JPWO2016047507A1 - ユーザ端末、サービス制御装置、及び基地局 - Google Patents

ユーザ端末、サービス制御装置、及び基地局 Download PDF

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Abstract

第1の特徴に係るユーザ端末は、直接的な端末間通信を可能とするD2D近傍サービスをサポートする移動通信システムにおいて用いられる。前記ユーザ端末は、前記D2D近傍サービスのアプリケーションであるD2Dアプリケーションと該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数との間の対応関係を示す対応付け情報を取得する制御部を備える。前記制御部は、前記対応付け情報に基づいて、前記D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を判断する。

Description

本発明は、移動通信システムにおいて用いられるユーザ端末、サービス制御装置、及び基地局に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、リリース12以降の新機能として、端末間(Device to Device:D2D)近傍サービスの仕様化が進められている(非特許文献1参照)。
D2D近傍サービス(D2D ProSe)は、同期がとられた複数のユーザ端末からなる同期クラスタ内で直接的な端末間通信を可能とするサービスである。D2D近傍サービスは、近傍端末を発見する発見手順(Discovery)と、直接的な端末間通信であるD2D通信(Communication)と、を含む。
D2D近傍サービスのアプリケーション(以下、「D2Dアプリケーション」という)としては、電話アプリケーション以外に、公安アプリケーション及び車車間通信アプリケーションなどが想定されている。
3GPP技術報告書 「TR 36.843 V12.0.1」 2014年3月
本発明は、特定のD2Dアプリケーションについて一定のサービス品質を保証可能にするユーザ端末、サービス制御装置、及び基地局を提供することを目的とする。
第1の特徴に係るユーザ端末は、直接的な端末間通信を可能とするD2D近傍サービスをサポートする移動通信システムにおいて用いられる。前記ユーザ端末は、前記D2D近傍サービスのアプリケーションであるD2Dアプリケーションと該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数との間の対応関係を示す対応付け情報を取得する制御部を備える。前記制御部は、前記対応付け情報に基づいて、前記D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を判断する。
第2の特徴に係るサービス制御装置は、直接的な端末間通信を可能とするD2D近傍サービスを制御する。前記サービス制御装置は、前記D2D近傍サービスのアプリケーションであるD2Dアプリケーションに、該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を対応付ける制御部を備える。前記制御部は、前記D2Dアプリケーションと前記周波数との間の対応関係を示す対応付け情報をユーザ端末又は基地局に通知する。
第3の特徴に係る基地局は、直接的な端末間通信を可能とするD2D近傍サービスをサポートする移動通信システムにおいて用いられる。前記基地局は、前記D2D近傍サービスのアプリケーションであるD2Dアプリケーションに、該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を対応付ける制御部を備える。前記制御部は、前記D2Dアプリケーションと前記周波数との間の対応関係を示す対応付け情報を、ユーザ端末、又は、前記D2D近傍サービスを制御するサービス制御装置に通知する。
第1実施形態乃至第3実施形態に係るLTEシステムの構成図である。 第1実施形態乃至第3実施形態に係るLTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 第1実施形態乃至第3実施形態に係るLTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。 第1実施形態乃至第3実施形態に係るD2D近傍サービスを説明するための図である。 第1実施形態乃至第3実施形態に係るUE100(ユーザ端末)のブロック図である。 第1実施形態乃至第3実施形態に係るeNB200(基地局)のブロック図である。 第1実施形態乃至第3実施形態に係るPCE400(サービス制御装置)のブロック図である。 第1実施形態に係る動作シーケンスを示すシーケンス図である。 第2実施形態に係る動作シーケンスを示すシーケンス図である。
[実施形態の概要]
第1実施形態乃至第3実施形態に係るユーザ端末は、直接的な端末間通信を可能とするD2D近傍サービスをサポートする移動通信システムにおいて用いられる。前記ユーザ端末は、前記D2D近傍サービスのアプリケーションであるD2Dアプリケーションと該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数との間の対応関係を示す対応付け情報を取得する制御部を備える。前記制御部は、前記対応付け情報に基づいて、前記D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を判断する。
