JPWO2015119003A1 - サービス制御システム、ユーザ装置、及びサービス制御方法 - Google Patents

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Abstract

マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークに接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御システムにおいて、前記ユーザ装置の状態を示す状態情報を受信する受信部と、アプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態情報に基づいて、前記要求に対する通信動作を決定し、決定された通信動作を実行する通信制御部とを備える。

Description

本発明は、ユーザ装置が接続される通信ネットワークとM2Mサービスプラットフォームとのインターワーキングの技術に関連するものである。
近年、通信ネットワークに接続されたマシン同士が人間による操作を介在せずに通信を実行し、適切なマシンの制御等を自動的に実行するM2M(Machine-to-Machine)、すなわち、マシン間通信の検討が進められている。
例えば、3rdGeneration Partnership Project(3GPP)では、Machine Type Communication(MTC)との名称で、M2Mに関する通信規格の標準化が進められている(例えば、非特許文献1)。
また、oneM2Mでは、M2Mプラットフォームと、3GPPのPublic Land Mobile Network(PLMN)とのインターワーキングについても検討が進められている(例えば、非特許文献2)。具体的には、M2M プラットフォームを構成するCommon Service Entity(CSE)と、PLMNを構成するGateway GPRS Support Node/PDN Gateway(GGSN/P-GW)及びMTC-InterWorking Function(MTC-IWF)とを接続するインターフェース(Y-IF 及び Z-IF)が規定されている(例えば、非特許文献3)。
このようなインターワーキング環境では、アプリケーションサーバ(AS)からMTCに対応したMTCユーザ装置(MTC-UE)への着信は、例えばショートメッセージサービス(SMS)を利用して実現される。
しかし、ASからMTC-UEへの着信にSMSを利用した場合、MTC-UEにSMSクライアントの機能を実装する必要があるため、実装が複雑化したり、コストが上昇するといった問題がある。
そこで、非特許文献4において、SMSを用いずIPをベースとしたプロトコルにより、NAT越えを含むASからMTC-UEへのトリガリングを可能とする技術が提案されている。
3GPP TS 23.682 v11.5.0, September 2013, Architecture enhancements to facilitate communications with packet data networks and applications, R11. oneM2M TS-0001 v0.3.2, oneM2M Functional Architecture, 2014-January-04. oneM2M-ARC-2013-0390R02-3gpp_interworking, NTT DOCOMO , 2013 October oneM2M-ARC-2013-0575R01-IP_based_MT_Triggering_for_3gpp_Interworking, NTT DOCOMO, 2013 December.
しかし、上記の従来技術では、CSEでMTC-UEの状態情報を保持しないため、トリガリングをCSEからターゲットとするMTC-UEに対して行う際に、CSE はMTC-UEの状態を知らずに動作を行うことになる。そのため、例えば、電源断の状態にあるMTC-UEや、トリガリングの必要のない接続状態にあるMTC-UEに対してもトリガリングを行ってしまう等の無駄な動作が発生する可能性がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークに接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御システムがユーザ装置の状態に基づいた動作を行うことを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークに接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御システムであって、
前記ユーザ装置の状態を示す状態情報を受信する受信部と、
アプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態情報に基づいて、前記要求に対する通信動作を決定し、決定された通信動作を実行する通信制御部とを備えるサービス制御システムが提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークと、当該通信ネットワークにゲートウェイ装置を介して接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御装置とを備える通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
前記ユーザ装置の状態を示す状態情報を取得する状態情報取得部と、
