JPWO2015133125A1 - サーバ、制御装置、管理装置、通信システム、通信方法、制御方法、管理方法およびプログラム - Google Patents

サーバ、制御装置、管理装置、通信システム、通信方法、制御方法、管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】柔軟な仮想マシン制御を実行可能な技術を提供すること。【解決手段】本発明に係るサーバは、ネットワークノードで実行される複数のネットワーク機能を、それぞれ対応する複数の仮想マシンで運用可能な第一の手段と、受信信号を、当該受信信号に対応するネットワーク機能を運用する仮想マシンに転送可能な第二の手段と、を含み、前記第一の手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、当該ネットワーク機能に対応する前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御可能であることを特徴とする。【選択図】 図8

Description

本発明は、2014年3月4日に出願された日本国特許出願:特願2014−041381の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用を持って本書に組み込まれているものとする。
本発明は、仮想マシンの制御に係り、特に、通信システムにおける仮想マシンの制御に関する。
通信システムは、通信サービスに関する信号処理を実行するため、当該信号処理に対応する専用アプライアンスを用いる。通信システムの構築には専用アプライアンスが必要となるため、通信サービスを新たに立ち上げる場合、ネットワークオペレータは、新たな専用アプライアンスの導入を強いられる。専用アプライアンスを導入するために、ネットワークオペレータは、専用アプライアンスの購入費用や設置スペース等に多大なコストを払う。
このような状況に鑑み、近年、専用アプライアンスで実行される信号処理を、ソフトウェアにより仮想的に実行する技術を通信システムに適用することが検討されている。
携帯電話等に通信サービスを提供する通信システムにおいて、携帯電話等の通信端末は、基地局と通信し、コアネットワークを経由してインターネット等にアクセスすることができる。上述の仮想化技術により、コアネットワークの専用アプライアンスの機能を、ソフトウェアにより仮想的に実行することが検討されている。
特許文献1は、仮想化技術の例を開示する。特許文献1において、仮想化装置は、ロードバランサやWebサーバ等の専用アプライアンス毎に、仮想マシン上に仮想アプライアンスを構築する。
特開2011−34403号公報
特許文献1による仮想化技術では、例えば仮想マシンを増設する場合、仮想化装置がアプライアンス毎に仮想マシンを増設する必要がある。すなわち、アプライアンス単位で増設するために、例えば専用アプライアンスの一部の機能に対応する仮想マシンの増設が困難となり、柔軟な仮想マシン制御を実現することができなかった。
そこで、本発明の目的は、柔軟な仮想マシン制御を実行可能な技術を提供することである。
本発明によれば、ネットワークノードで実行される複数のネットワーク機能を、それぞれ対応する複数の仮想マシンで運用可能な第一の手段と、 受信信号を、当該受信信号に対応するネットワーク機能を運用する仮想マシンに転送可能な第二の手段とを含み、前記第一の手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、当該ネットワーク機能に対応する前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御可能であることを特徴とするサーバが提供される。
また、本発明によれば、ネットワークノードで実行されるネットワーク機能を仮想マシンで運用するサーバと通信可能なインターフェースと、前記サーバに対し、前記インターフェースを介して、複数のネットワーク機能を、それぞれ対応する複数の仮想マシンで運用するように指示可能な仮想マシン制御手段とを含み、前記仮想マシン制御手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、当該ネットワーク機能に対応する前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御することを前記サーバに指示可能であることを特徴とする制御装置が提供される。
また、本発明によれば、ネットワークノードで実行される複数のネットワーク機能を、それぞれ対応する複数の仮想マシンで運用し、受信信号を、当該受信信号に対応するネットワーク機能を運用する仮想マシンに転送し、前記ネットワーク機能の種別に応じて、当該ネットワーク機能に対応する前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御することを特徴とする通信方法が提供される。
また、本発明によれば、ネットワークノードで実行されるネットワーク機能を仮想マシンで運用するサーバと通信し、前記サーバに対し、前記インターフェースを介して、複数のネットワーク機能を、それぞれ対応する複数の仮想マシンで運用するように指示し、前記仮想マシン制御手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、当該ネットワーク機能に対応する前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御することを前記サーバに指示することを特徴とする制御方法が提供される。
さらに、本発明によれば、コンピュータに、ネットワークノードで実行されるネットワーク機能を仮想マシンで運用するサーバと通信する処理と、前記サーバに対し、前記インターフェースを介して、複数のネットワーク機能を、それぞれ対応する複数の仮想マシンで運用するように指示する処理と、前記仮想マシン制御手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、当該ネットワーク機能に対応する前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御することを前記サーバに指示する処理とを実行させることを特徴とするプログラムが提供される。
本発明によれば、柔軟な仮想マシン制御を実行可能な技術を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態による通信システムの一例を示すシステム構成図である。 図2は、第1の実施形態によるサーバの機能的構成の一例を模式的に示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態によるサーバの機能的構成の他の例を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態によるサーバの制御部の構成例を示す模式的ブロック図である。 図5は、第1の実施形態によるサーバの動作を説明するためのシーケンス図である。 図6は、本発明の第2の実施形態によるサーバの機能的構成の一例を示す概略的ブロック図である。。 図7は、第2の実施形態によるサーバの動作を説明するためのシーケンス図である。 図8は、本発明の第3の実施形態によるサーバの機能的構成の第1例を示すブロック図である。 図9は、第3の実施形態によるサーバの機能的構成の第2例を示すブロック図である。 図10は、第3の実施形態によるサーバの機能的構成の第3例を示すブロック図である。 図11は、本発明の第4の実施形態による制御装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図12は、第4の実施形態における管理DBが有する情報の第1構成例を模式的に示すデータ構成図である。 図13は、第4の実施形態における管理DBが有する情報の第2構成例を模式的に示すデータ構成図である。 図14は、第4の実施形態における管理DBが有する情報の第3構成例を模式的に示すデータ構成図である。 