第1実施形態及び第2実施形態では、前記制御部は、前記D2D近傍サービスを制御するサービス制御装置、又は自ユーザ端末が在圏するセルを管理する基地局から、前記対応付け情報を取得する。
第3実施形態では、前記対応付け情報は、前記ユーザ端末に着脱可能な記憶媒体に記憶されている。前記制御部は、前記記憶媒体から前記対応付け情報を取得する。
第1実施形態乃至第3実施形態では、前記制御部は、自ユーザ端末が基地局のセルにおいてコネクティッド状態である場合に、前記D2D近傍サービスに関するD2D興味通知を前記基地局に送信する。前記D2D興味通知は、自ユーザ端末が興味のある前記D2Dアプリケーションに対応付けられた前記周波数の情報を含む。
第1実施形態乃至第3実施形態では、前記制御部は、自ユーザ端末が基地局のセルにおいてアイドル状態である場合に、自ユーザ端末が興味のある前記D2Dアプリケーションに対応付けられた前記周波数を優先的に選択するようにセル再選択を行う。
第1実施形態に係るサービス制御装置は、直接的な端末間通信を可能とするD2D近傍サービスを制御する。前記サービス制御装置は、前記D2D近傍サービスのアプリケーションであるD2Dアプリケーションに、該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を対応付ける制御部を備える。前記制御部は、前記D2Dアプリケーションと前記周波数との間の対応関係を示す対応付け情報をユーザ端末又は基地局に通知する。
第1実施形態では、前記制御部は、前記基地局が前記D2D近傍サービスをサポートする1又は複数の周波数の情報を取得し、前記1又は複数の周波数の中から選択した周波数を前記D2Dアプリケーションに対応付ける。
第1実施形態では、前記制御部は、前記ユーザ端末又は前記基地局からの要求に応じて、該要求を行った要求元に前記対応付け情報を通知する。
第2実施形態に係る基地局は、直接的な端末間通信を可能とするD2D近傍サービスをサポートする移動通信システムにおいて用いられる。前記基地局は、前記D2D近傍サービスのアプリケーションであるD2Dアプリケーションに、該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を対応付ける制御部を備える。前記制御部は、前記D2Dアプリケーションと前記周波数との間の対応関係を示す対応付け情報を、ユーザ端末、又は、前記D2D近傍サービスを制御するサービス制御装置に通知する。
第2実施形態では、前記制御部は、前記D2Dアプリケーションについて使用すべき1又は複数の周波数の情報又は前記D2Dアプリケーションについて保証すべきサービス品質の情報を前記サービス制御装置から取得し、取得した情報に基づいて選択した周波数を前記D2Dアプリケーションに対応付けて、前記対応付け情報を前記サービス制御装置に通知する。
[第1実施形態]
以下において、本発明をLTEシステムに適用する場合の実施形態を説明する。
(システム構成)
図1は、第1実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、第1実施形態に係るLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、接続先のセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータのルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能などを有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能又はリソースを示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20によりLTEシステムのネットワークが構成される。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御などを行う。SGWは、ユーザデータの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。
第1実施形態では、EPC20は、D2D近傍サービス(D2D ProSe)を制御するPCE(ProSe Control Entity)400を含む。PCE400は、サービス制御装置に相当する。PCE400は、EPC20ではなく、E−UTRAN10に含まれてもよい。PCE400の構成については後述する。
図2は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図2に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式)、UE100への割当リソースブロックを決定(スケジューリング)するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のための制御信号(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はコネクティッド状態(RRCコネクティッド状態)であり、そうでない場合、UE100はアイドル状態(RRCアイドル状態)である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。UE100とMME300との間で上位層シグナリングが送受信される。第1実施形態では、UE100とPCE400との間で上位層シグナリングが送受信されてもよい。
