載の軟骨センシング装置。
  13. 前記ラマン散乱光のスペクトルに基づいて軟骨に含まれるコラーゲンの種類を判別する請求項8から12何れか1項に記載の軟骨センシング装置。
  14. 前記光源と前記光ファイバとの間に干渉計を更に含み、
    前記光ファイバに前記第1の端面から前記第1の光として入射した前記光源の出射光は、前記第2の端面から被検体の被検部位に照射され、該被検部位において、前記光照射に起因して偏光散乱光が生じ、前記光ファイバには、前記偏光散乱光が前記第2の端面から前記第2の光として入射する請求項1に記載の軟骨センシング装置。
  15. 前記分岐部は、ビームスプリッタ又は3dBファイバカプラを含む請求項14に記載の軟骨センシング装置。
  16. 前記干渉計は、マッハゼンダー干渉計又はマイケルソン干渉計を含む請求項14又は15に記載の軟骨センシング装置。
  17. 前記光源は波長帯域幅を有する帯域光を出射し、
    前記受光部は、回折格子を有する分光器を含む請求項14から16何れか1項に記載の軟骨センシング装置。
  18. 前記光源は波長掃引光を出射し、
    前記受光部はフォトダイオードを含む請求項14から16何れか1項に記載の軟骨センシング装置。
  19. 前記偏光散乱光の偏光散乱特性に基づいて軟骨に含まれるコラーゲンの種類を判別する請求項14から18何れか1項に記載の軟骨センシング装置。
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