図15は、本発明の第5の実施形態によるサーバの機能的構成の第1例を示すブロック図である。 図16は、第5の実施形態によるサーバの機能的構成の第2例を示すブロック図である。 図17は、第5の実施形態によるサーバの機能的構成の第3例を示すブロック図である。 図18は、第5の実施形態による通信システムの一例を示す構成図である。 図19は、第5の実施形態におけるパケット分類装置の一例を示すブロック図である。 図20は、第5の実施形態による通信システムの他の例を示す構成図である。 図21は、第5の実施形態における転送装置の一例を示すブロック図である。 図22は、図21に示す転送装置が有する情報の構成例を模式的に示すデータ構成図。 図23は、本発明の第6の実施形態による制御装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図24は、図23に示す管理DBが有する情報の第1構成例を模式的に示すデータ構成図である。 図25は、第6の実施形態によるサーバの制御部の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図26は、第6の実施形態における転送装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図27は、本発明の第7の実施形態によるサーバの機能的構成の一例を示すブロック図である。 図28は、第7の実施形態における管理DBが有する情報の第1構成例を模式的に示すデータ構成図である。 図29は、第7の実施形態におけるパス変更動作を模式的に説明するための管理DBが有する情報の一例を示すデータ構成図である。 図30は、第7の実施形態における管理DBが有する情報の第2構成例を模式的に示すデータ構成図である。 図31は、本発明の第8の実施形態による運用管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図32は、第8の実施形態による運用管理装置の機能的構成の他の例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。各実施形態は例示であり、本発明は各実施形態に限定されるものではない。
1.第1の実施形態
本発明の第1の実施形態によれば、通信システムのネットワークノードが含む様々なネットワーク機能(Network Function:NF)の各々に対して、仮想マシンが構築される。これにより、たとえばノードのネットワーク機能毎に仮想マシンを増設することが可能となり、仮想マシン制御の柔軟性および適応性を向上させることができる。
図1は、第1の実施形態の通信システムの構成例を示す。図1はLTE(Long Term Evolution)の通信システムが例示するが、本発明の通信システムは図1の例に限定されない。
図1の例において、端末1は、基地局2に接続し、コアネットワークを介してインターネット等にアクセスする。コアネットワークは、例えば、ゲートウェイ3、MME(Mobility Management Entity)4等により構成される。ゲートウェイ3は、S−GW(Serving Gateway)、P−GW(Packet Data Netowork Gateway)等のネットワークノードを含む。各ネットワークノードは、通信システムが提供する通信サービスに関する様々な信号処理を実行する。例えば、MME4は、端末1の移動管理に関する信号処理を実行する。
第1の実施形態によれば、図1に例示されたネットワークノード(基地局2、ゲートウェイ3、MME4)を、各ノードが含むネットワーク機能毎に仮想化することが可能である。但し、本実施形態により仮想化されるネットワークノードは、図1に例示されたノードに限られない。
1.1)サーバ
図2は、ネットワークノードを仮想化するサーバ20の構成例を示す。図2の例示されるように、サーバ20の制御部210は、ネットワークノードで実行される複数のネットワーク機能A、B、C・・・をそれぞれ対応する複数の仮想マシンで運用可能である。つまり、制御部210は、ネットワークノードのネットワーク機能毎に仮想マシンを制御することができ、複数のネットワーク機能を個別に運用可能である。
制御部210は、例えば、ハイパーバイザ(Hypervisor)等、コンピュータの仮想化を実行可能な制御ソフトウェアにより構成されてもよい。
ネットワークノードで実行される複数のネットワーク機能は、例えば、ネットワークノードで実行される信号処理に関する機能であり、当該信号処理により、データ通信等のサービスがユーザに対して提供される。
図1に例示されたネットワークノードは、例えば以下のネットワーク機能を含む。
P−GW:
・パケットを処理する機能(User−Plane機能)
・通信に応じた課金状態を管理する機能(PCEF:Policy and Charging Enforcement Function)
・QoS等のポリシを制御する機能(PCRF:Policy and Charging Rule Function)
・通信を傍受するための合法的傍受(LI:Lawful Interception)機能
S−GW:
・パケットを処理する機能(User−Plane機能)
・制御シグナリングを処理する機能(C−Plane機能)
MME:
・制御シグナリングを処理する機能(C−Plane機能);例えば、通信用のセッションの設定/解放、ハンドオーバの制御等
・HSS(Home Subscriber Server)と連携して、通信システムの加入者情報を管理する機能
基地局:
・デジタルベースバンド信号処理を行う機能
・アナログRF(Radio Frequency)信号処理を行う機能。
制御部210は、上記ネットワーク機能の各々を、仮想ネットワーク機能(VNF:Virtual Network Function)200として、仮想マシン上で運用することができる。なお、上記の機能は例示であり、制御部210が仮想マシン上で運用可能な機能は、上述の例に限られない。また、本発明のネットワークノードの、上述の例に限られない。
例えば、制御部210は、図3の例のように、複数種類のネットワークノード(図3のネットワークエンティティ(1)、(2))の機能を、仮想マシン上で運用することも可能である。
また、VNF200は、複数のサーバ20に分かれて配置されてもよい。例えば、図2の例において、機能AとBにそれぞれ対応するVNF200はサーバ20(1)に配置され、機能Cに対応するVNF200はサーバ20(2)に配置されてもよい。
制御部210は、受信信号をVNF200に転送し、VNF200の機能に応じた信号処理を実行させることができる。例えば、パケット等の通信データ、ベアラ通信データ、ネットワークノードが受信するメッセージ等の信号に対して、VNF200がその機能に対応する信号処理を実行する。
図4は、制御部210の構成例を示す。制御部210は、例えば、VM(Virtual Machine)制御部2100およびパス制御部2101を含む。
VM制御部2100は、ネットワークノードが実行する信号処理に対応するVNF200を運用するための仮想マシンを制御する。例えば、VM制御部2100は、仮想マシンの起動、削除および停止の少なくとも1つを実行できる。また、例えば、VM制御部2100は、稼働中の仮想マシンを他の仮想マシンに移行(マイグレーション)することも可能である。
VM制御部2100は、通信システムの状況に応じて、仮想マシンの起動/停止、移行等を制御することもできる。例えば、VM制御部2100は、通信システムの通信量、輻輳状況、サーバ20の負荷等に応じて、動的にVNF200の起動/停止、移行等を実行する。また、例えば、VM制御部2100は、VNF200を実行する仮想マシンの負荷に応じて、新たな仮想マシンの起動、稼働中の仮想マシンから他の仮想マシンへの移行等の制御を実行する。
パス制御部2101は、受信した受信信号をVNF200に転送する。VNF200は、パス制御部2101から転送された信号に対して、対応する信号処理を実行する。