前記状態情報取得部により取得された状態情報を前記サービス制御装置に送信する通信処理部とを備えるユーザ装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークに接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御システムが実行するサービス制御方法であって、
前記ユーザ装置の状態を示す状態情報を受信する受信ステップと、
アプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態情報に基づいて、前記要求に対する通信動作を決定し、決定された通信動作を実行する通信制御ステップとを備えるサービス制御方法が提供される。
本発明の実施の形態によれば、マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークに接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御システムがユーザ装置の状態に基づいた動作を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態に係る通信システム10の全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るMTC-UE100の機能ブロック構成図である。 本発明の実施の形態に係るIN-CSE200の機能ブロック構成図である。 アドレステーブル格納部204に格納されるアドレステーブルの例を示す図である。 状態情報格納部205に格納される状態情報の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るMTC-UE100によるIN-CSE200へのアドレス登録シーケンスを示す図である。 本発明の実施の形態に係るAS40Aからのリクエストに基づく処理シーケンスの例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る動作判定処理の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(1)通信システムの全体概略構成
図1は、本発明の実施の形態に係る通信システム10の全体概略構成図である。図1に示すように、通信システム10は、M2Mプラットフォーム20、Public Land Mobile Network 30(以下、PLMN30)を備える。また、通信システム10には、Machine Type Communication-User Equipment100(以下、MTC-UE100)が含まれる。
M2Mプラットフォーム20には、AE(application entity)を構成するアプリケーションサーバ40A,40B(以下、AS40A, 40B)が接続される。AS40A, 40B は、M2Mプラットフォーム20及びPLMN30を介して、MTC-UE100とマシン間通信を実行することができる。アプリケーションとしては、例えば、MTC-UE100と接続された電力メータのデータ収集管理のアプリケーションや、MTC-UE100の位置情報管理のアプリケーション等がある。
通信システム10には、MTC-UE100に対してアドレスを割り当てるDHCPサーバ50、及び名前解決を実行するDNSサーバ60が接続される。なお、本実施の形態では、アドレスとしてIPアドレスを想定しているが、アドレスはIPアドレスに限られるわけではなく、IP以外のアドレスであってもよい。
M2Mプラットフォーム20は、oneM2Mにおいて検討されているM2Mプラットフォーム(M2M-PF)に対する要求条件を満たすとともに、MTC-UE100から送信されるデータを活用したサービスを最適化する機能等を提供する。M2Mプラットフォーム20には、Infrastructure Node Common Service Entity 200(以下、IN-CSE200)が含まれる。IN-CSE200は、M2Mのサービスを制御するサービス制御装置である。なお、「サービス制御装置」としてのIN-CSE200は、1つの装置(コンピュータ)であってもよいし、複数装置からなるシステムであってもよい。
PLMN30は、3rd Generation Partnership Project(3GPP)によって規定される3G(W-CDMA)やLong Term Evolution(LTE)に従った無線通信ネットワークであり、マシン間通信を実行するMTC-UE100が無線により接続可能である。PLMN30には、Gateway GPRS Support Node/PDN Gateway 310(以下、GGSN/PGW310)及びMTC-InterWorking Function320(以下、MTC-IWF320)が含まれる。IN-CSE200は、GGSN/PGW310等のゲートウェイ装置を介してPLMN30に接続される。
なお、M2Mプラットフォームに接続するネットワーク(MTC-UE100が接続するネットワーク)は、W-CDMAやLTEに限られるわけではなく、例えば、無線LANのネットワークが接続されてもよい。また、M2Mプラットフォームに接続するネットワークが、有線のネットワーク(例:IP電話網)であってもよい。
MTC-UE100は、マシン間通信を実行可能なユーザ装置であり、oneM2Mにおける Application Service Node (ASN) CSE(ASN-CSE)に相当する。
また、本実施の形態のMTC-UE100は、自身の状態情報を取得し、当該状態情報をIN-CSE200に通知する機能を含む。状態情報が示すMTC-UE100の状態として、例えば、電源断状態、接続状態、ドーマント状態がある。状態情報を取得するトリガーは、例えば状態が変化したときである。