図3は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンク(DL)にはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンク(UL)にはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図3に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのサブキャリア及び1つのシンボルによりリソースエレメントが構成される。UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより構成され、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により構成される。
(D2D近傍サービス)
第1実施形態に係るLTEシステムは、D2D近傍サービス(D2D ProSe)をサポートする。図4は、D2D近傍サービスを説明するための図である。
図4に示すように、D2D近傍サービスは、同期がとられた複数のUE100からなる同期クラスタ内で直接的な端末間通信を可能とするサービスである。D2D近傍サービスは、近傍端末を発見する発見手順(Discovery)と、直接的な端末間通信であるD2D通信(Communication)と、を含む。
D2D近傍サービスに使用される周波数は、セルラ通信に使用される周波数と共用される。或いは、D2D近傍サービスに使用される周波数は、セルラ通信に使用される周波数と異なる周波数であってもよい。
また、D2D近傍サービスに使用される周波数は、セルラ通信オペレータに免許が付与された周波数帯(ライセンスバンド)に含まれている。或いは、D2D近傍サービスに使用される周波数は、セルラ通信オペレータに免許が付与されていない周波数帯(アンライセンスバンド)に含まれていてもよい。
なお、同期クラスタを形成する全UE100がeNB200のセルカバレッジ内に位置するケースを「In coverage」という。「In coverage」では、同期クラスタを形成するUE100が複数のセルに分散していてもよい。同期クラスタを形成する全UE100がeNB200のセルカバレッジ外に位置するケースを「Out of coverage」という。同期クラスタのうち一部のUE100がセルカバレッジ内に位置し、残りのUE100がセルカバレッジ外に位置するケースを「Partial coverage」という。
D2D近傍サービスのアプリケーション(D2Dアプリケーション)としては、電話アプリケーション以外に、公安アプリケーション及び車車間通信アプリケーションなどが想定されている。公安アプリケーション及び車車間通信アプリケーションなどのD2Dアプリケーションは、高いサービス品質が要求される。
(ユーザ端末の構成)
図5は、UE100(ユーザ端末)のブロック図である。図5に示すように、UE100は、アンテナ101、無線送受信機110、ユーザインターフェイス120、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130、バッテリ140、メモリ150、及びプロセッサ160を含む。メモリ150は記憶部に相当し、プロセッサ160は制御部に相当する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160により実行されるプログラム、及びプロセッサ160による処理に使用される情報を記憶する。メモリ150は、UE100に固定された記憶媒体(内部記憶媒体)に加えて、UE100に着脱可能な記憶媒体(外部記憶媒体)を含んでもよい。このような外部記憶媒体は、USIM(Universal Subscriber Identity Module)と称されることがある。
プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。また、プロセッサ160は、D2D近傍サービスのアプリケーションであるD2Dアプリケーションを実行する。
このように構成されたUE100において、プロセッサ160は、D2Dアプリケーションと該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数との間の対応関係を示す対応付け情報を取得する。プロセッサ160は、対応付け情報に基づいて、D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を判断する。
第1実施形態では、プロセッサ160は、PCE400、又は自UE100が在圏するセル(サービングセル)を管理するeNB200から、対応付け情報を取得する。PCE400から対応付け情報を取得する場合、プロセッサ160は、例えばNASシグナリングにより対応付け情報を取得する。eNB200から対応付け情報を取得する場合、eNB200が個別RRCシグナリング又はブロードキャストRRCシグナリングにより送信する対応付け情報を無線送受信機110が受信し、プロセッサ160は、無線送受信機110が受信した対応付け情報を取得する。
UE100がセルカバレッジ内である場合、プロセッサ160は、サービングセルが属する周波数とD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数とが一致する場合に、サービングセルにおいて当該D2Dアプリケーションを実行する。サービングセルが属する周波数とD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数とが一致しない場合には、プロセッサ160は、後述する制御により他セルへのハンドオーバ又は他セルへのセル再選択を行う。