1.2)動作
図5は、第1の実施形態によるサーバ20の動作例を示す。
制御部210は、ネットワークノードのネットワーク機能毎に仮想マシンを制御できる(動作S10)。制御部210は、例えば、ネットワークノードの各機能に対応する仮想マシンの起動あるいは停止を実行する。
制御部210は、信号を受信すると(動作S11)、当該受信信号をVNF200に転送する(動作S12)。VNF200は、制御部210から転送された信号に対して、対応する信号処理を実行する(動作S13)。
2.第2の実施形態
本発明の第2の実施形態によれば、信号の種別に応じて、受信信号が経由するVNF200を制御できる。信号の種別に応じてVNF200を選択することで、通信に応じた柔軟な信号処理を実現できる。第2の実施形態による技術は、上述の第1の実施形態、後述の実施形態のいずれにも適用可能である。
2.1)サーバ
図6に例示するように、サーバ20の制御部210は、受信信号が経由するVNF200を表すパス(以下、VNFパスと呼ぶ)を制御することが可能である。制御部210は、例えば、信号の種別に応じて、受信信号が経由するVNFパスを制御できる。信号の種別は、例えば、パケットを伝送する仮想的なコネクションであるベアラの種別、パケット内の情報に基づいて識別されるパケットの属性等である。
図6の例では、制御部210は、信号(1)に対して、VNF(A)、(B)および(C)を経由するVNFパスを設定し、信号(2)に対して、VNF(A)および(B)を経由するVNFパスを設定する。制御部210は、設定したVNFパスに沿ってパケットを転送できる。例えば、制御部210は、VNF200に割り当てられたMACアドレス、IPアドレス等に基づいて、パケットを転送できる。
制御部210のパス制御部2101は、受信信号が経由するVNF200を表すVNFパスを制御するが、本実施形態によれば、信号の種別に応じてVNFパスを制御できる。
パス制御部2101は、例えば、ユーザ(端末1)の通信量、通信システムの通信負荷/通信量、サーバ20の負荷状況等に基づいて、VNFパスを制御することができる。
例えば、パス制御部2101は、ベアラの通信量に応じて、当該ベアラに属するパケットのVNFパスを制御する。例えば、通信量が所定の閾値を超えると、VNFパスが変更される。
パス制御部2101は、仮想マシンの負荷状況に応じて、VNFパスを構成するVNF200を選択できる。例えば、パス制御部2101は、同じ機能を含む複数のVNF200のうち、仮想マシンの負荷が低いVNF200を優先的に選択し、VNFパスを構成する。
制御部210は、例えば、ソフトウェアにより構成される仮想的なスイッチ(vSwitch:Virtual Switch)で構成されてもよい。
2.2)動作
図7は第2の実施形態によるサーバの動作例を示す。
制御部210は、サーバ20上でVNF200を実行するための仮想マシンを制御する(動作S20)。制御部210は、例えば、仮想マシンの起動、停止、移行等を実行する。図7の例では、制御部210は、ネットワークノードの機能A、BおよびCにそれぞれ対応するVNF200を実行するための仮想マシンを起動する。
制御部210は、信号(1)を受信すると(動作S21)、信号(1)が対応するVNF200を経由するようにVNFパスを制御する(S22)。
制御部210は、信号(2)を受信すると(動作S23)、信号(2)が対応するVNF200を経由するようにVNFパスを制御する(動作S24)。
3.第3の実施形態
本発明の第3の実施形態では、VNF200を実行するための仮想マシンの制御に関するバリエーションが例示される。すなわち、第3の実施形態によれば、仮想マシンが多様に制御されることにより、例えば、仮想マシンに用いられるコンピューティングリソース(CPU、メモリ、ストレージ等)の利用効率の向上、仮想マシンに関するステータス管理の簡略化等の利点を得ることができる。第3の実施形態の技術は、上述の第1、第2の実施形態だけでなく、後述するいずれの実施形態にも適用可能である。以下、図4に示す制御部210の構成を用いて、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態において、制御部210のVM制御部2100は、VNF200の種別に応じて、当該VNF200に対応する仮想マシンに割り当てるコンピューティングリソースを制御できる。たとえば、VM制御部2100は、VNF200の種別に応じて、VNF200に対応する仮想マシンの動的スケーリング(例えば、仮想マシンの動的な起動、停止、削除、移行等)の頻度が変化するように、仮想マシンに割り当てるコンピューティングリソースを制御可能である。また、VM制御部2100は、通信ステータスを管理するVNF200の動的スケーリングによる性能劣化が抑止されるように、仮想マシンに割り当てるコンピューティングリソースを制御できる。
<第1例>
図8は、第3の実施形態によるサーバ20の第1構成例を示す。
図8に示す例において、制御部210のVM制御部2100は、VNF200が提供する機能に応じて、VNF200に対応する仮想マシンに割り当てるコンピューティングリソースを制御する。より詳しくは、VM制御部2100は、VNF200が提供する各機能(図8の機能A、B、C)に応じて、VNF200に割り当てるコンピューティングリソースの配分を変える。この例では、VM制御部2100は、VNF200の機能に応じて、各VNF200に割り当てるリソース量(Low、Mid、High)を制御する。
ネットワークノードによっては、そこに含まれる機能に、信号処理に応じて変動する通信ステータスの管理が要求されるものがある。例えば、MME4は、ベアラのコンテキストを管理する機能を含む。ベアラコンテキストは、例えば、無線通信に関する技術仕様(3GPP:3rd Generation Partnership Project)に関するドキュメント(TS23.401 V12.3.0)の5.7章等に記載されている。また、P−GWは、通信量に応じた課金を管理する機能(PCEF)を含む場合がある。
VNF200が通信ステータスを管理する場合、VM制御部2100は、例えば当該VNF200を他の仮想マシン上に移行する際、当該VNF200の通信ステータスも含めて他の仮想マシンに移行する。したがって、通信ステータスの情報量が大きいほど通信ステータスの移行に要する時間が長くなり、移行中のVNF200に関する通信サービスのパフォーマンスが低下する、と考えられる。従って、VNF200が通信ステータスを管理する機能を提供する場合、VNF200の増設、移行等のスケールアウトの実行を抑止することで、通信サービスのパフォーマンス低下を抑制できる。
図8に示す第1例では、VM制御部2100が、通信ステータスの管理機能を含むVNF200に性能要件等に基づいて設定されるリソースよりも多いリソースを割り当てる。すなわち、VNF200に対して余剰なリソースを配分することで、VNFの増設、移行等のスケールアウトが抑止され、上述のパフォーマンス低下を回避することができる。
変形例として、VM制御部2100は、VNF200が提供する機能ではなくVNF200による通信ステータスの更新頻度に基づいて、VNF200に割り当てるリソース量を制御することもできる。例えば、VM制御部2100は、通信ステータスの更新頻度が高い機能(例えば、P−GWのPCEF等)を提供するVNF200に対して、余剰なリソースを割り当ててもよい。
<第2例>
図9は、第3の実施形態によるサーバ20の第2構成例を示す。
図9に示す例において、VM制御部2100は、VNF200の機能に応じて、VNF200の増設、移行等の動的スケーリングの頻度(以下、変更頻度という。)を制御する。VNF200の増設、あるいは移行は、例えば通信システムあるいは仮想マシンの負荷状況等に応じて実行されるので、例えば、VNF200の増設あるいは移行が実行される負荷状況の閾値を調整することで、VNFの変更頻度を制御することができる。