接続状態の例としては、PLMN30がLTEである場合におけるRRC Connected状態がある。また、ドーマント状態は、スリープ状態と呼んでもよく、例えば、MTC-UE100がPLMN30と接続しておらず、間欠的に制御信号を監視するような状態や、電力消費削減モードの状態である。
IN-CSE200は、マシン間通信に関するサービスを制御する。具体的には、IN-CSE200は、AS40A,40BからMTC-UE100への要求(着信)を処理したり、MTC-UE100〜AS40A,40B間におけるパケット(例:IPパケット)を中継したりする。IN-CSE200は、3GPPにおけるMTC仕様に記載されているService Capability Server(SCS)の機能を有する。
また、IN-CSE200は、MTC-UE100から状態情報を受信し、当該状態情報を保持し、ASからIN-CSE200に対する要求を受信したときに、当該状態情報に基づいた動作を行う機能を含む。この機能の詳細は後述する。
GGSN/PGW310は、パケットアクセスのゲートウェイノードであるとともに、PLMN30におけるQoS制御やベアラ設定制御などを実行する。また、GGSN/PGW310は、NAT機能を含み、MTC-UE100に割り当てられるプライベートアドレスと公衆アドレスとの変換を実行する機能も有する。
MTC-IWF320 は、M2Mプラットフォーム20とPLMN30とのインターワーキングに必要な機能を提供する。具体的には、MTC-IWF320は、PLMN30の外部で用いられる MTC-UE100の識別子(Ext-ID)からPLMN30内部で用いられるMTC-UE100の識別子(Int-ID)を導出する。なお、上述のMTC-IWF320の機能は、3GPPP において規定される Home Subscriber Server(HSS)との連携によって提供される。
(2)装置構成
次に、MTC-UE100及びIN-CSE200の装置構成について説明する。なお、以下で説明する装置構成は、本実施の形態に関連する構成のみを示すものである。
(2.1)MTC-UE100
図2は、MTC-UE100の機能ブロック構成図である。図2に示すように、MTC-UE100は、通信処理部101、状態情報取得部102を備える。
通信処理部101は、MTC-UE100をIN-CSE200と通信可能にする(つまり、コネクションを設定する)ために必要なアドレス登録や、データの送受信等の通信処理全般の機能を有する。また、通信処理部101は、状態情報取得部102により取得されたMTC-UE100の状態情報をIN-CSE200に送信することができる。
状態情報取得部102は、MTC-UE100の状態に基づき、状態情報を取得し、当該状態情報を通信処理部101に渡す。前述したように、状態としては例えば、電源断状態、ドーマント状態、接続状態がある。
電源断状態に関し、例えば、状態情報取得部102は、電源を切るためのボタンがユーザにより押され、電源断の処理が進行していることを検知すると、電源断状態であることを示す情報を生成し、通信処理部101に渡す。
また、ドーマント状態に関し、例えば、状態情報取得部102は、通信処理部101における通信状態(例:間欠受信状態になった、電力消費削減モードになった等)、MTC-UE100の電力消費量(電力消費が閾値以下になった等)等からMTC-UE100が接続状態からドーマント状態になったことを検知した場合に、ドーマント状態であることを示す情報を通信処理部101に渡す。
また、接続状態に関し、例えば、状態情報取得部102は、通信処理部101における通信状態(RRC接続された等)等からMTC-UE100がドーマント状態又は電源断状態から接続状態になったことを検知し、接続状態であることを示す情報を通信処理部101に渡す。
状態情報取得部102から状態情報を受け取った通信処理部101は、その時点でIN-CSE200と通信可能であれば、つまり、コネクションが設定されていれば、当該状態情報をIN-CSE200に送信する。もしも、その時点で通信可能でなければ(コネクションが設定されていなければ)、後に説明する図6のステップ1~4の手順を実行してコネクションを設定してから状態情報をIN-CSE200に送信する。なお、状態情報を受け取ったIN-CSE200は、MTC-UE100に対して確認応答(ACK)を返してもよい。これにより、MTC-UE100は、確実に状態情報がIN-CSE200に送られたことを知ることができる。
なお、MTC-UE100の機能構成は上記のものに限られるわけではなく、本実施の形態で説明する処理を実現できるいかなる構成を採用してもよい。例えば、MTC-UE100として使用できるユーザ装置は、マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークと、当該通信ネットワークにゲートウェイ装置を介して接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御装置とを備える通信システムにおける前記ユーザ装置であって、前記ユーザ装置の状態を示す状態情報を取得する状態情報取得部と、前記状態情報取得部により取得された状態情報を前記サービス制御装置に送信する通信処理部とを備える。
前記通信処理部は、前記状態情報を前記サービス制御装置に送信した後に、当該サービス制御装置がアプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態がドーマント状態であれば前記サービス制御装置からトリガリングを受け、前記状態が接続状態であれば前記サービス制御装置から前記要求を受信する。このように、状態に応じた適切な通信制御を行うことが可能になる。
(2.2)IN-CSE200