第1実施形態では、プロセッサ160は、自UE100がeNB200のセル(サービングセル)においてコネクティッド状態である場合に、D2D近傍サービスに関するD2D興味通知をeNB200に送信する。D2D興味通知は、自UE100が興味のあるD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数の情報を含む。プロセッサ160は、D2Dアプリケーションを実行する際に、対応付け情報に基づいて、実行するD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数を判断してもよい。そして、プロセッサ160は、D2Dアプリケーションに対応付けられた周波数の情報を含むD2D興味通知をeNB200(サービングセル)に送信する。これにより、D2Dアプリケーションに対応付けられた周波数とは異なる周波数にサービングセルが属している場合に、D2Dアプリケーションに対応付けられた周波数(他セル)へのUE100のハンドオーバをeNB200に促す。
第1実施形態では、プロセッサ160は、自UE100がeNB200のセル(サービングセル)においてアイドル状態である場合に、自UE100が興味のあるD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数を優先的に選択するようにセル再選択を行う。セル再選択は、アイドル状態においてサービングセル(在圏セル)を再選択する動作である。セル再選択においては、サービングセルの受信レベルと隣接セルの受信レベルとの比較により定まるランキングと周波数優先度(cellReselectionPriority)とに基づいて、サービングセルが選択される。具体的には、優先度の高い周波数に属するセルがサービングセルとして優先的に選択される。プロセッサ160は、自UE100が興味のあるD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数を最高優先度に設定することにより、自UE100が興味のあるD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数を優先的に選択する。
(基地局の構成)
図6は、eNB200(基地局)のブロック図である。図6に示すように、eNB200は、アンテナ201、無線送受信機210、ネットワークインターフェイス220、メモリ230、及びプロセッサ240を含む。メモリ230は記憶部に相当し、プロセッサ240は制御部に相当する。
アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。第1実施形態では、ネットワークインターフェイス220は、PCE400との通信にも用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240により実行されるプログラム、及びプロセッサ240による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
第1実施形態では、プロセッサ240は、自eNB200がD2D近傍サービスをサポートする1又は複数の周波数の情報をPCE400に通知する。プロセッサ240は、複数の周波数を1つの周波数帯としてまとめて通知してもよい。そして、プロセッサ240は、対応付け情報をPCE400から取得する。
プロセッサ240は、取得した対応付け情報をメモリ230に格納する。プロセッサ240は、個別RRCシグナリング又はブロードキャストRRCシグナリングにより、対応付け情報をUE100に送信してもよい。
また、UE100が興味のあるD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数の情報を含むD2D興味通知を無線送受信機210が受信した場合、プロセッサ240は、UE100が興味のあるD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数(他セル)へのUE100のハンドオーバを行ってもよい。
(サービス制御装置の構成)
図7は、PCE400(サービス制御装置)のブロック図である。図7に示すように、PCE400は、ネットワークインターフェイス410、メモリ420、及びプロセッサ430を含む。メモリ420は記憶部に相当し、プロセッサ430は制御部に相当する。
ネットワークインターフェイス410は、eNB200又はUE100との通信に用いられる。メモリ420は、プロセッサ430により実行されるプログラム、及びプロセッサ430による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ430は、メモリ420に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUを含む。プロセッサ430は、各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
第1実施形態では、プロセッサ430は、D2Dアプリケーションに、該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を対応付ける。そして、プロセッサ430は、D2Dアプリケーションと周波数との間の対応関係を示す対応付け情報をメモリ420に格納する。各D2Dアプリケーションには識別子(D2DアプリケーションID)が付与されている。対応付け情報は、D2DアプリケーションIDと周波数IDとの組み合わせを少なくとも1つ含む。プロセッサ430は、対応付け情報をUE100又はeNB200に通知する。プロセッサ430は、UE100又はeNB200からの要求に応じて、該要求を行った要求元に対応付け情報を通知してもよい。