たとえば、VM制御部2100は、通信ステータスの管理機能の有無および通信ステータスの更新頻度に応じて、VNFの変更頻度を制御することができる。より詳しくは、VM制御部2100は、通信ステータスを頻繁に更新する機能(例えばPCEF)をVNF200が含む場合、当該VNF200の変更頻度を、性能要件等に基づいて設定される変更頻度よりも低くする。また、VM制御部2100は、通信ステータスの更新頻度が低い機能(例えばU−Plane機能)をVNF200が含む場合、当該VNF200の変更頻度を、性能要件等に基づいて設定される変更頻度よりも高く、あるいは同レベルに設定する。
このようにVNFの変更頻度を制御することで、VNF200のスケールアウトによるパフォーマンス低下が抑止される。
<第3例>
図10は、第3の実施形態によるサーバ20の第3構成例を示す。
図10の例では、VM制御部2100は、複数のVNF200の各々に関する通信ステータスが集中管理されるように、各VNF200を制御できる。
図10に例示するように、サーバ20は共有DB(Data Base)220を含む。共有DB220は、通信ステータスに関する情報を記憶するデータベースである。例えば、サーバ20上に起動された各VNF200は、共有DB220を参照し、通信ステータスに関する情報を取得可能である。また、例えば、各VNF200は、信号処理に応じて変化した通信ステータスに関する情報を、共有DB220に格納することができる。なお、共有DB220は、サーバ20の外部に設置され、ネットワークあるいは専用線を通して情報のやりとりを行うこともできる。
VM制御部2100は、各VNF200による信号処理に関する通信ステータスを共有DB220で管理するように、各VNF200を制御する。
VNF200により共有されるデータベースで通信ステータスに関する情報を管理することにより、通信ステータスを管理する機能がVNF200から分離される。よって、VM制御部2100は、例えばVNF200を他の仮想マシンに移行する場合でも、通信ステータスを含めることが不要となり、VNFのスケールアウトによるパフォーマンス低下を抑止できる。移行されたVNF200は、共有DB220を参照することで、移行元のVNF200に関する通信ステータスを引き継ぐことができる。
図10で示された第3例は、図8もしくは図9に示された第1例あるいは第2例と組み合わせることも可能である。
4.第4の実施形態
本発明の第4の実施形態によれば、制御装置10が、サーバ20上のVNF200を制御する。制御装置10によりVNF200を集中制御できるので、VNF200の管理効率が向上する。第4の実施形態の技術は、第1−3の実施形態、および、後述するいずれの実施形態にも適用可能である。
図11は、制御装置10の構成例を示す。制御装置10は、VM制御部11、パス制御部12、管理DB13およびインターフェース15を含む。制御装置10は、インターフェース15を介して、サーバ20と通信可能である。
VM制御部11は、サーバ20の制御部210に対して、上述の第1−第3の実施形態のようにVNF200を制御することを指示できる。
VM制御部11は、例えば、制御部210のVM制御部2100に対して、VNF200を実行する仮想マシンの起動/停止、稼働中の仮想マシンの他の仮想マシンへの移行等を指示する。
VM制御部11は、例えば第3の実施形態と同様に、制御部210のVM制御部2100に対して、VNF200が提供する機能に応じてVNF200に割り当てるリソースを制御するように指示することができる。あるいは、VM制御部11は、制御部210に対して、後述の実施形態のようにVNF200を制御するように指示することも可能である。
パス制御部12は、サーバ20の制御部210に対して、上述の第1の実施形態および第2の実施形態のように、受信信号が経由するVNFパスの制御を指示することができる。
パス制御部12は、例えば、制御部210のパス制御部2101に対して、信号の種別に応じたVNFパスを示す情報を通知する。パス制御部2101は、その通知された情報を参照して、受信した信号に対応するVNFパスを識別し、識別されたVNFパス上のVNF200に受信信号を転送する。VNF200は、パス制御部2101から転送された受信信号を処理する。
パス制御部12は、例えば、ユーザ(端末1)の通信量、通信システムの通信負荷・通信量、サーバ20の負荷状況等に基づいて、VNFパスを決定することができる。パス制御部12は、決定したVNFパスを、パス制御部2101に通知する。
VM制御部11は、制御部210に対して、後述の実施形態のようにVNFパスの制御を指示することも可能である。
<第1例>
図12は、管理DB13のデータ構成の一例を示す。管理DB13は、サーバ20のパス制御部2101が通信種別を識別するための識別条件と、当該識別条件に対応するVNFパスを示す情報とを含む。パス制御部12は、例えば、通信種別に応じてVNFパスを決定する。パス制御部12は、決定したVNFパスと、当該VNFパスに対応する通信種別の識別条件とを、管理DB13に格納する。
パス制御部12は、例えば、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)、TMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)等のUE(User Equipment)を識別可能な情報により、識別条件を設定する。また、パス制御部12は、例えば、TEID(Tunnel Endpoint Identifier)やGRE(Generic Routing Encapsulation)key等のベアラを識別可能な情報により、識別条件を設定する。
パス制御部12は、所定のパラメータに基づいて、VNFパスを決定できる。例えば、パス制御部12は、通信量(例えば、パケットのカウント数)、サーバ20あるいは仮想マシンのステータス(例えば、負荷状況)等に基づいて、VNFパスを決定できる。また、パス制御部12は、上記のパラメータと所定の閾値とを比較し、比較結果に応じてVNFパスを変更できる。
パス制御部12は、サーバ20あるいは仮想マシンの負荷状況に応じて、VNFパスを構成するVNF200を選択できる。例えば、パス制御部12は、同じ機能を含む複数のVNF200のうち、負荷が低い仮想マシン上で仮想しているVNF200を優先的に選択し、VNFパスを構成する。また、例えば、パス制御部12は、同じ機能を含む複数のVNF200のうち、負荷が低いサーバ20上で稼働しているVNF200を優先的に選択し、VNFパスを構成する。
<第2例>
図13は、管理DB13のデータ構成の他の例を示す。この例では、パス制御部12は、各々のVNF200を識別するための識別子を用いてVNFパスを表す情報を生成し、管理DB13に格納することができる。
<第3例>
図13のようにVNF200の識別子が用いられる場合、VM制御部11は、識別子と、当該識別子に対応するVNF200の属性(例えば、VNF200が含む機能)とを管理してもよい。図14に例示するように、VM制御部11は、識別子と、当該識別子に対応するVNF200の機能とからなる情報を管理DB13に格納することができる。パス制御部12は、図14に例示された情報を参照し、VNFパスを決定することができる。
なお、上述の制御装置10の機能は、MME4あるいはゲートウェイ3(例えば、P−GWのPCRF機能)が備えてもよい。つまり、MME4あるいはゲートウェイ3が、上述の制御装置10として動作することも可能である。
5.第5の実施形態
本発明の第5の実施形態では、VNFパスに沿って受信信号を処理する方法の例が示される。第5の実施形態の技術は、上述の第1−4の実施形態、および、後述するいずれの実施形態にも適用可能である。
第5の実施形態によれば、制御部210は、受信した信号に含まれるタグ情報に基づいて、当該信号に対応するネットワーク機能を運用する仮想マシンに当該信号を転送可能である。サーバ20の制御部210は、タグ情報に基づいて、信号に対応するVNF200またはVNFパスを特定できる。タグ情報は、例えば、信号に対応するVNF200またはVNFパスを示すように所定のルール(例えば、標準仕様書等で規定されたプロトコル)で生成される。