図3は、IN-CSE200の機能ブロック構成図である。図3に示すように、IN-CSE200は、通信処理部201、動作判定部202、要求送受信部203、アドレステーブル格納部204、状態情報格納部205を備える。通信処理部201と動作判定部202とを合わせて通信制御部と称してもよい。
通信処理部201は、MTC-UE100等との通信に係る処理全般を行う。アドレステーブル格納部204は、アドレス(MTC-UE100への宛先アドレス)と、MTC-UE100を識別するUE-ID(装置識別子)とを対応付けて保持する。図4は、アドレステーブル格納部204に格納されるアドレステーブルの一例を示す。図4に示すアドレスは、例えば、IPアドレス、IPアドレスとポート番号、等である。UE-IDは、MTC-UE100を識別することができればどのようなIDでもよいが、例えば、International Mobile Equipment Identity Software Version(IMEI-SV)、M2M-Node-ID、Mobile Subscriber ISDN Number(MSISDN)、Terminated-CSE-IDまたはInternational Mobile Subscriber Identity(IMSI)等を用いることができる。
要求送受信部203は、M2Mプラットフォーム20に接続されているAS40A,40BからMTC-UE100宛ての要求を受け付ける(受信する)。この要求の内容(コンテンツ)は、例えば、MTC-UE100に対するコマンドや、MTC-UE100のアクセス先(例:MTC-UE100が電力メータであるとしたときの、計測電力量を送付する情報収集サーバの宛先等)等である。
図5に、状態情報格納部205に格納される状態情報の一例を示す。図5に示すように、状態情報格納部205は、MTC-UE100から受信した状態情報をUE-IDと対応付けて格納する。
動作判定部202は、要求送受信部203によりAS40A,40BからMTC-UE100宛ての要求(UE-IDが含まれる)を受信したときに、状態情報格納部205に格納されているMTC-UE100の状態情報に基づいて、どのような動作をするかを決定する。動作判定部202の動作の詳細については後述する。
なお、IN-CSE200の機能構成は上記のものに限られるわけではなく、本実施の形態で説明する処理を実現できるいかなる構成を採用してもよい。例えば、IN-CSE200として使用できるサービス制御装置は、マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークと、当該通信ネットワークにゲートウェイ装置を介して接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御装置とを備える通信システムにおける前記サービス制御装置であって、前記ユーザ装置から受信した当該ユーザ装置の状態を示す状態情報を格納する状態情報格納部と、アプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態情報格納部に格納されている前記状態情報に基づいて、前記要求に対する通信動作を決定し、決定された通信動作を実行する通信制御部とを備える。
また、本実施の形態では、マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークに接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御システムであって、前記ユーザ装置の状態を示す状態情報を受信する受信部と、アプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態情報に基づいて、前記要求に対する通信動作を決定し、決定された通信動作を実行する通信制御部とを備えるサービス制御システムが提供される。当該サービス制御システムは、IN-CSE200であってもよいし、IN-CSE200、SCS、AS、PGW等を含むシステムであってもよい。
前記通信制御部は、前記状態情報がドーマント状態を示す場合に、前記ユーザ装置に対してトリガリングを行う。また、前記通信制御部は、前記アプリケーションサーバから受信した前記要求のコンテンツの一部又は全部をトリガリング要求に含めて送信することにより前記トリガリングを行う。また、前記通信制御部は、前記状態情報と前記要求のコンテンツとに基づいて、前記トリガリング要求に含める情報を決定する。更に、前記通信制御部は、前記状態情報が電源断又は通信不可を示す場合に、前記アプリケーションサーバに通信不可であることを通知する。また、前記通信制御部は、前記状態情報が接続状態を示す場合に、前記ユーザ装置に対するトリガリングを行わずに、前記要求を前記ユーザ装置に送信する。
(3)通信システムの動作
次に、通信システム10の動作について説明する。具体的には、MTC-UE100による IN-CSE200へのアドレス及びUE-IDの登録動作、及びAS40AからMTC-UE100 への要求動作について説明する。
(3.1)MTC-UE100によるIN-CSE200へのアドレス及びUE-IDの登録動作
図6は、MTC-UE100によるPLMN30へのアタッチに伴うIN-CSE200へのアドレス及びUE-IDの登録シーケンスを示す。図6に示すように、MTC-UE100は、3GPPの規定(TS23.401やTS23.060)に従って、PLMN30へのアタッチ手順を実行する(ステップ1)。具体的には、MTC-UE100は、GGSN/PGW310とアタッチ手順を実行し、通信ベアラなどを設定する。