第1実施形態では、プロセッサ430は、eNB200がD2D近傍サービスをサポートする1又は複数の周波数の情報を取得する。そして、プロセッサ430は、取得した1又は複数の周波数の中からD2Dアプリケーションに対応付ける周波数を選択し、選択した周波数をD2Dアプリケーションに対応付ける。これにより、対応付け情報が生成される。プロセッサ430は、複数のeNB200から情報を取得し、取得した情報に基づいて対応付け情報を生成してもよい。
(D2Dアプリケーションと周波数との対応付け)
PCE400は、D2Dアプリケーションに周波数を対応付けることにより対応付け情報を生成する。例えば、PCE400は、複数のD2Dアプリケーションのそれぞれに、D2D通信をサポートする周波数を対応付ける。
D2Dアプリケーションは、電話アプリケーション、公安アプリケーション、及び車車間通信アプリケーションなどである。公安アプリケーション及び車車間通信アプリケーションなどのD2Dアプリケーションは、高いサービス品質が要求される。
PCE400は、高いサービス品質が要求される特定のD2Dアプリケーションに、専用の周波数を対応付ける。専用の周波数は、セルラ通信オペレータに免許が付与された周波数帯(ライセンスバンド)内に設けられる。
例えば、PCE400は、公安アプリケーション及び車車間通信アプリケーションに、ライセンスバンド内の専用周波数を対応付ける。或いは、公安アプリケーションにライセンスバンド内の第1の専用周波数を対応付けるとともに、車車間通信アプリケーションにライセンスバンド内の第2の専用周波数を対応付けてもよい。
これにより、特定のD2Dアプリケーションを他のアプリケーション(セルラ通信のアプリケーションを含む)と周波数的に分離することができる。このため、特定のD2Dアプリケーションについて、干渉及び輻輳が発生し難くなり、一定のサービス品質を保証可能になる。
PCE400は、高いサービス品質が要求されないD2Dアプリケーションには、他の通信(アプリケーション)と共用の周波数を対応付けてもよい。例えば、PCE400は、高いサービス品質が要求されないD2Dアプリケーションに、ライセンスバンド内の共用周波数を対応付ける。或いは、PCE400は、高いサービス品質が要求されないD2Dアプリケーションに、アンライセンスバンド内の周波数を対応付けてもよい。アンライセンスバンドとは、セルラ通信オペレータに免許が付与されていない周波数帯である。
(動作シーケンス)
図8は、第1実施形態に係る動作シーケンスを示すシーケンス図である。
図8に示すように、ステップS101において、eNB200は、自eNB200がD2D近傍サービスをサポートする1又は複数の周波数の情報をPCE400に通知する。ここで、「サポートする周波数」とは、実際にD2D近傍サービスが提供される周波数である。或いは、「サポートする周波数」とは、未だD2D近傍サービスが提供されないもののD2D近傍サービスが提供されることが可能な周波数であってもよい。
或いは、eNB200は、自eNB200がD2D近傍サービスをサポートする周波数に限らず、自eNB200で運用可能な全ての周波数をPCE400に通知してもよい。また、eNB200は、省電力化を図るためにいくつかの周波数(セル)の運用を停止(deactivate)している場合には、運用を停止している周波数以外の周波数(すなわち、activeな周波数)のみをPCE400に通知してもよい。
ステップS102において、PCE400は、eNB200から取得した1又は複数の周波数の中からD2Dアプリケーションに対応付ける周波数を選択し、選択した周波数をD2Dアプリケーションに対応付ける。未だD2D近傍サービスが提供されないもののD2D近傍サービスが提供されることが可能な周波数がeNB200から通知された場合、PCE400は、当該周波数をD2Dアプリケーションに対応付けるために、当該周波数でD2D近傍サービスを提供させるための要求(Activate要求)をeNB200に送信してもよい。また、自eNB200で運用可能な全ての周波数がeNB200から通知された場合、PCE400は、1又は複数の周波数をD2Dアプリケーションに対応付けるために、当該1又は複数の周波数でD2D近傍サービスを提供させるための要求(Activate要求)をeNB200に送信してもよい。eNB200は、Activate要求に対する許可(OK)又は拒否(NG)をPCE400に通知してもよい。なお、このような明示的なActivate要求に代えて、ステップS103の対応付け情報により暗示的なActivate要求を行ってもよい。
ステップS103において、PCE400は、対応付け情報をeNB200に通知する。対応付け情報は、D2DアプリケーションIDと周波数IDとの組み合わせを少なくとも1つ含む。PCE400は、eNB200からの要求に応じて対応付け情報をeNB200に通知してもよい。また、PCE400は、対応付け情報をeNB200に通知するのではなく、上位レイヤシグナリングにより対応付け情報をUE100に通知してもよい。この場合、PCE400は、UE100からの要求に応じて対応付け情報をUE100に通知してもよい。
ステップS104において、eNB200は、個別RRCシグナリング又はブロードキャストRRCシグナリングにより、対応付け情報をUE100に送信する。UE100は、eNB200から対応付け情報を受信する。