<第1例>
図15に例示されるように、制御部210は、受信パケットにタグ情報として付加された追加ヘッダを参照し、VNFパスに沿ってパケットを転送する。追加ヘッダは、VNFパスに関する情報を含む。制御部210は、受信パケットに含まれる情報に基づいてパケットを転送できるので、VNFパスに対応する経路情報を管理しなくてもよい。よって、制御部210は、VNFパスに沿ったパケット転送を、よりシンプルな構成で実行できる。
制御部210は、例えば、追加ヘッダの情報に基づいて、VNFパスに含まれるVNF200とそのVNFパスにおける順序を特定し、特定されたVNF200と順序とに基づいてパケットを転送する。制御部210は、VNFパスにおける最後のVNF200での処理が完了した場合、パケットから追加ヘッダを削除してもよい。
<第2例>
図16に例示されるように、制御部210は、VNF200の識別子で構成された追加ヘッダを参照し、パケットを転送してもよい。追加ヘッダは、VNFパスに対応するVNF200の識別子を含む。また、追加ヘッダは、VNFパスにおける各VNF200の順に、各VNF200の識別子を格納する。
制御部210は、追加ヘッダに格納された順序に従って識別子を参照し、識別子に対応するVNF200にパケットを転送する。図16の例では、制御部210は、識別子A(ID:A)、識別子B(ID:B)の順序で参照し、各識別子に対応するVNF200にパケットを転送する。制御部210は、図16の例のように、参照した識別子を追加ヘッダから削除してもよく、この例ではID:A、ID:Bの順序で識別子を削除する。
<第3例>
図17に例示されるように、制御部210は、パケットに関する通信サービスを示す識別子(図16の「サービスID」)で構成された追加ヘッダを参照し、パケットを転送してもよい。サービスIDは、例えば、動画配信サービス、SNS(Social Network Service)サービス等の通信サービスを識別可能な情報である。制御部210は、例えば、各サービスIDに対応付けられたVNFパスに関する情報を含む。制御部210は、当該情報と受信パケットに付与されたサービスIDとに基づいて、当該サービスIDに対応するVNFパスを特定する。制御部210は、VNFパスにおける最後のVNF200での処理が完了した場合、パケットから追加ヘッダを削除してもよい。
第5の実施形態では、パケットに追加ヘッダを付与する機能が通信システムに配置されてもよい。追加ヘッダを付与する機能は、例えば、サーバ20が配置されるデータセンタにおける外部ネットワークとの境界に配置される。追加ヘッダを付与する機能は、外部ネットワークから受信したパケットに追加ヘッダを付与し、データセンタ内にパケットを転送する。
<追加ヘッダ付与機能>
図18は、上述した追加ヘッダ付与機能が配置されたシステムの一例を示す。図18において、パケット分類装置230が、パケットに追加ヘッダを付与する。パケット分類装置230は、例えば、データセンタと外部ネットワークとの境界(例えば、通信システムのエッジ)に配置される。パケット分類装置230は、受信したパケットを分類し、パケットの内容に応じた追加ヘッダを、当該パケットに付与する。パケット分類装置230は、例えば、パケットが経由するVNFパスを示すように所定のルールで追加ヘッダを生成できる。パケット分類装置230は、例えば、パケットに対応するVNF200を識別可能である。
図19は、パケット分類装置230の構成例を示す。パケット分類装置230は、記憶部2300、パケット処理部2301およびインターフェース2302を含む。パケット分類装置230は、インターフェース2302を介して、制御装置10と通信できる。
記憶部2300は、例えば、上述の図12あるいは図13に例示された管理DB13と同様の構成の情報を含む。また、記憶部2300は、通信サービスの種別を識別するための識別条件と、当該識別条件に対応するサービスIDとを含む情報を有してもよい。
パケット処理部2301は、記憶部2300を参照し、パケットに追加ヘッダを付与する。パケット処理部2301は、例えば、記憶部2300に記憶された識別条件に基づいて、受信パケットを識別し、パケットにマッチする識別条件に対応するVNFパスを示す情報を、追加ヘッダとしてパケットに付与する。
<システム構成例>
図20に例示するように、VNFパスは、複数のサーバ20を経由するパスでもよい。図20の例では、VNFパスは、サーバ20−1上で稼働するVNF200と、サーバ20−2上で稼働するVNF200とを経由する。
なお、パケット分類装置230は、仮想マシン等のソフトウェアで構成された仮想スイッチ等で構成されてもよい。例えば、パケット分類装置230が有する機能は、通信システムのエッジに配置されたサーバ上で動作する仮想スイッチが実行できる。
転送装置600は、複数のサーバ20を経由するパスに沿ってパケットを転送できる。図20の例では、機能Bを含むVNF200で処理されたパケットを、サーバ20−2上で稼働するVNF200(機能Cを含むVNF)に転送する。
図21は、転送装置600の構成例を示す。転送装置600は、記憶部610およびパケット処理部620を含む。
記憶部610は、例えば、図22に例示された構成の情報を含む。例えば、制御装置10は、図22に例示された情報を、転送装置600に通知することができる。図22のように、記憶部610は、パケットの識別条件と、当該識別条件に対応するパケットの処理ルールとからなる情報を含む。識別条件は、例えば、IMSI、TMSI等のUEを識別可能な情報や、TEID、GRE Key等のベアラを識別可能な情報に基づいて、パケットを識別する条件である。また、識別条件は、例えば、上述の追加ヘッダに基づいてパケットを識別する条件でもよい。
パケット処理部620は、上述の識別条件とパケットとを比較し、パケットにマッチする識別条件に対応する処理ルールに従って、パケットを処理する。
6.第6の実施形態
本発明の第6の実施形態によれば、制御装置10が、サーバ20、仮想マシン等の状況をモニタし、モニタ結果に応じてVNF200あるいはVNFパスを制御する。よって、第6の実施形態によれば、制御装置10は、通信システムの状況に応じたリソース制御を実行できる。第6の実施形態の技術は、上述の第1−5の実施形態、および、後述の実施形態のいずれにも適用可能である。
6.1)制御装置
図23は、本実施形態による制御装置10の構成を示す。制御装置10は、上述の実施形態で例示した構成に加え、ステータス収集部14を含む。
ステータス収集部14は、サーバ20あるいは転送装置600から情報を収集し、収集した情報に基づいて、図24に例示される構成の情報を管理DB13に格納する。
ステータス収集部14は、それぞれのVNF200に対応する状況を管理DB13に格納できる。例えば、ステータス収集部14は、各VNF200に対応する仮想マシンあるいはサーバ20の負荷状況(図24の「VM Load」や「Server Load」)を収集し、管理DB13に格納できる。さらに、図24の「NW Load」で示すように、各VNF200に関連する通信経路の負荷状況()が収集されてもよい。
また、図24の「Packet Counts」で示すように、ステータス収集部14は、所定の機能(例えば、PCEF)を含むVNF200がカウントしたパケット数()を収集することもできる。図24の例において、ステータス収集部14は、PCEF機能を含むVNF200がカウントしたパケット数を、ベアラ毎に収集し、管理DB13に格納できる。
制御装置10のパス制御部12は、ベアラ毎に、PECF機能を含むVNF200がカウントしたパケット数が所定の閾値を超過したか否かを監視できる。パス制御部12は、例えば、パケット数が所定の閾値を超過したベアラに関するVNFパスから、PCEF機能を含むVNF200を削除することができる。ユーザは、所定の閾値であるパケット数を超過した後は、パケット数に依らず定額(Flat Rate)の料金が課金される契約を、通信オペレータと締結する場合がある。この場合、パケット数が所定の閾値を超過した後は、PCEF機能を含むVNF200がパケット数をカウントしなくても、通信オペレータはユーザに対して課金ができる。よって、上述のように、VNFパスからPCEF機能を含むVNF200を削除することで、パス制御部12は、当該VNF200のリソースを他のベアラに割り当てることができる。