次いで、MTC-UE100は、接続したいPacket Data NW(PDN)のAccess Point Name(APN)等を含んだDHCP QueryをDHCPサーバ50に送信し、DNSサーバ60のアドレスを取得する(ステップ2)。また、MTC-UE100は、DNS QueryをDNSサーバ60に送信し、ターゲットとするIN-CSE200のアドレスを取得する(ステップ3)。
MTC-UE100は、取得したIN-CSE200(Serving IN-CSE)のアドレスに基づいて、IN-CSE200との通信を開始する(ステップ4)。通信においては、例えば、MTC-UE100 は、IN-CSE200との間にコネクションを設定する。
なお、本実施の形態において、MTC-UE100はDHCPサーバ50およびDNSサーバ60と連携しない構成であってもよい。たとえば、MTC-UE100が、自らのアドレスを設定しており、IN-CSE200のアドレスも取得している場合は、ステップ2とステップ3は省略されてもよい。
上記のステップ4では、MTC-UE100のアドレスと、UE-IDとがIN-CSE200に送信され、IN-CSE200においてこれらが対応付けて保持される。MTC-UE100のアドレスは、IN-CSE200から見てMTC-UE100への宛先アドレスとなるものであるので、「宛先アドレス」と呼ぶことができる。この宛先アドレスは、MTC-UE100に付けられたアドレスであってもよいし、NATとしてのGGSN/PGW310の公衆アドレス(外側のアドレス)であってもよい。この場合、IN-CSE200からMTC-UE100にパケットを送る際に、当該公衆アドレスを宛先アドレスとし、GGSN/PGW310においてプライベートアドレス(MTC-UE100に付けられたアドレス)への変換が行われて、パケットがMTC-UE100に届けられる。
また、上記のステップ4で、MTC-UE100における状態が、それよりも前の状態から変化していた場合には、ステップ4の時点で、MTC-UE100は状態情報をIN-CSE200に送信する。MTC-UE100は状態情報をUE-IDとともに送信してもよいし、UE-IDを付けずに状態情報を送信してもよい。UE-IDを付けない場合、例えばIN-CSE200はコネクションの情報から状態情報を送信したMTC-UE100を識別し、UE-IDをアドレステーブルから取得することにより、状態情報とUE-IDとをペアで保持できる。
また、MTC-UE100のアドレスとUE-IDは、MTC-UE100自身がIN-CSE200に送信してもよいし、他の装置(GGSN/PGW310)がIN-CSE200に送信してもよい。
IN-CSE200は、MTC-UE100(またはGGSN/PGW310)から通知されたアドレス(宛先アドレス)とUE-ID とをアドレステーブルに格納する。すでに格納されていた場合は、更新することになる(ステップ5)。更に、IN-CSE200は、MTC-UE100から状態情報を受信した場合に、当該状態情報をUE-IDとともに状態情報格納部205に格納する(ステップ6)。
なお、MTC-UE100がIN-CSE200に状態情報を送信するタイミングは、状態変化があったときでもよいし、定期的に通知することとしてもよい。
(3.2)AS40AからMTC-UE100への要求動作
図7は、AS40AからMTC-UE100に対する要求が送信された場合のシーケンスの例を示す。図7に示すシーケンスの前提として、例えば図6に示した手順を経て、MTC-UE100の宛先アドレスとUE-IDとのペアがIN-CSE200に格納されているものとする(ステップ0)。図7のステップ0におけるPoAはPoint of Attachmentの略であり、宛先アドレスに相当する。
IN-CSE200は、AS40AからUE-IDを含む要求(MTC-UE100宛ての要求)を受信する(ステップ11)。この要求には、例えばMTC-UE100に対するコマンド、データを送付する宛先情報等が含まれる。
IN-CSE200は、受信した要求に含まれるUE-IDに対応する状態情報を状態情報格納部205から取得し、当該状態情報に基づいて、次の動作を決定する。決定方法については後述する。図7では、状態情報に基づく判定の結果、トリガリングを実行すると判定した場合の例を示している。ここで、トリガリングとは、ドーマント状態(あるいはスリープ状態)にあるMTC-UE100を起こし、通常の起動状態にする処理である。トリガリングを、「着信」と呼んでもよい。
トリガリングを行うことを決定したIN-CSE200は、MTC-UE100にトリガリングをかけるための動作を行う。本例では、IN-CSE200は、宛先となるMTC-UE100に対応するMTC-IWF320のアドレスを保持していないため、IN-CSE200は、まず、UE-IDを元にDNS Queryを特定のDNSサーバ60に送信し、MTC-UE100に対応するMTC-IWF320のアドレスを取得する(ステップ13)。
図7の例では、IN-CSE200は、AS40Aから受信した要求のコンテンツを一旦バッファに格納しておき、トリガリング要求をMTC-IWF320に送信する(ステップ14)。このとき、AS40Aから受信した要求の一部又は全部をトリガリング要求に含めて送信してもよい。
トリガリング要求を受信したMTC-IWF320は、PLMN30におけるトリガリング手順を実行する(ステップ15)。このトリガリング手順は例えば3GPP TS23.682に規定されたT4 trigger delivery procedureである。MTC-UE100は、このトリガリング手順によりトリガリングの信号を受信してトリガーされ、ドーマント状態から「起きた」(Wake-up)状態になる(ステップ16)。なお、この状態を「起動」した状態、アクティブ状態等と呼んでもよい。
また、MTC-IWF320は、トリガーが成功したかどうかを示す情報及びUE-IDを含むトリガリング報告をIN-CSE200に送信する(ステップ17)。