なお、上述したように対応付け情報により暗示的なActivate要求がなされた場合、eNB200は、対応付け情報により示される周波数(D2D未サポート周波数)でD2D近傍サービスの提供を開始(Activate)するか否かを判断する。ここで、eNB200は、暗示的なActivate要求に対する許可(OK)又は拒否(NG)をPCE400に通知してもよい。
ステップS105において、UE100は、対応付け情報に基づいて、D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を判断する。UE100は、eNB200のセル(サービングセル)が属する周波数とD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数とが一致する場合に、サービングセル(接続先セル又はキャンプ先セル)について当該D2Dアプリケーションを実行する。具体的には、UE100の上位レイヤ(NAS層など)が、対応付け情報に基づいて、周波数IDを含む動作指示(例えば、Discovery指示)を下位レイヤ(RRC層、MAC層など)に通知する。下位レイヤは、周波数IDに対応する周波数において指示された動作(例えば、Discovery動作)を行う。なお、UE100が他セルに在圏するUEからのDiscovery信号をモニタする場合、UE100は、他セルも対象としてD2Dアプリケーションを実行してもよい。
UE100がコネクティッド状態である場合、UE100の下位レイヤ(RRC層、MAC層など)は、ハンドオーバを促すために、自UE100が興味のあるD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数(すなわち、上位レイヤから通知された周波数ID)の情報を含むD2D興味通知をeNB200に送信してもよい。UE100がアイドル状態である場合、UE100の下位レイヤ(RRC層、MAC層など)は、自UE100が興味のあるD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数(すなわち、上位レイヤから通知された周波数ID)を優先的に選択するようにセル再選択を行ってもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。第2実施形態では、D2Dアプリケーションに周波数を対応付ける処理をeNB200が行う点で、上述した第1実施形態とは異なる。その他の点については、第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、eNB200のプロセッサ240は、D2Dアプリケーションに、該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を対応付ける。具体的には、プロセッサ240は、D2Dアプリケーションについて使用すべき1又は複数の周波数の情報又はD2Dアプリケーションについて保証すべきサービス品質の情報をPCE400から取得する。そして、プロセッサ240は、取得した情報に基づいて、D2Dアプリケーションに対応付ける周波数を選択し、選択した周波数をD2Dアプリケーションに対応付ける。プロセッサ240は、このようにして得られた対応付け情報をPCE400に通知する。プロセッサ240は、対応付け情報をUE100に通知してもよい。
図9は、第2実施形態に係る動作シーケンスを示すシーケンス図である。
図9に示すように、ステップS201において、PCE400は、D2Dアプリケーションと周波数との対応付けを要求するための要求情報をeNB200に送信する。要求情報は、D2Dアプリケーションについて使用すべき1又は複数の周波数の情報を含む。或いは、要求情報は、D2Dアプリケーションについて保証すべきサービス品質の情報を含む。
ステップS202において、eNB200は、PCE400からの要求情報に基づいて、自eNB200がD2D近傍サービスをサポートする1又は複数の周波数の中から、D2Dアプリケーションに対応付ける周波数を選択し、選択した周波数をD2Dアプリケーションに対応付ける。
ステップS203において、eNB200は、対応付け情報をPCE400に通知する。対応付け情報は、D2DアプリケーションIDと周波数IDとの組み合わせを少なくとも1つ含む。eNB200は、PCE400からの要求に応じて対応付け情報をPCE400に通知してもよい。
ステップS204乃至S206の動作は、第1実施形態に係るステップS103乃至S105の動作と同様である。
[第3実施形態]
第3実施形態について、第1実施形態及び第2実施形態との相違点を主として説明する。第3実施形態では、UE100が対応付け情報を予め記憶している点で、上述した第1実施形態及び第2実施形態とは異なる。その他の点については、第1実施形態及び第2実施形態と同様である。
第3実施形態では、対応付け情報は、UE100に着脱可能な記憶媒体(USIM)に記憶されている。UE100のプロセッサ160は、対応付け情報を記憶媒体(USIM)から取得する。記憶媒体(USIM)に記憶された対応付け情報は、PCE400からのNASシグナリングにより更新されてもよい。