VM制御部11は、ステータス収集部14が収集した情報に基づいて、ネットワークノードの制御信号(C−Plane Signaling)の量を監視できる。VM制御部11は、制御信号の増加に応じて、制御信号を処理するための機能を有するVNF200(例えば、MME4のC−Plane機能、ゲートウェイ3のC−plane機能に対応するVNF)を増設することができる。
例えば、パス制御部12は、ステータス収集部14によりモニタされたUEの位置に応じて、P−GWの合法的傍受機能(Lawful Interception機能)を有するVNF200がVNFパスに含まれるように、VNFパスを制御できる。例えば、P−GWに合法的傍受機能が要求される国が存在し、このような場合、パス制御部12は、UEの位置に応じて、要求される機能を有するVNF200がVNFパスに含まれるように制御する。
6.2)サーバ
図25は、第6の実施形態によるサーバ20における制御部210の構成例を示す。制御部210は、上述の実施形態で例示された構成に加え、ステータス通知部2102を含む。
ステータス通知部2102は、VNF200に対応する仮想マシンの負荷状況、サーバ20の負荷状況、VNF200あるいはサーバ20に関する通信状況等をモニタできる。また、ステータス通知部2102は、各VNF200の動作状況(例えば、VNF200によるパケットカウント数)をモニタすることもできる。ステータス通知部2102は、モニタした情報を制御装置10に通知する。制御装置10のステータス収集部14は、サーバ20のステータス通知部2102から通知された情報に基づいて、管理DB13に情報を格納する。
6.3)転送装置
図26は、第6の実施形態における転送装置600の構成例を示す。転送装置600は、上述の実施形態で例示された構成に加え、ステータス通知部630を含む。ステータス通知部630は、トラフィック量、転送装置600の負荷等の通信状況をモニタする。ステータス通知部630は、モニタした情報を制御装置10に通知する。
7.第7の実施形態
本発明の第7の実施形態によれば、VNFパスは、複数の種別の信号で構成されるグループ毎に設定される。よって、複数種別の信号に関するVNFパスを一括して制御可能となり、通信システムの運用効率が向上する。第7の実施形態の技術は、上述の第1−6の実施形態、および、後述するいずれの実施形態にも適用可能である。
図27は、第7の実施形態によるサーバの構成例を示す。サーバ20の制御部210は、複数の信号のグループ毎にVNFパスを設定できる。たとえば、制御部210は複数のベアラのグループ毎にVNFパスを設定できる。
制御部210は、第5の実施形態の図15〜図19に例示したような追加ヘッダに基づく転送が可能である。すなわち、上記グループに対応するVNF200またはVNFパスに関する情報を含む追加ヘッダに基づいて、受信信号を転送することができる。
制御装置10は、複数の信号をグループとして管理することが可能であり、VNFパスをグループ毎に制御できる。また、制御装置10は、第5の実施形態におけるパケット分類装置230に対して、上記グループに対応する追加ヘッダをパケットに付与することを指示することもできる。
図28は、制御装置10の管理DB13のデータ構成例を示す。制御装置10のパス制御部12は、例えば、図28に例示された情報に基づいて、サーバ20の制御部210に、VNFパスの制御を指示することができる。
図28に例示するように、管理DB13は、TEID等のベアラの識別子に基づいて設定される識別条件と、複数のベアラのグループを示すグループIDと、当該グループのVNFパスに関する情報を含む。
制御装置10は、例えば、各ベアラに対応するUEの属性に応じて、ベアラをグループ化できる。UEの属性の例を以下に示す。
・UEの滞在エリア(E−UTRAN Cell ID等)
・UEに関する課金特性(通常課金、プリペイド課金、フラットレート等)
・UEの通信ステータス(一定期間に一定量以上の通信をしたか否か)
・オペレータID(端末1が接続しているコアネットワークのオペレータのID)
・UEが接続しているPacket Data Network(PDN)
・QoS特性
・UEの状態(IDLE状態、CONNECTED状態):IDLE状態は、例えば、UEがコアネットワークとの間でセッション管理およびモビリティ管理のための制御信号の継続的な交換を行っていない状態、あるいは基地局との無線接続が解放(Release)された状態を意味する。CONNECTED状態は、例えば、UEがコアネットワークとの間でセッション管理およびモビリティ管理のための制御信号の継続的な交換を行っている状態、あるいは基地局と無線接続している状態を意味する。
なお、上記のUEの属性は例示であり、制御装置10は、他の属性によりベアラをグループ化することも可能である。例えば、制御装置10は、標準仕様書(3GPP TS23.401)の5.7章に開示されている“EPS Bearer Context”のうち、UE(User Equipment)に関する情報に基づいてベアラをグループ化することが可能である。
また、制御装置10は、UEの利用者と通信事業者との契約内容に応じて、ベアラをグループ化することも可能である。例えば、制御装置10は、他の利用者よりも高額の契約を通信事業者と締結した利用者(たとえば「Premium Subscriber」)に関するベアラをグループ化すること、および/または通常契約の利用者に関するベアラをグループ化することが可能である。
また、制御装置10は、UEの位置に関する情報(たとえばGSP情報、端末1がアタッチしている基地局情報)に基づいてベアラをグループ化することも可能である。例えば、位置に関する情報から互いに近接するUEのベアラをグループ化することが可能である。
さらに、制御装置10は、ベアラのQoS(Quality of Service)情報に応じて、ベアラをグループ化することも可能である。例えば、制御装置10は、各ベアラに対応するQCI(Quality Class Indicator)に応じて、ベアラをグループ化することができる。
図29に例示するように、制御装置10のパス制御部12は、サーバ20の制御部210に対して、グループID毎にVNFパスの変更を指示できる。よって、パス制御部12は、グループに属する複数のベアラに関するVNFパスを一括して制御できる。図29の例では、パス制御部12は、グループ(1)に対応するVNFパスの変更を、制御部210に指示する。制御部210は、例えば、図28に例示されたデータベースと同様の情報を有し、ベアラのグループ、当該グループに属するベアラ、および、当該グループのVNFパスを認識できる。制御部210は、パス制御部12からの指示に応じて、ベアラグループに対応するVNFパスを変更できる。
図30に例示するように、各ベアラ識別子(例えば、TEID)は、グループに属する複数のベアラの各々の識別子を一括して識別できるように割り当てられてもよい。例えば、TEIDは、グループに属する複数のベアラの各々に対して、32bitの情報で構成されるTEIDの上位24bitが同一となるように割り当てられる。このようにTEIDを割り当てることにより、制御装置10およびサーバ20の制御部210は、TEIDの上位24bitの情報により、グループに属する複数のベアラを一括して識別できる。
8.第8の実施形態
本発明の第8の実施形態によれば、通信システムのオペレータは、制御装置10に運用ポリシを設定し、制御装置10は、設定された運用ポリシに従って、VNF200あるいはVNFパスを自動的に制御することが可能である。制御装置10による自動運用が可能となることで、通信システムの運用効率が向上する。第8の実施形態の技術は、上述の第1−7の実施形態、および、後述するいずれの実施形態にも適用可能である。