起動したMTC-UE100は、M2M Service Connection setup procedureと呼ばれるコネクション設定のための手順を実行し、IN-CSE200との間にサービスコネクションを設定する(ステップ18)。IN-CSE200は、トリガリングをかけて、サービスコネクションが形成されたことから、MTC-UE100の宛先アドレス(PoA)が有効であることを確認できたので、この宛先アドレスを有効なアドレスとしてUE-IDと合わせて格納することで更新する(ステップ19)。そして、IN-CSE200は、バッファに格納しておいた要求をMTC-UE100に送信する(ステップ20)。ただし、トリガリング要求の中に全ての要求を入れて送信した場合等には、ステップ20の処理は必ずしも必要ではない。
(4)動作判定処理
次に、図7のステップ12においてIN-CSE200が実行する動作判定処理を図8のフローチャートを参照して説明する。
IN-CSE200において要求送受信部203がASからUE-IDを含む要求を受信する(ステップ101)。動作判定部202は、要求送受信部203により受信した要求に含まれるUE-IDに対応する状態情報を状態情報格納部205から取得し、その内容に応じて実行する動作を決定する(ステップ102)。
本実施の形態では、状態情報がドーマント状態を示す場合、動作判定部202は、MTC-UE100に対してトリガリングを行うと決定する。トリガリング要求にはASから受信した要求を含めることができ、要求を含める場合には、要求をバッファに格納しておく必要がない。
そこで、状態情報がドーマント状態を示す場合、まず、動作判定部202は、要求をバッファに格納するか否かを判断する(ステップ103)。この判断は、例えば、要求のコンテンツサイズやコンテンツの内容に基づき行うことができる。すなわち、例えば、要求のコンテンツサイズが所定の閾値よりも小さければ、要求をバッファに格納しないと判断し、要求のコンテンツサイズが所定の閾値以上であれば、要求をバッファに格納すると判断することができる。コンテンツの内容を見て判断する例としては、ASN-CSEから接続させる先が、oneM2M規定のCSEでなく他のMTCサーバである場合等においては、デフォルトでステップ18のプロセスでIN-CSEにコネクションを形成させる事をむしろ省きたいので、トリガに別のMTCサーバの宛先(URL)等を積極的に含める考えも有りうる。すなわち、例えば、動作判定部202は、要求のコンテンツがoneM2M規定のCSEでなく他のMTCサーバの宛先である場合に、当該要求をバッファに格納せず、トリガリングに含める。
ステップ103でYesの場合(バッファに格納する場合)は、要求をバッファに格納した後、要求を含めないトリガリング要求の送信を通信処理部201に行わせる(ステップ104)。
ステップ103でNoの場合(バッファに格納しない場合)は、要求を含めたトリガリング要求の送信を通信処理部201に行わせる(ステップ105)。なお、要求をバッファに格納する場合のステップ104において、要求の一部をトリガリング要求に含めることも可能である。また、要求をバッファに格納しない場合のステップ105において、要求の全部をトリガリング要求に含めることの他、要求の一部をトリガリング要求に含めることも可能である。
状態情報格納部205に、該当UE-IDに対応する状態情報が格納されていないことも考えられるが、その場合、MTC-UE100の状態がわからないので、ドーマント状態の場合と同様に、トリガリングを行う。なお、UE-IDに対応する状態情報が格納されていない場合に、トリガリングを行うように制御することは一例である。
状態情報が接続状態を示す場合、MTC-UE100は起動しているので、動作判定部202はトリガリングを行う必要はないと判断し、通信処理部201に指示をして、MTC-UE100に対して要求を送信させる(ステップ106)。
状態情報が、電源断、もしくは何等かの通信不可状態を示す場合、動作判定部202はMTC-UE100に対して要求やトリガリングを行うことはできないと判断し、例えば、要求の送信元のASに対して要求通知不可能を示す情報を通知する(ステップ107)。
前述したように、ドーマント状態のときに実行するトリガリング要求にはASから受信した要求の一部又は全部を含めることができる。例えば、動作判定部202は、要求の中から何をトリガリング要求に含めるかを決定し、通信処理部201に対して含める内容を指示し、通信処理部201は、指示された内容を含むトリガリング要求を送信する。
また、例えば、IN-CSE200は、ASから受信した要求に含まれるURL等の宛先情報をトリガリング要求に含めて送信することができる。例えば、この宛先情報を受信したMTC-UE100は、トリガリングにより起動した後、当該宛先情報を解釈し、当該宛先情報に対応するアクセス先にアクセスするといった動作を行うことができる。
また、例えば、IN-CSE200は、ASから受信した要求に含まれる命令(もしくはコマンド)をトリガリング要求に含めて送信することもできる。当該命令を受信したMTC-UE100は、トリガリングにより起動した後、当該命令を解釈し、命令に従った処理を行う。
また、例えば、IN-CSE200は、ASから受信した要求に含まれる、oneM2Mドメイン外のエンティティの宛先情報(URI, APN等)をトリガリング要求に含めて送信することもできる。当該命令を受信したMTC-UE100は、トリガリングにより起動した後、当該宛先情報を解釈し、当該宛先情報に対応するアクセス先にアクセスするといった動作を行うことができる。