UE100は、対応付け情報に基づいて、D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を判断する。UE100は、eNB200のセル(サービングセル)が属する周波数とD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数とが一致する場合に、サービングセルにおいて当該D2Dアプリケーションを実行する。UE100がコネクティッド状態である場合、UE100は、ハンドオーバを促すために、自UE100が興味のあるD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数の情報を含むD2D興味通知をeNB200に送信してもよい。UE100がアイドル状態である場合、UE100は、自UE100が興味のあるD2Dアプリケーションに対応付けられた周波数を優先的に選択するようにセル再選択を行ってもよい。
[その他の実施形態]
上述した第1実施形態乃至第3実施形態では、D2D近傍サービスのうち発見手順(Discovery)及びD2D通信(Communication)を特に区別していなかった。しかしながら、上述した第1実施形態乃至第3実施形態における「D2D近傍サービス」を「発見手順(Discovery)」又は「D2D通信(Communication)」と読み替えてもよい。
上述した実施形態では、移動通信システムの一例としてLTEシステムを説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
米国仮出願第62/055410号(2014年9月25日出願)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、移動通信分野において有用である。

Claims (10)

  1. 直接的な端末間通信を可能とするD2D近傍サービスをサポートする移動通信システムにおいて用いられるユーザ端末であって、
    前記D2D近傍サービスのアプリケーションであるD2Dアプリケーションと該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数との間の対応関係を示す対応付け情報を取得する制御部を備え、
    前記制御部は、前記対応付け情報に基づいて、前記D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を判断することを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記制御部は、前記D2D近傍サービスを制御するサービス制御装置、又は自ユーザ端末が在圏するセルを管理する基地局から、前記対応付け情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 前記対応付け情報は、前記ユーザ端末に着脱可能な記憶媒体に記憶されており、
    前記制御部は、前記記憶媒体から前記対応付け情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  4. 前記制御部は、自ユーザ端末が基地局のセルにおいてコネクティッド状態である場合に、前記D2D近傍サービスに関するD2D興味通知を前記基地局に送信し、
    前記D2D興味通知は、自ユーザ端末が興味のある前記D2Dアプリケーションに対応付けられた前記周波数の情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  5. 前記制御部は、自ユーザ端末が基地局のセルにおいてアイドル状態である場合に、自ユーザ端末が興味のある前記D2Dアプリケーションに対応付けられた前記周波数を優先的に選択するようにセル再選択を行うことを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  6. 直接的な端末間通信を可能とするD2D近傍サービスを制御するサービス制御装置であって、
    前記D2D近傍サービスのアプリケーションであるD2Dアプリケーションに、該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を対応付ける制御部を備え、
    前記制御部は、前記D2Dアプリケーションと前記周波数との間の対応関係を示す対応付け情報をユーザ端末又は基地局に通知することを特徴とするサービス制御装置。
  7. 前記制御部は、前記基地局が前記D2D近傍サービスをサポートする1又は複数の周波数の情報を取得し、前記1又は複数の周波数の中から選択した周波数を前記D2Dアプリケーションに対応付けることを特徴とする請求項6に記載のサービス制御装置。
  8. 前記制御部は、前記ユーザ端末又は前記基地局からの要求に応じて、該要求を行った要求元に前記対応付け情報を通知することを特徴とする請求項6に記載のサービス制御装置。
  9. 直接的な端末間通信を可能とするD2D近傍サービスをサポートする移動通信システムにおいて用いられる基地局であって、
    前記D2D近傍サービスのアプリケーションであるD2Dアプリケーションに、該D2Dアプリケーションについて使用すべき周波数を対応付ける制御部を備え、
    前記制御部は、前記D2Dアプリケーションと前記周波数との間の対応関係を示す対応付け情報を、ユーザ端末、又は、前記D2D近傍サービスを制御するサービス制御装置に通知することを特徴とする基地局。
  10. 前記制御部は、前記D2Dアプリケーションについて使用すべき1又は複数の周波数の情報又は前記D2Dアプリケーションについて保証すべきサービス品質の情報を前記サービス制御装置から取得し、取得した情報に基づいて選択した周波数を前記D2Dアプリケーションに対応付けて、前記対応付け情報を前記サービス制御装置に通知することを特徴とする請求項9に記載の基地局。
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