第8の実施形態において、通信システムのオペレータは、運用管理装置30を用いて制御装置10に運用ポリシを設定できる。なお、オペレータは、制御装置10を直接操作することで、運用ポリシを設定することもできる。
図31は、運用管理装置30の構成例を示す。運用管理装置30は、VNF管理部31、パス管理部32およびインターフェース34を含む。運用管理装置30は、インターフェース34を介して、制御装置10と通信可能である。
VNF管理部31は、制御装置10のVM制御部11に対して、VNF200に関する仮想マシンの運用ポリシを設定できる。VNF管理部31は、例えば、仮想マシンの起動、停止、移行等のトリガとなるパラメータと、当該パラメータに基づいて仮想マシンの起動、停止、移行等の実行要否を判断するための閾値とを、VM制御部11に設定できる。
仮想マシンの起動、停止、移行等のトリガとなるパラメータは、例えば、仮想マシンの負荷、サーバ20の負荷、仮想マシンに関する通信負荷、仮想マシンの通信量等である。VM制御部11は、例えば、第5の実施形態で例示されたステータス収集部14を介して、上記パラメータに関する情報を取得できる。VM制御部11は、取得した情報を運用管理装置30から通知された閾値と比較し、仮想マシンの起動、停止、削除、移行等の実行要否を判断する。
VNF管理部31は、例えば、第3の実施形態における図8に示すように、VNF200の機能に応じて、仮想マシンのコンピューティングリソース(CPU、メモリ等)の割り当てを変更するための運用ポリシを、VM制御部11に設定してもよい。VM制御部11は、当該運用ポリシに従って仮想マシンのリソースが割り当てられるように、サーバ20の制御部210を制御する。
VNF管理部31は、例えば、第3の実施形態における図9に示すように、VNF200の機能に応じて、仮想マシンの起動、停止、移行等の頻度を変更するための運用ポリシを、VM制御部11に設定してもよい。例えば、VNF管理部31は、仮想マシンの起動、停止、移行等の実行に関する閾値を、VNF200が提供する機能の種別に応じて設定する。VM制御部11は、VNF管理部31から通知されたポリシに従って仮想マシンを運用することで、VNF200の種別に応じて、VNFの起動、停止、移行等の頻度を変更できる。
パス管理部32は、制御装置10のパス制御部12に対して、VNFパスに関する運用ポリシを設定できる。パス管理部32は、例えば、VNFパスを構築するためのポリシ、VNFパスを変更するためのポリシ等を、パス制御部12に設定できる。
パス管理部32は、例えば、ベアラの属性、ベアラに関するUEの属性、通信サービスの種別等に応じて、VNFパスを構成するVNF200を選択するための運用ポリシを、パス制御部12に設定できる。例えば、パス管理部32は、UEの位置に応じてVNF200を選択するための運用ポリシを、パス制御部12に設定できる。例えば、パス管理部32は、UEの位置に応じて、P−GWの合法的傍受機能(Lawful Interception機能)を有するVNF200がVNFパスに含まれるように、運用ポリシを設定できる。例えば、P−GWが有する機能として合法的傍受機能が要求される国が存在する。このような場合、パス管理部32は、UEの位置に応じて、要求される機能を有するVNF200がVNFパスに含まれるように、運用ポリシを設定できる。
例えば、パス管理部32は、パス制御部12に対して、ベアラに関連付けられたQCI(QoS Class Identifier)に応じて、VNFパスを構成するVNF200を指定できる。つまり、パス管理部32は、ベアラに対応する仮想的なネットワークノードの機能を、ベアラの属性に応じて変更することを、パス制御部12に指示できる。パス管理部32は、例えば、QCIに応じたコンピューティングリソースが割り当てられたVNF200でVNFパスが構成されるように、運用ポリシを設定できる。例えば、パス管理部32は、QCIが高くなるほど、VNFパスを構成するVNF200のリソース量が多くなるように、運用ポリシを設定できる。
パス管理部32は、例えば、パス制御部12に対して、第7の実施形態で例示されたUE属性に応じて、VNFパスを構成するVNF200を指定することもできる。つまり、パス管理部32は、UEに対応する仮想的なネットワークノードの機能を、UEの属性に応じて変更することを、パス制御部12に指示できる。
パス管理部32は、例えば、パス制御部12に対して、通信サービスの種別に応じて、VNFパスを構成するVNF200を指定することもできる。つまり、パス管理部32は、通信サービスに対応する仮想的なネットワークノードの機能を、通信サービスの種別に応じて変更することを、パス制御部12に指示できる。
パス管理部32は、例えば、VNF200の負荷状況に応じて、VNFパス中の高負荷VNF200を、同種の機能を有する他のVNF200に切り替えることを、パス制御部12に指示できる。
図32は、運用管理装置30の他の構成例を示す。運用管理装置30は、データ分析部33を含む。
データ分析部33は、サーバ20あるいは仮想マシンに関するステータスおよびネットワークに関するステータスを収集し、収集した情報を分析する。データ分析部33は、分析結果に応じて、VNF管理部31およびパス管理部32に対して、上述の運用ポリシの変更を指示できる。
データ分析部33は、例えば、第6の実施形態で例示されたステータス収集部14が収集した情報を取得する。データ分析部33は、分析結果に基づいて、運用ポリシを変更できる。
データ分析部33は、分析結果に基づいて、仮想マシンの起動、停止、移行等の実行要否を判断するための閾値を変更できる。データ分析部33は、例えば、ネットワークノードの制御信号(C−Plane Signaling)の増加に応じて、制御信号を処理するための機能を有するVNF200の増設に関する閾値を下げることができる。また、データ分析部33は、制御信号の増加に応じて、制御信号を処理するための機能を有するVNF200のリソース量が増加するように、運用ポリシを変更できる。
データ分析部33は、分析結果に基づいて、VNFパスに関する運用ポリシを変更できる。データ分析部33は、例えば、通信システムの負荷増加に応じて、VNFパス中の所定のVNF200(例えば、通信サービスの継続に影響を与えないVNF)が削除されるように、運用ポリシを変更できる。削除されたVNF200のリソースを他のVNF200に融通できるので、通信システムの負荷増加に伴う性能低下が抑止される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記したそれぞれの実施形態に限定されるものではない。本発明は、各実施形態の変形・置換・調整に基づいて実施できる。また、本発明は、各実施形態を任意に組み合わせて実施することもできる。即ち、本発明は、本明細書の全ての開示内容、技術的思想に従って実現できる各種変形、修正を含む。また、本発明は、SDN(Software−Defined Network)の技術分野にも適用可能である。
1 端末
2 基地局
3 ゲートウェイ
4 MME
10 制御装置
11 VM制御部
12 パス制御部
13 管理DB
14 ステータス収集部
15 インターフェース
20 サーバ
200 仮想ネットワーク機能
210 制御部
2100 VM制御部
2101 パス制御部
2102 ステータス通知部
220 共有DB
230 パケット分類装置
2300 記憶部
2301 パケット処理部
2302 インターフェース
30 運用管理装置
31 VNF管理部
32 パス管理部
33 データ分析部
34 インターフェース
600 転送装置
610 記憶部
620 パケット処理部

Claims (19)

  1. ネットワークノードで実行される複数のネットワーク機能を、それぞれ対応する複数の仮想マシンで運用可能な第一の手段と、
    受信信号を、当該受信信号に対応するネットワーク機能を運用する仮想マシンに転送可能な第二の手段と、を含み、