上記のように、IN-CSE200は、様々な情報をトリガリング要求に含め送信することができる。どの情報を含めるかについては、例えば、動作判定部202は、状態情報と要求の内容とから決定することができる。例えば、状態情報が、「ある処理Aを行った後にドーマントになっている」のようにより細かい状態を示す情報であるものする。このとき、動作判定部202は、ASから受信した要求の内容を解析して、要求の中に当該状態に適した処理(処理Aの後の実行に適した処理)の命令を含むことがわかった場合に、当該命令をトリガリング要求に含めて送信するといった制御が可能である。
また、動作判定部202は、要求のコンテンツデータが所定の閾値よりも小さいので、要求の内容を全てトリガリング要求に含めて送信することや、要求のコンテンツデータが所定の閾値よりも大きいので、一旦それはバッファさせ、トリガリングだけを行う等の制御を行うことも可能である。
(5)実施の形態のまとめ、効果等
以上説明したように、本実施の形態では、IN-CSE200においてMTC-UE100の状態(電源断、接続済、ドーマント) を示す情報を保持し、その状態に応じて要求を受信した場合の動作を決定することとしている。
このような機能を備えない従来技術であれば、IN-CSE200ではMTC-UE100の状態を知らずに一律にトリガリングをかけることになり、電源断のMTC-UE100にトリガリング要求を出したり、接続中のMTC-UE100にトリガをかけてしまうことが発生し得るが、本実施の形態によればこのような問題は解消される。
また、本実施の形態では、MTC-UE100は、自身の状態の変更が発生した場合には、更新された状態情報をIN-CSE200に送信することとしている。このような機能を備えることで、IN-CSE200においてMTC-UE100の状態を適切に保持することが可能となり、結果として、IN-CSE200は、状態情報に基づく動作判定を適切に実行することが可能となる。
また、本実施の形態では、IN-CSE200は、保持するMTC-UE100の状態情報、及び、ASからの要求(着信コンテンツ)を勘案し、トリガリング要求に含める情報を決定しトリガリング動作を実行することとしている。このような機能を備えることで、多様な目的に沿った制御と、信頼性の高い動作を実現可能となる。
以下、本明細書に開示される構成を例示的に列挙する。
(第1項)
マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークと、当該通信ネットワークにゲートウェイ装置を介して接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御装置とを備える通信システムにおける前記サービス制御装置であって、
前記ユーザ装置から受信した当該ユーザ装置の状態を示す状態情報を格納する状態情報格納部と、
アプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態情報格納部に格納されている前記状態情報に基づいて、前記要求に対する通信動作を決定し、決定された通信動作を実行する通信制御部と
を備えることを特徴とするサービス制御装置。
(第2項)
前記通信制御部は、前記状態情報がドーマント状態を示す場合に、前記ユーザ装置に対してトリガリングを行う
ことを特徴とする第1項に記載のサービス制御装置。
(第3項)
前記通信制御部は、前記アプリケーションサーバから受信した前記要求のコンテンツの一部又は全部をトリガリング要求に含めて送信することにより前記トリガリングを行う
ことを特徴とする第2項に記載のサービス制御装置。
(第4項)
前記通信制御部は、前記状態情報と前記要求のコンテンツとに基づいて、前記トリガリング要求に含める情報を決定する
ことを特徴とする第3項に記載のサービス制御装置。
(第5項)
前記通信制御部は、前記状態情報が電源断又は通信不可を示す場合に、前記アプリケーションサーバに通信不可であることを通知する
ことを特徴とする第1項ないし第4項のうちいずれか1項に記載のサービス制御装置。
(第6項)
前記通信制御部は、前記状態情報が接続状態を示す場合に、前記ユーザ装置に対するトリガリングを行わずに、前記要求を前記ユーザ装置に送信する
ことを特徴とする第1項ないし第5項のうちいずれか1項に記載のサービス制御装置。
(第7項)
マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークと、当該通信ネットワークにゲートウェイ装置を介して接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御装置とを備える通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
前記ユーザ装置の状態を示す状態情報を取得する状態情報取得部と、
前記状態情報取得部により取得された状態情報を前記サービス制御装置に送信する通信処理部と
を備えることを特徴とするユーザ装置。
(第8項)
前記通信処理部は、前記状態情報を前記サービス制御装置に送信した後に、当該サービス制御装置がアプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態がドーマント状態であれば前記サービス制御装置からトリガリングを受け、前記状態が接続状態であれば前記サービス制御装置から前記要求を受信する
ことを特徴とする第7項に記載のユーザ装置。
(第9項)
マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークと、当該通信ネットワークにゲートウェイ装置を介して接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御装置とを備える通信システムにおける前記サービス制御装置が実行するサービス制御方法であって、
前記ユーザ装置から当該ユーザ装置の状態を示す状態情報を受信し、当該状態情報を状態情報格納部に格納する状態情報取得ステップと、
アプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態情報格納部に格納されている前記状態情報に基づいて、前記要求に対する通信動作を決定し、決定された通信動作を実行する通信制御ステップと
を備えることを特徴とするサービス制御方法。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。説明の便宜上、IN-CSE200及びMTC-UE100は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってIN-CSE200が有するプロセッサにより動作するソフトウェア、及び、MTC-UE100が有するプロセッサにより動作するソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
本国際特許出願は2014年2月4日に出願した日本国特許出願第2014−019853号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2014−019853号の全内容を本願に援用する。
10 通信システム
20 M2M プラットフォーム
30 PLMN
40A, 40B AS
50 DHCP サーバ
60 DNS サーバ
100 MTC-UE
101 通信処理部
102 状態情報取得部
200 IN-CSE
201 通信処理部
202 動作判定部
203 要求送受信部
204 アドレステーブル格納部
205 状態情報格納部
310 GGSN/PGW
320 MTC-IWF

Claims (9)

  1. マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークに接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御システムであって、
    前記ユーザ装置の状態を示す状態情報を受信する受信部と、
    アプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態情報に基づいて、前記要求に対する通信動作を決定し、決定された通信動作を実行する通信制御部と
    を備えることを特徴とするサービス制御システム。
  2. 前記通信制御部は、前記状態情報がドーマント状態を示す場合に、前記ユーザ装置に対してトリガリングを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のサービス制御システム。
  3. 前記通信制御部は、前記アプリケーションサーバから受信した前記要求のコンテンツの一部又は全部をトリガリング要求に含めて送信することにより前記トリガリングを行う
    ことを特徴とする請求項2に記載のサービス制御システム。
  4. 前記通信制御部は、前記状態情報と前記要求のコンテンツとに基づいて、前記トリガリング要求に含める情報を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のサービス制御システム。
  5. 前記通信制御部は、前記状態情報が電源断又は通信不可を示す場合に、前記アプリケーションサーバに通信不可であることを通知する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のサービス制御システム。
  6. 前記通信制御部は、前記状態情報が接続状態を示す場合に、前記ユーザ装置に対するトリガリングを行わずに、前記要求を前記ユーザ装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載のサービス制御システム。
  7. マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークと、当該通信ネットワークにゲートウェイ装置を介して接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御装置とを備える通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
    前記ユーザ装置の状態を示す状態情報を取得する状態情報取得部と、
    前記状態情報取得部により取得された状態情報を前記サービス制御装置に送信する通信処理部と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  8. 前記通信処理部は、前記状態情報を前記サービス制御装置に送信した後に、当該サービス制御装置がアプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態がドーマント状態であれば前記サービス制御装置からトリガリングを受け、前記状態が接続状態であれば前記サービス制御装置から前記要求を受信する
    ことを特徴とする請求項7に記載のユーザ装置。
  9. マシン間通信を実行するユーザ装置が接続可能な通信ネットワークに接続され、前記マシン間通信に関するサービスを制御するサービス制御システムが実行するサービス制御方法であって、
    前記ユーザ装置の状態を示す状態情報を受信する受信ステップと、
    アプリケーションサーバから前記ユーザ装置に対する要求を受信した場合に、前記状態情報に基づいて、前記要求に対する通信動作を決定し、決定された通信動作を実行する通信制御ステップと
    を備えることを特徴とするサービス制御方法。
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