    前記第一の手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、当該ネットワーク機能に対応する前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御可能である
    ことを特徴とするサーバ。
  2. 前記第一の手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、前記仮想マシンの動的スケーリングの頻度が変化するように、前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御可能である
    ことを特徴とする請求項1のサーバ。
  3. 前記第一の手段は、通信ステータスを管理する前記ネットワーク機能の動的スケーリングによる性能劣化が抑止されるように、前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御可能である
    ことを特徴とする請求項1または2のサーバ。
  4. 前記第一の手段は、前記ネットワーク機能の通信ステータスの更新頻度に応じて、前記仮想マシンの動的スケーリングの頻度が変化するように、前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサーバ。
  5. 前記第一の手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、前記仮想マシンに割り当てられるリソース量を制御可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のサーバ。
  6. 前記第一の手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、前記ネットワーク機能の起動、削除、停止又は移行の少なくとも1つの頻度を制御可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサーバ。
  7. 前記第一の手段は、前記複数のネットワーク機能の各々に関する通信ステータスが集中管理されるように、前記複数のネットワーク機能の各々を制御可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項のサーバ。
  8. 前記複数のネットワーク機能の各々に関する通信ステータスを集中管理する共有データベースを更に含む請求項1乃至7のいずれか1項に記載のサーバ。
  9. ネットワークノードで実行されるネットワーク機能を仮想マシンで運用するサーバと通信可能なインターフェースと、
    前記サーバに対し、前記インターフェースを介して、複数のネットワーク機能を、それぞれ対応する複数の仮想マシンで運用するように指示可能な仮想マシン制御手段と、を含み、
    前記仮想マシン制御手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、当該ネットワーク機能に対応する前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御することを前記サーバに指示可能である
    ことを特徴とする制御装置。
  10. 前記仮想マシン制御手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、前記仮想マシンの動的スケーリングの頻度が変化するように、前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御することを前記サーバに指示可能である
    ことを特徴とする請求項9の制御装置。
  11. 前記仮想マシン制御手段は、通信ステータスを管理する前記ネットワーク機能の動的スケーリングによる性能劣化が抑止されるように、前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御することを前記サーバに指示可能である
    ことを特徴とする請求項9または10の制御装置。
  12. 前記仮想マシン制御手段は、前記ネットワーク機能の通信ステータスの更新頻度に応じて、前記仮想マシンの動的スケーリングの頻度が変化するように、前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御することを前記サーバに指示可能である
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の制御装置。
  13. 前記仮想マシン制御手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、前記仮想マシンに割り当てられるリソース量を制御することを、前記サーバに指示可能である
    ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の制御装置。
  14. 前記仮想マシン制御部は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、前記ネットワーク機能の起動、削除、停止又は移行の少なくとも1つの頻度を制御することを、前記サーバに指示可能である
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載の制御装置。
  15. 前記仮想マシン制御手段は、前記複数のネットワーク機能の各々に関する通信ステータスを集中管理するように、前記サーバに指示可能である
    ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の制御装置。
  16. 前記仮想マシン制御手段は、前記複数のネットワーク機能の各々に関する通信ステータスを共有データベースで集中管理することを、前記サーバに指示可能である
    ことを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の制御装置。
  17. ネットワークノードで実行される複数のネットワーク機能を、それぞれ対応する複数の仮想マシンで運用し、
    受信信号を、当該受信信号に対応するネットワーク機能を運用する仮想マシンに転送し、
    前記ネットワーク機能の種別に応じて、当該ネットワーク機能に対応する前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御する
    ことを特徴とする通信方法。
  18. ネットワークノードで実行されるネットワーク機能を仮想マシンで運用するサーバと通信し、
    前記サーバに対し、前記インターフェースを介して、複数のネットワーク機能を、それぞれ対応する複数の仮想マシンで運用するように指示し、
    前記仮想マシン制御手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、当該ネットワーク機能に対応する前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御することを前記サーバに指示する
    ことを特徴とする制御方法。
  19. コンピュータに、
    ネットワークノードで実行されるネットワーク機能を仮想マシンで運用するサーバと通信する処理と、
    前記サーバに対し、前記インターフェースを介して、複数のネットワーク機能を、それぞれ対応する複数の仮想マシンで運用するように指示する処理と、
    前記仮想マシン制御手段は、前記ネットワーク機能の種別に応じて、当該ネットワーク機能に対応する前記仮想マシンに割り当てるリソースを制御することを前記サーバに指示する処理と
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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